千秋楽だったのもあって、お客様も、迎える役者の奥様がたも、それはそれは素晴らしい着物姿が多く、ついキョロキョロ。詳しい友達にいろいろ教えてもらってほおおお!!あーっ!あの方は、あーっ!あの方もと心の中でキャーキャー言いながら、堪能しました。
本当に豪華な出演陣で、久々に観た私でもああ、あの役者さんがこんなに立派になってとか、変わらないとか、年をとったなあなどと感慨にふけりながら観劇することができました。観客席も着物姿の方も多く、大向うのかけ声もいつもよりたくさん! アドリブも楽しく、知らず知らず心が浮き立ちます。
歌舞伎の魅力のひとつは、世襲制にあるのだろうなあと長く観ていて思います。だから、それぞれの役者さんの後ろに先代の面影を見ては「ああ、お父さんに似てきたなあ」とか「父を超えたなー!」とか「もうちょっと頑張れ」とか(笑)そんなことを実感として思うようになってきました。昔はその役者さんのお父さんの話をされても「知らんし」とか思っていましたが(笑)、ええ、お父様の若い頃をリアルタイムで見ていて知っていますとも~~! 自分が年をとった証拠でもありますよね。
別に家族や親戚でもないけれど、子供が生まれ、成長して立派に名跡を継いで行く様を見るのは、感慨深いものがあります。見続ければ見続けるだけ、発見もあり面白さも増す。芸と、そういう血統のサブストーリーも、観客に足を運ばせる魅力となっているのでしょう。
今回は三代揃っての襲名披露と、なかなか願ってもできることではないお目出度い興行。生まれたときからかくあるようにレールが敷かれてそこでさらに自分を磨いていくというのは並大抵のことではないでしょう。白鸚を襲名した幸四郎さんが、染五郎から幸四郎を襲名するときに10代のころはそれがいやで、反発をして音楽をやったりしたこともあるというインタビューを読んだことがあります。それがなんと37年前のこと。今回お孫さんが染五郎となり、大名跡の幸四郎を息子に譲り、今はどんな風に感じていらっしゃるのでしょうか。
いつもそこにある歌舞伎。それを維持していくのも大変なことでしょう。だけど、そうだからこそ観客である我々も、折々にあのときこれを観た、誰と一緒に行った、自分自身はこうだった、などと思い出せる。舞台に足を運んで、お弁当を食べて、時の流れを感じながら、お芝居や踊りに涙ぐんだり手を打ったり。
久しぶりにゆっくりした時間を過ごして、歌舞伎に繋がる思い出にも心をめぐらせ、本当に楽しかったです。やがて今日のことも、ああ、あの襲名披露のときは観にいったと、思い出のひとつになっていくのでしょう。そしてまた、いつかの未来の幸四郎の襲名公演を、わたしは見ることが果たして出来るのでしょうか? 連れて行ってくれた友人に感謝しつつ、胸いっぱいで歌舞伎座をあとにしました。
次はいつ来られるのだろう。物理的には行くことができても、やはり強いモチベーションか、精神的に余裕があるときじゃないと無理だなあと思ってしまいます。ちょこちょこと、好きな役者さんがこの演目をやるから!なんて、着て行く着物に迷って、ときめいて。そんな芝居見物ができる余裕のある人生が送りたいと、夢ノートに書いておこう。
高麗屋三代のご襲名、誠におめでとうございました。歌舞伎座!高麗屋三代襲名披露にいってきたよ☆の巻
千秋楽だったのもあって、お客様も、迎える役者の奥様がたも、それはそれは素晴らしい着物姿が多く、ついキョロキョロ。詳しい友達にいろいろ教えてもらってほおおお!!あーっ!あの方は、あーっ!あの方もと心の中でキャーキャー言いながら、堪能しました。
本当に豪華な出演陣で、久々に観た私でもああ、あの役者さんがこんなに立派になってとか、変わらないとか、年をとったなあなどと感慨にふけりながら観劇することができました。観客席も着物姿の方も多く、大向うのかけ声もいつもよりたくさん! アドリブも楽しく、知らず知らず心が浮き立ちます。
歌舞伎の魅力のひとつは、世襲制にあるのだろうなあと長く観ていて思います。だから、それぞれの役者さんの後ろに先代の面影を見ては「ああ、お父さんに似てきたなあ」とか「父を超えたなー!」とか「もうちょっと頑張れ」とか(笑)そんなことを実感として思うようになってきました。昔はその役者さんのお父さんの話をされても「知らんし」とか思っていましたが(笑)、ええ、お父様の若い頃をリアルタイムで見ていて知っていますとも~~! 自分が年をとった証拠でもありますよね。
別に家族や親戚でもないけれど、子供が生まれ、成長して立派に名跡を継いで行く様を見るのは、感慨深いものがあります。見続ければ見続けるだけ、発見もあり面白さも増す。芸と、そういう血統のサブストーリーも、観客に足を運ばせる魅力となっているのでしょう。
今回は三代揃っての襲名披露と、なかなか願ってもできることではないお目出度い興行。生まれたときからかくあるようにレールが敷かれてそこでさらに自分を磨いていくというのは並大抵のことではないでしょう。白鸚を襲名した幸四郎さんが、染五郎から幸四郎を襲名するときに10代のころはそれがいやで、反発をして音楽をやったりしたこともあるというインタビューを読んだことがあります。それがなんと37年前のこと。今回お孫さんが染五郎となり、大名跡の幸四郎を息子に譲り、今はどんな風に感じていらっしゃるのでしょうか。
いつもそこにある歌舞伎。それを維持していくのも大変なことでしょう。だけど、そうだからこそ観客である我々も、折々にあのときこれを観た、誰と一緒に行った、自分自身はこうだった、などと思い出せる。舞台に足を運んで、お弁当を食べて、時の流れを感じながら、お芝居や踊りに涙ぐんだり手を打ったり。
久しぶりにゆっくりした時間を過ごして、歌舞伎に繋がる思い出にも心をめぐらせ、本当に楽しかったです。やがて今日のことも、ああ、あの襲名披露のときは観にいったと、思い出のひとつになっていくのでしょう。そしてまた、いつかの未来の幸四郎の襲名公演を、わたしは見ることが果たして出来るのでしょうか? 連れて行ってくれた友人に感謝しつつ、胸いっぱいで歌舞伎座をあとにしました。
次はいつ来られるのだろう。物理的には行くことができても、やはり強いモチベーションか、精神的に余裕があるときじゃないと無理だなあと思ってしまいます。ちょこちょこと、好きな役者さんがこの演目をやるから!なんて、着て行く着物に迷って、ときめいて。そんな芝居見物ができる余裕のある人生が送りたいと、夢ノートに書いておこう。
高麗屋三代のご襲名、誠におめでとうございました。2018春のトレンドカラーで妄想コーデ☆の巻
http://bit.ly/2sBusYI
全身でなくても、ちょっと流行の色を取り入れるだけでハッとコーデが新鮮になることってありますよね。お気に入りのいつものコーデに、ちょっとプラスしてみてはいかがでしょう。意外と知らない?足袋のはきかたおさらい☆の巻
コハゼは、掛糸二本を一度にひっかけてとめますが、上のほうなど足首が太くてかけられないようなときは、手前の1本にかけたりしてもオッケー。自分にピッタリサイズの足袋を誂えられればそんなこともありませんが、市販の足袋はいろんなサイズがありますし、基本は伸縮性がないものなので、自分にあった足袋を探してください。
小さめの足袋をキュキュッとシワの入らないようにピタッとはいた足元は本当に美しいもの。でも結構痛かったり。かといってブカブカの足袋は不格好(^^;)このあたりは個人差がありますので、辛くなく美しく見える足袋が欲しいなあといつも思います。
私は特に甲高幅広の足なので、なかなかキレイに履ける足袋がなく、どうしてもストレッチ足袋にしてしまいがち。綿でピタリと決まった足元は憧れです。また、訪問先で草履を脱いで上がったりする場合はきれいな足袋でお邪魔したいもの。こんなときは替えの足袋を持っていくという方法の他、足袋カバーをつけていって、中に入った時に脱ぐという方法もあります。(時々、忘れてずっと履いていて気付いてあっ!ということも多いですが‥‥えっ私だけですか)。
ファッションとして履く足袋は、今いろんな素材のものが出ていますし、色や柄も豊富。寒い時期はネルや別珍の足袋もいいですね。レースや合皮などのものもあり、白ばかりにこだわらず、ラクに楽しく履ける足袋で遊ぶのもいいですよね。合皮のものなどは、草履にうまくあわせると、ブーツや靴っぽくもあり、カッコイイですよ。着物のときは必ず履くものなのに、ちょっとおざなりにしがちな足袋のおしゃれ。今年は私もいろんな足袋にトライしてみたいです。
もちろん、はくときもスマートに‥‥を心がけて(苦笑)。腰痛に着物&ナンバ歩き☆の巻
あまりに快適だったので、洋服のときも、腰スッキリパッドをつけたまま生活しています(笑)少し下目の位置につけるので、Lサイズを使っています。本来の使い方とは少し違いますが‥‥。
ついで(?)なので本来の使い方について少し。全面ポケットになっている補正具なので、自分のウエストのくびれているところ(結構人によって上だったり下だったりします)とヒップの窪み(これも個人差大!)に必要な分のタオルを用意して、窪みを埋めるようにピッタリと巻き付けます。ブカブカにならないようにするのがポイント。
ウエストの補整なんていらなーい、と思っていたわたしですが、たかはしの腰スッキリパッドを使い始めてからは必ずしています。
なぜなら、体と着物や帯の間のクッションになってくれて、自分が楽だから。腰紐や胸紐、伊達締めがちょっと苦手だったのですが、補整を入れることでキリっと結ぶことが怖くなくなりました。腰紐がキリっと結べると、格段に着崩れしません。なんとなくはだけてきたり、おしりのところがひっぱられてブワブワになったり、ということがなくなるんです。
私は締め付け嫌いなところがあるので、これは福音でした。
もちろん、必要なところにタオルを入れてウエストと腰の凹凸を補整するので、着姿もよくなります。着物は直線断ちの衣類ですから、曲線よりも平らなところに沿わせると格段に着付けやすいです。あと、防水機能もあるので、汗が帯や着物に染み出さないのも嬉しいです。
普段は腰骨ぎりぎりにひっかかるくらいの位置にかませて凹凸を埋めるようにあてて、下線をキュッと止める(上はあまり締めません、苦しいので)のですが、腰痛対策にはもっと低い位置でコルセットがわりに巻いてみました。つけるときにやっぱりあったかいし、今ちょっと手放せなくなっています(笑)。
帯も腰紐も少し下目に締めると腰痛にいいようです。着物は重ね着だからお腹まわりがしっかり暖かいのもグッド。
もし‥‥腰痛に悩んでいる方いらしたら、おためしあれ! (ババくさい話題で失礼しました(^^;))
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