非常事態宣言も全面解除となった5月末。さわやかな風の中、久々に休業していた仕事場に向かうと、街は結構な人出でした。中でも友達と一緒の子供達の姿が目につきます。そうですよねー、ずっとおうちの中で我慢してたんだもの、こんなお天気のいい日には外に出たいですよね。まだまだ東京都は2桁の感染者数の日もあり、予断は許しませんが、家にだけはいられなくなり、マスク着用や、ソーシャルディスタンスを保って密を避けるなど、「新たな日常」に慣れていかねばならない時がやってきました。
とはいえ、なかなかすれ違う時など、人との距離って保ちづらい。相手の目に入ってない時なんかもあります。もうどこまでがどう適切なんだかわかりませんが、とりあえず2メートルあけるということらしい。
そこで、これからの季節に大活躍の日傘の出番です。日傘をさしていれば、女性用の小さな傘でも骨が50センチくらいですから、1メートルの空間が自分のまわりにできます。相手も日傘をさしていれば、これ自然といいかんじに距離が保てますね。
中国の子供達が頭に1メートルの棒をつけた帽子を被ってソーシャルディスタンスを保っているというニュースにびっくりしましたが、日傘ならそれがスマートにできるというわけ。
先週、「月刊アレコレ」という着物雑誌の撮影で、傘を持つ動くマネキンとしてモデル(というほどではない)をつとめてまいりました。久々の都心に着物で出動。無論マスク着用でアルコールジェルを持ったりして、どきどきしながら電車に乗ると、ほどほどの人出。帰りは通勤時間に重なったので、混んでいるかなと思いましたが、あの、ぎゅうぎゅうの日々を思うと余裕で座れるくらいの車内。いつもこれくらいだといいのにな。
話がそれましたが、撮影では超素敵な日傘や雨晴兼用の傘などたくさん見せていただき、本当に目の保養になりました。よいものは、お値段ももちろんそれなりにするのですが、素材を吟味し細部まで丁寧に作り込んだ傘はどれもこれも本当に素敵で、久々に物欲がバーストしそうに(危ない危ない)。なにしろうっかり者の私、めっちゃお気に入りの傘を買ってなくしたら悲しすぎるという発想にしかならない(哀)。
同じく無くしたら嫌すぎるというカメラマンさんと編集さんとで、チェーンとかをつけておく? スマホ連動で一定距離離れたらピーピーなるような紛失防止グッズつける? とか変な方向で盛り上がり(笑)
でも、今年の外出時は、日傘を持っていたらソーシャルディスタンスがとりやすいな、なんて思いましたら、ちょっといい雨晴兼用の素敵な日傘が欲しくなってしまいました。もうすぐ梅雨もやってきますしね。。。あれですよ、アマビエ様なんかの模様だったらめっちゃ売れそうじゃないですか?(妄想)せっかくだから、着物も着たらさらに素敵になっちゃいますよね(妄想)
着物の雨の日は、濡れたら嫌なので65センチ以上の大き目の傘を選んでいる私ですが、日傘はそんなに大きくなくてもいいかな。。でも、急な雨のときにも安心なタイプがいいかな、などと欲張りながらいろいろ調べていたら、超軽量の折りたたみで大判なんかもあったりして、機能でいくべきか、うっとりのテンションあがり系でいくべきか、まずはそこからモンモンと悩み始め。。。
晴雨兼用と雨晴兼用の傘も実は違っていて、晴雨兼用は雨でも使える日傘、雨晴兼用は日傘にも使える雨傘、ということを知りました。晴雨兼用のほうが雨に弱いので、そのあたりの表示も注意らしいですよ!
いち利モールにも素敵な伊勢木綿の日傘があって、あーやっぱり着物に似合うこういう日傘って絵になるよなあ~~なんてあちこち目移りしながら新しい傘を探してしまう今日このごろ。5月いっぱいは母の月らしいんで、お母様へのプレゼントとかにもいいかもですね。私もだれかくれないかな~と思いましたが、反抗期男子と猫2匹はあてにならず(笑)、自分でご褒美か、そうか、がんばらねば。とふと現実に戻ったりして。でもやっぱり素敵な傘がほし~い!
着物に似合う、素敵な傘の数々が紹介されている
「月刊アレコレ」179号は6月5日発売予定。わにこも傘持ちとして登場しているはずなので、よかったらみてくださいね(照)