2、3の方法を使うときは、振袖を痛めないよう気をつけて。特に脱ぐときに注意してくださいね。
着付ける際は、袖付けの部分での振袖と襦袢の袖合わせをきちっとすることも大切です。
あとは、着る人の所作になりますが、\(^O^)/ など腕をばっ!と上にあげたりすると、袖付けの部分が緩んで襦袢が飛び出しやすくなってしまいますし、脇も緩んで着崩れにもつながります。まあ~お子さんの場合などは元気な証拠でそれもよしですけどね!
晴れ着を着る日のお天気がよければ最高ですが、雨でもそれはたくさんの恩恵やお金が振り込む雨、風が強かったら幸運を運んでくれる風。撮影をさせていただく時には、晴れ着を着たその日がいい思い出になりますようにと願いながら着付けをさせていただいています。
もし晴れ着を着る日に、風が強かったら思い出してもらえると吉なTIPSでした。
ちなみに普通袖の場合は下記をご参照ください!
関連記事:襦袢と着物の袖丈が合わない時の応急処置の巻
強風に負けない!振袖の襦袢の袂が飛び出さない対策3選の巻
2、3の方法を使うときは、振袖を痛めないよう気をつけて。特に脱ぐときに注意してくださいね。
着付ける際は、袖付けの部分での振袖と襦袢の袖合わせをきちっとすることも大切です。
あとは、着る人の所作になりますが、\(^O^)/ など腕をばっ!と上にあげたりすると、袖付けの部分が緩んで襦袢が飛び出しやすくなってしまいますし、脇も緩んで着崩れにもつながります。まあ~お子さんの場合などは元気な証拠でそれもよしですけどね!
晴れ着を着る日のお天気がよければ最高ですが、雨でもそれはたくさんの恩恵やお金が振り込む雨、風が強かったら幸運を運んでくれる風。撮影をさせていただく時には、晴れ着を着たその日がいい思い出になりますようにと願いながら着付けをさせていただいています。
もし晴れ着を着る日に、風が強かったら思い出してもらえると吉なTIPSでした。
ちなみに普通袖の場合は下記をご参照ください!
関連記事:襦袢と着物の袖丈が合わない時の応急処置の巻
「お太鼓止め」は短い帯の救世主!の巻
今までそんな時のピンチ案は「隠し仮紐」一択だったのですが、新たな裏技発見です。
関連記事:短い帯は隠し仮紐で固定できるぞ。の巻
実はこの返しを止めるのは、お太鼓止めを使う前に文房具のダブルクリップでもやったことがあります(爆)。ただ、挟むのにちょっと力がいるし、うしろに手をまわしてするのでちょっとがんばらないとだめ、また帯が傷つくかも?という場合はやめた方がいいかも。
お太鼓止めは差し込むだけでOKなので、比較的楽です。前結びの方だともっと楽に対処できると思います。
なんという‥‥なんというチームふくよかの強い味方‥‥。(チームふくよかでは、「裏技に頼らず痩せろよ」というつっこみは受け付けておりませんので悪しからず‥‥)
他にも、半幅結びの結び目を固定したり、帯が緩まないようさまざまな使い方ができるお太鼓止め。
お値段もリーズナブルなので嬉しいですね。もし、帯が箪笥にしまっていたら縮んじゃった!(縮まない)&お太鼓止め裏技やったことないわ、という方がいらしたらぜひ試してみてくださいね!チャオ!
襦袢と着物の袖丈が合わない時の応急処置の巻
それからもうひとつ。着物と襦袢の袖丈、合っているはずなのに襦袢のほうがちょっと短くなっちゃう。なんていうことはありませんか?
そんなときは、着付けが原因です。襦袢の袖付けのところを胸紐や伊達締めでしっかり押さえて袖側の布まで引っ張りすぎている場合。
そんなときは、身八つ口の部分から襦袢の袖付けを上にひっぱって少し緩めてあげると、着物と袖丈がぴったりになりますよ。
袖の振りが、羽織やコート、着物、襦袢とピッタリ重なって層になり色のグラデーションが見えたりすると本当にうっとりしますよね~。
でもなかなか全てがそうはいかないからこそ、その尊さも分かろうというもの‥‥。
袖丈が合わないからといって諦めるよりも、多少のことはちょっとした工夫で乗り切って、楽しみましょう!
短い帯は隠し仮紐で固定できるぞ。の巻
仮紐が見えてしまうと「あら」ということになりますので、なるべく見えないように帯の中に仕舞うのがポイントです。
短い帯を結ぶためには、手をなるべく短くとる、とか、前の部分を一重にする、とか結び方自体を変える、とかいろいろな方法がありますが、極端に短い帯以外はこの隠し仮紐方式で結んでしまいます。
理由は、帯の結び方を変えなくてもいいから。なにも考えずにいつも通りに結んで、長さが足りなければ仮紐で止めてしまう。一番楽ちんで時間短縮であります。
最後の最後で「あらっ!たれが短い!」となったときは、この裏技を思い出してくださいね!
それにしても、この禰豆子(ねずこ。正しい表記はネ+爾)ちゃんみたいな帯、一昨年まではこんな裏技なしで結べてた気がするんですが、タンスの中で(まだ言ってる)‥‥‥痩せたいです(切実)。
袋が入った着物の裾を直す方法★応急処置編の巻
一体どうしたのかというと
1)床に平らにして置いて、弛みを上に撫で上げる
2)浮いた表地をつまむ
3)ざくざくと縫って止める
これだけです!
縫う場所は、だいたい腰紐が通るあたり、着れば見えない部分になります。これ以上上までたるみを持っていくのは結構難しかったので、ウエストあたりが妥当かと思います。ご自分の腰紐の位置を確かめて目安にしてください。
びっくりするほどたるみがあって、余った生地がつまめました。
あくまでも応急処置で、縫ったままにしておくとまたいろいろ問題も起きそうですから、脱いだら糸は外して仕舞ってくださいね。
このところずっと七五三の着付けなどで肩揚げや腰揚げをしていたので、もしかして縫ってしまってもいいのでは!?と思いつき、やってみたらうまくいったのでご報告です!!
あくまでも和裁素人の思いつきですが、結果よければすべてよし。
「あ、袋になっちゃった(><)」という着物で、ご自分で針目を通してもいいと思うものがあったら試してみてください。
久々にテンションがあがった、裏技発見でした!
おはしょりぽっこりお腹は裾除けで持ち上げろ!の巻
裾除けはしない、とか、そんなの面倒、とか言う方には、ウエストの補整とこのお腹の持ち上げを両方やってくれるスグレモノ商品もあります。それがたかはしきもの工房の『満点腰すっきりパッドスキニー』です。必要な部分だけにタオルなどをサンドイッチして、ウエストを埋めるようにお腹をひっこめてピッタリと巻いたら、上から手をいれてお腹のお肉を持ち上げて腰パッドのなかにしまっちゃいます。腰肉も同様に。自分のお肉で補整ができるというコペルニクス的発想です!
いくら着物が寸胴で着やすいからといって、細い方はともかく太ってたら、数少ない細いところにタオルなんか巻いて、太いところにあわせて補整していたら、どんどん太くなっちゃいますよね。そんなことっ!絶対したくないっ! 帯だって長さが足りなくなっちゃうっ! と思いませんか。それは私も思っていました。だったら痩せろという突っ込みは受け付けません! 今、今なんとかしたいのです!
着物だって洋服と同じ。お腹もガードルを履くように、上に持ち上げたらいいのです。上に持ち上げたお肉は、ウエストの補整にもなります。着物でもガードルを履いてお召しになる方もいらっしゃいますが、トイレのとき結構なテクニックが必要になります。まずは、裾除けの巻き方をちょっと変えてみて、サラシの力でお腹を持ち上げてみませんか。
お腹(丹田)を意識してサラシ部分をきちっと巻くと、腰骨も支えられるので、とても気持ちがいいのです。昔の湯文字と同じです。
お腹をサラシでひきしめて、おはしょりスッキリに変身しちゃおうぜ!
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裾よけ(デシン)『Bemberg』_M/L(Mサイズ) -
東スカート(デシン)『Bemberg(ベンベルグ)』_M/L(Mサイズ) -
裾除け(本麻100%)_M/L(Mサイズ) -
ラミエール裾よけ:赤_M/L【テイジン】(Mサイズ) -
綿ソフトネル腰巻き_M/L(Mサイズ) -
裾除け(裏ガーゼ)_M/L【大原商店】(Mサイズ) -
裾よけ(ベンソフト)『Bemberg(ベンベルグ)』_M/L(Mサイズ) -
綿麻クレープ裾よけ -
裾よけ(山路):ホワイト【hitomebo:re】 -
ペッチ『爽快白書』_M/L【東レ】(Mサイズ) -
居敷当て付き裾よけ(壁絽)『Bemberg(ベンベルグ)』_M/L(Lサイズ) -
東スカート(壁絽)『Bemberg』_M/L(Mサイズ)
単衣。お尻の縫い目が割れるとき‥‥の巻
ヒップの部分に着目してみると、意外とダメージをうけている着物も発見されます。そんな場合は、補修しておくとか、居敷当てをつけるとか、対策をして座り方や着付けにも気をつけるとビリッ、アア~~~ッ!!という憂き目にもあわずにすみます。まじで、ヒップの裂け目はどうしようもないんです!
ちなみに、赤面と冷や汗体験談はこちらです。。。
関連記事:背縫いが破れた!応急処置はどうしたら?の巻
秋の気配がしたからといって、まだまだ袷のシーズンは先。秋の単衣シーズンを前にいまい一度、裏地のない着物のお尻の縫い目、ちょっと気にしてあげてみてください。え、痩せろって!? あーあー聞こえません。聞こえません。。
半幅帯をくるっと回せる裏技☆の巻
ツルツルの布を巻いたとき、落ちないようにするのに私は着付けピンチなどで留めたりしますが、ちょっとコツがいります。後から抜く便利な前結び用補助器具も売っていますので、そういったものを使うのもよいと思います。
いつも後ろに帯を回すときに、「あちゃー」(死語!?)となってしまう方、ぜひお試しください。
長襦袢の身幅が足りない時の超☆裏技!の巻
ただ、裾周りのあわせは深くならないのでそこは諦めですが、見えない部分なので不問で。袖の付け根から、腰の部分くらいまでの間の脇縫いをほどくのですが、それでも足りないときは、裾までほどいたこともあるそう。
あくまでも、どうしようもないときの応急処置、とおっしゃってましたが、もうちょっと衿があわせられたらいいのに‥‥と思うような、古い長襦袢でやってみるのはアリだと思います。よい子は真似しちゃいけません、な秘技とも言えるかも(笑)
肌襦袢の衣紋が抜けなくて、首元から見えてしまうような時に脇縫いをほどいてしっかり衣紋を抜き、胸の合わせを深くする裏技と同じ原理ですね。長襦袢を解く、という発想がなかったので目からウロコでした!
あまりないかもしれませんが、袷になっている長襦袢とかだとほどくのがちょっと難しいかもしれません。
もし、着用予定が差し迫っていてどうしても縮んだ(違)長襦袢を着なくてはいけないとき、背に腹は替えられない時、心の片隅に覚えておくとよい裏技かと思います。
どうも着づらいな~とか、うまく衣紋が抜けないな~と思っている長襦袢があったらそれはもしかしたら身幅が足りてないのかも!? あまり丈しか気にしない長襦袢ですが、そんなときは自分に身幅があっているかどうかも、ちょっと着目してみてはいかがでしょうか?
帯揚をし忘れて出かけたら!?の巻
サイズをチェックすると120センチ×40センチ。標準的な帯揚のサイズは160センチ×30センチくらいですから、コレ、いけんじゃね? と早速ゲット。
早速移動して、つけてみました! カフェカーテンなので、真四角ではなく、端っこがレースの形にカッティングされているのでそこは中におりこみつつ、なんとか装着!
ぎりぎり結んで先をまっすぐおろせばなんとかなる長さ。もっと細身の人は楽勝でしょう。友達に見てもらったら、「えー! あ、なんとかなってるね(大笑)こういうレースの帯揚って、新鮮! おしゃれかもよ?(爆笑)」と滅茶苦茶うけてくれました(トホホ)。笑いながら写真をとってくれたので、証拠写真です(爆)。
要は帯揚サイズの布があればなんとかできる!ということですね。とはいえ。
この間の背縫い事件といい、今回といい、なんだか私、自分が不安です‥‥。これが老化っていうことなのかしら!? 認知症の始まりなのかしら‥‥? いえいえ、着物を着ることに慣れてきて、前の日からきちんと着物や帯をチェックして準備したりコーディネートを考えたりしていない時に限ってこういうことが起こる(ですよね、ですよね、そうだと言って!)。
一方、やった!コラムのネタになるな!と喜ぶ自分がいるのは内緒です‥‥。
そうこうしている間にもう7月半ば。今着る夏着物はもちろん、次の単衣~袷のシーズンに向けて、もう一度着物のコンディションチェックをすること。コーディネートは前日考えて準備!(当日変更可)ということで、朝、そこらへんのものをひっつかんで着物を着るのはやめよう‥‥と反省した次第です(爆)。
まあ、私が帯揚をしていようとしていまいと、誰も見てないとは思うのですが、これって自分の美意識の問題ですよね(反省)。私のような人はあまりいないかもしれませんが、もしお仲間がいらしたら、一緒にがんばりましょう‥‥orz
背縫いが破れた!応急処置はどうしたら?の巻
一瞬、破れたところを養生テープで内側からとめようか、と思ったりしましたが、言ったら止められました(汗)。ですよね~。結論から言って、これという応急処置は‥‥思いつきませんでした。役にたたないコラムで申し訳ないです‥‥(><)が!が!
だって、脱がない限り自分ではどうしようもない場所なんだもの~~! で糸と針はと安全ピンは、着物を着る時はいつもバッグに入れておきましょう!! 自分ではなんともできなくても、頼める人がいればしのげます。特に安全ピンは、ちょっと襦袢が長くてでてきちゃう、とか袖ビリッ!などのときの応急処置にも大活躍してくれます。
背縫いが破れてしまった着物は、リサイクルの単衣で、居敷宛がついていなくて、「破れて下さい!」という条件が揃ったものだったのですが、そこまで古いものでもないと思い、油断をしていました。やらかしてみると、やっぱりおしりが裂けてるって、恥ずかしかった~~~~!!!
これから薄物の季節。単衣の着物の縫い目には負担がかかりがち。居敷宛をつけることが大事なんだな~としみじみ感じました。
破れないまでも、背伏せ(縫い目を倒してきせをかけてある部分)がひっぱられて開き、縫い目が丸見えとなってしまうのも防げます。
いただきものやリサイクルだとなかなかそうもいかないですが、誂えるときにはもう、絶対居敷当てはつける!!ソーイングセットは持ち歩く!!と強く誓いました。
ウールの普段着の着物など、よく共布でおしりの部分だけ居敷宛がついていたりしますが、なるほど必要なものなんですね!
ここがほつれるということは、もう全体の糸も弱っているということで、できたら洗い張り、仕立て直しが理想ですが、布も弱っている場合もありますし、古い着物は信頼出来る悉皆屋さんに相談して見立ててもらうのが安心です。
ただ費用もかかりますから、自力で直して行けるところまで着るか、着るのはあきらめて小物にするか‥‥そのあたりの判断もありますよね。
そして、ここでもうひとつ、ああ着物ってすごいな、手縫いってすごいなと思ったことは、糸は切れても布は切れていない、破れていないということです。これがミシン縫いだったりすると、縫い目が丈夫すぎて、布地がさけてしまうこともあるからです。背伏せが開いちゃうのも、ミシン縫いのものをよく見ます。そうすると、布が弱ってしまうので、もう縫い直しはできません。布を助けるためには、手縫いのほうがいいのですね。
お装束のことを勉強していたとき、とてもざくざくと粗く縫ってあるのに驚きましたが、そのとき生地を守るためにこうしてあるのだと伺いました。生地さえ無事なら、何度でも縫い直せばよいのですものね。
なにはともあれ‥‥おしりが破れるのはやっぱり辛い! 薄物の季節、着る前に危なくなってないか、ちょっとチェック!してみてくださいませませ。


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