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「お太鼓止め」は短い帯の救世主!の巻

星わにこ
2023/03/22 00:00
まだ三月半ばなのに東京ではもう桜が満開に近い状態で、あまりの早い春にあわあわ。年度末で追いまくられているうちに春が終わってしまうのでは? とドキドキしております。 でも、キモノオタクは通常運転。また日々着付けのことなど考えているのですが、最近は「お太鼓結び」を最速で結ぶにはというのを試していて、ずっと仮紐を使って結んでいたところをきものクリップを使うということをしてみたら、かなり時間短縮になりました。 結ばない代わりに、仮紐で押さえるところをクリップで止めるのですが、ゆるまないし、小さめのクリップならつけっぱなしでもOK。むしろ外さないほうが手間もない。ということでいいぞ!と思ったのですが、やっぱり時々クリップの形がぽこっと出そうで気になる時も‥‥。 そこで銀座いち利の女将さんの動画を見て、「お太鼓止め」を使えばいいのでは!と思い、使ってみたらめっちゃよかった! 平らでしっかりと止まり、つけていても違和感ゼロです。 関連動画:【便利グッズ】使ってみたシリーズ お太鼓止め編 あと、最近更なる胴回りの成長を遂げてしまった私‥‥(悲報)。先日、喪服を出してみたらあれっ!入らない!? なんか、しまっておいたら縮んじゃったのかな‥‥よくあることだって友達に聞いたな‥‥そうそう、帯もしまっておくと短くなっちゃうって聞いたことがあるな‥‥という現実逃避はおいておて(爆) 帯の長さが足りないためにお太鼓の返しが不十分で、このままではお太鼓が落ちてしまう危険が‥‥という時、このお太鼓止めがいい仕事をしてくれるのです。 まずは、結ばずにお太鼓止めで帯を止めることで、帯の長さが稼げること。 そして、さらに返しが短くてお太鼓が落ちそう!というときには、短い返しの部分(「て」で隠れるところ)にお太鼓止めを差し込むだけ。「て」を差し込む前にクリップをしてくださいね。 返しをクリップで止める場合は2ついるので、3つ必要です。 今までそんな時のピンチ案は「隠し仮紐」一択だったのですが、新たな裏技発見です。 関連記事:短い帯は隠し仮紐で固定できるぞ。の巻 実はこの返しを止めるのは、お太鼓止めを使う前に文房具のダブルクリップでもやったことがあります(爆)。ただ、挟むのにちょっと力がいるし、うしろに手をまわしてするのでちょっとがんばらないとだめ、また帯が傷つくかも?という場合はやめた方がいいかも。 お太鼓止めは差し込むだけでOKなので、比較的楽です。前結びの方だともっと楽に対処できると思います。 なんという‥‥なんというチームふくよかの強い味方‥‥。(チームふくよかでは、「裏技に頼らず痩せろよ」というつっこみは受け付けておりませんので悪しからず‥‥) 他にも、半幅結びの結び目を固定したり、帯が緩まないようさまざまな使い方ができるお太鼓止め。 お値段もリーズナブルなので嬉しいですね。もし、帯が箪笥にしまっていたら縮んじゃった!(縮まない)&お太鼓止め裏技やったことないわ、という方がいらしたらぜひ試してみてくださいね!チャオ!