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秋の妄想コーデ☆吹き寄せ文様に秋を感じる の巻

星わにこ
2015/10/21 00:00
 今年のコーディネート大会も結果発表出ましたね~! シンプルな着物に大胆な帯で遊ぶ、楽しいコーデがたくさんでしたね。テッパン!と思えるもの、こうきたか!という取り合わせ、形が同じだからこそ、その枠の中での取り合わせの妙が光る皆様のコーディネート、本当に参考になりました。  わたしもますます妄想コーディネートがんばっちゃうぞ~!(まあ妄想がんばるってのもどうか、なんですけど‥‥(汗))  さてさてそろそろ木々の葉が色づき、落ち葉もちらほらと舞いはじめる季節ですね。玄関周りのお掃除が大変!という方も多いのでは。  そんな、秋の散った木の葉や花、実などが風に吹き寄せられた様子を文様に表したのが「吹き寄せ文様」。松葉や松ぼっくり、椎の実、紅葉。時にはなぜか桜も混ざったりしているものもあります。  淋しい情景のようですが、「吹き寄せ」を「富貴寄せ」にかけて、縁起のいい文様としても愛されています。着物の模様だけでなく、お料理のモチーフにもよくみられますね。  咲き誇る花ばかりでなく、地面で風に舞っている落ち葉にも心を寄せるのは、日本的な感性なのかもしれません。  今回の妄想コーデでは、そんな大人っぽい秋の吹き寄せ文様の小紋に、風を感じさせる文様の八寸名古屋帯をあわせてみました。 http://bit.ly/1LBT951  小物もこっくりとした秋カラーのものを。ぽってりとしたふくれ市松の濃紫の帯揚、風にゆらぐ水面を写し取った茶の墨流しの半衿。三部紐には大振りのアンティークっぽい帯留をあわせて。  袋帯をあわせて正統派の小物づかいをすれば、ぐっとドレッシーな着こなしになります。しっとりと、観劇や音楽鑑賞などにおでかけしてみたいですね。  ちょっと大人な秋の装いに憧れる、今日このごろでありました。