帯揚は、すごく汗をかいたときにしたものなど、おしゃれ着用の洗剤で洗います。夏物は汗じみができやすいので、薄い色のものは特に気を使います。そうでないものも、さっとアイロンをかけてから仕舞っておくと次に出したときにとても気持ちがいい!
私は帯揚を箪笥の引き出しに入れているので、そこに入れる大きさにたたんで風呂敷に包んでおいて、入れ替えの季節にそのままズボっと冬物と入れ替えます。これ結構快感。
一度、この帯締めと帯揚をまとめて箱に入れておいたんですが、箱に入れたこととどこにおいたかを引越し騒動でわからなくなってしまい、季節の小物が全部ない~~~! と真っ青になったことが(笑)<あんまり笑い事じゃないという。。。
それ以来、季節が終わったものは全部一カ所にまとめておくことを心がけています。小物がないと、本当に困るんだ!!と身に染みた出来事でした(そんなことばっかり)。今も、あーおちよ(妄想のお手伝いさん)が全部虫干しして箪笥の入れ替えしてくれないかな~と積み上がった夏物とにらめっこしているわけですが‥‥。仕方ないので自分がお手伝いさんに変身してがんばりたいと思います。まあ~わにこ奥様ったら、こんなところに染みをつけて! キレイにしておかなくては!! 来年の夏に見つかったら叱られちゃう! な~んて(どんなプレイ)。
A型のサガなのか、やるとなったらとことんやらないと気がすまないので、とりかかるまでに時間がかかるのが難点‥‥。日々の積み重ねがあるとらくちんなのはわかっているんですが。
さあ、ため息をついてないで、雨があがったら衣替え。がんばれワタシ! がんばれみんな!(えっ!もう終わってる? 私だけですかっっ!
夏の小物をいっきに仕舞う☆衣替えの巻
帯揚は、すごく汗をかいたときにしたものなど、おしゃれ着用の洗剤で洗います。夏物は汗じみができやすいので、薄い色のものは特に気を使います。そうでないものも、さっとアイロンをかけてから仕舞っておくと次に出したときにとても気持ちがいい!
私は帯揚を箪笥の引き出しに入れているので、そこに入れる大きさにたたんで風呂敷に包んでおいて、入れ替えの季節にそのままズボっと冬物と入れ替えます。これ結構快感。
一度、この帯締めと帯揚をまとめて箱に入れておいたんですが、箱に入れたこととどこにおいたかを引越し騒動でわからなくなってしまい、季節の小物が全部ない~~~! と真っ青になったことが(笑)<あんまり笑い事じゃないという。。。
それ以来、季節が終わったものは全部一カ所にまとめておくことを心がけています。小物がないと、本当に困るんだ!!と身に染みた出来事でした(そんなことばっかり)。今も、あーおちよ(妄想のお手伝いさん)が全部虫干しして箪笥の入れ替えしてくれないかな~と積み上がった夏物とにらめっこしているわけですが‥‥。仕方ないので自分がお手伝いさんに変身してがんばりたいと思います。まあ~わにこ奥様ったら、こんなところに染みをつけて! キレイにしておかなくては!! 来年の夏に見つかったら叱られちゃう! な~んて(どんなプレイ)。
A型のサガなのか、やるとなったらとことんやらないと気がすまないので、とりかかるまでに時間がかかるのが難点‥‥。日々の積み重ねがあるとらくちんなのはわかっているんですが。
さあ、ため息をついてないで、雨があがったら衣替え。がんばれワタシ! がんばれみんな!(えっ!もう終わってる? 私だけですかっっ!
長3封筒を使って足袋を収納☆の巻
私は空いていた木箱に入れましたが、これは靴や草履の箱と大体同じ大きさです。空き箱を利用してもいいですね。
ついでにラベリングもして、使ったら戻すように。洗濯をしてもその封筒の輪っかに戻すだけなので、迷子がなくなりました。指定席を作ったことで買い替えのタイミングもわかりやすくなりそう。
(ちなみにストレッチ足袋にLとMが混在しているのは、めちゃむくんだときはLしか履けないからなんです‥‥どんだけ足がむくむねん!)
もし、白足袋ばかりで左右が迷子になっちゃう!という方がいらしたら、試してみて下さいね。もっといい方法あるで!という方がいらしたら、ぜひ教えて下さい!(他力本願か)
いずれにせよ、数を絞って管理することの大切さを痛感中のわにこでした。えり芯の収納☆空き缶を使うと便利でしたの巻
以前は輪ゴムや髪ゴムで留めたりしていたのですが、輪ゴムは頼りない時もあったり、いい加減な私はゴムをどこかにやってしまうことも多く、着物クリップで留めておく方法に落ち着いていました。でもやっぱり、クリップが手近になかったり(どんだけモノの管理が苦手なんだか)。
クリップ留め形式は、持ち歩きにもとっても便利で気に入っているのですが、引き出しに入れると横になってしまったり、なんか納得いかない形が気になっていました。そこでキモトモに「丸いカンに入れるといい」と聞いて試してみましたよー!
おおー!これはスッキリでステキ。すっぽり入ってしまうと取り出しにくかったりするので、ちょっと浅めのカンに入れてみました。
予備のものや固さの違うものもスッキリ一緒にしまっておけるので便利!
大体直径8センチ前後のものが扱いやすそうです。あまり太くてもジャマですし、細くてもプラ芯だとクセがきつくつきすぎてしまいます。
使い終わったガムテープの芯とかデコって使ってもいいかもしれません。ペットボトルを輪切りにしたりしてもよいかもかも。
これでベコベコの衿芯にはおさらば! 引き出しの中もスッキリ! ですね\(^O^)/お引っ越しに収納に☆風呂敷包みの基本とコツの巻
「平包み」は結ばないで包む。ゴロゴしないし、なにか他の容れ物にさらにいれるときにはこれでも。
「お使い包み」は一つの角だけ結ぶ。いわゆるお弁当結び。1つの対角線で十分に荷物を包めれば結ぶのは1カ所でオッケー。
「四つ結び」は2つの角を結ぶ。ゴロゴロはしますがこれが中身が一番安定します。引越し等荷物として運ぶときには安心。
そして、風呂敷は汚れたら洗えます。畳んでしまえば邪魔にもなりません。改めて風呂敷の力に開眼したわたくし。バッグにも風呂敷を1枚入れて歩くようになりました。
風呂敷を一度、見直してみませんか?続・お片づけ!箪笥の整理と不要な着物の寄付の巻
なんだかもう別の箪笥みたいですね。今までぐしゃぐしゃにしていてごめんなさい!
上の箱にも、何が入っているかラベリングしました。畳紙に入れるような柔らかものお着物はすべてここに収まるだけ。
普段よく着る紬やポリ、木綿などは、畳み方を変えて引き出しの中に入れました。着物を半分の長さに畳んで、更に三つ折りに。風呂敷に入れて持ち運ぶときや普段もよくこの畳み方をしていてそんなに折シワがついて困った!という経験がないので、試してみることに。
こうすると、大体二~四枚重ねて横に三枚入るので、どこになにが入っているか探しやすいし、下から引っ張り出してきても上の着物がぐしゃぐしゃになったり、戻し難かったりということが軽減されるのでは!というトライです。続けてみてよさそうだったらこのまま、やはり不都合があるようだったら畳み方を変えてみます。
普段遣いの名古屋帯は、くるくるまるめて畳む方式で引き出し1段分。
参照:見やすくコンパクトに収納☆名古屋帯のくるくる巻畳みの巻
半幅帯も、アドバイスをいただいて畳み方を変えたら一目でわかるようになりました! スゴイ! こうやっていつも「ここにコレがある」と意識に叩き込むことで、お蔵入りも防げそうです。
あとは、袋帯とポイント柄でシワにしたくない名古屋帯の引き出し、羽織もの(コート、道中着、水屋着)などの引き出し、単衣の着物の引き出し、などそこに入るだけと決めて収納。
夏物の普段着は今は着ないので、衣替えのときに入れ替えるように風呂敷に包んでプラケースに入れました。
ここまで先生の手を借りながら一気に一日で進めて超スッキリ!!! はみ出した分は、毎年恒例のお着物チャリティバザール(略してきもチャリ!)に出すことにしました。毎年、なにかしら出しているのですが、今回は、結構な量が出ました(^^;)
参照:震災5年目のきもチャリ!(お着物チャリティバザール)の巻
考えてみると、キモチャリ!で買ったものもいっぱいあって、ヘビロテしているものも結構あります。着ないものは自分のところで箪笥の肥やしにしないで、またそういう場に出して、誰か活用してくださる方のところにお嫁入りしてほしいなあ、と願いをこめて。また、そうやって寄付することで、勉強したい子どもたちの役に少しでもたてたら。
譲ったり、売ったり、寄付したり‥‥そうやって誰かのお役にたてるように、着物も循環させるとまたいい気が箪笥に入ってきそうな気がします。
このきもチャリ!ももう6年目に入ります。毎年仲間とこの季節に東日本大震災の復興を願って、細々と続けているものです。今年は3月10日(金)~12日(日)にチャリティイベント「wasurenai」の1コーナーとして開催予定です。
不要な着物や帯がもしありましたら、寄付という選択もあると覚えておいていただけると幸いです。他にも全国で、着物のチャリティに取り組んでおられるところがありますので、興味があったら探してみて下さい。
参照:着物チャリティについて
この季節になるといろいろと考えます。満点スリップでもおなじみの気仙沼の「たかはしきもの工房」も東日本大震災で被災し、津波の被害を受けました。
4年前、いち利モールのおでかけイベントで女将の話を初めて聞いたのですが、被災したドロドロの着物を洗ったり、甦らせたりと、それはとても大変なことなはずなのになんと明るく前向きなんだろう!と衝撃を受けました。今年もまた女将の話を聞く機会があるとのこと。着物の話というわけではありませんが、もう一度改めて聞いてみたいと申し込んでみました。
参照:困難を自分の力に変えたい時に効く話
それにしてももうあれから6年、でもまだたった6年。
直接被災したわけではないけれど自分の生活にもいろいろな影響がありました。ショックだったと言うだけでなく、忘れずに、気持ちもモノも整理して、日々悔いなくスッキリ丁寧に暮らしていきたいなと改めて感じる、早春でした。
「ときめき」でお着物収納見直し大作戦!その2・帯締編の巻
結んで入れるとたくさん入らないしゴロゴロしてしまうので、「帯〆まとめてスッキリ」という帯締めをまとめる秘密兵器を使って帯揚を棒状に整え、並べていれる事に。
色別、礼装用と冠組などの普段用、そして三分紐&二分紐に分けて整理。
そして、前回収納ケースにいれた帯揚をごっそり箪笥の引き出しに移動。選ぶ時、帯揚と帯締はセットで見渡したいですもんね。もう、このときの移動のラクさと言ったら。そのままよいしょっとボックスから引き出しに移しただけ。ちゃんと整理されていれば、移動や引越しは簡単なんだ! と目からウロコがボロボロ……。
上の引き出しに夏用の帯揚・帯締めを入れておき、夏になったら引き出しごと入れ替えればオッケー\(^O^)/
帯留も小引き出しに入れて、一目で見渡せるようにして、帯まわりはこのスペースで全部決められるように。これで、あの帯留どこに置いたっけ~? あのブローチは……あっアクセサリーボックスかも……あれっ違った、前使った時に……うわードコドコ~ウロウロ~(長い!)ということがなくなるはず!
帯揚や帯締は使わないものはチャリティ行き……にしたつもりが、帯締の赤系の引き出しがまだぎゅうぎゅうなので、手に取って握って見比べて、あまりに似たものは「ときめく」方を残して、一つに決めました。
使う使うと思っていても、身体は一つなわけですし、2本同時に使うような事はまずないわけで、同じ色はいらないもんね……。まあ、良く見ると違うんだけど……そういうこと言うときりがないんだ、と「一目で見られる」ようにしたことでスッと理解できたかも。
一目で見渡せるようになったことで「これを持ってる」というのが頭にインプットされるし、自分の趣味の偏り(笑)もよくわかって、好きだからと似たものばっかりを買ってしまうのも防げそう。
なんだか、いつもごっちゃごちゃでどんどん積み重ねてしまって、どこになにがあるかわからなくなって、結局上の方にあるものをいつも使っちゃう……なんていう悪循環から抜け出せそう!
そして、帯揚や帯締たちもキレイに並んでいると、なんだか嬉しそうです。
祭りで一気に片づけたあとは、日常の片づけ。入れるところ=モノの住所が決まっていると、元に戻すのもできそうです。あとはもう少し、数を絞ってもいいかも……と思い始めました。間に合わせで買ったもの、安いからと買ったものから卒業したいな……と。そのあたりは徐々に。
もうひとつ、お片づけについて先生に教えていただいたことは「イメトレをする」ということ。頭のなかで「こんなインテリアがいい」「こんな空間で暮らしたい」などなるべく具体的に想像すること。ネットや雑誌で気に入った写真とかがあったら、保存してイメージを固めていくと、だんだんそれに近づいていけるのだとか。
なるほど。妄想は得意なのでお任せください!!(違う) でも、帯締と帯揚の収納を考える中で「どうしたら一番いいか」ということを延々と考え続けて、実現したときの嬉しさ。ちょっとハマリそうです。
この調子で今月の後半には、いよいよ禁断の牙城(!?)着物と帯にチャレンジ予定です。先延ばしにしないで、春までには絶対片づいた空間で生活できるようになる!と決意。覚悟が大事。
どうぞお楽しみに!
さかもとりえ先生のブログ『ときめきながらお片づけ~MAMA'S LESSON~』
「ときめき」でお着物収納見直し大作戦!その1・帯揚編の巻
かろうじて元の場所に戻っているだけで、どんどん上に積み重ねていてなんだかわからない状態に! これじゃあ帯揚さん帯締さんも可哀想ですね。
まず全部出してみる。あの小さな引き出しにこんなに入っていたのかと、猫もびっくり。その数帯揚約30枚、帯締約50本。
これは‥‥‥(><) 早速帯揚を畳み直しながら、ときめくかしらと確認しつつ、混ざっていた夏物は別にして、ケースに入れ直しました。それがこちらです。
じゃーん。今までは使用頻度や縮緬か綸子か、みたいに分けていたのですが、色のグラデーションにしたことで格段にスッキリ! しかも、使ったものもどこに戻せばいいか一目瞭然です。写真では見えませんが、間に二枚ほどダンボールの仕切りを入れています。そうすると取り出しやすさ、戻しやすさが格段にアップします。
夏物は別にして、結局使っていないもの、ときめかなかったものは、寄付に出すことにしました。
本当は、もう少し減らして、夏物もここに入っちゃうくらいにするのが理想な気がする……。でも今はこれで袷のシーズン乗り切ることに。さかもと先生からは「夏物は同じ収納ケースを用意して夏物を入れておき、ケースごと入れ替えるといいですよ」とアドバイスをいただきました。なるほど! 一瞬で入れ替えられますね!
さてそんなわけで帯揚はわりとすんなりいったのですが、問題が帯締!!!
だいたい色別に分けたものの、これどうしたら。それに、なんでこんな似たようなものばっかり持ってるの! 冠組の似たような色ばっかりじゃないの! と改めて自分の趣味の偏りに愕然。
でも、ちょっとの色の差なんだけど、これであう、あわないが結構あるんだよね~。。。と帯締を握りしめてしばし思考停止のワタシ。
ここでもうひとつ、先生に教えてもらった大事な片づけの極意。
「片づけは祭り!期限を切って、短期間に完璧に終わらせる!」
そしてなにがなんでもやりきる
「覚悟を持つ!」
ハイッ! がんばります! だって私は、変わりたいんです! スッキリとした空間で暮らし、あれどここれどこと探す時間をなくしたいんです!
長くなったので、帯締の収納は次回ご紹介しますね(えええ)。もし、私はこうしてるわよ、なんて妙案ございましたら、教えて下さいませ。さてどうなりますか、お楽しみに。
さかもとりえ 先生のブログ『ときめきながらお片づけ~MAMA'S LESSON~』
帯締をベンジンで洗ってみた。の巻
ビフォーアフターは、というと、古いシミやヤケなどはおちないのですが、手あかが落ちてスッキリ、という感じです。ビフォーアフターを‥‥と思って写真に撮ったのですが、いまいち違いがわからない(爆)という程度です。帯締めの色などにもよると思いますが‥‥。
これではコラムにならないゾ? というわけで、帯締の半分だけベンジンに浸けて振って洗ってみることに。こうすれば比較しやすいはず!
そして‥‥‥2本やってみた結果‥‥‥。たしかに、言われてみれば、しない(上)より、シェイクしたほう(下)がキレイになってる‥‥気がする‥‥。が、いかがでしょうか?
生成りのほうは、結構スッキリしていますよね。濃紺のほうも、白ちゃけた、というか色あせたかんじがなくなって、ツヤが戻ったかんじがします。
わかりやすいように、画像を調整してみてこれくらいなので、肉眼でパっとみて劇的に「すげえええ!! キレイになったぁぁ!!」という程ではない‥‥かな?(歯切れが悪いよw) でも確かに、乾いたあとは少しツヤが戻ってこざっぱりします。
帯締は、もともとクリーニングやお手入れに出したりするものではありませんし、このお手入れは必須ではありませんが、油系の汚れをつけてしまったときなどは強い味方になってくれるはず(大体あとになってからしか気付かなかったりして手遅れな場合が多いんですが‥‥涙)。
リサイクルなどで手に入れた古いものも、一度シャカシャカしてから使えば、さっぱり気持ちよく使えますよね。希に色落ちしたりするものもありますので、まとめてやるより1本1本やったほうがよいと思います。また、ジップロック系の袋類にいれて揉むとよいという情報もありますが、ものによっては袋が溶けてしまう場合もありますので、ガラスびんをおすすめします。
帯揚も同様に、ビンに入れてシャカシャカすれば、さっぱりします。ただし、落ちるのはドライクリーニングと同様、油系の汚れのみ。水溶性、汗などの汚れは落ちませんのでご注意ください。また、金糸・銀糸の使ってあるものも変色の原因となりますのでこの方法は使えません。大切なものは専門家にご相談くださいね。
洗った後、ビンに残ったベンジンには汚れが溶け出していますので、もったいないからと元の容器に戻したりはしないでくださいね。とっておく場合は、しっかり蓋をしてビンごとジップロックに2重に入れるなどしておいてください。ビンのまま置いておくと、専用容器ではないので揮発してしまいます。いずれにしても火気厳禁ですので、取扱いには注意してください。
こういうお手入れは自己責任ですが、知っておいてソンはないはず。小物も時々は、手入れすると気持ちもスッキリしますよ(^^)。"
見やすくコンパクトに収納☆名古屋帯のくるくる巻畳みの巻
箪笥が猫の爪でボロボロなのはお見逃しください‥‥(;;)
写真右側は半幅帯を引き出しの幅にくるくる巻いたもの。あとは全部名古屋帯です。どうやって畳んでいるかというと‥‥
まず、お太鼓の上、三角になっている部分で折り返します。
胴の部分をだいたい帯の幅に、屏風畳みにしていきます。
お太鼓の表が出るように、胴の部分を包むようにくるくる巻いていきます。
たれ先までたたんだら出来上がり。このとき、たれ先が中途半端な長さになってしまって帯を結んだ時に畳みあとが見えてしまいそうなら、一度中に折り返して隠れるところに折れる部分を持ってきます。
こんなかんじで内側に折っておきます。
母からもらった名古屋帯がこの畳み方で畳んであったのですが、持ち運びも収納もコンパクトで便利なので気に入っています。意外と畳み皺も気になりませんよ。普通の名古屋帯の畳み方をすると、片手で持つとバラバラ‥‥とバラけてしまったりしますが、この畳み方なら大丈夫です。
先日、着物の達人もこの畳み方を愛用していると聞き、今ではほとんどの名古屋帯をこの畳み方にしてしまっています。引き出しにいれるとき、片付けも選ぶのもラクチンなんです。
また、胴の部分もくるくると丸めていって、三角の部分に後からあわせてさらにお太鼓を巻く方式もあります。こちらのほうが胴につく折り皺が軽減されます。やりやすい方法にトライしてみてください。
あくまでも、普段に使う帯の簡易な畳み方です。大切な帯、箔や刺繍を痛めたくないものなどはちゃんと平らにたたんでたとう紙に納めて下さいね。
名古屋帯のくるくる巻畳み、パッと帯が見渡せる収納にするとコーディネートを決める時間も短縮できますよ! よかったら普段使いの帯からお試し下さい。
<おまけ>
写真をとって、スマホをPCに繋いで、振り返ったらもうヤツがいました(´Д`)やあーめーてぇぇぇ。

石けんプラス漂白剤つけおきで足袋のカンタンお手入れの巻
白くてシワひとつないピタ~ッとした足袋にシュッとした江戸前の細い鼻緒に舟形の足元には憧れますが、締め付けに弱いポッテリ足の自分は楽なストレッチの足袋ばかり……。足袋の裏は黒かったら汚れが目立たないのに!と思ったり。そのうち新素材のラクでスッキリな形でお手入れが簡単な足袋が出ないかな~!
いつかは、わたしのポッテリ足に会う足袋をオーダーしてみたい!という夢があります。足袋ひとつとっても、コダワリ始めるとキリがない世界ですね~。靴と違って、着物では足袋が丸見えになるし、汚れやすいですから気を配りたい部分。他所様のお宅にあがるときやお茶会のときなどは、足袋カバーをはいたり、替えの足袋を持っていくようにしています。
でも気軽なおでかけのときなど以前は足元なんてあんまり見えないし、気を抜いていましたが、エスカレーターとかに乗ると前の人の足元ってすごくよく見えるんですよね(汗)。それに気付いたときはちょっと冷や汗。あっ、見られてたらちょっと恥ずかしい~と思った事も何度かあります(汗)。
素足に下駄のシーズンももう終わり……。別にこれ見よがしに見せるわけではなくても、お気に入りの足袋を履いているときは気分がよいもの。キレイな足袋で楽しくおでかけしたいですね。長襦袢のたたみ方、衿はどうやって畳むのが正解? の巻
いつもな~んにも考えないで、ついている折り目に沿ってたたんでいたんですが、襦袢の衿のたたみ方、実は2種類あるのです。
そのまま自然に首に添わせた形と同じでたたむ方法、肩開き部分を内側に折り込む方法。
和裁士さんに伺ってみたら、関西仕立てで広衿のものは内側に折り込むことが多いとか。留袖や振袖などをたたむ時の「夜着たたみ」と同じ方法ですね。あとはだいたい自然な形のままだそうです。また広衿のものは着物と同じ畳み方にすることもあるそうです。
手持ちの襦袢を見てみると、なるほど広衿のものは衿が内側に折ってありました。でも、バチ衿のものでも内側に折ってあるものも。ここらへんは、気にしないで「畳んであったように畳む」(笑)のが一番無難なのかもしれません。
道行や雨コートも基本同じように前で袖を折りたたむ畳み方なのですが、販売時のパッケージやディスプレイで前面が見えた方がよいからという理由で洋服とおなじように、後側で袖等をたたんでいるものもあります。
これは見た目はいいのですが、崩れやすいですし、なにより超たたみにく~い!!面倒くさ~~い!!!(笑) なので、私はこの場合はついている折り目に従わず、前でたたむ方法に変更しています。
いずれにしても、空気を抜きながら丁寧にたたんでおくと後が楽なので(ええ、自戒をこめまくっております……)正しいたたみ方で、しまっておきましょう。
関連:長襦袢のたたみ方『銀座いち利の女将ちゃんねる』シワも伸びます★腰紐を五角形にするたたみ方の巻
まず、腰紐を半分に折ります。二重にしてたたむことで、たたむ回数も半分になります(笑)。
わと反対側からたたみはじめます。すると巻き終わりが、ちょうど紐を半分にした「わ」になるので、そこを持って解けば、着る時にも便利なんですよ。
きつめのシワがついてしまったときは、半分にしてたたむやり方だと巻きが少しゆるくなるので、丁寧にシワをのばしながら一重でたたんでいくと、キレイに伸びてくれます。お好みのほうでどうぞ。
まず、紐の端をV字にたたみ、角をあわせてさらにたたみ、五角形の基礎を作ります。この時、下にできる台形の短辺を腰紐の幅にするのがポイント。常に、外側にできる辺は腰紐の幅を意識します。
あとは着物と打ち合わせが逆になっている三角形の襟元(と勝手に呼んでいます(笑))に紐をあわせてどんどんたたんでいくだけ。
最後に「わ」の部分を挟み込めば完成! とりやすいようにちょっと「わ」をのぞかせておくと、便利です。
腰紐を五角形にたたむ作業は無心になれるので大好きなわにこです。最初は「えー!!面倒くさい!」と思ったのですが、やってみると綺麗になるのが嬉しいし、使うときも気持ちいい。
余裕があるときは丁寧にたたみますから仕上がりも綺麗。腰紐のたたみ方ひとつにも、自分の状態が反映されるような気がします。心がささくれだっているときは、心がけて丁寧にたたむと、心のシワもとれますよ~(笑)。おためしくださいませ。ちょっと復習 着物・浴衣の畳み方のコツの巻
どうして猫ってこうなんでしょうね(笑)油断も隙もありません。そのまま仕舞っておこうかと思いましたが、やめて夏物に交換させてもらいました。
夏物を出してみると、意外と忘れているものがあったり(汗)、枚数があったり毎年びっくりです。そして、毎年「しまったぁ~」と思うのがたたみジワ。どんなに気をつけても、薄物は軽いせいなのか、畳紙の中で動いてしまい、いらんところにシワが入ってしまっていたりするんですよね~。
お手入れに出すと、ずれないように薄紙が中にきちんと入れられてきたりしますが、家庭での保管ではなかなかそこまでは難しいですね。1枚の畳紙に複数枚入れたりするとあまり動かなかったりもします。
浴衣類は生地がすべりにくいので、ズレてシワができるということは少ないですが、きちんとたたんでおかないとダメージが大きい。
「丁寧に着物や浴衣を畳む」ことを心がけることが、大事ですね。
いまさらですが、畳み方をイラストにしてみました。
畳む時には、縫い目、ついた折り目に添って、丁寧にイラストの赤い矢印の方向へ手を動かし、空気を抜きます。主に空気の出口がある方向へ抜いていきます。左右を対照にきちんとあわせ、布の間の空気を丁寧に抜くことでズレにくく、余分な皺が入りにくくなります。
最後に全体を二つ折、三つ折りにするときだけはふんわりと。ここにシワがくっきり入ってしまうのは、縫い目がない部分なのでNGです。この部分に筋を入れないために筒状のクッションや棒を入れたりすることもあります。
浴衣や綿麻、麻の着物は、畳んだら一度寝押しをすると気持ちよく空気が抜けて落ち着きます。寝押しは、きちんとたたんで畳紙などにはさみ、布団の下に敷いて、文字通り上で寝ます(笑)。
布団でなくても、畳紙の上に平らな板などを乗せて,少し重い物を置いてプレスしてもよいでしょう。
このとき、きちんと畳んでないと変なところにプレスじわが入ってしまいますので、くれぐれも「きちんと畳む」ことをお忘れなく!
数々の「ありゃりゃ」をやらかしてきたわたくしからの、心の叫びでございます(笑)。
夏の浴衣、着物は自分で洗うことも多いもの。仕上げの畳み方を丁寧にして、気持ちよく袖を通しましょう。
袷の季節本番秒読み! 衣替えのタイミングと夏物のお手入れの巻
まずは、作業する部屋の掃除機&お掃除ワイパー(笑)。猫がいる我が家では必須作業です。(毎度ながら基本猫禁止作業(笑))
普段着の浴衣や麻、洗える絽の着物、帯などは押入れケースにいれて、「夏物」とラベルを貼って来年の夏物シーズンまで押入れでお休みです。夏しか使わない季節ものの小物(帯締、帯揚など)も、小さな箱におさめて一緒に置いておきます。
押入れケースを使う場合は、半透明のものは日常的に明るい場所には決して出しておかないこと。光で色が焼けてしまうことがあるので注意です。
正絹の絽などは、箪笥の取り出しやすい位置から、取り出しにくい上のお盆や引出しへ移動します。なぜ上かというと、箪笥の中でも下にいくほど湿気がたまりやすいので、普段使う物を入れておいて開け閉めしたほうがよいから。
滅多に出さない礼装類や季節外れのものは、上のほうに収納するようにすると、カビなどの被害を防げます。
仕舞う前にもう一度シミや汚れがないか畳み直してチェックして、発見したらお手入れに。夏着たものでまだお手入れに出していないものがあれば、汚れていないようでも汗を吸っている場合がありますので、正絹のものは一度着用しただけでも、お手入れに出すことをおすすめします。
いわゆる「丸洗い」は、ドライクリーニング。汗は水溶性の汚れなので丸洗いではすっきりしないそうです。丸洗いに出したからと油断していると、次の年以降に取り出したら汗染みが! なんていうこともあるそうなので、心配な場合は「汗抜き」も一緒にお願いします。
衣替えの季節は、クリーニングの料金もお安くなっているところも多いです。そういうサービスも上手く利用したいところ。
いち利モールさんのお手入れ料金も9月末までお得になってます! いち利モールの着物クリーニングは、丸洗いプラス着物のチェックがしっかりしていて、自分で気がつかなかったシミなどの状態や必要なお手入れがあれば、お手入れ前に提案してくれるのが有難いです。
お手入れ先は、キモトモに聞いて情報収集したり、自分でもいくつかトライして、サービスや料金など納得のいくところを見つけたいですね。「対面で話を聞きたい」「時間がないので宅配で」など、こだわりポイントも違うし相性もあるので、自分が気持ちよくお願いできるところが一番です。
仕舞う前に畳み直すときは、いつにも増して丁寧に。空気を抜きながら、折り目に気をつけて。来年の夏がやってくるまで基本そのままですから、へんなシワがついてしまうと、自分が泣けます(;;)<やらかしたことがあるらしい。
たとう紙も、衣替えのときが入れ替えのチャンスです。
単衣はまだ10月中で番がやってくるかもしれませんからそのままで。
さて、そして夏物に替わって登場してくるのが袷です。軽やかな夏物のあとに、しっとり、どっしりとした袷を手に取ると秋の訪れをしみじみ感じますね。
普段着の袷も、押入れから出して、余裕があったらたたみなおして箪笥に収納。このときが、また楽しい。
「これもあった」「こんなのあったんだ~」というタイムカプセルのような発見の連続! たくさん持っているから、というのではなく、そう、前のシーズンのことはもういろいろと忘れてるんですねえ~怖いですね~(笑)
さあ、着物の季節本番です。やっぱり絹をたくさん纏えるシーズンは盛り上がりますよね。夏物をきちんと仕舞って、袷の準備を整えましょう!着物を脱いだその後どうする? 始末がラクになるグッズの巻
それから、帯と一緒に、伊達締め、腰紐、帯枕、帯揚、帯締めも吊るして干しておきます。着付の小物類もかなりの汗を吸っているので、しまう前に汗をとばしておきたいものです。吊るしておくことでシワもなんとなくとれるので、片付ける時も気持ちがいい!
帯締めは汗を吸うわけでもないし、すぐに片付けてもいいかもしれません。特に猫を飼っている人は、帯締めだけは吊るしておかないほうが吉! ぶらぶらとぶら下がる房は、猫のハートにジャストミート! いつのまにかハンガーから消え、房がボサボサになった帯締めの残骸を見つけたときは涙でございました‥‥。
話は逸れましたが、そんな帯と小物をまとめて干すのに重宝しているのが、縦型で何本もかけられるタイプののスラックスハンガーです。私はIKEAのものを使っていますががっしりとしているので、重い帯でもゆがんだりせず、横幅もピッタリ気持ちよくかけておけます。
またこのハンガーに、着る前に一式ひっかけておけば、探したり、着る時に動いて着崩れてしまうことも防げます。
あまりに使いやすいのでもしかして和装用!?と思うくらいです! こういう便利グッズを見つけると本当に嬉しいので、お店にいくと何を観ても「これ着物に使えないかな~」と考えている自分がいます(笑)
また着物や長襦袢は、礼装などは着物ハンガーを使いますが、普段に着るものだったら100円ショップのバスタオルハンガーにかけてしまいます。ちょっと袖は長さが足りなくて落ちますが、着物ハンガーを引っ張って延ばして‥‥というストレスがなく、さくっと干せるのでお気に入り。
いずれもあまり長い時間かけっぱなしにしておくと、着物が袋になってしまったりしますので、長くても1日できちんと畳んでしまいます。
畳むときも、綺麗な場所で。我が家は特に、猫毛注意なので畳む場所の事前コロコロが欠かせません。衣裳敷やたとう紙の上などで畳んでも。
脱いだ後の始末の一手間で、着物も喜んで次の登場を待ってくれるような気がします。お気に入りのお片づけ&収納グッズを揃えて、楽しくお手入れしましょう。これで解決!帯〆の収納方法と房のお手入れ方法の巻
ここでミソは、房ごとカバーでくるんでしまうこと。畳んだ帯締めの房の真ん中あたりで紙で房部分をつつむようにすべてまとめて、セロハンテープでとめてしまいます。私は、お茶で使うお懐紙を4つに切ったものを使っています。
そして、スポっと抜けばまた使えます(笑)。
市販のガーゼの房まとめを使うと、簡単で、ピタっとまとまって何度も使えて便利。こうすると、帯締めがばらけないので、まとまって並べやすいのです。
当然結んでもいいのですが、まっすぐ並ぶ、というのが気に入ってこれにしています。他にも、房カバーやビニール(買ったときのままw)、房だけ紙、あとはそのまま(これが実は一番多かったり)など。100円ショップなどで売っている、電源コードまとめを切って使うという裏ワザも。
おおざっぱな私は気分次第でいろいろにしていますが、時々帯締めの房の手入れがてら、収納しなおしたりするのが楽しみです。
房のお手入れは、やかんの湯気をあてて、ほかほかになったところを柘植の櫛でといて、房の先の乱れをはさみで整えます。湯気の代わりにスチームアイロンのジェットスチームをシュッ!と、房から離して当てることもあります。
房がきれいにととのったら、和紙でまきまき。
房スキーには至福の作業です? 滅多にやりませんが(笑)、時々まとめてやります。とても心が落ち着く作業です。
丁寧にたたんだり、ならべたり、まとめたり、普通なら面倒だなあ?と思う作業も、なんだかキモノ関連だと楽しめてしまうのが不思議です。
皆様の帯締め収納、おすすめあったらぜひ教えて下さい!
==★ ==★いち利モールより==★ ==★==★ ==★==★ ==★
いち利モールの隠れた人気品
>房カバー
カバーを開いてくるくるっと巻くだけ♪























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