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着物の袖も濡れにくい!傘の「クロス持ち」試してみたの巻

星わにこ
2026/06/24 00:00
雨予報、台風予報が気になる今日この頃ですが、雨の日だって着物が着たい! 以前はとにかく雨の日は大きい傘!と決めていて、65センチや70センチの透明ビニール傘を愛用していました。これはこれでいいのですが、「途中で降り出すかも?」「止んでしまうから傘を持ち歩かなければならない」というようなとき、ちょっと持て余すんですよね。 そして、重い。若い頃、おばあちゃんがペラペラのバッグとかを持つのを不思議に思って見ていましたが、それは軽いからなんですね……。歳をとると、軽いものしか持てなくなるんですね……。軽さこそが正義なんだということを知りました。 というわけで、よほどの1日中土砂降りとかではない限り、近年は軽い折り畳み傘で道中も畳んで吸水ポーチに入れてバッグに仕舞う(忘れるから)というムーブになったわけですが、当たり前だけど傘が小さいと濡れるんですよね。 多少濡れてもいいような仕様にはしていくのですが、もう少しなんとかならないものかと思っていたら、友人が雨に濡れにくい傘の差し方を教えてくれました。 ポイントは二つ。高い位置に差さないで、なるべく頭に傘を近づける。こうすることで肩の濡れがかなり変わります。 もうひとつは「クロス持ち」と言われるものですが、傘を持った手を胸の前で反対の肩のほうにクロスさせるというものです。 こうすると、傘の中心が体の中心に寄るので、普通に差した時に濡れがちな反対側の肩や荷物も濡れにくいというわけです。簡単なことだけど、そういえばしたことなかった! 傘の軸を顔の前に持ってきて、なるべく傘の真ん中に入ろうとしていたことはありますが、もう一息反対側に寄せることで、傘を持っている側の袖がぐっと内側に入りますし、反対側の肩も守られます。袖が本当に濡れにくくなります。衿元も守られるかんじがしてよきです。 普通に差した時と違って、反対側に傘が張り出すので、人混みなどを歩く時は勝手が違ってぶつかったりしないように最初はちょっと注意が必要かもしれません。でも、すぐ慣れますよ。 ほんのちょっとしたことですが、かなり変わりますのでぜひ試してみてください! もちろん着物のときだけでなく、洋服のときも同じです。梅雨の時期もおでかけを楽しみましょう。

カレンブロッソ用雨カバー『雨履音』使ってみたの巻

星わにこ
2026/06/17 00:00
雨予報が気になる季節になりましたね。寒暖差も結構あって、着るものにも迷う今日この頃ですが、梅雨があけてしまうと本当に暑くなるので、いまのうちに単衣も楽しんでおきたいところです。 さてさて、雨といえば雨支度を迷うところですよね。雨グッズって、実際は使わないかもしれないんだけど、あるとやはり心強くて安心できます。防災備蓄のようなものでしょうか。私くらいの雨女になってくると着物のレイングッズも一通り揃えてございます(涙)。 参考記事:正絹着物でもできる雨の日対策 今でもよく見ていただいている雨対策記事があるのですが、書いたのがなんと13年前(爆)。基本変化はないのですが、この時使った「おとも」が流石に経年劣化でもう寿命ですよね、という状態になってしまい、代わりのものを探していました。 ウレタンの雨草履も持っていたのですが、それも考えてみると10年以上前に購入したもので、履いて出かけると加水分解を起こす可能性大。見た目は綺麗なのに、歩いてるうちに本当に、本当にぐしゃあ。。。ってつぶれますからね。 つい最近もウレタン草履の崩壊の話を2回ほど聞きました。そう。見た目は綺麗なのでわからないんですよ。恐ろしいです。 私の雨草履も、黒の台に白い鼻緒で前ツボが赤、というお気に入りのものだったのですが、この梅雨を前に泣く泣く手放し。雨草履は、そんなに何回も履いたわけではなくもったいないような気もしますが、つま先が冷えそうな寒い日にも履きましたし、なによりお気に入りのものがあるということが、雨の日も楽しくしてくれましたし、買ってよかったと思っています。 さて雨草履をまた買うかどうしようかと思ったところで、急いで買うより気に入ったものがあれば購入しようと考えて、代わりに雨カバーの新しいものを入手することに。 また「おとも」かな、それとも気になってたけど購入に至ってない「つま先美人」かな、と思っていち利モールを覗くとなんか、新しいカバーが出てる! その名も「雨履音(あめりね)」。カレンブロッソのカフェぞうり用のつま先カバーだそうです。早速購入してみたんですが、なるほどカレンブロッソのロゴも入ってしっかりしていて、綺麗です。底面のカレンブロッソ特有のしまうま柄のビブラムソールの模様も入っていて、とっても可愛い。 そこではたと気づいたんですが、カフェぞうりがビブラムソールに変更になったのは2020年から順次だそう。私の持っているつま先が丸いカフェぞうりは全部旧タイプのクレープ底でした(爆) ビブラムソールのものは、角形しか持っていなかった。 近年角形が気に入ってしまい、角型ばっかり履いていたのですよね~。ということはぁ~丸型のものは、全部少なくとも5年以上前のものばかりということ。。。おおぅ~。。。これは草履も買い替えなのか? お財布と会議の必要が。。。 と、いろいろな個人的問題が噴出しつつも、使ってみたかったしセールだったしで「雨履音」を購入。クレープ底の丸型にもピッタリでした。とってつけ感がなくて、まるで最初から雨草履でしたというような一体感です。でも雨草履と違って取り外し可能ですから、小雨の日など出先までつけていって、屋内では外すというような使い方もできますね。 ちなみに角形にははまりはするけど無理やり感がすごすぎて使用しないほうがよさそうです(知ってた)。 先日小雨の日に使ってみましたが、綺麗な透明カバーでがっつりカバーされている感が心強く、心配していた底面は意外と傷も少なく、ざぶざぶ洗って乾かせて、よかったです。 見た目だと踵にかけるベルトがちょっと弱そうですが、これも繰り返し使ってみてまたレポートしたいと思います。パッケージには、もしちぎれたら有償でお直しができるかもしれないので相談してね(意訳)と書いてあります。 足元の雨支度をお考えの方、候補にいれてみてはいかがでしょうか?

畳の表替えと職人さんの粋な黒足袋のお話の巻

星わにこ
2026/06/10 00:00
先日、自宅の畳の表替えをしてもらいました。我が家はマンションの一室が畳で、小上がりのようにして茶室っぽく設えているのですが、普段は私の寝床です(笑)。リフォームしてから8年、そろそろかなと思っていたところに愛猫の吐き跡が決定打に。猫様の啓示ですね(遠い目)。 ネットで検索して、口コミのとてもよかった世田谷の畳店さんに問い合わせたところ、打ち合わせから引き取り・納品まで非常にスムーズに対応していただけました。実際に畳表を見せていただき、せっかくだからと国産のい草で、黒縁の「ザ!茶室」な畳にすることに。 当日は朝に引き取っていただき、午後には納品。高さの調整もしていただきながら畳を敷いていただくと、あっという間に部屋が綺麗になり、真新しい畳の香りに包まれました。気持ちいい~! 実家は日本家屋でほとんどが畳だったので、やっぱり落ち着きます。 今回の依頼で表替えの下見と打ち合わせに来ていただいた時、職人さんの足元をみるとなんと足袋! なぜなんだろう?と好奇心がむくむく。そこで今回表替えをお願いした波貝畳店代表の浪貝俊行さんにお話を伺ってみました。 畳職人さんは修行のときから足袋を履くのだそう。礼儀でもあり、足袋を履くことで畳を傷つけにくく、歩く感覚で畳の状態もわかる。靴下では感覚が変わってしまうし、夏場は汗や足跡が畳についてしまうこともあるので、足袋以外は履かないのだとか。 黒や濃紺の足袋に雪駄という足元は、まさに伝統産業の職人さん!という感じで、粋でかっこいいだけでなく、ちゃんと理由があったのですね。 畳の話をもう少し。畳はそもそもオーダーメイドで、大きさはもちろん、厚さも1.3センチから6センチまで選べ、床暖房にも対応可能。最近人気の琉球畳(縁なしタイプ)は普通の畳より高価で、表替えなどランニングコストもかかるそう。「縁もいろいろな色柄が選べますし、一周回って普通の畳のほうがかっこいい気がしてます」と浪貝さん。着物と同じで「お誂え」と思うと、どんな畳を選ぶか考えるのが楽しくなりますね。 また、「裏返し」「表替え」など、畳床本体をそのままにい草部分の入れ替えをすることでさっぱりしたり、そのあたりも着物の洗い張りのことを思い出したり、ものを大切にする和の文化を感じます。 日頃のお手入れについても教えていただきました。新しい畳には「洗土(せんど)」といって、い草を泥染したときの泥が少し残っています。これは綺麗に拭き取ってしまうより、使いながら乾拭きなどで馴染ませていくと、薄い膜のような役割を果たして畳の青みを保ち、艶を出して美しい日焼けにつながっていくのだとか。 ベストはお座敷ほうきと乾いた布での乾拭き。クイックルワイパーのドライタイプでもOK。掃除機は目に沿ってかける。ただしルンバなどのロボット掃除機は畳が傷んでしまうのでやめたほうがよいそうです。えええっ、やってしまってました(白目)。畳さん申し訳ない! 着物と畳はとっても相性がよく、着物を着たり脱いだり畳んだりは、やっぱり畳の上がしっくりきます。ちょっと転がって体を休めるのも、畳の上だとリラックスできますよね。和室が少なくなった今どき、置き畳でリビングの一角に和のスペースを作られるお客様も多いのだそうです。 職人さんのお仕事に触れると、ものを大切にしたくなります。せっかく新しい畳になったのだから、これからはロボット掃除機に頼らず、ちゃんと手をかけようと思うわにこでございました。

ミッチー30周年を帯締めの薔薇結びでお祝いの巻

星わにこ
2026/06/03 00:00
どうも毎年ミッチーこと及川光博さんのワンマンショーに参泉(参加)するのが人生の季節行事となっているわにこです。今年はなんと!ワンマンショーが開催されるようになって30周年なのだとか。ツアータイトルは「TAKE IT ROSY!」ということで、ベイベー(ファンのこと)たちには、薔薇になっていらっしゃいという素敵なお達しが。 それにしても30周年とは、本当に素晴らしいです。流行らず廃らずというけれど、この出力を続けることは、並大抵ではありませんよね。私は2000年の武道館に初めて参加したので(当時はまだ参泉という言葉はなかった)、私なんて新参者ですみません、とずっと思っていたのですが、もう26年も経っていました。結構な古参やん(爆)泉友と年越しライブやディナーショーなどもあったなあ。光陰矢の如し! 今年は体調こそイマイチだったものの、仕事をセーブしていたので妄想する時間だけはたっぷりあって、CDを購入して予習し、ミッチーのツアーイメージ写真のスーツの薔薇柄の生地と似たものを購入して、簡単付け帯を作ったりしてめちゃくちゃ楽しみにしていました。 が、やはり術後20日で着物を着て3時間踊ったりするのはちょっと体力がたりないかも。。。ということで体調優先で楽なワンピースにスニーカーに変更。というわけで当日着られなかった渾身?の薔薇コーデをこちらで供養させていただきます。。。 メインはミッチーとお揃い(?)の柄の帯。作り方はこちらの三部式作り帯と同じですが、今回は土台を使わない帯を切って三部式に。それに布を布用ボンドで貼り付けるという荒技に出ました。 参考記事:楽しみ方も4通り。リバーシブル3部式作り帯の作り方の巻 参考記事:布を挟む、貼付けるだけで帯が因み柄に変身!の巻 裁縫ではなくもはや工作。でも土台がしっかりしていると、結構綺麗に仕上がるんですよ。 そして、薔薇色の帯締めを花玉結びのアレンジで薔薇風にしてみました。房を片方は葉っぱのように花玉結びの横に出し、余った分はつたのように絡めて。 参考記事:春の帯締め花玉結び風の巻 こんなにやる気マンマンお色気ムンムン(ミッチー語)だったのに無念です。本当に健康あっての推し活だなとしみじみいたしました。 話はずれますが、SNSなどで着物で観劇やコンサートに来られると帯の分座席から離れて前のめりになり、後ろの人に迷惑なのでやめてほしいというような投稿が話題になっていましたね。私、何度もお太鼓でワンマンショーに行っていてなんかちょっと胸がちりちりしてしまいました。振袖の飾り結びはさすがに邪魔かもしれないけど、髪の毛もりもりとかじゃなく普段着物&お太鼓や半幅は許容範囲なのではないでしょうか。炎上していたけど、観客層にもよりますし着物着ている人をひとくくりにして攻撃や謎ルールを押し付けるのはやめてほしいなあと感じています。会場もいつもより着物ベイベーが少ないかんじで、いてもぺったんこの半幅帯にされていて、気にされているのかなと思いました。まあそういう意味ではこのコーデも着ていったらダメだったのかな?とちょっとしょんぼり。 とはいえせっかくわくわくコーディネートしたので、みてもらえたら嬉しいです! 会場にも行くことができたし、せめてもと思い、余った布で東袋を作って持って行きました。ミッチーをお祝いする東京会場6250本の薔薇の1本になれた(つもり)ことは、とってもいい思い出になりました。 今年は同じくSNSで「ミッチーのワンマンショーは一度は見るべき」というという投稿がバズって、初心者ベイベーがものすごくたくさん参泉されていたようです。本当にミッチーのワンマンショーは、私は年に一度が精一杯だけど、それでも生きる楽しみ、心の元気の特効薬です。ミュージシャン及川光博をみたことがない方はぜひ一度観てほしい。キラキラして笑えて泣ける沼ならぬ、泉に浸かってしまうかもしれませんよ~! 30年間、変わらぬクオリティでときめきとエンターテインメントを提供し続けてくれる星(推しじゃなくて)。感謝しかありません。私もがんばらねばと毎年思います。これからも、ミッチーさんには健康でワンマンショーをいけるとこまで続けてほしい。そして、私もいけるとこまで参泉したいと、養生を強く誓うのでありました。

岸惠子さんの「魔物・きものの魅力」を読んでの巻

星わにこ
2026/05/27 00:00
さてさて実は5月の頭に不整脈の手術をして、家でごろごろムーブのわにこです。心臓の音が静かになって、心穏やかになりました。 で、あまり無理もよくないという話でごろごろしながら本を読んだりしているのですが、ネットの古本屋さんで1983年刊の『細雪のきもの』(旺文社)というずっと読みたかった本をゲットしました。谷崎潤一郎の松子夫人監修で市川崑監督の映画『細雪』の着物のグラビアや、女優さんや制作スタッフの話が掲載されているということで、私が欲しいなと思った時にはもう絶版で、地元図書館にも入っていなくて、古本で買うにはちょっと高いなと思ってそのままにしていたのですが、手術を機に「やりたいと思ったことは、できるならやっていこう」と思い、注文しました。 届いて早速本を開くと、『細雪』の公開同時のチラシ、映画鑑賞割引券、朝日新聞の記事の切り抜きが挟まれていて、誰かのファンの方かそれとも細雪マニアか、とにかくこの本を大切にしていたどなたかが昭和58年に購入したものが、めぐって私のところにきたんだなと胸熱になりました。 何度も何度も見たシーンの着物たちの色柄を美しい写真で見ることができて、超大満足。そして監督や出演者の方たちのエピソードや、着物の制作秘話、着物リストと、本当に手に取ることができてよかった~~!! 読んでから映画をみるとまたこれ一層愛が深まります。 そして私たちの一世代、二世代前の人たちの「きもの考」も読むことができるのですが、1983年に着物はすでに、いいものだけどそんなに着ることもないみたいな存在。それを戦前の船場の老舗のお嬢様たちの着こなしに寄せられたかどうか? というような話もちらほら。それでもやはりまだ、着物は細雪の時代と地続きで、時代劇なども盛んでみなが着てはいなくても着物姿はどういうものかみんなが知っている時代だったかなと思います。 そんな中で、長女の鶴子役であった岸惠子さんの「魔物・きものの魅力」というエッセイに頭を殴られたくらい衝撃をうけました。 岸惠子さんはたくさんの本を上梓されていますが、この一節はその中の『パリ・東京井戸端会議』という映画評論家の秦早穂子さんとの往復書簡の本からの転載。『細雪のきもの』同様絶版となっていますが、こちらは新潮文庫に入っているので古本入手も、図書館で借りて読むことも容易です。 国際結婚をするにあたり、パリに大好きなきものを百着以上持参したという岸さん。でもパリで着る気にはなかなかなれなかったそう。その心を紐解くと、外国で「着物を着る」ということが、日本人であるという意識の高揚と自分の中で他民族への対抗心のようなものが芽生えるような気がするというものでした。 映画監督でフランス人の夫が、岸さんが着物を着たのを見て、美しいけれど、明るくざっくばらん部分が消えてまるでサムライのような別の尊大なシロモノのように感じられると言われたそうですが、着物にはそんな「装置」的な部分もあるのかもしれません。また男性に比べて不自由なところも多い女性の着物にはそういった女性の自我を抑えるように感じられる側面もあったのは否めない。 岸さんは戦争も体験されているし、着物の持つそういった「魔力」を敏感に感じ取られたのかもしれません。そして同時に抗えない着物の魅力も。そして本にはこの文章の横に、岸さんの美しい着物姿の横顔の写真が、光と影のようにポジとネガで掲載されていました。 戦後20年あたりで生まれた私は、もう着物に対して「自分を縛るもの、押さえつけるもの」という感覚は薄れていて、そこから必死に抜け出したい、逃げ出したいと思った女性たちの気持ちがわからなかった。ただ、なんでこんな綺麗なのに着ないんだろ、しんどいし面倒だからかな、としか思わなかったけれど、戦後に着物から抜け出した女性たちは、もう絶対元に戻らない!と思っていたのかも。 だって、戦前つまり今からたった80年ほど前までは、女性が自分の名前で財産を持つ権利もなかったのです。今は当然と思われていることも認めてもらえなかった時代の象徴のひとつが着物だとしたら、着物に罪はないけど敬遠されても仕方ないかもと、上の世代の女性たちの「好きだけど、着ない」「着物は持ってはいるけどね‥‥」という呟きの奥底にある気持ちがちょっとわかったような気がしました。 そして今、もっと若い世代の人たちがそんな着物の側面から完全に離れて自由闊達にファッションとして楽しんでいて、それが実現していることが本当に素晴らしい。決してこの、自由にファッションとして純粋に着物を楽しめるようになった環境を手放して欲しくないと思います。同時に、なんで日本人が着物を着なくなったのか、少し深掘りして知っておくことも。物事にはなんでも二面性があるもので、白黒で割り切れないことがいっぱいです。 今はネットでなんでも情報が手に入り、AIが聞きたい答えを囁いてくれるかもしれないけれど、印刷物にしか残っていない情報もたくさんたくさんあります。特に、ちょっと昔の話は本当にそう。 老眼がつらい&インターネット老人会の私だけど、これをきっかけにまた本を読もう!という気持ちになったのでした。

マレーシアの結婚式で白無垢が大活躍したぞの巻

星わにこ
2026/05/20 00:00
先日、長年のネット友達のお嬢さんがマレーシアで結婚式を挙げられました。お相手はマレーシア留学中に出会った大学のチューターさん。結婚にあたって、お嬢さんはイスラム教に改宗したそう。愛の力は偉大です……! 結婚の話を聞いた時には、子供のころから友人の日記を通じて成長を見守り、昭和な家スタジオにも成人式の後撮りで来てくれたお嬢さんだったので、あのKちゃんがついに国際結婚か!しかも学生結婚!と完全に気分は親戚のおばちゃんだった私なのですが、そんなところに「伝統的な日本の婚礼の姿もマレーシアで披露したい!」とお母様から白無垢レンタルの打診が。 いうことでマレーシアで行われる結婚式のために花嫁衣装の白無垢と新郎の羽織袴の衣装用意のお手伝いさせていただきました。今回はそんな異文化が優しく溶け込んだ、笑顔いっぱいの結婚式のエピソードをご紹介したいと思います。 「白無垢貸して~」「いいよ~」と気楽に請け負ったものの、衣装合わせもできないためサイズなどもすべてリモートでお伺い。花婿さんのサイズも裄や袴下を測ってもらい、それにあわせてご用意しました。とりあえず日本国内のご実家に送るべく大きい段ボールを探しながらこれは、どうやってマレーシアに運ぶのかな?と思っていたら、友達から「スーツケース1つに入りますか?」と質問が。 いえいえ!!打掛は布団みたいなものですから(語弊)とてもボリューミー!一つでは収まらない! 運搬は手持ちでスーツケースでということがわかったので、なるべく空気を抜いて風呂敷で動かないように梱包することにして箱などは最小限に。それでも打掛や掛下や帯、小物の数々、草履、そして新郎さんの羽織袴……と、一式を揃えるとなかなか大きな荷物です。これを140サイズの段ボールにつめこんだ私も褒めてほしいし(爆)、結局自分たちの持ち物は最低限にして、婚礼衣装を大きなスーツケース2つと小さなスーツケース1つに入れて運んだご家族には拍手しかありません。 花嫁衣装ならではの装飾品もたくさんあるのでリストを送ると、「懐剣」は税関を通るか?と質問が。剣は本物ではなく、多分紙でできてます(私も中身を見たことがない)というやりとりも。安全検査や移動中も、持っていかれるご家族はきっとドキドキだったはず。パパ、ママ、お姉さんと総出で本当によく運んでくださいました! そして現地で白無垢着付はどうするのかと思ったら、ネットで検索したところ日本人会に着付師さんがいらして引き受けてくださったそう。当日は見事な着付けで、お二人とも本当に凛とした美しい姿に。感動でした。 ここでちょっと、マレーシアの結婚式のプチ雑学を。日本の結婚式といえば、招待状が届いて、席が決まっていて、時間通りに始まって……というカッチリしたイメージが強いですよね。 一方マレーシア(特にムスリムの方々)の結婚式はとっても自由でアットホーム。メインのお披露目パーティーはビュッフェ形式が一般的です。招待客の数も桁違いで、時には1000人以上になることも! 一日中開催されていて、ゲストは好きな時間に訪れてお祝いして食事をして帰っていく、街中みんなでお祝いするような大イベントなのです。 面白くて素敵なのが、ゲストのドレスコード。マレーシアの結婚式では、新郎側・新婦側などでそれぞれ「チームカラー」を決めて、おそろいの色の伝統衣装を着て出席する文化があり、会場がカラフルな色彩で埋め尽くされます。一目でどちらの親族かわかるのも楽しいですし、出席するチームによって色が違うので会場全体を見てもとても華やか。お二人が通うマラヤ大学のチームはパープルだったとか。色を揃えてみんなで祝福するのは、参加する側もウキウキしそう。今回、新郎側はピンク、新婦側はカーキで揃えたということで友人もカーキの素敵なマレーシアの民族衣装のパジュクロン風のワンピース姿でした。黒留袖は荷物が多すぎてさすがに諦めたそうです。ですよね。。 そしてマレーシアの婚礼では、新郎新婦もお揃いの色のきらびやかな伝統衣装を纏います。衣装の色は二人で好きな色に決めるのだそう。今回の主役はさわやかな水色を選んで、それがまた本当に美しかったです。 まずはマレーシアの婚礼衣装で婚礼の儀式。新郎はバジュムラユという服にサンピンという腰巻きにソンコックという黒い帽子。新婦はパジュクロンで、レースや刺繍の豪華なヒジャブ(マレー語でトゥドン)を巻きます。バジュクロンは、美しい絹織物でできておりこれまたうっとり。 午後には日本の婚礼衣装に着替えて披露。イスラム教の教えに則ると女性は髪が見えないようにヒジャブを頭に巻くのですが、日本の綿帽子スタイルがこれがもう、驚くほどの大正解! 髪をすっぽりと包み込む綿帽子の美しいシルエットがイスラムの世界にこれほどマッチするとは。花嫁はもとより、花婿さんの黒紋付スタイルもとてもよくお似合いで、本当に素晴らしい! マレーシアの伝統衣装と日本の白無垢&袴スタイルの両方を披露したところ、現地のゲストの皆様からも大絶賛、撮影の嵐だったそうです。午後の白無垢での登場時間が少し遅れてしまい、その姿を見ようと待っているお客様で会場の外までいっぱいになってしまったとか。待ちきれずに控室を見学して帰られる方も。改めて白無垢パワーすごい!ってなりました。 国境を越え、宗教や文化の違いを優しく笑顔で包み込んで、たくさんの愛情で彩られた素晴らしい結婚式。 どのお写真を拝見しても、笑顔、笑顔がいっぱいでこちらも幸せな気持ちに。日本の婚礼衣装をトランクに詰めて運んだご家族の愛情と、ネットが繋いでくれた素敵なご縁、そして何よりお二人の純粋な想いが、マレーシアの地で日本の伝統衣装が現地の伝統と見事に溶け合う、奇跡のように美しい瞬間を生み出していました。 小さかったお嬢さんが大人になって、いつの間にか自分の手から離れて、未知の世界に羽ばたいていくその背中を見守る友達の気持ちを想いつつ。 佳き日を迎えられたお二人には言葉や文化の違いを楽しみながら手を携えて、笑顔の絶えない素敵な家庭を築いて欲しいと心より願います。新しい未来へ歩み出すお二人の人生が、これからもたくさんの幸せで満たされますように。 本当におめでとうございます!

衣替えの衝撃!!防虫剤は大切だった‥‥の巻

星わにこ
2026/05/13 00:00
ゴールデンウイーク皆様いかがお過ごしでしたか? 天気がさわやかな日も多かったので、衣替えやこたつの片付けなどをがんばったのですが、衝撃の事件がありました。ウールの虫食いの話です。。写真などはありませんが虫が苦手な方は閲覧注意です。 先に結論を言っておくと「防虫剤は大切だ!!」ということです。 だいたい古い着物なんかだと目が痛くなるほど防虫剤の匂いが染み付いていたりして「そんなに防虫剤なんて入れんでもいいやろ!」とほとんど虫対策など気にせず過ごしていた私。絹の着物は、虫食いはほとんど起こらないですし、ウールと分けておけばいいくらいの管理方法でした。 洋服も、昔はウールのコートやセーターを気をつけて管理していましたが、今はほとんど持っていなくて。虫食いも気にすることなく防虫剤の存在も忘れているくらいだったのですが……。 子供の部屋に置いている衣装ケースに子供の着物をしまっていて、5月の節句だし鎧兜や鯉のぼり、アンティークの男子一つ身コレクションなどを虫干ししようかと取り出そうとしたら‥‥なんか、ざらざらする。。。と思ったら、ウールの子供着物がパラパラと崩れるくらい虫に食われていて、コイガという蛾が、大発生していたのです。ぎゃああああああああ!!って声が出ましたね。その子供着物が青かったため、コイガちゃんたちのさなぎも青かった‥‥。 思い出の着物も、アンティークの一つ身も、アウトでした。一つ身のほうは、モスリンの紐と、混紡と思われる表地が絹以外のところを規則的に点々と食べられていて、本当に絹は食べないんだな~!って感心しつつも、泣く泣く唐獅子さんと三番叟を踊る童子にお別れをしました。あーあ。 子供にはなんか虫が飛んでるなあって思ってたんだよね!と叱られるし、着物はダメになるし、なにより虫害のショックがもう……。 虫食いのことを甘くみていた自分が間違っておりました。 うおおお!!と対策を検索し、掃除しまくり、早速薬局で匂いがつかない系の防虫剤を購入してきて泣きながらタンスの引き出しに入れまくりました。クローゼットにも吊るしました。 皆様はきっときちんと管理されていると思いますが、念の為、ウールの着物は防虫!虫干し! 紐もモスリンは要注意です!! 大事ですと再度アナウンスさせていただき、私のゴールデンウイーク報告を終わります(悲)。

黒留袖の新常識!?謎ルールが増えている?の巻

星わにこ
2026/05/06 00:00
私もすっかり年齢を重ねまして、最近は友人からお子様の結婚式に着る留袖のご相談や着付を承ることも増えてまいりました。このコラムも最近黒留袖ネタが多いですよね。最近つくづくと、黒留袖ってほんと第一礼装だけあって、振袖ともひけをとらない美しさがあるなあと感じ入っているところです。 そんなこんなで黒留の話題をよく伺うのですが、昨年聞いてびっくりしたのが関西で新郎側のお母様が自分の持っているお花柄の黒留袖を着ようと思ったら、「優しい花柄は新婦側の母。新郎側は鳥や乗り物などがおすすめ」と言われ、結局レンタルしたのだとか。そんな話は初めて聞いたので驚いて、以降機会があるごとにいろんな人に黒留インタビュー(笑)をしています。識者のご意見も、それは初耳だしそんなことはないのでは?という結論に今は至っています。でもまた先日関東の別のお母様から「新郎側は新婦側よりあまり華やかにならないように」と言われたというお話を伺って「うーん」となっているところです。 地域性やローカルルールもあるのかとは思いますが、どちらも名前を聞いたら多分知っている格式高い神社やホテルでの話でむむむむむ。式場のおすすめに従えば間違いないのでしょうが、ちょっともやもやするお話です。 親という立場は主役ではないし、とんでもなく常識はずれをしなければ両家で話してお互いよければそれでいいのではないかと思っているのですが、どうでしょうね。近年、お祝い事のゲストの着物も花柄は「散る」から縁起が悪いとかこじつけとしか思えない謎ルールの話を聞いたり、まあなんでも時代と共に変化するとはいえ、それはどうかな~と思うことも。 だいたい、お嫁入りしたときに持たされた嫁入り着物の黒留袖だったら、その時点で子供の性別などわかりっこないわけで、このお話は本当にどこで発祥したのか謎としか思えません。 黒留袖と言っても着る立場によってはおすすめの柄行とかはあるとは思います。例えば、姉妹兄弟の結婚式で自分が既婚で30代とかであれば華やかな柄行、新郎新婦の祖母だから少し控えめな柄行、とか年代で言われることは昔からあります。でも、仲人がいて仲人も黒留袖で、とか親戚の立場で黒留袖というようなことが減ってきた現代ではそんなに厳密に「あの黒留袖はちょっと」みたいなことは起こり得ないのでは。そもそも主役は花嫁花婿のお二人なのですから。 もう黒留袖という時点でコードは満たしているのであり、結婚が決まってから購入したりレンタルしたりするのであれば別ですが、もともと誂えたものや引き継いだものがある人は、それをお祝いの心で着るのが一番よいと思います。だいたい、持っていても着る機会がないということだって十分あり得るわけで。だからこそぜひ、機会があれば袖を通していただきたい、日本人女性の第一礼装です。 昨今は親や親戚に着物の話を聞く、というようなことも減りました。ネットでAIにいろんなことを聞くと(AIじゃなくても普通にググっても勝手にAIがまとめてきたりしますよね)だいたいあっててもちょいちょいハルシネーションを混ぜてくることがあります。それを真に受けてしまってどんどん常識がずれていったりみたいなことっていろんなことで起きたりするのかもしれません。 もちろん、何が正解で何が絶対間違っているというつもりはありませんが、こと着物に関してはそれを着る「心」を大切にして、常識非常識を厳密ルールで縛りすぎるのを本当にやめた方がいい、面倒だし着ない方が無難、と思ってしまったらもう着物は誰も着なくなってしまうのではと危惧します。 お祝いの席にこそ、着物。もともとのお手持ちのものや受け継いだもの、ご自分がお祝いする立場に立って選んだもの。どれも準備も大変着るのも大変だけれども、ぜひ晴れの日には晴れやかな着物で! お祝いしていただきたいと心から願っております。

りくりゅうペアの園遊会の着物姿尊くて滅!の巻

星わにこ
2026/04/22 00:00
先週、春の園遊会が開催されましたね。各界著名人の皆様の着物姿が拝める機会としていつも楽しみにしているのですが、今回はミラノ・コルティナオリンピックで日本人ペア初の金メダリストとなったりくりゅうこと三浦璃来選手と木原龍一選手の着物姿が話題をかっさらっていましたね! ニュースでも流れている時間が長かったですし、SNSでも話題になっていたので着物好きな皆様ならすでにチェック済みだと思いますが、お二人の着物のディレクションをした家庭画報チームの記事も出ていて、再度盛り上がり。 以下私のただの着物好きの感想となりますが。 三浦選手は御所解きの柄が総刺繍という薄桃色の振袖に、これまた手織りの綴という未来を寿ぐロケット柄の丸帯という豪華な取り合わせ。神戸の老舗呉服店主がお孫さんのために制作したものなのだとか。振袖の可愛らしい雰囲気が小柄な三浦選手にピッタリで、でも幾何学模様にも見える色使いもモダンな丸帯の迫力がダイナミックな演技も思わせて素晴らしいコーディネートです。 木原選手は木原家の家紋「五三の桐」の五つ紋の色紋付の着物と羽織に、人間国宝・甲田綏郎さん制作の仙台平の袴。甲田さんの袴は羽生結弦選手が着用したことでも有名ですよね。着物と羽織は絶妙な色違いのさわやかな青磁色の美しいお召しで、とてもお似合いでしたね。 三浦選手の振袖は、2022年春号の「美しいキモノ」にも掲載されています。東山アキコ先生のインスタで写真を発見! こちらのお写真のほうが帯のロケットの柄がよりわかりやすいかもしれません。あ~着物の御所解き紋様の刺繍柄も帯の柄もじっくり拝見してみたい! コーディネートというと着物、帯、帯揚げ帯締め、そして半衿くらいかと思いきや、草履の前壺が赤なのも、芯の真ん中の段が朱なのもめっちゃ効いてますね。こうやって見ると、草履もコーディネートの大事なキモだなと思います。可愛いだけではない、三浦選手の魅力を引き立てていて、うっとり。 モダンで大胆な模様がはっと目をひく丸帯でしたが、木原さんが後ろからそっと帯の形を直してあげている?姿がニュースになっていましたね(どんだけウオッチしてるのか私)。 木原選手の色紋付は銀座の男性着物で有名な呉服屋さんでのお誂えでしょうか。これまたなんというか、男性の色紋付も、いいものだぁ~!と滅しそうになりました。上品で爽やかで、素敵の極み。白襟、白足袋もきりりと、雪駄の履き方も本当にかっこよかったですね。 また、おふたりが和装バッグとしてイタリアのハイブランド、Valextra(ヴァレクストラ)のイジィデをペアで持っていたのも注目されていましたね。男性が持つカチッとしたハンドバッグ、かっこよかったです。センスやなぁ。 りくりゅうペアは今季で引退とのことですが、日本のフィギュアのペア競技に計り知れない貢献をしたお二人。欲を言うと、この身長差カップルがゴールデンカムイのアシリパさんと杉元の扮装で滑っているところが見たかった(ヲタクですみません)。そんなことを夢見たこともありましたが、それはさておき今後のご活躍も心よりお祈りしております。 そしてまた機会があったらぜひ着物姿を見せていただきたい~! お隣のおなじくスノボで五輪金の村瀬心椛選手の深い蘇芳色の振袖も本当に素敵でした。こういう機会に一流のコーディネートで目の保養をさせてもらえて、本当にありがたい&着物のよさに目覚める人が増えたらいいな~&他の列席者の方の着物紹介もぜひ!と思うのでありました。

理想の腰紐ゲット!WATOME紐の巻

星わにこ
2026/04/15 00:00
腰紐と一言でいっても、素材や種類様々です。以前、いろんなタイプの腰紐をご紹介しましたことがあります。 参考記事:自分好みの素材と長さの腰紐は超楽ですの巻 この時、少し細めの綿の平紐タイプか、きんち紐を愛用していると言っていた私ですが、この度ついに理想の腰紐に巡り合いました。 それがWATOMEさんの「WATOME紐」です。 綿の腰紐なんですが、何がいいかというとですね 1)綿でかっちり目の素材である(体に食い込みにくいし滑らない) 2)七色の染め分けで紐の真ん中がすぐにわかる 3)長さの種類がある(カスタム不要!) 4)先が細くなっているのでごろごろしない 5)色使いが可愛い!(染めの堅牢度はお墨付きだそうです) 腰紐だけではなく胸紐として使えるくらいの幅と摩擦力があり、腰紐として使ったときには安定感があります。 なにより可愛い。超可愛い。可愛い蛇ちゃんみたいな七色のシマシマで、厄避けにもなってくれそうです。このシマシマは幅がだいたい6センチになっています。覚えておくと、あこれだいたい何センチ?というのの目安になったりするのでいいかも。 長さですが Sは196㎝、Mは220㎝、Lは242㎝となっています。 自分に必要な腰紐の長さは、着物を着てみて腰紐をしばってみて、これくらい欲しいというのを割り出したほうがいいです。 ウエスト何㎝なので、このサイズ、というのではなく、人によって腰紐を結ぶ位置が違ったり、補整をするかしないかでも変わってきますし、蝶々結びにする人、片蝶結びにする人、からげるだけの人でも、必要な長さが違います。 自分が一番使いやすい長さはどれか? 一度考えてみるのもよい機会かと思います。自分にジャストサイズのものを使うことは、着物や帯だけでなく小物も非常に使い勝手がよく、着るのも楽で時短になります。 もちろん、着物はサイズをある程度融通をきかせて着ることができるのもとってもいいところなんですが、毎度毎度の融通の手間が減ったら本当に楽になるんです。 よく着物関係のものに鋏を入れたらもったいないというお声もいただくんですが、もったいないという気持ちが楽したいより大きかったらそれでもいいと思うんです。でも、私は今楽がしたい!という方には、こういったカスタムはおすすめです。 1つ1つは小さなことでも、ちりつもで気がつくととっても早く着られたわということにもつながると思うのです。 腰紐迷子の方がいらしたらぜひ一度お試しください!