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大相撲!安美錦関の断髪式に行ってきましたの巻

星わにこ
2022/06/01 00:00
先週の日曜日、ご縁をいただいて「安美錦引退安治川襲名披露大相撲」に行ってきました。初・国技館! 初・枡席ということで若干緊張しつつキモトモの皆さんと着物でおでかけしました。 夏空のような好天、長い列が続いています。入り口で安美錦関(現安治川親方)が奥様と写真に応じていらっしゃいました。 親方の堂々とした黒紋付姿が素晴らしい~~~!! 着物好きの方はお相撲好きの方も多いですけど、いや、わかるー! 堂々たる体躯に髷に黒紋付ってめっちゃかっこいい!! そして、奥様の装いもまた素晴らしかったです~。白い刺繍が施された白百合色のような上品な訪問着に輝くような金の松の袋帯。豊かに結いあげられた髪に上品な真珠の髪飾りが。主役の伴侶ということで品よく目立って、でも控えめで‥‥長身に着物が映えて、本当に素敵でした。 並んで中に入って、まずはちゃんこ鍋の振る舞いをいただいたのですが、美味しかった! そして初・枡席。赤い絨毯に赤い座布団。この赤い座布団が最後にわ~っと投げられるあれですね!! 写真:渡部瑞穂 実は私、国技館でお相撲観戦ってしたことがなかったんです。バアちゃん子の私にとってお相撲は、祖母とこたつで応援するものでした。そのテレビの中に、自分もいるんだ~ってなんか感動してしまいました。初めて!という友人とすごいすごーい!といちいち大興奮。行司さんや呼び出しさんの衣装にも目がいきます! そして、房好きの私としては一度生で見たかった、土俵の釣り屋根の四方に下がっている四神を表すという巨大な4色の房!! 見られました!いや神々しい~~。うっとりです。 そもそもスポーツ観戦にあまり興味がなかったためか、今回が初!大相撲観戦。テレビで時々見たりという程度の私でも、22年という長い力士人生を歩まれた安美錦関は知っていました。コロナでこの断髪式も2回延長となり、やっと開催できたそう。 もうすぐ5歳になる息子さんと二人で、出身地青森の名物が散りばめられたおそろいの化粧回しで土俵入り。二年前に開催されていればきっと抱っこだったでしょうから、延期も悪いことばかりではなかったのかもしれません。 美味しいお弁当を食べながら、場所中とは違う和やかな雰囲気の中で相撲甚句や、取り組みを見て、とっても楽しかったです。 そしていよいよ断髪式。なんと350人という方たちが髷に鋏を入れていき、最後に師匠である伊勢ヶ濱親方が大銀杏を落とします。 一人一人との無言の対話‥‥お父様が鋏を入れて四方に礼をし、ぽんと肩を叩いて土俵を降りられたときに、思わず涙を拭う姿にじーんとしました。 私はこの後の仕事のため途中で失礼してしまったのですが、上位力士の皆さんの取り組みや照ノ富士関の横綱五人掛りなどもあり、また髷を落とし、タキシードに着替えて登場の安治川親方のご挨拶など、相撲ファンがおおいに盛り上がったようで、帰ってからニュースを何度も見返して反芻。 帰り道、発売されたばかりの安美錦関の自伝『けっぱれ相撲道』を拝読。相撲一家に育ち、子供の頃はプロレスごっこでも父に勝てなかったけど蝶野正洋のSTFを決めたことがあるとか爆笑!もありつつ、怪我と戦い続けた土俵生活、引退。そしてコロナを機に早稲田大学で学んだり、と常に前を向き自分を磨き続ける姿に超・感動。絵莉夫人との二人三脚も素晴らしくて、お二人が部屋を開いて、新しい時代の力士を育てるところを見てみたいと思いました。 お相撲ファンじゃなくっても、元気がもらえる本でした!おすすめです! こんな機会も滅多にないと思い、怪我した足をテーピングしてこたび+足袋+草履でしたが、靴より楽に行けました。根性で行ってよかった!!  安美錦関のお人柄が感じられる、本当によい雰囲気の襲名披露にお邪魔させていただき感謝感謝の1日でした。

着物にあわせてネイルもおしゃれしたよ★の巻

星わにこ
2022/05/25 00:00
お祝いムードでいっぱいだった先週から一転、家具にぶつけて左足の薬指を骨を骨折してしまい、大人しくしているわにこです‥‥。気持ちがふわふわしすぎていたのでしょうか? 外出用件はすべてキャンセルさせてもらい、反省しつつ原稿書くぞ!と思っていたけど、つま先の小さな骨なのに存外痛くてダメージがあり、気がつくとはあ~と横になってしまって、なかなか仕事がすすみません‥‥。頑張れ私。 といきなりしょんぼりなスタートですが、そんな沈んだ気持ちを明るくしてくれているのが、パーティにあわせてキラキラにしてもらった手のジェルネイルです。 先週もちょっとだけ写真に載せましたが本の表紙に合わせた色で、ネイリストさんが得意な和柄をアートしてもらいました。じゃじゃーん。 ネイルアート:ネイルスタジオNoa おめでたいからと金箔も入れてもらって、キラキラ! 赤い爪はマットにしてもらって、それもまたキラキラの中にもほどよい落ち着きがありとっても素敵な仕上がりです。着物でも洋服でも、爪の先がキラキラだとテンションがあがりますね! 私は爪が弱く、特に着付けの仕事を始めてからはハードな現場の後だと爪が割れてしまったりすることもあり、着物や帯を傷つけないためにもジェルネイルで補強しています。お茶のお稽古でネイルはNGですが、今はお休み中のため少し華やかにして楽しんでいます。 ネイルについては新しいものだけにいろいろな意見がありますよね。特に着物にネイルをあわせていいの、という戸惑いもあるかもしれません。 私は日常で自分の目に入りやすい爪がキラキラしていると、テンションがあがる派なので、自分のためにしています。マナーや人の目も大事ですが、人の迷惑にならなければ自分が一番楽しく嬉しいことをやっていこうかな~と思っています。 それから、決まったネイリストさんのところに通うようになって半年経つのですが、きちんとケアしてもらうようになったら爪の形が変わってきたんです。私は親指の爪が短くてそれがすごいコンプレックスでした。長く伸ばしてもぐにゃっとねじれてしまうので変だし‥‥と思っていたのですが、ネイリストさんに爪をケアしてもらうようになって、爪がまっすぐ伸びるように。 あと、爪がきちんと指について、ピンクの部分が増えて爪が大きくなってきたんです。すご!! ネイリストさん曰く、爪の成長点があってそれを損なわないようにすると爪は育つし、キレイになるんですとのこと。 ネイルの付け替えにいって、自分の素の爪が綺麗になっていくのを見るのも楽しみの一つになっています。 その他、ネイルを長持ちさせるコツも伺いました。 ・シールをはがしたり、段ボールを爪でばりばりっ!と開けたりしない (先端のコーティングが剥がれたり浮いたりしてしまうため) ・ハンドクリームやオイルで保湿する (アルコール消毒や手洗いなど、手の油分や水分が奪われると乾燥でジェルネイルのもちが悪くなるので、適度な保湿を!) ・3~4週間でつけかえ (定期的なお手入れが、長くキレイに楽しむコツ) ばりばりっ!はやってしまうかも(汗) 私自身はいままで美容代にお金をかけることには、ちょっと罪悪感のようなものがあったり、もったいないと思ったり、どうせ私なんてという気持ちがあったりしたんです。髪も爪ももう限界!みたいになってから、ネットでお得なクーポンを探して、飛び込むみたいなことを続けていましたが、この1年~半年くらい、決まったところに通って、プロに委ねるということをしていたら、綺麗になったね!(あくまで当社比)といってもらえることが増えました。人に任せることって大事なんだなあと実感しています。 あとね、なんでも板につくまでちょっと時間がかかるのかなって思います。最初はなんか違う?と思っても、きっと自分に受け入れ体制ができていないということもあるのかも。石の上にも三年じゃないけど、最低でも半年くらいは文句言わずにしばらく続けてみるということも大事なんじゃないかなと、思っています。 着物も同じように、やっぱり回数を重ねないとわからないことも多いように感じています。着物もコロナで着るのをさぼってしまったので、またとにかく着る!というのを続けてみようかな。それにはまず、健康第一ですね。早く治れ、足の指(まずそこだ)。

出版記念パーティをしてもらったぞ★の巻

星わにこ
2022/05/18 00:00
毎回しつこく本の話題ですみません。十年振りのお祭りみたいなものなのではしゃいでいてもお許しくださいね。 読んだよ~と感想もいただいて、喜んでおります!! コロナ禍で着物を着ておでかけする機会も減ってしまっていましたが、そろそろ気をつけながらの開催ならいいんじゃない?と友人が出版記念パーティを企画してくれました。 出版パーティというと立食でみんながわいわいというイメージでしたが、午後の外光がよく入る、明るいカフェで広めのテーブルに着席、ノンアルコールで楽しむ形式に。一之江のペリカンムーンカフェさんでお世話になりました。 たくさんのお客様が「ちょっとしたパーティ」にピッタリの着物でおしゃれしていらしてくれました! 来てくださった皆さんには本を書く段階からめっちゃお世話になっており、もうしょっぱなから涙&笑顔で顔がぐちゃぐちゃに(笑) ほとんどマスク着用だったのでよかった(笑)本当に幸せな時間を過ごさせてもらいました。 私もこんなことは人生にあるのだろうか?という「パーティの主役」にふさわしいコーディネートを一生懸命考えてみましたので今日はその紹介をさせてください!! 着物:翠山工房の辻ヶ花訪問着 お嫁入りの時に母が用意してくれた訪問着は、地色が綺麗で大好きな1枚。金通しの生地がキラキラして、こんなときでないとなかなか着られない!と思って選びました。結婚式の二次会にも着た思い出の晴れ着です。四半世紀以上経っても圧倒的晴れ着! 着物ってすごいなあ~と改めて思いました。 帯:菊の重ねの袋帯 四十歳の記念に自分の好みの袋帯を!と購入したもの。その時は大人になった!と思いましたが今思うとまだ若いな~(笑)「きものSALON」で取材していただいたときにも着ました。重なった菊が扇のようにも見えてお気に入りの帯です。 帯揚げ:前著ではじめてデパートで帯を買ったお話を描いたのですが、その時に一緒に買った雲文様の帯揚げです。三十年ものですが、ずっと活躍してくれているすごい子です。初心忘れずのつもりで選びました。 帯留:本が発売になった日になにか記念をと思ってこの白蛇ちゃんの帯留と目があってお迎えしました。普通の帯締めも通るので、帯締めは着物の色から一色とってピンクの冠組にしました。 半衿:パーティだ!ということでキラキラのビーズの半衿に。 足袋:ゑびす足袋さんの梅。細身の足袋がはけるようになって嬉しい!!! 足も小さく見えて嬉しい!! 草履:ワニの布を持ち込み、白い鰐皮風の台にすげてもらったものです。コロナ前に作って全く出番がなかったものをやっと履けました。 あとはネイルを本の表紙に合わせた色で塗ってもらったりして、かなり楽しんでおります。 ヘアはショートにしてしまったので、ヘアメイクさんに相談してヘッドドレスで華やかにしました。大好きな房もプラスしてもらいました~。 そして中身はたかはしきもの工房のうそつき衿です! 浮かれまくったコーデをどうぞご笑納ください。 着物で参加してくれた方も洋服の方も「なかなかおしゃれして出かけることがなかったから、楽しかった」とおっしゃっていただけて、本当に嬉しかったです。 おしゃれって大事!! そしてリアルで会うって、大事!! いっぱい喋って、キラキラしている皆さんの笑顔を見ていて本当に幸せになりました。都合が合わなかった方からも、お祝いのメッセージをいただいて、ひたすら感謝感謝の1日でした。 まだまだ手放しで大きな集まりができる状況ではないかもしれませんが、少しづつ楽しめることがまた戻ってきますように。 私も誰かのパーティに参加したいっ! いただいたお花のいい香りに包まれて、まだぽわん、と余韻に浸っているわにこでした。 

着物が捨てられない!と思ったらの巻

星わにこ
2022/05/11 00:00
着物を着ていると、「着物をもらって」と言われることが一度ならずとあるのではないでしょうか。 そう、着物は着る人のところに集まってくるものなのです。着物を着始めたころは、若かったこともあるのだと思いますが、いろんな方から着物を譲っていただきました。 ありがたく着させていただいて、お手入れをして、いろんな勉強(失敗含む)もしました。 一方で一度も袖を通していないものもありました。 サイズが合わなかったり、やっぱり趣味が合わなかったり、自分に似合わなかったり。そういうものはまた誰かに差し上げたり、チャリティに出したり。 でも、仕立て直しの可能性があるものや、自分では着れないけど可愛くてどうしても手放せないものや、いつか着るかもと思うものなど、手放すことができなくて、どんどん数が膨れがって収納崩壊を起こしたことも‥‥。 そう。着物って捨てられない! 本当に、どうしてなのでしょう。 同じ衣類でも、洋服は落ちないシミがついちゃった、擦り切れた、着古した、似合わなかった、サイズが変わったなどがあれば、処分することができます。 でも、着物は思い切れないのです。 体はひとつだから、大量の着物はいらないし所有もしきれない。どうしたらいいの! ということで今回書籍の取材でいろんな人に「着物を手放す」話を聞きました。 いろんな方法がありますが、ベテランの着物好きは大抵困っているのですよね。どうしてる? と聞くと「こっちが聞きたい」と言われたことも何度もありました(笑)。 話をきいて、紐解いていくと「着物は特別なものだと思っている」から、なのではないかな~と思い当たりました。 確かに、買うと高価だし、代々受け継ぐことができるものもあるし、捨てるのはもったいない。正直意地汚い気持ちもありました(笑)だけど、維持したり保管しておくのも大変です。 あとは「着物が大好きだから」こそ、手放せない。 でも、あの世まで持っていくわけにもいかないし、本当に気にいった着物だけに厳選して、それを片付けてくれる人も楽にできるようにしたいな~とも思うわけです。 ポイントは「もったいない」ということが理由なら、手放し候補だということ。 「大好き!」「着たい!」というのは手元に置いておく候補。 私も五十歳をすぎて人生後半戦。いつまでもどんどん増やせるわけではないし、欲しい着物もあるし(笑)、着物も新陳代謝を図っていかねばな~と考えています。 売る(買取、自分でフリマやネットで売る、店舗に持ち込む)、譲る、寄付する、リメイクする、捨てる。どれでもいいのです。自分が一番納得できる方法、心の負担にならない方法を選んでください。 私が主に選ぶ方法はチャリティと寄付なんですが、寄付しても迷惑そうなものについてはすっぱり諦めて捨てるということも、思い切れるようになりました。着物も洋服と同じ衣類だから、と思えるようになったのです。 まあこのへんは、この結論に辿り着くまでにいろいろ紆余曲折もあったし、まだ悩むこともあるんですが。 今回は、本を描きながらめちゃくちゃ着物の処分に向き合いました。結局、大幅に着物の数を整理して、かなり精神的にも楽になったし、残っている着物は大切にお手入れしながら着ていこうと思っています。 着物は、その時その時の思い出も全部映し出す鏡のようなものでもあります。これを着た時どうだった、誰になんと言われた、その時の気持ちはどうだった‥‥びっくりするほど、よく覚えているものです。もしそれが、とても悲しかったりいやなことだったら、どんなよいものでも思い切って手放すのもありでしょう。 着物は捨ててもばちはあたりません! (はい、ちょっとバチが当たると思っていた昭和生まれです) もし、あなたが持っている着物の量があきらかに自分のキャパをオーバーしていたら、着物を大事にしきれていないな、とか自分が着物に関してちょっとでも心が重いなと思うことがあったら、一度処分について考えてみませんか?  なかなか向き合えないこともあると思いますが、着物に向き合うことは自分に向き合うこと。わにこ五十五歳の春からの「着物の数が多いなと感じたら、本当に自分に必要か考えてみよう」という、おすすめでした。 <宣伝> 星わにこコミックエッセイ『「その着物、どうする?」好きだから知っておきたい保管・メンテ・処分の方法(河出書房新社)』5月12日発売です!

新刊『その着物、どうする?~好きだから知っておきたい保管・メンテ・処分の方法~』出ます!の巻

星わにこ
2022/05/06 00:00
きもの沼にはまって、いえ着物の泉に浸かってはや何年経ったのでしょう‥‥。ただただ着物が大好きなだけで書いたコミックエッセイが本になってからはや11年。 その本がきっかけで、このいち利モールさんの連載コラム『オトナの着物生活』を始めさせていただいたのですが、それからもはや10年!! 時の経つのが早すぎてびっくりなんですが、この5月12日に再び着物のコミックエッセイ『その着物、どうする?~好きだから知っておきたい保管・メンテ・処分の方法~』が発売されることになりました。 中身は相変わらずお気楽でぽやぽやな私の漫画なのですが、今回は4つの章になっています。 最初はお片付けの章。 ただただ着ることが楽しくて、買ったりいただいたりした着物がどんどん増えて、気がついたら着物に埋もれてた私! とうとう収納崩壊を起こしてにっちもさっちもいかなくなり、お片付けのアドバイザーさんに助けていただいて、なんとか片付けた!というお話。 あれも捨てられない、これも捨てられないという私ですが、収納の仕方を教えてもらいながら、なんとか数を絞っていきます。 次はメンテの章。 着た後のお手入れや保管だけでなく、サイズが合わなかったり、補修が必要だったりするものの悉皆について。このコラムでもご紹介したこともある実際にトライした仕立て直しや、自分でできるメンテナンス、プロに任せたほうがいいメンテナンスの見極め方などを探っていきます。 受け継ぐ着物の仕立て直しや、自分の着物のメンテナンスなど信頼できるプロの皆さんにお話を伺い、銀座いち利の女将も登場してくださいました! そしてリメイクやリサイクルの章。 着ない着物、どうしよう‥‥。でもいつかは着るかも‥‥となんでもかんでもとっておいて大変なことになったわにこ。 みんなは一体どうしてるの? というわけでキモトモ(着物友達)のみんなに聞いてみました!  取材する中で、いろんな着物の手放し方を知りました。リメイクで楽しむ方法も教えてもらいました! 自分が納得できる方法を選んでいただけたらいいなと思います。 最後に、残された着物と気持ちの整理の章。 身内の着物を処分しなくてはいけなくなった、という経験をされた方もいると思います。私自身、7年前に亡くなった母の着物を整理しなくてはいけないとおもいつつ、まだ手をつけられていない状態。 こちらも、実際に残された着物を受け継いだり処分したりした方たちにお話を伺いました。私もいずれは着物を残してこの世を去るときがやってきます‥‥譲ったり譲られたりする着物や、受け継がれる知恵など、気持ちの整理をつけながら、着物を楽しむ方法を考えました。 どれも実用で役に立つ!というよりはこんな人もいる、こんな考え方もあると知っていただくことで、ご自分の着物ライフのヒントにしていただけたらいいなあと思いながら描きました。 本当にたくさんの皆様のご協力を得て完成した本、このいち利モールさんでのWEBコラムを十年間書かせていただいて、得た体験や知識を全部出し切るつもりで描きました! もう書店、通販書店など予約も始まっておりますので、よろしかったら、お手にとっていただけると嬉しいです! 皆様の着物生活がより豊かになりますように‥‥。 そしてこれからも、このコラムをどうぞよろしくお願いいたします!(ぺこり

襦袢と着物の袖丈が合わない時の応急処置の巻

星わにこ
2022/04/27 00:00
毎年どんどん花の時期が早くなっているような気がするのですが、今年はいつも5月中旬に咲くお庭の紫蘭がもう咲いてびっくりしているわにこです。 こう暑くなったりするともう単衣の出番だったりするのですが、襦袢も単衣や夏のものを使って対策していかないと厳しいときもあります。 私はうそつき襦袢で通していますが、最近はカラフルでやわらかい麻の襦袢や新素材の襦袢も人気ですよね。 さて、いただきものや久々に出してきた着物を着ようと思った時、あれっ!襦袢と着物の袖丈が合わない、なんていうことはありませんか? 襦袢のほうが長い場合は中で畳んでしまえばいいのですが、短いときが困りものです。着物の袖から、ぴょんと飛び出してきてしまうからです。 よくやる処置は、お袖の振りを1箇所縫いとめてしまうこと。襦袢の袖丈より上の部分を縫います。こうすることで、襦袢の飛び出しを防げます。 (1)袖の振りを縫う 一番簡単なのは、着物の袖の振りをあわせて縫ってしまうことです。 ちょっと内側で糸の長さに少しゆるみをつけて縫っておくと、振りの飛び出しを自然なかんじで防げます。 (2)袖の内側から安全ピンで止める 着てから長襦袢の内側から着物の裏地に袖同士を安全ピンで止めても。もしくは人にやってもらえるのであれば、縫い止める。(脱ぐときには安全ピンをとる、糸を切ってから。それか襦袢と着物と一緒に脱ぎましょう) (3)襦袢の振りを折る もしくは襦袢の振りを三角に内側に折って、縫うもしくは安全ピンで止めるという応急処置もあります。 (4)アメピンで振り同士を挟む 先日、着付けレッスンにいらした方がレースの道中着と着物の袖丈が微妙に合わなくて振りが出てきてしまうのを防ぐために、ヘアピン(アメピンと呼ばれるやつです)で袖の振りを目立たないところで止めていらっしゃいました。袷の着物であれば、表地と裏地の縫い目の間にすべりこませれば、ほぼ見えなくなりますね。 ぱっと見て全然気づきませんでしたし、自分でできる応急処置でなるほどな!と思いました。早速コラムに書かせてくださいとお願いしたのは言うまでもありません。。 ただしアメピンやスモールピンなどのヘアピンを使う場合、万が一錆びていたりすると着物が汚れてしまいますから、使う前に確認しましょう! いろんなやり方を知っておくと、その時できる方法で対応できますよね。 (5)うそつき袖なら筒袖にするか、最初からつけない わたしはうそつき袖なので本来はその着物にあった長さのうそつき袖をつけるわけですが、ない場合は筒袖にするorつけない!という対処もしたりします。 それからもうひとつ。着物と襦袢の袖丈、合っているはずなのに襦袢のほうがちょっと短くなっちゃう。なんていうことはありませんか? そんなときは、着付けが原因です。襦袢の袖付けのところを胸紐や伊達締めでしっかり押さえて袖側の布まで引っ張りすぎている場合。 そんなときは、身八つ口の部分から襦袢の袖付けを上にひっぱって少し緩めてあげると、着物と袖丈がぴったりになりますよ。 袖の振りが、羽織やコート、着物、襦袢とピッタリ重なって層になり色のグラデーションが見えたりすると本当にうっとりしますよね~。 でもなかなか全てがそうはいかないからこそ、その尊さも分かろうというもの‥‥。 袖丈が合わないからといって諦めるよりも、多少のことはちょっとした工夫で乗り切って、楽しみましょう!

完結目前!ゴールデンカムイ推し着物コーデ完成!の巻

星わにこ
2022/04/20 00:00
昨年12月に推し着物のお話をご紹介したのですが、その時推しの漫画『ゴールデンカムイ』の鯉登少尉の誕生日(クリスマスイブイブ)にあわせて推しコーデをしたい!と言っていたのに、気がついたら年を跨いで、さらに袷のシーズンものこりわずかに。。。なんでこうなった? ここからはオタクの戯言になりますので、なんか言葉はわからなくても、ご自分の推しに変換して理解していただけると幸いです(えええ 「これは鯉登少尉ぽいわ!」と思うものを見つけては地味に揃えていたんです。でも、なんだか着る機会もなくて‥‥。でも、ゴールデンカムイはもうすぐ最終回! えーっ!!というわけで完結前になんとかコーデを完成させたい!と頑張りました。 それがこちらです! まず、鯉の訪問着!!! 飛び跳ねています!! もちろん鯉登少尉の名前に因んだ柄です。 そして帯! 帯は雪月花の袋帯にしました。雪は少尉のお母様の名前、月はバディの月島軍曹の月、花は家族ぐるみでお付き合いがあったであろう花沢家の花。え?それこじつけすぎ? いいんです。因み柄は別名「こじつけ」です!! 帯揚げはグッズなどで割り当てられている貴公子カラーの紫。もうちょっと濃い色がよかったかも! 帯留は、波に鯉です。 帯締めは軍服のカーキの三分紐に少尉の一つ星をつけて。 せっかくの訪問着なので、ゴールデンの伊達襟を入れました。 着付けはちょっと帯を低めに、帯揚げは入り組(いりく)に、帯も気持ち前でクロスさせて斜めラインを出して、ちょっと粋なマダム風にしてみたつもりです! こいででっかい指輪とかしたいでモス! あんまりあからさまではないけれど、見る人が見たらわかるようなコーデをめ、め、目指してみました(なぜどもるのか)。 まだ半衿や襦袢、草履に足袋にバッグに‥‥と凝り始めるといくらでも熱量が入っていくのですが、ごてごてにしないでどこで抑えるかっていうところも大事なのかな(抑えてないw なんか書いていたらゴールデンカムイゴールデンカムイばっかり言ってる自分がちょっと気の毒になってきたけど(笑)いいの!!楽しいから!! 自分だけが「これは推しちなみ。ふふ」というようなアイテムや色、柄がちょっと入っているだけでもほんとにほんとに、どうしてこんなに心がうきうきするのでしょう。推しって尊いわ。 ニヤニヤしながら写真を撮っていたら、猫がドアを開けろと怒ってきました。(茶色がいわしで、黒がさわらです)す、すみません。。。 前にはまったバーフバリもそうだったんですけど、なんかこう上裸の男子たちが戦うやつが好きなんでしょうか? 少年ジャンプ育ちなので仕方がないのかもしれません。なんかこうご時世的にもいろいろセンシティブなところはありますが、あまりの人気ぶりに実写映画化もされるとのこと。私はめちゃめちゃハマりましたが、全ての人にどうぞどうぞと言いづらい(笑)んですけれど、とにかく面白い! 今ならヤンジャンアプリで全話無料で読めますので、もし興味があったらぜひ!! 私の推し、鯉登少尉は最初はただのアレかと思ったのが、途中からめちゃくちゃ成長してよかにせ(いい男)になりますので途中でやめないで我慢して読んでもらえると(笑) コラムの担当さんにも、漫画が完結してしまったらわにこさんどうなるの?と心配されていますが、まだ単行本発売もあるし(いろいろ加筆される)、展覧会もあるしアニメもあるし、映画も……あるしまだまだ踊っていそうです。 ゴールデンカムイファンの方いらしたら、声かけてくださいね!

おうちでできる卒業袴の洗い方の巻

星わにこ
2022/04/13 00:00
入学式も終えて4月からの新生活に入った方も多いのではないでしょうか。冬の名残も消えて初夏に向かう気配すら感じる東京です。 天気がいいのでいろいろ洗ってお手入れをしているのですが、正絹ではないきものまわりのものは、自分で洗えるものも結構あります。 今回は卒業式で使った袴も自宅で洗えるというお話です。 最近の袴はポリエステル製が多く、選択表示を見ると洗濯機で洗えるもの、手洗い可能なものがほとんどです。刺繍のついているものは手洗いが多いかもしれません。 着物もそうなのですが、ポリエステル製のものって本当に丈夫というか、ざぶざぶ洗っても結構平気なんですよね。静電気が起きやすいので、埃を吸着して黒ずんでいたりしても、洗えばキレイになります。 洗う時に注意するポイントは3つ 1)洗ったら、脱水は1分以内! 洗濯機OKの表示のものは、大きめのネットに入れて手洗いモードで洗います。もともとついているヒダはなるべく崩さないで。このとき注意してほしいのは脱水の時間。必ず1分以内にしてください。脱水をしすぎるとシワがついてとれなくなりますので、ここだけ厳守!です。 手洗い表示のものは手洗いで。でも大きいので洗いにくいな~という場合は、バスタブを利用してみてください。お風呂場でやるとシャワーも使えるし便利ですよね。この場合も最後の脱水は洗濯機で1分以内でかけてください。 2)干すときは履いている形で 干すときには、ピンチハンガーで前と後ろの腰板を分けて、履いているときのように間に空間ができるように干します。そうすることで早く乾きます。 ポイントは陰干しにすること、それからピンチあとがつかないようにてぬぐいで挟んであげることです。 3)アイロンは当て布をして 脱水時間を短くして干せばあまりシワも残らないと思いますが、仕上げのアイロンをかけたい場合は、必ず当て布をして。ポリエステルはてかりやすいので要注意です。あと、ヒダがずれないように気をつけてください。 とりかかるまではうーんと思っていましたが、友人が「上手に洗えた!」と言っていたので私もトライしてみました。お稽古で使っていた袴も、洗わずにおいていましたがスッキリしましたよ。 クリーニングに出すと結構費用もかかりますから、洗わず締まっているポリエステル袴がある方は一度ホームクリーニングに挑戦してみませんか?
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着物は苦しくて痛い!?の巻

星わにこ
2022/04/06 00:00
 着付けのお仕事をしていて、よく言われるのが「あら、苦しくないわ」ということ。成人式のときなどに、本当に苦しくてもう着るのが嫌になってしまった、ということを聞きます。先日は「痛くなかった」と言っていただき、よかったと思う一方「ずっと着物は痛いと、我慢してらっしゃったんだ」と胸がつまりました。着物は、痛くないし苦しくないし、もっと着て欲しいなあと思います。  苦しい原因は、胸紐や帯枕の紐、三重仮紐などがみぞおちに集中して、締め付けるのが一番多いのではないでしょうか。普段着でも、みぞおちに紐が食い込むと苦しいのに、振袖は帯を高い位置で結びますから、重みが段違い。  私のように締め付けに弱い人間だと、酸欠を起こしてしまうかもしれません。実際、着せつけてもらったときに、あまりに苦しくて途中で伊達締めを抜いたこともあります。  苦しくなる原因は、十中八九「胸紐」と「伊達締め」の締めすぎです。  着物は紐をきちっと締めないと着崩れてしまいますが、着崩れを恐るあまりに紐をたくさん使ったり、締め付けすぎたりするとそれは痛くて苦しい原因になってしまいます。  着付けてもらうときには、紐を締められるときには息を吸っておけと言われます。息を吐いた状態で締められてしまうと、呼吸が浅くなることもあります。私はゴムの伊達締めを使って着付けてもらったとき、呼吸が浅くなって酸欠を起こしたことがあります。  ぎゅっと押さえつければ気崩れは減りますが、本人が苦しければ意味がありません。その加減が難しいのですよね。  私がするのは主に短時間の撮影用の着付けなので、そこまでがちがちに紐を使いません。えっ、こんなに紐が少なくていいの?と言われることもあります。  成人式の着付けなどでは長時間着用しますから、気崩れないようにたくさん紐を使ったり強く締められがちなので、紐類を結ばれるときに息を吸う、違和感や苦しいなと思ったら伝えるというのが大切。着付け師さんも、加減をしてくれます。大丈夫、というとどんどん締められてしまうこともあるので、遠慮なく伝えましょう。  あと紐がみぞおちに集中しないよう、なるべく帯の中に落として低い位置で結んでもらうのが大事です。  あと、だんだん紐が上にあがってきてしまうこともあります。着ていて苦しくなったら、帯の上線に親指を入れて、紐類を体から離してみてください。それだけでもちょっと息ができますよ。  かといって、あまりゆるゆるにもできません。ウエストマークのないワンピースやチュニックを着るような感覚では着物は着られません。ある程度締め付け感は伴うものなので、その分は慣れでもあると思います。  緊張したりもすると思うので、苦しくならないよう自分が納得して楽しく着付けてもらえるといいですよね。  着付けする側もその力加減が一番難しいところであり、習うより慣れていくしかない。日々たくさんの反省と気づきをいただいて精進するしかないのです。私もたくさん、辛い思いをさせてしまったことがあるのではと、夜中にふと眠れなくなることもあります。  着付けを習うときにも、最初に胸紐や伊達締めを高い位置で締めて結ぶやり方を習っていると、それがなくては着られないと思い込んでしまいがちです。綺麗に着られるけど、実は苦しいのですよね~。  この辺りは、個人差があって、みぞおちを締めても大丈夫な方もいるんです。なので、自分の感覚と相談することが大事です。  着付けを教えるときには、紐は低い位置で結んでいい、ここまで紐や伊達締めを省略してもいい、ということもお伝えするようにしています。いろいろあるけど、最低腰紐1本で着られるものなので、あとはどこまで自分が整えたいか、にかかってくるのです。  紐を締める強さだけに着目しがちですが、それよりも補整を適宜入れると着崩れが減るので紐でぎゅうぎゅうする必要がないし、特にウエスト補整は体への紐の食い込みを防いでクッションになってくれるので、必要だなあ~と感じています。  タオルでもいいのですが、食い込みを押さえるという点で、私はたかはしきもの工房のウエスト全体をぐるっと巻いてしまう腰パッドスキニーを愛用しています。これを使うと腰紐をかなりぎゅっと強く結んでも体が苦しくないのです。しかもウエスト補整がしっかりできるので、おはしょりも綺麗に整うし、気崩れが格段に減ったので、これなしで着物を着ることは考えられないくらい頼っています(笑)。  痛くしない、苦しくしない着付けは、紐の数、紐の位置、紐を締める強さ、そしてウエスト補整が肝だと思います。  痛い、苦しいと思ったことがある方は、このポイントをちょっと見直してみてくださいね。こういうものだと思っていても、ちょっとした工夫で楽になることも。自分の好みで、らくちんな着付けで着物を楽しんでください!

桜色の着物を入学式とお花見に☆春の妄想コーデの巻

星わにこ
2022/03/30 00:00
今年の桜は去年に続き、早く満開を迎える様ですね。自転車を走らせてあちこちの桜を見にいきましたが、家の近所ではこの数年で老木の整備がかなり進んで、川沿いの桜並木が消えていたり、大きな桜が減ってちょっと寂しいです。 さて、今週は久しぶりに妄想コーデ! いち利モールのオンライン試着室で遊んでみました。 今回は桜色に四つ目結の絞りがまるで桜の花びらの様にも見える小紋で、お花見と入学式のふた通りのコーデを考えてみました。 このお着物は「小紋」ではありますが、控えめな絞り柄が大きく飛んでいるので、やわらかものですが色無地の地紋おこしのように見えなくもありません。入学式などで付き添いの立場で控えめに装うのにもよいと思います。 カジュアルコーデでは、名古屋帯とメリハリのきいた春色の帯締め・帯揚げ、レースの半襟をあわせてみました。 礼装コーデでは、西陣の袋帯、絞りの帯揚げに平組の帯締め、おめでたい七宝の刺繍半衿をあわせました。礼装では色の主張を抑えると、上品になります。 同じ着物なのに、随分イメージが変わりますよね。この着物にはこの帯、と決めてしまわないで、いろいろ組み合わせを考えてみると楽しいものです。 着物のルールに「格」というものがありますが、これも正解があるようでないいようなもの。例えば、この飛び柄のやわらかものの小紋と、紬の訪問着がどちらが礼装として着やすいかといえば、限りなく無地に近いこの小紋でしょう。柄付や色、やわらかものか紬か、などなど、訪問着・付け下げ・色無地・小紋という区分だけではジャッジできないものです。 また、着ていく場所のTPOにもよりますし、一概に訪問着のほうがいいとか小紋だからだめだとか、そういうものでもないのです。また、値段が高いから格が高いというものでもないのが、面白いところです。 カジュアルだったら基本自分の好きなものを着たらいいですし、そうでない場合は招かれた場にふさわしいかどうか、想像するとよいと思います。 そういう点では、着物は無地っぽいものや少し控えめな柄付のもののほうが帯でドレスアップ・ドレスダウンしやすいと言えるかもしれません。 そろそろ羽織やコートを脱いで、帯付き姿でおでかけできるシーズンになります。帯と着物のコーディネートを楽しみましょう!