着物でオンライン飲み会やってみました☆の巻
星わにこ
2020/05/13 00:00
東京は自粛期間延長となり、まだまだステイホーム。じわじわ体重が増えているわにこです。ずっと家にいると三食おやつしっかり食べてしまいますよね。普段やらないのにパンとかケーキとか焼いちゃったりして、またこれ焼きたてがおいしかったりして。。。ということで順調に成長中です。つらみ。
巷ではオンライン飲み会、お茶会も流行っていますね。先日、わたしもお着物仲間のみなさんとのオンライン飲み会に参加しました。毎年ゴールデンウイークに善光寺参りと須坂クラシック美術館の銘仙虫干しを見学に遊びに行っているメンバーたち。今年は行けないので、みんなでオンラインで集まりましょうという企画。
私は一度しか参加していないのですが(そのときの様子はこちら『須坂クラシック美術館から牛に引かれて善光寺!?★長野・着物旅その2の巻』、混ぜてもらいました~!
なんと9人中7人が着物。壮観です。それぞれ、今日の着物と帯は、なんてコーディネートの話が聞けるのも楽しいところ。着物に袖を通すとやっぱりちょっとテンションもあがります。自分が映る背景や、近況についてなどひとしきり盛り上がり。
オンラインミーティングで着物ってどう?と聞いてみると、うそつき衿で楽にきてるよ~とか、足袋もはいてない、とかなんなら帯もそんなに見えないから結構適当でラク、とか(笑)みんなそれぞれ適当に手抜きしつつ(笑)でも、やっぱり着物はいいねという話に。また、着物で、と決めてしまえばあまりなにを着たらいいかなと悩まないのでラク!というキモトモも。
みんな着物に慣れている人ばかりなので、話もマニアックな方向に!
かくいう私も、夜会巻きにしないでポニーテールにしてたんですが、ふと横を向いたら「女剣士みたい」とバレてしまいました(笑)。髪の毛が楽だと、着物を着るハードルも下がるよね~と、素敵なボブヘアのキモトモさん。以前はロングヘアでアップにしていたけど、髪を短くしてからは着物を着る支度の時間が短くなって格段に楽になったそう。
私もショートに憧れるんですが、毛量が多いため、どの美容師さんに相談してもショートにしたらお手入れが逆に大変ですよと止められてしまうので、諦めています。。ショートでさっとまとまる人がうらやましい!
私はフルウイッグ~!というキモトモも。確かにワンタッチで髪型がキマるので便利ですよね。私は毛量が多くてウイッグをかぶるとなんかもっこりさんになってしまうのでこれも定着せず。。いいウイッグならいいのかも! ステイホームだと白髪染めにもなかなかいけないし、これはありかも(メモメモ
仕事が忙しくて洋服で参加したキモトモも「次は着物で参加したーい!」というくらい、あーだこーだと盛り上がりました。
そんな中でもやっぱり話題はマスク(笑)。それぞれ手作りのマスクや情報を交換したのですが、白だけじゃなくて、和柄で着物とコーディネートしてもいいよね!なーんて話にも。そこで手ぬぐいを半分に切ってたたんでゴムを挟むだけのマスクが、すごくラクで洗濯もしやすくていいよ!という話が。手ぬぐいは着物とも相性がいいし、これはよいかもですね。手ぬぐい1枚だともっこりなってしまうので、半分に切るのがポイントだそうです!
ZOOMだったので制限時間は40分。でもそんな時間では話が終わるわけもなく、2回延長して結局2時間しゃべりっぱなし。ゴールデンウイークの長野の思い出も、あんなこともあったね、こんなこともと懐かしく話が盛り上がり、またみんなで行ける日を楽しみにがんばろう!とお開きになりました。
飲み会といいつつ、お酒の人もお茶の人もいて、ただおしゃべりが楽しくて。やっぱり人とのコミュニケーションって大事ですよね。直接老親を訪ねたりできない事情の中、オンライン帰省、なんて言葉も聞かれましたがやっぱり会って話がしたいもの。一人暮らしなんかだと、本当に1日誰とも喋らないことだってありますから、こういう形でのコミュニケーションも増えていくのでしょう。
そして、技術もどんどん発達して画質の向上も図られ、リアルで会っているのと変わらない臨場感にもなるのかもしれません。やっぱり着物の実物見たいですよね(えっ着物だけ!?)あ、そうするとあんまり手抜きコーデもできなくてイヤンですね(手抜きのことしか考えてないのかという‥‥)
離れた人になにかを伝えるとき、手紙、電話、電報、ファックス、メール、ビデオ通話と情報量即時性ともに発達してきたけれど、あんまり情報量が多くないほうが、想像の余地があっていいなあと思うこともあります。なんていうんだすか、このロマンつうかですね。。全部わかっちゃうと面白くないというか。妄想好きの私としては、妄想余地を残した方法も廃れてほしくないなあと思ったりするのでありました(笑)。
出かけられない、集まれないということも、できないことは仕方がないと頭のスイッチを切り替えて、できることを探してそこに楽しみを見出していかなくちゃいけないのだろうなと思う今日このごろです。