防寒対策は、とにかく首、手首、足首をカバーして。着物は重ね着ですし、帯まわりも暖かいですから、下着を着込んでしまうと暖かい室内で暑い思いをすることも。マフラー、手袋、アームカバー、膝下の足袋下タイツなど着脱可能なもので調節するとよいでしょう。
外で過ごす時間が多い場合は、使い捨てカイロを持ったり帯にはさんだりもよいです(これも貼るタイプを背中などに貼ってしまうと暑くなったとき困るので、取り出せる場所に)。
雪対策としては、着物が濡れたり汚れたりしないように、雨コートを着て(二部式なら下だけでOK)、その上から防寒のコートを。もしくは、道行き等を羽織った上から雨コートを着ればOK。気温と相談してプラスマイナスしてください。
寒くてサラサラの雪ならまだよいのですが、ボタ雪や溶けかけで泥はねが懸念される場合は裾をまくっておくか、洗える着物にしてしまうのもテ。
そして足元ですが「雪国の草履」といえば、憧れるのが「アザラシの毛皮の草履」です。アザラシの毛皮は撥水もしてくれ、暖かいのだとか。見た目もゴージャスで暖かそうです! 他にも、底の部分に凸凹加工がしてある、雪でも滑りにくい草履もあるそうです。
ですがですが。雪国の人に聞いてみたら「つま先も足元も寒いし、着物でもブーツはいて移動して、会場で履き替えるよ。普段着だったらそのまま」とばっさり。あ、ですよねー。
荷物は増えちゃうかもですが、一番賢い方法かも。車移動や、クロークがある場所へ行ったりするのであれば問題なし。着物=草履&下駄、と決めつけないで、状況を見て判断するフレキシブルさが大切なんですね。
ついつい着物はお約束がたくさんあって、正解かどうか答え探しにやっきになってしまう部分がありますが、ハードルをあげすぎて着ること自体を止めてしまうよりは、少し外れたってなんだって、着て楽しむ、お洒落をする、そういう気持ちのほうを大切にしたいなと、思う年のはじめでした。雪が降ったらどうする!?雪対策の巻
防寒対策は、とにかく首、手首、足首をカバーして。着物は重ね着ですし、帯まわりも暖かいですから、下着を着込んでしまうと暖かい室内で暑い思いをすることも。マフラー、手袋、アームカバー、膝下の足袋下タイツなど着脱可能なもので調節するとよいでしょう。
外で過ごす時間が多い場合は、使い捨てカイロを持ったり帯にはさんだりもよいです(これも貼るタイプを背中などに貼ってしまうと暑くなったとき困るので、取り出せる場所に)。
雪対策としては、着物が濡れたり汚れたりしないように、雨コートを着て(二部式なら下だけでOK)、その上から防寒のコートを。もしくは、道行き等を羽織った上から雨コートを着ればOK。気温と相談してプラスマイナスしてください。
寒くてサラサラの雪ならまだよいのですが、ボタ雪や溶けかけで泥はねが懸念される場合は裾をまくっておくか、洗える着物にしてしまうのもテ。
そして足元ですが「雪国の草履」といえば、憧れるのが「アザラシの毛皮の草履」です。アザラシの毛皮は撥水もしてくれ、暖かいのだとか。見た目もゴージャスで暖かそうです! 他にも、底の部分に凸凹加工がしてある、雪でも滑りにくい草履もあるそうです。
ですがですが。雪国の人に聞いてみたら「つま先も足元も寒いし、着物でもブーツはいて移動して、会場で履き替えるよ。普段着だったらそのまま」とばっさり。あ、ですよねー。
荷物は増えちゃうかもですが、一番賢い方法かも。車移動や、クロークがある場所へ行ったりするのであれば問題なし。着物=草履&下駄、と決めつけないで、状況を見て判断するフレキシブルさが大切なんですね。
ついつい着物はお約束がたくさんあって、正解かどうか答え探しにやっきになってしまう部分がありますが、ハードルをあげすぎて着ること自体を止めてしまうよりは、少し外れたってなんだって、着て楽しむ、お洒落をする、そういう気持ちのほうを大切にしたいなと、思う年のはじめでした。振袖を着るときは。しぐさ美人で差をつけよう!の巻
写真がモノクロなのは、カラー写真がまだなかったからだからじゃないです! モノクロページだったからです!(ムキになるのが‥‥w)誌面を見ると、緊張しすぎて三白眼になっているのが笑えます。
お茶を習っていたので、普通の着物には慣れていたつもりでしたが、振袖の場合、長い袖の扱いがけっこう大変で、知らない事が多く「え~そうなんだ!」と思ったものです。そのときも、今も、多分振袖を着た時の注意点は変わっていません。内容は去年のコラムとも重複するとは思いますが「振袖を着た時のしぐさ美人になる方法」をご紹介しますね。(前振り長くてすみません(^^;)
洋服と着物、特に振袖が大きく違うのは「袖」。袖の取扱いさえポイントを抑えればほぼ勝ったと言っても過言ではありません!
袖は思ったより長いもの。普段ないものがそこにあるわけなので、これに注意です。低い姿勢をとる時には引きずらないよう注意してください。
椅子などに座る時は、膝の上に袖を置き、床につかないようにします。また、物を落としたりして拾う時や、階段の上り下りのときにも両袖をまとめて片手で持ち上げます。イラストのように持つとキレイですよ。裾も踏んだりしやすいので、しゃがむ時などは少し裾を持ち上げます。
床や地面に袖や裾をつけて汚したり、姿勢を起こす時に踏んで破いたりしないように注意です(わにこ、これで袖の付け根を破ったことがございます(涙))。
また、物をとるために腕を伸ばしたり、腕を上にあげたりするときに、袖口を片手で抑えるとエレガント。ひじまでニョッキリ見えないように。
歩き方は、少し内股に、ちょこちょこ歩きしてください。手と足は同じ方を出すと、体をねじらないので着崩れにくいですよ。(いわゆるナンバ歩きというやつですね)
車に乗るときは、袖を持って、頭を下げておしりから乗って下さい。頭をごん!とぶつけてせっかくのヘアセットが台無しになるのが防げます。車のドアを閉めるときは、自分で閉めないで運転手さんに面倒でも閉めてもらえると着崩れが防げます。振袖のときはレディファーストで大事にしてもらいましょう。
あとは、着付をしてもらったときに、慣れていない人はトイレでどうしたらいいか着物の扱いを教わってくださいね。これ実は最重要事項です(^^;)。
振袖を着たときは、日本のプリンセスドレスを着ているんだ!という意識で、いつもとはちょっと体の動かし方、しぐさをゆったりとしてみてください。エレガントな大人の女性への階段を素敵に登って下さいね!
もちろん、オトナな方も、振袖のときはプリンセス。しぐさ美人で、振袖姿の魅力をアップしてくださいね。
いくつになっても!?一生振袖宣言!の巻
まずは初めて本断ち(大人仕立ての着物)に袖を通す、十三参りのお嬢さん。数えの年の十三歳は、まだまだ子供の面影が濃く、着物にも肩上げを入れます。
肩上げのある振袖の初々しい着姿は本当に可愛い! でも七五三のときとは違って、ふと見せるオトナな表情がなんともいえない、この年齢独特の美しさ愛らしさがあります。十三参りは馴染みのある地域とそうでない地域があると思いますが、ぜひ振袖を着てほしいお年頃です。
そして振袖といえば成人式。二十歳の女子大生にも同じ振袖を着てもらいました。どんなに髪飾りや小物で盛っても負けない、文句なし!輝きマックス!です。
今回はあえてシンプルなコーディネートにしてみました。ちょっと控えめでオーソドックスなコーディネートも着ているお嬢さん自身の輝きをひきたてるような気がします。
そのあとは振袖を着る機会としては、結婚式への出席や結納、茶席など第一礼装にふさわしい場や、パーティなどになるでしょうか。
さて振袖を着る条件としては、もうひとつ常識として年齢も加味されます。未婚でも「三十振袖四十島田」という言葉がありますが、お年頃を過ぎてからの振袖姿や島田髷(日本髪で未婚女性や花柳界の女性が結った華やかな髪型)は若作りで痛いという意味。今は三十代の振袖も眉を顰める人はあまりいませんが、まあ、その上となるとさすがに……かもしれません。
私など、アラフィフの上に既婚者で、振袖など絶対着てはいけない対象なのでありますがっ! 着たいんですね~これが。
一度思いつきでキモトモたちと着たら、あまりの楽しさにもう病みつきになってしまいました。それからは公式・公共の場ではない、内輪のパーティや個室(ここポイント)の宴会などで楽しんでしまっています。
今年はNPO川越きもの散歩さん主催の「きもの新年会」がコスプレ的に振袖や留袖での参加も歓迎とのことで、キモトモと振袖で参加させていただきました。ほかにも振袖を楽しんでいるオトナな年齢の方がいて、大雪だったにも関わらずとっても盛り上がったんですよ。
写真を撮ったりしてまた盛り上がり。やっぱりいくつになっても振袖を着るとときめいて、晴れやかな気分になるのです。
もし箪笥の奥に眠っている振袖をお持ちの方がいらしたら、年齢を気にせず、おしゃれとして、洒落で楽しんでみてはいかがでしょうか。振袖効果で若返り! 間違いなしです。
(撮影:渡部瑞穂(昭和な家スタジオ))
ぐはははは!! これはちょっとモデルに難ありですがっ! どやああ!!という気合いで着ております!!
オトナな振袖は、やはりいろんな意味で中身が成長した(?)分、若い人たちの着こなしとはちょっぴり差をつけたいもの。帯の飾り結びもいいですが、すっきり低めのお太鼓で着こなすのも新鮮ですよ。帯揚げも総絞りではなく、ちりめんなどですっきりと。大きめの帯留や、大振りな指輪などでマダム感を出しても。ドレス感覚で着こなして。
そしてなにより大切なことは、「怖めず、臆せず、恥らわず」(笑)堂々と、女優気分で着こなしてください! 髪型やお化粧も普段の倍増しでなければ、振袖には負けてしまうんですよね。思い切りが大切だ!と何度か着るうちに学びました(笑)
洒落のわかる仲間と、ぜひぜひ楽しんでいただきたいです。
きものサローネでのコーデを見て、早速クリスマスパーティに振袖隊を結成、オトナ振袖を着ました!と、素敵な報告もいただきました。もう、すごくすごくうれしいです!!
振袖のハイシーズンにぜひ声を大きくして言いたい! 「オトナだって振袖を楽しんでもいいじゃ~ないの」と(笑)
もっともっと、振袖を。
今年も一年、つたないコラムにおつきあいいただき、本当にありがとうございました。来年も楽しくきものが着られますように。それでは皆様、よい年をお迎えください!お正月妄想コーデ☆初春梅尽くし の巻
http://bit.ly/1uWSkvk
着物は憧れの友禅工房のはまやの小紋。艶やかな紺藍色に手描きの花が艶やかに咲いていて、訪問着にも負けないような豪華さですね。帯は老舗「京藝」の、手彫りの版木を使用したという柄ゆきは、手仕事ならではの奥深さがありますね。
どちらも厳密に梅そのものでなくても、梅に見立ててあわせてみました。小紋の柄は良く見るとバラのようですが、遠目でみれば梅にも見えなくもない‥‥梅はバラ科だし‥‥と自分の中で妄想(笑)。
帯締めは梅紫。帯揚は輪出しの絞り部分を梅に、半襟は七宝の刺繍を一輪の梅に見立てて。お正月なので、梅紫の伊達衿を挿してもいいかも。
松や竹の小物をプラスして、松竹梅にしてもいいし、もう少し春が近くなったら鶯(うぐいす)の小物を足せば「梅に鶯」。春に向かってうきうきします。
梅にはいろいろな意匠があり、写実的なもののほかに、ざっと思いつくだけでも、ねじり梅、利休梅、光琳梅、梅鉢、梅鶴‥‥。着物や帯にもたくさん使われていますから、手持ちのものから探すのもまたひとつの楽しみです。
他にも干支やお正月の縁起物を帯留などでプラスするのも、年に一度のお楽しみ。初詣やお正月のおでかけは思いっきり華やかに装いたいですね。
着物のお誂えは自分の好きな寸法にしてもらえるのも嬉しいところ。なかなかできませんが、こういう贅沢なよそいき小紋などはちょっとお袖を1寸くらい長くしてもドレッシーで素敵ですよ。
寒い寒い雪の下で、春に向けて花咲く力を蓄える梅を見習って、たくましく冬を乗り切りたいものです。
チンドン屋さん体験!ついに振袖姿で街に出る(笑)の巻
そして、ちょっと意外だったのが通行人の皆様が結構な確立でにこにこ話しかけてくれたり、手を振ってくれたりすること。商店街の皆さんも、お店から顔を出してくれたり。東京砂漠ってもっとクールかと思ってた!(田舎ものの誤解)。
今の子どもたち、チンドン屋さんなんて知らないよね、受けるのかな? なんて内心失礼ながら思っていたのですが、音楽にあわせて、反対側の歩道を手をふったり踊ったりしながら一緒に歩く子たちがいたり。断然子どもたちが大喜びしてくれていました。
そうなんだ! チンドン屋さんの魅力って、その目立つ格好や懐かしさではなく「音楽」が肝なんだ! と生で演奏を聴きながらしみじみ。
まさにジャパニーズストリートミュージック。ちょっぴり物悲しくて、日本人のハートど真ん中にささるその演奏。1時間ほどの体験でしたが、その魅力にはまってしまいそうでした。
最後に記念撮影で、チンドン太鼓を持たせてもらったのですが、10キロ近くあるそうで、これをつけての演奏&練り歩きは重労働(@@)プロの凄さを感じ入りました。
(それにしてもうれしそうすぎる自分(汗))
常々「出歩かなければおばちゃん(あ、言っちゃった)でも振袖着てもいいよね!」と主張している私ですが、とうとうこの日は思いっきり街を出歩いてしまいました(笑)楽しかったです! この開放感が病み付きに……なんて、スミマセンモウシマセン(汗)
その後、ちょうど近所の神社で酉の市が開かれていたので参拝に。昭和な家スタジオのお仕事繁盛を祈願して熊手を購入、景気よく拍手を打っていただきました。
着物を楽しんでいると、なんだか楽しいこともいっぱい起こってくるみたいです。
時には決まりからちょっと外れた着物もよいもの。着物は着るもの、時と場所さえわきまえれば、どんな風に着たっていいんですよね。もっともっと、着物、楽しんじゃいましょう!
着物の防寒対策最強アイテム現る!?南の国からきたあいつの巻
雪の日はこれを履いてブーツを履き、上にウールのコートを羽織れば雪もへっちゃらです! 寒くない! 着物も汚れない! ブーツなのでぱっと見、着物姿には見えないですが(笑)
それからサルエルパンツは自転車に乗るときも超便利! 裾がはだけてもまったく見えないし、汚す心配もありません。帯つきのシーズンは、すれ違う人にちょっと「ぎょっ」とされますが(笑)快適です。
構造を見てみると、幅広の布を直線で折りたたんで縫ってあるだけ。作っても簡単そうです。でも、なんと2000円を切るという布代より買ったほうが安いお値段だったり(汗)
難点は、人前で脱ぎ履きするのがちょっぴり恥ずかしいことと、この季節着物の上にいったん履いたら暖かいので脱ぎたくなくなること(笑)普段着物はタートルネックセーターの上にウールの着物を着てサルエルパンツをON。こんなお気軽スタイルもたまにはおすすめです。
水屋袴もいいんですが、紐じゃなくてゴムなのがまた気軽で。考えてみたら、サルエルパンツって裁着袴(たっつけばかま)に形が似てますよね! 私が使っているタイプはもっとゆったりしたものですが。
夏はちょっと暑いな~と思いましたが、逆に考えると冬はこれくらい強い味方はない!というわけで防寒にも大活躍のサルエルくん。キモトモに紹介したところ「買ったよ」「わたしも買った」と大人気です。
先日、着る人がつくる着物情報誌「月刊アレコレ」で防寒についての特集でも紹介したところ、編集長さんも早速購入されたそう。112号に掲載されています。「七緒」でも大活躍の佐川由希さんや、元くるり店長の草萌さん、365日着物生活中のカメラマン渡部瑞穂さんと対談させていただいたのですが、皆さんそれぞれのこだわり防寒アイテムがあって目ウロコでした! やっぱり日常的に着物を着ている方のお話は勉強になります。そして皆さんとっても素敵でした
さてさてこんな便利なサルエルパンツなのですが、こうなると欲が出てくる! ほかの素材ではどうだろう? 冬用にエクセーヌみたいな素材とか夏用に涼しい素材はどうかとか、防水タイプもいいな、とか。袴みたいにサイドにスリットが入っていると通気性がよくなるんじゃない?などなど、次々理想のサルエルパンツを妄想してしまいます(笑)いち利モールさん、オリジナルサルエルハカマ、作りませんか~(なんて言ってみたりして……)
皆様も、和装用だけにこだわらず使えるアイテム探してみませんか? そして見つかったらぜひ、わにこにも教えてくださーい。いよいよクリスマスシーズン!ホワイトクリスマス妄想コーデの巻
江戸小紋のあられで夜空の雪を。真っ白なクリスマス柄の帯に、赤の帯揚と緑の帯締め。半襟は、イルミネーションのようなキラキラが刺繍で入ったものを選んでみました。
クリスマス帯のページには、真っ赤な着物や緑の着物とあわせたコーデもあり、そちらも素敵です
http://ichiri-mall.jp/ap/prd0235313000.html
帯留は、クリスマスモチーフのものがいっぱい揃っていますので、ポイントにして遊びたいですね。これも、油断しているとあっという間にソールドアウトになってしまうので、欲しいものがあったら即決!でしょうか。
毎年直前に「あーあれがないこれがない」とイマイチ納得しきれないままのコーデになってしまいがちなのは今年でサヨウナラしたいところです(自分)。
最近、いち利モールでウインドウショッピング中に気になるのが、20代のいち利ショップスタッフが選んだ「ミヤコレ」シリーズ。レースの半襟や、ハっとする色の帯揚げなど、「おぬしやるな」という感じで、とてもいいアクセントになってくれそうなものがいっぱい。
クリスマスコーデにもピッタリの三部紐も!と思ったら、あっという間に完売になっていました。http://ichiri-mall.jp/ap/prd0247223000.html
シーズン先取りのチェック、欠かせませんね。
皆様、どうぞよいクリスマスをお迎え下さい。着ないにこしたことはないけれど、必要な着物「喪服」の巻
100人コーディネートは本当にいろんなスタイル、提案があって見応えがあったよ~と聞き、またファッションショーやトークショー、展示など3年目の今年はどうだったのか自分の目で見ることができなかったのを本当に残念に思います。皆様はお気に入りのスタイル、発見できたでしょうか?
さて、ここからは私事ではありますが、母と葬儀と喪服のお話を少しさせてください。
小さな頃は曾祖母、父と母、私と弟、それに叔父という大家族で育った私でしたが、小学生のときに祖母が亡くなり、中学生のとき叔父が結婚して家を出て、私も高校卒業と同時に家を出ました。
社会人になった年、弟が交通事故で急逝。家族が、特に両親がどれほどのショックをうけたかは言葉では言い表せません。その後を追うように祖父、父も亡くなり、実家は母ひとりが残りました。
私の喪服は、社会人になったタイミングで母が呉服屋さんに頼んで誂えてくれたのですがなかなか出来上がらず、弟が亡くなる1週間前に早く届けてくれるよう電話をしたところ、すぐに届けられたそう。
そしてすぐに弟の葬儀で着ることになったのですが、母はあんな電話をするんじゃなかったと、何度も泣いていました。そして結局祖父、父の葬儀でその喪服を着て、今度また母の葬儀で着ることになり‥‥。今回で袖を通すのは4回目。
着物が置いてある部屋へいくと、私の喪服が一式揃えて分かりやすい場所に置いてありました。1年半前から入退院を繰り返しての闘病生活でしたので、いろいろと覚悟をしていたのだろう一人暮らしの母の気持ちを思うと、涙が止まりませんでした。
そんな風に母が整えていてくれた喪服。予め長着をハンガーにかけ、襦袢、帯、帯揚帯締め、足袋、草履バッグに着付の小物と並べて揃えておき、いよいよお通夜。さて着ようと思ったところ‥‥‥
襦袢に半襟が付いてなかった~~~~(ごろんごろん)
襦袢もハンガーにかけてみればよかった~(ごろんごろん)
大慌てで従姉妹に半襟を持って来てもらい、最低限の部分だけ縫ってなんとか間にあいましたが‥‥本当に私って、大事なところが抜けていて‥‥(><)「ちゃんとせにゃだちかんやないか!」(ちゃんとしなきゃダメでしょ)という母の怒りの声が聞こえてくるような気がしました(;;)
喪服は、身内のお葬式ぐらいしか着る機会のない着物ですが、5つ紋の第一礼装。誂えてもらったものですからピッタリで着やすく、どっしりとした黒の縮緬で、気持ちがシャン!と引き締まりました。着物を作ってもらったときからは、かなり増量(汗)した自分ですが、その増量分も受け止めてくれる着物はまさに一生に一枚あればよいもの。
悲しみは繰り返さないようにということで、喪の帯は名古屋帯で一重太鼓。小物はすべて黒一色です。深い黒に丁寧に入れられたぐし縫いの白い糸、白い紋‥‥。手にとって心地好い絹の重さを感じながら、悲しいけれど、とても美しいものだなと、しばらくぼーっとしてしまいました。
喪主も洋装が主流になってきた今、喪の着物は必要かどうかは意見が分かれるところですが、私は大切な人にお別れをするときにこの美しい黒の5つ紋の着物を着て、背筋をのばせて良かったと思います。
だからといって、何度も袖を通したいものではないけれど、こればかりは人の運命ですから、仕方がない。
子に別れ、夫に別れてとてもしんどいことも多かった母ですが、愚痴をほとんど言ったことがありません。一人でなにもかも飲み込んで黙々と仕事をし、家のことをこなしてきました。
葬儀屋さんが「こんなに皆が泣くお葬式は珍しいですよ」とおっしゃいましたが、入院の直前まで会いたい人に会い、やりたいことをやり。たくさんの方がお別れを惜しんでくださいました。
ずっと両親はお見合い結婚だと思っていたのですが、今回、母から交際を申し込んだ恋愛結婚だったと、親戚のおじさんが教えてくれました。当時田舎で女性からアプローチすることは珍しかったそうで、いろいろあった末、結婚。そして私が生まれ‥‥。
父の闘病のときの母の看護ときたら自分でも「ようやった」というくらい、敬服ものだったのですが、なんだか腑に落ち。亡くなる1ヵ月前に父が亡くなる時に敷いていた布団を打ち直して使いたいと布団やさんにお願いし、母の部屋には打ち上がったばかりのその布団が敷いてありました。いろいろ大変だったけど、今は身軽になり、好きな人のところに向かっているかな。
私自身はもっと自分にできることがあったはずと、あれこれと悔いだらけだけれど、いつも前を向いていた母に習ってこれからを生きていきたいと思います。
ありがとう、お疲れさま、お母さん。きものサローネin日本橋で自分のきものスタイルを探そう!の巻
前期は華やかなステージショーが目玉。振袖スキーな私は「ミスインターナショナル振袖きものショー」が気になって気になって(笑)(ファッションショーは事前予約あり)。実はファッションショーなんて‥‥と思っていた私ですが、展示で動かない着物を見るのと違って、やっぱり人が着て、動く着物姿はいい! いろんな趣向が凝らされていて、とても刺激的です。着物のファッションショーは、今はもうほとんど行われていないのが実情。ぜひサローネで目撃して欲しいです。
後期はトークショーや東京の伝統工芸のワークショップがあります! ワークショップは、鼈甲や指物、刺繍等ちょっとドキドキするラインナップ。当日受付のようですので、絶対受けたい!と狙っているわにこです。
出展ブースには「銀座いち利」さんも参加。みたざき女将の笑顔に会えますよ。あと、個人的にはこのコラムを担当してくださっているいち利モールのイケメンスタッフ(まだお会いしてないので想像(妄想?)ですが、間違いナシ)Nさんもいらっしゃるということなので、今からドキドキです! 皆さんもチェックしてみてください(えええ)。
そしてエキシビジョンで「100人コーディネート」展示があります。着物に関わるいろ~~んな100人がまさに100通りのコーディネートを展示。なんとここに、私も参加させていただくことになりました! ただの着物好きだった私が、錚々たるメンバーの中に加えていただけるとは(汗)ドキドキです。マジ、バクバクです。自分の場合は、販売物があるわけではないので、「自分が着て一番ワクワクするコーデ」を展示する予定です。この日のために、他装を習いにいったり、キモトモと自主特訓をしたり、皆を巻き込んであーでもないこーでもないと準備しています! よろしかったら、見てやって下さいね!
(わにこも11日日中と13日夕方あたり出没している予定です(ワニ出没注意)。ワニ帯とかワニ半襟とかワニ帯留とかをしていると思いますので、見かけたら優しく声をかけてくだると喜びます(^^)石は投げないでください(;;))
もちろん、他の皆様のコーディネートも楽しみすぎて鼻血が出そうです(出すな)。お洒落としての着物を楽しむことに「こうでなければならない」ということはないはず。いろんな人の、いろんな好み、いろんなスタイルがあって当然。もしかすると「本当はこういうのが好きだった!」なんて開眼があるかもしれませんよ。
きものサローネに、自分のスタイルをみつけに足を運んでみませんか?
● きものサローネin日本橋
前期:11月8日(土)~10日(月)COREDO日本橋
後期:11月11日(火)~13日(木)YUITO
http://kimono-salone.com/着物のお着替え一式パッキングテクニック の巻
これ、着物好きな皆さんが考えたということで、とってもよくできているんです。以前カスタムした記事をアップしましたが、シンプルな外見とお値段に似合わず、優れものなんですよ~。
一番気に入っているのが、帯板ポケット。風呂敷につつむとき、なんとなく邪魔だった帯板に専用ポケットが(感動)。帯板をうっかり忘れることがなくなります。帯枕もこちらのポケットを使っています。
そして、フラップがついているので、かぶせてしまえば中が見えない\(^O^)/
収納用のミニバッグのほうに小物ポーチを入れたら、バッグの持ち手にかければ、ダブルバッグになって、準備完了です! ザ・着物バッグというかんじがしなくて、カジュアルにも持ち運べて気に入っています♪
出かける前に、一度頭の中で着るシュミレーションをして、忘れ物がないか確かめるようにしています(一度、襦袢を忘れて気絶したわにこです。足袋をよく忘れるので要注意です(私だけ!?)。
皆様の持ち運びアイデアもありましたら、教えて下さい(^^)
オレンジ小物で遊んで☆蝙蝠の帯でハロウィン気分コーデ の巻
http://bit.ly/1rrlVdu
黒に藤、桜、菊など四季の花紋がまるで月のような形に見える小紋に蝙蝠帯のコーデに、強めのオレンジの帯揚帯締をしてみました。
帯留にハロウィンものをもってくれば完璧!
今年も馬籠静さんの新作が出ていて、もう既に売切れも(><)
ハロウィンのためだけに着物を誂えたりするのはとても贅沢でなかなかできませんが、こんな花紋の小紋なら時期問わず、帯を替えれば可愛らしく着こなせますね。
帯は、はまやのろうけつ染めの蝙蝠(コウモリ)の名古屋帯。蝙蝠は、中国では「蝠」が「福」と同音のため縁起がよい動物とされており、5匹の蝙蝠は五福といい「長寿,子孫、健康、富貴、繁栄」を表すとか。皇帝の服から、ラーメンどんぶりまで、蝙蝠をよく見かけますよね。
西洋文化の流入とともにあまり好まれなくなってきたようですが、本来は日本でも、江戸時代までは蝙蝠は害虫などを退治してくれるし、縁起のよい生きものとして愛されていたようです。意匠として見ても、広げた羽根の形がとってもクールな蝙蝠さん。私は大好きです。
そう思うと、蝙蝠帯はハロウィン限定柄ではなく、普段にもぜひ使いたいアイテムです。
着物、帯、小物、それぞれはまた違うようにも使えるけれど、テーマを決めてコーデするとピッタリくる。そういう「見立て」の楽しみは、人に押し付けるものではなく、密やかな自分の楽しみ。
だから、気がついてくれる人がいると、すご~く嬉しいのですよね。時にはみてみてーと、見せびらかしたりもしますが(笑)
コーデをあれこれ考える時間が、もしかしたら一番楽しいのかもと思う今日このごろです。わにこの妄想コーデの時間でした\(^O^)/柄出しもカンタン☆この一手間で帯揚をキレイに整える!の巻
結ぶのがどうしてもうまくいかない!という人は、帯枕の紐をしっかり締めれば大丈夫ですから、結ばないで、結び目のような形に見えるようにクロスしてかけた状態で余りを帯の中にしまってしまうという裏技も。
着付の仕上、最後に帯揚がスッキリ決まると気分もいいですよね! 帯周りを上から見るたび「ウムウム」と自己満足の頷きをしてしまいます(阿呆)
ぜひ「ワキの後ろまでぐっとしごく」、この一手間をお試し下さい。簡単☆ちょっとレトロな耳隠しヘアスタイルアレンジの巻
盛り盛りもいいけど、普段着のときは、昭和のお母さんっぽいこんな髪型もいいと思いませんか? 耳が隠れるだけでなく、こめかみの気になる白髪も多隠れるので、普段には楽な髪型です。
アレンジは簡単! 耳を出さないように後ろで一つに結んで、夜会巻きの巻き込みを、横にするだけです!(と言ってもワカラン!といつも言われるので図解しました)
コツはたっぷりムースやヘアワックスなどをつけて、まとまりやすくしておくこと。私は最近男性用のヘアワックスのハードタイプを使っています。ちょっと洗うのが大変ですが(笑)もんのすごいキープ力です! ○トメージュもびっくりです。
夜会巻きコームだけではちょっと心もとない場合は、Uピンなどで補助してとめてくださいね。結構髪の毛は重いので、先日は、Uピンだけでまとめたら、髪の重さで崩壊しました(恐怖)夜会巻きコームやかんざしなどでしっかりと留めることをおすすめします(^^;)
巻き込んだ部分は少しグシャッとなってしまうので、上手くヘアアクセサリーで隠して。
それから後頭部に逆毛をたてておくと、ペッタンコにならず、コームやUピンのとまりがよくなると、美容師さんのキモトモに教えていただきました(多謝)
私がやると、昭和なおかーさん風味になってしまいますが、若い方がしたらレトロで素敵です。
ちょっと余裕を持って一つにしばれる髪の長さがあればカンタンにできますので、一度お試し下さい(^^)v袷の季節本番秒読み! 衣替えのタイミングと夏物のお手入れの巻
まずは、作業する部屋の掃除機&お掃除ワイパー(笑)。猫がいる我が家では必須作業です。(毎度ながら基本猫禁止作業(笑))
普段着の浴衣や麻、洗える絽の着物、帯などは押入れケースにいれて、「夏物」とラベルを貼って来年の夏物シーズンまで押入れでお休みです。夏しか使わない季節ものの小物(帯締、帯揚など)も、小さな箱におさめて一緒に置いておきます。
押入れケースを使う場合は、半透明のものは日常的に明るい場所には決して出しておかないこと。光で色が焼けてしまうことがあるので注意です。
正絹の絽などは、箪笥の取り出しやすい位置から、取り出しにくい上のお盆や引出しへ移動します。なぜ上かというと、箪笥の中でも下にいくほど湿気がたまりやすいので、普段使う物を入れておいて開け閉めしたほうがよいから。
滅多に出さない礼装類や季節外れのものは、上のほうに収納するようにすると、カビなどの被害を防げます。
仕舞う前にもう一度シミや汚れがないか畳み直してチェックして、発見したらお手入れに。夏着たものでまだお手入れに出していないものがあれば、汚れていないようでも汗を吸っている場合がありますので、正絹のものは一度着用しただけでも、お手入れに出すことをおすすめします。
いわゆる「丸洗い」は、ドライクリーニング。汗は水溶性の汚れなので丸洗いではすっきりしないそうです。丸洗いに出したからと油断していると、次の年以降に取り出したら汗染みが! なんていうこともあるそうなので、心配な場合は「汗抜き」も一緒にお願いします。
衣替えの季節は、クリーニングの料金もお安くなっているところも多いです。そういうサービスも上手く利用したいところ。
いち利モールさんのお手入れ料金も9月末までお得になってます! いち利モールの着物クリーニングは、丸洗いプラス着物のチェックがしっかりしていて、自分で気がつかなかったシミなどの状態や必要なお手入れがあれば、お手入れ前に提案してくれるのが有難いです。
お手入れ先は、キモトモに聞いて情報収集したり、自分でもいくつかトライして、サービスや料金など納得のいくところを見つけたいですね。「対面で話を聞きたい」「時間がないので宅配で」など、こだわりポイントも違うし相性もあるので、自分が気持ちよくお願いできるところが一番です。
仕舞う前に畳み直すときは、いつにも増して丁寧に。空気を抜きながら、折り目に気をつけて。来年の夏がやってくるまで基本そのままですから、へんなシワがついてしまうと、自分が泣けます(;;)<やらかしたことがあるらしい。
たとう紙も、衣替えのときが入れ替えのチャンスです。
単衣はまだ10月中で番がやってくるかもしれませんからそのままで。
さて、そして夏物に替わって登場してくるのが袷です。軽やかな夏物のあとに、しっとり、どっしりとした袷を手に取ると秋の訪れをしみじみ感じますね。
普段着の袷も、押入れから出して、余裕があったらたたみなおして箪笥に収納。このときが、また楽しい。
「これもあった」「こんなのあったんだ~」というタイムカプセルのような発見の連続! たくさん持っているから、というのではなく、そう、前のシーズンのことはもういろいろと忘れてるんですねえ~怖いですね~(笑)
さあ、着物の季節本番です。やっぱり絹をたくさん纏えるシーズンは盛り上がりますよね。夏物をきちんと仕舞って、袷の準備を整えましょう!わにこの妄想コーディネート大会「猫さんコーデ」の巻
http://bit.ly/1wo9Z15
帯はたしかに猫だけど、これのどこが猫コーデなの?とお思いでしょうが、今、一番ホットな猫をイメージしたコーデなんです。
その猫とは、「妖怪ウオッチ」の「ジバニャン」。今子どもたちが夢中のアレです。うちの坊も例外なく夢中。口を開けば妖怪の話です(^^;)。
ジバニャンは赤猫。地縛霊の猫なのでジバニャン(爆)。でもとっても可愛いんです~! ほんとはもっと赤っぽいオレンジだけど、そこはそれ。水色のしっぽは帯締で。
誰にもわからなくても、自分でそう命名すればヨシ(笑)密かなオトナ(?)の楽しみにゃん!
そしてもうひとつ! こちらはあの国民的猫型ロボットをイメージ! どんなもんだい。
http://bit.ly/1woaKar
なかなかドンピシャな色というわけにはいきませんが(あの色の着物は勇気がいりそう(笑))赤い首輪に黄色い鈴帯留などいかがでしょう。帯は白いポケット。四次元につながるかもしれません!
今日は、ちょっと変な方向から(え、いつもですか?)の妄想コーデのお時間でございました。モチーフだけでなく、好きなキャラクターのカラーコーデをしてみるのも楽しいですよ!
皆様も、ぜひいろいろ試して、コーディネート大会に投稿してみてくださいね~~~!
着物を脱いだその後どうする? 始末がラクになるグッズの巻
それから、帯と一緒に、伊達締め、腰紐、帯枕、帯揚、帯締めも吊るして干しておきます。着付の小物類もかなりの汗を吸っているので、しまう前に汗をとばしておきたいものです。吊るしておくことでシワもなんとなくとれるので、片付ける時も気持ちがいい!
帯締めは汗を吸うわけでもないし、すぐに片付けてもいいかもしれません。特に猫を飼っている人は、帯締めだけは吊るしておかないほうが吉! ぶらぶらとぶら下がる房は、猫のハートにジャストミート! いつのまにかハンガーから消え、房がボサボサになった帯締めの残骸を見つけたときは涙でございました‥‥。
話は逸れましたが、そんな帯と小物をまとめて干すのに重宝しているのが、縦型で何本もかけられるタイプののスラックスハンガーです。私はIKEAのものを使っていますががっしりとしているので、重い帯でもゆがんだりせず、横幅もピッタリ気持ちよくかけておけます。
またこのハンガーに、着る前に一式ひっかけておけば、探したり、着る時に動いて着崩れてしまうことも防げます。
あまりに使いやすいのでもしかして和装用!?と思うくらいです! こういう便利グッズを見つけると本当に嬉しいので、お店にいくと何を観ても「これ着物に使えないかな~」と考えている自分がいます(笑)
また着物や長襦袢は、礼装などは着物ハンガーを使いますが、普段に着るものだったら100円ショップのバスタオルハンガーにかけてしまいます。ちょっと袖は長さが足りなくて落ちますが、着物ハンガーを引っ張って延ばして‥‥というストレスがなく、さくっと干せるのでお気に入り。
いずれもあまり長い時間かけっぱなしにしておくと、着物が袋になってしまったりしますので、長くても1日できちんと畳んでしまいます。
畳むときも、綺麗な場所で。我が家は特に、猫毛注意なので畳む場所の事前コロコロが欠かせません。衣裳敷やたとう紙の上などで畳んでも。
脱いだ後の始末の一手間で、着物も喜んで次の登場を待ってくれるような気がします。お気に入りのお片づけ&収納グッズを揃えて、楽しくお手入れしましょう。9月の着物と襦袢と帯と小物は?の巻
よく、着物は先取り!といいますが、春先などとは逆に、秋に暑いのに先取りで袷の小物を持ってくるのは体感的にも見た目的にも結構厳しいですよね。色目などで秋を感じさせながら、残暑でも暑苦しくない装いが理想ですね。ご自分のお洒落ゴコロとじっくり相談してみてください。
普段着は、気温にあわせてあまり細かいことは気にしなくてよいと思います! 絶対正しいとか間違ってるなんていうことはないけれど、衣替えの季節の知識があると自分が選んだものに自信がもてるかと思いますので、ちょっと頭の隅に「着物の季節表」を入れておくと便利です。
いずれにせよ、9月は夏から袷の季節に移り変わっていく過渡期となりますので、中旬とか前半とか後半とか、区切りが結構曖昧です。温暖化の昨今、10月までこの曖昧時期が続くと思います。
これは個人的な目安なのですが、27度くらいが絽と単衣の境目、22度くらいが単衣と袷の境目で(いずれも後者の上限温度感覚)暦とにらめっこしつつ、着分けています。下に着るものでも結構調整はききますので、皆さんも、自分なりの目安を見つけてみてください。
1年十二ヶ月、移り変わる四季も二十四節気や七十二節気に分けるほど、日本人は季節に敏感でした。着物のお洒落は、そんな季節にとても関わりが深いもの。ほんの短い期間でも、その時期だけしかできないお洒落を楽しみたいですねっ。
暦青空の色、海の色。ジャパンブルー・藍染め体験しました!の巻
その水色が、生っぽいというか、レアというか、なんともいえない瑞々しく、鮮やかな空色なのです!!
用意した帯揚やシルクのスカーフに輪ゴムでしぼりの模様を入れたり、一部分だけ液につけてグラデーションにしたり。素敵な作品がいっぱいできました!
ず~っと欲しかった、空色の絽の帯揚が染められて大満足でした。
この生藍染めでは、絹や羊毛はよく染まるのですが、木綿は残念ながらあまり上手く染まりませんでした。呉汁(大豆の汁)につけたり、助剤を使ったりと研究の余地がありそうです。
あとは、「たたき染め」という、葉っぱを布で挟んで石などでたたき、葉の汁を布に移すというのもやりました。こちらは青ではなくて、綺麗な緑色の葉っぱそのままが布に染まって、これも綺麗でしたよ!
私は、葉っぱをワニの形に切って、たたき染めしてみました(^^)v 葉脈も、美しく写ります。
そして、今年はいわゆる「藍染め」を、小金井の麻生工房さんで体験させていただきました。タデ藍を発酵させて作った「藍瓶」に布を漬けて染めるものです。
こちらは生藍と違い、藍の葉を発酵させ、長い時間と手間をかけて建てられた染液なので、木綿もしっかりと染まります。
わたしは大きめの風呂敷を染めることに。ワンポイントでワニの形の「縫い絞り」とあとは染めない部分をビニールでくるんで絞って止める「帽子絞り」で水玉模様にチャレンジ。一緒にいったキモトモは「巻き絞り(軍隊絞り)」にチャレンジしていましたよ。
藍瓶の藍液の表面は、濃い紺に緑、紫や茶が混じった金属的な光沢があり、写真には映っていませんが、ふわふわと泡立った部分は「藍の花」と呼ばれているそう。
絞った布を藍液の中に漬け、ひきあげると最初は茶色っぽい色が、空気にふれると酸化して最初は濃い緑に変化し、それが段々と青くなっていきます。
水でさっと洗って脱水すると、馴染みのある「藍色」に。江戸時代から盛んになり、明治時代に来日した外国人が「ジャパンブルー」と呼んだ、この藍染めの色は、もしかしたら日本人が一番好きな色なのかもしれませんね。私も大好きです!!
絞りの部分をはずすと、白く残った部分が模様になります。ワニさん、なかなか可愛いでしょう?(自画自賛ですみません)
藍で染めた布は、アク抜きのため一晩水につけた後、70度くらいのお湯でさっと洗うと、お湯が少し黄色くなります。それが「アク」なんだそう。その後、晴れた日に万遍なく天日干しをすると、アクが抜けてより藍の色がクリアになるそうです。
ご指導くださった麻生先生、渡辺さんありがとうございました。
大好きな色の染めを体験できて、大満足の夏でした\(^O^)/
様々な染色の体験をすると、着物や帯を作られる職人さんたちのご苦労がよくわかり、持っている着物や布への愛着もアップする気がします。機会があったら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。残暑を忘れて心は秋へ!お月見兎さん妄想コーデの巻
http://bit.ly/1pRRorR
9月と言えば、月に兎! 波に兎の帯でコーデを考えてみました。すっかり秋の色ですね~。鏨錦(たがねにしき)の技法を用いて織り上げられた西陣袋帯だそうです。袋帯ですが、紬にあわせてドレスダウンしてみます。
大好きな塩沢紬、生地に「しぼ」があるのでポコポコしていて肌に張り付かず、しっかりした厚みもあるので、秋の単衣にピッタリです。濃紺で秋の夜空をイメージしてみました。
そこに大きめの満月のようなまあるい帯留はいかがでしょう。秋のお月見としゃれてみたいものです。お遊びで背中に、洒落紋のように押し絵のお月様アップリケも楽しいかも!
半襟は気になっている「ミヤコレ」を。レースの半襟って、フォーマル以外のシーンでちょっとアクセントが欲しい時、気軽にできていいですよね。
今年の中秋の名月は9月8日とちょっと早めなので、この帯は暑くて締められないかな‥‥。ヒグラシが泣き始め、虫の声も聞こえ始めていますが、まだまだじわ~っと暑い毎日……。早く秋がきて、おキモノ生活ベストシーズンに入らないかな~!などと天気予報を眺める毎日です。
でもまだなにかやり残したことがあるような、ちょっと寂しいような夏の終わりの妄想タイムでした。
オススメは帯下保冷剤!夏着物もW保冷剤で快適にの巻
保冷剤の中味は水を凍らせただけのもの、ジェル状のもの、いろいろあります。なかには、お子さんやペットが口にすると危険なものもあるそうですので、おうちに小さな家族がいる方は、一寸注意してくださいね。
そして、もうひとつ夏のおでかけに必須アイテムなのが保冷のできるマグタイプの水筒。あまり大きな容量のものは持ち歩くのに大変なので、250m~300mlくらいで十分。水や麦茶などに氷を多めにいれておき、外で一口補給するだけで、ずいぶん涼しくなります!
真夏の着物で外出するときは、まずは日傘と扇子、そして保冷剤と水分補給を忘れずに。楽しいおでかけにして下さいね\(^O^)/

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