残暑お見舞い申し上げます。この言葉が使えるのもあと2日。8月も終わり、暑さも少しだけ和らいできましたね。とはいえ、この暑さの中着物でおでかけは結構気合いがいります!
そんな8月の後半、6日連続でお仕事で着物を着ました。この時期に着られるカジュアルな夏着物も帯も非常に限られている中の着回しコーデ。はっと気付くと色が薄い緑系に集中しており、キュウリっぽい‥‥。
そのことを仕事場で言うと先輩に「ウリ!ウリ!」と大受け。可哀想に思ったのか他の人が「メロン?」「それもウリ!」。マスカットとかクリームソーダとかも言ってくれたのですが、結局キュウリということに。
次の日は別の帯にしてみたのですが、今度はキュウリとナスということに。まあそう言われても、見事にキュウリ色系の着物と着物ばかりで自分で可笑しくなってしまいました。最終日だけ、キュウリ系の色を使わないで行ったら、「ナスだよね!」(爆)
もう一度そう思ってしまうと、元に戻れないのかも。
ちなみに、インナーはずっとたかはしきもの工房のうそつき衿。長襦袢が省略できるので、暑い時期本当に助かります!
以下着回し日記です。
【1日目】黒のしじら浴衣にペパーミントグリーンの帯。
【2日目】キュウリっぽいよね!と一番言われたウリコーデ。帯は前日のものを着回し。竹素材の夏着物の色がどんぴしゃりのキュウリ色なのか‥‥。
【3日目】着物も帯も替えて気分一新!のはずがキュウリ&ナスコーデに。着物はいち利モールの洗える着物です。
【4日目】帯はそのままで絹芭蕉の夏着物を着納めと思ってとり出すも、やはりキュウリ系の色のため、引き続きキュウリとナスに。
【5日目】竹素材の着物の色違いならキュウリっぽくならんでしょ!と今まで手が伸びなかった暖色系の着物に。でも帯が‥‥‥。実は着物じゃなくてこの帯がキュウリな原因!? 帯締めは2日目のものの裏側を出しています。
【6日目】もうキュウリとは呼ばせない! キュウリ色を排除して意気揚々と仕事に向かうも、ナス。と一刀両断になってしまったオチ。なんでだろう‥‥。
とここまで書いて、草履の色も緑だと気付きました!!!ソレダ!
‥‥‥夏野菜ですから‥‥‥季節にあったコーディネートということで。
こうやって写真を並べてみると、自分の持っている色や好きな色が一目瞭然。他の色も持っていたりはするんですが、その時の気分で選ぶ色って以外と似通ってしまうんですよね。
色もそうですが、柄物の少なさに改めてビックリもしました。無地ラーと呼んでください(なんだそれ)。たまにはコーデ写真を並べてみるのもいろいろ考える機会になりますね。
来年の夏は、別の系統のカラーにもチャレンジしてみたいと思う夏の終わりでした。