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着姿をすっきり見せる半巾帯の選び方・結び方

星わにこ
2014/06/25 00:00
 梅雨まっさかり。夏至も過ぎましたが、もはや暑いのか寒いのかなんなのか、わからなくなってまいりました。そんな折、昨日東京ではびっくりの集中豪雨に襲われました。 なんとヒョウが積もった地域も。 午前中は晴れ。でも天気予報に従って仕事先にも一応傘を持って出かけたのですが、そんな傘など全く役にたたないような雷雨で、足下もびしょびしょ、道路は川のよう。Facebookにも「ずぶ濡れです」という着物姿の方のお写真があがっていたりして、いやもうえらいことだな?なんて自宅に帰ってきまして。 ほいっと、つけっぱなしにしてでかけた愛機を見ると。 「うえっ!」  なんか、見慣れないモザイクの画面がっ!!!  そうなんです。。。。パソコンに雷が入って、お亡くなりになっていたのです(がーーーーーーーーん!!!)  折しもこのコラムの原稿を書きかけで出かけて、戻ったら仕上げる!と思っていたタイミングでした。 あまりの衝撃に絶句。。。私のショック、わかっていただけますでしょうか。何度立ち上げ直しても、だめでございました。大パニックです。  どれくらいショックだったかというと、頭が真っ白になり、そのモザイクの画面をみながら、買ってきたカステラを1本食いしてしまったくらいでした(何だそれ)。  背に腹は代えられないので、新しいものを買うことにし、火災保険で少し保障が出るかも、ですが、痛い(><)痛すぎます(><)データは、前回パソコンクラッシュ騒ぎを起こしたときに頻繁にバックアップをとる大切さを痛感し、タイムマシンを導入していたので、ほぼ無事だったのがせめてもの救いでしたが‥‥。  皆様! 雷は恐ろしいです!! 雷がくるとわかっている日は、大切なものの電源を抜いて出かけましょう(><)  まさか自分の身の上にこんなことが??。という衝撃の週初めでございました。  しょっぱなからまったく着物と関係ないお話ですみません(><) ですが突然の雷雨は、着物にも大敵。おでかけのときはできるだけの対策をしていったほうがいいなと改めて。  また、雨にはホコリや様々な不純物も含まれていますので、雨でできたシミはとてもやっかいなのだとか。万一雨に降られてしまったときは、ちゃんとお手入れに出された方がよいとのこと。  こんな天気のときは、自宅で手入れができる木綿や綿麻などが強い味方になりますね。  さてあまりのショックに前置きが長くなってしまいましたが、本題でございます。  普段はおでかけ着物はお太鼓派の私ですが、夏になってくると、反幅帯でのおでかけが増えます。 浴衣だけではなく、夏着物にも半幅をあわせたり。 夏になると、半幅帯気分が盛り上がる訳は、ずばり  半幅帯は 涼しい!!  からでございます(笑)。 お太鼓だとどうしても、背中を覆う面積が大きいし、帯枕や帯揚げがあるのも実は結構熱がこもるものなんですね。帯枕をへちまにしたり、いろいろ対策はしますが、そりゃあ無ければ一番涼しいですよね(^^;)  実は半幅帯はずっと苦手でした。    なぜなら結び方がなんだかワンパターンになってしまったり、気づかない間に後ろの結び目が下がってしまって伊達締めが見えていたり(汗)と、うまく決まらなかったため。  でも、いち利モールの動画で三反崎女将の半幅帯結び講座を見て、目からウロコが。 本で手順をみただけではわからないキリっとポイントがあるのですね!  これでズルズルすることなく、キリっと結べました。  半幅帯はお太鼓と違ってタレがなく、お尻と背中がバーンと見えてしまうので、体型が気になってきたお年ごろの方(自分とかですが)は、普通の文庫よりは文庫結びの片結びなど、少し縦のラインがはいるもののほうが後ろ姿がすっきり見えます。  他にも、矢の字や貝の口など大人っぽい結び方や、リボン結びや都結び、小太鼓結びや銀座結び風など半幅帯のアレンジはたくさん!  そして今はyou tubeなどの動画で学べてしまうのですね。  帯締めだけして、帯留などをポイントで使うと、ちょっとよそ行きの顔にもなります。 前の部分に、てぬぐいなどを挟んでなんちゃって帯揚げにしてもいいです(汗も吸ってくれて一石二鳥の技です(笑))。  飾り結びをする場合は、少し長めのもの、幅も広めの半幅帯を選ぶと豪華に仕上がります。お太鼓にも負けないボリュームやの結び方もありますのでぜひお試しください!  浴衣で使った兵児帯などとも組み合わせても、豪華になります。  半幅帯ってちょっと苦手だわ、と思う方も、この夏トライしてみませんか。この涼しさ、楽さ、病み付きになりますよ!   ========★==いち利モールより=======★ ※銀座いち利の三反崎女将の半幅結びの結び方動画はこちら http://ichiri-mall.jp/tokushu/04.php いち利モールの半巾帯ただ今セール価格♪ http://ichiri-mall.jp/ap/icBE/so4/iq36/page1.html

帯留が主役!!主張を抑えたシンプル妄想コーデはこれ!

星わにこ
2014/06/18 00:00
 いち利モール2周年セール、始まってますね! ふと振り返ってみると、初めての妄想コーデは1周年のセール中でした。  このコラムが始まってからもう1年が経つんですね。早い!! このごろは、イベントなどでお会いした皆さんに「読んでますよ」と声をかけていただけることも増え、とても嬉しくまた身が引き締まる思いです。なんとかこうして続けさせていただいていること、本当に感謝です!  さてさて、そんなわけでなんと2年目に突入したわにこの妄想コーデですが、今回は、帯留に注目してみました。 ※妄想コーデの由来についてはこちらをご覧ください http://ichirimall.ldblog.jp/archives/29440577.html  帯留は、体の中心でまさにコーデの要ともなる重要なポイントになります。 そこで今回は、帯留にパっと目がいくように、着物や帯の色目を抑えて帯留が目立つコーデを考えてみました。  まず、着物。 夏の季節に涼感が感じられるよう、雪や波しぶきを連想させる大小あられの絽の小紋をチョイス。濃い色の着物は透け感も強く感じられ、涼しげですよね。  帯は、ベージュで無地感の強い市松の桐生織。  帯揚は雪輪のモノトーン。  半襟は真っ白な絽。  帯締めは七宝組波目三分紐。ここだけ、喪のイメージにならないよう鶯色を挿してみました。この七宝組ですが、とても繊細な組みでふっくらと立体感があり、一般の三分紐より若干太めですが、しっかりと締まっておススメです!  http://bit.ly/1juxfTa  さあこれで、帯留の額縁(?)が完成しました! 主役の帯留はどうしましょう。  繊細な金属などの小さな細工物の帯留をもってくればキリっと江戸前に。可愛いモチーフのものをもってくれば、乙女心が覗きます。大ぶりのアンティーク帯留も憧れですね。  宝石類の帯留なら文句なしのマダムに変身!  大きめのエメラルドやルビーの帯留。一度身につけてみたいものです。 先日、キモトモの間でそんな話題が出て、子どもの頃読んだ「有閑倶楽部」というマンガにエメラルドの帯留が出てくる話を思い出しました。そのせいか「殺人事件に発展するほど帯留って高価なんだ!」という刷り込みがあります(間違い)フェイクでも、ちょっとマダム気分の豪華帯留も欲しいです。  私がよくやるのは、ブローチを帯留として使ってしまうこと。  母のパールや柘植のブローチなどを譲ってもらい、帯留のように使っています。そういう目でみると、だんだんブローチが帯留に見えてきます(笑)  ポイントは、ピンの付いている位置や方向。  ピンの長さがありすぎるとグラグラずれてしまいます。そんなときは両面テープなどで帯締めに固定することも(乱暴もの)。 あと、気をつけるポイントとして、ブローチをつける方向と、帯留をつける方向は大体90度違うので、そのままでは使えないことが多々あります。  そんなときには、ブローチを帯留として使える金具があるので、それを使いましょう。皆考えることは同じですね(笑)なかなかのスグレモノですただ、ピンの部分だけで止めるので、しゃがんだりすると少々ぶらぶらしてしまうこともあるのが難点。  もうブローチとしては使わない!と割り切れば、帯留金具を接着してしまう手もあります。帯留金具は100円台から、手芸資材店などで手にはいりますので、帯留に手頃なサイズや形の箸置きなどに接着すればカンタンに帯留ができます。  キモノスキーの人なら、箸置きがなんでも帯留に見えた経験を持つ方も多いのではないでしょうか(笑)。箸置き帯留の欠点は重いことと、形が反っているものが多いこと。よほどでないと、やはり箸置きに見えてしまいます(汗)。  ビーズなどで素敵な帯留を作っている方もいらっしゃいますね。自作帯留も深くて楽しいジャンルですが、自作帯留の場合はしっかり金具が止まっていなかった、外れて落ちたなどの事故が多発しがちなので(汗)対策をしっかりと!  当然ですが「帯留」として製作されたものは使いやすいです(笑)ここ一番はこれ!という勝負帯留があると、気持ちの張りも違うかも。  季節を感じさせたり、メッセージを込めるのにも帯留は最適。集め始めると、ついつい色々欲しくなってしまいます。  いち利モールにはたくさんのお手頃価格の帯留が揃っていて、眺めるだけでも楽しい。その日の天気や気分、おでかけ先などに合わせてピタッとはまった帯留のおしゃれができたらいいな?と、今回はそんなわにこの妄想コーデでした。 ※売り切れの場合はご容赦ください。 あれこれ想像膨らむ帯留たち?

雨の日も快適に★キモノの雨対策 雨コートいろいろ2014の巻

星わにこ
2014/06/11 00:00
先日までの夏日が嘘のような梅雨日が続いております。 先週の日曜日はいち利モールの着物deおでかけイベントで明治座「細雪」を観劇してきました。    生憎の雨でしたが、皆様ばっちり雨対策をしていらして全員がお着物で集合。紗袷、単衣、綿麻と目の保養でした。そして、色とりどりの雨コートもまた目の保養??! 明治座への道を傘と雨コートの女性たちが向かう姿は本当に素敵でした。  ところで、皆様雨コートはどんなものを使っていらっしゃいますか? 二部式、一部式などいろいろありますね。  私は最初お値段の手頃な化繊の二部式を使っていましたが、一部式のものを使ってみたら、装着する手間が少ないし、すっきり見えるので一部式をメインで使うようになりました。でも最近に二部式も利点が多いなと見直し中です。  ざっとプラスマイナスをあげてみると 二部式 ・ お値段が手頃なものが多い ・ 身丈など着る時にサイズ調整ができるので共用もOK ・ セパレートで使える ・ 着る時、ちょっと面倒 一部式 ・ 羽織る時手間が少なく、すっきりスマート ・ お誂えで作る楽しみ ・ 身丈などきちんと合わせなくてはいけない というかんじでしょうか。 化繊の二部式は、最初の一枚として持っている方も多いのではないでしょうか。 私は冬の雪の時など下の巻きスカート部分だけを使って、上はウールのコートにしてしまったりもします。逆に、キモトモは暑い時期に下だけ使って上は薄いショールで帯をカバーして傘でしのぐ、という使い方をされてました。 これなら蒸れなくていいですね。  濡れたり汚れたりをあまり気にしなくていいので、お茶のお稽古とき、水屋着の替わりにも使えたりします。  いち利モールの二部式雨コートは、色も上品でワンランクアップできそう。銀座いち利の女将がちりよけ替わりに上だけ使っていらっしゃるのも、素敵でしたよ。  工夫次第で、いろいろできそうですね。うちの箪笥で眠っているのも、どんどん使ってあげたいかも。  一部式は、市販のものもありますが、なんといっても自分にぴったりに作る贅沢さが醍醐味です。私は、ポリでフルレングスの袷のコートを作ってもらい、冬の雨コート代わりに使っています。いつかは正絹で作ってみたいですね。 もともと水をはじく性質のある大島紬で雨コート、なんて憧れです!(撥水加工は必要だそうです)  あとは、雨コートは室内では脱ぐものですから、携帯性もある程度高いほうがよいです。専用ポーチがついているものもありますが、きちんとたたまないと入らなかったりするので(汗)、ビニールやポリのエコバッグなどを用意しておき、あまりにもびしょびしょのときはそちらに入れるようにしています。  話は戻りますが、明治座におでかけの日は、傘も役にたたないような霧雨だったので、濡れてもいいやという気持ちでポリの着物と紗布コートで家を出ました。自宅から駅に着く頃には、襟元もしっとり濡れていました。濡らしたくない着物の場合は、襟元のスカーフは必須だなと改めて実感。  他の方のご迷惑にならないよう、手ぬぐいでコートの水分を吸い取って、電車に乗りました。心配した足元はそれほどでもなく、雨草履でカバーでき、足袋の替えは使わなくて済みました。  着物で出かけるときの雨グッズもだいたい季節ごとに揃った今は、出かけるハードルは低くなりましたが、逆に雨の日だと決まった一式になってしまい、雨だから?と思うあまりに、バッグもビニールので出かけて、お洒落は二の次になっていたかも。劇場について皆様の素敵な装いに大反省でした(^^;)  そしてやっぱりポリのフル装備は気軽だけど、蒸れました(><)  またこれからの時期には晴れていても、ゲリラ豪雨や通り雨もありますので、着物で出かける日は天気予報をチェックして、晴雨兼用の傘やコート、雨除けになる大きめのストールなども持ち歩くようにするとよいですよ。  雨ニモ負ケズ! おしゃれな着物ライフを楽しみましょう!(自戒) おまけ:おでかけイベント 雨の日のわにコーデ むじな菊のポリ江戸小紋風 博多帯 細雪にちなんで雪の結晶の帯留 6月なのでパールのピアスと指輪と髪飾りにしてみましたでした!

わにこ「細雪」オーディションに挑戦!の巻

星わにこ
2014/06/04 00:00
 梅雨が来る前に夏がきてしまったような東京ですが、わたくし気温30度を越えた5月31日に袷で出かけました。 衣替えを待たなくても暑ければ単衣でいいのでは、と書いたばかりなのになんでかと申しますと、袷で出かけなくてはならぬ用事があったのでございます。  行き先は明治座。 『オーディションで選ばれた100名の方に、舞台「細雪」の一場面にエキストラとしてご出演いただく、“「細雪」の舞台に着物で出演しよう!”キャンペーン』に応募して、なんと千秋楽にエキストラ出演させていただけることになったためです。 http://www.meijiza.co.jp/info/2014_06/campaign/  通し稽古を見せていただき、自分も一度舞台にあがってみるということで、当日着る衣装で参加とのこと。衣装は袷(><)。着替え場所はないので、家から汗対策をし、衣紋をがっつり抜き(こうすると結構涼しい)、帯下保冷剤の術(http://ichirimall.ldblog.jp/archives/31587783.html)で、なんとか劇場にたどり着きました。いや?やっぱり5月末の袷は厳しいです!!  ……思い起こせばこのキャンペーンの締切当日。いち利モールの担当さんにこのオーディションのことを教えていただき、な、な、なんですと?!と驚くわにこ。 「細雪」と言えば、上演があるたびにしつこく観に行っている大好きな舞台。 そのとき、すでに15時近く。明治座のオーディション説明ページを確認し、応募用紙をダウンロード。上半身、全身の写真が必要とのことで、キモ友(着物友達の)カメラマンに撮ってもらった写真を掘り起こし、コンビニにいってプリントアウト。 応募用紙に、細雪に対する暑苦しいまでの想いをみっちり書き込み、16時半には郵便局に行って投函。そんな勢いだけで出した書類でしたが、後日書類審査通過のお知らせをいただき、オーディションに行くことになりました。  ここで悩んだのが「古典柄の自分の着物で出演。それを着て参加」というミッションです。時は昭和13年秋。古典柄……。  キモトモの皆さんにお知恵拝借しつつ、自分の持ってるそんな時代っぽい着物を引っ張り出して、帯や羽織とコーディネート。通行人としてあーでもないこーでもないと悩んだ末に、こんなコーディネートになりました。秋といいつつ、細雪の「雪」を意識してみました(自己満足)。 着物:雪のようなロウケツのたたき染めに椿の小紋 帯 :いただきものの紅葉の刺繍帯 帯揚:紅葉のりんだし 半襟:雪輪に桜の刺繍半襟 羽織:雪輪に撫子の長羽織 草履:菊之好の和紙台にスエード鼻緒 かんざし:二葉苑の更紗玉 さて、肝心のオーディション。 「自分で着物を着て来る」というハードルのためか、年齢層はやや高め。キモノ姿の方が、大勢で控え室にいらっしゃる姿にドキドキ!! コーディネートで頭がいっぱいだった私は、オーディション会場についてはじめて「演技(というほどではないが)して人前に立つ」のだと改めて気付いてまたこれドキドキ!!   そして順番が回って来て、演出の水谷幹夫先生はじめ、あの憧れの舞台の製作の皆様の前で「人形を見ながら歩いてお気に入りの人形を見つけて、じっくりみて、一度前を向いてから、出て行く」という演技をする、というミッションが課せられました。そ、そんな!!  オーディションを受けにいらしている方たちは「明治座アカデミー」という俳優養成所で勉強されている方も多いようで、皆様素敵に歩いていかれます。 私はかなりロボっぽいというか、挙動不審状態に。右手と右足が同時に出ては‥‥いなかったと思いたいレベル(><)。  でも、一緒のグループだった素敵な方と、帰りの方向が一緒でお話させていただいたりして、楽しかったです。着物の話って、本当に盛り上がりますよね。  ドキドキのオーディションから待つこと10日間あまり‥‥。 なんと合格通知が届いたのです。  私・舞台に立つ!・・・・ いいの?いいのですか?? そして、説明会にいくと、合格者出演日一覧が張り出されており、なんと千秋楽(ごろんごろんごろん)。そんな大切な日に!ひい~~! 赤くなったり青くなったり大変です。  オーディション通過した人への説明会ではヘアメイクの方から「女優さんより、キレイにしてこないでくださいね(笑)」と言われましたが、まあそれは心配ないすね(笑)。 この日はメイクの注意や、コーディネートチェックなどが行われました。  そしてゲネプロ(最後の通し稽古)を観劇し、エキストラの出番を確認。何度も観劇していますが、通行人の方に注目したことはなかったので、あ、ここなのね、と再確認。 実際は、一人で歩くのではなくプロの俳優さんがきちんとエスコートしてくださることがわかり、ホッとしました。それにしても、出番まで1ヵ月ほど……緊張でどーにかなりそうです! 「細雪」は皆様ご存知の通り、谷崎潤一郎原作の名作舞台。 上演回数は1400回を越え、長く愛されている作品です。 大阪船場の老舗「蒔岡商店」の四姉妹の物語。大きなお屋敷で暮らし、春は京都の花見、夏の蛍狩り、秋は箕面の紅葉見物と優雅な生活を送っていますが、時代は遷り、店が倒産し戦争が始まり、そんな生活も翳りを見せ、姉妹達の生活も変わっていきます。 テーマ曲として使われているバッハのブランデンブルク協奏曲第5番が流れると、気持ちは一気に細雪の世界へ!!  長女から四女まで、それぞれの年代のそれぞれの女性の喜びだけではなく、悩みや苦しみや悲しみが、美しい四季の風景と美しい衣装に彩られて、観るものの心に飛び込んできます。わたくし、毎度ハンケチ必須で観劇しております。あと、男性陣も素敵なんですよ?。  キモノスキーとしても、冒頭の法事の四姉妹の年代に応じた桜色の色無地の着こなしから始まり、日本舞踊のおさらい会でのこいさんの黒引姿、お屋敷での虫干しシーンなどなど、うっとりの連続です。 私が一番好きなのは、長女の鶴子が次女の友人達が自分のうわさ話をしているところに入って行き、皆が帰ったところで長羽織の裾をパっと払ってソファに腰掛けるシーンです。そういうちょっとした仕草なども本当に美しく、かっこよく、目が離せません。着物を着たときの参考にもなりますよ。  未見の方もリピーターの方も、着物好きならぜひ御覧になっていただきたい舞台です。 3幕3時間半を越える上演時間ですが、30分2回の休憩がありますので、幕間にお弁当をいただいたり、時間に追われる日常生活を忘れて、ゆったりとした気持ちでお楽しみ下さい。 キモトモと四姉妹結成するのも楽しいですよっ(誰が何女になるかで喧嘩しないようにしてください(笑))。  もし千秋楽にいかれる方がいらっしゃいましたら、四女妙子の人形展で人形を観ているうちの一人が私ですので、転ばないかどうかちらっと見守ってやってくださいませ。 いち利モールさんの「細雪」観劇のおでかけイベントにも参加していますし、その他にも何度か観劇に行く予定でおります。もし明治座でわにこを見かけたらお声かけくださいねっ!(どんだけ好きやねん!)