絞りの帯揚げって豪華だけど、なかなか大人の着物生活には使づらいもの。部分絞りはいいけれど、総絞りや中抜き絞りはボリュームが出過ぎてしまいます。よくのびるしシワも目立たないし、すごく使いやすいしよいものだとわかるんですが、なんとな~く箪笥の片隅においやられがちではないでしょうか。
以前、使いやすくするためのアイデアとしてこんなコラムを書いたことがあります。
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総絞りの帯揚げをアイロンで伸ばして大人の帯揚げに☆の巻
ほどよく伸びた絞りは、ちょっと薄い色になって使いやすさUPです。これは3年ほど前に書いた記事なんですが、そのときびよ~んと伸ばした帯揚げの絞り、先日みたら少し戻ってました。絞りってすごい!
総絞りの帯揚げは振袖に使われるのでリサイクルでも高めですが、帯枕をかける部分を絞っていない「中抜き絞り」といわれる帯揚げは、総絞りに比べればボリュームが少ないけど絞りのいいところがしっかりあって、ドレスダウンもしやすいです。そして、絞り部分が総絞りより少ないのですごくお手頃な値段で入手しやすかったり、頂き物なんかにも混ざっていたりします。
先日黒い中抜き絞りの帯揚げをいただき、洋服にも合わせやすそうだな~と思ってみていたのですが、ピコーん!とひらめきました。適度に伸びるし、ターバンによさそう! でも縫ったりするのはどうすればいいかな‥‥と考えていて「そうだ!ヘアゴムでまとめちゃえばいいじゃない!」(これが『着物にヘアゴム。』に繋がるのか!?いや繋がらない)
というわけで、帯揚げを半分に折って、端同士をあわせてゴムでまとめたらターバンのできあがり! ヘアゴム部分は後ろにもってきても、前にもってきてもOK! 要は輪っかになっていればいいので、頭の前にくる部分をクロスさせたり、バリエーションもできるし、絞りの効果で髪の毛はしっかりまとまるし、シルクだから静電気も起きず髪にやさしい、といいことづくめ。
Youtubeをみていたら「
リサイクル横丁」さんが、ゴムでとめることもしないヘアバンドアレンジを披露されていました。賢い!!
落ち着いた色は使いやすいけど、明るめの色も多いので、好きな色に染めて使ってもいいですよね。絹は染まりやすいので、試す価値ありですよ。

総絞りだと頭の後ろにくる部分がボリュームが出過ぎるし、普通の帯揚げでは伸縮性がほとんどないというわけで、この中抜き絞りの帯揚げが髪をまとめるのに超最の高なんです。
もし「これもう使わないな~」なんて思ってる中抜き絞りの帯揚げがあったり、リサイクルなどでお手頃で見つけたらターバンにしてみてはいかがでしょうか。おすすめです!