先日腰ベルトずりあがる問題でご相談をうけたので、モスリンの腰紐を使ってみては?とご案内したところ、裾があがりませんでした!とご報告をいただきました。で、着物を脱ぐときに見てみたらモスリンの腰紐も結んだ位置より上に移動してたんだけど、裾はあがってなかったのはどうして?というご質問が。
腰紐も同じように動いているうちに細いところに移動するということはあるかもしれませんが、ゴムより摩擦係数が少ないので腰紐だけが移動して、着物を持ち上げるには至らなかったのではないかなと推察。
たかはしきもの工房の女将が「女の体はすべり台」とおっしゃっていましたが、曲線だらけの女性の体に、直線の着物を添わせて着るのでいろいろと不具合は起きてきます。それで生じるシワやたわみもよしとするか、ピシッと着るほうが好きなのか。楽に着たいのか、体を支えるように着たいのか。まずその好みから着付けのテクニックも変わってくる。
着付小物も最初に教わったものをそのまま使い続けていくのもいいですが、体型も体感も十人十色ですから、自分にあったものを探していろんなアイテムを試してみるのも大事だなと思う今日この頃でありました。
ゴムの腰紐(腰ベルト)がずりあがっちゃう時の対処法の巻
先日腰ベルトずりあがる問題でご相談をうけたので、モスリンの腰紐を使ってみては?とご案内したところ、裾があがりませんでした!とご報告をいただきました。で、着物を脱ぐときに見てみたらモスリンの腰紐も結んだ位置より上に移動してたんだけど、裾はあがってなかったのはどうして?というご質問が。
腰紐も同じように動いているうちに細いところに移動するということはあるかもしれませんが、ゴムより摩擦係数が少ないので腰紐だけが移動して、着物を持ち上げるには至らなかったのではないかなと推察。
たかはしきもの工房の女将が「女の体はすべり台」とおっしゃっていましたが、曲線だらけの女性の体に、直線の着物を添わせて着るのでいろいろと不具合は起きてきます。それで生じるシワやたわみもよしとするか、ピシッと着るほうが好きなのか。楽に着たいのか、体を支えるように着たいのか。まずその好みから着付けのテクニックも変わってくる。
着付小物も最初に教わったものをそのまま使い続けていくのもいいですが、体型も体感も十人十色ですから、自分にあったものを探していろんなアイテムを試してみるのも大事だなと思う今日この頃でありました。
トンビ体験も!文豪気分が満喫できる「太宰治展示室 三鷹の此の小さい家」の巻
以前トンビコートの記事を書いたのですが、今でも時々リポストされたりしていて、トンビコートに憧れている人も多いのかなと感じています。
関連記事:憧れのトンビコートは袖がない!けどあったかかったの巻
「太宰治展示室」は三鷹駅南口出てすぐのCORALの5階にあります。少し足をのばすと玉川上水も見られますし、太宰治御用達の酒屋だった場所に造られた「太宰治文学サロン」もあります。こちらは太宰関連図書が閲覧できたり、グッズなども販売されています。
また三鷹駅からバスに乗れば、太宰の墓碑のある禅林寺にもすぐ。歩いても20分程度なのでよいお散歩になります。ちょっとでも太宰に憧れたことがあるかつての文学少年少女もしくは人気アニメ『文豪ストレイドッグス』好きの方でまだ未訪の方は、聖地・三鷹を一度訪れてみてはいかがでしょうか。禅林寺には森鴎外のお墓もありますよ。
天気のよい日に着物でお散歩したら、あちこちの太宰スポットに文豪気分盛り上がること間違いなしです!
お太鼓の「て」の折り返しがピシッとキレイに決まるコツの巻
「なあんだそんなこと?」と思われるかもしれませんが、これをしないと、てを入れてからこの折り返しの山のボコボコや微妙なシワができてしまい、横から見るとなんかくしゃくしゃ……ということになってしまいます。
てを前にもっていく時に、仮紐に預けたり、クリップでとめたりする前に、この「脇」のての折り返しの山になる部分を整える。
たったこれだけでお太鼓の形がめちゃくちゃキレイになります。このポイントに限らず、着付けも帯結びも折り紙のように、なるべくくしゃっとしないで折り目を平らにしたり、面を大切にする気持ちを持つと仕上がりがずいぶん変わりますよ。
このコラムを読んでくださっている方にはもう今更という方も多いと思いますが、そこあんまり気にしたことがなかったわ、という方ぜひ試してみてくださいね。
続ハルシネーション!天狗結びってなんぞ?の巻
!!!もっとわからなくなった!!!!
動画風説明もしてくれるというので聞いてみると……
いやいや~~!!!そうはならんやろ!!!
「天狗結び」の完成したところを写真で見せて!
うわあ~!!! もはや帯結びではない!!自身が天狗になるスタイル!? 京極先生もびっくりの妖怪風味ですよ??
結局天狗結びって何~~~!?
手順を真似しようにもそれらしいことは言ってるけど、結局よくわからず。
一応ChatGPTやGeminiにも「天狗結び」ってなんですかと聞いてみたら、ChatGPTはリボン返しの羽を天狗の鼻のように尖らせたバリエーションというので本当にあるのか?と聞くとゴニョゴニョ‥‥てなってました。
Geminiはそういうのは検索しても見つからないと真っ当な返事でした。
もうなんていうか、Grokのハルシネーションが今の所一番笑かしてくるし無茶苦茶感がすごいです。。。
私の記憶が確かならば(怪しいけど)コラムに一度も天狗というワードは出てきてない気がするのですが、一体どこから出てきたのかなあ、天狗。
どのAIも、もっともらしいことを言ってくるので、これは自分の得意ジャンル以外だとやっぱり真偽の判断がつかないな~と再確認。「すっごく物知りだけど嘘もつく親戚の近所の子供」と話してると思うといいですよ、って、ChatGPTにアドバイスをもらいました(親戚の近所の子供、というのがまたよくわからんですが(笑))。
仕事などではなく、無料で日常で便利に使おうとするなら適度な距離感で利用するのが正解なのかもしれませんね。バストベルトは着物の補整に使えるか。の巻
こういう体に身につけるものって、本当に好みの個人差があって、万人によいものがあるわけではないんですよね。だから、自分が苦手でも合う人はいると思うし、逆に自分がベストと思っても他の人にあうとはかぎらない。
着付けのお道具は最初に習ったものをずっと使っている、ということも多いと思いますが、いつもいろんな情報にアンテナを張っておくとピッタリなものが見つかるかもです。
ためしに、お腹の肉をおさえられないかな?と巻いてみましたが、腕に力があんまり入らなかったのでよくわからず……。ただ、ゴムがよ~く伸びるので、こちらは効果はイマイチかな~。でもお腹のお肉が重くなければあるいは……(自爆)。
少し運動して痩せなくてはと思っていたのに、また家でじっとしている羽目になり、軽やかな着物生活はしばらくお預けなようです。人生楽しむには健康が一番としみじみ感じる今日このごろ。還暦も近くなってきたし、休む時はしっかり休んで、無理のない生活を送れという神様のサインかなと思っております。お互い身体をいたわりつつ、きもの生活(妄想含む)を楽しみましょう!
ここ一番の着付は信頼できる着付師さんにおまかせしようの巻
効果のほどと、Befere Afterはぜひ本誌でご覧ください……。私の成長しきったダルマショットもございます(恥)
『月刊アレコレ』は、着物のことを語り始めると止まらない編集人細野美也子さんによる、着物好きによる着物好きのための雑誌。私も隔月『きもの事典カルタ』という読み物としてもたのしめて役立つきもの用語をカルタ仕立てにした連載の挿絵も描かせていただいています。もしよろしければぜひお手にとってご覧くださいませ! YouTubeのマニアトークもおすすめですよ。
着物のサイズ、身幅は体重が1キロ増えると1cm増える!の巻
お写真を見せていただくと、東京友禅作家の小柳津公龍先生の作品で、雅な十二単姿の姫たちが本当に美しい……。確かにこれは……絶対着たい……となりました。
お直しを相談した時に「次世代に引き継ぐか、体を着物に合わせるしかありません」と言われて本当に辛かったとか……。わかります……私も言われたら泣く。
でも!そこで諦めず、パーソナルトレーナーさんについてもらって12キロ痩せて見事着用されたとのこと。す、すごい! そしてと~ってもお美しかったです! 本当に素晴らしい。
長いお袖には檜扇が描かれていたそうで、バッグにリメイクされていてこちらも本当に素敵でした。これはもう、頑張るしかないかも!
お話を伺うと体重1キロにつき、ヒップサイズが1~1.5センチ変化するそう。具体的な数字を聞くと身が引き締まりますね。
身幅は腰回りに対応していますから、ヒップサイズ基準で考えます。
身幅=「前幅+後幅+後幅+15(衽)」で、ヒップサイズに対して数字が近いほど自分サイズといえます。
身幅が大きくても着づらいものですがら、なるべくマイサイズがおすすめ。とはいっても縮んでしまったものはね‥‥。と思っていましたが、1キロ1センチかあ‥‥と思うと、なんとかしたいもの。
そしてさらに、着物 1キロで1センチ違い、直すのに1万円かかる……というお話も聞きました(ひ~ん)。
あと着物とは関係ないんですが、指輪も3キロ太ると1号サイズアップするんだそうですよ。今、貴金属のお値段も爆上がりですから、サイズ直しもうかうかできないと思うと、やはり……。
健康のためにも、着物のためにも(爆)まずは手元のお菓子を片付けるところから、頑張ろう! と決意したわにこでした。
国立科学博物館企画展『ワニ』へワニ尽くしコーデでGO!!!の巻
もちろん、この日のために家にあるありったけの着物のワニ関連をかきあつめました! ワニの帯、ワニの帯揚げ・帯留、ワニのコート、ワニの鼻緒の草履にワニ柄のバッグ。
でも……なんとワニの着物は浴衣しか持っていなかった! もちろんお誂えなどする余裕はなく、リサイクルなどで探しても、ワニの着物はなかなか見つからない。というわけでないものは作れ、と‥‥。
ワニ展のグリーンを想起させる美しい色でありながら、リサイクルでひざのあたりに目立つシミがあるため破格の横山大観の雲間の絵柄の訪問着をゲットし、そのシミの上にワニを描く!という暴挙に出ました。
セタカラーという布用の絵の具(金)で、雲間に浮かぶワニを直描き! 上前と、袖に描いてみました。金一色なので遠目ではワニとわからないかも。でもよく見ると……というやつです(自己満足)
というわけで私以外にあまり需要のない全身ワニコーデの自慢をさせてください。
訪問着:ワニの絵を自作(横山大観御大に怒られる)
柏紋が入っている(関係ないけど柏市には『カシワニ』というゆるキャラが……)
帯:友禅作家の中野スズミさんの月に吠えるワニ 前柄はワニの手
帯揚げ:中野スズミさん作 ワニと若葉
帯留:琥珀のゆめ☆螢石のうつつさんの白ワニ
コート:リサイクルで発見!奇跡のワニ柄
草履:ワニ柄の布を持ち込みで鼻緒を作ってもらったカレンブロッソ
バッグ:イアパピヨネ
科博の展示を眺めながら食べられるレストラン、ムーセイオンは激混みとのことで、お昼ご飯はくじらカフェで上野精養軒プロデュースのビーフシチューをいただきました。大満足。ほくほく帰り道についた我々でした。
実は、特別展のチケットを買うと常設展は同日無料でみられるのですが、友達が知らずに両方買っちゃった!というわけで、常設展のチケットを譲ってもらった私。ワニ展が終わる3月1日までに、もう一度おかわりしにくるぞ! そのためには健康第一で……。
皆様もぜひ、ワニの素晴らしい世界に触れてみてください!
着物コーデで印刷博物館に行こう!キャンペーンに行ってきた!の巻
京極先生の着物は、八掛に友禅で蜘蛛が描かれていたり、妖怪が刺繍されていたり、羽裏には天狗をはじめとした妖怪が絞りで入れられていたり。草履や手甲にいたるまでさすがの拵え。山内マリコ先生の『きもの、どう着てる?ー私の「スタイル」探訪記』(プレジデント社)にもインタビュー記事があり、様々なコレクションや憧れの書斎での写真も掲載されています。
「蔵書は手放さない」ことで有名な天井までみつしり壁面を埋め尽くす書斎に私もお邪魔したつもりで、記念撮影してきましたっ! 黒羽織でリスペクト、と思ったのになんちゃって手甲をするのを忘れて無念(笑)。
常設展は、相変わらずの充実ぶり。スマホのポッドキャストを聞きながら見ると音声ガイダンスにもなっていて、楽しめます。もうほんと、印刷好きにはたまらない、空間となっています。
それから1階のP&Pギャラリーでは世界のブックデザインの展示がされており、世界中のブックデザイナーたちが、こだわりを詰め込んだ『本』をなんと手にとって、実際にめくって見られるという太っ腹企画。またこれたまらず。時間がいくらあっても足りません……。
展示を見た後は、おたのしみの「妖(あやしい)シール」のカプセルトイ。Youtubeで「カプセルトイのシールを館長とセレクトする」という動画を見ていたので、何が出るかな?とワクワクでハンドルを回すと……出てきたシールを見たら……細かくて見えないっ(老眼)
受付の優しいお姉さんが「何が出ましたか? 『舌切雀の化け物』ですねっ!」と読んでくださいました。。ありがとうございます(涙)。ぼーっとしたカッパか化け猫を狙って行ったのですが、欲張り婆さんが大きな葛篭から出てきた化け物から逃げ惑うやつがあたりました(笑)。欲張るな、ババア……という己への戒めと思い、受け止めます。。
Youtubeで館長が印刷博物館のグッズなんだから、トリミングとかしないでそのまま印刷物の形で、とこだわりを発動されていましたが、結果題材によっては、非常に老眼に厳しいサイズになっておりました。
着物で入場した人は入場券をミュージアムショップでみせると50円引きしていただけるということで、早速「ルーペット(カード型の拡大鏡)」を買いましたよね‥‥。拡大して見ても、さすが印刷は美しかったことを付記しておきます。
キャンペーン自体は今週末までなんですが、過ぎてしまっても、着物で印刷博物館へ行ってみてはいかがでしょうか。おすすめです!
ふくら雀、都鳥。愛子さまの素敵な振袖の帯結び
その振袖の上から、ラオスの民族衣装の肩掛け「パービアン」をかけられる一幕もあったのですが、これがびっくりするほどベストマッチ。美しいシルクの織物同士、相性がいいのでしょうね。素敵でした……(語彙)
皇族の皆様方の着物の着こなしは、着物や帯の素晴らしさだけではなくコーディネートや所作も本当に目の保養で、毎回楽しみです。行事でのおでまし、もっと着物姿が見たいわ~! そして報道の方にはぜひ帯結びや紋様をじっくり見せていただきたいわ~!なんて思っている、着物好きの独り言でした。
振袖だけじゃない!?「二十歳のつどい」おめでとうの巻
私にもママ友だけじゃなく、保育園や小学校、中学で一緒だった子が話しかけてくれたり、成長したみんなの姿に、感激一入でした。息子も友達と一緒に写真を撮ったり、会場や同窓会に来れなかった友達に写真を送ったり、旧交をあたためていたようです。私も母のつぶやきを思い出しながら、無事この日を迎えられたことで、親業も一区切りついたような気がして、ほっとしました。私の中の「成人式のスーツ」という呪文も成仏した気がいたします。なんかちょっと重たくなってしまってすみません。
二十歳のみんなに、そして生きてるみんなに、幸あれ~!
短い帯は「て」を逆に引き出せ!の巻
帯揚げは部分絞り、帯締めはちょっと豪華に唐組のものにしました。唐組は飛鳥時代から伝わる組み方だそうで、菱形の模様がゴージャスですよね。
この着物と帯は、着物を楽しみはじめた30代の頃にいただいたもので、そこからも四半世紀ほど経っていますが(!)、掛け衿も短いので、おそらく昭和40年代以前のものなのかなと推察しています。八掛が墨色のぼかしで枝の色とリンクしていてお気に入りです。
このタイプの梅の枝が描かれて花が咲いている意匠のものは、以前コラムにも書きましたが、昭和時代にとても流行したようです。
関連記事:梅の着物。着なくてもタンスから出してあげよ。の巻
けっこうリサイクルでよく見かけるデザインなので、色違いで似たようなものをご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか? 小紋なのに、大ぶりの枝があることでダイナミックで、まるで梅の木の精にでもなれるような気分にさせてくれる、秀逸さ。私も大好きな着物です。
梅オンリーであること、枝が描かれていることでやはり梅の時期に着たい着物なので、だいたい新春~2月の頭くらいに着用することが多いですね。年に一度は着なくては!と思う着物のうちの1枚です。
今年も着なくては!と張り切って袖を通したのですが、あれっ!着物が縮んでる!(違) せっかく一昨年少し痩せたのに、すっかりリバウンドしてしまって、ギリギリなかんじ……。とはいえ着物は無事、なんとか着られたんですが、久々に出した帯……。帯がね、てんで前柄が前にこない恐怖!!
おかしいな……この帯を愛用していた30代には全くそんな、困った記憶はないのに……。箪笥にしまっていたら縮むというけど、ほんとだな(違)ここでやっと本題(爆)。
でもですね、私は常にこのコラムのために(?)そういう時はどうしたらいいかを考え続けている女です。知識を駆使して、短い帯を結びましたよ!(関東巻きで結ばず折りたたむやり方です)
まず写真で見てわかる通り、前柄はなんとか出ればいい(爆)ということでかなり右に寄っていますが、ギリギリ出しますと今度は「て」の長さがまったく足りなくなります。
ここで「て」を左に持ってこないで右にひっぱり出します。巻いている方向と逆に引き出すわけですが、すると10センチ~15センチくらいは長さを稼げます。そしていつもの反対側から「て」を入れることで問題解決いたしました!
それをしてもなおかつ「て」の長さが足りない場合はもう、前柄をなるべく左に寄せて、胴を2回巻かないで1回で、長くあまった「て」をお太鼓の中で折り返せばいい。作り帯にしちゃってもいいですよね! まだまだ太っても大丈夫(いや、ここで引き返せ自分)
そんなこんなで無理くり帯結びをしていたら、肩が痛くなっちゃいました。やはり、痩せるか長い帯をするか、体に合ったものを身につけるのが一番ですよね……。
今年はもう少し痩せなくては……と決意を新たにするお正月でございました。
初夢帯と馬の帯留でお正月コーデの巻
お正月は、めでたい気分でどーん!と晴れ着を着ちゃいましょう! お正月は毎年訪れますから(笑)予定も立てやすいというものです。
さて、ふとこの「初夢」帯について考えて見たのですが、初夢も元日説、二日説などいろいろあるようで、平安時代に中国から伝わった夢占いが起源だそうです。
有名な縁起の良い夢「一富士二鷹三茄子」にも続きがあって、四扇、五煙草、六座頭‥‥と続くそう。座頭とはあの「座頭市」の座頭、坊主頭なことから怪我ない(毛がない)という連想らしいですが、扇も煙草もなかなか現代の生活ではお目にかからないものですよね。
10年前!にこんなコラムを書いていましたが、この帯は10年前に初使いした模様(笑)これもついこの間のことのようなのに、時が経つのが早すぎる……。
関連記事:七福神コーデで福を呼ぶ!お正月着物でお目出度尽くし☆の巻
初夢でよい夢を見るには、「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな(長き夜の 遠の睡ねむりの 皆目醒めざめ 波乗り船の 音の良きかな)」という回文になっている和歌を書いた紙や、悪夢を食べるというバクの絵などを枕の下に入れるとよいそうですよ。
よくない夢を見た時は、その紙を川に流してしまえばよいとも。おまじないは気休めでしかないかもしれませんが、いい夢が見られたらラッキー! くらいの気持ちで試してみてもいいかもしれません。
毎年同じことを言っているような気もしないでもありませんが、今年は本当に健康第一で、「無事是名馬」という言葉を胸に完走したいと思います。(関係ありませんが、馬といえば最近賢くて変顔で有名なゴールドシップというお馬さんの動画を見るのにハマっています……)
こんなすっとこどっこいなコラムではありますが、本年もお付き合いのほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
着物でメリークリスマスコーデ&2025年を振り返るの巻
着物はなんかずっと一緒なんですが(笑)ポイントは帯周り。持っててよかったサンタ帯と、先日のフラーレン展でゲットした「色石と糸」さんのマクラメ編みの帯留。あと、鰐の帯飾り。帯締めはいち利モールの1.5分紐の金銀を組み合わせました。手持ちのものでコーデを考えるのって本当に楽しいですね。
あと半月ほどで成人式もやってきますから、黒子ちゃん相手に家で帯結びの練習をしようと思っています。帯結びはいうに及ばず、帯揚げや帯締めのアレンジも研究・練習の日々です。
そういえば11月に新宿東口を着物で歩いていたらTV番組『月曜からよふかし』の「街行く人のお仕事を調査した件」のコーナーの取材で声をかけられました。お仕事は、といわれて着物を着ていたので「着付師です」と答えて、着付の仕事について話したのですが、放送を見たらボツになってました(笑)
というか、放送された街ゆく皆さんの職業とキャラが凄すぎて、放送を見た友達から「なんか濃ゆいキャラや未知の職業の人がたくさんいて、わにちゃんフツーだったかもw」と言われました。私もそう思う!
ちょうど入院中のオンエアだったので、退院してから子どもと録画を「このインパクトつよつよの中にはさすがに入らない」と笑っていたら、この候補に入るくらいには見た目やばいという自覚はしたほうがいいと言われました(爆)精進します(何を)
そんな年末ですが今年を振り返ってみると、年初に「週三着物生活!」なんてぶち上げておきながら、すでに4月くらいで息切れ(笑)暑くなってくると俄然着物を着るにも体力がいる……!と実感。
涼しくなって、秋にあちこち旅行にいったらまた息切れ。旅はめちゃくちゃ楽しかったけれど、いっぺんに行きすぎました。いい加減、ぼちぼちということを覚えたほうがいい。
そして久しぶりに健康診断を受けたらいろいろボロがでてきて、幸い治療可能な範囲のようなので、放置せずに対処していこうと思っております。歳を重ねると、こういうことが増えていくのでしょうね。
これまで自分がだめだめちゃんなのは、能力ややる気に問題があると思っていたのですが違いますね。まずは体力です。体力でした。
体調のよい時に着る、ということにして無理なく長く、そして大好きな着付の仕事も続けられるよう着物を楽しんで行きたいなと思っております。気づいたらこんなお話ばっかりで失礼いたしました。
皆様も健康に気をつけて、よいお年をお迎えください!
着物で救急車&うそつき衿が左前事件の巻
12月には持病の血管腫で手術入院が決まっていたため、入院準備などもしていたので、いざとなったら息子に用意していた入院バッグをもってきてもらえばいい……などと思っていたのですが、救急隊員さんに「ご家族にご連絡を」といわれてかけてもらった電話にも出ず(寝ていた模様)その後折り返しもなく、結局夜帰ってきた息子に今日こんなことがありましたと報告すると驚いていました。
なんでもなかったからまあよかったけど、という話をしたら、いやほんとに男子はねえ、と男子母の皆様から共感の嵐(笑)。中には具合が悪くなって息子さんに「救急車を呼んで」と頼んだら、「母さんが救急車呼んでほしいって」とお父さんに電話していたという衝撃エピソードも! いや、性差で語ってはいけないかもしれませんが、もう子供も成人したのであれば自分でなんでもやってしまわないで、いざというときのために譲位準備もせねば……という気持ちになりましたね。
先日無事手術も終わり、今は家でのんびり休養しています。秋に久しぶりにうけた検診でいろいろなボロが発覚し、いろいろ治療をしていかなければいけない中で、いましかできないかも!と焦っていろいろ予定を詰め込み過ぎたのかもしれません。こちらのコラムも1回お休みさせていただき、申し訳ありませんでした。
今までの人生、うわ~と突っ走って倒れる、という繰り返しをしているので、出力を一定にぼちぼちやるということを覚えて、周りに迷惑をかけないようにしていきたいと思う年の瀬でした。
「きものを語るお茶会」ありがとうございました!の巻
木綿の着物に素敵なインドレースの半襟、帯締めも黒猫の帯に合わせてしっぽみたいに黒いモールで丸ぐけのものを手作りしてきました!というMさん。可愛い肉球の帯留め?と思ったら、100均でゲットした結束バンドだそう。えー!可愛すぎる(猫好き歓喜)。
お嬢さんの成人式のときに、自分も着物を誂えましたというCさん。大人っぽくどっしりとした色無地がとっても素敵。羽織との色合わせもピッタリで、長身に映てました。着付教室に通われているそうなので、どんどん着ておでかけしてほしいです。
着道楽だったお祖母様の着物と帯を受け継いで着ています、というKさん。個性的な大島とインドネシアのワヤン人形風が印象的なバティックの帯がもうドンピシャコーディネート。お洒落なお祖母様だったのですね~。指輪と帯留めのカラーリンクもかっこいい。
着物は習ったけど、なかなか着るに至ってないので、刺激をもらおうと思ってきました、というKTさん。昭和な家にも撮影に来てくださっていて、めちゃめちゃ着物がお似合いなのでぜひいっぱい着てほしい~!
そしてお茶会帰りです、という茶人のPさん。もちろん帯には扇子が。お気に入りのお店で全部揃えました、とおっしゃってましたが、さすがのトータルコーディネートでした。最近は少し落ち着いたものがしっくりくるようになった、とも。花柄の帯が可愛かった!
11月生まれの会でもご一緒したキモトモのKちゃんは、大きな乱菊が織られた超素敵な紬で。絞りの長羽織とあわせて、晩秋にピッタリの美しいコーデでした。スラリとしていて日舞もされてて、ほんとに着物美人てこういうことよね~とうっとりでした。
はっと目を引くブルーグリーンの小紋のFさんは、メルカリでいろいろ探すのが大好き!っておっしゃってました。着物のモチーフと帯のモチーフもピッタリで、すっきりとした若々しい着こなしで惚れ惚れ。赤い根付けも効いてました。
同じくフラーレンの仲間のYさんも洋服でしたが、ドレスデザイナーさんで洋裁が本職だけど、着物も縫っちゃうスーパーウーマン。小物とかもなんでも作っちゃうのです…‥。組紐のお稽古情報を聞いてらしたので、そのうちお披露目を楽しみにしています。
そしてお子さんの結婚式でお母様に譲られた黒留袖を着るために12キロ減量しましたというEさん。この日は気軽に洗える着物できました、とおっしゃってましたが、お嬢さんがデザインして自分で染めたという猫ちゃんの帯や自分で組んだ帯締が上級者!
まだまだ書ききれないエピソードいっぱいで本当に目に心に口に栄養、脳に刺激の楽しいお茶会となりました。ご参加くださったみなさん、企画してくれたみずほちゃんありがとう!
実はこの週、出先で急に体調を崩して救急車に乗る(着物で……)というご迷惑をおかけしたわにこ(結果無事でした)だったのですが、お茶会でめっちゃ元気をいただきました!! そして先週はお休みをいただいてしまいましたが、コラムも読んでますよ、とおっしゃっていただいて原稿もまた頑張ろう!と思っております。またこんなふうに集まれる機会を夢見て‥‥多謝!
ちょっとしたパーティ向けの着物を誕生祝いに着た!の巻
今、きもの雑誌『月刊アレコレ』に隔月で連載中の「きもの事典カルタ」という読み物としてもたのしめて役立つきもの用語集のページのイラストを担当させていただいているのですが、ちょうどアレコレの撮影が昭和な家スタジオ近くで行われていたので、お邪魔してついで撮影してもらいました。もちろんカメラマンは渡部瑞穂ちゃんです。紅葉がとっても綺麗でした~。
帯揚げは招き猫なんですが、顔だけ結び目に出してみました! 自分だけが楽しいシリーズ(笑)です。
そして、夜はワインバーの素敵な個室に。4人が着物でした。皆様それぞれとっても素敵なコーディネートで眼福~。美味しいお料理とともに、笑顔はじける楽しい嬉しい会でした。それぞれ、仕事に趣味にと素晴らしい活躍をしている友達の話を聞きつつ、お仲間に入れてもらえるのも自分が頑張ってるご褒美だな~と思ったり。
直前でインフルエンザで参加できなくなった友達もいて、健康も大事だとしみじみ。万象繰り合わせて集まれることもありがたく、来年もまたぜひみんなで揃いましょう!と解散しました。
そんなこんなで無事今年の誕生日も過ぎ、会いたい人には会って、着たいものも着る! そんな1年にしたいなあと思っております。
七五三。男子袴の裾上げの裏技!の巻
後ろ側は多少形が変わってしまいますが、羽織に隠れますのでよし!というわけで早速実践して成功をおさめました。女子袴でも応用が効きそうです。
思いついたときは「ちょっと!!!私ってば天才!?」と鼻息を荒くしたのですが、ネットで調べたら動画で紹介されている方もいました(ですよねっ)。この技を必要とする人は本当に少ないので、目にすることもあまりないかもしれないし、もう今年の七五三の本番日(11月15日)はすぎてしまったのに……という話なんですが、このあとまだまだ続く後撮りや、来年以降にもしかしたら誰かの役に立つかも?と書き記しておきます。
そのほかの子供着物に関するサイズの話はこちら
七五三の三歳の着物を二歳から五歳まで着る方法の巻
子どもの着物は合理的にできてます!
今年の11月15日は本当にお天気もよく、撮影日和でした。この季節、金色に輝く銀杏や紅葉の中、笑顔のご家族の撮影ができると「この仕事やっててよかったなあ」としみじみ思うのでした。
菊の模様の着物&帯は秋限定?の巻
お手持ちの着物にも探せばきっとあちこちに菊が描かれているはず。秋にしか着られない、のではなく、秋だから身につけたら楽しい、と考えてコーディネートにぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
私のキモトモ(着物友達)のはなしの巻
急に身の上話とかしだして、どうした??? と思われたかもですが、、そんなみずほちゃんと『ムギ畑』で知り合ったクリエイターの仲間たちとチームを組んで仕事をしてきた「フラーレン」というグループが今年15周年を迎えます。このグループに参加した頃はまだ、こんな人生を歩むとは思ってもいなかったのですけれど、気がついたらあっという間の15年でした。
チームといっても、それぞれが独立したフリーランスのクリエイターであり、ゆるく連携をとっている、というかんじなのですが、フリーランスでの仕事というのは基本一人なので、そんなとき同じように子育てをしながら仕事をしている女性たちに、助けてもらったり愚痴を聞いてもらったりできたこの環境は本当にありがたく、なんとか生きてこられた縁のひとつです。みんなには感謝しかありません。
これも、瑞穂ちゃんが「着物が趣味」とプロフィールに書いていなかったら、始まらなかったご縁かも?と思うと、着物よありがとう、と心から思うのでありました。
そんなクリエイター集団フラーレン15周年イベント「ひらく展」が京王線柴崎駅のギャラリーカフェ Gallery&Cafe Warehouse Garden で11月末に開催されます。私と瑞穂ちゃんは、11月30日に「きものを語るお茶会」を担当します。瑞穂ちゃんによるポートレート撮影つきです。着物がつないでくれた二人の着物愛炸裂のお茶会になること間違いなしなので、もしよかったらいらしてくださいませ。
ほかにも素敵なギャラリーカフェでいろいろなワークショップがあります。興味のある方、ぜひ参加してみてくださいね! 宣伝失礼いたしました(ぺこり)










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