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顔うつりのいい傘とコートで雨の日のおでかけを楽しく♪ の巻

星わにこ
2015/06/10 00:00
東京も梅雨入りし、先日までの暑さがやわらいで「単衣でちょうどいいかも」という日が続いています。気温が下がったのはありがたいのですが、困るのはやはり雨。  雨が降るときものでのおでかけを止めたくなりますが、逆転の発想でお気に入りの雨具を揃えておくと、雨が降るとむしろ「やった!」という気分に(笑)。  張り切って着物を着る予定を入れると雨が降る「きもの雨女」のワタクシ、最初は着物をあきらめたりしていましたが、お気に入りの雨コートと雨草履、雨対策グッズを揃えてからは、どーんとこいという気分です。  暴風雨はさすがにおでかけ自体を躊躇しますが(笑)多少の雨なら、ワタシは紫陽花♪(妄想)くらいの気持ちで出かけます。  今年は、お気に入りの傘を発見! ぼかしが入って、取手に房がついているもの。着付教室の講師仲間の先生と一緒に見つけて、色違いを購入しました。  そのとき何色か広げてみて気がついたのですが、顔色がよく見える色と悪く見える色があること。確かに、傘をさすと上半身がすっぽりその色に包まれますから、影響は大きい。  あててみて一番顔うつりのよかった桃色のぼかしの傘を買いました。骨が多くて、大きいのもポイント。折りたたみの傘もよいのですが、着物のときは濡れないように大きさも大切です。  そして自分的にポイントが高かったのは、取手についている房! 雨の日でもお気に入りの傘があると思うと、うきうきおでかけできそうです。  先生は好きな色優先で、紫の傘の真ん中に黄色のぼかしが入っている月夜のような傘を。気に入った色を選ぶのも、なにより本人の気持ちがあがるので表情がよくなります。そういう選択肢もいいですね。  先日、午後から雨予報のときに、この傘を初めて使いました。雨に強い紬の着物でコーデを決めて、お気に入りの色の雨コートをバッグに入れて、足元は濡れても平気な雨草履か、合皮の草履。降ってきたら、さっとコートを羽織って、傘をさせばOK。  なんでしょうか、このどや顔(笑)。傘1本で、雨なのにとても気分のよい一日になりました。  そのほかに、雨の日にバッグに入っていると安心なのが、手拭。二枚入れておくと、首元の保護や雨を拭くのに重宝します。濡れるのが嫌な素材のバッグだったら、エコバッグをもっておいて、その中に入れてしまいます。  あまりに足元が濡れそうなときのために、着物のすそをめくって帯のところで留めるための腰紐かクリップ、替えの足袋もあると安心。  単衣の季節は、実は梅雨や台風など、雨とのにらめっこが続く季節でもあります。お気に入りの雨の日おでかけセットを作っておいて、雨の日のおでかけも楽しんでしまいましょう!