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見た目も効果も一挙両得!目指せ日傘美人

星わにこ
2013/07/24 00:00
夏の暑い日に、日傘を差した着物姿の女性とすれ違ったら、涼しい風が吹いてきそうな気がしますよね。日傘は美人度アップの強力アイテム。和服のときは、帽子をかぶることがとても少ないですから、紫外線対策にも熱中症予防に実用面でも、日傘はオススメです! 日傘もいろんな種類があります! 人気なのは晴雨兼用で折りたたみのもの。バッグにいれておけば、急な雨にも慌てなくてすむので、お天気が怪しい時にはもっぱら愛用しています。 でも絶対雨が降らない!という日には、お気に入りの日傘で出かけたい。私のお気に入りは手描きの百合の花の日傘。自分で買ってきたタッセルを持ち手にプラスして、ちょっとだけ優雅な気分に浸っています♪ UVカット100%という強力日傘から、レースや絞り、麻などいろんな素材の日傘がありますが、実は日傘を作る手芸キットがあるのをご存知ですか。今年は手作りにチャレンジしてみました。 三角の8枚の布のパーツを縫い合わせて作るのですが、ちょうど反物の布幅ぐらいあればできるので、シミがあって着られない羽織のリメイクにチャレンジしてみました。はじめてにしてはなかなかいいんじゃない?と自己満足です。 キットは持ち手が竹だったり木だったり、いろんな種類があって3000円程度。着物にコーディネートして、自分の好みの布で日傘作りはいかがですか?  折りたたみ式のキットもあるので、次はそれにチャレンジしてみたい\(^O^)/ 夏以外も、紫外線は降り注いでいるのでいろんな日傘で1年中楽しめたらいいですよね~(ドリーム) 日傘の、より効果的な差し方は、柄を短く持って、傘を顔に近づけることだそうです。地面からの照り返しなどもあるので、傘が顔から離れていると紫外線防止効果が薄れてしまうのだとか。 目深に傘を差していると、夜目遠目傘のうち効果もありますよね(笑)、傘で顔が隠れているとどんな美人かしらと想像をかきたてられるものらしいですから、お試し下さい! でも、周りが見えなくならない程度、というのも大事。人とすれ違うときには、江戸仕草で有名な「傘かしげ」のように、相手と反対側に少し傘をよけるとスマートです。人が多い場所でのマナーや気遣いを忘れないようにしたいですね。 それから、くれぐれも「傘の骨に髪の毛が挟まらないようお気をつけ下さい(笑) 頭を盛っていていつもより髪の毛が上にあるのを忘れて、はさまったことがあるわにこでした(´Д`) あとは出先に忘れてこないことも重要です~~(何度も経験者(涙))お気に入りをなくしちゃうとダメージが大きいですもんね。 紫外線を防いで、自分も周りも涼やかに。日傘ライフをお楽しみください! 着物通販 いち利モール http://ichiri-mall.jp/index.php

涼しい夏着物の代表、小千谷縮にガラスの帯留。わにこの妄想コーデその2

星わにこ
2013/07/17 00:00
月に一度の「わにこの妄想コーデ」のお時間がやってまいりました。いやもう本当に夏は何を着ても暑い! んですが、昨年、何人ものキモトモがあんまりにも涼しい涼しいと言うので、小千谷縮の着物を入手して袖を通してみました。 独特のしぼがあってハリのある生地が、肌に張り付かず、適度に風を通して本当に涼しい! 麻の襦袢とあわせるとこれまた涼しい。さらに、汗をかいても、自宅でお洗濯できちゃう有難さ! すっかり気に入ってしまいました。 できたらもう1着ほしいな~なんて思いまして、今回の妄想コーデはこんなかんじです! じゃ~ん http://bit.ly/10W37um 今持っているのが濃い色なので、薄くて少し甘い色の小千谷縮をセレクト。 波や水面のゆらぎを思わせる模様の、これまた憧れの紙布の夏帯。夜空の銀河のような模様の帯揚げに泡のようなドットのあるブルーの三部紐。 どうして三部紐にしたかというと、ガラスの帯留がしたかったから。ガラスの帯留は、夏を涼しくしてくれる名脇役。お手頃でいろいろな帯留めが揃っていて、目移りしまくりです! 気がつくとあっというまにSOLD OUTになってしまうので、目が離せません。 ペンギンやカメ、犬や猫などの動物シリーズも可愛いし、キューブタイプは並べて重ね付けしても。クラッシュタイプはかき氷みたいで冷たそう。あこがれのベネチアンガラスや、とんぼ玉の技法で作られたものまで、バラエティに富んでいて、迷います~(><) 今回の妄想イラストでは、ペンギンを選んでみました 夜空の下、流氷の海をペンギンさんが泳いでるイメージで(妄想) 妄想といえばもうひとつですね、体型のことですが。小千谷縮は生地にはりがあるため、ふんわり膨らむのですね~。もうおわかりですよね~、着膨れするんですよね~(笑) 夏着物を着ても、イラストくらいほっそりと涼しげにみえるように精進しようと、毎年思う訳なんですが……いえ今年はがんばります! 来年のために!(この夏はあきらめたらしい(笑)) ================= ※いち利モールの小千谷縮 http://bit.ly/11SPpLi ※ガラスの帯留め http://bit.ly/1ak4ZAA 売り切れの際はご容赦ください

わにこ流「ダブルコームで簡単アップヘア☆の巻

星わにこ
2013/07/10 00:00
東京も梅雨明けし、いきなりの猛暑が襲って参りました。いよいよ本格的な浴衣のシーズンですね。 浴衣のときには、髪もまとめてすっきり、涼しさを出したいもの。でもアップにするには長さが足りないわ、という方に、なんちゃってアップのご紹介です。 襟足の髪の長さが足りない‥‥という時の秘密兵器はダブルコーム(ツインコーム)! 二つのコームの間に、ゴムでビーズなどの飾りがついているものです。 普通は、結んでねじった髪をとめたり、ハーフアップに使ったりするものなのですが、これをうなじの生え際部分に使っちゃいます。 使い方はとっても簡単! サイドの髪を結んだり、ピンでとめて後ろにまとめます。そして、うなじの毛を上に向けてアメピンで止め、その止めた部分を隠すようにダブルコームで止めるだけ(図解)。 私は髪に近い色を使っていましたが、キラキラのコームもたくさんあるので、夏は思いきって目立つ色にしても素敵! チョウチョみたいに見えますよ。 この夏、ぜひセルフアップヘアにチャレンジしてみてください\(^O^)/ 浴衣や着物で、うなじがすっきり見えると、自分の涼しさも、見ている人の涼しさもぐっとアップします。私も昨年髪を短く切ってアップヘアにできなかったとき、自分でまとめ髪をするときによく使っていました。 ちょっとお恥ずかしいですが、こんなかんじです(謎のポーズで失礼します(^^;)

着物イベントでキモトモを作っちゃおう!の巻

星わにこ
2013/07/03 00:00
皆さんは、何人キモトモがいますか? キモトモとは、キモい友達じゃないですよ、着物友達の略です。なんでもかんでも略せばいいというものでもないですが(笑)、以下キモトモでお話させていただきますね! いまやどっぷり着物沼につかっている私ですが、どうしてこんなに着物にはまったのかなと考えてみると、一人で着てみたり、仲のよい友達と二人っきりでウロウロしたりしていたころにはさほどでもなかったような気がするのです。 加速度的に着物を着る機会が増え、いろんなチャレンジをするようになったのは、キモトモがたくさんできてからです。きっかけはネットで、ワーキングマザーの会に入って、そこで着物を楽しむ倶楽部に出会ったことでした。 子どもが小さいうちは着物なんて……と思っていたのですが、その倶楽部の人たちは仕事もし、子育てもし、着物だけじゃなく趣味も積極的に楽しんでいる人ばかり。 「着物が着たいからお茶をやろう!」 とお茶のサークルも作ってしまうほど。しかもとても勉強熱心、ネットでも着物の知識交換も活発で、私も、またたくまに着物の魅力に引き込まれていきました。 そんな話をまとめて本にさせてもらうぐらい着物にはまって、こんな風にコラムを書かせていただくようになったのは、キモトモの皆さんのお陰以外のなにものでもありません。 たまたま私はそんな風に、ネットでたくさんのキモトモに巡り会いましたが、まだまだキモトモは増え続けています。着物関係のイベントにでかけたとき、お話させていただいた方と連絡先を交換して、Facebookなどで繋がったり。 こう見えても(?)ワタクシ、引っ込み思案でして(汗)、でもお互い着物を着ていると、なぜか心のバリアが消えるのです。初対面でも、「着物」という共通言語で、話ができて、盛り上がれる! そしてまたそこに自分の知らない着物の世界が広がっているので、思わずいろいろ話しかけてしまうのです。   先日6月30日にも、いち利モールさん主催の「銀座香十の本格香間で香席体験~優美な香りと時間を楽しみましょう」というイベントに参加してきました! 参加者の皆さんはほどんどが着物姿。6月の最後の日ということで、さっさと絽を着てしまった私ですが、きちんと単衣の方もいらして、それぞれ個性が出たお洒落な着物姿にうっとりでした。 「香道」とは、聞いたことはあってもどのようなものなのか、よく知りませんでしたが、香十の稲坂良弘社長のドラマチックな解説に、すっかり引き込まれ、短い時間ではありましたが、香りとともに聖徳太子の時代から、1000年以上の時を旅したような気持ちに。  そして御家流の丸山堯雪師範に香席を設けていただき、5つの香りをどれとどれが同じかを当てる「源氏香」の体験をさせていただきました。  香炉の炭で香の木片をあたため、手のひらでつつんで香りを「聞く」。これを「聞香(もんこう)」というそうです。 そして、すべての香を聞き、答えを書いて香元へ。香元は、奉書にその香席の記録を書き記し、奉書は最も成績が良かった人に手渡されます。 最後は香元の「香、満ちました」という言葉で、終了の合図となります。 私の成績はお話になりませんでした(;;)が、香が掌にうっすらと移り、眼を閉じてそれを聞くととても心が鎮まって、とてもよい気分に。日本人のDNAのせいなのかもしれませんね。 日本の文化を堪能した後は、記念写真を撮ったり、参加者同士でお話できたりする時間もあります。奉書を獲得された方にお話を伺ったり、キモトモ同士でいらしている皆さんとお話させていただいたり……。新しい出会いのある、この時間がまた楽しいのです。今回はこのコラムのことをご紹介いただき、「読んでます」とお声掛けいただけたのが、滅茶苦茶嬉しかったです!! いち利モールさんでは月イチで東京と大阪でイベントを開催されていて、毎月とても魅力的なラインナップ。私も昨年の9月に、「プロのカメラマン指導のデジカメ(スマホ)レッスン&話題のスポット向島で撮影会」、12月に満点スリップたかはし女将の「着物のプロが教える失敗しない肌着選びのコツ&目から鱗のお手入れ術に参加しました。キモトモと一緒に参加したのですが、そのとき他の参加者の皆さんともお話をさせていただき、それがご縁で今も親しくさせていただいています(^^)v こんな風にイベントを通じて、キモトモができるってとても嬉しいですね。 気になる着物イベントがあったら、参加してみませんか? きっとまた新しい着物の世界がひろがりますよ\(^O^)/ ※当日の私のコーディネート ====================★ いち利モール着物でお出かけイベントページ http://ichiri-mall.jp/tokushu/05.php