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着物の袖も濡れにくい!傘の「クロス持ち」試してみたの巻

星わにこ
2026/06/24 00:00
雨予報、台風予報が気になる今日この頃ですが、雨の日だって着物が着たい! 以前はとにかく雨の日は大きい傘!と決めていて、65センチや70センチの透明ビニール傘を愛用していました。これはこれでいいのですが、「途中で降り出すかも?」「止んでしまうから傘を持ち歩かなければならない」というようなとき、ちょっと持て余すんですよね。 そして、重い。若い頃、おばあちゃんがペラペラのバッグとかを持つのを不思議に思って見ていましたが、それは軽いからなんですね……。歳をとると、軽いものしか持てなくなるんですね……。軽さこそが正義なんだということを知りました。 というわけで、よほどの1日中土砂降りとかではない限り、近年は軽い折り畳み傘で道中も畳んで吸水ポーチに入れてバッグに仕舞う(忘れるから)というムーブになったわけですが、当たり前だけど傘が小さいと濡れるんですよね。 多少濡れてもいいような仕様にはしていくのですが、もう少しなんとかならないものかと思っていたら、友人が雨に濡れにくい傘の差し方を教えてくれました。 ポイントは二つ。高い位置に差さないで、なるべく頭に傘を近づける。こうすることで肩の濡れがかなり変わります。 もうひとつは「クロス持ち」と言われるものですが、傘を持った手を胸の前で反対の肩のほうにクロスさせるというものです。 こうすると、傘の中心が体の中心に寄るので、普通に差した時に濡れがちな反対側の肩や荷物も濡れにくいというわけです。簡単なことだけど、そういえばしたことなかった! 傘の軸を顔の前に持ってきて、なるべく傘の真ん中に入ろうとしていたことはありますが、もう一息反対側に寄せることで、傘を持っている側の袖がぐっと内側に入りますし、反対側の肩も守られます。袖が本当に濡れにくくなります。衿元も守られるかんじがしてよきです。 普通に差した時と違って、反対側に傘が張り出すので、人混みなどを歩く時は勝手が違ってぶつかったりしないように最初はちょっと注意が必要かもしれません。でも、すぐ慣れますよ。 ほんのちょっとしたことですが、かなり変わりますのでぜひ試してみてください! もちろん着物のときだけでなく、洋服のときも同じです。梅雨の時期もおでかけを楽しみましょう。

カレンブロッソ用雨カバー『雨履音』使ってみたの巻

星わにこ
2026/06/17 00:00
雨予報が気になる季節になりましたね。寒暖差も結構あって、着るものにも迷う今日この頃ですが、梅雨があけてしまうと本当に暑くなるので、いまのうちに単衣も楽しんでおきたいところです。 さてさて、雨といえば雨支度を迷うところですよね。雨グッズって、実際は使わないかもしれないんだけど、あるとやはり心強くて安心できます。防災備蓄のようなものでしょうか。私くらいの雨女になってくると着物のレイングッズも一通り揃えてございます(涙)。 参考記事:正絹着物でもできる雨の日対策 今でもよく見ていただいている雨対策記事があるのですが、書いたのがなんと13年前(爆)。基本変化はないのですが、この時使った「おとも」が流石に経年劣化でもう寿命ですよね、という状態になってしまい、代わりのものを探していました。 ウレタンの雨草履も持っていたのですが、それも考えてみると10年以上前に購入したもので、履いて出かけると加水分解を起こす可能性大。見た目は綺麗なのに、歩いてるうちに本当に、本当にぐしゃあ。。。ってつぶれますからね。 つい最近もウレタン草履の崩壊の話を2回ほど聞きました。そう。見た目は綺麗なのでわからないんですよ。恐ろしいです。 私の雨草履も、黒の台に白い鼻緒で前ツボが赤、というお気に入りのものだったのですが、この梅雨を前に泣く泣く手放し。雨草履は、そんなに何回も履いたわけではなくもったいないような気もしますが、つま先が冷えそうな寒い日にも履きましたし、なによりお気に入りのものがあるということが、雨の日も楽しくしてくれましたし、買ってよかったと思っています。 さて雨草履をまた買うかどうしようかと思ったところで、急いで買うより気に入ったものがあれば購入しようと考えて、代わりに雨カバーの新しいものを入手することに。 また「おとも」かな、それとも気になってたけど購入に至ってない「つま先美人」かな、と思っていち利モールを覗くとなんか、新しいカバーが出てる! その名も「雨履音(あめりね)」。カレンブロッソのカフェぞうり用のつま先カバーだそうです。早速購入してみたんですが、なるほどカレンブロッソのロゴも入ってしっかりしていて、綺麗です。底面のカレンブロッソ特有のしまうま柄のビブラムソールの模様も入っていて、とっても可愛い。 そこではたと気づいたんですが、カフェぞうりがビブラムソールに変更になったのは2020年から順次だそう。私の持っているつま先が丸いカフェぞうりは全部旧タイプのクレープ底でした(爆) ビブラムソールのものは、角形しか持っていなかった。 近年角形が気に入ってしまい、角型ばっかり履いていたのですよね~。ということはぁ~丸型のものは、全部少なくとも5年以上前のものばかりということ。。。おおぅ~。。。これは草履も買い替えなのか? お財布と会議の必要が。。。 と、いろいろな個人的問題が噴出しつつも、使ってみたかったしセールだったしで「雨履音」を購入。クレープ底の丸型にもピッタリでした。とってつけ感がなくて、まるで最初から雨草履でしたというような一体感です。でも雨草履と違って取り外し可能ですから、小雨の日など出先までつけていって、屋内では外すというような使い方もできますね。 ちなみに角形にははまりはするけど無理やり感がすごすぎて使用しないほうがよさそうです(知ってた)。 先日小雨の日に使ってみましたが、綺麗な透明カバーでがっつりカバーされている感が心強く、心配していた底面は意外と傷も少なく、ざぶざぶ洗って乾かせて、よかったです。 見た目だと踵にかけるベルトがちょっと弱そうですが、これも繰り返し使ってみてまたレポートしたいと思います。パッケージには、もしちぎれたら有償でお直しができるかもしれないので相談してね(意訳)と書いてあります。 足元の雨支度をお考えの方、候補にいれてみてはいかがでしょうか?

畳の表替えと職人さんの粋な黒足袋のお話の巻

星わにこ
2026/06/10 00:00
先日、自宅の畳の表替えをしてもらいました。我が家はマンションの一室が畳で、小上がりのようにして茶室っぽく設えているのですが、普段は私の寝床です(笑)。リフォームしてから8年、そろそろかなと思っていたところに愛猫の吐き跡が決定打に。猫様の啓示ですね(遠い目)。 ネットで検索して、口コミのとてもよかった世田谷の畳店さんに問い合わせたところ、打ち合わせから引き取り・納品まで非常にスムーズに対応していただけました。実際に畳表を見せていただき、せっかくだからと国産のい草で、黒縁の「ザ!茶室」な畳にすることに。 当日は朝に引き取っていただき、午後には納品。高さの調整もしていただきながら畳を敷いていただくと、あっという間に部屋が綺麗になり、真新しい畳の香りに包まれました。気持ちいい~! 実家は日本家屋でほとんどが畳だったので、やっぱり落ち着きます。 今回の依頼で表替えの下見と打ち合わせに来ていただいた時、職人さんの足元をみるとなんと足袋! なぜなんだろう?と好奇心がむくむく。そこで今回表替えをお願いした波貝畳店代表の浪貝俊行さんにお話を伺ってみました。 畳職人さんは修行のときから足袋を履くのだそう。礼儀でもあり、足袋を履くことで畳を傷つけにくく、歩く感覚で畳の状態もわかる。靴下では感覚が変わってしまうし、夏場は汗や足跡が畳についてしまうこともあるので、足袋以外は履かないのだとか。 黒や濃紺の足袋に雪駄という足元は、まさに伝統産業の職人さん!という感じで、粋でかっこいいだけでなく、ちゃんと理由があったのですね。 畳の話をもう少し。畳はそもそもオーダーメイドで、大きさはもちろん、厚さも1.3センチから6センチまで選べ、床暖房にも対応可能。最近人気の琉球畳(縁なしタイプ)は普通の畳より高価で、表替えなどランニングコストもかかるそう。「縁もいろいろな色柄が選べますし、一周回って普通の畳のほうがかっこいい気がしてます」と浪貝さん。着物と同じで「お誂え」と思うと、どんな畳を選ぶか考えるのが楽しくなりますね。 また、「裏返し」「表替え」など、畳床本体をそのままにい草部分の入れ替えをすることでさっぱりしたり、そのあたりも着物の洗い張りのことを思い出したり、ものを大切にする和の文化を感じます。 日頃のお手入れについても教えていただきました。新しい畳には「洗土(せんど)」といって、い草を泥染したときの泥が少し残っています。これは綺麗に拭き取ってしまうより、使いながら乾拭きなどで馴染ませていくと、薄い膜のような役割を果たして畳の青みを保ち、艶を出して美しい日焼けにつながっていくのだとか。 ベストはお座敷ほうきと乾いた布での乾拭き。クイックルワイパーのドライタイプでもOK。掃除機は目に沿ってかける。ただしルンバなどのロボット掃除機は畳が傷んでしまうのでやめたほうがよいそうです。えええっ、やってしまってました(白目)。畳さん申し訳ない! 着物と畳はとっても相性がよく、着物を着たり脱いだり畳んだりは、やっぱり畳の上がしっくりきます。ちょっと転がって体を休めるのも、畳の上だとリラックスできますよね。和室が少なくなった今どき、置き畳でリビングの一角に和のスペースを作られるお客様も多いのだそうです。 職人さんのお仕事に触れると、ものを大切にしたくなります。せっかく新しい畳になったのだから、これからはロボット掃除機に頼らず、ちゃんと手をかけようと思うわにこでございました。

ミッチー30周年を帯締めの薔薇結びでお祝いの巻

星わにこ
2026/06/03 00:00
どうも毎年ミッチーこと及川光博さんのワンマンショーに参泉(参加)するのが人生の季節行事となっているわにこです。今年はなんと!ワンマンショーが開催されるようになって30周年なのだとか。ツアータイトルは「TAKE IT ROSY!」ということで、ベイベー(ファンのこと)たちには、薔薇になっていらっしゃいという素敵なお達しが。 それにしても30周年とは、本当に素晴らしいです。流行らず廃らずというけれど、この出力を続けることは、並大抵ではありませんよね。私は2000年の武道館に初めて参加したので(当時はまだ参泉という言葉はなかった)、私なんて新参者ですみません、とずっと思っていたのですが、もう26年も経っていました。結構な古参やん(爆)泉友と年越しライブやディナーショーなどもあったなあ。光陰矢の如し! 今年は体調こそイマイチだったものの、仕事をセーブしていたので妄想する時間だけはたっぷりあって、CDを購入して予習し、ミッチーのツアーイメージ写真のスーツの薔薇柄の生地と似たものを購入して、簡単付け帯を作ったりしてめちゃくちゃ楽しみにしていました。 が、やはり術後20日で着物を着て3時間踊ったりするのはちょっと体力がたりないかも。。。ということで体調優先で楽なワンピースにスニーカーに変更。というわけで当日着られなかった渾身?の薔薇コーデをこちらで供養させていただきます。。。 メインはミッチーとお揃い(?)の柄の帯。作り方はこちらの三部式作り帯と同じですが、今回は土台を使わない帯を切って三部式に。それに布を布用ボンドで貼り付けるという荒技に出ました。 参考記事:楽しみ方も4通り。リバーシブル3部式作り帯の作り方の巻 参考記事:布を挟む、貼付けるだけで帯が因み柄に変身!の巻 裁縫ではなくもはや工作。でも土台がしっかりしていると、結構綺麗に仕上がるんですよ。 そして、薔薇色の帯締めを花玉結びのアレンジで薔薇風にしてみました。房を片方は葉っぱのように花玉結びの横に出し、余った分はつたのように絡めて。 参考記事:春の帯締め花玉結び風の巻 こんなにやる気マンマンお色気ムンムン(ミッチー語)だったのに無念です。本当に健康あっての推し活だなとしみじみいたしました。 話はずれますが、SNSなどで着物で観劇やコンサートに来られると帯の分座席から離れて前のめりになり、後ろの人に迷惑なのでやめてほしいというような投稿が話題になっていましたね。私、何度もお太鼓でワンマンショーに行っていてなんかちょっと胸がちりちりしてしまいました。振袖の飾り結びはさすがに邪魔かもしれないけど、髪の毛もりもりとかじゃなく普段着物&お太鼓や半幅は許容範囲なのではないでしょうか。炎上していたけど、観客層にもよりますし着物着ている人をひとくくりにして攻撃や謎ルールを押し付けるのはやめてほしいなあと感じています。会場もいつもより着物ベイベーが少ないかんじで、いてもぺったんこの半幅帯にされていて、気にされているのかなと思いました。まあそういう意味ではこのコーデも着ていったらダメだったのかな?とちょっとしょんぼり。 とはいえせっかくわくわくコーディネートしたので、みてもらえたら嬉しいです! 会場にも行くことができたし、せめてもと思い、余った布で東袋を作って持って行きました。ミッチーをお祝いする東京会場6250本の薔薇の1本になれた(つもり)ことは、とってもいい思い出になりました。 今年は同じくSNSで「ミッチーのワンマンショーは一度は見るべき」というという投稿がバズって、初心者ベイベーがものすごくたくさん参泉されていたようです。本当にミッチーのワンマンショーは、私は年に一度が精一杯だけど、それでも生きる楽しみ、心の元気の特効薬です。ミュージシャン及川光博をみたことがない方はぜひ一度観てほしい。キラキラして笑えて泣ける沼ならぬ、泉に浸かってしまうかもしれませんよ~! 30年間、変わらぬクオリティでときめきとエンターテインメントを提供し続けてくれる星(推しじゃなくて)。感謝しかありません。私もがんばらねばと毎年思います。これからも、ミッチーさんには健康でワンマンショーをいけるとこまで続けてほしい。そして、私もいけるとこまで参泉したいと、養生を強く誓うのでありました。