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透明のヘアゴムで帯留めをフィットさせるの巻

星わにこ
2022/07/20 00:00
今年は早々に梅雨があけたと思いきや、雨もまだまだ多くて蒸し蒸しする日が続いていますね。 でも、街で夏着物や浴衣を見かけると涼風が吹くような気持ちがします。着ている本人は暑いとは思うんですけどね。夏の着物姿は本当にいいものです。 最近は女性の浴衣の帯結びも多様化してきて、半幅帯も文庫や矢の字だけでなく、三重紐を使った変わり結びや結ばない帯結び、ベルト風の帯、大人のへこ帯などいろいろなバリエーションがありますね。思い思いに楽しむ浴衣姿はみているだけで楽しくなります! また最近は半幅帯にも帯締めやベルトをする方が増えています。夏用の帯締めはレース組のものがありますが、特にこだわる必要はなく、半幅帯に飾り的に使うのであれば細い紐を使ってもいいし(靴紐を使っている方も!)可愛いものを楽しめるチャンス! そして、ワンポイントに帯留めも楽しみたいですね。帯留めも本当にいろいろあって、プチプライスのものから、アンティークの工芸品までさまざまです。季節やおでかけ先、コーディネートにあわせてチョイスしたい! 帯留めを使うだけでなく手持ちのブローチを流用すると、プチプライスで好きなものをいろいろ楽しめてしまいます。ブローチ用の帯留め金具を使うと便利です。でも、結構金具の位置が合わなかったり金具が大きすぎてぐらぐらしたり。 あとは帯留めでも、帯締めの太さによって使えたり使えなかったり。帯締めが細くてぐらぐらしたり、帯締めが太くてこの帯留めをしたいのに! 通らない!いん!いん!ってなったことありませんか? そこで使えるのが、透明のからまないヘアゴム(ウレタンゴム、モビロンゴム、PU(ポリウレタン)ゴムなど呼び方はいろいろ)です。 1)帯締めが細くてブローチ用金具や帯留めがぐらぐらするとき 帯締めが細くて帯留めがぐらぐらしてしまうときは、帯留めに帯締めを通してから帯留めの金具に8の字にゴムをかけると、帯締めにフィットして安定します。 2)帯締めが太くて帯留めが通らないとき 逆に帯締めが太いとか、三分紐じゃない普通の帯締めに帯留めを通したいというときは、金具にゴムを通して、そのゴムに帯締めを通せばOK! とにかく使える透明のモビロンゴム、100均などで入手できます。劣化して帯留めが落ちるといけないので、こまめに取り替えましょう。輪ゴムや普通のゴム紐よりも目立たず丈夫でおすすめです。 帯留めと帯締めの組み合わせの可能性をぐっと広げてくれますよ。