冬季オリンピックも終了。1日1日、日没の時間が遅くなり、春を感じるようになってきましたね。コロナ禍での体重増加に心から反省して一念発起、Apple Watchを購入して、日々の歩数カウントなどをしています。でも‥‥家で原稿書いていると数百歩の日もあったりして、ダメさを思い知らされております。やはり装備ではなく行動なのですよね(がく)。
そんな私ですが先日、着物で出かけた折に例によってギリギリ移動となってしまい「やばい!ギリギリ!」と思いながら、直線の道を着物で高速移動していたところ、Apple Watchに「ワークアウトをしていますね!エリプティカルを記録する」というボタンが出現!
時々早足で歩いていると「ウォーキングを記録するか」と言われることはあるのですが、「エリプティカルを記録するか」と問われたのは初めて。そして、「エリプティカル」とはそもそもなんぞや?
調べてみると、「楕円形」を意味するエリプティカルという単語ですが、ジムなどのトレーニングマシンでクロスカントリーのような動きをするもののようです。
冬季オリンピックの見過ぎ!?ではなく、着物で走るという、腰のあたりが帯で固定されていて左右に捻ることもなく、足も草履なので大きく持ち上げることもなく、高さの変動があまりない動きが「エリプティカル」に相当すると判断されたよう。
確かにクロスカントリーの動きは上半身も捻らないし、足の高さもあまり変わりません。なるほど~。そして、Apple Watchの検知機能にびっくりです。
着物で走る(走るというより高速移動と私は名付けているのですが(笑))動きは、普通にランニングするようにはできないので、レレレのおじさんのように上半身をほとんど動かさず足だけを動かしています。
時代劇などをみていてもお侍さんも刀のあたりに手を置き、上半身をほぼ動かさず走りますし、お女中さんも足だけしゃしゃしゃしゃ!と動かしていますよね。これが日本古来の走り方、ナンバ走りなのです。
2019年の映画『サムライマラソン』でも、主演の佐藤健さんはじめみなさんナンバ走りでしたね!
ちなみにここで普通に腕も動かして走ってしまうと、着物はぐずぐずに着崩れてしまうんです~。
帯で腰が固定されているのでそういう動きになるということなんですが、慣れると結構早く移動できるようになります(ならんでいいという話はさておき)おかげさまで、ぎりぎりですが時間には間に合いました。。。
もし着物で急がねばという必要に迫られた時は、お試しください!
普段の洋服のときでも上半身のブレが少ないナンバ走りは、けっこうおすすめですよ!(基本は余裕のある移動をなさってください‥‥(自省)