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補正の困ったを解決★「さらし補正」はナカナカよろしいの巻

星わにこ
2014/02/04 00:00
補正などほぼ要らない体型のわたくしですが、最近さらし補正にはまっています。上半身はきものブラかあしべ襦袢に胸パットだったんですが、最近ですね~お腹がシャレにならない気になり方。  30代のとき、妊娠4ヵ月で留袖を着る機会があり、着付けの人に「ちょっとお腹がぽっこりなんですが」というと、「ふふ、こんなの出ているうちに入りませんよ、もっと立派なおばさまがいっぱいいますから大丈夫」と笑われて、そんなもんかと思ったのですが、な る ほ ど、「おばさま」になってわかるこのぽっこり(涙)  ずっとさらし補正は胸が豊かな人がするものだと思っていましたが、平ら(涙)でも関係ないし、どうやらお腹の補正にもなる模様。昨年の夏に取材で知った笹島寿美先生の骨格に沿ったさらし補正の方式を試してみました。  まずは胸囲を4~5巻きくらいできるさらしを用意します(1反で十分余りが出ます)。腰の部分に補正が必要な人はタオルをはさみ、反物の半分の幅に二つ折りしたさらしを、肌襦袢の上に下腹から巻いていきます。背中からわきの下に通して、胸を押さえて二巻きします。ウエストの部分はきっちりまかなくてもいいので、ラクに巻いておきます。  ぎゅうぎゅうに巻かないとずれて下に落ちちゃうんじゃないかとどきどきでしたが、ざっくり巻いても骨格に沿って体の動きに対応する巻き方だと、ずれることはありません。上にも襦袢、着物を着て帯で押さえるので一日過ごして脱いだときもそのままです。感動しました。  腰にタオルを入れたときは安全ピンなどでとめるといいそうですが、私はその部分をちょっとだけ色糸で縫って、ポケット風にしています。こうしておくと、入れる位置を迷いません。  お洗濯は私の場合、二つ折りにしたまま適当にくるくるたたんで、洗濯ネットに入れて洗います。干すときも二つ折りのまま、ハンガーで干します。すぐ乾きますし、皺をのばしながら干せばアイロンも不要です。ずぼらですが、ちゃんと綺麗になりますよ~。  バリバリ昭和の田舎で育った私は、当然ながら布おむつ育ち。少し歳の離れた弟の白い布おむつが天気のいい日には竿に並んで青空の下ではためいていたのを覚えています。おひさまの匂いのするそれをたたむのを母に習って手伝ったりもしました。私にとって布おむつは、幸せの記憶。だから子どもは布おむつで育てました。幸いなことにうちの子どもは鉄のお尻で、かぶれ知らずで元気に過ごしました。ありがたかったです。いつも仕事でばたばたしていても、布おむつをたたんでいると、不思議と気持ちが本当に癒されたんですよ。  そんなこともあってか、さらしを干していると、布おむつを思い出してほっこりするんです。洗濯を含めて、さらし補正がすっかり気に入ってしまいました。たためば四角い布になるのも、気持ちいいんですよね。  ちょっと恐ろしいのは、とても融通がきくので少々太ってもまったく気付かないことでしょうか(汗)  体にさらしを巻き付けていくと、だんだん気持ちも着物モードにはいっていきます。姿勢が悪いと、気持ちよく巻けません。背筋をのばして、しゃきっとさらし補正、一度おためしあれ! 出典:「骨格と着つけの関係―着くずれしない着つけ」著・笹島寿美 神無書房

★妄想コーデ★バレンタインはショコラコーデ♪の巻

星わにこ
2014/01/28 00:00
こんにちは、嵐では松潤押しのわにこです。月9ドラマの失恋ショコラティエ、性格はともかく、綺麗ですね~。チョコも美味しそうです。  もうすぐバレンタイン、街でもチョコレートを見かけ、気になる季節です。世界からショコラティエがやってくるデパートの催事もすごい熱気ですよね。  最近のバレンタイン事情は、お目当ての男の子にチョコをあげたり義理チョコを配ったりなどということは過去のオハナシのようで、もっぱら女子同士で「友チョコ」を配り合ったり、自分に超ご褒美の高級チョコを買ったり、そんなかんじになっているようでありますね。  小学校の高学年くらいから、クラスの女子の人数分の手作りチョコを作るため、バレンタイン前夜は台所がすごいことになっている女子のおうちは多いようです(^^;)お母さんも大変です。  そもそもバレンタインデーは、ローマ時代に禁止されていた兵士の婚姻を許した罪で2月14日に処刑されたという、司祭バレンティヌスに由来して、男女の愛を誓い合う日なんだとか。  それが日本ではチョコレートを贈ろうという企業の宣伝によって、女子が男性にチョコを贈る形で定着したんですが、またこれなんか違った方向に進化しているようですね。ホワイトデーは有名ですが、新たに4月にオレンジデーというのも出て来ているようで。韓国ではブラックデーなんていうのもあるそうです。  どっちにしても、恋愛とは縁遠くなってしまったワタクシなどは、ちょっと美味しいチョコがいただければいいかな、なんて程度ですが、チョコレートは大好き!なので、今日はチョコレートコーデを妄想してみました(笑)   http://bit.ly/19M6ieH  織が美しいチョコレート色の御召に、ちょっとエンブレムっぽい模様の入った光沢のある博多帯に、ストロベリーとミントの色を効かせてみました。  美味しそう  チョコレートには疲労回復や、記憶力や集中力を高める作用があるとか。あま~い香りを想像するだけで、気分も上がります。自分もチョコになったつもりで、寒い冬を乗り切りましょう~♪ ====================================★ ☆⌒Y⌒ヽ⌒Y⌒ヽ ☆    丿    丿  \ / \ /     Y   Y   いち利モール           ハートの帯留あります♪    左上から ベネチアンガラス ピンクハート http://ichiri-mall.jp/ap/prd0237078000.html ガラス帯留(チョコレート) http://ichiri-mall.jp/ap/prd0237052000.html ベネチアンガラス 青 http://ichiri-mall.jp/ap/prd0216569000.html もう一種類 ベネチアンガラス帯留め【スタジオサカミ】 http://ichiri-mall.jp/ap/prd0232554000.html

実はオトナも振袖を楽しめるというお話の巻

星わにこ
2014/01/15 00:00
先日の成人式の日は、晴天に恵まれてよかったですね。 あちこちでニュースや、成人を迎えた方、そのご家族の声を聞いて気持ちが改まる思いです。 大人も頑張らねば!  午後、用事があって街に出たのですが、真っ青な空の下、成人式帰りの振袖姿をちらほらと見かけました。 新成人の振袖姿、本当にいいですね。若さと振袖のダブルパワーでまさに輝く美しさです。無敵です。  今風の振袖も、お母様の振袖かな?という古典柄の振袖も、歌舞伎町で見かけた金髪に振袖も、皆とてもキラキラしていて、「二十歳の振袖」は特別なのだなあと感慨にふけるおばちゃんでした。  でも! これだけ日本女性を美しく見せる振袖、成人式だけしか着ないのはもったいないです。晴れ着は着るシーンは限られてしまいますが、だからこそ十代から、着る機会があったら逃さず着てほしいな~と思います。  振袖を堂々と着られる時間は、案外短いですから(笑)  あとはもう、「お化け」とかコスプレとかそういう領域に入ってしまうので(笑) ぜひ、振袖年齢の間にたくさん着ていただきたいです。  実は私は振袖は、中学生のときに叔父の結婚式で一度着ただけなんです。成人式は自治体が振袖での出席を禁止していたので、着ませんでした。あとはさほど自分も興味がなかったので結局それきりに‥‥。  でも、いいだけ大人になってから、働く母たちの忘年会でおしゃれをして出席、ということでキモトモと振袖で出席しよう!と盛り上がって着てみたら、これがなんとも「気分が上がった」のです。すごい。訪問着とか比じゃない晴れ着感覚。ちょっとお袖が長いだけなのに、振袖のパワーってすごい。  つい味をしめて、閉鎖的空間(笑)でしばらく振袖を着るブームが訪れたのですが、これが楽しい。非常に楽しい。まさに非日常。  着物には「儀礼的服装」の側面もありますから、未婚女性の第一礼装という振袖の意味自体は大切にしたいですけれども、こういうお楽しみも、あっていいと思うのです。 今年は、「振袖OK」な新年会にお誘い頂いて、今からとってもとっても楽しみにしております。  二分の一成人式があるなら、二度目の成人式、三度目の成人式があってもいいじゃない!  二度目は過ぎてしまったので(笑)三度目の成人式は真っ赤な振袖とか着てもいいんじゃない? 大人の振袖があってもいいんじゃない? といろいろ妄想するわにこでした。  大人の女性の第一礼装、晴れ着としては留袖(もしくは色留袖)があるわけで(これこそ本来の着用機会が非常に限られる晴れ着ですが)それはまた本当に日本女性を美しく見せる晴れ着ではあるんですが、やっぱり振袖は永遠の憧れです。  大人向けの色柄で、帯結びもおしりが目立たないよう(笑)工夫して……大人の振袖、流行らないですかねえ~。 ==★ いち利モール 新春初売りセール1/20まで!★ == 帯留・三分紐追加入荷しました♪ http://ichiri-mall.jp/lp/newyear2014/ ◆いち利モールのお出かけにも参加してくださっている NPO川越きもの散歩の新年会で 「今年はコスプレ的に振袖や留袖でのご参加も大歓迎 」と 参加者を募集しています♪ http://blog.ap.teacup.com/kimonosanpo/

振袖は日本女子のプリンセスドレス★

星わにこ
2014/01/08 00:00
明けましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくおねがいいたします(^^) お正月、初詣に新春のおでかけに晴れ着を着られた方も多いのでは。 街で華やかなお着物姿を見かけると、とても晴れやかな気持ちになります。  そして1月の晴れ着と言えば、成人式! そして振袖! ですよね~。 年齢的に親目線の話になってしまいますが(笑)、お子さんが成人式を迎える方があれこれと用意されているのを見ると、こちらまで幸せな気持ちになります。  レンタルが全盛の昨今ですが、何年も前から準備して白生地から誂えたり、和裁の腕を活かして自分で仕立てたり、自分の振袖を仕立て直したり、親戚の女の子たちが代々着てお祝いしてきた振袖を借りたり、アンティークショップでお嬢さんと一緒に選んだり……。 そんな話を聞くとワクワクします。  草履やバッグや髪飾りにいたるまで、いろいろと揃える楽しみが無限大で、女子母っていいなあ~としみじみ羨ましく思います。  男子はやはり、黒紋付がビシっと決まりますね~。 うちも随分先にはなりますが、黒紋付を着てくれないかなと思っています(妄想)。 でもやっぱり女子の振袖を揃える楽しみには敵いません!  昔は1月15日が成人式でしたが、今は1月第二月曜日に行うところがほとんど。 地方では、帰省のついでに出席できるようにとお正月に成人式を行うところもありますよね。  先日、美容院で担当してくれた美容師さんが沖永良部島の出身ということで、 成人式の話を聞いたら、女子はもちろん男子も着物姿がとても多く(土地柄、大島紬も多いとか)、 その美容師さんも羽織袴だったそうです(しかも、紅白のシマシマの袴!)元旦に駅伝に出て、 2日は成人式、夜になるとまたそのまま町内を新成人達が夜通し練り歩く行事があるんだそうです。 もうヘロヘロですよ!と言っていましたが、ほんと若くなければこなせないハードさ。 地方によって、いろんな成人式や行事、風習があるのでしょうね。 生まれ育った土地の伝統も大事にしていって欲しいなと思います。  私の成人式は、岐阜の故郷が当時冠婚葬祭を簡素にしようという「生活改善運動」というので、振袖着用禁止だったのです(がーん)。 派手になりすぎるのも考えものですが、当事者としてはかなりがっかりでした。 そのころは、「振袖はいらないから車買って」とか「海外旅行に行きたい」とかいう子もいましたけど、私は振袖が着たかったなあ。その反動で、後日いいだけ大人になってから振袖を着まくったりしてみたりしましたが(笑)まあその話はおいておいて……。  一昨年にわにこが参加しているフラーレンというクリエイター集団有志で行ったお着物チャリティイベント(略してキモチャリ)で、私が成人式の反動(笑)で買い集めたリサイクルの振袖を求めてくださったお嬢さんが2人いらっしゃいました。  そのうちのお一人が、今年成人式ということで、昨年の秋に振袖を着て記念の家族写真を撮影されました。 ちょっとだけ見学にいったのですが、その振袖にあわせてお母様がいろいろと考え抜いたコーディネートが、とてもよくお似合いで、本当に輝くような美しさで。そして隣で微笑むご両親の顔も、本当に誇らしげで、素敵で、おばちゃん思わず涙が(;;)。  親になって初めてわかったことですけれども、子どもが無事に成人を迎えるということは簡単なようで簡単なことではなく。成人となる我が子を祝う親御さんの気持ちを思うと胸がいっぱいになります。心からおめでとうございます、立派に育てられましたねと声をかけたくなります。  そして、前置きが長くなってしまいましたが(長過ぎるわ!)、なにより主役の成人を迎える皆様、本当におめでとうございます。 自分らしい生き方を大切に、成人としての自覚と共に、成長を見守ってくれた周囲の方への感謝も忘れないでね。 振袖を着る時は、洋服の時とはちょっとだけ動きを変えてみてください。お袖は意外と重いので取り扱い注意です。立つときは、足がガニマタにならないように(笑)、椅子に座る時はお袖を膝に置いて踏まないように。帯がつぶれないよう椅子には浅めに腰掛けて。  そして最重要事項は、トイレにいったときの対処法です。着物を着慣れていない人は、着付けてもらったら、その場でトイレでどうしたらいいか聞いて確認を。安心して一日を過ごせますよ。  なにしろ振袖は日本女子のプリンセスドレス。優雅に振る舞ってくださいね。  こんなに気持ちが盛り上がる盛装はちょっと他にはありません。そして、振袖を堂々と着られる時期はあっと言う間に過ぎ去ります! いやもうほんと、うかうかしてると、年齢的に人前では着られなくなりますから(笑)着られる機会があったらどんどん着て下さいね~\(^O^)/  お祝いの日が、晴天に恵まれますように! ┃-----------------------------------------------------------------┃ ┃                                    ┃ ┃===========★===========┃ ┃                                    ┃ ┃-----------------------------------------------------------------┃ 着物通販いち利モール初売りSALE開催中! 着物&小物が最大50%OFF http://ichiri-mall.jp/lp/newyear2014/

二葉苑で染のカレンダー作りに挑戦!の巻

星わにこ
2013/12/25 00:00
メリークリスマス! 皆様素敵なイブを過ごされましたでしょうか?  年末の連休&ビッグイベントも終了、いよいよ今年もカウントダウン。 しかし仕事も、年賀状も、大掃除も‥‥‥まだまだが~んばれ~~ワタシ♪です(´Д`)  来年の準備と言えば、お気に入りのカレンダーは用意されましたか?  わたしは毎年決まったカレンダーを使っているのですが、今年はそれに加えてお気に入りカレンダーをゲットすべく、先日、二葉苑さんの『「カレンダーを染めよう!第二弾」木版染めと型染め』という染色体験へ行ってきました。  あらかじめ半分にカレンダーが染められている布の余白に、好きな木版に顔料をスタンプのように布に押して模様をつけます。そこに、型紙をあてて刷毛で摺って染める「型染め」で色を挿していきます。  木版はインドの方から譲られた貴重なもの。手間がかかるので今ではほどんど行われていない技法だそうです。木版でつけたワク線の中に、何枚もの型紙を使って、色を分けて染めていきます。 空いたところに、自分のワニスタンプ (インドの木版を、染色材料販売店で発見!ワニだからというだけで無目的に購入(爆)しておいたもの)を押してみました。 (基本持ち込みは不可ですが、受講人数が少なかったということもあり、特別に許可していただきました。ありがとうございました) カレンダー部分の自分の記念日にも、色をつけてみたり。 木版も不揃いでガタガタだったりしますが、マイオリジナルということでご愛嬌。 一緒に体験していた方のセレクトと配置も素敵で、同じ木版を使っても全然違ったものが出来上がっていましたよ。  出来上がった布は、持ち帰って裏からアイロンをかけるとより顔料が定着するそう。 布の上下に、これまたオリジナルのインクジェットプリントのシルク生地(猫、鰐、という文字がプリントされています(^^))を縫い付けて、来年のわにこカレンダーができあがりました! 二葉苑の奥さんが「あら、ワニが上を向いて、幸運がいっぱいキャッチできそう!」と言ってくださいましたよ(^^)V お気に入りのカレンダー眺めつつ、よい年にしたいものです。  染色体験には何度か参加していますが、毎回いろんな染色体験ができるので楽しみにしています。 へたくそでも自分だけのオリジナルができるのが嬉しいし、また実際に染めてみることで、ズレもムラもなく長い反物を染めあげていく、職人さんの凄さが改めてわかる機会でもあります。 手をかけて作る着物の魅力がわかるのです。  そんな二葉苑がある新宿区の中井から落合のあたりは、昔から染色産業が盛んです。 毎年春に「染の小道」というイベントが開催されていて、街に沿って流れる川に色とりどりの反物がはためき、商店街には染色作家や学生の染めた暖簾が掛けられて、中井の街全体が染のギャラリーに変身します。  来年の「染の小道」には、わたしも「わにのれん」を制作して参加する予定です。 同じく中井の「おかめ工房」の山本先生にご指導いただいて、紅型の手法でわにを染めるべく、奮闘中です!!   2014年2月28日(金)~3月2日(日)の3日間、着物で染の小道散歩におでかけになりませんか?  2日(日)にはいち利モールさんのおでかけイベントも予定されていますよ!  わにこも参加予定ですのでご一緒しませんか?  来年のカレンダーに、マルをつけていただけたら嬉しいです\(^O^)/ 今年の6月にはじめさせていただいたこのコラムも、皆様のお陰で半年なんとかやってまいりました。 いつも読んでいただき、本当にありがとうございます!  来年もちょっとお役立ちな情報やわにこの笑える失敗などなど、着物周りの楽しい話題を毎週水曜日にお届けして参りたいと思いますので、来年もまた、よろしくお願い申し上げます。  ではでは、皆様どうぞよいお年をお迎え下さいませ。 *+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+* 着物通販 いち利モール 今年もやります!初売りセール(1/1 0時より。サイト予告は12/26~) http://ichiri-mall.jp/ ◆二葉苑工房ページ http://ichiri-mall.jp/koubou/list/koubou09.php ◆3月2日(日)着物でお出かけイベント「染の小道お散歩」募集開始は2014年1月8日予定です♪ <マイワニ木版> ‥‥‥ワニですよね、これ(自信がなくなってきたり(笑)

着衣始(きそはじめ)ご存じでしたか?

星わにこ
2013/12/17 00:00
今年も残すところあとわずか。 あれもこれもまだ終わってなくて、気ばかり焦る年末ですが、お正月は華やかな気分で過ごせるよう、少しでも家の中を綺麗にしたいと思っているわにこです。。。わにこです。。。わにこです。。。(なぜかうつむく)  さて、気持ちを切り換えまして(?)今月の妄想コーデは、そんなお正月に着たい晴れやか小紋です。 ジャーン! http://bit.ly/1bb8RB7 染織工芸 はまやさんの鮮やかなターコイズブルーの小紋を選んでみました。 訪問着や付け下げにも負けない華やかさです。 京都亀岡で親子二代で営む工房で生み出される手仕事の結晶、工房の特集ページを見ながらこだわりの技にうっとり。 http://ichiri-mall.jp/koubou/ 工房紹介で職人さんの顔が見える着物や帯、素敵ですね。 作り手の顔が見えると、大切にする気持ちも倍増します。  そして帯はこれまた憧れの老舗、帯屋捨松さんの名古屋帯。 大胆な図柄にどきっとしますが、なんとも言えず上品で懐が深くて、どんな着物もワンランクアップしてくれる魅力がありますね。 これまたいつかは1本(夢)。 半襟も帯揚も、お正月だから贅沢に刺繍のものを。 半襟の雪持ちの南天模様がお目出度いですね。たっぷり見せて着つけてみたい。 そしてシボの深い地紋にぽってりと桜が刺繍されている、これまたお目出度くて可愛い帯揚で。 源氏組の帯締めは、帯などから色をとって。  お正月だから、普段と違うちょっと贅沢な気分を味わいたい というとき、小物をグレードアップするのもひとつの方法です。  江戸時代から、日本では「着衣始(きそはじめ)」といって、お正月に新しい衣類に袖を通す習慣がありました。私の子どものころも、新しく買ってもらった服を大晦日に枕元に置いて寝て、お正月は新しい服で迎えた記憶があります。  今年もあと二週間。慌ただしい現代では年末年始の行事も省略されがちですけれども、なにかひとつ、新しい着物や小物を身につけて、新たな一年を新たな気持ちで迎えてはいかがでしょうか\(^O^)/ ======== ◆いち利モール http://ichiri-mall.jp/ ◆いち利モールの帯揚 http://ichiri-mall.jp/ap/icCC02/so4/iq54/page1.html ◆いち利モールの帯〆 http://ichiri-mall.jp/ap/icCB04/so4/iq54/page1.html

着物の寒さ対策は首・手首・足首を守れ!の巻

星わにこ
2013/12/11 00:00
寒くなってきましたね! 日足もどんどん短くなって、この間まで暑い暑いとコラムを書いていたのが嘘のようです。年をとってくると1年なんかあっという間ですねえ(嘆息)。  冬の着物のお悩みは、防寒でしょうか。 基本、着物は重ね着で暖かいもの。昔お世話になっていたアパートの大家さんは冬はあったかいからと、ずっと着物で通されていました。着物はお腹周りを帯でこれでもかとガードしているので、寒いところは、三つの首(首、手首、足首)のみ。この部分を暖かくすれば問題解決です。  わにこの住んでいる東京では、室内や電車などの公共交通機関もしっかり暖房がきいていますので、外にいるとき暖かければなんとかなります。 ここでポイントは「着脱できる防寒対策」をしていくことです。  寒いからと袷の襦袢プラス長袖のババシャツもとい乙女シャツを着込んだり、毛糸の腰巻きをするなどあまりにもしっかりと下に着込んでしまうと、暖房が効いた室内で暑い思いをしたり、さらには汗で着物のお手入れが大変になってしまったりするので、注意です。  まず首は、マフラーやショールで。コートや羽織では首まわりはカバーできませんので、必須です。  手首は、肘が冷えるのでロング手袋がおすすめです。 ロング手袋で指なしだと便利ですね。わにこ方式は二段階手袋(?)です。 薄手のアームカバーで肘の上までカバーして、手袋は別にしています。 手袋はとっても寒い時だけして、アームカバーはしたまま、見えるのがきになるときは肘の方までたくしあげておきます。 着物は、肘まわりが一番スースーするので、ここを暖めておくと冷えません。もし暖房がききすぎて暑く感じたら、こっそり外してバッグにしまいましょう(^^)。  そして足首。 カジュアル着物のときは、ロングタビックスを愛用している私ですが、おしゃれ着物のときは薄手の肌色の足袋ストッキング(膝下丈)やソックスを足袋の下に履きます。プラスレギンスやシルクのステテコや裾絞りタイプのステテコで、下半身の冷えにさようならです。 普段はこれで、上に着るものを厚手にするか薄手にするかで調節しますが、初詣など長時間外にいるときは、ホッカイロを背中のあたりか、ステテコなどの上から尾てい骨の上あたりに貼っちゃいます。 背中だとはがせないのですが、尾てい骨上だと、暑すぎたらトイレなどではがせます。そして寒い時にはあとから貼ることもできます(^^)v 木綿の着物とかだと着物の上から貼ってしまうことも(お太鼓のたれに隠れます)。  あと足袋の足先も寒いので防寒草履(足先にカバーのあるもの)もあるといいなあと思いつつ、まだ手に入れていません。とても寒い日には雨草履や、雨下駄のつま先カバーにファーがついているものを履いたりしています。  もっと寒い地域だと防寒草履は必須とか。 アザラシの毛皮のものがあるそうですが、超あったかそうです!! あとは、エクセーヌなど起毛素材の防寒草履もカワイイ色が揃っていますね。雪の多い地域では、雪下駄や、雪の上でもすべらないスタッドレス草履なんかもあるそうで、話をきくだけでもワクワクします。  自分の体感温度で調節可能な防寒対策で、真冬もどんどん着物ででかけましょう\(^O^)/ ◆着物通販いち利モール◆ http://ichiri-mall.jp/ 首もと対策なら http://ichiri-mall.jp/ap/icCI05/so4/iq54/page1.html 暖かい足袋なら http://ichiri-mall.jp/ap/prd0231720000.html

コートの衿の種類、いくつご存じですか?

星わにこ
2013/12/04 00:00
はっと気がつくと、もう師走。 そろそろ着物での外出も羽織よりもコートが欲しい今日このごろです。  さて、着物で「コート」というと、これまたいろいろ。 雨コート、ちりよけコート、そして防寒の冬のコートなどがありますね。 今日は寒さを防ぐコートのお話をちょっとしたいと思います。  今は七~八分丈のロングコートが主流とか。冬になると、カシミヤをはじめとするウール、ベルベット、輪奈織、フリースなどのあたたかな素材でのコートに目が向きます。  ウールのコートで多いのが着物の衿あわせが綺麗にのぞくへちま衿タイプ。 最近はボリュームのあるロール衿タイプもよく見かけます。暖かそうですね! 元禄袖を閉じてあるタイプは1枚あると鉄板で、クリーニングも楽なので少々悪天候でもオッケー。 寒い日の外出の強い味方です。  カシミヤは艶があって美しいし、アンゴラは軽くて暖かい。素材の好みもありますね。 今年のいち利モールのコートは袖口がリブになっていて、手首からの寒風をシャットアウトしてくれて嬉しい作りだなと目からウロコでした(@@)  ベルベットや輪奈ビロードなどでは、千代田衿や道中着衿タイプですっきりとした衿元のものも多いです。 道行タイプはスタンダードですがほっそり見えてこれも素敵ですよね。 一般に道行衿、千代田衿などは礼装向き、道中着衿や着物衿などはカジュアル向きと言われています。  私が密かに憧れているのは被布衿タイプ。子どもの七五三の被布のあの衿です。キモトモが素敵に着こなしているのですが、お姫様(おひいさま)みたいで、大人が着ると高貴さが漂います 若向けとも言われますが、晴れ着のときなどに着こなしてみたい! 衿飾りとして飾り紐や房がついているものもあり、房タイプを着てみたい 着こなせるかどうかは別として‥‥(笑)  正絹で袷になると、コートは見た目より暖かです。首周りをショールやマフラーでくるめば、東京あたりなら雪の日以外は大丈夫かと思います。明るい色のキレイなコートで冬の街を歩くのもまたいいですよね。  なかなか手がまわりませんが、いつか衿の形、丈と、自分好みのコートを仕立ててみたいです。羽尺と呼ばれる、コートや羽織用の生地にこだわらず、好きな着尺(着物用の生地)で仕立てるのもいいですね。このときに、やってみたいのは肩裏(肩すべり)を好きな絹地にすること。肩裏の生地はロングコート用だと少し長めに必要です。好みの生地がない場合、少し贅沢ですがキレイな長襦袢用の生地を半分使うのもアリです。エルメスのスカーフなどで作られている方もいるようですよ。  私はいまのところ、フルレングスのコート(防寒兼晴れ着隠しw)、輪奈ビロードの道行きタイプにプラスショールやマフラー、ファーのついたウールマントで冬を乗り切っていますが、やっぱりウールのスタンダードな防寒コートも欲しいなあ‥‥と物欲は限り無しです。  実はウールのコートはアンゴラの暖かいのを持っていたのですが、115センチの丈のもので、長めの丈がいいなと思ったのが自分では裾がちょうどふくらはぎの中あたりになり、歩くたびに微妙に裾がはだけて決まらなかったのです。私より背の低い方が9分丈でちょうどいいサイズだったので譲ることになり、以来ウールコートシプシーとなっています(笑)。  知れば知る程迷いの出るコートの素材、形、丈。満足のいくコートを毎年妄想しているうちに冬が終わってしまうわにこです。今年こそ!! あっでももうまた12月になってしまった(焦)ああ、でもここまできたらバーゲンを待つべきか‥‥。予算と自分の優柔不断さに毎年歯がみする季節です。  こんなコートがおすすめよ、なんて情報もありましたらぜひ教えて下さい。皆様も満足のいくコートをゲットできますように! 

クリスマスコーデはおもいっきり!の巻

星わにこ
2013/11/27 00:00
先日、いち利モールさんのおでかけイベントで、 銀座の上海料理のお店でランチ&わにこのトークショーが無事開催されました。 なにしろ人前でトークなど初めてのことで、なにをしたらいいのかしら? 果たしてお客様は集まってくださるのかしら?とドキドキでしたが、 当日は沢山の着物美人の皆様が集まって下さり、お料理も美味しく、 笑顔いっぱいの楽しい時間を過ごさせていただきました。 ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。 Blogでもご紹介いただきました\(^O^)/ http://ichirimall.ldblog.jp/archives/35165310.html  イベントが終わった後、外に出たらもうすっかり街はクリスマス仕様!  ミキモトのクリスマスツリー、ブルガリやカルティエのビルのラッピングイルミネーションが 華やかに煌めいていました。  こうなってくるとキモノのおでかけも、クリスマスコーデで決めたいですね。 クリスマスカラーを取り入れるのもいいし、ズバリクリスマスツリーやサンタ、リース柄の帯や帯留もいい。  季節柄は贅沢なようですが、クリスマスものは意外と旬が長くて1ヵ月くらいは楽しめるのでオススメです。  今週は、また試着室でクリスマスコーデを妄想してみました  http://bit.ly/1gdMmAs (コーデの詳細を見ることができます) 雪の結晶柄の米沢紬に、プレゼント帯。赤の帯揚も雪の結晶。 半襟にはジングルベルの刺繍入り。緑の帯締めで、クリスマス気分最高潮。  刺繍半襟は、洗えるタイプでとってもお手頃価格なのも魅力です  しかもベルの刺繍は片側のみなので、クリスマスが終わったら反対側に付け替えると 雪の結晶&キラキラ半襟として、冬のシーズン中楽しめちゃいます。 これはウレシイですね。  もうひとつ、帯留もクリスマスのものが欲しくなりますね。 お手頃価格のものも多いのでついつい揃えたくなってしまいます。 1点ものが多いので、ゲットは急いで!  そうそう、イベントのとき教えていただいたのですが、人気の清水焼・馬籠静さんの帯留はほとんど1点もの。 買い逃して残念な思いをした方も多いのでは。 この絵柄の再販はありませんかとリクエストすると、入荷する場合もあるそうです。 忘れられない絵柄がある方はぜひリクエストを。  おしゃれで気持ちを盛り上げて、年末を乗り切りましょう\(^O^)/ ============================== いち利モールクリスマス特集好評開催中! http://www.ichiri-mall.jp/

格好よく見せる羽織紐の結び方

星わにこ
2013/11/13 00:00
 急に冷え込んできましたね!  我が家でもとうとうこたつを設置しました。 こたつに半纏に猫、最強の布陣を敷いて冬を迎え撃つ所存です。でもここから出られなくなるのが問題で…… という余談はさておき。  先週の羽織のお話の続きなのですが、羽織をエレガントに羽織った後、羽織紐もスマートに結びたいですよね。  羽織紐は、その名の通り結ぶ「紐」だけでなく、「無双」と呼ばれる、組紐にとんぼ玉などを通したり、ビーズや石を連ね、S字カンで「乳(ち)」(羽織紐を通す紐)に留めるタイプのものもあります。 紐をいちいち結んだり解いたりしなくていいので気軽です。  最近は、この無双タイプでS字カンを外さなくていいように、真ん中が磁石でくっついているさらに便利なタイプのものも登場。マグネット羽織紐、という名前で販売されています。 なるほど! 目からウロコのアイデア商品です。  無双タイプはハンドメイドが得意な人ならビーズやとんぼ玉などのパーツでオリジナルなものを手作りしてもいいですよね。マグネット羽織紐のマグネットパーツも、浅草橋で見つけましたよ~。 もちろん飛びついて購入! ……ですが、いまだに「いつか作る箱」に入っています(汗)。  というのも、房大好きなワタクシ、羽織紐もやっぱり房がついてる紐タイプが好きなんですね~。 結び方も、覚えてしまえば簡単です。 無双タイプで硬い石やトンボ玉などがついているタイプだと、帯留に当たって双方傷がついたりすることもありますので、帯留をするときには紐タイプがおすすめです。 「憑神」という作品の舞台で、主演の中村橋之助さんが、長兄よりお城勤めの羽織を譲られて喜んで羽織るシーンがあるのですが、そのとき、するするっと鮮やかに羽織紐が結ばれ、房のぼんぼりがキレイに丸く咲いたのにうっとりでした。 今で言うとシュルシュルっとネクタイを結ぶようなものでしょうか?  女性の場合は男性と違って礼装に羽織は着ませんが、普段にさらっと紐を結ぶというのに憧れてワタクシ練習いたしました(笑)慣れると、手癖でできるようになるものですね。  普段はこま結び(真結び)をしていますが、叶結び(市松結び)もカワイイです。長い紐の場合は蝶結びや藤結び などの飾り結びもあります。こま結びは本当に簡単なので、覚えてソンはないですよ   上がこま結び、下が叶結びです。 結び方とは関係ありませんが、上の羽織紐は「たこ足房」と言って房の先がたこの足のように編まれていてお気に入りです(^^)  下の叶結びはお守りの紐結びにも使われる縁起のいい結び方ですので、初詣に叶結びをしてみては? 結び方はイラストの通り。 エレガントに羽織をはおり、さらっと羽織紐が結べたら、これまたますます気分がよくなりまする。  でも無双羽織紐に好きなモチーフを潜ませたり、色や光沢を楽しむのも捨てがたい(欲張り)。 本当に羽織の楽しみは尽きません。自分の好きな羽織スタイルで秋を楽しんでくださいね! 関連カテゴリ:羽織|いち利モール