それからもうひとつ。着物と襦袢の袖丈、合っているはずなのに襦袢のほうがちょっと短くなっちゃう。なんていうことはありませんか?
そんなときは、着付けが原因です。襦袢の袖付けのところを胸紐や伊達締めでしっかり押さえて袖側の布まで引っ張りすぎている場合。
そんなときは、身八つ口の部分から襦袢の袖付けを上にひっぱって少し緩めてあげると、着物と袖丈がぴったりになりますよ。
袖の振りが、羽織やコート、着物、襦袢とピッタリ重なって層になり色のグラデーションが見えたりすると本当にうっとりしますよね~。
でもなかなか全てがそうはいかないからこそ、その尊さも分かろうというもの‥‥。
袖丈が合わないからといって諦めるよりも、多少のことはちょっとした工夫で乗り切って、楽しみましょう!
襦袢と着物の袖丈が合わない時の応急処置の巻
それからもうひとつ。着物と襦袢の袖丈、合っているはずなのに襦袢のほうがちょっと短くなっちゃう。なんていうことはありませんか?
そんなときは、着付けが原因です。襦袢の袖付けのところを胸紐や伊達締めでしっかり押さえて袖側の布まで引っ張りすぎている場合。
そんなときは、身八つ口の部分から襦袢の袖付けを上にひっぱって少し緩めてあげると、着物と袖丈がぴったりになりますよ。
袖の振りが、羽織やコート、着物、襦袢とピッタリ重なって層になり色のグラデーションが見えたりすると本当にうっとりしますよね~。
でもなかなか全てがそうはいかないからこそ、その尊さも分かろうというもの‥‥。
袖丈が合わないからといって諦めるよりも、多少のことはちょっとした工夫で乗り切って、楽しみましょう!
完結目前!ゴールデンカムイ推し着物コーデ完成!の巻
まず、鯉の訪問着!!! 飛び跳ねています!! もちろん鯉登少尉の名前に因んだ柄です。
そして帯! 帯は雪月花の袋帯にしました。雪は少尉のお母様の名前、月はバディの月島軍曹の月、花は家族ぐるみでお付き合いがあったであろう花沢家の花。え?それこじつけすぎ? いいんです。因み柄は別名「こじつけ」です!!
帯揚げはグッズなどで割り当てられている貴公子カラーの紫。もうちょっと濃い色がよかったかも!
帯留は、波に鯉です。
帯締めは軍服のカーキの三分紐に少尉の一つ星をつけて。
せっかくの訪問着なので、ゴールデンの伊達襟を入れました。
着付けはちょっと帯を低めに、帯揚げは入り組(いりく)に、帯も気持ち前でクロスさせて斜めラインを出して、ちょっと粋なマダム風にしてみたつもりです! こいででっかい指輪とかしたいでモス!
あんまりあからさまではないけれど、見る人が見たらわかるようなコーデをめ、め、目指してみました(なぜどもるのか)。
まだ半衿や襦袢、草履に足袋にバッグに‥‥と凝り始めるといくらでも熱量が入っていくのですが、ごてごてにしないでどこで抑えるかっていうところも大事なのかな(抑えてないw
なんか書いていたらゴールデンカムイゴールデンカムイばっかり言ってる自分がちょっと気の毒になってきたけど(笑)いいの!!楽しいから!!
自分だけが「これは推しちなみ。ふふ」というようなアイテムや色、柄がちょっと入っているだけでもほんとにほんとに、どうしてこんなに心がうきうきするのでしょう。推しって尊いわ。
ニヤニヤしながら写真を撮っていたら、猫がドアを開けろと怒ってきました。(茶色がいわしで、黒がさわらです)す、すみません。。。
前にはまったバーフバリもそうだったんですけど、なんかこう上裸の男子たちが戦うやつが好きなんでしょうか? 少年ジャンプ育ちなので仕方がないのかもしれません。なんかこうご時世的にもいろいろセンシティブなところはありますが、あまりの人気ぶりに実写映画化もされるとのこと。私はめちゃめちゃハマりましたが、全ての人にどうぞどうぞと言いづらい(笑)んですけれど、とにかく面白い! 今ならヤンジャンアプリで全話無料で読めますので、もし興味があったらぜひ!!
私の推し、鯉登少尉は最初はただのアレかと思ったのが、途中からめちゃくちゃ成長してよかにせ(いい男)になりますので途中でやめないで我慢して読んでもらえると(笑)
コラムの担当さんにも、漫画が完結してしまったらわにこさんどうなるの?と心配されていますが、まだ単行本発売もあるし(いろいろ加筆される)、展覧会もあるしアニメもあるし、映画も……あるしまだまだ踊っていそうです。
ゴールデンカムイファンの方いらしたら、声かけてくださいね!
おうちでできる卒業袴の洗い方の巻
3)アイロンは当て布をして
脱水時間を短くして干せばあまりシワも残らないと思いますが、仕上げのアイロンをかけたい場合は、必ず当て布をして。ポリエステルはてかりやすいので要注意です。あと、ヒダがずれないように気をつけてください。
とりかかるまではうーんと思っていましたが、友人が「上手に洗えた!」と言っていたので私もトライしてみました。お稽古で使っていた袴も、洗わずにおいていましたがスッキリしましたよ。
クリーニングに出すと結構費用もかかりますから、洗わず締まっているポリエステル袴がある方は一度ホームクリーニングに挑戦してみませんか?
着物は苦しくて痛い!?の巻
着付けする側もその力加減が一番難しいところであり、習うより慣れていくしかない。日々たくさんの反省と気づきをいただいて精進するしかないのです。私もたくさん、辛い思いをさせてしまったことがあるのではと、夜中にふと眠れなくなることもあります。
着付けを習うときにも、最初に胸紐や伊達締めを高い位置で締めて結ぶやり方を習っていると、それがなくては着られないと思い込んでしまいがちです。綺麗に着られるけど、実は苦しいのですよね~。
この辺りは、個人差があって、みぞおちを締めても大丈夫な方もいるんです。なので、自分の感覚と相談することが大事です。
着付けを教えるときには、紐は低い位置で結んでいい、ここまで紐や伊達締めを省略してもいい、ということもお伝えするようにしています。いろいろあるけど、最低腰紐1本で着られるものなので、あとはどこまで自分が整えたいか、にかかってくるのです。
紐を締める強さだけに着目しがちですが、それよりも補整を適宜入れると着崩れが減るので紐でぎゅうぎゅうする必要がないし、特にウエスト補整は体への紐の食い込みを防いでクッションになってくれるので、必要だなあ~と感じています。
タオルでもいいのですが、食い込みを押さえるという点で、私はたかはしきもの工房のウエスト全体をぐるっと巻いてしまう腰パッドスキニーを愛用しています。これを使うと腰紐をかなりぎゅっと強く結んでも体が苦しくないのです。しかもウエスト補整がしっかりできるので、おはしょりも綺麗に整うし、気崩れが格段に減ったので、これなしで着物を着ることは考えられないくらい頼っています(笑)。
痛くしない、苦しくしない着付けは、紐の数、紐の位置、紐を締める強さ、そしてウエスト補整が肝だと思います。
痛い、苦しいと思ったことがある方は、このポイントをちょっと見直してみてくださいね。こういうものだと思っていても、ちょっとした工夫で楽になることも。自分の好みで、らくちんな着付けで着物を楽しんでください!
桜色の着物を入学式とお花見に☆春の妄想コーデの巻
礼装コーデでは、西陣の袋帯、絞りの帯揚げに平組の帯締め、おめでたい七宝の刺繍半衿をあわせました。礼装では色の主張を抑えると、上品になります。
同じ着物なのに、随分イメージが変わりますよね。この着物にはこの帯、と決めてしまわないで、いろいろ組み合わせを考えてみると楽しいものです。
着物のルールに「格」というものがありますが、これも正解があるようでないいようなもの。例えば、この飛び柄のやわらかものの小紋と、紬の訪問着がどちらが礼装として着やすいかといえば、限りなく無地に近いこの小紋でしょう。柄付や色、やわらかものか紬か、などなど、訪問着・付け下げ・色無地・小紋という区分だけではジャッジできないものです。
また、着ていく場所のTPOにもよりますし、一概に訪問着のほうがいいとか小紋だからだめだとか、そういうものでもないのです。また、値段が高いから格が高いというものでもないのが、面白いところです。
カジュアルだったら基本自分の好きなものを着たらいいですし、そうでない場合は招かれた場にふさわしいかどうか、想像するとよいと思います。
そういう点では、着物は無地っぽいものや少し控えめな柄付のもののほうが帯でドレスアップ・ドレスダウンしやすいと言えるかもしれません。
そろそろ羽織やコートを脱いで、帯付き姿でおでかけできるシーズンになります。帯と着物のコーディネートを楽しみましょう!
女子の黒紋付袴もかっこいい!の巻
上に裏が赤いマントを羽織って、とってもかっこいい卒業式スタイルが出来上がりました。ヘアスタイルは帯と伊達襟に合わせて、美容師さんお手製の紫とシルバーの水引の飾りで、長い後ろ髪を尾長のように垂らして完成。
個性的な卒業袴スタイル、とってもとってもかっこよかったです!(語彙が‥‥)
そして、黒紋付はやはりぴりっと締まりますねえ~~!
大学院の卒業式にはぴったりのセレクトではありませんか。さながらアカデミックガウンのようなフォーマル感がいいですね! もっと女性の黒紋付も、活躍の場が増えるといいなあ~。
そして、みんな同じではなく、自分の好きなスタイルができる世の中でありますようにと願う春の日でした。
PS これから卒業式を迎える袴姿のお嬢様がたへ。ご卒業おめでとうございます! 袴捌きの記事も参考にしてね。
関連記事:袴姿で美しく。座る時にはふわっと持ち上げて☆の巻
春の帯締め花玉結び風の巻
そしてもう桜の開花予想も出ましたね。今年は例年並みでしょうか。うちの庭の啓翁桜にも蕾がつきました。花が咲くのが待ち遠しい。
今日はそんな春の花をイメージした帯締めの結び方をご紹介します。友人が、長すぎる帯締めの長さを調整するのに編み出したという結び方、まるでお花のようなので花玉結びと名付けてみました。
やり方は簡単!
まず普通に帯締めを結んで
上でひと結びして端を帯締めの下に通します
下でまたひと結びして端を帯締めの下に沿わせて始末します。これでもう出来上がり!
ちょっと長さが必要なのと、丸ぐけか丸組、冠組がおすすめです。平組だとあまり綺麗に決まりません。
コツは結んだらぎゅっと引っ張りすぎず、帯の上で平に形を作ること。やってみるとすごく簡単なのでびっくりしますよ。
淡い色あわせで結べば、気分は春! これならあまり大袈裟すぎず、大人でも楽しめる上品な飾り結びではないでしょうか。普段は普通にしか結ばないけれど、お花見散歩のときとかにちょっとだけ遊んでもいいかな? なんてときにぜひどうぞ!
ぶかぶかにならない両面テープ半衿付け研究の巻
いろいろためしてみて、うまくいくのはコットンなどの柄半衿系。生地がすべらないので襦袢の地衿にも密着しやすくてあまりテクニックいらずです。ちりめんなども、シワが目立ちにくいのでまあ許容範囲。
一番ぶかぶかになるのはとろみのある厚手の正絹塩瀬‥‥ごまかしも効かないし、難しい! これは私的にはあきらめて手縫いかな、と思っていますがこのあたりは個人差ですね。
あと、両面テープは着終わったらすぐに剥がしておかないととれなくなってしまうことがあるので要注意です!
昔から針を持ちたくないという人の心は変わらぬようで、両面テープが普及する前からワンタッチ半衿という名前で粘着テープつきの半衿が売られていました。母の箪笥でテープつき半衿をつけた襦袢を発掘したことがありますがテープのところがセピア色に変色していて、だめになってしまっていました。キモトモもテープ付き半衿をお母様の箪笥で発見したことがあるらしく、やはり変色していたと言っていました。あくまでもインスタントなものだと思ったほうがよさそうです。
長所短所はありますが、どこまできれいにつけたいか、どれくらいのゆるみなら許容範囲か、テープか糸か、自分はこっちのほうがいいという落とし所を見つけてくださいね。
ちなみに私は、結構あとで剥がすのが面倒なので、半衿がすでについててそのまま洗えるうそつき衿派です!(どんだけ面倒くさがりなのだろうか
着物で走る=エリプティカル運動!?の巻
着物で走る(走るというより高速移動と私は名付けているのですが(笑))動きは、普通にランニングするようにはできないので、レレレのおじさんのように上半身をほとんど動かさず足だけを動かしています。
時代劇などをみていてもお侍さんも刀のあたりに手を置き、上半身をほぼ動かさず走りますし、お女中さんも足だけしゃしゃしゃしゃ!と動かしていますよね。これが日本古来の走り方、ナンバ走りなのです。
2019年の映画『サムライマラソン』でも、主演の佐藤健さんはじめみなさんナンバ走りでしたね!
ちなみにここで普通に腕も動かして走ってしまうと、着物はぐずぐずに着崩れてしまうんです~。
帯で腰が固定されているのでそういう動きになるということなんですが、慣れると結構早く移動できるようになります(ならんでいいという話はさておき)おかげさまで、ぎりぎりですが時間には間に合いました。。。
もし着物で急がねばという必要に迫られた時は、お試しください!
普段の洋服のときでも上半身のブレが少ないナンバ走りは、けっこうおすすめですよ!(基本は余裕のある移動をなさってください‥‥(自省)
枕紐の代用を風呂敷でしてみたぞ!の巻
いつもこんな話をすると皆さまには呆れられてしまいますが、まあいろいろなものがなくっても、なんでもなんとかなるし、絶対それを使わなければならないということもない、という発想の転換もありということで。(その前に忘れるなというのはさておいて)
そんなことはめったにないと思いますが、笑っていただけるもしくはドジっ子仲間さんがいらしたらなにかの参考になると幸いです!
さてここから先はどうでもいい独り言です。
私をリアルでご存知の方は頷かれると思うんですが、うっかりが多い、時間に遅れがちといわゆるADHD(注意欠陥多動性障害)の傾向が強いんですよね。なるべく気をつけてはいるのですが、もうこれほんと遺伝性質だそうなんで仕方ないらしいのです。自分でも「なんでー!?」って思うようなことも多々あり、大人になったらしっかりするのかなと思いながらもう超、超、超いい大人なんですが直りません。申し訳ないと思ったり考えたり対策したりするものの、一向に改善されずため息ばかり。このごろは加齢によるものわすれも加わって戦々恐々です。。
でも、それも自分の個性だからつきあっていくしかないのですよね~。逆にだからこそ新しいものが好きだったり、興味のあることに食らいついて突き詰めたり、ちょっと変わったことをしてみたり。みなさんにネタを提供できることも多いのではないかとこの頃はポジティブに考えています。
まあそんなわけで、またなにかやらかしたらご報告します!(やらかさなくていい‥‥まじで)怪我の功名みたいなことばっかりの人生ですが、みんな違ってみんないい、ということで、話が盛大にそれましたが(これもありがち)、こんな私ではございますが、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます(ぺこり)
足袋パンプスを着物にあわせてみた。の巻
まあ今回、それだけの話なんですが、洋服で足袋が履けるいい靴ってないでしょうか? 草履を履くとミスマッチだし、下駄を履くと無頼派ぽくなってしまう。それは私が昭和な女だからでしょうか?
と思って探してみたら、お坊さんの足袋で履けるスリッポンというのを発見。
なるほど、お坊さんが履いているのをみたことある!が、男性用でした。もういっそ装束の浅沓(あさぐつ)、鳥皮沓(うひり)にする!? いずれも普段履きにはオーバースペックすぎますね(笑)。
やっぱり足袋はそれだけで履くことを前提にされた形だから草履、下駄がベストマッチ、むしろサンダルのようなもののほうがいいのかもしれません。結局あまりいい答えは見つからないのでしばらく彷徨いそうです。なにか素敵なアイディアがあったら教えてくださいませ。
それはそれとして、普段着物にスニーカーやブーツも可愛いですよね。あまり違和感がないので、足袋ソックスに足袋パンプスを楽しもうと思います。
早くおでかけが楽しめるようになりますよう‥‥祈るしかないのがもどかしいところです。皆様のご自愛お祈りいたしております。
梅の着物。着なくてもタンスから出してあげよ。の巻
この白地に白梅枝のモチーフを見て、老舗の呉服店の方が「これ昔はやりましたなあ」とおっしゃっていたので、昭和のある時期にとても流行した柄なのではないでしょうか。
小紋なのに、上品でほどよくドレッシーなよそ行き感がとてもよいのです。
地色が黒で同じような白梅枝モチーフの着物も持っていますが、こちらは八掛が黄緑ですこしおきゃんなかんじ。色でもずいぶん印象が変わりますね。
枝付きの写実的な柄は、その花の時期に楽しむとよいというので毎年この時期には着たいと思うのですが、去年に続いて今年もどうやらちょっとおしゃれをして出かけるシーンを失ってしまいそうなこのシーズンになってしまいました。
またかあ~なんてため息をつきかけましたが、思い立って箪笥から出してみました。やっぱり好きな着物を見るとテンションが上がりますね。広げて触って、半日くらいハンガーにかけて眺めてまた畳んで仕舞うだけでもとても気持ちがすっきりしました。
Googleフォトで、「着物」「1月」「2月」で検索して見返すと、この着物とあそこにもいった、ここにもいったなと思い出が浮かんできてとても楽しかったです。たとえ着なくても、こうやって愛でるだけでも幸せなんだなあ、なんて自分の着物愛も再確認しちゃいました。
子供の学校も休校が決まり、しばらくまた閉じこもる日々になってしまいそうですが、気持ちを切り替えて好きなものを見て過ごせたらと思います。
気がついたらもうあさっては立春。いつのまにか梅もたくさん咲いていて。何があっても、時はめぐって春は来る。自分の場所で、顔をあげていこ。って着物にパワーをもらったお話でした。
着なくても、着物に触ってみてください。きっと元気が出ますよ。
短い帯は隠し仮紐で固定できるぞ。の巻
仮紐が見えてしまうと「あら」ということになりますので、なるべく見えないように帯の中に仕舞うのがポイントです。
短い帯を結ぶためには、手をなるべく短くとる、とか、前の部分を一重にする、とか結び方自体を変える、とかいろいろな方法がありますが、極端に短い帯以外はこの隠し仮紐方式で結んでしまいます。
理由は、帯の結び方を変えなくてもいいから。なにも考えずにいつも通りに結んで、長さが足りなければ仮紐で止めてしまう。一番楽ちんで時間短縮であります。
最後の最後で「あらっ!たれが短い!」となったときは、この裏技を思い出してくださいね!
それにしても、この禰豆子(ねずこ。正しい表記はネ+爾)ちゃんみたいな帯、一昨年まではこんな裏技なしで結べてた気がするんですが、タンスの中で(まだ言ってる)‥‥‥痩せたいです(切実)。
コーリンベルトはいるの?いらないの?の巻
私自身はコーリンベルトを使うかというと、使ったり使わなかったり。まったくの気分次第(えー・笑)。初心者のときは、使う着付けのやり方を習ったので、何も考えずに使っていましたが、やはり「衿がつまる、あばらが痛い」という問題に直面しました。
この解決方法は「コーリンベルトの長さを肩幅より少し広くする」と習うのですが、それをもっとゆるゆるにして、動いた時にゴムが強く引き合わないようにすること。
それから、クリップを必ず左右同じ高さにつけることです。高さが違うと、ゴムが斜めに引き合って、衿がどんどん詰まってしまいます。
あとは、あまり上につけないこと。私はウエスト補整をたかはしきもの工房の満点腰すっきりパッドスキニーを使っているんですが、その上にクリップがくるようにしています。そうすると体に当たって痛いということもありません。
「コーリンベルトは痛い」と頑なに使わなかった時期もありますが、着付けがまあまあできるようになってきて、またその便利さに目覚めて使い始めました。うまくつかえば痛くない(あばらの位置とかもありますから、これは個人差もあると思います)。
コーリンベルトを使った時は伊達締めを省略することが多いです。前に紐が1本減ると本当に楽ですよ。胸紐もいりません。この「紐を減らす」ことこそが開発者の高林先生の狙い。普段に楽に着るとき、ぜひ試していただきたいです。
逆にコーリンベルトを使わないときは、使わなくても着られるから~(再びチコちゃん風)。このときは伊達締めは必須ですが、なにかの調子でゴムベルトが悪さをして衿がつまっちゃう、ということはなくなるので、本当に気分次第ですね。使わないのは紬のときが多いです。逆にやわらかもののときは衿が広がってくるような気がするので使います。気分だけかもしれませんが‥‥。自装ってそんなもんなんじゃないでしょうか。
他装のときは、礼装で伊達襟を挟むことが多いので、コーリンベルトは必須ですね。コーリンベルトがないときは、伊達襟をコーリンベルトをとめる位置に小さい着付けクリップで固定しちゃいます。
結局いるの?いらないの?と言われると、どっちでもいい、となりますでしょうか(いつもこの結論)。絶対なくてはならないものでもないので、絶対使う!という人も一度使わない着付けにもチャレンジされてみてはいかがでしょうか?
私は便利なので、あると嬉しい派です。使わない派の方もそれでよし。でも、なんと70年近く使われているロングセラー。使い方を覚えておいて損はない便利グッズだと思いますよ!
成人式ヘアスタイルは水引&金箔&ドライフラワー流行中の巻
着付けさせていただいたお嬢さんたちも4人中2人がこの髪型でした。前撮りでもリクエストが多かったです。水引や金箔、ヘアアクセサリーはメルカリや100均などで調達するんだとか。若いお嬢さんたち、堅実ですね。
こぼれ話ですが、金箔はジェルで貼り付ける形式だと万一剥がれて落ちて着物につくととれなくなってしまうということで、使わないでくださいというレンタル会社さんもあったのだとか。ジェルに混ぜ込んでつけるほうが安心のようです。
水引もいろんなアレンジがあって、見ているだけでも楽しいです。美容師さんの技術も素晴らしいですよね。カラーリングもいろいろで黒髪だけでなく、ピンクや紫なども振袖にあうんですよね~!
みんなネイルも凝っています。ネイリストの方たちも成人式用のネイルで成人式前は忙しいと伺いました。支える裏方さんたちも力が入ると思います。だって若い子たちがさらにキラキラになるお手伝いですもんね。
この晴れの日のためにみんなわくわくと準備しているのだな~と思うと、じんときちゃいます。振袖で楽しい1日を過ごしてもらえるように、最終仕上げの着付けも美しく、苦しくならないよう、崩れないよう細心の注意を払わねばと気持ちが引き締まります。
着付けをさせてもらう側の私は、だいたい年末ぐらいから、成人式の当日のスケジューリングや準備や、着付けの復習や練習、イメージトレーニングといつも頭の片隅に振袖のことがあって、当日まで緊張しつつ過ごしています。無事に終わると本当にホッとします。。。
手首は痛くなるし、立ったりしゃがんだりで太ももはぱんぱんになるし、爪が割れてしまうのでジェルネイルをしているのですが、そうすると爪は大丈夫だけど指と爪の間が割れちゃってアルコール消毒をすると飛び上がるくらい痛い‥‥。次の日は使い物になりません(笑)。
でも、眩しいばかりのお嬢さんたちの笑顔をみると疲れも吹き飛びますね! このお仕事が大好き!と1年で一番思う日かもしれません。もっともっときれいに手早く素敵に楽な着付けができるよう、精進精進!
また、来年度からは18歳成人となるということで、成人式が混乱しそうですね。多くの自治体が「20歳を祝う会」という形で継続するようですが、中には18歳での成人式を敢行するところも。高校3年生での成人式となれば受験真っ最中の人も多いでしょうし、振袖を着る余裕もなかなかないかもしれませんね。
高校を卒業して、学業をしながらまたお仕事をしながら、20歳で同窓会も兼ねて晴れ着でみんなと会える日を楽しみに準備をする、今の成人式がちょうどいい気がするのですけれど、令和の成人式はどうなっていくのでしょうか。
願わくば、この先も振袖を着てお祝いすることが続くとよいなあと思います。だって本当に、振袖って気分があがりますもん!!! 日本女性の第一礼装のパワーは半端じゃない! 男子も羽織袴、いいですよ! 礼装着物で人生の節目を祝う喜びをこれからも経験してほしいなあと願う2022年の成人の日でした。
やっぱり晴れ着は気分が上がる!着物の黄金世代を楽しもうの巻
お正月というとなんとかのひとつ覚えで引っ張り出してくるこの南天の絞りの訪問着ですが、10年経っても全然着られるのが着物って本当にすごいですね。そしてこのコロナで結構体重増加してしまったんですが、そんな変化もまあなんとかしてくれるのも着物のすごいところです。
そして帯はお正月、しかも3が日のどこかで締めなければ締める時ないよねというピンポイントな袋帯「一富士二鷹三茄子」。買ったころには少し地味かなと思っていましたが、これからちょうどよくなってくるのでは、としっくり感を感じました。
帯揚げはそれこそ10年ほど前に買った加藤萬さんの絞り帯揚げ。帯留めは真珠にしました。
めったにしない刺繍の半襟はやっぱり気分があがります! そして紅白で見たマツケンサンバを歌いながらゴールドの伊達襟を挟んでみました。もう普段は絶対しないような盛り盛りもお正月ならでは。着物はどんどん盛り盛りにしていけるのがまた楽しいところですよね~。
実は年末からずっと着物の整理に向き合っていて、もうこれも着ないあれも着ないと自分に言い聞かせていてテンションが下がる一方だったのですが、やっぱり、一年に1度、箱を開けて富士山の袋帯を取り出して華やかな訪問着を纏うと無条件でうきうき。テンションも爆上がりです。
やっぱり着物だよ!(単純)
洋服で「はあ~テンション下がる~」とぼやいてた自分に喝を入れたい!
着物を着ていると、ご年配の方に「いいわね、私も昔はよく着たわ、もう気力も体力もなくて着られない。今のうちにたくさん着てね!!」と言っていただくことがあります。
人生には「この時期やっておくといい」というようなことがあります。いつからでも遅くはないとはいえ、やるに越したことはない「時」があるのです。例えば運動神経は9~12歳ごろに最も発達すると言われています。
若い時の着物は言うに及ばずですが、それにも増して50代60代は着物のゴールデンエイジと言ってもいいのではないでしょうか。
年齢を重ねただけの貫禄も出ますし、子育てもひと段落して自分の時間が持てるようになり、着物を楽しむ余裕もできます。人生100年時代、長いとはいえ体力はどんどん落ちていきます。その中で自分を楽しむ人生これからですよ~。
そしてなにより、令和の時代は、着物も自由になりました。うそつき衿などで簡単に着る方法もいっぱいあります。細かいしきたりに囚われすぎる必要はもうないのです。スタンダードは大事ですが、培った今の自分の感覚を信じて着てよいと思います。
コロナ禍で「もう着物いいかな~」なんて思いかけていた方がいらしたら、ここでどーんと晴れ着をもう一度着てみていただきたい! 気分爆上がり保証いたします。私も今年はまた、着物とのおつきあいをもう一度見直して、自分が楽しい着物ライフを送りたいなと改めて思っております。
10年目の「オトナの着物生活」始めます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
毎日足袋を履き続けたら足のサイズがさらに!変わったはなし。の巻
まださすがに新しいこたびSSはちょっと履くのによいしょよいしょという感じですが、これも履き続ければ変わってくるはず。
こたびよりも、足袋を履いていたほうが足首までカバーするので、より足の使い方がよくなると聞きました。家の中でも足袋を履いてみるか!(フンス(鼻息
でも、足袋の裏がすぐ汚れちゃうんだよね~(※掃除しろ)というと、裏の汚れが落ちにくくなってきたら、家用のものは墨汁で染めちゃうといいよ、と白記さん。
紅茶やコーヒー染めもいけるそうです。そんなに濃くしなくても、家庭で汚れが目立たない程度の色に染めて、洗って薄くなったらまた染めるとのこと。
染料などを使って染めてもいいけれど、家にあるもので気軽にできるからいいですね。白足袋も活躍期間が伸びそうです。
そんな話を聞いていたら、裏が黒の柄足袋も自分サイズで作っていただけると聞き、オーダーしたくなってお願いしてしまいました。着物のときは白足袋派だけど、和洋ミックスや洋服に足袋も来年は挑戦してみようかな!
窮屈はいや、のびのびがいいとずっと思っていたのですが、足を適切に支えてくれる足袋の力ってすごいのですね。自分の足にあった足袋を履くことの大切さをさらに痛感した年末でした。
あとは痩せることができたら。。。(切実(切実(大事なことなので2回言いました)
皆様はどんな年末をお過ごしでしょうか。少し早いですが、今年のコラムはこれで最後となります。今年もとりとめのないコラムにおつきあいいただき本当にありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。 わにこ 拝
お太鼓の山、丸くするか四角くするか?の巻
が、どれも「絶対そうでなくてはならない」という「ルール」や「決まり」ではありません。
着付けは教科書通りや習った通りにしなくては!という気持ちが強い方も多いと思いますが、ここは何センチが正解!角度はこう!というようなものでもなく、もっと感覚的に自分の「好み」も反映してもオッケー!
お太鼓の形や大きさは、個性と好みで決めてよい。着付けや着姿も然りです。自分に合っていて、気持ち良い方法や形をチョイスしてくださいね。
因(ちな)み柄と推し着物というジャンルの巻
いやあ~因み柄も時代にあわせて進化を遂げているんですね!
ちなみに(笑)私のゴールデンカムイでの推しは鯉登少尉なのですが、クリスマスイブイブがお誕生日だそう。私も推しコーデデビューを目論んでいます! 完成したらお披露目しますね! お楽しみに! えっ誰も楽しみにしてない? いいのいいの、因み柄は自分が楽しければいい、密やかな楽しみなのです(開き直り?
書いた時点で密やかでもなんでもないですが(笑)推しと着物、大好きな組み合わせを考えるだけでも楽しいものですよね。皆様もぜひ推し着物、さりげないものから全開まで、お楽しみくださいませ!
クリスマスは着物も和洋ミックスコーデで?の巻
<長襦袢チェンジタイプ>
・スタンドカラーのシャツを着る
明治時代の書生さんスタイルが思い浮かびますね。女性だとフリルタイプのシャツをよく見かけます。スタンドカラーに限らず、シャツを襦袢がわりにするもの。
・パーカー(フーディ)を着る
パーカーの前が、衿にいいかんじにフィットします。後ろから見ても可愛い! 最近はパーカーって言わないんですって? フーディだと子どもに教えてもらいました。。
・ハイネックのセーターを着る
冬の普段着には最高のあったかさ。着物の欠点、首が寒い!を解決してくれる神コーデです。
<スカートにチェンジタイプ>
・スカートイン
裾除け代わりにロングスカートを履いて、着丈をちょっと短くして裾フリルみたいに見せちゃいます。これだと身丈が短い着物も着られるし、高身長さんにおすすめ。
・スカートオン
袴がわりにスカートを着物の上に着ます。楽。自由。
<帯をベルトに>
帯をしないで、サコッシュベルトのようなものにしたり、腰紐だけ結んであえて上はカシュクールスタイルのワンピース風に着物を着ます。
<洋服メインの場合>
・ワンピースに半幅帯
先日、「この冬は帯揚げスカーフ&帯締めベルトで決まり!?の巻」でご紹介した和洋ミックスの達人さんが教えてくれた技です。大きなリボンみたいで可愛い!
・道行をワンピース風に
最初見た時は目からウロコでした。はあ~。やわらか頭がほしい。
などなど、もうほんと、いくらでも自由に組み合わせて楽しめます!
冬は、着物の上に洋服用のコートを着るのもいいですよ。袖はどうするの?とよく言われますが。お袖は体にくっつけて、腕だけコートの袖に入れればいいんです。
あまりジャストフィットのアウターは難しいですが、ちょっと余裕のあるサイズなら大丈夫です!(ゴールデンカムイの杉元スタイル)
あとは自分のセンスと美意識とのすりあわせ。年齢や決まりにとらわれず、楽しむ心を忘れずに、きものの可能性を探ってみませんか?













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