東京オリンピックもはじまりましたね。しかし、夏祭りも中止のお知らせが続々‥‥。残念ですがもう少しの我慢でしょうか。
せめて浴衣でも着て、夏気分を味わいたいところ。浴衣はワンマイルウエアでもあり、ゆったりくつろいで着るのもよいのですが、ちょっとおでかけに着るときには、衣紋がキレイに抜けていると素敵です。また、涼しさもアップします!
以前も裏技で衿芯を入れるとキレイなラインになる!というおはなしを書きました。こちらもよかったら参考にしてください。
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おすすめはちょっとやわらかめのメッシュor薄めの衿芯ですが、急に着ることになった! 衿芯は持ってない、どうしよう?という場合の裏技をご紹介します。
それはずばりクリアファイルで自作!です。
用意するものはA4のクリアファイル(ちょっと固めがよい)とセロテープとはさみ、以上です。
クリアファイルを4~4.5センチ幅に縦に切ります。これを2つ作ったら、接合部分を切り取り、4つの長方形にします。それを1センチくらい重ねてセロテープでしっかりと止めて行きます。これで長さが1メートル弱の衿芯もどきができます。だいたい80センチくらいの長さがあれば大丈夫です。
片方を差し込みやすくU字型に切ってととのえ、浴衣のかけ衿の裏側に通します。かけ衿はそもそも衿芯を通すためのものではないので、縫い目をすこし解いて差し込みます。
反対側の縫いどまりまで通したら、余った分のクリアファイルを切り取れば、はりのある美しい衿が完成です。こうすると衿がくしゃっとなりません。
もちろん、衿が自然にふにゃっとしているのも風情があるものですが、やっぱりしゃっきりしているとうなじがすっきり見えて美人度アップです。
このクリアファイルの即席衿芯、普通の着物のときにも襦袢に使えます。あー!衿芯が手元にない!というときに使える裏技ですので覚えておいてください。厚紙で代用したりもしますが、クリアファイルはマジ便利です。1枚で心もとなければ2枚重ねても。長さも自由自在です!
でもあくまで即席ですし衿芯自体そんなに高価なものでもないので、時間のあるときは普通の衿芯を用意されるが吉ですが、クリアファイル自作えり芯、なかなか使えますよ。もしもの時の裏技に、ぜひ!