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わにこ流「羽織姿を美しく見せるコツ」の巻

星わにこ
2013/11/06 00:00
永遠に夏が終わらないかと思った今年ですが、すっかり秋も深まってきました。 袷の着物が快適に着られるシーズン到来です\(^O^)/  そろそろ帯つき姿では心もとなく、羽織りものが欲しくなりますね。羽織や道行は防寒目的だけではなく、「ちりよけ」とも言って、きものの汚れ防止や帯の保護のためにもよいのです。 それから、初心者には帯結びにちょっと自信がないときなど、脱がなくてもよい羽織は心強い味方です。  着物姿のときも、上着類をついジャケットやコートの感覚で、ぶんっと振り回してばさっと片腕ずつつっこんで羽織りそうになってしまいますが、ちょっと待ってクダサーーイ!   羽織る所作を変えるだけで驚く程エレガントになりますよ~。 まず着るときは、自分のほうに羽織を向けて、襟を揃えて持ちます。(長い雨コートや道行のときは、裾も一緒に持つとひきずりません) 片手で羽織を持ち、腕を上にあげないでそのまますっと背中に回します。(このとき裾から手を離して) 背中側で、両手で襟の部分を持ち、背中をすべらせるように左肩、右肩に羽織をかけます。 右手で左の襟を持ち、左のひじを袖に入れ、左手で着物のたもとを持って羽織の袖に通して手を出します。右手も同様に。(袖の振りで襦袢、長着、羽織が綺麗に揃っているか確認) 襟の後ろを半分に折って、羽織紐を結びます。 逆に脱ぐときは…… 羽織の両方の袖口を持って、後方に少しひっぱり、肩から落とします。 右手で両方の袖口を持ってひっぱり、前に回します。 袖口を左手に持ち替えて、右手で襟の中心を持ち、肩山と袖山をまっすぐ揃えて、たたみます。こうしてたためば、腕にかけても椅子にかけてもキレイです。 どちらも、片方ずつの肩を落として、するっとすべらせるように脱ぎ着するのがポイントです!  普段からガサツで、あまり女性らしい仕草などニガテな私、最初はそっとななめに肩にかける仕草が気恥ずかしい気持ちもしたのですが、所作に気をつけて丁寧に脱ぎ着すると、スマートで気持ちもいいし着物も痛まず、よいことづくめ。  ついつい慌てたり、ばさばさしてしまいがちですが、着物姿のときはスイッチを切り換えて、ちょっとだけゆったりていねいに、を心がけています。  着物を着ると、いい意味でも悪い意味でも目立つもの。 周りの人に「あら素敵」なんて思ってもらえたらいいですね ===================== ★==いち利モールおもてなしセール開催中==★ 紬&袋帯おもてなし価格は11月11日まで! 長襦袢・帯揚・帯締め・帯留めも おもてなし価格です♪ http://www.ichiri-mall.jp/ <わにこ流羽織の羽織かた>

紅葉狩りの写真をちょとしたテクニックで上手に撮影するの巻

星わにこ
2013/10/22 00:00
やっと秋の気配が感じられるようになった今日このごろ。山の上では、紅葉も始まっているようです。 猫の額の我が家の庭の植物も、不如帰に秋明菊と、着実に秋の花が咲いています。  紅葉の季節は、寒すぎず、暑すぎず、袷で楽しく外出できるベスト・シーズンと言ってもいいかもしれません。  ネットの紅葉特集サイトなどで、見頃をチェックしておでかけ計画を立てましょう。紅葉の名所まで行けなくても、公園の紅葉でも十分に目の保養になります。都内の公園の紅葉は、大体11月中旬以降、見頃は末頃でしょうか。  コーデももちろん紅葉や秋ならではのモチーフで決めていきたいですよね。 よく、紅葉は霜が降ってから、といいますね。 紅葉と言えば鹿。それからリスやドングリなどの木の実のモチーフも可愛い!  私がこの時期使うのを楽しみにしているのは、紅葉の絞りの入った帯揚です。 地紋も紅葉なんですよ~。結び目のところに丁度うまく紅葉が出せるとすっごく嬉しいのです(自己満足)。  こういう「季節限定」のお楽しみは、面倒で贅沢だけど、それがまさに着物の醍醐味なんですねえ。。。 さて、コーデも決まったら、赤や黄色に染まった木々を楽しみ、せっかくなので素敵な着物姿の写真を残しませんか。  桜もそうですが、木の前で写真を撮るのは、結構難しいものです。 高いところにある葉と同じフレームに収めようとすると人物が小さくなりすぎるし、人物をアップにすると木の幹しか写ってなかったり(^^;)  目線のあたりまで下がっている照葉の枝を探して、そっと手を添えてみたり、なるべく紅葉と一緒に写るようにしてみましょう。紅葉が遠景の場合は、カメラマンが少し離れて人物をズームで撮るようにすると、背景はボケますが、人と背景の距離が縮まって見えますよ。  あとは光に気をつけて。木漏れ日の下で写真を撮ると、顔が葉っぱの陰で、まだらになったりしがちなんであります。自然光が一番ですが、あまりに日があたりすぎて顔が白く飛んでしまうようなときは、逆光でフラッシュをわざとたいても、ふんわりと雰囲気のある写真になります。  写真をとる前には、さっと着崩れをなおしてから撮るとあとから写真を見てがっかりしなくて済みます(襟だの帯揚だのがぐちゃぐちゃで何度がっかりしたことか(涙))。  最後にこれは写真スタジオで盗んできた禁断の秘技(というほどでもないけど)ですが、100円ショップなどで紅葉の造花を買って、カメラの前でかざしてとると、背景がイマイチでも超紅葉写真になりますよ~\(^O^)/ ※くれぐれも公園などで木の枝を折らないようお願いします(^^;)  じゃあわざわざおでかけしなくていいじゃん? とは言わないで、着物で本物の紅葉狩り、満喫してくださいねっ。 ====着物通販いち利モール セール情報==== 10/22(火)16時より~11/11(月)まで 「バイヤーおもてなし価格セール」開催! 小紋セール・名古屋帯セール(10-/22-10/31)紬セール・袋帯セール(11/1-11/11)帯揚・帯締め・帯留め・長襦袢(10/22-11/11)期間中 http://www.ichiri-mall.jp/

着物でハロウィンコーデも楽しい!妄想コーデその5の巻

星わにこ
2013/10/15 00:00
10月も後半になってやっと袷が楽しめるかな? という気温になってきました。でも暑い!暑い! いやもう、本当に先週のおでかけは悩みに悩んで単衣にしました。 新宿区の中井で桜が咲いているよ!という話を聞いて、用事のついでに望遠カメラをぶらさげて行って見たら、本当に咲いていました! これだけ暑かったら、春も来たかと思いますよね(´Д`) 狂い咲き」というのでしょうか。蜘蛛の巣がはっていて、なんだか物悲しく。頭のなかで「花ぬすびと」(明日香)という曲がぐるぐるしてしまったヤマハポプコン世代のわにこです(古)。  余談はさておき、今月の妄想コーデは日本でもすっかり定着してきた感のある「ハロウィン」を着物で楽しんじゃおう!コーデです\(^O^)/ ◆妄想コーデページ http://bit.ly/19Kbuc4 黒のお召に蝙蝠かな?おばけちゃんかな?と連想もできそうなユニークな抽象柄の帯に魔女帽子をかぶったら立派なハロウィンコーデ。 ほかにも、オレンジと黒を組み合わせてもいいですね!(ジャイアンツの応援と間違われないよう注意(笑)) 決め手にハロウィンを連想させる、おばけ、蝙蝠、黒猫、魔女、カボチャ……それにお菓子(笑)ということでこんな帯留を主役にしてみては。 (ハロウィンコーデに使いたい帯留) 馬籠静さんの清水焼の帯留は、可愛い絵柄の季節のものがたくさんあって、しかも1,050円というプチプライスが魅力! いろいろ揃えたくなっちゃいます。 このおばけちゃんも先日入荷したばかりなのにもうソールドアウト。 本当に早い者勝ちなんですよね~! チェックが欠かせません。 子どもたちが仮装して「トリック・オア・トリート (Trick or Treat) 」(お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ!)と練り歩くというハロウィン。 うちのご近所でも、ハロウィンイベントがあって、普段は慣性な住宅街にどこにこんなに子どもがいたのかと思うくらい、仮装した子どもで溢れ返ります。 皆、とっても可愛いのです! 今年はうちの子どもは本人の希望により、ゴジラのきぐるみパジャマで参加しましたが、一昨年は親の趣味でウールの着物を着せたんです。 日暮れに行われるイベントなので、ちょっと人気のない道を歩いていてすれ違うと、相手の方がちょっと「ビクッ!」としてました。ミイラやオバケの仮装より、着物の子どもの方が日本人にはリアルに怖い「おばけ」に見えるのかもしれませんね(汗)。 みなさまも、ハッピーハロウィン! お楽しみ下さい。 <いち利モール> ハロウィンコーデ 着物 お召 http://ichiri-mall.jp/ap/prd0082316000.html 西陣九寸名古屋帯【木原織物】 http://ichiri-mall.jp/ap/prd0225402041.html 刺繍半衿(ソフトタッチスエード) http://ichiri-mall.jp/ap/prd0232936005.html 正絹帯揚(市松地紋) http://ichiri-mall.jp/ap/prd0222036011.html リバーシブル三分紐【いち利×七緒】 http://ichiri-mall.jp/ap/prd0233404000.html ★いち利モール 帯留一覧 http://ichiri-mall.jp/ap/icCE/so4/iq54/page1.html

七五三の筥迫(はこせこ)と母着物の巻

星わにこ
2013/10/09 00:00
七五三のシーズンですね。デパートの呉服売場に可愛い子ども着物がディスプレイされていたりして、きゅーんとしてしまう今日このごろ。  七五三は11月15日ですが、日にちにこだわらず前後の土日で祝うことが多いようです。 早いと10月の後半から。ピークを過ぎてからゆっくりお参りされる方も。 このシーズンの土日はお祝いされるご家族も多いので、意味もなく神社を覗くのが楽しみだったりします (決して怪しいものではない……つもりです……(汗))  三歳の女の子の被布も可愛いし、五歳男子の袴もりりしい。 七歳女子の四つ身の着物を見ると「大きくなったな……」とじーんとしてしまいます。 それがただ通りがかりで全然知らないお嬢さんだったとしても(笑)、親御さんのお祝いの心が伝わって、感動するのでしょう。  レンタルも気軽ですけれど、十三歳まで長く着られる四つ身を誂えたり、お母様やおばあさまの着物を受け継いで仕立て直したりするのも着物ならではの素敵なお祝いになりますよね。  そして房好きの私としては、被布の房や、七歳の女の子が胸にしまっている筥迫(はこせこ)についているおっきな房がとっても気になります!  先日、筥迫の復刻・製作に取り組んでいる「筥迫工房」のROM筥さんにお話を聞かせていただく機会がありました。作り始めたきっかけが「七五三の娘の筥迫を自作したかった」と伺って、感動。筥迫や、つまみかんざしなど手作りでなにか添えるのも母から娘へ、心のこもったプレゼントですよね。  七五三のものは小さいサイズですが、大人の仲間入りをする十三参り以降、成人式、婚礼のときには大きなサイズのものを使います。胸元から、たっぷりの房がこぼれているのを見ると、うっとりします。 折々に手作りで贈ったら、とてもいい記念品になりそう!!  男子は羽織紐の大きな房がポ~ンと丸くなっているのがこれまたいいんですけども、やはりダントツ女の子の着物のほうが着せる楽しみがいっぱい! 心の底から、女子母が羨ましいな~と思う季節でもあります(笑)。  さてさて、主役の着物はもちろんなんですが、もうひとつリキを入れたいところが母の着物です(`・ω・´)キリッ   色無地、付け下げ、訪問着……。成長を祝う行事の着物ですから、フォーマルに袋帯で。お約束を守る、というのもカジュアルにはない楽しみが、あると思います。  我が家は男の子がいるのですが、五歳のお祝いのときには、私は嫁入り着物の一つ紋色無地を着ました。本番の七五三のお祝いのときは、神社にお参りだけして記念写真を撮らなかったので、改めて翌年の3月11日の午前に撮影をしました。その日の午後、東日本大震災が起きた忘れられない日の想い出です。  色無地は、子供が主役の行事の時、控えめに母としてお祝いする着物として便利なものです。自分の場合、お宮参りに七五三、卒園式、入学式と大活躍しています。お茶席にも着て行けて、色無地って便利! 1枚あると本当に使い回しのきく着物だなあと思います。  自分の場合は嫁入りのとき、一つ紋付の色無地は袷を三枚、絽を一枚持たせてもらったのですが、色は母に任せたところ、不思議と顔映りのいい色ばかり。母ありがたし、です。  1枚だけ、少し似合わないなあと自分で思っていた色のものがあったのですが、40歳を超えたらこれがまた似合うようになってきました。逆に若い頃そればかり着ていたものが少しあわなくなってきたり。色無地は、その色1色勝負ですから、余計にあう色あわない色がはっきりするのかも。  あと、生地の光沢や地紋も、実は重要な要素のようです。同じ色でも、綸子とちりめんでは、違って見えますよね。若い頃は光沢のある綸子が、年齢を重ねるとふんわりとした縮緬のやさしい光が肌を綺麗に見せてくれるようです。  自分で選ぶときは、実際顔にあてて選びたいもの。いち利モールの「さわって選べる」システムは色無地に限らず、いいシステムだなと思います。 お子さんが七五三を迎える方がいらしたら、お子さんの晴れの日の準備に加えて、色無地のお誂えなどいかがでしょうか。お父様は迷うことなく、是非羽織袴で! 想い出に残る素敵なお祝いの日を迎えて下さいね。 =========================== ★いち利モールの色無地 http://bit.ly/19eKcMN ★ほし わにこさん トークイベント&ランチ会開催! 11月24日(日)銀座にて ↓↓イベント詳細は↓↓ http://ichiri-mall.jp/tokushu/05.php

子どもの着物は合理的にできてます!

星わにこ
2013/10/02 00:00
すっかり秋めいてきた今日このごろ、袷のシーズン到来ですね。 やっぱり手持ちが一番多いですから、どれを着ようか今から楽しみです! さて、本日の「オトナの着物生活」ですが、子どもの着物のお話です。  先週末、子どもと一緒に「こども日本文化体験」(NPO法人ZEROキッズ主催)に参加してきました。 1年を通して「和」に親しもうということで、4月から浴衣着用でいろんなワークショップにチャレンジしています。  今回は茶道だったのですが、浴衣姿でお茶をいただいたり、お運びをする子どもたちの可愛さときたらもう! 水屋でお手伝いをしていたのですが、終始頬がゆるみっぱなしでした。  子どもたちも、あま~い練り切りの後のお抹茶を、ちゃんと飲みきっていましたよ。  他にも書道や和太鼓、坐禅に落語に百人一首などがあり、我が家は2年目の参加ですが、最初は落ち着いて座っていられなかったうちの息子(会場脱走の前科もあり(;;))も、回を重ねるにつれて落ち着いて参加できるようになってきました。  自分のコーデは、水屋のお手伝いなので単衣の鮫小紋に、母にもらった八寸の帯。おばあちゃんにも孫の姿が見せたいなと選びました(見えるわけじゃあないんですが、なんとなく(^^;))。    で、子どもの方は、そろそろ涼しくなってきたので、コーマ地の浴衣ではなく厚手の木綿の浴衣を出してきたのですが、半年着ていなかったらもうつんつるてん。手や足がにょっきりです。あわてて揚げを伸ばしました。  子どもの着物には、すぐ成長する子どものために「揚げ」というものがあるんですね。揚げを小さくとれば、袖丈も身丈も伸びて、長く着られるように作ってあります。毎回揚げを調整するたびに「着物ってよくできているなあ」と感心しきりです。 「揚げ」は、肩の部分と腰の部分をつまんで縫って、丈を調節するとともに、羽織るだけで子どもが簡単に着られるように工夫されているもの。袖丈を調節する「袖上げ」というのもあるそうです。  肩の部分の揚げがついていると、子どもの可愛らしさが引き立ちますね。この揚げをするのは子どもの間だけ。女の子は十三参りを済ませたらもう肩あげをしないそうです。「肩揚げを下ろす」という言葉には、童女が成人するという意味があるのだそう。  今は13歳でも身長が高い子も多いので、揚げが取れない場合もあるようですが、十三参りではじめて大人の着物に袖を通す女の子のに肩あげがついているのは、成人式の振袖とは違ったなんともいえない初々しさがありますよね。  でも、この「揚げ」の調節、面倒くさいんですよね(^^;)じっとしていない子どもの裄を測るか、着物を羽織らせて何センチ伸ばすか決めて、解いて、縫って……。正式な縫い方は、和裁をきちんと習わないと解らないのでは。  なんですが、もともと揚げが付いている場合は、何センチ伸ばすか決めたら、その半分の長さの部分を、もともとの揚げから測って、同じように縫って、あとはもとの揚げを解けば簡単に伸ばせます。 腰揚げのダーツも、これなら簡単なので、私も普段着はざくざく縫いで自分でやってしまいます。お古をいただいたら、この逆で詰めればOK!   でもここでちょっとまた盲点があって、腰紐も腰揚げを伸ばしたら、下につけかえないと、帯で隠れなくなっちゃうんですよね。今回、忘れて思いっきり兵児帯の上に白い腰紐が見えてました@息子 スマン。大体前日にあわててやるのがイカンのですが(反省)。  浴衣だけでなく、ウールや正絹の着物でも同じですから、着る回数は少なくても揚げを伸ばせば1枚の着物を2、3年は着られます。機会があったらぜひぜひお子様にも着物を着せてあげてください\(^O^)/ 礼装は窮屈かもしれませんが、普段着の浴衣やウールだったら汚しても自宅で洗えるし、兵児帯なら苦しくないし結ぶのも簡単だから、気軽に着られますよ。親子で着物もいいですよね~。  洋服よりちょっと動き辛いせいか、子どもが楽に着られるように工夫してあげるのも大事です。 草履がなければサンダルだっていいし、襦袢じゃなくてタートルネックなどにしても。 下着はスパッツをはかせると、はだけても親も本人も気楽(^^;)。不思議なことに、何度も着て慣れてくると、はだけなくなってきます。きっと、実際着ることで着物の所作を覚えるんですね。  折角の素晴らしい日本の知恵が詰まった着物は伝えていかないともったいない。着物にもっと親しんで、着物が好きなキッズが増えると、日本の文化の未来は明るくなる!  あとなによりも、日本の子どもは着物姿が似合います(笑)ほんとに可愛いんですよね。もっともっと着物キッズが増えるといいと思うわにこでした。 ◆着物通販 いち利モール ただ今コーディネート大会投票募集中! http://bit.ly/17uEE1g

衣がえの決まりあれこれ

星わにこ
2013/09/24 00:00
 暑さ寒さも彼岸までといいますが、永遠に続きそうだった猛暑もさすがにやわらいできましたね~。  9月も下旬になると、葡萄とか栗とかサツマイモとかが気になるようになり(食べ物ばっか)、単衣にあわせる帯や小物もすっかり秋仕様を考えるようになってきました。  そもそも「単衣(ひとえ)」って、着物を着はじめたときにはよくわからなくて、夏でも冬でもない、6月と9月にしか着られないと聞いて「贅沢なものだなあ」と思ったものです。  でも、ちょこちょこ着るようになってみると「この時期しか着られない!」という着物は気合いを入れて着たくなるものなんですね(笑)。季節を楽しむのも(それがちょっと無理をしていたりしても(笑))着物のお洒落の楽しみであり、醍醐味なんだなあと知りました。  そして意外と「初夏も初秋もオッケー!」と思える単衣は少ない。柄もそうですし、あとどうしても着たい色のトーンが違ったりします。どっちでもいいかなと思うものは、中途半端だったり(涙)。それもまた悩ましいのですが、手持ちの少ない着物で、ない知恵をしぼって季節にあわせるのは燃えますね~!  帯や小物は、時期によって夏物をあわせたり、袷のものを使ったりするんですよね。覚えきれないので毎年どうだっけ、とアンチョコを取り出して確認しています。帯の衣替えも気温とにらめっこで悩ましいところです。  ほんと、着物って時々、苦しいのか楽しいのかどっちやねん! と自分でつっこみたくなりますが、そのややこしいところがまたはまったら抜けられない着物沼の深さなんでしょうね~(^^;)  普段着であればきっちり衣替えをすることもないし、フォーマルな席やお茶席以外は、無理をしなくてもいい風潮になってきましたし、気温やお天気にぴったりの着物姿の人を見かけると、拍手したくなります。  それでも普段に着物を着ているというよりは、ちょっとおしゃれしておでかけしたいときに着ることが多い私にとっては、衣替えの「決まり」はちょっと気になるもの。  皆様のほうがお詳しいとは思いますが、一般的な目安として、9月の前半には夏物の帯、襦袢、小物をあわせ、後半には袷の帯(八寸などや染めなどの軽やかなもの)、襦袢、小物をあわせます。9月前半は暑い日には絽の着物でも可、10月の半ばくらいまで暑い日には単衣を着てもよし、ということになっているようです。 素材だけでなく、色や模様でも気温にあわせて夏から秋への移り変わりを楽しめたりするといいなあと思いますが、上級者への道のりはなかなか遠い……。 あとひとつ、単衣のシーズンは6月は梅雨、9月は台風と、結構雨が気になる季節でもあるので 雨コートなどの雨対策もしっかりしておきたいですね。 日本も広いので、北と南では気温も随分違うはず。気がつくとあっという間に過ぎ去ってしまう、単衣のシーズン。決まりにきゅうきゅうしすぎないで、融通をきかせつつ、季節を楽しみたいですね。  さあ~いよいよ秋も本番\(^O^)/ そしてあともう少し、単衣を楽しみたいわにこでした。 <<いち利モール 10/11まで限定>> 今締めたい♪  仕立て代込み、半巾帯特集 好評開催中! http://bit.ly/1ajpg8e

絹婚式に紋付の着物を誂えたけど?の巻

星わにこ
2013/09/17 00:00
大型の台風18号は、我が家では庭の植木鉢を倒していった程度だったのですが、ニュースで見る京都ほか各地の様子に心痛めております。被害にあわれた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 今回はちょっと想い出話です。 私の結婚式も9月の頭で、当日は雨でした。今考えると着物で列席したい方には迷惑な日取りだったかも? ですが、ホテル内でしたのでなにも考えず、親や親戚の留袖もすべて袷でした。当時は、ちょうど着物熱が冷めていた頃だったので、白無垢で挙式、お色直しでドレスを着ました。 何年か後に、黒引振袖での和婚が流行り、ウエディング雑誌でも特集が組まれたりするようになりましたが、当時はそんなこともなく、着物についてはあまりこだわりなくレンタルしました。 打掛は悩み抜いた末、いろいろあるけど予算内で大好きな熨斗目のものにしました。その横で、「男性用の袴はこの三種類です」と提示された相方(夫)が「じゃ、これで」と花嫁衣装より高い花婿衣装を選んだことが忘れられません。 「こっちでいいんじゃない?」と予算内のもので食い下がってみたのですが(笑) 「これがいいから」とそのままに。そりゃあ高い袴のほうがいいだろうさ!  あたしだって比べたら高い花嫁衣装のほうがいいですよ!と、心の中で口をパクパクさせていたわけですが、一応初々しかったワタクシはホテルの担当者の前でそれを言うことはできず、無論相方にはそんな気持ちは全く伝わりませんでした(笑)。 まあ、結局自分だけお色直ししたので、衣装的には夫婦で同額だったわけですが(笑)今でも思い出すと腹がたつエピソードです(真顔)。 さてそんな結婚式を挙げた我々ですが、今をさかのぼることン年前、無事12年目の絹婚式を迎えることに。  コミックエッセイ本にも書いたお話ですが、すっかり着物沼にはまっていた私が「今年は絹婚式」と気がついたときの鼻息の荒さはご想像いただけるかと思います(笑)。今まで「○婚式」などというものには全く興味がなかったわけですが、絹とくれば別! 絹といえば、そう、着物ですもの!!  早速相方に「絹婚式だから、着物買っていい?」と訊ねてみると「いいよ」とあっさりOKが! どうせ止めても聞かないでしょ、と。結婚も12年目ともなるとそんなかんじでしょうか。あの、衣装決めのときにはなかった図々しさが私にもしっかりと備わって参りました(笑)。  実は、それまで母にお任せで、自力で着物を作ったことがなかった私。初めてのお誂えにワクワク!!  9月の結婚記念日に着られる着物、ということで単衣を候補に。兼ねてから欲しかった「江戸小紋の両面染め」を探すことにしました。両面染めとは反物の裏と表が違う色柄で染めてあるもの。単衣でも、裾がひらりとしたときに、両面染めだと裏が白っぽくなく、八掛のように違った色柄がちらっと見える!というのに憧れていたのです ちょっと地味でしたが、鮫小紋といわれ柄の「家内安全」の反物を見つけ、家内安全なんて、絹婚式にちょうどいいよね、なんて喜んで仕立ててもらったのですが、ここで大きな失敗をしでかしてしまったのです! 「江戸小紋は一つ紋をつけると色無地と同格になる」という話を聞いていたので、紋をつけたらお茶会にも着て行けるよねー!と、紋をつけてもらうことに。結婚してからはじめて作る紋付の着物だったので、相方の紋を入れてもらうのはこれが最初。なんというか、いまさらながらあ~私も婚家の人間になったんだなぁ~としみじみしました(遅)。 どちらを表にするか悩んで、結局顔映りのよかった「家内安全」を表にしたのが失敗の元。一つ紋をつけて色無地と同格になるのは、江戸時代武士が裃にしていた三役(鮫、行儀、通し)のみ。  いわれ小紋は紋をつけても、色無地とは同格にならないそうなのです。  それを知ったときのショックときたら。  がーーーーーーんΣ(´д`;)  中途半端な知識で紋を入れて、なんだかよくわからないことになってしまったのでした(涙)。 そして、最近また知った更なる事実は、お茶の世界では江戸小紋はたとえ三役に一つ紋をつけたとしても小紋扱いなのだそうです。  がーーーーーーんその2Σ(´д`;)  まあ、万年ひよっこ茶人の私は格式の高い正式なお茶席に呼ばれることもまずないと思われますのでいいんですが……。紋の扱いって難しいんだなぁと勉強になったのでした。 誂える時、お店の人に、教えて欲しかったなぁ……(´Д`) でもここらへんの解釈も、いろいろな説があるようで、一概には言えないようなんですが、とにかくあまり正式な場では使えないものとなってしまいました。 この話には、実は誂えた年は13年目で、絹婚式ではなかったというオチがついています(えええ)。そしてさらに結婚記念日が9月上旬のまだ残暑厳しい時期なので、実は記念日そのものにはまだ袖を通していないというオチも(ぎゃふん)。 でも気に入った色柄ですので、記念の着物として、ちょっとお洒落着に大切に着たいと思っておりまする。 絹婚式を迎える方がいらしたらぜひ、紋の入った着物を仕立てられてはいかがでしょうか? よい想い出になると思います! 色無地もいいし、予算があったら訪問着や色留袖なんかも素敵ですよね~!!  そしてどうか私と同じ失敗をされませんように……(私だけですか、こんな失敗は(号泣)) そんなわけで、失敗から何年も経った現在も、この季節になると、やはり単衣の一つ紋付色無地が欲しいな~なんてぼんやり思ったりするわけです。試着室で色無地の反物をぽちぽちと見ている、秋の夜長でございました。 いち利モールさん、両面染めの反物も、ぜひ扱ってください ※いち利モールスタッフより 【9/24まで】色無地お仕立て代&紋入れ(一つ紋)無料サービス中 商品該当ページはコチラ http://bit.ly/16fzJhM

試着室が新しくなった~!&コーディネート大会に参加しよう\(^O^)/の巻

星わにこ
2013/09/10 00:00
東京オリンピック、決まりましたね。開催は七年後というのにちょっとびっくり。七年後、一体自分は何をしているのかな?と思いをめぐらせたり。  解決しなくてはいけない問題も山積で、日常の生活も続いて行く中で、それでも新しい希望に向かうことも忘れてはいけないのかもしれません。七年後、もっと着物を楽しんでいられたらいいな。 新しいと言えばですね、いつも妄想コーデを楽しんでいるこの「いち利モール」さんの新しい試着室、ご覧になりましたか? 早速遊び倒しているわにこですが、今回一番変わったのは「着姿で見られる」「後ろ姿が見られる(!)」ということです。 前の反物状態の試着室も想像が膨らんで楽しかったのですが、やはり実際に仕立て上がって着ているフォルムで見られるというのは、いいですね~!! 盛り上がります!!  そして第2回コーディネート大会も開かれるとかっ。 今週の13日からです!! 皆の力作コーディネートの中から好みのものを探して投票するのも楽しいですよ~。「えっ?この取り合わせ?」という発見も面白いです\(^O^)/ ◎いち利モールコーディネート大会ページ(投稿開始は13日から) http://bit.ly/17haAm8 さて。いつまでも暑い暑いと思っていましたが、ふと気がつくと蝉の声がしなくなり、涼やかな虫の声が聞こえるように。エアコンを切って、窓からの風でしのげる時間も長くなり……。秋がやってきたんですね。 そんなわけで今回の妄想コーデは「秋のほっこり単衣コーデ」。とはいえまだまだ暑いので、半襟で寒色を差しつつ……。 ジャジャーン!! http://bit.ly/13xobsq 本当にジャジャーン!という感じの効果線がイイ(>▽<) 着たときに入る陰や、柄合わせもリアルです~! マジすごい。 半襟や帯揚もどんな分量で挿し色になるか、一目で分かります。自分の着物に似たものを探して色合わせの参考にもできますね。  こうなってくると帯留や羽織の試着など夢が膨らみまくって困ります!  でも少しは自分の頭も使わないと、サビちゃいますかね(笑)  新試着室、お試しを いち利モール試着室はコチラ https://ichiri-mall.jp/kisugata/

重陽の節句とお遊び手描き帯!

星わにこ
2013/09/03 00:00
9月、単衣の季節となりました。まだとても単衣でおでかけする暑さではない東京ですが、秋は確実にそこまでやってきています。 9月9日の重陽の節句は別名「菊の節句」。また、今年の中秋の名月は9月19日だそうです。菊や月、うさぎや団子(笑)など、この季節に因んだモチーフが気になってきますね。  この季節だけのモチーフや取り合わせを、小さな自己満足ですが身につけて楽しみたいもの。 でもなかなか、ほんのわずかな期間しか身につけられないものを手に入れるのも、機会的にも金銭的にも余裕がないと難しいものです。4年前のこの時期に、ちょうどおでかけの予定があり、秋を感じさせる夏帯がないなぁとコーデに悩んでいたワタシ。 どうしてもお月様の帯が欲しくて、自分で描いちゃいました! ベースの帯は、リサイクルショップでゲットした絽の喪帯。500円でした(^^;)リキテックスの白にパールテクスチャを混ぜて、大きくまあるいお月様を。地紋の波が浮かんで、只の丸がなかなかいいかんじに(自画自賛)。 ちょっと目つきの悪い兎さん2匹を添えてみました。 前柄には、小さな満月。 お目汚しの画像ではありますが、出来上がりはこんなかんじです。 こんな季節限定の絽の帯は、せいぜいが1年に10日間くらいしか締める時期がありません。 一昨年は、観劇で締めました。その前の年はお茶のお稽古。 去年はキモトモが海外にお引っ越しが決まった送別会がちょうどこの季節。海の波をレースの帯締めで、船のブローチを帯留代わりにして旅立ちのお祝いの気持ちを込めました。 そのときどきのことが、帯を手に取るたびに思い出されます。季節限定の帯や着物は、着られる期間が限られる代わりに、その年の想い出を鮮やかに積み重ねてくれるようです。 こういうお遊びのお絵描きや染めは、失敗しても後悔しない値段のものでチャレンジするのが唯一のコツ(^^;) この帯の絵を描いた時には、どこに描けば上手く柄が出るかよくわからない……と悩んだ挙げ句、自分で切らない作り帯にして、お太鼓部分に描くことにしました。 これなら柄出しに失敗することもない! そしてまだまだ暑い9月の頭、創り帯だとすぐに着られて時間短縮で汗だく防止になる! といいことづくめ。我ながらグッドアイデアと鼻の穴をふくらませていたのですが……。 作った時にはたしかに、前柄のお月様はちょっと右手に出ていたのです。 だけど、一昨年くらいから段々真ん中よりに……そして去年はド真ん中に……。真ん中にまんまるなお月様があると、チャンピオンベルト風味に(滝汗) 何故? 何故なの?? それはここ数年で余計なお肉がついたため。お太鼓部分と胴が固定されている作り帯では、位置の調整ができず、お月様が移動してきてしまったというわけです(悶絶)。  このままでは、お月様が左側に来てしまう!? いやいやそれだけは!! さて今年はどうなるでしょうか? 今からドキドキヒヤヒヤのわにこでした。 (ヒヤヒヤしてないで痩せなさい!というツッコミが方々から聞こえてきます……。) 皆様も、切らない作り帯を作るときはウエストの変化にお気をつけ下さい!!(そいういう話だったっけ今回……) ■着物通販 いち利モール http://www.ichiri-mall.jp/ 兎の柄の帯揚あります♪ http://bit.ly/136WDtE http://bit.ly/1fvrMtd

扇子の差し方ってあってますか?&手描き扇子で遊んじゃおう!の巻

星わにこ
2013/08/27 00:00
今週に入って、猛暑もちょっと一段落。夏も終わりかな……と思いましたが、天気予報を見るとまだまだ残暑厳しい日もありそうですね。 浴衣もそろそろ着納めでしょうか。週間天気予報とにらめっこで、また着るものが悩ましい日々が続きそうです。 さてさて、これからのちょっと暑い日にも大活躍の、涼しい風を送ってくれる扇子。皆さんはどうやって持ち歩いていらっしゃいますか。 正装のときの末広や、お茶で使う扇子とは違い、普段遣いの扇子は実は帯に挟まない方が痛まないというお話もありますが、やっぱり帯にはさんでおいて、すっと取り出して使うのが便利ですよね。 そしていざ帯へ……と思った時、あれ?右?左? 要が上?下? と一瞬迷うのは私だけでしょうか(笑) 正解は「体の左側、要は下」です。刀と同じように、体の中心から脇に向かってやや斜めにし、扇子の天(上側)が2センチほど覗くように差します。地紙が正面にくるように、帯と帯板の間、もしくは帯と帯揚の間、いずれにしても帯揚よりは前に差します。 差すときは、右手で持って、左手の親指で入れる場所の帯をすこし開けて差し込むと帯も傷みません(^^)v もともと懐剣のかわりに帯にはさんだものということで、刀を抜くイメージで「右手で抜きやすいように、左側にはさむのね」と覚えました。でも、左利きの人も我慢して左に差したほうがいいと思います(笑) 懐剣代わりと思うと、お守りのようでもあり、なんだかキリッと身も引き締まるような気持ちがします。 さてさて、そんな扇子ですが、私は毎年新調しております! というととっても贅沢みたいですが、1本100円です。100円ショップで扇子が並び始めると、何本か無地のものをゲットするようにしています。 よくなくす、というのも一因ですが(トホ)、扇子に自分でお絵描きしてオリジナル扇子にするのが楽しみなんです。プレゼントしても喜ばれますよ~! 本当は扇子の絵は「地紙」という扇の形の紙に絵を描いて、扇子職人さんに仕立ててもらうものですが、直接落書きしてしまいます(^^;) 100円ショップの扇子は布張りなので、布用の絵の具やリキテックスで描きます。深く考えずに、一発勝負! 私は「セタカラー」というシルク用の絵の具を使いますが、リキテックスにパールテクスチャなどを混ぜてもキレイですよ。 ちょっと水玉を描いたりするだけでもオリジナル気分で楽しいです。黒地の扇子だと、色が引き立って雰囲気があるのであらが目立たないので初心者さんにおすすめです(笑) <黒の無地扇子に羊歯の絵を描いて、お茶の先生にプレゼントしました> <これはちょっとよい無地の紙扇子に直接(爆)絵を描いたものです> 洋服のときでも扇子は持ち歩いているのですが、子どものいい時間つぶしになるので飽きて騒ぎ出した時などに渡したりします。でも、あっという間にボロボロに(^^;) 一夏の消耗品と割り切って、楽しんでいます。 とっておきの扇子はまだまだ引き出しの中の私、いつかは「素敵だなぁ」と思ってもらえるような扇子を、すっとスマートに取り出して優雅にあおいでみたいと夢見ております。 まだまだ扇子の活躍する季節、かっこよく帯に差してお出かけ下さい♪