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「ときめき」でお着物収納見直し大作戦!その2・帯締編の巻

星わにこ
2017/02/08 00:00
 節分も過ぎ、暦の上では春ですね。まだまだコートは手放せませんが、本格的な春が来る前に、なんとかモノを片付けたい!と思い立った先週。 > 前回の様子はこちら  さかもと先生のアドバイスに従って、全部帯揚と帯締を出してみて、その量にびっくり。たたんで、たてて、色はグラデーションに……とやってみたところ、帯揚はさっとまとまったものの、帯締で手が止まってしまいました。だってもう……。いくら整えて箱に入れたりしていても、気がつくとごちゃごちゃになってしまうし、引き出しは深いけど、帯締を立てて収納ってちょっと難しい………。  しかし、色別に分けて、一目で見渡せるように収納するって、帯揚ってどうしたらいいんだろう……と考え続けてしばし。箱を積み重ねるので下がわからなくなったりするのなら、浅い引き出しならすぐにわかるかも。  レターケースはどうかな?と、家にあったレターケースの中身をあけて帯締めを入れてみたところ、なんかいいかんじ!!   結んで入れるとたくさん入らないしゴロゴロしてしまうので、「帯〆まとめてスッキリ」という帯締めをまとめる秘密兵器を使って帯揚を棒状に整え、並べていれる事に。  色別、礼装用と冠組などの普段用、そして三分紐&二分紐に分けて整理。  そして、前回収納ケースにいれた帯揚をごっそり箪笥の引き出しに移動。選ぶ時、帯揚と帯締はセットで見渡したいですもんね。もう、このときの移動のラクさと言ったら。そのままよいしょっとボックスから引き出しに移しただけ。ちゃんと整理されていれば、移動や引越しは簡単なんだ! と目からウロコがボロボロ……。  上の引き出しに夏用の帯揚・帯締めを入れておき、夏になったら引き出しごと入れ替えればオッケー\(^O^)/  帯留も小引き出しに入れて、一目で見渡せるようにして、帯まわりはこのスペースで全部決められるように。これで、あの帯留どこに置いたっけ~? あのブローチは……あっアクセサリーボックスかも……あれっ違った、前使った時に……うわードコドコ~ウロウロ~(長い!)ということがなくなるはず!  帯揚や帯締は使わないものはチャリティ行き……にしたつもりが、帯締の赤系の引き出しがまだぎゅうぎゅうなので、手に取って握って見比べて、あまりに似たものは「ときめく」方を残して、一つに決めました。  使う使うと思っていても、身体は一つなわけですし、2本同時に使うような事はまずないわけで、同じ色はいらないもんね……。まあ、良く見ると違うんだけど……そういうこと言うときりがないんだ、と「一目で見られる」ようにしたことでスッと理解できたかも。  一目で見渡せるようになったことで「これを持ってる」というのが頭にインプットされるし、自分の趣味の偏り(笑)もよくわかって、好きだからと似たものばっかりを買ってしまうのも防げそう。  なんだか、いつもごっちゃごちゃでどんどん積み重ねてしまって、どこになにがあるかわからなくなって、結局上の方にあるものをいつも使っちゃう……なんていう悪循環から抜け出せそう!  そして、帯揚や帯締たちもキレイに並んでいると、なんだか嬉しそうです。  祭りで一気に片づけたあとは、日常の片づけ。入れるところ=モノの住所が決まっていると、元に戻すのもできそうです。あとはもう少し、数を絞ってもいいかも……と思い始めました。間に合わせで買ったもの、安いからと買ったものから卒業したいな……と。そのあたりは徐々に。  もうひとつ、お片づけについて先生に教えていただいたことは「イメトレをする」ということ。頭のなかで「こんなインテリアがいい」「こんな空間で暮らしたい」などなるべく具体的に想像すること。ネットや雑誌で気に入った写真とかがあったら、保存してイメージを固めていくと、だんだんそれに近づいていけるのだとか。  なるほど。妄想は得意なのでお任せください!!(違う) でも、帯締と帯揚の収納を考える中で「どうしたら一番いいか」ということを延々と考え続けて、実現したときの嬉しさ。ちょっとハマリそうです。  この調子で今月の後半には、いよいよ禁断の牙城(!?)着物と帯にチャレンジ予定です。先延ばしにしないで、春までには絶対片づいた空間で生活できるようになる!と決意。覚悟が大事。  どうぞお楽しみに! さかもとりえ先生のブログ『ときめきながらお片づけ~MAMA'S LESSON~』