今、この原稿を書いているときも、窓をあけたらちょっと肌寒かったので、早速肩にかけております。
木綿なのも大きなポイント。寒い季節には使えませんが、ざぶざぶ洗えるし、この時期重宝な素材です。
羽織モノももちろんよいのですが、それにプラスワンしてもいいくらい。
「夏ストール」という名前で、日焼け対策や冷房対策に大判のコットンやガーゼのストールが売られていますが、着物に使うなら、羽織った時に帯をストンとくるんでくれるように、すべりのよいものがおすすめです。透け感のあるものもおしゃれですよね!
気を使わず、くるくるっと適当にたたんでもいいのがまた嬉しい!
手頃なお値段で手にはいりますので、探してみてはいかがでしょうか。バッグに入れておくと、めっちゃ重宝ですよ!
日焼け&冷房対策☆着物にも夏ストールが便利だよ!の巻
今、この原稿を書いているときも、窓をあけたらちょっと肌寒かったので、早速肩にかけております。
木綿なのも大きなポイント。寒い季節には使えませんが、ざぶざぶ洗えるし、この時期重宝な素材です。
羽織モノももちろんよいのですが、それにプラスワンしてもいいくらい。
「夏ストール」という名前で、日焼け対策や冷房対策に大判のコットンやガーゼのストールが売られていますが、着物に使うなら、羽織った時に帯をストンとくるんでくれるように、すべりのよいものがおすすめです。透け感のあるものもおしゃれですよね!
気を使わず、くるくるっと適当にたたんでもいいのがまた嬉しい!
手頃なお値段で手にはいりますので、探してみてはいかがでしょうか。バッグに入れておくと、めっちゃ重宝ですよ!
麻でさわやかマリンルック☆初夏の妄想コーデの巻
着物でセーラーカラーはありませんが、和洋ミックスコーデなら、中にパーカーを着たりしてもいいかもしれません。
海の上で働く水兵さんたちも、強い日差しに負けないように長袖長ズボンです。暑いけど、身体を覆う衣服のほうが身を守ってくれるのですね。そう思って着ると着物も暑くないかも(そんなことはないか)。
妄想コーデのネタとしては、早過ぎじゃないの?と思われるかもしれませんが、着物はお仕立てに時間がかかるもの。暑い!今着たい!と思ってからでは遅すぎることもあるのです。ちょっと早めに準備よねえ~、というところから込みで妄想してみました(笑)。でも、ほんと、単衣の時期になってから単衣を作ろうとして間に合わず、結局「また来年!」ということもやらかしたことがあるので切実です。はやめはやめの準備が肝要と自分に言い聞かせつつ‥‥。
着たい着物を準備して、適宜涼しい素材のものに変えたり、補正を工夫したり、暑い時期も着物を楽しみましょう!
雨にも負けず☆「細雪」令和元年版にいってきたよの巻
思い起こせばここ数年5月6月に上演されることが多く、思いっきり晴れ着を着て行くにはちょっと暑くてしんどいのですよね。次は11~3月の間に上演されるといいなあ(我がまま)なんて思いつつ、一緒にいくキモトモ(着物友達)とあれを着ようかこれを着ようかとワイワイと相談するのもまた楽しい時間。
4人以上で着物で行って、写真を撮るのも楽しみのひとつ。四姉妹の誰なのか(笑)私は鶴子ねえちゃん、なかあんちゃん、きあんちゃん、こいさんと時にはポジションを奪い合い(笑)並んで撮るのも楽しいものです。女優気分で気持ちが華やぎますよ~~!! 自己満足でいいんです(笑)盛り上がります。
今回の四姉妹ポスターは,皆クラッチバッグを持っていました。クラッチバックを持ってのポーズもカッコいいので、これから行かれる方いらしたら、クラッチバッグを持っていかれるのもいいと思います! ええ、記念撮影のためにです(笑)
またこれ終わってからもあれがよかった、これがよかったと話が尽きませんし、お互いのコーデも楽しめます!「この帯は、いらなくなったらちょうだいね」なんて軽口を叩き合ったり(笑)ぜひぜひキモトモと一緒にお出かけしてほしいのでございます!!
何度も見ているし、お話や台詞も同じなのですが、演じる人によって、また自分のコンディションによって、心に響く場面が違ったりしてそれも面白く。今回もオーディションによるエキストラ出演があり、皆さんの着物姿を拝見するのも楽しかったです。
今回四姉妹は全員代替わり(?)して、長女浅野ゆう子さん、次女一路真輝さん、三女瀬奈じゅんさん、四女水夏希さんという、なんと歴代宝塚トップさんが3人もいるという高身長四姉妹。着物の柄がよく見えます(笑)と、パンフレットの対談でもおっしゃってましたが、サバサバと押しも強い感じで、男性陣がちょっぴり可愛らしく見えるほど。これが令和の、新時代の細雪なのかしら~と、楽しく拝見いたしました。
男性陣はあまりメンバーチェンジはなく、皆さん長~く演じてらっしゃるのですが、ことに私は長女夫の磯部勉さんと、4女恋人役の太川陽介さんはお二人以外はもう考えられず。次女夫葛山信吾さんも、最初若すぎるのではと思ったのですが、今や女優陣をもり立てるチームになくてはならない感。太川さんはなんと1998年から啓ぼん! いつまでも「ぼん」でいてほしい。誰がメンバーチェンジするより私にとって衝撃かもしれません。男性陣の安定感がまた四姉妹を引き立てて、素晴らしいんですよね~。男性はスーツだけではなく、正装の羽織袴姿もあり、これまたかっこいいんですよ~!
これでもかー!という豪華な晴れ着を着て「蒔岡商店のお嬢さん」からそれぞれの道へ、新しい夢へ、歩き始めるラストシーンは、生きていくこと、年齢を重ねるということへのエールのようです。悲しいことや辛いこともいっぱいあるけど、美しく装って、桜の下、上を向いて歩く姿に、勇気をもらいます。
昭和41年の初演から、総上演回数1500回を越えて長く愛される「細雪」。ほんとに何度見てもまた観たいと思うのです。おばあちゃんになっても、細雪を元気で、そして着物で観に来たいなと。
この上演期間、あと1回行く予定。と言ったら友達に「えっ、まだ観るの」と呆れられましたが(笑)女優さんが変わると、最初はどうしても前と比較してしまったりあれこれ考え過ぎてしまうので、落ち着いたところでまた細雪ワールドに浸りたいんですもん。(もん、て)何度観ても、楽しめます。
まだ月末まで明治座で上演されていますので、まだ観たことのない方、また観たいなという方、まだまだ間に合いますよ~。細雪の、豪華なお着物ワールドを堪能してみてはいかがでしょうか?
おつきあいくださったキモトモの皆さん、ありがとうございました~\(^O^)/
<おまけ>
わにこの細雪バカっぷりがわかる過去記事はこちらです。
└わにこ「細雪」オーディションに挑戦!の巻(2014/06/04)
└わにこの女優体験記★「細雪」エキストラに出演しちゃいましたの巻(2014/07/02)
└おでかけイベント、着物で観劇♪明治座「細雪」に行ってきました!の巻(2017/04/05)
還暦で着る大人振袖☆東京キモノショー2019の巻
私は、この数年GW恒例のコレド室町で開催される「東京キモノショー」に出展側のお手伝いに入っているのですが、毎年来場される皆さんのバラエティ溢れる着姿に唸らされています。正統派も、カジュアル派も、和洋ミックスも、みんな楽しんで好きなものを着ている!というのが伝わって来て、とても嬉しくなります。
それから、すごく感じるのはそうして好きなものを着ている人は「着物が馴染んでいる」という自然さがあることです。気負いもなく、着物姿が自然。それは、イベントの場の雰囲気もあるのかもしれません。着物警察はいなくって、気後れしている人もなく、とてもにこやかな印象があります。いろんなきものイベントがありますが、そういう「なんでもあり」感がいつもいいなあと思います。
「東京キモノショー」という名前の通り、特にステージでの「ショー」が印象深いものがたくさんありました。中には立ち見のステージもあったようです。といっても、裏方なのでステージを実際見ることはできなかったのですが、今年はステージの映像がYouTubeにアップされて、誰でも見ることができます。
今年はお友達や知り合いもたくさんステージに上がったので見たかったな~と思っていたので、これは嬉しい! 大体次の日にはアップされているというオンタイムで、話題になっていたものをすぐに見られて満足。
中でも、「大人の振袖ファッションショー|成人式の思い出の振袖とともに」は、思わず涙がこぼれるほど感動してしまいました。
大人も振袖を着ましょう!な~んて常々言い続けている私ですが、この日ステージにあがったのはアラ還の女性たち。マジ大人です!
コスプレではなく、還暦を迎えて今までを振り返り、人生の区切り、再スタートの気持ちを振袖で。自分が20歳のときに着た振袖、娘のために作った振袖、東日本大震災で流されてしまった大切な振袖を胸に着るレンタル振袖‥‥。それぞれの想いがこもった振袖に袖を通し、いろいろなことがあった今だからこその笑顔でランウェイを歩く姿。
カッコイイ! そして美しい!大人振袖ですから、小物も控えめ、帯結びもお太鼓や角出しだったのですが、振袖の持つオーラは、着る人の前を向く力強い心と結ばれてさらにパワーアップして見えました。
そのモデルさんの「物語」に心動かされ、また振袖の美しさにも感動し。振袖は、着物はただ美しいだけではなく、人の想いがこもっている。「着物の力とは、人の想いを繋ぐ、想いを映すこと。作り手の想い、誂える人の想い、着る人の想い、受け継ぐ想いだと思います」という、ショー主催のたかはしきもの工房の女将、髙橋和江さんの言葉に頷くワタシでした。
ああ、私も還暦を迎えた時に、こんなふうに、胸をはって振袖を着ることができるようになりたいと、新たな目標ができました。
20歳のときにはわからなかったこと。大人になって、はじめて知った気持ち。人生を、悲しいことや辛いことなどなにひとつなく過ごせる人などいないでしょう。でも、その分得られる喜びも、自分が目を向ければいくらでもある。いろんなことを背負い、でもそれに負けない力も身につけて。年を重ねることは、楽しいことだと思わせてくれる素晴らしいショーでした。
もうね、二十歳、四十歳、六十歳、八十歳、百歳になったら区切りで振袖着たらええんちゃうかな! その時その時の想いって、宝物になると思うのです。
今思うと、四十歳のときに着た振袖とか、ほんとピチピチでまだまだ若いなあと思いますもん(え、そうでもない?)。
未見のかたはぜひ! 動画を御覧下さいね。その他のショー動画も面白いですよ。きっと「いやあ~着物ってほんとにいいもんですね~!」と思えます!










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