明日は七夕。街ではあちこちに笹の葉飾りがあって、短冊にいろんな願い事が書かれていますね。ついつい足をとめて、いろんな願い事を見てしまいます。子どもの書いたお願いごとは、本当に可愛い。今年は「8さいになったらおとなしい女の子になれますように 7さい○○」というのに色んな意味で唸ってしまいました。多分ならないと思うし、ならなくてもいいと思うよ!
新宿で見かけた「ヒゲの毛根が全部頭に移動してくれますように☆」というのも印象的でした。切実ですよねきっと。外国語のお願いごともたくさん見かけます。月並みですが、私は家族みんな心身ともに健康でありますように、それから世界平和をお願いしようと思っています。
子どものころは、サトイモの葉っぱに溜まった朝露を集めて墨をすって、短冊にお願いごとを書いたな‥‥なんて、ふと思い出したり。
折角の七夕、浴衣に袖を通してみませんか? おでかけしなくても、家で浴衣を着て、空を眺めるだけでも素敵です。
七月に入ってから、昨年書いた浴衣のインナーの記事をFBで紹介してくださった方がいて、たくさんの方にまた読んでいただけたようで嬉しいです。どうせ着るなら、キレイに素敵に着たいですよね。
今年もし補足するとしたら、街で着るときは袖のあるインナーのほうがいいですよ~ということ。タンクトップやブラだと脇の身八つ口から見えてしまうこともあるんです。参考にしていただけたら幸いです。
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参考:『体型&汗対策、浴衣のインナーはこれで決まり☆の巻』)
浴衣が綺麗に着られたら、帯結びもいつもの文庫や矢の字だけでなく、ちょっと華やかな結び方にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。振袖の変わり結びのときなどに使う、ゴムが三重になった「三重紐」を使えばとっても簡単にできちゃいます。
手先とたれが同じ長さになるように結んで、帯の上線のところで結んだ三重紐のゴムに平らにした帯をはさんでたらしていくだけ。帯の長さや固さによっていろんな表情が出ます。半幅帯でも兵児帯でもOK!
なんとなく、七夕のお願いごとを書く短冊を重ねたようにも見えますね。少しおしりが隠れるように挟んだ帯を長くとれば、気になるヒップラインも隠れます。着付けの粗も目立ちません(笑)。上のほうで細かくたくさん羽根を作れば、華やかに。帯の裏側が見えてもアクセントになって可愛いです。
三重紐はほどかずに、そのまま帯の中にしまいます。でもちょっとした拍子にちらっと見えてしまうこともあるので、帯の色にあったものやカラフルなものを選ぶと安心かつお洒落です。
仕上がりの正解はなく、要はほどけなければいいのですから、最初の帯の結び目と三重紐をきちっと結べば大丈夫。まずはおうちで練習がてらチャレンジしてみるのはいかがでしょう。
もちろん、デートやおでかけの予定があればぜひ! この夏、浴衣をもっと楽しみましょう~!