ものすごく乱暴な説明をしてしまいましたが、昔は自宅でだれでもやっていたこと。直線で縫えばいいだけなのでハードルも低いです。私も男の子でしたが、四歳のときに五歳の祝い着を買って、七五三はもちろん六歳までお正月やらなんやらと着せまくりました。転がりまくられても、食べているものをこぼしちゃっても、洗えるものなら心が穏やかです(笑)。
もちろんお祝いに正絹でよいものを、というのもまた素晴らしいことです。どんな風に着せたいか、ご自分が納得できるほうを選ばれるとよいと思います。
もし、小さなお子様お孫様がいらっしゃる方がいらしたらちょこちょこ着せられるように早めに七五三用の三歳着物・五歳着物を手にいれられるのもいいのではないでしょうか?
七五三の三歳の着物を二歳から五歳まで着る方法の巻
ものすごく乱暴な説明をしてしまいましたが、昔は自宅でだれでもやっていたこと。直線で縫えばいいだけなのでハードルも低いです。私も男の子でしたが、四歳のときに五歳の祝い着を買って、七五三はもちろん六歳までお正月やらなんやらと着せまくりました。転がりまくられても、食べているものをこぼしちゃっても、洗えるものなら心が穏やかです(笑)。
もちろんお祝いに正絹でよいものを、というのもまた素晴らしいことです。どんな風に着せたいか、ご自分が納得できるほうを選ばれるとよいと思います。
もし、小さなお子様お孫様がいらっしゃる方がいらしたらちょこちょこ着せられるように早めに七五三用の三歳着物・五歳着物を手にいれられるのもいいのではないでしょうか?
袋が入った着物の裾を直す方法★応急処置編の巻
一体どうしたのかというと
1)床に平らにして置いて、弛みを上に撫で上げる
2)浮いた表地をつまむ
3)ざくざくと縫って止める
これだけです!
縫う場所は、だいたい腰紐が通るあたり、着れば見えない部分になります。これ以上上までたるみを持っていくのは結構難しかったので、ウエストあたりが妥当かと思います。ご自分の腰紐の位置を確かめて目安にしてください。
びっくりするほどたるみがあって、余った生地がつまめました。
あくまでも応急処置で、縫ったままにしておくとまたいろいろ問題も起きそうですから、脱いだら糸は外して仕舞ってくださいね。
このところずっと七五三の着付けなどで肩揚げや腰揚げをしていたので、もしかして縫ってしまってもいいのでは!?と思いつき、やってみたらうまくいったのでご報告です!!
あくまでも和裁素人の思いつきですが、結果よければすべてよし。
「あ、袋になっちゃった(><)」という着物で、ご自分で針目を通してもいいと思うものがあったら試してみてください。
久々にテンションがあがった、裏技発見でした!
落語を聞きに着物でGO!の巻
落語といえば寄席、と言うイメージですが、コンサートのように独演会や二人、一門会などもいろんなところで行われています。チケットを買ってお芝居を見に行くような感覚で行けますから、初心者にもおすすめなのです。
この日は、前座が正蔵師匠の息子さんのぽん平(ぽんぺい)さんで「子ほめ」。正蔵師匠は「孝行糖」扇辰師匠「甲府ぃ」中入り後「千早ふる」トリは正蔵師匠「一文笛」。
いずれも先日亡くなった小三治師匠との思い出がある演目とのこと。正蔵師匠がかつてあった真打ち試験で小三治師匠がいいんじゃないかと言ってくれて合格できたと、試験の日の様子を枕で語った後の本題「孝行糖」。次に扇辰師匠が実は「孝行糖」は真打ち試験で正蔵師匠(当時はこぶ平)がかけたものと種明かしをされ、試験の日のかつての大師匠たちがこの会場にも座っているかのような感覚になり、わあーと鳥肌が立ちました。
扇辰師匠の時事問題絡めつつ攻めた枕も大笑い。こういう笑いはやっぱりライブでないとなかなか楽しめないかも。張りのある豆腐売りの声にも惚れ惚れです。
そして正蔵師匠ですが、やはり私の世代にとってはタレントとしての若い頃のちょっとウッカリのこぶ平のイメージがとっても強かったのですけど、いやはや全くそのイメージが覆されました。古典落語本当に素晴らしかったです。
滑舌もよくて、渋い、でも滲み出るお人柄の明るさのある芸風。そんなに落語に詳しいわけでもない私ですが、感動しました。ここまでくるのに、どれだけの努力をされたのでしょうか? 胸熱です。正蔵?ああこぶ平ね、なんて思ってる方にぜひ聞いていただきたい。とっても良い時間を過ごしました。
落語は話芸で笑わせてもらうのはもちろんですが、噺家さんの着物姿も楽しみのひとつ。ものすごーくこなれた着姿で、所作もかっこいい。先日、米津玄師さんのPVで落語家さんを演じている様子をコラムに書いたところ大きな反響をいただいたんですが、高座で枕(本題に入る前にするちょっとした小噺や世間話のこと)が終わると、さっと羽織を脱いで長着姿になり、本題に入る様子が本当にかっこいいのです。
これを見に落語に通う人もいるくらいよ、と銀座いち利の女将さんもおっしゃっていましたが、流れるように羽織紐を解き、スルッと羽織をぬぐ様子はなんともいえず粋だったり、色気があったり。普段なかなか男性の着物姿を見ることもありませんから、落語を聞くことに加えて、着物好きには目の保養ですよ。
前座は着流しですが、二ツ目に昇進すると羽織や袴が着けられるようになります。お侍さんが出てくる噺では袴をつけたり、演目によって着分けるそうです。
この日正蔵師匠は落ち着いた濃い目の色合い、扇辰師匠は白髪に映えるきれいな薄い色目の羽織と着物でとても素敵でした。扇子や手ぬぐいを見立てで様々な小道具に見立てるのですが、それも見所です。
小学生の頃、柳亭燕路師匠の『こども寄席』が愛読書だった私。好きすぎて部員一人の落研を作り、「猫の名前」を文化祭で披露しようとして当日高熱を出して休んだ過去があります(ダメじゃないか)。でも、本の中の古典落語のネタは今でも忘れないし、熊さんはっつぁん御隠居さんは私の心の隣人です。ぽん平さんの「子ほめ」もこども寄席で一生懸命覚えたので懐かしかったです。
古典落語は時代劇を見るようなものですから、これまたきもの好きには楽しい世界ですよね。噺家さんによって細かい演出や落ちも変わったりもしますし、知っているネタならいっそう楽しめます。自分も着物で行ったら一層楽しい。きもので落語、また行きたくなっちゃいました。
芸に触れ、動画もいいけどやはりライブに勝るものはない。そして文化は人間に必要なものだとしみじみ思いました。さて着物を着てどこに行こう?と思ってる方には落語、おすすめです!
お役にたった!?着付小物収納のプチネタの巻
ひっかける式のポーチではないのですが、コンパクトにまとめて着付け道具が入っています。フルオープンタイプなので、とっても使いやすそう。
腰紐、きものベルト、伊達締め、コーリンベルト、仮紐、ゴムなどが手に取りやすく入っていて、外側に着付けピンチも。
そして、えり芯収納は綿棒の空き容器に入っていました。この切れ込みはもともと入っていたものだそうで、とっても出し入れしやすそう。えり芯収納についてもコラムを参考にしてくださったそうです。ポーチにシンデレラフィットしていますね!
関連記事:えり芯の収納☆空き缶を使うと便利でしたの巻
このえり芯収納も反響があって、ガムテープの芯は幅もぴったりでいいというお声もいただきました。このコラムも書いてからもう3年! 時の経つのが早すぎる~!
ポーチのお写真も撮らせてくださったH様、本当にありがとうございました。
YouTube全盛の時代、いつもコラムを書きながら「これは読んでくださる方はいるのだろうか? 参考にしていただけたりすることはあるのだろうか?」とよく思うのですが、読んでますよ~とおっしゃっていただけるのがなにより嬉しく。そしてさらに、こうやって実際に「やってますよ~」と見せていただけて、なんだか涙が出そうに嬉しかったです。
皆様のお声が励みで続けております。今後も読んでいただけるようがんばります。またやってみたらよかった、ここがだめだったというようなご感想、いつでもお待ちしております! あと、ネタの提供も常時受け付けております! 気軽にお声かけいただけると嬉しいです(^^)よろしければいいねボタンぽちもよろしくお願いいたします。(どんどん欲がw
拙いコラム&イラストではありますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。





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