毎回しつこく本の話題ですみません。十年振りのお祭りみたいなものなのではしゃいでいてもお許しくださいね。
読んだよ~と感想もいただいて、喜んでおります!!
コロナ禍で着物を着ておでかけする機会も減ってしまっていましたが、そろそろ気をつけながらの開催ならいいんじゃない?と友人が出版記念パーティを企画してくれました。
出版パーティというと立食でみんながわいわいというイメージでしたが、午後の外光がよく入る、明るいカフェで広めのテーブルに着席、ノンアルコールで楽しむ形式に。一之江のペリカンムーンカフェさんでお世話になりました。
たくさんのお客様が「ちょっとしたパーティ」にピッタリの着物でおしゃれしていらしてくれました! 来てくださった皆さんには本を書く段階からめっちゃお世話になっており、もうしょっぱなから涙&笑顔で顔がぐちゃぐちゃに(笑) ほとんどマスク着用だったのでよかった(笑)本当に幸せな時間を過ごさせてもらいました。
私もこんなことは人生にあるのだろうか?という「パーティの主役」にふさわしいコーディネートを一生懸命考えてみましたので今日はその紹介をさせてください!!
着物:翠山工房の辻ヶ花訪問着
お嫁入りの時に母が用意してくれた訪問着は、地色が綺麗で大好きな1枚。金通しの生地がキラキラして、こんなときでないとなかなか着られない!と思って選びました。結婚式の二次会にも着た思い出の晴れ着です。四半世紀以上経っても圧倒的晴れ着! 着物ってすごいなあ~と改めて思いました。
帯:菊の重ねの袋帯
四十歳の記念に自分の好みの袋帯を!と購入したもの。その時は大人になった!と思いましたが今思うとまだ若いな~(笑)「きものSALON」で取材していただいたときにも着ました。重なった菊が扇のようにも見えてお気に入りの帯です。
帯揚げ:前著ではじめてデパートで帯を買ったお話を描いたのですが、その時に一緒に買った雲文様の帯揚げです。三十年ものですが、ずっと活躍してくれているすごい子です。初心忘れずのつもりで選びました。
帯留:本が発売になった日になにか記念をと思ってこの白蛇ちゃんの帯留と目があってお迎えしました。普通の帯締めも通るので、帯締めは着物の色から一色とってピンクの冠組にしました。
半衿:パーティだ!ということでキラキラのビーズの半衿に。
足袋:ゑびす足袋さんの梅。細身の足袋がはけるようになって嬉しい!!! 足も小さく見えて嬉しい!!
草履:ワニの布を持ち込み、白い鰐皮風の台にすげてもらったものです。コロナ前に作って全く出番がなかったものをやっと履けました。
あとはネイルを本の表紙に合わせた色で塗ってもらったりして、かなり楽しんでおります。
ヘアはショートにしてしまったので、ヘアメイクさんに相談してヘッドドレスで華やかにしました。大好きな房もプラスしてもらいました~。
そして中身はたかはしきもの工房のうそつき衿です!
浮かれまくったコーデをどうぞご笑納ください。
着物で参加してくれた方も洋服の方も「なかなかおしゃれして出かけることがなかったから、楽しかった」とおっしゃっていただけて、本当に嬉しかったです。
おしゃれって大事!!
そしてリアルで会うって、大事!!
いっぱい喋って、キラキラしている皆さんの笑顔を見ていて本当に幸せになりました。都合が合わなかった方からも、お祝いのメッセージをいただいて、ひたすら感謝感謝の1日でした。
まだまだ手放しで大きな集まりができる状況ではないかもしれませんが、少しづつ楽しめることがまた戻ってきますように。
私も誰かのパーティに参加したいっ!
いただいたお花のいい香りに包まれて、まだぽわん、と余韻に浸っているわにこでした。