私が着物をきはじめたころは、女性用のステテコは入手しづらく、オジサンのステテコを履いたりしてました。とってもリーズナブルで(笑)快適だけどやっぱり前開きの部分が恥ずかしいし(爆)股上の深さが使いにいくかったです。
着物の下にステテコをはく、というのがなんか恥ずかしかったですし、そんな話をしたら、いいわねーという奥さんの隣にいた旦那さんに「ちょっとウチの嫁になにすすめてくれとんねーん」と突っ込まれたこともあります(笑)。
でもいまや「ステテコ」=オジサンではなく、レディースも選択肢が増えていますし、選ぶのも本当に楽しいですよね。
シルクのものや麻のもの、新素材の柄ものなどいろんなステテコを試しましたが、いまはたかはしきもの工房のローライズステテコで落ち着いています。このステテコは、ローライズなので帯にもぐらず上げ下ろしがしやすいのと、丈が長いので、ステテコだけで浴衣等を着たとき、素足が透けないのです。
でも、裾よけ代わりにするときは短めのほうが足さばきもいいし、より涼しくなると思います。防寒として考える時はちょうちんブルマーみたいに裾が絞ってあるものもいいですね。インナーとして着る時は濃い色や柄物は透けるので注意ですヨ。レースがいっぱいついてたりするとやっぱり可愛くて、気持ちが盛り上がります
もし! まだ! ステテコデビューしていない方がいらしたらこの夏ぜひ! そしてステテコの快適さを知っている方は、浴衣デビューの人にぜひ教えてあげてくださいませ(^^)夏は女子もステテコ!はいた方が暑くない☆の巻
私が着物をきはじめたころは、女性用のステテコは入手しづらく、オジサンのステテコを履いたりしてました。とってもリーズナブルで(笑)快適だけどやっぱり前開きの部分が恥ずかしいし(爆)股上の深さが使いにいくかったです。
着物の下にステテコをはく、というのがなんか恥ずかしかったですし、そんな話をしたら、いいわねーという奥さんの隣にいた旦那さんに「ちょっとウチの嫁になにすすめてくれとんねーん」と突っ込まれたこともあります(笑)。
でもいまや「ステテコ」=オジサンではなく、レディースも選択肢が増えていますし、選ぶのも本当に楽しいですよね。
シルクのものや麻のもの、新素材の柄ものなどいろんなステテコを試しましたが、いまはたかはしきもの工房のローライズステテコで落ち着いています。このステテコは、ローライズなので帯にもぐらず上げ下ろしがしやすいのと、丈が長いので、ステテコだけで浴衣等を着たとき、素足が透けないのです。
でも、裾よけ代わりにするときは短めのほうが足さばきもいいし、より涼しくなると思います。防寒として考える時はちょうちんブルマーみたいに裾が絞ってあるものもいいですね。インナーとして着る時は濃い色や柄物は透けるので注意ですヨ。レースがいっぱいついてたりするとやっぱり可愛くて、気持ちが盛り上がります
もし! まだ! ステテコデビューしていない方がいらしたらこの夏ぜひ! そしてステテコの快適さを知っている方は、浴衣デビューの人にぜひ教えてあげてくださいませ(^^)織兵児帯で大人の浴衣☆の巻
長いサイズのものが多いので、手先をゴムで縛ってお花のようにしたり、いろ~んな飾り結びが楽しめます!
浴衣だけでなく、普段のカジュアル着物にも活躍します。半幅よりも、軽くてボリュームが出るので、おしゃれ感が楽しめます。一年中大活躍ですよ。
一度トライしてみてください。やめられない楽チンさとアレンジの楽しさですよ(^^)v羅の透け感で涼しさを演出する☆妄想の夏着物コーデの巻
http://bit.ly/2uYUK5j
まず着物は麻。麻の代表小千谷縮で! 瀧縞という文様の名前が夏感があっていいですね。独特の張り感で風を通すので涼しい。これくらいの色だと、すごく襦袢が透けたりもしないので、うそつき衿で着てしまうとさらに涼しさアップ。
そして帯は羅で。スケスケの帯なので涼感アップ!ですが、挟み込みの帯板の色が透けて見えることがあります。ベルトタイプのものを最初にしてから帯を結ぶ方式のほうが目立ちません。
挟み込み派の方にはたかはしきもの工房の「スケルトン帯板」という透明の帯板が活躍しますよ! ほんとに透明で、床に落とすと一瞬見失うほどです(視力大丈夫か)。大きめの穴がたくさん開いているのでムレもなく快適です。
https://ichiri-mall.jp/shop/g/g0279865000000/
あとは帯締めもレース組で。帯揚と半衿も麻にしました。平織りではなく適度なシボが、肌にはりつかず快適です。しかも麻は自分で洗えますから最強の夏着物です。
難点としては、肌当たりがちょっと固いことと、膨らんで見えること(爆)。1ミリでも細く見えたい身としては切実です。少し濃いめの色を選んだほうがスッキリ見えるかと思います。
仕上げは日傘と、涼しい顔の女優フェイス。間違っても夏着物のときには「暑いー死ぬー」などと扇子をパタパタしてはイケマセン。水分塩分補給をしながら「涼しい顔」を押し通すのです!
涼しげ~などと声をかけていただければ御の字です。着ている本人は涼しくなくても。。。夏着物は脱いだ時が一番「良かった!」と思える瞬間かもしれませんw
とはいえ保冷剤を持ったり、無理はしないなどこの暑さでは命優先で! 妄想で我慢するのもひとつかもです(えええ)。
まずは皆様健康で、夏を乗り切りましょう!長3封筒を使って足袋を収納☆の巻
私は空いていた木箱に入れましたが、これは靴や草履の箱と大体同じ大きさです。空き箱を利用してもいいですね。
ついでにラベリングもして、使ったら戻すように。洗濯をしてもその封筒の輪っかに戻すだけなので、迷子がなくなりました。指定席を作ったことで買い替えのタイミングもわかりやすくなりそう。
(ちなみにストレッチ足袋にLとMが混在しているのは、めちゃむくんだときはLしか履けないからなんです‥‥どんだけ足がむくむねん!)
もし、白足袋ばかりで左右が迷子になっちゃう!という方がいらしたら、試してみて下さいね。もっといい方法あるで!という方がいらしたら、ぜひ教えて下さい!(他力本願か)
いずれにせよ、数を絞って管理することの大切さを痛感中のわにこでした。スカーフを夏の帯揚に☆の巻
もちろん普通に結ぶには長さが少し足りないので、結ばない方式で。
>たかはし女将直伝☆結ばない帯揚でキレイな結び目を作る方法の巻
帯揚の標準寸法は30センチ×160センチですが、帯揚を結ばない方式だと長いなと感じていたので120~130センチで十分。細身の人だともっと短くてもいいし、多少の前後はあるかと思いますが、目安にしてみてください。
少し透け感のある夏の長方形スカーフは、サイズがあえば帯揚にもなります。先日は逆に帯揚をスカーフにしている人を見かけましたよ~。
スカーフでなくても、そのサイズの布だったらいろいろなものを試してみて。カジュアルシーンだったら、質感や見た目で使ってしまっていいと思います。
絽の反物のはぎれも長さがあれば使えます。ただ、ちょっと幅があるのでその分厚みが出て、暑いなと感じることも。逆にいうと、綺麗には整えやすい利点も。
夏の帯揚は実は冒険しどころかも。小さな面積ですが、ハッと目にとまりやすく、自分からもよく見えるので好きな色柄を使うとテンションもアップします。
この夏、自分だけの帯揚探しをしてみませんか。衣紋がキレイに抜ける着方☆3つのポイント、プラス1の巻
そして、ここからが重要なプラスワン。
長着の腰紐を結んで、おはしょりと襟元を整えた段階で、長襦袢の襟元はちょっと浮いているはずです。なぜなら長着を羽織るとその重さで長襦袢の衿が押されて緩むから。
なのでこの段階で長襦袢の襟元の浮きを押さえておくことが、その後の襟元の崩れと衣紋が詰まることの防止にとっても重要になってきます。長着をはしょって、長襦袢の背中側を引いて浮きを押さえます。
その際も、衣紋抜きがついているからと、衣紋抜きだけをぐいぐい引っ張ったりしないで、じわっと、衣紋抜きを引く(もしくは背縫いを引く)。次に背縫いの両脇10センチくらいのところを持ってじわっと空気を抜くように引いて、全体を後ろに引き下げてください。
そうすると、衣紋が抜けて、前の衿の浮きが収まるはずです。それでもまだ少し浮いていたら、前の衿先を持ってじわっと少しづつ引いてみて下さい。
ここでグイ!と引っ張ってしまうと、左右ずれてしまったり、崩れてしまったりしますので、あくまでもじんわりとすることがポイントです。
それから伊達締めや胸紐で襟元を押さえて帯を結べば、襟元の崩れは断然減りますよ~! とにかくパパっと着ないこと、布目を整えながら着ること。
衣紋がどうしても詰まって来ちゃう、というときには、上記の3点とプラスワンをお試しください。着姿がかわりますよー。浴衣も同様です。すっきりと衣紋を抜いて、素敵な夏の着物姿を楽しんで下さい!夏の洗える着物が進化してるゾ☆の巻
なにより、いいなと思っているのはシワになりにくいこと。天然の素材に比べて多少手荒に扱ってもヘイキな気がしています(当社比)。そして洗うと乾きが早い&ノーアイロンでオッケー。これが本当にラクチンなんです。昨年購入したいち利オリジナルの洗える夏着物も昨年はヘビロテでした。
丁寧に手入れしたり、ゆったりした時間を持つのも着物の魅力のひとつではありますが、そればかりだと面倒になっちゃって手が伸びなくなるということもあります。着たいときにサっと気負わず着られるものがあるというのは有難いですね。それが私にとってはポリ&うそつき衿でしょうか。
しかも、麻や綿のものよりちょっとだけよそゆき顔なのも気に入っています。色柄も鮮やかでキレイなものが多いですね。逆に、もうちょっと落ち着いたものが増えてもいいかな~と思ったりしています。
むかーし買ったポリ着物などはやっぱり着てみるとゴワゴワ落ち着かなかったり暑かったりするので、もしそんな経験をして「ポリや合繊はだめ!」と思っていらっしゃる方がいらっしゃったら、新しい素材のものにぜひトライしてみていただきたいなと思います。進化してますよ!
肌着もおなじく、夏涼しい素材のものもたくさん出ています。綿は着心地はいいのですが、汗で濡れてしまうとそのままで、かえって体が冷えてしまったり着物に汗ジミを作ってしまうことも。速乾性のあるポリエステルの肌着のほうが、着心地も機能性もよかったりします。
このあたりは、本当にお好みなのでどちらを選ぶかはそれぞれだと思いますが、どちらが絶対いいというわけではなく、それぞれの長所短所を把握して自分で選べばよいのではないでしょうか。
私も、気分やTPOで使い分けをしています。選択肢をたくさん持っておくのは悪いことではないと思います。逆に、自分はこれ、と決めてしまってそれでシンプルに着るのもアリ。
でも、気がつくと進化してグンっとラクになったり便利になったりしているものもあります。世の中だけじゃなく、一見変わらないように見える着物も同じこと。いろんな素材を面白がってトライしてみるのもいいものですよ!着物を着る回数をこなすと見えてくること☆巻
新聞に載っている自分が、その着姿に疑問を持たなかったように、とにかく順番を守って着るだけが精一杯のときは、その先に神経がいかないよなあ~としみじみ。
その人なりの着姿でいい。好みもあるし、みんな同じじゃつまらない。もっと綺麗に着たいとか、こんな風に着たいと思ったときには、教わったり研究したり、そして回数をこなして、所作も身に付けば着姿もこなれてくる。
あと、どんなに「これがいいわよ」と言われても、それのなにがいいか理解できるところまで自分がいっていなければ、馬の耳に念仏ですよね。おばちゃんになった今になって「ああ若い時もっと勉強すればよかった」と思うけど、若い時は遊びたかったみたいな(笑)。ちょっと違うか。
着物の着方の正解はひとそれぞれ。洋服と同じように構えずに自分がいいと思うように着られたらいいんだよな、と思います。
幸い、私の周りにはその着姿についてけなしたりする人もいなかったため、私も着物を着ることが嫌いにはなりませんでした。
とはいえなあ‥‥‥記事になってたくさんの人の目に触れる時はそれなりにちゃんとしたほうがいいし、知ってる人はちょっと直してあげるといいよね‥‥なんて、写真を見ながら思うわにこでした。できたての和菓子でお抹茶をいただく贅沢☆巻
餡の材料や、どうしてその形に作るのかなど、説明しながらよどみなく動く職人さんの手。無駄が一切なくて素晴らしいの一言。それはそれは美しくて、さながらお点前を拝見しているよう。見惚れてしまいました。製糖会社で和三盆作りに携わり、その後和菓子職人への道に飛び込んだ和三盆恵菓のご主人、頼富さん。虎屋で10年修行され、越谷でお店を構えられました。昨年オープンしたばかりですが、贅沢に和三盆を使ったとびっきりの和菓子で今注目を集めています!
できたてで水分が飛んでいない練切は、やわらかくほどけてなんとも言えない美味しさ。そして優しく、でも豊かな風味。こんな美味しい練切を食べたことがあるだろうか? いやない!と断言しちゃうほどの美味しさでした。
お干菓子の和三盆も、えっ?というほど優しく口の中でほどけていきます。こんな食感初めてかも。
お茶は茶箱でのお点前で、あえて白拍子のような髪型の彩詠さんが「舞の白」というこれまた舞に因んだ名のお薄を点ててくださいました。ほうっと口の中に広がる風味がたまりません。
お道具立ても素敵で、茶室の開け放った窓から入る心地好い緑の風とともに、ザアッと弁慶の舞のシーンが浮かぶような。逃げてー義経逃げちゃってー!そしてこの後六方飛びだな~なんて想像して、ちょっとワクワク。
本当に贅沢で、素敵なひとときでした。
私も、「瀧の水」というお題にあわせて、帯まわりは瀧をイメージしたコーデで。こういうところは本当に自己満足の世界なのですが、参加する楽しみのひとつ。他のお客様のお着物コーデを拝見するのもこれまた楽しみなのですよね~。
あまり時間がなくてゆっくりできなかったのが残念でしたが、また秋にもイベントがあるそうなので参加したいな~と思っております。
個人的なことですが、この2、3年、なんだかいろいろありすぎて、お茶をゆっくり楽しむなんて余裕も忘れていた気がします。引越しも一段落してちょっと心に余裕ができてきたのかも? なんて、懐かしい場所と変わらぬ笑顔に会えて、リラックスできた週末でした。
一欅庵は、イベント開催時は中に入って見学することもできます。今週末は西荻窪のチャサンポーというイベントで開放されていますよ。本当に素敵な場所なので、教えたくないくらい(ええ~)ですが、機会がありましたらぜひ足を運んでみてください!
>一欅庵和のくらし展
>一欅庵憧れの白大島の単衣で初夏の妄想コーデ巻
http://bit.ly/2khShxM
帯はさわやかな色あいの米沢の八寸で、緯糸に和紙を織り込んだざっくりとした地風で、単衣の季節にもピッタリです。帯締めはメノウの石を組み込んであり、帯留をしているようにも見えますね。
衿には青い小花のレース、帯揚もブルーでさわやかにまとめてみました。せっかく白大島で決めるので、小物も懲りたいところ。レースのハンカチや山葡萄の籠バッグ、日傘や扇子で夏を意識してみました。
ふう~こんなコーデが似合うようになりたいわ~。夏の着物は薄手なので思ったよりも体のラインが響きやすいです。冬の間に大事に貯めた脂肪を今のうちになんとかしなければ‥‥えっ、遅いですかっ!
さわやかな新緑の風を感じたい妄想コーデでした。ひかりの茶会で見た「もてなし」と「しつらい」の茶の心の巻
「星」の席のテーマは、亡き人に想いを馳せる。星になった人と今を生きる人が宇宙に浮かぶ野点の席で出会う‥‥。星霜軒の名の由来ともなった吉森先生の宇宙物理学者のお父様や、亡きお母様にお茶を点てお供えし続けたという日々椀のお話を伺いなら、私も、今は亡き大切な人や猫たちを思い出していました。
それぞれの、大切な人を思い出し、お茶をいただく。それはまるで、あの世もこの世も関係なくまるで亡くなった人がニコニコ同席してくれているような。今いるこの空間が、この世ではないようなそんな感覚を覚えました。
辛い思いや、悲しい想いもあるけれど、茶箱にはたくさんのものは詰め込めません。大切で、楽しくて、美しかった思い出だけ詰めこんで、ときどき取り出して、語らって、また仕舞って‥‥。
そんな風にできたらと思ったら、ぽろりと涙がこぼれました。年ですかねー。
そして私も、いずれは星になり、この肉体から解き放たれて自由になれる。誰かが思い出してくれたときは、ニコニコの笑顔を思い出してくれるように‥‥生きていきたいなあと思いました。
お茶のお稽古をしていると、うまくできたとか手順が守れたとかそんなことばかり気にしてしまう自分がいますが、それは修練を積むしかなく、そこよりも、もてなしの心を持つことのほうが本意なのだなと改めて思う、素晴らしいホスピタリティ溢れるお茶会でした。
他の日も、テーマにそったBGMとお点前のコラボが素晴らしく、特に2日目のボレロの勇壮なメロディが流れる中、5人の男性がシンクロしてお点前をするという超絶カッコイイお茶席、残念ながら入れなかったのですが目撃した皆さんから興奮気味の報告を伺いました!見たかった!
最終日はTime to say goodbyeを聞きながら、8人でのお点前、またお客様から2人入って総勢10人で盆略点前を見せていただき、一期一会、別れと旅立ちを想い‥‥。本当に素晴らしいお茶会に参加できて、感謝の気持ちで一杯です。星霜軒では月釜も開催していらっしゃるので、いつか参加してみたいと思っております。
お茶はおもてなしとしつらいの総合芸術だということ、守るべきものと時代にあわせて変わっていくものがなければ、どんなに素晴らしいものでも続いて行くことはないということ。ただ、遊べばいいということでもなく、基本を踏まえたうえで自由に羽ばたく凄さを思い知った気がしました。
東京キモノショーでは本当にいろんな着こなしのトルソーとそしてお客様がいらして、着物に関しても、そんなことを思ったりしたのでした。いろんな好み、いろんな方向を見たり触れたりすることで自分の好みもまた化学変化を起こして、変わったり、戻ったり。それもまた楽しいものです。こうでなくてはならない、ということはない。そして、他を否定することはしたくない。という思いを新たにした5日間でした。
星霜軒ゴールデンウィークは単衣でおでかけ!の巻
会場に並ぶたくさんの着物や帯とおしゃべりしながら(心の中でです、心の中で(笑))ぶらぶら歩くだけでもとっても楽しいんですよ。バラエティに飛んだコーデの中からきっと好みのものが見つかるはず。また、え~っ!こんなのもあるんだ!という驚きも隠れているはずです。
毎年趣向を凝らしたお席が楽しみな、ひかりの茶会もあります。お茶は堅苦しい、敷居が高いと思っている方も、一度体験してみていただきたい素敵な世界です。今年はステージが中心ということで、それも楽しみですね。ファンションショー、アート展示やワークショップも充実しています。黒留ナイトもありますよ。東京キモノショーのすごいなと思うところは、伝統から最先端まで、いろんな着物のスタイルが一気に体験できるところかなと思っております。
私自身も着物を着るようになって本当に決まりを守って、白衿白足袋ばかりで着ていた着物。でもそれ以外の素敵でカッコいい着こなしやスタイルに触れて、これもいいんだ、あれもいいんだと目からウロコがいっぱい落ちて、楽しみ方が広がりました。
着物は興味があるけど、決まり事がいっぱいありすぎて、ちょっと‥‥という方にもぜひ見ていただきたいイベントです。
私も相変わらず、好きなので白衿白足袋が中心だけど‥‥。それしか知らないのと、たくさんある中からそれを選んでいるのでは、違うと思います。絶対そうでなくてはならない!という思い込みが外れると一気に世界が広がりますよ~! 私も会場でウロウロしているので、見かけたら声をかけてくださいね!
ゴールデンウイーク、着物に関連したイベントや場所はもちろん、着物はこうでなくてはいけない、こういうこところにしか着て行けない、というそんな思い込みも外して、いろんなところにおでかけしてみてはいかがでしょうか。えり芯の収納☆空き缶を使うと便利でしたの巻
以前は輪ゴムや髪ゴムで留めたりしていたのですが、輪ゴムは頼りない時もあったり、いい加減な私はゴムをどこかにやってしまうことも多く、着物クリップで留めておく方法に落ち着いていました。でもやっぱり、クリップが手近になかったり(どんだけモノの管理が苦手なんだか)。
クリップ留め形式は、持ち歩きにもとっても便利で気に入っているのですが、引き出しに入れると横になってしまったり、なんか納得いかない形が気になっていました。そこでキモトモに「丸いカンに入れるといい」と聞いて試してみましたよー!
おおー!これはスッキリでステキ。すっぽり入ってしまうと取り出しにくかったりするので、ちょっと浅めのカンに入れてみました。
予備のものや固さの違うものもスッキリ一緒にしまっておけるので便利!
大体直径8センチ前後のものが扱いやすそうです。あまり太くてもジャマですし、細くてもプラ芯だとクセがきつくつきすぎてしまいます。
使い終わったガムテープの芯とかデコって使ってもいいかもしれません。ペットボトルを輪切りにしたりしてもよいかもかも。
これでベコベコの衿芯にはおさらば! 引き出しの中もスッキリ! ですね\(^O^)/伊勢木綿でさわやか初夏コーデの巻
伊勢木綿は、もう織元が1軒しか残っていませんが、昔ながらの格子柄が大人カワイイチェックのワンピのようでとっても可愛いのです。肩掛けカバンやピクニックバスケットを持っておでかけしたくなってしまいますね。
八寸の帯に可愛い帯留をつけて、藤やツツジをみながらお散歩したいコーデです。
さわやかな初夏の風を感じながら、木綿の着物でおでかけしましょう!(妄想)卒入学式の着物とおばあちゃんの黒羽織☆の巻
そして黒羽織につけている羽織紐は、義母が黒羽織につけていたもの。私の母はもうこの世にはいませんし、義母も遠く離れて暮らしています。でも、こうして母の黒羽織と義母の羽織紐を身につけて、式に出席することで、なにか皆に守ってもらっているような、嬉しく身が引き締まるような気持ちに。
そして、いよいよ新生活の始まり。
なんだか怒濤の日々でしたが、入学式に着た着物を汗とばしにかけておいたのを、畳んで畳紙におさめながら、少し落ち着いて足元を固めて、ゆったり生活していければいいなあ‥‥なんて。
この、なでながら畳んで、いろいろ想いながらする後片付けの時間も着物の特別な時間のような気がします。そしてあのときにこれを着たという記憶も、一緒に仕舞って‥‥。
さあ、また頑張ろう! と思うのでした。肩幅が狭く見える!ほっそり着付のコツ☆の巻
この衿を「離す」「寝かせる」ためには、結構衣紋を抜く必要があります。あまりやりすぎると品がなくなってしまうので、気をつけて。
そして半衿を見せる幅を広くすることで着物の肩幅が狭くなります。先日先輩から衣紋抜きの幅を広くとっているという話を伺いました。それもうまく衿を寝かせる一つの手ですね!
最近、テレビでドラマや芸能人の着物姿を見ると、肩が張っている人が多いなあ~頭が小さいからかな? すごく肩幅が広く見えるな~などと思っていましたが、それは実はピッチリと襟元をあわせすぎている、着付のせいだったのだと気がつきました。振袖は伊達衿を入れたりするので、同じ着付でもこの着物の衿のラインが首から離れるため、そんなに気になったりしないのですが、同じセオリーで着付けると肩幅が広く見えてしまうんですね。
もし、肩幅が広いから‥‥とお悩みの肩、いえ方がいらしたらぜひこの「衿を首から離す」着方をお試し下さい。肩幅だけでなく、ふくよかさんにもほっそり見えて嬉しいワザですよ~。あともう一つ。姿勢だけでも随分変わります。肩甲骨を寄せるイメージで、肩を後ろに落として下さい。
着付+姿勢で、めざせ!ホッソリ肩! ですです。お引っ越しに収納に☆風呂敷包みの基本とコツの巻
「平包み」は結ばないで包む。ゴロゴしないし、なにか他の容れ物にさらにいれるときにはこれでも。
「お使い包み」は一つの角だけ結ぶ。いわゆるお弁当結び。1つの対角線で十分に荷物を包めれば結ぶのは1カ所でオッケー。
「四つ結び」は2つの角を結ぶ。ゴロゴロはしますがこれが中身が一番安定します。引越し等荷物として運ぶときには安心。
そして、風呂敷は汚れたら洗えます。畳んでしまえば邪魔にもなりません。改めて風呂敷の力に開眼したわたくし。バッグにも風呂敷を1枚入れて歩くようになりました。
風呂敷を一度、見直してみませんか?桜尽くしの妄想コーデ☆試着室が新しくなったゾの巻
気に入った着物、帯を選んで「チェックした商品を試着する」ボタンを押すと、試着室に入れます。あっ! 試着室が変わった! 以前は試着した姿をチェックするのに、前と後ろから見た様子は切り替えボタンでチェックしていましたよね。それが同時に表示されるようになって、あら便利。
特に帯は、後ろ姿がよく見たいですから、わざわざ切り替えなくても見られるとイメージがはっきりするので、より妄想も膨らみます(笑)。
ちなみに私は着物の模様がわかりやすいので、いつも背景「なし」にしています。
今回は夜桜見物をイメージして妄想してみました。
http://bit.ly/2HMMav4
桜だけれどモノトーンでもちょっとキッパリしたコーデにしてみました。半衿と帯締めでちょっとだけ桜色を効かせて。帯締めも桜の模様です。
改めていち利モール全体を見てみたら、スッキリと見やすくリニューアルされてます!(気付くの遅っ!) 担当さんに聞いてみると、「ふっふっふ、『お仕立て・加工をする』ボタンが増えたり、いろいろ他にも便利になったんですよ~」とのこと。試着室だけじゃなかった!
ログインパスワードを再設定しなおすと、500円チケットがもらえました。そしていろいろ70%オフ‥‥‥! あーいけないものを見てしまったかもー!!
ちょっと欲しい帯留があったんだよね‥‥えーと‥‥‥、桜さくらコーデでは飽き足らず、さらに妄想の旅に出てしまいそうです。誰か止めて~(笑)。リサイクル着物について考えた。の巻
そして不思議なのが、それぞれの着物に、それが似合う人が迎えにきてくれるということです。いくらフレキシブルに着られるといっても、着物にもサイズはありますし、リサイクルではなかなかピッタリのものを求めるのは難しいもの。だからこそ、あっ!とご縁を感じたものはお迎えしてしまうんですよね(笑)。
はんなりなもの、粋なもの、個性的な着物や帯など、それぞれ似合う人がお買い上げになっていきます。その様子はちょっと感動ものです。「この帯はどんな人が似合うんだろう?」と思っていたら「私はこれ」と持っていた方。「あ!帯が呼んだかも」と思うくらいイメージピッタリで思わず唸ってしまいました。
すごく個性的な色や柄の着物も、ちゃんと似合う人が現れる。着物の「引き寄せ力」を感じます。とはいえ、やはりどうしても3日間で全てを販売することはできません。
残った着物は、環境活動や被災地支援などを行っている「環境まちづくりNPOエコメッセ」さんに寄付させていただいています。こちらでは店舗で販売したり、着物フェアをしたり、着物としては着られないものは素材として活用してくださっています。(こちらの受付は随時です)
もちろん、着物は自分で新しいものをお誂えするのが最高ですが、リサイクル着物との出会いも捨てがたいものがあります。でもどうやって選んだらいいか、お手入れはどうしたらいいか、などなど不安もあるかと思います。
そんなときは「初めてのリサイクル着物 選び方&お手入れお直し」(髙橋和江著)をお勧めしちゃいます。マンガも交えつつ、わかりやすい構成になっています。マンガとイラストは私が担当させていただきました(宣伝か!)。著者はきものをたのしくやさしくおもしろく、のたかはしきもの工房の女将です。お手入れや畳み方のハウツーもあって、QRコードを読むと動画も見られるんですよ。名古屋帯の畳み方など、本当に便利です。
なんか最後の方は宣伝になっちゃいましたけれども(笑)、着物は中古だからいらない、とばっさりできない何かがありますよね。またリーズナブルに手に入るのも魅力です。洋服などにリメイクするのもいいのですが、着物好きとしては、着物はなるべく着物として着てほしいな~と勝手な願いを持っています。
それにはやっぱりもっと、着られる人を増やさないとですよね。着付はハードルが高いと思われがちですが、そんなこともないんです。まずは和洋ミックスでもいいし、自己流でもいいので、身につけてくれる人が増えたらいいなあ~。羽織なんか、カーディガンがわりに着るとなかなかいいですよ。正絹のものは着心地もあったかさも最高です。
箪笥から飛び出して、次の持ち主のところにお嫁にいく着物たちを見ながら、いろいろと想いをめぐらせた3日間でした。着物はめぐるよ☆「きもチャリ」今年も開催の巻
ここ3年会場になってきた昭和な家が、今年取り壊されることになり、このスタイルでの開催はこれが最後になります。今後どういう形になるかはわかりませんが、奨学金の寄付につながるチャリティは続けて行けたらよいなあと思っております。チャリティは、大きな負担になっては続かないので、細く長く。できるときにできるだけ。そしてなにより、関わる人が楽しいことが大事だと思います。
https://www.facebook.com/events/732091060329268/
3月9日(金)~11日(日)の開催です。このコラムがアップされるころ、ちょうど開催中です。
リサイクル品でもこれは!というものに出会ったら、お手入れして着るのも楽しいものですよ。いち利モールさんでもクリーニングはじめ、裄直しなど、いろいろな着物のお手入れメニューがあります。受け継いだ着物、出会った着物……楽しんでおしゃれに着てあげたら、着物たちも大喜びですよね。
3.11はみんなにとって忘れられない日で。それぞれの想いを抱えて過ごされると思います。もしなにか、自分が関われることがあったら、目をむけてみてみてもらえたら。
前を向いて歩き出すためにも。







































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