上に裏が赤いマントを羽織って、とってもかっこいい卒業式スタイルが出来上がりました。ヘアスタイルは帯と伊達襟に合わせて、美容師さんお手製の紫とシルバーの水引の飾りで、長い後ろ髪を尾長のように垂らして完成。
個性的な卒業袴スタイル、とってもとってもかっこよかったです!(語彙が‥‥)
そして、黒紋付はやはりぴりっと締まりますねえ~~!
大学院の卒業式にはぴったりのセレクトではありませんか。さながらアカデミックガウンのようなフォーマル感がいいですね! もっと女性の黒紋付も、活躍の場が増えるといいなあ~。
そして、みんな同じではなく、自分の好きなスタイルができる世の中でありますようにと願う春の日でした。
PS これから卒業式を迎える袴姿のお嬢様がたへ。ご卒業おめでとうございます! 袴捌きの記事も参考にしてね。
関連記事:袴姿で美しく。座る時にはふわっと持ち上げて☆の巻
女子の黒紋付袴もかっこいい!の巻
上に裏が赤いマントを羽織って、とってもかっこいい卒業式スタイルが出来上がりました。ヘアスタイルは帯と伊達襟に合わせて、美容師さんお手製の紫とシルバーの水引の飾りで、長い後ろ髪を尾長のように垂らして完成。
個性的な卒業袴スタイル、とってもとってもかっこよかったです!(語彙が‥‥)
そして、黒紋付はやはりぴりっと締まりますねえ~~!
大学院の卒業式にはぴったりのセレクトではありませんか。さながらアカデミックガウンのようなフォーマル感がいいですね! もっと女性の黒紋付も、活躍の場が増えるといいなあ~。
そして、みんな同じではなく、自分の好きなスタイルができる世の中でありますようにと願う春の日でした。
PS これから卒業式を迎える袴姿のお嬢様がたへ。ご卒業おめでとうございます! 袴捌きの記事も参考にしてね。
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春の帯締め花玉結び風の巻
そしてもう桜の開花予想も出ましたね。今年は例年並みでしょうか。うちの庭の啓翁桜にも蕾がつきました。花が咲くのが待ち遠しい。
今日はそんな春の花をイメージした帯締めの結び方をご紹介します。友人が、長すぎる帯締めの長さを調整するのに編み出したという結び方、まるでお花のようなので花玉結びと名付けてみました。
やり方は簡単!
まず普通に帯締めを結んで
上でひと結びして端を帯締めの下に通します
下でまたひと結びして端を帯締めの下に沿わせて始末します。これでもう出来上がり!
ちょっと長さが必要なのと、丸ぐけか丸組、冠組がおすすめです。平組だとあまり綺麗に決まりません。
コツは結んだらぎゅっと引っ張りすぎず、帯の上で平に形を作ること。やってみるとすごく簡単なのでびっくりしますよ。
淡い色あわせで結べば、気分は春! これならあまり大袈裟すぎず、大人でも楽しめる上品な飾り結びではないでしょうか。普段は普通にしか結ばないけれど、お花見散歩のときとかにちょっとだけ遊んでもいいかな? なんてときにぜひどうぞ!
ぶかぶかにならない両面テープ半衿付け研究の巻
いろいろためしてみて、うまくいくのはコットンなどの柄半衿系。生地がすべらないので襦袢の地衿にも密着しやすくてあまりテクニックいらずです。ちりめんなども、シワが目立ちにくいのでまあ許容範囲。
一番ぶかぶかになるのはとろみのある厚手の正絹塩瀬‥‥ごまかしも効かないし、難しい! これは私的にはあきらめて手縫いかな、と思っていますがこのあたりは個人差ですね。
あと、両面テープは着終わったらすぐに剥がしておかないととれなくなってしまうことがあるので要注意です!
昔から針を持ちたくないという人の心は変わらぬようで、両面テープが普及する前からワンタッチ半衿という名前で粘着テープつきの半衿が売られていました。母の箪笥でテープつき半衿をつけた襦袢を発掘したことがありますがテープのところがセピア色に変色していて、だめになってしまっていました。キモトモもテープ付き半衿をお母様の箪笥で発見したことがあるらしく、やはり変色していたと言っていました。あくまでもインスタントなものだと思ったほうがよさそうです。
長所短所はありますが、どこまできれいにつけたいか、どれくらいのゆるみなら許容範囲か、テープか糸か、自分はこっちのほうがいいという落とし所を見つけてくださいね。
ちなみに私は、結構あとで剥がすのが面倒なので、半衿がすでについててそのまま洗えるうそつき衿派です!(どんだけ面倒くさがりなのだろうか
着物で走る=エリプティカル運動!?の巻
着物で走る(走るというより高速移動と私は名付けているのですが(笑))動きは、普通にランニングするようにはできないので、レレレのおじさんのように上半身をほとんど動かさず足だけを動かしています。
時代劇などをみていてもお侍さんも刀のあたりに手を置き、上半身をほぼ動かさず走りますし、お女中さんも足だけしゃしゃしゃしゃ!と動かしていますよね。これが日本古来の走り方、ナンバ走りなのです。
2019年の映画『サムライマラソン』でも、主演の佐藤健さんはじめみなさんナンバ走りでしたね!
ちなみにここで普通に腕も動かして走ってしまうと、着物はぐずぐずに着崩れてしまうんです~。
帯で腰が固定されているのでそういう動きになるということなんですが、慣れると結構早く移動できるようになります(ならんでいいという話はさておき)おかげさまで、ぎりぎりですが時間には間に合いました。。。
もし着物で急がねばという必要に迫られた時は、お試しください!
普段の洋服のときでも上半身のブレが少ないナンバ走りは、けっこうおすすめですよ!(基本は余裕のある移動をなさってください‥‥(自省)
枕紐の代用を風呂敷でしてみたぞ!の巻
いつもこんな話をすると皆さまには呆れられてしまいますが、まあいろいろなものがなくっても、なんでもなんとかなるし、絶対それを使わなければならないということもない、という発想の転換もありということで。(その前に忘れるなというのはさておいて)
そんなことはめったにないと思いますが、笑っていただけるもしくはドジっ子仲間さんがいらしたらなにかの参考になると幸いです!
さてここから先はどうでもいい独り言です。
私をリアルでご存知の方は頷かれると思うんですが、うっかりが多い、時間に遅れがちといわゆるADHD(注意欠陥多動性障害)の傾向が強いんですよね。なるべく気をつけてはいるのですが、もうこれほんと遺伝性質だそうなんで仕方ないらしいのです。自分でも「なんでー!?」って思うようなことも多々あり、大人になったらしっかりするのかなと思いながらもう超、超、超いい大人なんですが直りません。申し訳ないと思ったり考えたり対策したりするものの、一向に改善されずため息ばかり。このごろは加齢によるものわすれも加わって戦々恐々です。。
でも、それも自分の個性だからつきあっていくしかないのですよね~。逆にだからこそ新しいものが好きだったり、興味のあることに食らいついて突き詰めたり、ちょっと変わったことをしてみたり。みなさんにネタを提供できることも多いのではないかとこの頃はポジティブに考えています。
まあそんなわけで、またなにかやらかしたらご報告します!(やらかさなくていい‥‥まじで)怪我の功名みたいなことばっかりの人生ですが、みんな違ってみんないい、ということで、話が盛大にそれましたが(これもありがち)、こんな私ではございますが、今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます(ぺこり)
足袋パンプスを着物にあわせてみた。の巻
まあ今回、それだけの話なんですが、洋服で足袋が履けるいい靴ってないでしょうか? 草履を履くとミスマッチだし、下駄を履くと無頼派ぽくなってしまう。それは私が昭和な女だからでしょうか?
と思って探してみたら、お坊さんの足袋で履けるスリッポンというのを発見。
なるほど、お坊さんが履いているのをみたことある!が、男性用でした。もういっそ装束の浅沓(あさぐつ)、鳥皮沓(うひり)にする!? いずれも普段履きにはオーバースペックすぎますね(笑)。
やっぱり足袋はそれだけで履くことを前提にされた形だから草履、下駄がベストマッチ、むしろサンダルのようなもののほうがいいのかもしれません。結局あまりいい答えは見つからないのでしばらく彷徨いそうです。なにか素敵なアイディアがあったら教えてくださいませ。
それはそれとして、普段着物にスニーカーやブーツも可愛いですよね。あまり違和感がないので、足袋ソックスに足袋パンプスを楽しもうと思います。
早くおでかけが楽しめるようになりますよう‥‥祈るしかないのがもどかしいところです。皆様のご自愛お祈りいたしております。
梅の着物。着なくてもタンスから出してあげよ。の巻
この白地に白梅枝のモチーフを見て、老舗の呉服店の方が「これ昔はやりましたなあ」とおっしゃっていたので、昭和のある時期にとても流行した柄なのではないでしょうか。
小紋なのに、上品でほどよくドレッシーなよそ行き感がとてもよいのです。
地色が黒で同じような白梅枝モチーフの着物も持っていますが、こちらは八掛が黄緑ですこしおきゃんなかんじ。色でもずいぶん印象が変わりますね。
枝付きの写実的な柄は、その花の時期に楽しむとよいというので毎年この時期には着たいと思うのですが、去年に続いて今年もどうやらちょっとおしゃれをして出かけるシーンを失ってしまいそうなこのシーズンになってしまいました。
またかあ~なんてため息をつきかけましたが、思い立って箪笥から出してみました。やっぱり好きな着物を見るとテンションが上がりますね。広げて触って、半日くらいハンガーにかけて眺めてまた畳んで仕舞うだけでもとても気持ちがすっきりしました。
Googleフォトで、「着物」「1月」「2月」で検索して見返すと、この着物とあそこにもいった、ここにもいったなと思い出が浮かんできてとても楽しかったです。たとえ着なくても、こうやって愛でるだけでも幸せなんだなあ、なんて自分の着物愛も再確認しちゃいました。
子供の学校も休校が決まり、しばらくまた閉じこもる日々になってしまいそうですが、気持ちを切り替えて好きなものを見て過ごせたらと思います。
気がついたらもうあさっては立春。いつのまにか梅もたくさん咲いていて。何があっても、時はめぐって春は来る。自分の場所で、顔をあげていこ。って着物にパワーをもらったお話でした。
着なくても、着物に触ってみてください。きっと元気が出ますよ。
短い帯は隠し仮紐で固定できるぞ。の巻
仮紐が見えてしまうと「あら」ということになりますので、なるべく見えないように帯の中に仕舞うのがポイントです。
短い帯を結ぶためには、手をなるべく短くとる、とか、前の部分を一重にする、とか結び方自体を変える、とかいろいろな方法がありますが、極端に短い帯以外はこの隠し仮紐方式で結んでしまいます。
理由は、帯の結び方を変えなくてもいいから。なにも考えずにいつも通りに結んで、長さが足りなければ仮紐で止めてしまう。一番楽ちんで時間短縮であります。
最後の最後で「あらっ!たれが短い!」となったときは、この裏技を思い出してくださいね!
それにしても、この禰豆子(ねずこ。正しい表記はネ+爾)ちゃんみたいな帯、一昨年まではこんな裏技なしで結べてた気がするんですが、タンスの中で(まだ言ってる)‥‥‥痩せたいです(切実)。
コーリンベルトはいるの?いらないの?の巻
私自身はコーリンベルトを使うかというと、使ったり使わなかったり。まったくの気分次第(えー・笑)。初心者のときは、使う着付けのやり方を習ったので、何も考えずに使っていましたが、やはり「衿がつまる、あばらが痛い」という問題に直面しました。
この解決方法は「コーリンベルトの長さを肩幅より少し広くする」と習うのですが、それをもっとゆるゆるにして、動いた時にゴムが強く引き合わないようにすること。
それから、クリップを必ず左右同じ高さにつけることです。高さが違うと、ゴムが斜めに引き合って、衿がどんどん詰まってしまいます。
あとは、あまり上につけないこと。私はウエスト補整をたかはしきもの工房の満点腰すっきりパッドスキニーを使っているんですが、その上にクリップがくるようにしています。そうすると体に当たって痛いということもありません。
「コーリンベルトは痛い」と頑なに使わなかった時期もありますが、着付けがまあまあできるようになってきて、またその便利さに目覚めて使い始めました。うまくつかえば痛くない(あばらの位置とかもありますから、これは個人差もあると思います)。
コーリンベルトを使った時は伊達締めを省略することが多いです。前に紐が1本減ると本当に楽ですよ。胸紐もいりません。この「紐を減らす」ことこそが開発者の高林先生の狙い。普段に楽に着るとき、ぜひ試していただきたいです。
逆にコーリンベルトを使わないときは、使わなくても着られるから~(再びチコちゃん風)。このときは伊達締めは必須ですが、なにかの調子でゴムベルトが悪さをして衿がつまっちゃう、ということはなくなるので、本当に気分次第ですね。使わないのは紬のときが多いです。逆にやわらかもののときは衿が広がってくるような気がするので使います。気分だけかもしれませんが‥‥。自装ってそんなもんなんじゃないでしょうか。
他装のときは、礼装で伊達襟を挟むことが多いので、コーリンベルトは必須ですね。コーリンベルトがないときは、伊達襟をコーリンベルトをとめる位置に小さい着付けクリップで固定しちゃいます。
結局いるの?いらないの?と言われると、どっちでもいい、となりますでしょうか(いつもこの結論)。絶対なくてはならないものでもないので、絶対使う!という人も一度使わない着付けにもチャレンジされてみてはいかがでしょうか?
私は便利なので、あると嬉しい派です。使わない派の方もそれでよし。でも、なんと70年近く使われているロングセラー。使い方を覚えておいて損はない便利グッズだと思いますよ!
成人式ヘアスタイルは水引&金箔&ドライフラワー流行中の巻
着付けさせていただいたお嬢さんたちも4人中2人がこの髪型でした。前撮りでもリクエストが多かったです。水引や金箔、ヘアアクセサリーはメルカリや100均などで調達するんだとか。若いお嬢さんたち、堅実ですね。
こぼれ話ですが、金箔はジェルで貼り付ける形式だと万一剥がれて落ちて着物につくととれなくなってしまうということで、使わないでくださいというレンタル会社さんもあったのだとか。ジェルに混ぜ込んでつけるほうが安心のようです。
水引もいろんなアレンジがあって、見ているだけでも楽しいです。美容師さんの技術も素晴らしいですよね。カラーリングもいろいろで黒髪だけでなく、ピンクや紫なども振袖にあうんですよね~!
みんなネイルも凝っています。ネイリストの方たちも成人式用のネイルで成人式前は忙しいと伺いました。支える裏方さんたちも力が入ると思います。だって若い子たちがさらにキラキラになるお手伝いですもんね。
この晴れの日のためにみんなわくわくと準備しているのだな~と思うと、じんときちゃいます。振袖で楽しい1日を過ごしてもらえるように、最終仕上げの着付けも美しく、苦しくならないよう、崩れないよう細心の注意を払わねばと気持ちが引き締まります。
着付けをさせてもらう側の私は、だいたい年末ぐらいから、成人式の当日のスケジューリングや準備や、着付けの復習や練習、イメージトレーニングといつも頭の片隅に振袖のことがあって、当日まで緊張しつつ過ごしています。無事に終わると本当にホッとします。。。
手首は痛くなるし、立ったりしゃがんだりで太ももはぱんぱんになるし、爪が割れてしまうのでジェルネイルをしているのですが、そうすると爪は大丈夫だけど指と爪の間が割れちゃってアルコール消毒をすると飛び上がるくらい痛い‥‥。次の日は使い物になりません(笑)。
でも、眩しいばかりのお嬢さんたちの笑顔をみると疲れも吹き飛びますね! このお仕事が大好き!と1年で一番思う日かもしれません。もっともっときれいに手早く素敵に楽な着付けができるよう、精進精進!
また、来年度からは18歳成人となるということで、成人式が混乱しそうですね。多くの自治体が「20歳を祝う会」という形で継続するようですが、中には18歳での成人式を敢行するところも。高校3年生での成人式となれば受験真っ最中の人も多いでしょうし、振袖を着る余裕もなかなかないかもしれませんね。
高校を卒業して、学業をしながらまたお仕事をしながら、20歳で同窓会も兼ねて晴れ着でみんなと会える日を楽しみに準備をする、今の成人式がちょうどいい気がするのですけれど、令和の成人式はどうなっていくのでしょうか。
願わくば、この先も振袖を着てお祝いすることが続くとよいなあと思います。だって本当に、振袖って気分があがりますもん!!! 日本女性の第一礼装のパワーは半端じゃない! 男子も羽織袴、いいですよ! 礼装着物で人生の節目を祝う喜びをこれからも経験してほしいなあと願う2022年の成人の日でした。
やっぱり晴れ着は気分が上がる!着物の黄金世代を楽しもうの巻
お正月というとなんとかのひとつ覚えで引っ張り出してくるこの南天の絞りの訪問着ですが、10年経っても全然着られるのが着物って本当にすごいですね。そしてこのコロナで結構体重増加してしまったんですが、そんな変化もまあなんとかしてくれるのも着物のすごいところです。
そして帯はお正月、しかも3が日のどこかで締めなければ締める時ないよねというピンポイントな袋帯「一富士二鷹三茄子」。買ったころには少し地味かなと思っていましたが、これからちょうどよくなってくるのでは、としっくり感を感じました。
帯揚げはそれこそ10年ほど前に買った加藤萬さんの絞り帯揚げ。帯留めは真珠にしました。
めったにしない刺繍の半襟はやっぱり気分があがります! そして紅白で見たマツケンサンバを歌いながらゴールドの伊達襟を挟んでみました。もう普段は絶対しないような盛り盛りもお正月ならでは。着物はどんどん盛り盛りにしていけるのがまた楽しいところですよね~。
実は年末からずっと着物の整理に向き合っていて、もうこれも着ないあれも着ないと自分に言い聞かせていてテンションが下がる一方だったのですが、やっぱり、一年に1度、箱を開けて富士山の袋帯を取り出して華やかな訪問着を纏うと無条件でうきうき。テンションも爆上がりです。
やっぱり着物だよ!(単純)
洋服で「はあ~テンション下がる~」とぼやいてた自分に喝を入れたい!
着物を着ていると、ご年配の方に「いいわね、私も昔はよく着たわ、もう気力も体力もなくて着られない。今のうちにたくさん着てね!!」と言っていただくことがあります。
人生には「この時期やっておくといい」というようなことがあります。いつからでも遅くはないとはいえ、やるに越したことはない「時」があるのです。例えば運動神経は9~12歳ごろに最も発達すると言われています。
若い時の着物は言うに及ばずですが、それにも増して50代60代は着物のゴールデンエイジと言ってもいいのではないでしょうか。
年齢を重ねただけの貫禄も出ますし、子育てもひと段落して自分の時間が持てるようになり、着物を楽しむ余裕もできます。人生100年時代、長いとはいえ体力はどんどん落ちていきます。その中で自分を楽しむ人生これからですよ~。
そしてなにより、令和の時代は、着物も自由になりました。うそつき衿などで簡単に着る方法もいっぱいあります。細かいしきたりに囚われすぎる必要はもうないのです。スタンダードは大事ですが、培った今の自分の感覚を信じて着てよいと思います。
コロナ禍で「もう着物いいかな~」なんて思いかけていた方がいらしたら、ここでどーんと晴れ着をもう一度着てみていただきたい! 気分爆上がり保証いたします。私も今年はまた、着物とのおつきあいをもう一度見直して、自分が楽しい着物ライフを送りたいなと改めて思っております。
10年目の「オトナの着物生活」始めます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
毎日足袋を履き続けたら足のサイズがさらに!変わったはなし。の巻
まださすがに新しいこたびSSはちょっと履くのによいしょよいしょという感じですが、これも履き続ければ変わってくるはず。
こたびよりも、足袋を履いていたほうが足首までカバーするので、より足の使い方がよくなると聞きました。家の中でも足袋を履いてみるか!(フンス(鼻息
でも、足袋の裏がすぐ汚れちゃうんだよね~(※掃除しろ)というと、裏の汚れが落ちにくくなってきたら、家用のものは墨汁で染めちゃうといいよ、と白記さん。
紅茶やコーヒー染めもいけるそうです。そんなに濃くしなくても、家庭で汚れが目立たない程度の色に染めて、洗って薄くなったらまた染めるとのこと。
染料などを使って染めてもいいけれど、家にあるもので気軽にできるからいいですね。白足袋も活躍期間が伸びそうです。
そんな話を聞いていたら、裏が黒の柄足袋も自分サイズで作っていただけると聞き、オーダーしたくなってお願いしてしまいました。着物のときは白足袋派だけど、和洋ミックスや洋服に足袋も来年は挑戦してみようかな!
窮屈はいや、のびのびがいいとずっと思っていたのですが、足を適切に支えてくれる足袋の力ってすごいのですね。自分の足にあった足袋を履くことの大切さをさらに痛感した年末でした。
あとは痩せることができたら。。。(切実(切実(大事なことなので2回言いました)
皆様はどんな年末をお過ごしでしょうか。少し早いですが、今年のコラムはこれで最後となります。今年もとりとめのないコラムにおつきあいいただき本当にありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。 わにこ 拝
お太鼓の山、丸くするか四角くするか?の巻
が、どれも「絶対そうでなくてはならない」という「ルール」や「決まり」ではありません。
着付けは教科書通りや習った通りにしなくては!という気持ちが強い方も多いと思いますが、ここは何センチが正解!角度はこう!というようなものでもなく、もっと感覚的に自分の「好み」も反映してもオッケー!
お太鼓の形や大きさは、個性と好みで決めてよい。着付けや着姿も然りです。自分に合っていて、気持ち良い方法や形をチョイスしてくださいね。
因(ちな)み柄と推し着物というジャンルの巻
いやあ~因み柄も時代にあわせて進化を遂げているんですね!
ちなみに(笑)私のゴールデンカムイでの推しは鯉登少尉なのですが、クリスマスイブイブがお誕生日だそう。私も推しコーデデビューを目論んでいます! 完成したらお披露目しますね! お楽しみに! えっ誰も楽しみにしてない? いいのいいの、因み柄は自分が楽しければいい、密やかな楽しみなのです(開き直り?
書いた時点で密やかでもなんでもないですが(笑)推しと着物、大好きな組み合わせを考えるだけでも楽しいものですよね。皆様もぜひ推し着物、さりげないものから全開まで、お楽しみくださいませ!
クリスマスは着物も和洋ミックスコーデで?の巻
<長襦袢チェンジタイプ>
・スタンドカラーのシャツを着る
明治時代の書生さんスタイルが思い浮かびますね。女性だとフリルタイプのシャツをよく見かけます。スタンドカラーに限らず、シャツを襦袢がわりにするもの。
・パーカー(フーディ)を着る
パーカーの前が、衿にいいかんじにフィットします。後ろから見ても可愛い! 最近はパーカーって言わないんですって? フーディだと子どもに教えてもらいました。。
・ハイネックのセーターを着る
冬の普段着には最高のあったかさ。着物の欠点、首が寒い!を解決してくれる神コーデです。
<スカートにチェンジタイプ>
・スカートイン
裾除け代わりにロングスカートを履いて、着丈をちょっと短くして裾フリルみたいに見せちゃいます。これだと身丈が短い着物も着られるし、高身長さんにおすすめ。
・スカートオン
袴がわりにスカートを着物の上に着ます。楽。自由。
<帯をベルトに>
帯をしないで、サコッシュベルトのようなものにしたり、腰紐だけ結んであえて上はカシュクールスタイルのワンピース風に着物を着ます。
<洋服メインの場合>
・ワンピースに半幅帯
先日、「この冬は帯揚げスカーフ&帯締めベルトで決まり!?の巻」でご紹介した和洋ミックスの達人さんが教えてくれた技です。大きなリボンみたいで可愛い!
・道行をワンピース風に
最初見た時は目からウロコでした。はあ~。やわらか頭がほしい。
などなど、もうほんと、いくらでも自由に組み合わせて楽しめます!
冬は、着物の上に洋服用のコートを着るのもいいですよ。袖はどうするの?とよく言われますが。お袖は体にくっつけて、腕だけコートの袖に入れればいいんです。
あまりジャストフィットのアウターは難しいですが、ちょっと余裕のあるサイズなら大丈夫です!(ゴールデンカムイの杉元スタイル)
あとは自分のセンスと美意識とのすりあわせ。年齢や決まりにとらわれず、楽しむ心を忘れずに、きものの可能性を探ってみませんか?
七五三の三歳の着物を二歳から五歳まで着る方法の巻
ものすごく乱暴な説明をしてしまいましたが、昔は自宅でだれでもやっていたこと。直線で縫えばいいだけなのでハードルも低いです。私も男の子でしたが、四歳のときに五歳の祝い着を買って、七五三はもちろん六歳までお正月やらなんやらと着せまくりました。転がりまくられても、食べているものをこぼしちゃっても、洗えるものなら心が穏やかです(笑)。
もちろんお祝いに正絹でよいものを、というのもまた素晴らしいことです。どんな風に着せたいか、ご自分が納得できるほうを選ばれるとよいと思います。
もし、小さなお子様お孫様がいらっしゃる方がいらしたらちょこちょこ着せられるように早めに七五三用の三歳着物・五歳着物を手にいれられるのもいいのではないでしょうか?
袋が入った着物の裾を直す方法★応急処置編の巻
一体どうしたのかというと
1)床に平らにして置いて、弛みを上に撫で上げる
2)浮いた表地をつまむ
3)ざくざくと縫って止める
これだけです!
縫う場所は、だいたい腰紐が通るあたり、着れば見えない部分になります。これ以上上までたるみを持っていくのは結構難しかったので、ウエストあたりが妥当かと思います。ご自分の腰紐の位置を確かめて目安にしてください。
びっくりするほどたるみがあって、余った生地がつまめました。
あくまでも応急処置で、縫ったままにしておくとまたいろいろ問題も起きそうですから、脱いだら糸は外して仕舞ってくださいね。
このところずっと七五三の着付けなどで肩揚げや腰揚げをしていたので、もしかして縫ってしまってもいいのでは!?と思いつき、やってみたらうまくいったのでご報告です!!
あくまでも和裁素人の思いつきですが、結果よければすべてよし。
「あ、袋になっちゃった(><)」という着物で、ご自分で針目を通してもいいと思うものがあったら試してみてください。
久々にテンションがあがった、裏技発見でした!
落語を聞きに着物でGO!の巻
落語といえば寄席、と言うイメージですが、コンサートのように独演会や二人、一門会などもいろんなところで行われています。チケットを買ってお芝居を見に行くような感覚で行けますから、初心者にもおすすめなのです。
この日は、前座が正蔵師匠の息子さんのぽん平(ぽんぺい)さんで「子ほめ」。正蔵師匠は「孝行糖」扇辰師匠「甲府ぃ」中入り後「千早ふる」トリは正蔵師匠「一文笛」。
いずれも先日亡くなった小三治師匠との思い出がある演目とのこと。正蔵師匠がかつてあった真打ち試験で小三治師匠がいいんじゃないかと言ってくれて合格できたと、試験の日の様子を枕で語った後の本題「孝行糖」。次に扇辰師匠が実は「孝行糖」は真打ち試験で正蔵師匠(当時はこぶ平)がかけたものと種明かしをされ、試験の日のかつての大師匠たちがこの会場にも座っているかのような感覚になり、わあーと鳥肌が立ちました。
扇辰師匠の時事問題絡めつつ攻めた枕も大笑い。こういう笑いはやっぱりライブでないとなかなか楽しめないかも。張りのある豆腐売りの声にも惚れ惚れです。
そして正蔵師匠ですが、やはり私の世代にとってはタレントとしての若い頃のちょっとウッカリのこぶ平のイメージがとっても強かったのですけど、いやはや全くそのイメージが覆されました。古典落語本当に素晴らしかったです。
滑舌もよくて、渋い、でも滲み出るお人柄の明るさのある芸風。そんなに落語に詳しいわけでもない私ですが、感動しました。ここまでくるのに、どれだけの努力をされたのでしょうか? 胸熱です。正蔵?ああこぶ平ね、なんて思ってる方にぜひ聞いていただきたい。とっても良い時間を過ごしました。
落語は話芸で笑わせてもらうのはもちろんですが、噺家さんの着物姿も楽しみのひとつ。ものすごーくこなれた着姿で、所作もかっこいい。先日、米津玄師さんのPVで落語家さんを演じている様子をコラムに書いたところ大きな反響をいただいたんですが、高座で枕(本題に入る前にするちょっとした小噺や世間話のこと)が終わると、さっと羽織を脱いで長着姿になり、本題に入る様子が本当にかっこいいのです。
これを見に落語に通う人もいるくらいよ、と銀座いち利の女将さんもおっしゃっていましたが、流れるように羽織紐を解き、スルッと羽織をぬぐ様子はなんともいえず粋だったり、色気があったり。普段なかなか男性の着物姿を見ることもありませんから、落語を聞くことに加えて、着物好きには目の保養ですよ。
前座は着流しですが、二ツ目に昇進すると羽織や袴が着けられるようになります。お侍さんが出てくる噺では袴をつけたり、演目によって着分けるそうです。
この日正蔵師匠は落ち着いた濃い目の色合い、扇辰師匠は白髪に映えるきれいな薄い色目の羽織と着物でとても素敵でした。扇子や手ぬぐいを見立てで様々な小道具に見立てるのですが、それも見所です。
小学生の頃、柳亭燕路師匠の『こども寄席』が愛読書だった私。好きすぎて部員一人の落研を作り、「猫の名前」を文化祭で披露しようとして当日高熱を出して休んだ過去があります(ダメじゃないか)。でも、本の中の古典落語のネタは今でも忘れないし、熊さんはっつぁん御隠居さんは私の心の隣人です。ぽん平さんの「子ほめ」もこども寄席で一生懸命覚えたので懐かしかったです。
古典落語は時代劇を見るようなものですから、これまたきもの好きには楽しい世界ですよね。噺家さんによって細かい演出や落ちも変わったりもしますし、知っているネタならいっそう楽しめます。自分も着物で行ったら一層楽しい。きもので落語、また行きたくなっちゃいました。
芸に触れ、動画もいいけどやはりライブに勝るものはない。そして文化は人間に必要なものだとしみじみ思いました。さて着物を着てどこに行こう?と思ってる方には落語、おすすめです!
お役にたった!?着付小物収納のプチネタの巻
ひっかける式のポーチではないのですが、コンパクトにまとめて着付け道具が入っています。フルオープンタイプなので、とっても使いやすそう。
腰紐、きものベルト、伊達締め、コーリンベルト、仮紐、ゴムなどが手に取りやすく入っていて、外側に着付けピンチも。
そして、えり芯収納は綿棒の空き容器に入っていました。この切れ込みはもともと入っていたものだそうで、とっても出し入れしやすそう。えり芯収納についてもコラムを参考にしてくださったそうです。ポーチにシンデレラフィットしていますね!
関連記事:えり芯の収納☆空き缶を使うと便利でしたの巻
このえり芯収納も反響があって、ガムテープの芯は幅もぴったりでいいというお声もいただきました。このコラムも書いてからもう3年! 時の経つのが早すぎる~!
ポーチのお写真も撮らせてくださったH様、本当にありがとうございました。
YouTube全盛の時代、いつもコラムを書きながら「これは読んでくださる方はいるのだろうか? 参考にしていただけたりすることはあるのだろうか?」とよく思うのですが、読んでますよ~とおっしゃっていただけるのがなにより嬉しく。そしてさらに、こうやって実際に「やってますよ~」と見せていただけて、なんだか涙が出そうに嬉しかったです。
皆様のお声が励みで続けております。今後も読んでいただけるようがんばります。またやってみたらよかった、ここがだめだったというようなご感想、いつでもお待ちしております! あと、ネタの提供も常時受け付けております! 気軽にお声かけいただけると嬉しいです(^^)よろしければいいねボタンぽちもよろしくお願いいたします。(どんどん欲がw
拙いコラム&イラストではありますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
きものでアフタヌーンティを楽しむ。の巻
普段、仕事で晴れ着の着付けなどもさせていただいているけれど、自分でやわらかものを着るのはひさしぶり。いつもはうそつき衿でちゃちゃっと着てしまいますが、ひさしぶりに絹の長襦袢を着ました。
とろんとした絹の重みが肌寒くなってきた気温に心地よく、まさに「纏う」という言葉がぴったり。歩くときに足に感じるなんともいえない柔らかい衣擦れの感触も懐かしく、気分があがります。
きものは、この贅沢な感触が魅力なんだな~とうっとりしました。
お袖の振りが長襦袢と着物とコートでぴったりと合って3重になっているのを、揃えて楽しんだり。自分だけの小さな満足がいっぱい。
そして、一緒におでかけしてくれたキモトモさんたちのおしゃれもまた眼福で。切嵌め刺繍の訪問着、初お披露目の帯、おばあさまの形見の黒猫の帯留、刺繍半襟、苧環の帯締、エトセトラエトセトラ。思い思いの「とっておき」を、お互いに素敵ね、と褒め合うのもくすぐったくて嬉しくて。
栗尽くしの美味しいアフタヌーンティは、目にも口にも美味しくて大満足。
アフタヌーンティといえば、英国発祥の喫茶習慣。まず最初に3段重ねのティースタンドが思い浮かびますよね。一番下がサンドイッチなど軽食、中段がミートパイやスコーンなど温料理、上段がデザートになっていて、下からいただくものだそう。お茶はおかわり自由で、いろんな種類のお茶が選べます。一杯目はストレートで、二杯目はミルクティーでなど味の変化も楽しめて、日常ではなかなか叶わない、まさにお味の宝石箱、テーマパークやあ(彦摩呂)
ちょっとずつ味わう「栗」がテーマなお料理とお菓子はとっても贅沢気分。ホテルのサーブはとってもスマートで、とても優雅な時間を過ごせました。
やわらかものとアフタヌーンティという、ちょっと非日常の楽しみがこんなに嬉しく、気分が上がるとは。
また元の生活に戻っていけるのか、まだ波があるのか。おそるおそる出かけてみた久々の「おでかけ」でしたが、とても心が満たされました。家で美味しいものを食べるのもいいけれど、やっぱり友達に会って笑顔でご馳走を楽しむことって必要なことなんだとしみじみ。
まだまだ医療従事者の皆様への負担も大きく、すぐに元通りにはなれないけれど、ちょっとずつ。
コロナ禍以前にはなんでもなかったことが、できなくなって初めてこんなにも大切なことだったのだなと思い知らされることがたくさんあります。
同時にあれもできないこれもできないと思うより、これもできる、あれもできると、今可能な喜びや楽しみを大事にできたら楽しいですよね。
この1年半ほどでずいぶんと考え方や常識も変わったけれど、変わらないものもある。着物もなんだか着る気がなくなっていたけど、袖を通してみたらまた着たくなったわ、なんて声も。
あとやっぱりね、出かけてみるといかに普段「どうせどこに行くわけでもないし」ってオシャレに気持ちが向いていなかったかに気がつきますね。撮ってもらった写真を見て、コロナ太りの現実を目の当たりに! わーん! 自分のことを考え直すいい機会にもなりました。
少しづつ、失われた時間をそれぞれに取り戻して行けたらありがたいなあと感じたおでかけでした。

















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