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夏休み京都きもの旅★いち利モールオフィス突撃レポートの巻

星わにこ
2015/08/19 00:00
 さてさて、わにこの夏休み京都きもの旅のクライマックス、いち利モールのオフィスにお邪魔するときがやって参りました。  祇園からバスにのって四条烏丸へ。そこから歩いてちょっとの市街地にいち利モールの京都オフィスがあります。着物関係の会社やお店がひしめくゾーン。ピンポーン!とお邪魔すると、イケメンスタッフのNさんがお出迎え。やっほーい!!噂に違わぬイケメンぶりです(ほめ殺しではありません念のためw)。  伝説の名物バイヤーHさんは外出中で、残念ながらお会いできなかったのですが、現在いち利モール通販の部を支えているスタッフのみなさんにご挨拶&取材をすることができました。  Hさんが鋭い審美眼で全国の産地を回って直接仕入れてきた素敵な、でも手に取りやすいお値段で厳選されたきものや帯、和装小物たち。最近はいち利の若いスタッフの意見を取り入れたオリジナル商品「ミヤコレ」も大好評です。  そんな素敵な商品の魅力を、ネットで伝えるためにはやはり、商品写真と説明が命。まず最初に、たくさんの商品を日夜撮影し、説明書きを書いて紹介をしているAさんにお話を伺いました。とってもカワイイ女性です。  通称A部屋と呼ばれる、そんなに広くない部屋でひたすらブツ撮り(商品撮影)をするAさん。ちょうど、新入荷の帯締めを撮影するところでした。いち利モールの商品写真は、部分拡大しても見られるとてもわかりやすい仕組み。雰囲気が伝わるように構図を工夫したり、ピントがぼけたりしないようとても気をつかうそうです。  見せていただいた中で、面白かったのがコレ。反物を帯の形にしちゃう秘密兵器!  こんな工夫をしながら、あの写真たちが出来上がるのですね! 商品は、ほとんどが1点ものばかり。すご~く苦労して撮影して、すぐお嫁入り先が決まると嬉しいような淋しいような、だそうです(笑)でもそれも、商品の魅力を引き出した担当さんの力があってこそ。これからも、わかりやすい商品紹介をよろしくお願いします!  次は、若手受注担当のHさん。いち利モールでお買い物をした方なら、彼女の署名の入ったメールを受け取った事があるはず。なにを隠そう、紬をお誂えしたとき、なかなか寸法等の連絡をリターンするのが遅れてしまい、ご迷惑をかけたわにこ、お会いしてお詫びをすることが叶いました(><)  ご苦労を伺うと、「さわって選べる」のサービスを使われる方が約半分で、その分手間はかかるけれど、届きました、気に入りましたという連絡をいただくと、とても嬉しいそうです。 「さわって選べる」のサービスは、この夏から銀座・心斎橋のいち利の店舗へ取り寄せて、店頭で選べる方法も加わりました。これなら返送の手間もかからず、お店の人のアドバイスものもらえていいですね。  そして、お客様に届ける荷造り担当のYさんのところへ。ところ狭しと並ぶ商品の山の中、お嫁入り先が決まった商品をパッキングしていきます。いち利モールでお誂えすると、オリジナルの真っ赤で綺麗な段ボールケースに入って届くのですよね~。 「箱を開けた時、笑顔になってもらえるよう、キレイな梱包を心がけています」とYさん。梱包材に空気を含ませて商品が動かないようにするなど、パッキングの工夫をしているそうです。  手際よく、綺麗なたとう紙やビニール袋にパッキングされて行く様子は見ていて気持ちがい~い! こうしてピカピカの商品たちが皆さんのところへ旅立っていくのですね。  最後にイケメンWEB担当Nさんにいち利モールのコンセプトを伺ってみると、敷居が高いというイメージの着物を、産地から直接バイヤーが買付することで、適正価格で肩肘張ることなく手にとってほしいということ。軸足はお客様において、着るのも仕立てるのも大変な着物を少しでも身近に、着物を楽しんでもらうこと。  またおでかけイベントなどもすることで着る機会も作ったり、着物を楽しんで着る人が増えてほしいということでした。おでかけイベント担当のTさんはとっても明るくて、楽しい女性。面白そうなイベントに着物で参加もオススメです。  お客様は、初心者から着慣れた方まで本当に幅広いそう。今回お話を伺って、若いスタッフさんたちが、既存の決まりにとらわれず、普段着物生活を応援しているんだなーというのが伝わってきました。  いろいろ新しい試みもどんどん取り入れられていて見逃せません。進化するいち利モールのサイトを覗いてみて下さいね!

夏休み京都きもの旅★宿坊に泊まったよの巻

星わにこ
2015/08/12 00:00
 世の中なんとなく夏休みモードな今日このごろ。皆様はどんな夏期休暇を過ごされるのでしょうか。  さてさて私も、子どもを飛行機のキッズサービスを使って主人の実家に送り出しました。飛行機に一人で乗る子どもを、送りの保護者からお迎えの保護者に渡してくれるサービスで、無事、初ひとり旅でおじいちゃんのところに到着。大きくなったなー!! 母に叱られる事もなく、ただいま夏休み満喫中の模様です(笑)。  わたしもちょっと身軽になって、大阪出張に行くことになりました。三日間の大阪でのお仕事の後、京都へ移動して友人と宿坊に泊まる計画です。着物仕事なので、もちろんずーっと着物。  普段ひきこもりの自分、初きもの旅です(ええ)。妄想でなら何度でも行ったことがあるんですけど(笑)、いよいよ脳内シュミレーション再生の機会がやってまいりました!!  でも‥‥達人に聞いたらばっさり「全部着てくから楽だわよ」と言われ、まさにその通り、のラクチン旅でした。  そして今は夏!! 洗濯物もすぐ乾くんです。二枚の浴衣に三本の帯、麻子とステテコ、そしてうそつき衿を持ちました。着物は畳めば平らになるし、ぜーんぶまとめて風呂敷で包んでしまえばおしまい。洋服のようにシワを気にすることもなく、持ち運びもラクラクです。  1日目のコーデは、絞りの浴衣に名古屋帯。作り帯なのでラクチン! 2、3日目は阿波しじらに、半幅帯。帯は、リバーシブルのものを両面使って雰囲気を変えて。4日目はまた絞りの浴衣に名古屋帯、でした。  下着は2セット持参。でも結局、夜洗濯しちゃうと朝には乾いていて1セットでもいけたかも? ずっと着物だったので、草履だけで。予備も持たずです。夜のパジャマと洗面・化粧道具だけ。大きめのスーツケースを持っていったけど、もっと小さくて全然大丈夫というかんじでした。ここらは経験値なんでしょうね。次のきもの旅はもっと身軽になれそうです。  大阪での仕事を終えて、そのまま京都駅でキモトモと待ち合わせ! バスにのって祇園に移動し、夜遅めのチェックイン後、お部屋で九条ネギのきつねごはん弁当を食べるわたしたち。朝のおつとめがありますから、門限は10時と早めなのです。  宿坊というと、狭い部屋で泊まるだけというようなイメージだったのですが、8畳間でふたりゆったりと過ごしました。  朝は7時にお寺に集合。建礼門院が出家したお寺として有名な長楽寺です。さすがにまだ外も暑さ控えめで、坂を上っていくと、そこはもう山の中の別世界。セミの声だけが響き渡っていました。  記帳して、住職と一緒に本堂で勤行させていただきます。読経して、法話を聞くのですが、本堂の中で声を出してお経を読んでいると背筋も伸び。母の大好きだった観音経を唱えながら、涙がぽろり(年寄り)。  昔はお坊さんの話なんて眠いだけだったのに、年齢を重ねて来ると、有難く染み入りますね。  その後出勤する友人を見送って、お寺の中を案内していただきました。平安時代には即時作詞の名所だったそう。名水「八功徳水」をいただき、お庭を鑑賞。「写真撮りましょうか?」と住職さんが参加者の写真を自ら撮影してくださいました。  し、しかしピントが(笑) まっ、シワが見えなくていいか(笑)  一遍上人の像なども見学。一遍上人というと口から6体の阿弥陀様をぴょー!と吐いている(?)像が有名ですが、遊行中の厳しい修行に痩せたお姿でした。重文がごろごろで、なんていうか、こういう1200年とか800年とかそういう単位の歴史が目の前にある京都で育ったら、時の流れを掴む感覚がまるで違うんじゃないかしらと思ったり。  山を下って、丸山公園で坂本龍馬と中岡慎太郎の像を見て、八坂神社の境内を通ってお参り、美御前社で美容水をつけて女子力アップを祈願!  宿坊に戻って、おかゆさんに茄子田楽、ふろふき大根など美味しくてヘルシーな朝食をたっぷりいただき、身支度を整えて出立。  宿泊ほかなにもかも面倒を見てくれた上に宿坊に泊まろ!って計画してくれた関西在住の友人に大感謝!! 本当にいい時間を過ごさせてもらいました。  そしていよいよひとりで、京都観光‥‥ではなく、この後実はこの旅のクライマックス、京都のいち利モールオフィスへ取材にGO!!  通販って、お店と違ってスタッフさんに直接会うわけではないので、どんな人がどんな風に働いているのか、すご~く気になりませんか? 一度、ご挨拶がてらオフィスに行ってみたかったんです! 去年きものサローネでお会いしそこねた、このコラムを担当してくれているイケメンスタッフNさんにやっと会えるぞー!!ワクワク。  次回は、わにこのいち利モールの突撃現場レポートをお届けします。お楽しみに!!

真夏の着物、暑さ対策に保冷剤☆冷たさ長持ちの術の巻

星わにこ
2015/08/05 00:00
 毎年どんどん夏の暑さが厳しくなっているような気がする今日このごろ。例年扇風機をまわしてしのいでいたのが、今年はがっつりエアコンのお世話になっております。  先日は初盆で田舎に帰ったのですが、山の中の一軒家で夜になると涼しかったのが、しっかり暑くて参りました。やがて日本全土が亜熱帯になってしまうのか! そんな中で、夏着物を着るというミッション(?)にはやはり対策が必要ですよね。  ケーキなどを買う時についてくる小さな保冷剤を手拭にくるんで、帯の下に入れて出かけるのですが、結構あっという間に冷たくなくなってしまうのですよね。生暖かい保冷剤を身につけていても重いだけ(涙)。  対策としては、小さめの保冷バッグの中にいくつか保冷剤を入れておいて、溶けてしまったら交換したり。あとは、保冷剤を直接首筋の太い血管部分にあてると顔のほてりがすっとひきます。  駅まで急いで電車にのってほっと一息、そんなときにこの保冷剤手当をすると効果テキメン。  ハンカチにくるんで胸元にいれても汗がひきます。扇子でバタバタバタバタするよりも、そっと首筋や胸元に手をあてていたほうが、見た目も涼しげですよね。  いち利モールでもおなじみの和装小物・たかはしの女将も保冷剤愛用とのこと。使い方を伺うと、小さな銀色のアルミ保冷シートに、保冷剤を入れ、満点腰スッキリパッドの中に入れて装着するのだそう。  銀色の保冷層が重なった部分を体側にあてると、半日は冷たさが持続するそうです。より体に近い部分なので着物の上からあてるよりも冷たさもしっかり感じられますし、腰スッキリパッドには外側に防水布が貼ってありますから、保冷剤から出た結露の水滴が着物や帯にひびくこともありません。  これはイタダキ!アイデア! 帯の下や胸元に入れる場合にも応用がききますね。その場合にも、てぬぐいやミニタオルでくるんで、着物や帯に水滴がつかないようにしてくださいね。  炎天下、ちょっと長い時間歩かなければならなかったりする時など本当にこの保冷剤の冷たさがありがたいものです。  荷物にはなりますが、熱中症で倒れたりしないためにも、水分補給のペットボトルや水筒とミニ保冷剤は、真夏の必須アイテム。プラス日傘、扇子、てぬぐいで炎天下夏着物のおでかけを乗り切りましょう!

体型&汗対策、浴衣のインナーはこれで決まり☆の巻

星わにこ
2015/07/22 00:00
 とうとう梅雨明け! 連日猛暑が続いて、さすがにエアコン頼りの毎日です。特に! 着物を着るときは、ガンガンに冷しておかないと出かける前にすでに汗だく‥‥ということになってしまいますので、ちょっと温度を低く設定します。着てしまえば、大丈夫なんですけどね。  さてさて花火大会やお祭り、夏休み! 浴衣でおでかけのシーズンですね。今回は、浴衣のインナーのオハナシです。  家で着るときはともかく、外出するときの浴衣姿、素敵に見えるポイントはまずこの二点。 ・ボディラインが出ない ・下着のラインが透けて見えない  暑いからといって、インナーを省略すると大変なことに。不思議なことに、タンクトップや短パンで腕や足を露出させているより、浴衣ごしにボディラインが透けて見えるほうがなぜか恥ずかしいものです。それから、胸が帯にのっかっていると老けて見えてしまうもの。ここはすっきりとフラットな胸元を目指したいですね。  バストが豊かな人は和装ブラ、フラットブラを。帯に乗ったりしないサイズの方も、パッドつきのインナーなどで胸の形をフラットにしてください。胸元補整のインナーには麻綿を使ったものもあり、試してみたらとっても涼しかったです。空気の層ができるので、涼しいんですね。  その上に、肌襦袢、浴衣下インナーなどを羽織ります。和装用にこだわらず、夏に嬉しい吸湿性、速乾性の高いタイプのインナーでもOK。ベージュ系のお色だと透けにくくてよいですよ。  次はウエスト。できるだけ細く見えたいからと、補整をしないのはNG。わたくしも、ウエスト補整はいらない立派なぽんぽこですが、必ずタオルを巻きます。これは汗とりのためと、腰紐などの食い込みを抑え、おしりがぽっこり目立ちすぎるのをさけるため。  タオルを巻いておかないと、帯の部分で汗がウエストに溜まってしまい、あせもになってしまうことも。浴衣や帯に汗がついて、シミっぽくなってしまうこともあります。自分自身と、浴衣と帯のためにもタオルもしくはウエストパッドをするのがオススメ。  そして下半身は、おしりのところの下着の線や足の形が透けないようにスリップタイプの浴衣下インナーなどが便利です。裾除けをつけてもいいですが、それよりおすすめなのが、ステテコ! 足の間の汗も吸ってくれて、とても快適なんですよ。  スパッツでもいいのですが、スパッツだと足の形が解ってしまうことも。布がたっぷりめのステテコがおすすめです。浴衣の色が濃くて、下の色が透けたりしない場合は、可愛い色柄ものもよいですね。  暑くてもインナーは省略しないで汗とり対策をしっかりしたほうが、結果として汗ではりついたり、そのまま冷房の場所で寒い思いをしたりということがなくなるので、結果快適に過ごせます。  普段着物を着る方にはアタリマエのことばかりだとは思いますが、浴衣は着物よりハードルが低いですから、「着てみようかな」という方も多いはず。先輩方、コーディネートも大事ですが、ぜひ快適インナーのアドバイスをしてあげてください\(^O^)/  体型も暑いと感じる感覚も個人個人で違いますから、慣れてきたら、どんどん自分なりに試行錯誤でアイテムを引いたり足したりしてみてください。  体型&汗対策でより快適に美しく、浴衣を着こなしてくださいね! 素敵な夏の想い出残そうぜ☆

薄物妄想コーデ☆夏着物は透け感勝負、襦袢で技あり!の巻

星わにこ
2015/07/15 00:00
 このところ猛暑続きの東京です。台風が去って行ったら、梅雨があけるのかなー。夏本番が楽しみなような怖いような。  さて今回は、おなじみいち利モールの試着室で夏着物をコーデしてみました。無彩色の縦ぼかしの絽の着物です。涼しげですねー。 http://bit.ly/1Smdy0Z  絽は、ご存知の通り「搦織(からみおり)」という織り方で織られた、絽目という細かい隙間のある平織。絽目からは、下が透けて見えます。  夏の襦袢と言えば、透けるので白が定番ですが、フォーマルでなければ色つきの襦袢も楽しいものです。今回は、襦袢で遊べるコーデとして、妄想してみました!  写真はブルーグレーの絽の下にピンクのぼかしの襦袢を着てみたものです。写真で見ていただくとわかるように、全体が藤色に見えます。  白の襦袢を着れば、薄めのブルーグレーに見えますし、水色の襦袢を着れば、濃いブルーグレーに見えます。  上級テクニックとして、柄のある夏襦袢を下に着れば、上が無地なら柄がほんのり透けて見えたりもするんです。わお!  アンティークの夏の襦袢などを見ていると、結構柄の入ったものが多いのです。今はほぼ白が主流ですが、麻の襦袢などで、ビビットな色のものも出てきています。なかなか着るのに気合いがいる夏の着物ですが、せっかく着るのだもの。浴衣ばかりでなく、夏着物の透け感を利用した襦袢の遊びにも、トライしてみたいですね。

変わりやすい天気に冷房対策に、大判のストールを☆の巻

星わにこ
2015/07/08 00:00
 梅雨本番。毎日基本は雨だと思って過ごしていますが、気温低めとはいえど、着物のおでかけで雨コートを着てしまうと結構蒸します。そもそも雨の日は、濡れてもいいように洗える素材の着物をチョイスすることが多いので、あまりに暑いときは雨コートを着ないこともあります。  そんな時、気になるのは帯まわり。帯は基本自宅でお手入れはできませんから、ここはガードしておきたいところ。帯揚、帯締めなどの小物も然り。でもちょっとした雨、降り出しそうな空だけど、まだ大丈夫、そんなときにコートや羽織りは暑い~~(><)というときに味方になるのが大判ストール。  大判でも薄手ならたたんでバッグに入れてもあまり邪魔になりません。大きさの目安は肩からかけて、帯がほぼ包まれるくらい。薄くても、細かい雨つぶ除けになれば十分と割り切って、使っています。  降るか降らないかわからない、天候が不安定なとき、雨コートまで持って歩くのも‥‥というとき、1枚持ち歩くと安心。頼れる味方になります。  また逆に、日差しがジリジリという時には、日よけにもなってくれる万能選手です。バッグにブローチやストールクリップを一つつけておくと、ストールを羽織った時にストール留めに使えて便利ですよ。  そしてこの時期もうひとつ読めないのが冷房。びっくりするほど効いているときがあり、ムシムシの屋外から中に入って一転冷えきってしまうことも。着物の場合は、洋服ほどダイレクトに冷えることはありませんが、それでも映画館や観劇の時など、動けないのに冷えてしまうのは辛いですよね。  雨で濡れていたりすると、寒さ倍増です。そんなときにもストールが活躍。ふんわり肩にかけたり、膝にかけたり。ものすごく冷えてしまうときは、見た目よりも体調が大事!というわけで衣紋のところ、首回りにすっぽりストールを巻いてしまいます。実は衣紋を抜いたところって、本当に冷えるんですよね。  こうすると、首のうしろの付け根の「大椎(だいつい)」というツボがあたたまりますので、体全体が暖まります。  冷房対策としては、わたしはもうひとつ薄手のアームカバーを持ち歩いています。着物は意外と肘が冷えてしまうもの。寒いな、と思ったら肘の部分にアームカバーをつけます。見た目が気になるときは中のほうにたくしあげておけば、あまり見えませんよ。  夏は暑さ対策ばかりに目がいきがちですが、実は雨や冷房対策も、快適に過ごすためには大切なポイント。ストールなどのアイテムを上手く取り入れながら、快適に梅雨をのりきりましょう!

ちょっと復習 着物・浴衣の畳み方のコツの巻

星わにこ
2015/07/01 00:00
 梅雨ですね~。5月までの暑さは嘘のように過ごしやすい日々が続いていますがいよいよ7月。薄物の季節がやってまいりました。  先日、本格的に衣替えをしようと箪笥の中身を空けて、ふと振り返ると、もふもふの冬物(?)が入っていました‥‥。  どうして猫ってこうなんでしょうね(笑)油断も隙もありません。そのまま仕舞っておこうかと思いましたが、やめて夏物に交換させてもらいました。  夏物を出してみると、意外と忘れているものがあったり(汗)、枚数があったり毎年びっくりです。そして、毎年「しまったぁ~」と思うのがたたみジワ。どんなに気をつけても、薄物は軽いせいなのか、畳紙の中で動いてしまい、いらんところにシワが入ってしまっていたりするんですよね~。   お手入れに出すと、ずれないように薄紙が中にきちんと入れられてきたりしますが、家庭での保管ではなかなかそこまでは難しいですね。1枚の畳紙に複数枚入れたりするとあまり動かなかったりもします。  浴衣類は生地がすべりにくいので、ズレてシワができるということは少ないですが、きちんとたたんでおかないとダメージが大きい。  「丁寧に着物や浴衣を畳む」ことを心がけることが、大事ですね。  いまさらですが、畳み方をイラストにしてみました。  畳む時には、縫い目、ついた折り目に添って、丁寧にイラストの赤い矢印の方向へ手を動かし、空気を抜きます。主に空気の出口がある方向へ抜いていきます。左右を対照にきちんとあわせ、布の間の空気を丁寧に抜くことでズレにくく、余分な皺が入りにくくなります。  最後に全体を二つ折、三つ折りにするときだけはふんわりと。ここにシワがくっきり入ってしまうのは、縫い目がない部分なのでNGです。この部分に筋を入れないために筒状のクッションや棒を入れたりすることもあります。    浴衣や綿麻、麻の着物は、畳んだら一度寝押しをすると気持ちよく空気が抜けて落ち着きます。寝押しは、きちんとたたんで畳紙などにはさみ、布団の下に敷いて、文字通り上で寝ます(笑)。  布団でなくても、畳紙の上に平らな板などを乗せて,少し重い物を置いてプレスしてもよいでしょう。  このとき、きちんと畳んでないと変なところにプレスじわが入ってしまいますので、くれぐれも「きちんと畳む」ことをお忘れなく!  数々の「ありゃりゃ」をやらかしてきたわたくしからの、心の叫びでございます(笑)。  夏の浴衣、着物は自分で洗うことも多いもの。仕上げの畳み方を丁寧にして、気持ちよく袖を通しましょう。

豪華絢爛!能衣装の美 幽玄の世界へ誘われてみたよ~の巻

星わにこ
2015/06/24 00:00
 先日、銀座能楽堂へ「能への誘い」というイベントにいってきました。京都の能楽師、吉田篤史先生による能初心者へのお能の魅力ガイダンス。わたくし、なんと今回5回目の参加です(永遠の初心者(汗))。  能は、室町時代から続く、仮面劇・扮装劇であり、音楽・詞劇。謡の詞も変わることなく700年、そのままの形で受け継がれている世界的にも希有な演劇です。  先生による解説の後、仕舞(能の見せ所を面・衣装をつけずに演じる)と、能装束を実際に着付ける実演がありました。  能装束はご存知の通り、唐織などの豪華絢爛なものが有名。その美しさはやはり憧れです。能衣装の文様を写した唐織の袋帯などもありますね。 キャプション:ロビーに展示されていた細川家伝来能衣装 金地撫子ニ蝶文様唐織の写し(部分)。豪華絢爛です! 家一軒くらい建つ金額らしいです!  着付を勉強している身としても、目が釘付けです!  実際の衣装の着付は、役者同士で楽屋で行うそう。役者さんは着付もできなくてはなりません。紐の締まり具合は「おしまり」と聞いて確認し、位置は「おあたり」と言って確認するそうです。 「苦しくないですか?」というかんじでしょうか。  今回は、若い女性の出立(いでたち)。男性である能楽師さんが、どう女性の扮装をしていくのか。  まずは体型補正と装束の保護のため、汗とりを兼ねた胴着という真綿に絹を挟んだ下着をつけて、その上に織箔(摺箔にする事も)という、金糸で模様をつけた着物を着た状態で登場。  そこから、先生が手際よく、美しく能装束を着付けていかれます。  大口(袴)を履くときは「ばね」というY字型の木の支えを使い、腰のところを大きく高く張るようにします。  そして金箔に藤の模様のはいった腰帯(飾り)をつけます。腰帯は、上に長絹(上着)を羽織ってしまうと隠れてしまい、舞う時に長絹が翻るとちらりと見えるだけ。それも美学ですね。  次に、鬘(かずら)をつけていきます。形になっているものをカポっとかぶるのではなく、長い髪が紐につけられ、ただ垂れている状態になっているものを、頭にかぶせて紐で固定し、髪型を作り、後で一つにくくって「元結(もっとい)」という白い紐で結います。  美しく櫛で整え、鬘帯をつけます。この鬘帯、着物のモチーフとしてもよく使われていますね。「鬘帯文(かずらおびもん)」という言葉は聞かれたことがあるのではないでしょうか。紐状のモチーフの中に、様々な古典的文様が描かれるもので、袋帯の文様や友禅染めによく使われます。  この、髪型を整えるのも毎回、舞台のたびに行うのだそうです。  そして長絹(ちょうけん)を羽織ります。直垂(ひたたれ)に似た、絽地の能装束で、今回は、白地に美しい藤模様のものでした。  舞うときにはだけないよう、胸元を縫いとめ、胸紐を結びます。  そしていよいよ、面(おもて)。能において、面は神聖なもの。いただいて、厳かに面をかけます。こうして役者は役と一体になるのだそう。  今回は「若女」という若い女性の面でした。  能面は、見せていただいたときに驚いたのですが、びっくりするくらい目の穴が小さくて視野が狭く、口の穴も本当に小さくしかあいていません。一種の極限状態の中で、役に入り切って演じるのでしょうか。  面をつけたら、扇を持たせてもらって(この扇には表裏があり、自分では確認できないので、持たせてくれた人を信頼するしかないそう(笑))、美しい佇まいの女人となりました。 キャプション:着付の実演、美しい着装と最後の始末まで、素晴らしい手際に感動!  「春の夜の 闇はあやなし 梅の花  色こそみえね 香やは隠るる」 「東北(とうぼく)」という演目の和泉式部の霊。  さわりの謡を、観客も声を出して一緒に謡わせてもらって、和泉式部の舞を堪能。中身は男性のはずなのに、梅の香が薫る中、僧の夢の中に現れた美しい式部がそこに。すごい‥‥‥!!  そして、声を肚から出して謡うのも気持ちいい!!  舞も、かっこいい!!  日本人のDNAに組み込まれている「これカッコイイ!!」を狙い撃ちされたみたいな気分です。も、ほーんと、中学校でヒップホップダンス必修とかやるくらいなら、仕舞必修でしょう!!浴衣で仕舞でしょう!!(鼻息)と真剣に思いました。  この日は子どもと一緒に行ったのですが、途中で寝てしまうかとおもいきや、装束の着付など食い入るように見ていました。今日のこと、なにか心に残ったらいいなあと思いながら、感動の余韻を胸に会場を後にいたしました。一緒にいってくれた友人も「謡、やりたーい!」とキラキラ。わかるー!!  現代の着物にも、能のモチーフはたくさん取り入れられています。般若、翁の面だけじゃなく、鬘帯や唐織など、ちょっと気にして探してみると面白いかもしれません。  お能も、演目にちなんだモチーフを取り入れた着物のコーデで鑑賞に行けたりしたら上級者ですよね。でも、いつも鑑賞中に睡魔に襲われてしまう私‥‥。でも観客がものすご~くリラックスして眠りに誘われるのは、その舞台が素晴らしいからだそうですよ?(言い訳?)  難しいとばかり敬遠しがちな能ですが、物語ばかりでなく、美しい装束や面の鑑賞も楽しみのひとつです。歌舞伎や文楽とはまた違った魅力の伝統芸能の世界に触れてみませんか?

浴衣から始めよう! ワールドワイド キモノ♪ の巻

星わにこ
2015/06/17 00:00
 常々「日本人なら誰でも似合う!」とキモノの魅力を力説している私ですが、このところそうとばかりも限らない、なんて思っています。  外国の人が、着物に興味をもち、またとっても素敵に着こなしている姿を目の当たりにして、着物はもっと見直されていい衣服で、日本以外でも取り入れられてもいいんじゃないかしら? と。  着物イベントで各国のミスインターナショナルの皆さんが振袖を着られていたのも素晴らしかったし、SNSでも海外で着物を楽しんでいる方の写真も目にする機会が増えてきました。また、ワールドワイドに魅力を広げようという取り組みも気運が盛り上がっているようです。  某リサイクルショップの催事に行ったときには、初日の朝から半分が外国人なんじゃないかしら? という会場。いろんな言葉が飛び交い、ここはどこの国? 状態。  山の様に着物と帯を抱えて会場をあとにする姿を見て、浮世絵しかり、日本人が大切にしきれなかった分が、外国で愛でられたりするのかしらと妙な感慨にふけったり。  そして先日、アメリカから観光にやってきた高校生たちと交流する機会があり、築60年の昭和な家で和装を楽しんでもらおう、ということに。  女の子たちには、浴衣を楽しんでもらおうと浴衣を用意、かつ自分で着てもらおう! と企画。  そしてワタクシ、英語は文章話せません。単語とジェスチャーのみ! しかしこの日はちゃんと通訳してくださる方がいらして、ちゃんとコミュニケーションがとれました。  浴衣はもちろん着るのははじめて! という3人。最初に好きな浴衣と帯を選んでもらいます。  さすが女子。ぱぱっと自分が好きな色で選びます。タンクトップと短パンの上に、タオル補正。着物はバストが目立たない、筒状の着姿にすること、汗とりの役目があることを説明。  腰紐、伊達締めを使って浴衣を着て、帯を結びます。腰紐が5角形に畳まれているのをみて、笑顔になってくれたのが印象的。  帯(サッシュ、と言うんですね)を巻いて行くのですが、思ったより上手で。なんでもいいの~結んであれば~というおおざっぱな私の説明に対し、私の帯結びと同じようにしようとしてくれる姿勢にちょっと感動。「ムズカシイ」といいながら、頑張って結んでいました。  結べたら、衿のあわせに逆らわない方、ライトサイドにくるんと回して~!できあがり! 写真:渡部瑞穂(昭和な家)  とってもとっても可愛い浴衣女子の誕生です。自分で選んだだけあって、それぞれ全然違うのに、それぞれとても似合っていて。かわいー!かわいー!を連発してしまうおばちゃん(=私)に、とびっきりの笑顔を見せてくれました。  男の子達は甚平さんで。これはもう着方の説明不要ですよね。Tシャツに短パンでやってきた、アメリカ男子たちが、あっという間に和装男子に。これが、全然肌の色も髪の色も違っても、似合うんですね~。背が高くて、鴨居や照明におでこをぶつける事故は続出してましたが、昭和な家に馴染んでいました。  そんな和装姿で、スーパーボールすくいとや輪投げでプチ縁日体験で楽しんでもらった半日観光のお手伝いでした。そのあと、男子たちは、甚平姿のまま中野ブロードウェイに観光に出かけていきました(笑)。 「浴衣、甚平を着たことがある」という経験が、彼らのどこかに残って、いつかどこかで日本に限らずまた、何かに繋がったらいいなあなんて、思いました。  もうすぐ夏本番。浴衣は本当に気軽に着られるし、和装の第一歩に本当におすすめですよね。日本人、外国人関係なし。「着れたらなあ」って思っている人がいたら、ぜひトライしてほしいです。上級者さんは、もしまわりで「着てみたいな」なんて人がいたら、ぜひ一緒に着ておでかけして、「浴衣、着物タノシイ」体験のお手伝いをしてあげてほしいです。  着物って、それだけの魅力がある衣服だと、文化だと思うのです。最初は、キレイカワイイだけでいい。でもその先の、使い捨てじゃない、布を愛おしみ、受け継ぎ大切にする気持ちが、そのうち必ず伝わるはず。  それにしても、今回は「英語できたらいいなぁ~。。。ああ学生のときもっと勉強しておけば」とありがちな後悔をしてみたわにこでした。でも、必要だったら今から頑張ればいいですよね。時間は元に戻らない、今が一番若い時、なわけですから(><)  世界にはばたけ~キモノ~! 私もなんかついでにがんばれ~(笑)

顔うつりのいい傘とコートで雨の日のおでかけを楽しく♪ の巻

星わにこ
2015/06/10 00:00
東京も梅雨入りし、先日までの暑さがやわらいで「単衣でちょうどいいかも」という日が続いています。気温が下がったのはありがたいのですが、困るのはやはり雨。  雨が降るときものでのおでかけを止めたくなりますが、逆転の発想でお気に入りの雨具を揃えておくと、雨が降るとむしろ「やった!」という気分に(笑)。  張り切って着物を着る予定を入れると雨が降る「きもの雨女」のワタクシ、最初は着物をあきらめたりしていましたが、お気に入りの雨コートと雨草履、雨対策グッズを揃えてからは、どーんとこいという気分です。  暴風雨はさすがにおでかけ自体を躊躇しますが(笑)多少の雨なら、ワタシは紫陽花♪(妄想)くらいの気持ちで出かけます。  今年は、お気に入りの傘を発見! ぼかしが入って、取手に房がついているもの。着付教室の講師仲間の先生と一緒に見つけて、色違いを購入しました。  そのとき何色か広げてみて気がついたのですが、顔色がよく見える色と悪く見える色があること。確かに、傘をさすと上半身がすっぽりその色に包まれますから、影響は大きい。  あててみて一番顔うつりのよかった桃色のぼかしの傘を買いました。骨が多くて、大きいのもポイント。折りたたみの傘もよいのですが、着物のときは濡れないように大きさも大切です。  そして自分的にポイントが高かったのは、取手についている房! 雨の日でもお気に入りの傘があると思うと、うきうきおでかけできそうです。  先生は好きな色優先で、紫の傘の真ん中に黄色のぼかしが入っている月夜のような傘を。気に入った色を選ぶのも、なにより本人の気持ちがあがるので表情がよくなります。そういう選択肢もいいですね。  先日、午後から雨予報のときに、この傘を初めて使いました。雨に強い紬の着物でコーデを決めて、お気に入りの色の雨コートをバッグに入れて、足元は濡れても平気な雨草履か、合皮の草履。降ってきたら、さっとコートを羽織って、傘をさせばOK。  なんでしょうか、このどや顔(笑)。傘1本で、雨なのにとても気分のよい一日になりました。  そのほかに、雨の日にバッグに入っていると安心なのが、手拭。二枚入れておくと、首元の保護や雨を拭くのに重宝します。濡れるのが嫌な素材のバッグだったら、エコバッグをもっておいて、その中に入れてしまいます。  あまりに足元が濡れそうなときのために、着物のすそをめくって帯のところで留めるための腰紐かクリップ、替えの足袋もあると安心。  単衣の季節は、実は梅雨や台風など、雨とのにらめっこが続く季節でもあります。お気に入りの雨の日おでかけセットを作っておいて、雨の日のおでかけも楽しんでしまいましょう!