ポチった際にお仕立て・加工オプションも選びます。ガード加工の有無、八掛の色を選んで、袷仕立てをお願いしました。
ここで問題発生です。八掛の色が!!選べない!! 表地の色が薄いと、濃い色にすると色が表に響いてしまうこともありますし、どれが合うかも実物を見ていないといまいち‥‥。迷いすぎて頭がぼーん!となりそうに。
最近私はこういうとき「プロに任せる」というスキルを身につけました。これはヘアスタイルやネイルなどで、自分でイメージしてあれこれ思うより、おまかせ!にしたほうが、よい結果が得られやすいということを体験したからです。昔は人に任せるなんて!と思っていましたが、新しい世界を見せてもらえたりもするし、というわけで、もうここはプロにお任せにすることに。
ぽち!!!!(ここ数年でもかなり気合の入ったポチ!。
もう、サイズに関しては着やすい着物の寸法を図って‥‥とか、以前いち利モールさんで誂えたのと同じに‥‥とか思いましたが、図るのも面倒くさい。
以前誂えた寸法のときより3キロ太っている‥‥などを鑑み、せっかくのお誂えなのでちゃんと体にあったサイズにしたい。もう、あと3キロ痩せる予定などという甘い見通し(泣)はしないと心に決めて
「身長」「ヒップ」「肩裄」「体重」を入力するだけでかんたん自動計算してくれる!というもので注文です。
ヒップも久しぶりにちゃんと図ったら厳しいものがありましたね‥‥体重‥‥‥。
でも、現実をうけとめて(爆)いまの私にあうものを。
まあ痩せたら痩せたでね! 着物は融通が効きますし(逆もまた然り)。
もちろん袖丈や褄下も細かく指定することもできます。褄下だけ、ちょうどいい!と思っている着物の寸法を図ってお願いしました。
あとは待つだけ‥‥と思ったら!
反物が左右で色が違うため、次は仕立て方について問い合わせが!!
「追いかけ仕立て」にするか「相対仕立て」にするかを決めなくてはなりません! あ、これはちょっと悩むやつ~~~!!
ということで次週に続きます!
ご褒美着物をネットで誂えちゃった★その1の巻
ポチった際にお仕立て・加工オプションも選びます。ガード加工の有無、八掛の色を選んで、袷仕立てをお願いしました。
ここで問題発生です。八掛の色が!!選べない!! 表地の色が薄いと、濃い色にすると色が表に響いてしまうこともありますし、どれが合うかも実物を見ていないといまいち‥‥。迷いすぎて頭がぼーん!となりそうに。
最近私はこういうとき「プロに任せる」というスキルを身につけました。これはヘアスタイルやネイルなどで、自分でイメージしてあれこれ思うより、おまかせ!にしたほうが、よい結果が得られやすいということを体験したからです。昔は人に任せるなんて!と思っていましたが、新しい世界を見せてもらえたりもするし、というわけで、もうここはプロにお任せにすることに。
ぽち!!!!(ここ数年でもかなり気合の入ったポチ!。
もう、サイズに関しては着やすい着物の寸法を図って‥‥とか、以前いち利モールさんで誂えたのと同じに‥‥とか思いましたが、図るのも面倒くさい。
以前誂えた寸法のときより3キロ太っている‥‥などを鑑み、せっかくのお誂えなのでちゃんと体にあったサイズにしたい。もう、あと3キロ痩せる予定などという甘い見通し(泣)はしないと心に決めて
「身長」「ヒップ」「肩裄」「体重」を入力するだけでかんたん自動計算してくれる!というもので注文です。
ヒップも久しぶりにちゃんと図ったら厳しいものがありましたね‥‥体重‥‥‥。
でも、現実をうけとめて(爆)いまの私にあうものを。
まあ痩せたら痩せたでね! 着物は融通が効きますし(逆もまた然り)。
もちろん袖丈や褄下も細かく指定することもできます。褄下だけ、ちょうどいい!と思っている着物の寸法を図ってお願いしました。
あとは待つだけ‥‥と思ったら!
反物が左右で色が違うため、次は仕立て方について問い合わせが!!
「追いかけ仕立て」にするか「相対仕立て」にするかを決めなくてはなりません! あ、これはちょっと悩むやつ~~~!!
ということで次週に続きます!
自分で袷の着物を胴抜きにしてみた★の巻
素材も紬だろうけどはっきりはわからず、実は胴裏も黄変してかなり厳しい状態。プロにお願いして仕立て直すとなると、予算的な問題もあるし、そこまでお金をかけて果たして着るのだろうか?と思うと諦め対象。でも、処分するなら思い切ってこの胴裏を外したらどうなるのか!?というのをずっとやってみたかったのです。
胴裏を外すといっても、ただばりばり~っと剥がせばいいかというと結構そういう問題でもなく、結構縫うところが多い。
1)胴裏と切り離した八掛を着物本体に縫い付ける
2)衿を内側だけ外して、胴裏を外して衿を再度縫い付ける
3)袖は底を解かないと裏地が外せないので、そこも再度縫う
4)背縫いや、各所縫い代のところをくけぬいする。
1~3はともかく、4がエンドレス!! 背縫いだけでなく、脇や袖の内側や、とにかく縫い代が露出したところはくけないとびろびろん~となってしまうので、どんなにざっくりでもいいのでくけなければ‥‥というわけでかなり!かなり座ったまま時間をつぶすという目的にピッタリマッチな作業でした。
途中で折りくけするのがいやになり(おいおい)袖の中など、見える可能性のあるところ以外は布の耳がみえたまま、ざくっと止めるなどしてみました。不都合がでたらまた考えたいと思います。
本当は背伏せもつけたほうがいいのでしょうけれど、とりあえずそのままにしてあります。強度がなくなると思うので、もう2回背縫いの直線を縫って補強しました。
さて胴裏を外したら、かなり軽くなり、ほんの数百グラムのことでこんなに着やすく感じるとは!と驚きでした。
さらに、かなり埃臭い匂いがしていたので、思い切って洗ってみることに!
水につけたら、やったことのある人はわかると思いますが、強烈な樟脳臭がもわ~~!! そして色がどんどん出てしまうのでささっと引き上げ。
脱水して、濡れたままの状態でアイロンをかけます。
あらかじめサイズをはかっておいて、アイロンで伸ばすんですが、だいたい横方向は縮まず、縦方向がぐんと縮みます。
袖丈は49センチが2センチ縮んでいたのでアイロンで伸ばしました。
身丈はなんと8センチ縮んでしまいました。八掛もあるしぐいぐい伸ばしてアイロンをかけるのが難しいので、八掛がおかしくならない程度に伸ばしながらかけて、よく乾かします。
こざっぱりして、普段着にさくっと着られそうな状態になりました。ふう~!
なんか夢中になって作業をしていて、全然写真をとっていなかったことに気がつきました‥‥(だめじゃん)
セルフリメイクやお手入れは、本当に試行錯誤の自己責任というやつですけど、思ったようにできたときはやっぱり嬉しい!!!
すごく大変かな?と、やってみたら1日の作業で終わったので、ず~っと後回しにしていたこともやってみればすぐなのかも?と思ったり。
意外とこれ「続きは明日やろう」にすると永遠にその明日がやってこないこともあるんですよね(自省)。
しかし、もう袷の季節は終わってしまった(爆)ので、秋以降の楽しみにしておきたいと思います(笑)そういうとこやぞ、自分‥‥。
足が~とかやる気がでない~とか言っていないで、できることをやってみたら気持ちがいいものですね。なかなかできないけど、もうちょっとがんばれわたし! 原稿も、はやくとりかかれ、わたし!
関連記事:袷の時期に涼しく胸元すっきり胴抜き仕立てのすすめ
大相撲!安美錦関の断髪式に行ってきましたの巻
写真:渡部瑞穂
実は私、国技館でお相撲観戦ってしたことがなかったんです。バアちゃん子の私にとってお相撲は、祖母とこたつで応援するものでした。そのテレビの中に、自分もいるんだ~ってなんか感動してしまいました。初めて!という友人とすごいすごーい!といちいち大興奮。行司さんや呼び出しさんの衣装にも目がいきます!
そして、房好きの私としては一度生で見たかった、土俵の釣り屋根の四方に下がっている四神を表すという巨大な4色の房!! 見られました!いや神々しい~~。うっとりです。
そもそもスポーツ観戦にあまり興味がなかったためか、今回が初!大相撲観戦。テレビで時々見たりという程度の私でも、22年という長い力士人生を歩まれた安美錦関は知っていました。コロナでこの断髪式も2回延長となり、やっと開催できたそう。
もうすぐ5歳になる息子さんと二人で、出身地青森の名物が散りばめられたおそろいの化粧回しで土俵入り。二年前に開催されていればきっと抱っこだったでしょうから、延期も悪いことばかりではなかったのかもしれません。
美味しいお弁当を食べながら、場所中とは違う和やかな雰囲気の中で相撲甚句や、取り組みを見て、とっても楽しかったです。
そしていよいよ断髪式。なんと350人という方たちが髷に鋏を入れていき、最後に師匠である伊勢ヶ濱親方が大銀杏を落とします。
一人一人との無言の対話‥‥お父様が鋏を入れて四方に礼をし、ぽんと肩を叩いて土俵を降りられたときに、思わず涙を拭う姿にじーんとしました。
私はこの後の仕事のため途中で失礼してしまったのですが、上位力士の皆さんの取り組みや照ノ富士関の横綱五人掛りなどもあり、また髷を落とし、タキシードに着替えて登場の安治川親方のご挨拶など、相撲ファンがおおいに盛り上がったようで、帰ってからニュースを何度も見返して反芻。
帰り道、発売されたばかりの安美錦関の自伝『けっぱれ相撲道』を拝読。相撲一家に育ち、子供の頃はプロレスごっこでも父に勝てなかったけど蝶野正洋のSTFを決めたことがあるとか爆笑!もありつつ、怪我と戦い続けた土俵生活、引退。そしてコロナを機に早稲田大学で学んだり、と常に前を向き自分を磨き続ける姿に超・感動。絵莉夫人との二人三脚も素晴らしくて、お二人が部屋を開いて、新しい時代の力士を育てるところを見てみたいと思いました。
お相撲ファンじゃなくっても、元気がもらえる本でした!おすすめです!
こんな機会も滅多にないと思い、怪我した足をテーピングしてこたび+足袋+草履でしたが、靴より楽に行けました。根性で行ってよかった!!
安美錦関のお人柄が感じられる、本当によい雰囲気の襲名披露にお邪魔させていただき感謝感謝の1日でした。
着物にあわせてネイルもおしゃれしたよ★の巻
ネイルアート:ネイルスタジオNoa
おめでたいからと金箔も入れてもらって、キラキラ! 赤い爪はマットにしてもらって、それもまたキラキラの中にもほどよい落ち着きがありとっても素敵な仕上がりです。着物でも洋服でも、爪の先がキラキラだとテンションがあがりますね!
私は爪が弱く、特に着付けの仕事を始めてからはハードな現場の後だと爪が割れてしまったりすることもあり、着物や帯を傷つけないためにもジェルネイルで補強しています。お茶のお稽古でネイルはNGですが、今はお休み中のため少し華やかにして楽しんでいます。
ネイルについては新しいものだけにいろいろな意見がありますよね。特に着物にネイルをあわせていいの、という戸惑いもあるかもしれません。
私は日常で自分の目に入りやすい爪がキラキラしていると、テンションがあがる派なので、自分のためにしています。マナーや人の目も大事ですが、人の迷惑にならなければ自分が一番楽しく嬉しいことをやっていこうかな~と思っています。
それから、決まったネイリストさんのところに通うようになって半年経つのですが、きちんとケアしてもらうようになったら爪の形が変わってきたんです。私は親指の爪が短くてそれがすごいコンプレックスでした。長く伸ばしてもぐにゃっとねじれてしまうので変だし‥‥と思っていたのですが、ネイリストさんに爪をケアしてもらうようになって、爪がまっすぐ伸びるように。
あと、爪がきちんと指について、ピンクの部分が増えて爪が大きくなってきたんです。すご!! ネイリストさん曰く、爪の成長点があってそれを損なわないようにすると爪は育つし、キレイになるんですとのこと。
ネイルの付け替えにいって、自分の素の爪が綺麗になっていくのを見るのも楽しみの一つになっています。
その他、ネイルを長持ちさせるコツも伺いました。
・シールをはがしたり、段ボールを爪でばりばりっ!と開けたりしない
(先端のコーティングが剥がれたり浮いたりしてしまうため)
・ハンドクリームやオイルで保湿する
(アルコール消毒や手洗いなど、手の油分や水分が奪われると乾燥でジェルネイルのもちが悪くなるので、適度な保湿を!)
・3~4週間でつけかえ
(定期的なお手入れが、長くキレイに楽しむコツ)
ばりばりっ!はやってしまうかも(汗)
私自身はいままで美容代にお金をかけることには、ちょっと罪悪感のようなものがあったり、もったいないと思ったり、どうせ私なんてという気持ちがあったりしたんです。髪も爪ももう限界!みたいになってから、ネットでお得なクーポンを探して、飛び込むみたいなことを続けていましたが、この1年~半年くらい、決まったところに通って、プロに委ねるということをしていたら、綺麗になったね!(あくまで当社比)といってもらえることが増えました。人に任せることって大事なんだなあと実感しています。
あとね、なんでも板につくまでちょっと時間がかかるのかなって思います。最初はなんか違う?と思っても、きっと自分に受け入れ体制ができていないということもあるのかも。石の上にも三年じゃないけど、最低でも半年くらいは文句言わずにしばらく続けてみるということも大事なんじゃないかなと、思っています。
着物も同じように、やっぱり回数を重ねないとわからないことも多いように感じています。着物もコロナで着るのをさぼってしまったので、またとにかく着る!というのを続けてみようかな。それにはまず、健康第一ですね。早く治れ、足の指(まずそこだ)。
出版記念パーティをしてもらったぞ★の巻
着物:翠山工房の辻ヶ花訪問着
お嫁入りの時に母が用意してくれた訪問着は、地色が綺麗で大好きな1枚。金通しの生地がキラキラして、こんなときでないとなかなか着られない!と思って選びました。結婚式の二次会にも着た思い出の晴れ着です。四半世紀以上経っても圧倒的晴れ着! 着物ってすごいなあ~と改めて思いました。
帯:菊の重ねの袋帯
四十歳の記念に自分の好みの袋帯を!と購入したもの。その時は大人になった!と思いましたが今思うとまだ若いな~(笑)「きものSALON」で取材していただいたときにも着ました。重なった菊が扇のようにも見えてお気に入りの帯です。
帯揚げ:前著ではじめてデパートで帯を買ったお話を描いたのですが、その時に一緒に買った雲文様の帯揚げです。三十年ものですが、ずっと活躍してくれているすごい子です。初心忘れずのつもりで選びました。
帯留:本が発売になった日になにか記念をと思ってこの白蛇ちゃんの帯留と目があってお迎えしました。普通の帯締めも通るので、帯締めは着物の色から一色とってピンクの冠組にしました。
半衿:パーティだ!ということでキラキラのビーズの半衿に。
足袋:ゑびす足袋さんの梅。細身の足袋がはけるようになって嬉しい!!! 足も小さく見えて嬉しい!!
草履:ワニの布を持ち込み、白い鰐皮風の台にすげてもらったものです。コロナ前に作って全く出番がなかったものをやっと履けました。
あとはネイルを本の表紙に合わせた色で塗ってもらったりして、かなり楽しんでおります。
ヘアはショートにしてしまったので、ヘアメイクさんに相談してヘッドドレスで華やかにしました。大好きな房もプラスしてもらいました~。
そして中身はたかはしきもの工房のうそつき衿です!
浮かれまくったコーデをどうぞご笑納ください。
着物で参加してくれた方も洋服の方も「なかなかおしゃれして出かけることがなかったから、楽しかった」とおっしゃっていただけて、本当に嬉しかったです。
おしゃれって大事!!
そしてリアルで会うって、大事!!
いっぱい喋って、キラキラしている皆さんの笑顔を見ていて本当に幸せになりました。都合が合わなかった方からも、お祝いのメッセージをいただいて、ひたすら感謝感謝の1日でした。
まだまだ手放しで大きな集まりができる状況ではないかもしれませんが、少しづつ楽しめることがまた戻ってきますように。
私も誰かのパーティに参加したいっ!
いただいたお花のいい香りに包まれて、まだぽわん、と余韻に浸っているわにこでした。
着物が捨てられない!と思ったらの巻
まあこのへんは、この結論に辿り着くまでにいろいろ紆余曲折もあったし、まだ悩むこともあるんですが。
今回は、本を描きながらめちゃくちゃ着物の処分に向き合いました。結局、大幅に着物の数を整理して、かなり精神的にも楽になったし、残っている着物は大切にお手入れしながら着ていこうと思っています。
着物は、その時その時の思い出も全部映し出す鏡のようなものでもあります。これを着た時どうだった、誰になんと言われた、その時の気持ちはどうだった‥‥びっくりするほど、よく覚えているものです。もしそれが、とても悲しかったりいやなことだったら、どんなよいものでも思い切って手放すのもありでしょう。
着物は捨ててもばちはあたりません!
(はい、ちょっとバチが当たると思っていた昭和生まれです)
もし、あなたが持っている着物の量があきらかに自分のキャパをオーバーしていたら、着物を大事にしきれていないな、とか自分が着物に関してちょっとでも心が重いなと思うことがあったら、一度処分について考えてみませんか?
なかなか向き合えないこともあると思いますが、着物に向き合うことは自分に向き合うこと。わにこ五十五歳の春からの「着物の数が多いなと感じたら、本当に自分に必要か考えてみよう」という、おすすめでした。
<宣伝>
星わにこコミックエッセイ『「その着物、どうする?」好きだから知っておきたい保管・メンテ・処分の方法(河出書房新社)』5月12日発売です!
新刊『その着物、どうする?~好きだから知っておきたい保管・メンテ・処分の方法~』出ます!の巻
中身は相変わらずお気楽でぽやぽやな私の漫画なのですが、今回は4つの章になっています。
最初はお片付けの章。
ただただ着ることが楽しくて、買ったりいただいたりした着物がどんどん増えて、気がついたら着物に埋もれてた私! とうとう収納崩壊を起こしてにっちもさっちもいかなくなり、お片付けのアドバイザーさんに助けていただいて、なんとか片付けた!というお話。
あれも捨てられない、これも捨てられないという私ですが、収納の仕方を教えてもらいながら、なんとか数を絞っていきます。
次はメンテの章。
着た後のお手入れや保管だけでなく、サイズが合わなかったり、補修が必要だったりするものの悉皆について。このコラムでもご紹介したこともある実際にトライした仕立て直しや、自分でできるメンテナンス、プロに任せたほうがいいメンテナンスの見極め方などを探っていきます。
受け継ぐ着物の仕立て直しや、自分の着物のメンテナンスなど信頼できるプロの皆さんにお話を伺い、銀座いち利の女将も登場してくださいました!
そしてリメイクやリサイクルの章。
着ない着物、どうしよう‥‥。でもいつかは着るかも‥‥となんでもかんでもとっておいて大変なことになったわにこ。
みんなは一体どうしてるの? というわけでキモトモ(着物友達)のみんなに聞いてみました!
取材する中で、いろんな着物の手放し方を知りました。リメイクで楽しむ方法も教えてもらいました! 自分が納得できる方法を選んでいただけたらいいなと思います。
最後に、残された着物と気持ちの整理の章。
身内の着物を処分しなくてはいけなくなった、という経験をされた方もいると思います。私自身、7年前に亡くなった母の着物を整理しなくてはいけないとおもいつつ、まだ手をつけられていない状態。
こちらも、実際に残された着物を受け継いだり処分したりした方たちにお話を伺いました。私もいずれは着物を残してこの世を去るときがやってきます‥‥譲ったり譲られたりする着物や、受け継がれる知恵など、気持ちの整理をつけながら、着物を楽しむ方法を考えました。
どれも実用で役に立つ!というよりはこんな人もいる、こんな考え方もあると知っていただくことで、ご自分の着物ライフのヒントにしていただけたらいいなあと思いながら描きました。
本当にたくさんの皆様のご協力を得て完成した本、このいち利モールさんでのWEBコラムを十年間書かせていただいて、得た体験や知識を全部出し切るつもりで描きました!
もう書店、通販書店など予約も始まっておりますので、よろしかったら、お手にとっていただけると嬉しいです!
皆様の着物生活がより豊かになりますように‥‥。
そしてこれからも、このコラムをどうぞよろしくお願いいたします!(ぺこり
襦袢と着物の袖丈が合わない時の応急処置の巻
それからもうひとつ。着物と襦袢の袖丈、合っているはずなのに襦袢のほうがちょっと短くなっちゃう。なんていうことはありませんか?
そんなときは、着付けが原因です。襦袢の袖付けのところを胸紐や伊達締めでしっかり押さえて袖側の布まで引っ張りすぎている場合。
そんなときは、身八つ口の部分から襦袢の袖付けを上にひっぱって少し緩めてあげると、着物と袖丈がぴったりになりますよ。
袖の振りが、羽織やコート、着物、襦袢とピッタリ重なって層になり色のグラデーションが見えたりすると本当にうっとりしますよね~。
でもなかなか全てがそうはいかないからこそ、その尊さも分かろうというもの‥‥。
袖丈が合わないからといって諦めるよりも、多少のことはちょっとした工夫で乗り切って、楽しみましょう!
完結目前!ゴールデンカムイ推し着物コーデ完成!の巻
まず、鯉の訪問着!!! 飛び跳ねています!! もちろん鯉登少尉の名前に因んだ柄です。
そして帯! 帯は雪月花の袋帯にしました。雪は少尉のお母様の名前、月はバディの月島軍曹の月、花は家族ぐるみでお付き合いがあったであろう花沢家の花。え?それこじつけすぎ? いいんです。因み柄は別名「こじつけ」です!!
帯揚げはグッズなどで割り当てられている貴公子カラーの紫。もうちょっと濃い色がよかったかも!
帯留は、波に鯉です。
帯締めは軍服のカーキの三分紐に少尉の一つ星をつけて。
せっかくの訪問着なので、ゴールデンの伊達襟を入れました。
着付けはちょっと帯を低めに、帯揚げは入り組(いりく)に、帯も気持ち前でクロスさせて斜めラインを出して、ちょっと粋なマダム風にしてみたつもりです! こいででっかい指輪とかしたいでモス!
あんまりあからさまではないけれど、見る人が見たらわかるようなコーデをめ、め、目指してみました(なぜどもるのか)。
まだ半衿や襦袢、草履に足袋にバッグに‥‥と凝り始めるといくらでも熱量が入っていくのですが、ごてごてにしないでどこで抑えるかっていうところも大事なのかな(抑えてないw
なんか書いていたらゴールデンカムイゴールデンカムイばっかり言ってる自分がちょっと気の毒になってきたけど(笑)いいの!!楽しいから!!
自分だけが「これは推しちなみ。ふふ」というようなアイテムや色、柄がちょっと入っているだけでもほんとにほんとに、どうしてこんなに心がうきうきするのでしょう。推しって尊いわ。
ニヤニヤしながら写真を撮っていたら、猫がドアを開けろと怒ってきました。(茶色がいわしで、黒がさわらです)す、すみません。。。
前にはまったバーフバリもそうだったんですけど、なんかこう上裸の男子たちが戦うやつが好きなんでしょうか? 少年ジャンプ育ちなので仕方がないのかもしれません。なんかこうご時世的にもいろいろセンシティブなところはありますが、あまりの人気ぶりに実写映画化もされるとのこと。私はめちゃめちゃハマりましたが、全ての人にどうぞどうぞと言いづらい(笑)んですけれど、とにかく面白い! 今ならヤンジャンアプリで全話無料で読めますので、もし興味があったらぜひ!!
私の推し、鯉登少尉は最初はただのアレかと思ったのが、途中からめちゃくちゃ成長してよかにせ(いい男)になりますので途中でやめないで我慢して読んでもらえると(笑)
コラムの担当さんにも、漫画が完結してしまったらわにこさんどうなるの?と心配されていますが、まだ単行本発売もあるし(いろいろ加筆される)、展覧会もあるしアニメもあるし、映画も……あるしまだまだ踊っていそうです。
ゴールデンカムイファンの方いらしたら、声かけてくださいね!
おうちでできる卒業袴の洗い方の巻
3)アイロンは当て布をして
脱水時間を短くして干せばあまりシワも残らないと思いますが、仕上げのアイロンをかけたい場合は、必ず当て布をして。ポリエステルはてかりやすいので要注意です。あと、ヒダがずれないように気をつけてください。
とりかかるまではうーんと思っていましたが、友人が「上手に洗えた!」と言っていたので私もトライしてみました。お稽古で使っていた袴も、洗わずにおいていましたがスッキリしましたよ。
クリーニングに出すと結構費用もかかりますから、洗わず締まっているポリエステル袴がある方は一度ホームクリーニングに挑戦してみませんか?
着物は苦しくて痛い!?の巻
着付けする側もその力加減が一番難しいところであり、習うより慣れていくしかない。日々たくさんの反省と気づきをいただいて精進するしかないのです。私もたくさん、辛い思いをさせてしまったことがあるのではと、夜中にふと眠れなくなることもあります。
着付けを習うときにも、最初に胸紐や伊達締めを高い位置で締めて結ぶやり方を習っていると、それがなくては着られないと思い込んでしまいがちです。綺麗に着られるけど、実は苦しいのですよね~。
この辺りは、個人差があって、みぞおちを締めても大丈夫な方もいるんです。なので、自分の感覚と相談することが大事です。
着付けを教えるときには、紐は低い位置で結んでいい、ここまで紐や伊達締めを省略してもいい、ということもお伝えするようにしています。いろいろあるけど、最低腰紐1本で着られるものなので、あとはどこまで自分が整えたいか、にかかってくるのです。
紐を締める強さだけに着目しがちですが、それよりも補整を適宜入れると着崩れが減るので紐でぎゅうぎゅうする必要がないし、特にウエスト補整は体への紐の食い込みを防いでクッションになってくれるので、必要だなあ~と感じています。
タオルでもいいのですが、食い込みを押さえるという点で、私はたかはしきもの工房のウエスト全体をぐるっと巻いてしまう腰パッドスキニーを愛用しています。これを使うと腰紐をかなりぎゅっと強く結んでも体が苦しくないのです。しかもウエスト補整がしっかりできるので、おはしょりも綺麗に整うし、気崩れが格段に減ったので、これなしで着物を着ることは考えられないくらい頼っています(笑)。
痛くしない、苦しくしない着付けは、紐の数、紐の位置、紐を締める強さ、そしてウエスト補整が肝だと思います。
痛い、苦しいと思ったことがある方は、このポイントをちょっと見直してみてくださいね。こういうものだと思っていても、ちょっとした工夫で楽になることも。自分の好みで、らくちんな着付けで着物を楽しんでください!
桜色の着物を入学式とお花見に☆春の妄想コーデの巻
礼装コーデでは、西陣の袋帯、絞りの帯揚げに平組の帯締め、おめでたい七宝の刺繍半衿をあわせました。礼装では色の主張を抑えると、上品になります。
同じ着物なのに、随分イメージが変わりますよね。この着物にはこの帯、と決めてしまわないで、いろいろ組み合わせを考えてみると楽しいものです。
着物のルールに「格」というものがありますが、これも正解があるようでないいようなもの。例えば、この飛び柄のやわらかものの小紋と、紬の訪問着がどちらが礼装として着やすいかといえば、限りなく無地に近いこの小紋でしょう。柄付や色、やわらかものか紬か、などなど、訪問着・付け下げ・色無地・小紋という区分だけではジャッジできないものです。
また、着ていく場所のTPOにもよりますし、一概に訪問着のほうがいいとか小紋だからだめだとか、そういうものでもないのです。また、値段が高いから格が高いというものでもないのが、面白いところです。
カジュアルだったら基本自分の好きなものを着たらいいですし、そうでない場合は招かれた場にふさわしいかどうか、想像するとよいと思います。
そういう点では、着物は無地っぽいものや少し控えめな柄付のもののほうが帯でドレスアップ・ドレスダウンしやすいと言えるかもしれません。
そろそろ羽織やコートを脱いで、帯付き姿でおでかけできるシーズンになります。帯と着物のコーディネートを楽しみましょう!
女子の黒紋付袴もかっこいい!の巻
上に裏が赤いマントを羽織って、とってもかっこいい卒業式スタイルが出来上がりました。ヘアスタイルは帯と伊達襟に合わせて、美容師さんお手製の紫とシルバーの水引の飾りで、長い後ろ髪を尾長のように垂らして完成。
個性的な卒業袴スタイル、とってもとってもかっこよかったです!(語彙が‥‥)
そして、黒紋付はやはりぴりっと締まりますねえ~~!
大学院の卒業式にはぴったりのセレクトではありませんか。さながらアカデミックガウンのようなフォーマル感がいいですね! もっと女性の黒紋付も、活躍の場が増えるといいなあ~。
そして、みんな同じではなく、自分の好きなスタイルができる世の中でありますようにと願う春の日でした。
PS これから卒業式を迎える袴姿のお嬢様がたへ。ご卒業おめでとうございます! 袴捌きの記事も参考にしてね。
関連記事:袴姿で美しく。座る時にはふわっと持ち上げて☆の巻
春の帯締め花玉結び風の巻
そしてもう桜の開花予想も出ましたね。今年は例年並みでしょうか。うちの庭の啓翁桜にも蕾がつきました。花が咲くのが待ち遠しい。
今日はそんな春の花をイメージした帯締めの結び方をご紹介します。友人が、長すぎる帯締めの長さを調整するのに編み出したという結び方、まるでお花のようなので花玉結びと名付けてみました。
やり方は簡単!
まず普通に帯締めを結んで
上でひと結びして端を帯締めの下に通します
下でまたひと結びして端を帯締めの下に沿わせて始末します。これでもう出来上がり!
ちょっと長さが必要なのと、丸ぐけか丸組、冠組がおすすめです。平組だとあまり綺麗に決まりません。
コツは結んだらぎゅっと引っ張りすぎず、帯の上で平に形を作ること。やってみるとすごく簡単なのでびっくりしますよ。
淡い色あわせで結べば、気分は春! これならあまり大袈裟すぎず、大人でも楽しめる上品な飾り結びではないでしょうか。普段は普通にしか結ばないけれど、お花見散歩のときとかにちょっとだけ遊んでもいいかな? なんてときにぜひどうぞ!
ぶかぶかにならない両面テープ半衿付け研究の巻
いろいろためしてみて、うまくいくのはコットンなどの柄半衿系。生地がすべらないので襦袢の地衿にも密着しやすくてあまりテクニックいらずです。ちりめんなども、シワが目立ちにくいのでまあ許容範囲。
一番ぶかぶかになるのはとろみのある厚手の正絹塩瀬‥‥ごまかしも効かないし、難しい! これは私的にはあきらめて手縫いかな、と思っていますがこのあたりは個人差ですね。
あと、両面テープは着終わったらすぐに剥がしておかないととれなくなってしまうことがあるので要注意です!
昔から針を持ちたくないという人の心は変わらぬようで、両面テープが普及する前からワンタッチ半衿という名前で粘着テープつきの半衿が売られていました。母の箪笥でテープつき半衿をつけた襦袢を発掘したことがありますがテープのところがセピア色に変色していて、だめになってしまっていました。キモトモもテープ付き半衿をお母様の箪笥で発見したことがあるらしく、やはり変色していたと言っていました。あくまでもインスタントなものだと思ったほうがよさそうです。
長所短所はありますが、どこまできれいにつけたいか、どれくらいのゆるみなら許容範囲か、テープか糸か、自分はこっちのほうがいいという落とし所を見つけてくださいね。
ちなみに私は、結構あとで剥がすのが面倒なので、半衿がすでについててそのまま洗えるうそつき衿派です!(どんだけ面倒くさがりなのだろうか
着物で走る=エリプティカル運動!?の巻
着物で走る(走るというより高速移動と私は名付けているのですが(笑))動きは、普通にランニングするようにはできないので、レレレのおじさんのように上半身をほとんど動かさず足だけを動かしています。
時代劇などをみていてもお侍さんも刀のあたりに手を置き、上半身をほぼ動かさず走りますし、お女中さんも足だけしゃしゃしゃしゃ!と動かしていますよね。これが日本古来の走り方、ナンバ走りなのです。
2019年の映画『サムライマラソン』でも、主演の佐藤健さんはじめみなさんナンバ走りでしたね!
ちなみにここで普通に腕も動かして走ってしまうと、着物はぐずぐずに着崩れてしまうんです~。
帯で腰が固定されているのでそういう動きになるということなんですが、慣れると結構早く移動できるようになります(ならんでいいという話はさておき)おかげさまで、ぎりぎりですが時間には間に合いました。。。
もし着物で急がねばという必要に迫られた時は、お試しください!
普段の洋服のときでも上半身のブレが少ないナンバ走りは、けっこうおすすめですよ!(基本は余裕のある移動をなさってください‥‥(自省)
枕紐の代用を風呂敷でしてみたぞ!の巻
いつもこんな話をすると皆さまには呆れられてしまいますが、まあいろいろなものがなくっても、なんでもなんとかなるし、絶対それを使わなければならないということもない、という発想の転換もありということで。(その前に忘れるなというのはさておいて)
そんなことはめったにないと思いますが、笑っていただけるもしくはドジっ子仲間さんがいらしたらなにかの参考になると幸いです!
さてここから先はどうでもいい独り言です。
私をリアルでご存知の方は頷かれると思うんですが、うっかりが多い、時間に遅れがちといわゆるADHD(注意欠陥多動性障害)の傾向が強いんですよね。なるべく気をつけてはいるのですが、もうこれほんと遺伝性質だそうなんで仕方ないらしいのです。自分でも「なんでー!?」って思うようなことも多々あり、大人になったらしっかりするのかなと思いながらもう超、超、超いい大人なんですが直りません。申し訳ないと思ったり考えたり対策したりするものの、一向に改善されずため息ばかり。このごろは加齢によるものわすれも加わって戦々恐々です。。
でも、それも自分の個性だからつきあっていくしかないのですよね~。逆にだからこそ新しいものが好きだったり、興味のあることに食らいついて突き詰めたり、ちょっと変わったことをしてみたり。みなさんにネタを提供できることも多いのではないかとこの頃はポジティブに考えています。
まあそんなわけで、またなにかやらかしたらご報告します!(やらかさなくていい‥‥まじで)怪我の功名みたいなことばっかりの人生ですが、みんな違ってみんないい、ということで、話が盛大にそれましたが(これもありがち)、こんな私ではございますが、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます(ぺこり)
足袋パンプスを着物にあわせてみた。の巻
まあ今回、それだけの話なんですが、洋服で足袋が履けるいい靴ってないでしょうか? 草履を履くとミスマッチだし、下駄を履くと無頼派ぽくなってしまう。それは私が昭和な女だからでしょうか?
と思って探してみたら、お坊さんの足袋で履けるスリッポンというのを発見。
なるほど、お坊さんが履いているのをみたことある!が、男性用でした。もういっそ装束の浅沓(あさぐつ)、鳥皮沓(うひり)にする!? いずれも普段履きにはオーバースペックすぎますね(笑)。
やっぱり足袋はそれだけで履くことを前提にされた形だから草履、下駄がベストマッチ、むしろサンダルのようなもののほうがいいのかもしれません。結局あまりいい答えは見つからないのでしばらく彷徨いそうです。なにか素敵なアイディアがあったら教えてくださいませ。
それはそれとして、普段着物にスニーカーやブーツも可愛いですよね。あまり違和感がないので、足袋ソックスに足袋パンプスを楽しもうと思います。
早くおでかけが楽しめるようになりますよう‥‥祈るしかないのがもどかしいところです。皆様のご自愛お祈りいたしております。
梅の着物。着なくてもタンスから出してあげよ。の巻
この白地に白梅枝のモチーフを見て、老舗の呉服店の方が「これ昔はやりましたなあ」とおっしゃっていたので、昭和のある時期にとても流行した柄なのではないでしょうか。
小紋なのに、上品でほどよくドレッシーなよそ行き感がとてもよいのです。
地色が黒で同じような白梅枝モチーフの着物も持っていますが、こちらは八掛が黄緑ですこしおきゃんなかんじ。色でもずいぶん印象が変わりますね。
枝付きの写実的な柄は、その花の時期に楽しむとよいというので毎年この時期には着たいと思うのですが、去年に続いて今年もどうやらちょっとおしゃれをして出かけるシーンを失ってしまいそうなこのシーズンになってしまいました。
またかあ~なんてため息をつきかけましたが、思い立って箪笥から出してみました。やっぱり好きな着物を見るとテンションが上がりますね。広げて触って、半日くらいハンガーにかけて眺めてまた畳んで仕舞うだけでもとても気持ちがすっきりしました。
Googleフォトで、「着物」「1月」「2月」で検索して見返すと、この着物とあそこにもいった、ここにもいったなと思い出が浮かんできてとても楽しかったです。たとえ着なくても、こうやって愛でるだけでも幸せなんだなあ、なんて自分の着物愛も再確認しちゃいました。
子供の学校も休校が決まり、しばらくまた閉じこもる日々になってしまいそうですが、気持ちを切り替えて好きなものを見て過ごせたらと思います。
気がついたらもうあさっては立春。いつのまにか梅もたくさん咲いていて。何があっても、時はめぐって春は来る。自分の場所で、顔をあげていこ。って着物にパワーをもらったお話でした。
着なくても、着物に触ってみてください。きっと元気が出ますよ。
短い帯は隠し仮紐で固定できるぞ。の巻
仮紐が見えてしまうと「あら」ということになりますので、なるべく見えないように帯の中に仕舞うのがポイントです。
短い帯を結ぶためには、手をなるべく短くとる、とか、前の部分を一重にする、とか結び方自体を変える、とかいろいろな方法がありますが、極端に短い帯以外はこの隠し仮紐方式で結んでしまいます。
理由は、帯の結び方を変えなくてもいいから。なにも考えずにいつも通りに結んで、長さが足りなければ仮紐で止めてしまう。一番楽ちんで時間短縮であります。
最後の最後で「あらっ!たれが短い!」となったときは、この裏技を思い出してくださいね!
それにしても、この禰豆子(ねずこ。正しい表記はネ+爾)ちゃんみたいな帯、一昨年まではこんな裏技なしで結べてた気がするんですが、タンスの中で(まだ言ってる)‥‥‥痩せたいです(切実)。






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