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雨の季節に紫陽花カラー☆染めの単衣と帯の妄想コーデ の巻

星わにこ
2015/05/20 00:00
 間もなくやってきますね……アレが。そう、梅雨。晴天が続きまくった東京も、このごろはなんだか曇り空。もう一気に夏着物が着たい! くらいの勢いでしたが、しっとりと単衣も楽しみたい気分になってきました。  今回の妄想コーデは単衣で、染めのコーデを考えてみました。  http://bit.ly/1c3wpzq 「染め」の作業にはとてもとてもたくさんの水を使います。美しい染めには、水の力が宿っているのです。  そんな水を感じる「ぼかし」の入った紅型染めの着物。普通は紅型は顔料で染めるため、はっきりとした印象になりますが、こちらの着物は染料で染めることによって、はんなりと柔らかい雰囲気になっています。ぼかしも滲むように入っていて、濡れたようなしっとりした美しさです。  帯は墨流し。墨流しは、水の表面に墨を落として模様を作り、それを布に写し取る技法。不思議なマーブル、同じ模様は二度とはできません。平安の昔からある技法だそうです。偶然の模様は、見ていて飽きません。  そんな、柔らかな染めの単衣と帯。唐花(中国の花モチーフ)の文様ですが、全体の色を見ているとなんだか紫陽花のようですね。雨の日に美しく輝く、紫陽花気分で着こなしたいコーデです。  ガラスの帯留など、レインドロップス気分で取り入れても。光が入る透明感のあるものも、これからの季節取り入れたいアイテム。  単衣の時期は短く、そして気温と天気予報とのにらめっこになりますが、それだけにお気に入りの装いが出来ると嬉しいもの。季節の装いを楽しみたいですね!

いち利モールで「さわって選べる」で単衣のお誂え体験! の巻

星わにこ
2015/05/13 00:00
 台風、真夏日と「風薫る五月」ってなんのこと? という東京です。こういう時は本当に着るものが悩ましいですね。私は先週のわーと日本橋からすっかり単衣で過ごしていますが、真夏日と言われるとさらに夏着物に手が伸びそうになってしまいますね。  さて、わーと日本橋も無事閉幕し、トルソーの森の撤収にいってきました。一体一体脱がせて、シワに気をつけながら畳んで、シワを伸ばすために腰紐を五角形に畳み直し、お借りしたものを確認して梱包しなおすのは、実は着付よりも時間がかかったかも! という作業でした。  でも、大切なコーディネートを扱わせていただき、また送付されてきた梱包の箱にまた収めながら、梱包資材や畳み方から、着物に対する考え方や想いまでまたまた勉強させていただきました。  展示では着付け師の名前もクレジットされたので「着付てくれてありがとう!」とおっしゃっていただけたのも嬉しい体験でした。未熟ではありますが、これを励みにまた頑張ります!  そのわーとで、新しい単衣に袖を通しました。去年、セールのおりにいち利モールで購入し、仕立てておいたものです。時期を逸してご紹介しそこねていたのですが、「ネットで着物を仕立てるってどうなの?」と思っていらっしゃる方の参考となればと思い、いまさらですが書いてみます!  以前、ネットでポリの反物をフルレングスの道中着に仕立ててもらったり、持っている反物をお仕立てに出したりということはあるのですが、実は着物をネットで反物から購入し、お仕立てをお願いするのは今回が初めてでした。  まずは反物選び。今回は「普段にがんがん着られる単衣の紬が欲しい!」という希望のもと、20000円以内で該当商品をチェック! 木綿もいいなという気持ちもあり(すでに目的から外れている‥‥)、ず~っと目をつけていてセールになっていた久留米絣をポチッ。  そして本来の目的に戻り、お手頃価格の浜松民芸紬を2つポチポチッ! そして勢いでらくちん帆布バッグとか帯揚とかをポチポチポチ!! 備考欄に「さわって選べる希望」として、お願いしました。  そしてなんと次の日には発送のお知らせが。は、はやっ!! というわけでポチった翌々日にはもう家の鏡の前で反物3本を前に「どうしよう」と唸るわたし。「全部いただくわ!オホホホ!」と言えるマダムじゃないので、悩みに悩んでちょっと光沢もあり、カジュアルすぎない格子柄の黒い浜松民芸紬にこれ決定!   早速返送用の伝票を貼って、そのまま段ボールで選ばなかった反物を返送しました。その後、受領のお知らせと仕立てについてのメールが。  今回単衣希望ということで、寸法にプラスして手縫いかハイテク仕立てか、居敷宛の有無、バチ衿か広衿か、撥水加工の有無を聞かれました。  寸法は、細かく指定できるようになっていて、袖幅などは尺寸での指定になります(センチでもOK)。以前仕立てた着物の寸法表を引っ張り出してメモメモ。わからないところは身長とヒップと裄、体重(あうう)を書けば、大体割り出してもらえると思います。ここはサバを読んでもいいことはないので(笑)思い切って正直に申告しました。  今回は、手縫い、広衿、居敷宛&撥水加工なしでお願いしました。そして、仕立て代と返品した反物の差額を戻してもらって、お仕立てに入っていただきます。  そして‥‥待つ事1ヵ月ほど。発送のお知らせが~\(^O^)/  赤くて可愛いボックス型のダンボールの中に、ちょっと素敵なオリジナルたとう紙にくるまれて、やってきました~マイサイズ単衣!!  羽織ってみて大満足! あとは単衣の季節を待つばかり‥‥‥ということでやってきました単衣の季節!!   わくわくしながら取り出してしつけをとり、纏うと、軽い! オーダーなのでばっちりマイサイズ。とても着やすかったです。じゃーん! こちらが着用写真です(ちゃんと撮った写真がなかったので、ゆるキャラの玄武岩の玄さんと2ショットで失礼!)。  このシステムを利用して思ったのは、レスポンスがとてもいいこと(逆にこちらのお返事が遅れて迷惑をかけてしまったりしたのですが、お急ぎの方には有難いと思います)。送ってもらって返送して‥‥とか手間がかかるなあ~とちょっと思っていたのですが、そういうストレスをあまり感じませんでした。  そしてなにより、反物を手に取って実際にあててみるとネットで見ている時と印象が変わる~! 今回は、注文したときの優先順位的に浜松紬A=久留米絣、予備で浜松紬Bだったのですが、見てみたらダントツ浜松Bが気に入ってしまい、そちらを注文しました。ほんと、わかりませんね~。  これもいいけど、ちょっとこれもいいかも、というのがあったら、ぜひ「さわって選べる」を利用して実物を見てみてはいかがでしょうか。高額賞品だったらなおさらのこと。出来上がるまでの楽しみや、納得感、満足度が全然違うと思います。  悩むようだったら、返送期間内にお友達とかに一緒にみてもらってもいいかも。盛り上がること間違いなし!のさわって選べるパーティとか楽しそうですね。バーチャル試着室で狙いをさだめたら、次はじっくり反物を比べてみてくださいね!

和×Art わーと日本橋で着物の森に迷い込む の巻

星わにこ
2015/05/06 00:00
 いきなり初夏のようになり、単衣に手が伸びる今日このごろ。GWは皆様いかがお過ごしでしょうか?  5月2日からコレド室町で「わーと日本橋」というイベントが開催されています。もうおでかけになった方もいらっしゃるかもしれません。和×Artなので着物だけではないのですが、和が楽しく身近に感じられるイベントとなっています。竹のあかりのオブジェや空中茶室、宝塚をどりの衣装展示などの他に、「きものコーディネートの森」があります。  なんと200点近いコーディネートがトルソー展示で一気に見られる企画です! メーカーや小売店だけでなく、きものを愛するいろんな人たちが、イチオシコーデを出品しています。  今回わにこはコーディネートは出品していないのですが、このコーディネートのトルソー着付スタッフとしてお手伝いに入りました。  2日間に渡って、朝から晩まで黙々とトルソーに着付ける人々。トルソーへの着付は展示用の場合、帯結びもちょっと特殊で、なるべく痛めないように着装していきます。終わった時の達成感はすごかったですが、もう手首も指も頭も使いすぎて限界でした。なにもかもがパンパン(笑)。  出品者さんから着物と帯ほか着付小物までセットにして送っていただくのですが、「帯枕がありません!」「衿芯がありません!」などというトラブルは当然あり。  帯枕はプチプチで形を作って。衿芯はコピー用紙をナナメに折り畳んで長くし、見える場所だけでも固くする、などなどあるもので対応していきます。  帯揚の模様はココ出して!のような指定もあり四苦八苦。帯も、どこを見えるように出すか、など着付って本当に本当にセンスが問われる作業なんですね。体力だけでなく、なけなしの知恵と気力を振り絞って頑張りました。  そしてトルソーはいわゆる和装用のふかふか寸胴二本足なで肩の子ではなく、バリバリ洋装用でツルツルの子たち。ぷちぷちで簡単に補正して着付けるのですが、滑る! そしてスタイルがよすぎて泣かされる! そしてどんどんやらないと間にあわない!  このナイスバティ達との死闘が繰り広げられました(笑)  一緒に着付けているのは本当に「先生」がたばかりで、もうもう、それはそれは美しく、早く着せ付けていかれます!! 仮絵羽やモデル仕立て(反物を着物の形に仮縫いしてあるもの)をどんどん美しく着せ付けていかれます。仮絵羽のものなどは衿のところを特別なやり方で留めて行きます。鮮やかなお手並みに、感嘆の声しか出ませんでした。  振袖やお引きなども美しく着せつけられていき、本当はずっと見学していたいくらいなのですが、自分も微力ながらお手伝いせねばならないので、なかなかそんな余裕もなく。任せていただいたものに全力投球! でもう本当になにもかもを使い果たした二日間でした。  そして同時に、未熟さを激しく痛感(><) 担当させていただいた出展者の皆様に菓子折りをもって頭を下げに行きたい気分です。今回、着付した人の名前もわかるような展示になっているので、私の名前を見かけたら「これか‥‥」とご覧になってくださいませ。担当したコーディネートはどれも本当に素敵でした。 「これを見て欲しい」という気持ちで選ばれたコーディネートですから、見ている方にもそれが伝わってきます。コーディネート一式が詰め込まれた箱からはいろんな想いが飛び出して来て、それを伝えるお手伝いをさせていただいているんだという気持ちになりました。  そしてマネキンがズラリと並んだ姿は圧巻!! 展示は四季にわかれています。特に夏が充実しているので、これからのコーディネートの参考になります。  普段、着物を着ている人に会っても、よっぽど親しくないかぎり、上から下まで後ろから前からじろじろ見る訳にはいきませんが、トルソーちゃんなら大丈夫! 心ゆくまで眺められます(笑) 写真や、衣桁にかけてある状態よりも、ずっとずっとその着物「らしさ」がよくわかります。  そして動かないトルソーに簡易なプチプチ梱包材の補正だけで、美しく布を纏わせる。「着付」というお仕事の奥の深さ、専門性を目の当たりにしました。そのあたりも、ぜひご注目ください!  このゴールデンウィーク後半戦、日本橋へきものコーディネートの森に迷い込みにいってみませんか。一人でお気に入りハンティングにでかけても、友達とわいわいおしゃべりしながら見ても、きっと新しい発見があるはずですよ!  http://wa-art.net/

たかはしのインナーウエアでラクラク着物ライフ! の巻

星わにこ
2015/04/22 00:00
 今週のいち利モールのトップページをご覧になりましたでしょうか? どーん!と「たかはしきもの工房」の女将の写真が! いち利モールでたかはしきもの工房の和装肌着が購入できるようになったんですね。 「女性が開発した女性のための和装肌着です」というキャッチフレーズがついていますが、わたくし何を隠そうたかはしインナーの大ファン!  今回いち利モールで販売開始されたものも、ほとんど持っているくらい。どうしてそんなに‥‥なのかというと、本当に着る人が気持ちよく着られるものだから。一度使うと、手放せなくなるものが多いのです。  実際毎日着物を着てお仕事をされてる女将が、自分で試して試して厳選したものを製品化しているから。がんがんお洗濯しても、へたらない。デイリーユースに本当にありがたい、頼もしさがあります。 コラムのイケメン担当Nさんからぜひオススメポイントを語って!とのお許しが出ましたのでわにこ的たかはし商品レビューを少々暑苦しく語らせていただきます(えええ)。  まず私が着物を着る時必ずつけているのが「ローライズステテコ」。裾除けの代わりにしています。ローライズなのでトイレのときも困りません。揚柳生地は肌あたりがよくて、汗を吸ってくれるので暑い季節には必須。そして寒い季節には、たっぷりとした幅があるので、空気を含んで暖かいのです。  そして洋服のときもスカートをはいたことがない私にとって、下半身がスカスカしてちょっと抵抗がある‥‥という気持ちのハードルをぐっと下げてくれた救世主でもあります。  湯文字と裾除けという昔ながらの着用方法を否定するわけではなく、パンツをはいて育った私にとってはやっぱりズボン様のものがあることが、ラクなんですよね。このステテコにはインナーつきのものもあって、そちらはトイレにいったときワンアクションで済むので着崩れもしにくく、おキモノビギナーさんにはおすすめなんですよ。  そんなわけで着物や浴衣の初めてさんには、快適で気楽なステテコを熱く薦めてしまう私です。いろんなステテコがありますが、いろいろ試しても結局これが一番快適でほどよくドレッシーで、結局ここに戻って来てしまう、魔性のステテコです。  そして「プットオンキモノブラ」。これはホックがついていなくて、履いてつけるタイプの和装ブラ。脇に流れる憎たらしいお肉を寄せて上げて、自らのお肉でデコルテの部分の補正もできるニクイやつなんです!!  最初に買ってつけた時、上半身がすごくスッキリし、胸の脇がもったりしないので、3キロは確実に痩せて見えるのが大感動でした。その後、実はどーんと太ってしまった私‥‥ちょっと窮屈になってしまって、しばらく使っていなかったのですが、先日諦めてサイズアップし(泣)Lサイズを購入したところ、やはりスッキリしました!! そして窮屈さからも解放。ちゃんとサイズは合ったものを使いましょう(自分に言い聞かせる)。  細く……細く見えるってステキ!!(痩せろよというツッコミは、どうか勘弁してやってください‥‥本人が自分に一番ツッコみたい点でございます(><))  そして、たかはしの看板商品「満点スリップ」。これは汗をブロックして着物にダメージを与えないスグレモノ。それから女性ならちょっと心配なデリケートゾーンのトラブルにも強い味方なんです。ちょっと着物を着たら汚しちゃうかも‥‥なんていう日もこのスリップがあれば、晴れ着もどんとこい。  このお話をいち利モールのイベントにて女将から開発秘話で伺ったときには、すごーく感動したんです。お洒落をしたいけど、ちょっとおっくうになったり恥ずかしかったり、そんな女性の悩みを真っ正面からどーん!とガードしてくれる頼もしい味方なんですよ! 他の商品も、「和装」というワクにとらわれず、いろんなものを試して、取り入れている姿勢がスゴイです。  防水布は通気性がすごくいいわけではないので、蒸し暑い時期にはちょっとムレちゃうかな‥‥と最初敬遠していたんですが、揚柳タイプが出て暑い季節も快適になりました。  そしてスタンダード満点スリップはこれ実は、冬にすごく強い味方なんですね。冬でも暖房の強い場所にいくと、結構汗をかくんです。そんなときこのスリップをつけていると、汗は安心。そして外を歩く時も、しっかり厚みのあるスリップが暖かいのであります。寒い時期、汗はかかないわと言わないで、ぜひぜひお試しください!!  まだまだありますが、キリがないので最後にもうひとつだけオススメを。私がハードに使っているのが洗えるメッシュ帯枕「空芯才」。デラックスとノーマルを愛用しております。お茶などで袋帯を締める時にはデラックス。普段はノーマルと使い分けています。  とても柔らかいので、帯枕をしていて固くて疲れる感がありません。椅子にもたれてもラクなんですよ。そして蒸れない。あと、帯枕カバーに使われている「エアレット」というニット生地がなんともいえずいい働きをするんです。  ジワ~っと伸びて、背中に帯がフィットして、締めてもアタリがやわらかいのでストレスがないのです。前で結んだ結び目も、帯の中に深~く仕舞えちゃいます。オススメです!  なんだか回し者みたいにいろいろ書いてしまいましたが、実際に使っているイチユーザーとしての商品レビューでございます。  逆に購入したけど使っていないものもあり、太ってしまったこともあって、満点腰パッドはお蔵入りしています。今の私にはウエスト周りの補正だけで十分なので‥‥(泣)。でも、一発でウエスト~腰回り、ヒップの補正ができるので、他の方に着せ付けのときよく使わせてもらっています。  くの一麻子も補正なしでオッケーというだけあって麻ワタがしっかり入っているので私にはちょっとハードル高いです。フットボール選手みたいになっちゃうの(号泣)  ですが、夏でも胸を脇から寄せるように衿をあわせる事でブラなしで胸を抑えてキレイに着られるので、通気性バツグンで気軽な夏着物ライフにはもってこい。前のワタが入っている部分、片方だけにしてもう片方はサラシだったりすると、太っててもスッキリ着られないかしら~!なんて妄想したり(笑)  インナーは体型や、その人が目指す着物姿によって変ってきます。たかがインナー、されどインナー。どこのインナーが絶対、誰にでもフィットするというわけではありません。  私自身も、東にいいよといわれる補正下着があれば行って試し、西におすすめという快適グッズがあればどうだとしつこく話を聞き、日々是勉強の毎日であります。予算との兼ね合いもありますし、できる範囲にはなりますがでもこういうチャレンジは楽しいです。  最初に揃えた小物、お母様からもらったもの‥‥まだまだきっと使えます。私もずっと使っているものあります。でも今使っているものより、もしかしたらもっと使いやすいものがあり、キモノ生活がより快適になるかもしれません。ぜひ、いろんなインナーを試して、自分に合ったインナーを見つけてくださいね!

ゴールデンウイークは着物で1泊旅行!妄想コーデの巻

星わにこ
2015/04/15 00:00
 暖かくなったり寒くなったり、めまぐるしい気候のこのごろ、何を着ていいか迷ってしまいますね。そして春休みが終わったと思ったらもうゴールデンウイークの予定を立てる時期になってまいりました!  今回は着物的に気候のいいゴールデンウイーク、着物で一泊旅行にいってみたいなあ~という妄想コーデです。  帯と半衿だけ変えて2パターンのコーデを考えてみました。着物・帯揚・帯締・襦袢は同じ想定です。襦袢は、半衿を2枚重ねでつけておいて1枚外せば印象が変わります。  着物は、汚れが目立ちにくいもの1枚で。大島紬が軽くて、シワにならなくて、水にも強いということでチョイスしました。  帯は、ちょっとよそゆきの名古屋帯と、軽くて気軽な八寸帯の2種類にしました。小物を変えて、帯は一緒でもよいと思います。その方が荷物は少ないですね。  お太鼓結びで長時間乗り物に乗るときは、お太鼓の枕が疲れたりするので、枕は薄め、柔らかめのものを選ぶとグッド。  1本で済ませるならリバーシブルの半幅などが一番楽でしょう! 少し長めのものをチョイスすれば、ボリュームのある結び方もできるので便利です。  あとは足袋・下着の替え、もしものときの雨コートを持てばOK! 1泊なら意外と小さな荷物で出かけられますね。  持っておくと便利なものは風呂敷。着物類をまとめるのにも、着替えの時に下にひいてもいいですヨ。手拭は余分に。ちょっと肌寒い時のためや汚れ防止にストールも。  なーんていいつつ、実は着物で旅行に行ったことがないんです(ええええ!)というか、旅行自体もあまり行かない出不精(えええ)今回はまさに妄想コーデの巻でございました。お粗末(><)  ゴールデンウイーク、私は日本橋で行われる「わーと日本橋」という和とアートがテーマのイベントの着物展示の裏方でお手伝いすることになり、今からドキドキ! 竹の灯オブジェや茶室、宝塚の衣装展示などもあってとても楽しそうです。遠い街でこんな催しがあったら、一泊で行ってみるのもいいかも!  自分は行楽地は混んでいるし‥‥な~んてまた今年も、都内でぐるぐるしていそうですが‥‥(だめじゃん)。なかなか着物で一泊旅行♪の夢は叶えられずにきましたが、今年中には実現させたいゾ! なんて思っている、行楽日和前、妄想三昧のわにこでした。

着付の勉強しなおしてます。の巻

星わにこ
2015/04/08 00:00
 桜も散っていよいよ新生活!の方も多いのではないでしょうか。すっかり春の陽気で体が緩んだところに、花散らしの雨で寒の戻りがきている東京です。寒い(><)  そんな中、入学式が各地で行われ、着物を着たよという話を聞くと嬉しくなります。でも、地域や学校にもよるのでしょうが、やっぱり着物の保護者は少ないようで。  私の子どもの入学式のときは、公立小学校で着物姿の保護者は自分一人だったので、ちょっとしょんぼりだったのですが、それをきっかけに「私も着たい」と言ってくれるママ友もあり、「着たいけど着れない」「面倒」「よくわからない」ということが多いのかなと思いました。嫁入りで揃えてもらったものがある、お母様の着物があるという人も多くて、これは着なくちゃもったいないですよね。  私も母が私の入学式に着た黒羽織を仕立て直して着ましたが、自分の子どもの時に母親が着たものを自分も着て子どもの成長を祝うことができるなんて、着物ならではの喜びかも。そうでなくても、母親の着物姿の記憶はきっと子どもの心に残るはず。せっかくの礼装ですから、民族衣装を胸を張って着て欲しいです。  さてさて、着物を着ていると「着せて」「教えて」と言われることが多くて、ほぼ自己流で着物を着ている自分としては自信をもってそれもできず、モゴモゴしていたのですが、昨年仕事場を持ったのをきっかけに一念発起して着付け教室に通い直しました。  最初は、仕事場で振袖写真を撮るため(!)に、振袖の着せ付けを習いにいった(またそういうピンポイントなことを‥‥)のですが、やはりきちんと習うと、いままで見えていなかったことが見えてきて、これではいかん!と猛反省。  先生の手さばきと、モタモタの自分の手さばき。未熟さを痛感するのと同時に、先生のように自分も美しく、きちんと着せられるようになりたい、着られるようになりたいと思うように。イチからやり直して、先月末講師養成コースを終了・試験合格し、初心者さんに着付を教える第一歩を踏み出すことになりました。  まだ研修期間などもありますし本格始動はこれからですが、ひとりでもたくさんの人に「着物って面白いな、楽しいな」と思ってもらえるようになりたい。  やっぱり自分で着物が着られて、おでかけできるって、本当に本当に楽しいですから!! 面倒もあるけど、それをはるかに凌駕する喜びと楽しさとワクワクドキドキが着物にはあると思います。  着物は好きだな~と思っていたけど、学んだらもっと好きになってきました。別に、着物は教室で勉強しなくても着られるものですが、機会があったらいろんなやり方を学びにいくのはおすすめです。ワンポイント講座などもたくさんありますから、自分だけのやり方にこだわらず、いろんな着方を知ってそこから自分にあったものを選んで行くというのも楽しいです。  こうでなくちゃならない、っていうものはファッションとしての着物にはないですし、体型も千差万別、着方にも正解はないと私は思っています。  また同時に、装束の勉強もご縁で始めることができ、今まで知らなかった雅な世界も体験中。十二単の襲ねの色目など本当にうっとりうっとりなのです。装束の着せつけというのも人にあわせ、場にあわせ。これいかに美しく、苦しくなく、着崩れず、また装束を痛めず着ていただけるか、知識だけでなく心の有り様も含めての勉強をさせていただいています。  伊達衿とかで着物にもこの日本古来の美意識を取り入れられないものかと妄想したり、また着物にまつわって勉強した染色などの知識で装束の理解が深まったり、相互に作用してどんどん「日本の衣装」にハマっている毎日です。  なまけものでウジウジのわたしが、一気にどかーんと動いたこの春でございます。それも、こうやってコラムで毎週着物に向き合い、いくら進んでもきりがないくらいの楽しさを実感し、また同じように思って下さる皆さんがいて、 初心に戻ってもっともっと勉強して深めた情報を責任を持ってお伝えしたいという気持ちがどんどん大きくなってきたからです。本当に感謝です。 「やってみたいけどいつか」「そのうちできたら」って思っていることはありませんか? いつかはそのうちやってくるかもしれません。でも人生は思うよりも短いとこのごろ思います。この春はじめてみませんか?

カーディガン感覚☆羽織で楽しむ春のお洒落の巻

星わにこ
2015/04/01 00:00
 桜!桜!で一気に春がきたようですね。満開の桜を見ていると、気持ちがわ~っと沸き上がって、胸がいっぱいになります。  岐阜の山奥で育ったわたくし、桜といえば校庭に1本のソメイヨシノか山桜が4月の下旬ころに咲くのしか知らなくて、花の下にて春死なむ、とか梶井基次郎の小説とか、さっぱり実感がわかなかったのですが、進学で東京にきたときに学校近くの坂に咲き誇る桜並木を見て、なるほど!と思った想い出が。  それから何度もお花見をしたけれど、あと何回桜が見られるのか? 来年のいまごろは、どんな気持ちで桜を見ているのか? ソメイヨシノの寿命が60年ほどということで、どんどんソメイヨシノの樹が減り、変わりに3月上旬に咲く河津桜がたくさん植えられているのだとか。あちこちで桜が伐採されたり、大幅な剪定が行われているのを感じた今年のお花見。  新しい生活が始まる年度代わりのこの時期の、不安と期待が入り交じる独特な気持ちと結びつく桜の記憶も、変っていくのでしょうか。  さてさて、また前置きが長くなってしまいましたが(汗)、春といえば羽織。寒い時期にはコートを着てしまうし、少し春の気配がしてくると「羽織でおでかけしたいな」と思います。卒業式、入学式の黒羽織姿も、この頃ですね。  羽織の時期は「楓が色づくころから、桜が散る頃まで」と言われますが、まさにいまごろが袷の羽織を楽しむ最後。でもこんなに桜が早く咲いてしまうと、まだまだ肌寒いのに心もとないですよね(笑)。  帯付き(羽織ものを着ない、帯姿のこと)でのおでかけも粋ですが、羽織のお洒落ももっともっと楽しみたいものです。  羽織はカーディガン感覚で着られるもの。黒羽織以外はフォーマルには使いません。コートと違って室内で脱ぐ必要はないし、体感温度で羽織ったり、手に持ったり。気軽に楽しめます。  羽織の着用時期については去年のコラムで少し書きましたが、桜が散れば単衣の羽織、5月くらいからは薄物の羽織も活躍しはじめます。(http://ichirimall.ldblog.jp/archives/38164757.html  羽織姿のわに的萌えポイントは、実は後ろ姿。帯で盛り上がってる背中のぽっこり感が可愛いところ、羽織の振りから、着物と襦袢の長さがぴったりと揃って色がこぼれているとうっとりです。自分で着たときも,何度も振りを触ってしまいます(^^)  この長さがぴったり添うためには、羽織の袖丈を気持ち控えて仕立てるとよいのだとか。もし、羽織の袖丈が長くてあわない場合は羽織の振りの部分を少し縫い止めると着物が飛び出てきません。  また、羽織はちりよけの役割も。私は帯の汚れ防止のために着ることもあります。お天気の怪しいときなど、洗える羽織を羽織れば、ちょっとした雨除けにもなります。昨年、セールで洗える夏物の羽織(といってもあまり透けない)を作ったので、着用を楽しみにしている私です。着られる時期は限られるので贅沢なものですが、透ける羽織に憧れていたので思い切って!  アンティークや古着などでは、紗、絽、二重紗など透ける羽織もたくさん見かけます。今より着物を着る機会の多かった時代にはもっと羽織が活躍していたのではないでしょうか。  羽織紐も、紐だけでなくビーズや石などで作ったものも可愛いです。アクセサリー感覚で楽しめますよ。羽織が好きすぎて、たまに洋服の上に羽織っているわにこです(笑)  もっと羽織を着てみませんか?

ウイッグで楽しむきものヘア☆の巻

星わにこ
2015/03/25 00:00
 開花宣言も出て、桜のつぼみがもうまんまる! ぽんぽんと、弾け始めた東京です。わにこ家の猫の額のお庭にも、水仙やムスカリが咲き始めました。未だ少し肌寒いですが、着物を着るのに本当にいい季節です。  今週末はお花見で盛り上がりそうですね!  先日仕事絡みで着物で鎌倉に行ったのですが、暑くもなく寒くもなく着物のおでかけにちょうどいい季節だなあと改めて。そのときは撮影で春らしい着物で来いということで、二つ返事で引き受けたものの、ちょっと困ったことが。  それは髪型!  実は、ここ数年ずっとアップにするためにロングヘアだったのですが、今年の始めに酷い頭痛に悩まされて、多くて重い髪をまとめるのも嫌になり5年振りくらいにバッサリとショートにしたんです。  そのときは本当に軽くなって「やったー!!」という気持ちだったのですが、私の髪質がなにしろ暴れん坊。朝起きるとバクハツしてしまいます。石川五右衛門かバクチクか。パンクロッカーだったらよかったねヽ(´-`)ノ ですが、まとまらなくて閉口~~(><)  洋服のときは帽子を被ってごまかしてやりすごしていたのですが、着物のときはこれが困った(><)  カジュアル着物はまあどんな頭でも、帽子を被ったっていいわけなんですが、ちょっとフォーマルな装いに、これが全くあわないヘアスタイル!!  ショートでも素敵にセットしている方はたくさんおられますが、私の場合はなんともかんとも。朝のセットの時間もロングのときに比べて激増、の割に成果なし(><) せめて一つに結べると、あとは付け毛やヘアアクセでなんとかなるんですが、結べるまでにはまだまだかかりそう。  ショートヘアをちょうど良くキープするのはずぼらではだめだと思い知らされました。ハネハネの元気な髪の毛をなんとか抑えてお茶のお稽古に出かけたら、色々な意見が出されるなかで最後には「今の髪型はフォーマル着物にあわないねえ」という結論に(涙)  さーて困った。自分的には髪を伸ばすしか道がなさそうなんですが、この中途半端な髪、伸びるまで一体どうしたら‥‥‥?  そこでひらめいた!!  ヅラ‥‥いえ! ウイッグがあるではないですか!!  全部隠しちゃえばいいんじゃね?(ピカーン☆  早速リサーチして、通販でショートのフルウイッグを購入してみました。お値段は2000円程。美容院にいくよりずっとずっと安いです。これなら失敗しても諦めがつく‥‥とポチッ。次の日にはもう届きました(早!)  付属のネットで髪をまとめて、すぽっと被ると‥‥‥。あら~! 美容院でセットしてきたみたいな髪型にあっという間に大変身!!  しかもほどよいボリューム感が着物にも似合いそうな予感です!  どうでしょうか~! 言われてみればウイッグですが自前の髪より全然着物にあうシルエットになりました(モデルがアレ(涙)なのはお許しください)  早速着付の教室に被っていったんですが、誰にも気付かれず。すごいなウイッグ!   教室の方に「髪の毛、伸びました?」と聞かれ「ウイッグなんです」と言ったら、めちゃめちゃウケました。その後、「早速買いました!」と報告が。  特に蒸れたりもしないし、今時のウイッグってよくできていますね~。お高いウイッグとかだったらもっとすごいんでしょうね!!  髪の毛が伸びても、これなら時々被ってもいいかも! というくらい気に入っております。そりゃあ、じ~っと見ると地毛とは違うし変かもしれませんが、こんなおばちゃんの髪型をそんなに見る方はいませんし(笑)朝のセットの時間の激減も有難い!  自毛でなんともならないときにこのウイッグがあると思うと、随分気が楽になりました。  今までも部分ウイッグはボリュームアップにも使っていましたが、フルウイッグは被ろうと思った事がなかったので今回、新しい発見でした。次は流行のボブウイッグにも挑戦してみようかな♪  また先日は素敵なショートヘアの女性に振袖を着てもらったのですが、ちょっと髪を盛りたいなということで、ショートにそのまま部分ウイッグを髷のように装着してもらったら、これまたいいかんじでしたよ! 部分ウイッグを使ったときは、付け根付近にかんざしや花などヘアアクセサリーをあしらうと、そちらに目がいくので境目が目立ちません。  ちょっとお洒落しておでかけ着物のときは、髪型も盛ると気分も盛り盛りになれます。ウイッグの力、ちょっと借りてみてはいかがでしょう♪

妄想お花見コーデ☆この際、桜になりきろう の巻

星わにこ
2015/03/18 00:00
 春うらら、なんて言葉を思い出すようなお天気が続く東京です。先週は、桜が綺麗だったよ!という言葉に誘われて、装束着付術勉強会の皆様と椿山荘までお散歩に行ってみました。  神田川沿いの江戸川公園を埋め尽くすソメイヨシノはまだまだ先ですが、目白からのお屋敷街の梅を眺めながら椿山荘のお庭に入ると、緋寒桜、寒桜、阿亀桜に河津桜と、あちこちで満開になっている早咲きの桜が。気持ちまで花開くようです。  その桜を背景に結婚式の皆様が記念撮影をされていて、白無垢の花嫁さん、留袖や振袖の親族の方々の美しさにため息がほ~ぅ。特に振袖の帯結びをついついガン見しそうになってしまうわにこ、自制心を保つのが大変でございました(落ち着け)。  椿山荘のロビーで、桜と苺の限定ケーキセットをいただいて春気分満喫。  その後は、池袋に移動して勉強会の新歓でさくら肉をいただいて乾杯。一足早い、桜さくらの桜尽くし。なんか、大人になったなあ、なんて思う一日でございました。  これから春本番! ソメイヨシノの開花が待たれますね。お花見コーデはどうしましょう。いち利モールの試着室でまたまた妄想してみました。 http://bit.ly/18zoSqG  桜模様もいいけれど、花だけならいつでもいいけど枝が入ると時期だけ、花が咲いたらもう着られない、いやいや咲いている間はオッケー、日本の国花だからいつでもオッケー、などなど兎角いろんな意見に悩まされがちな桜の模様、えーい!と模様はやめて、色で勝負!  桜色の結城紬に、木肌と桜を連想させる絞りの帯、灰桜色の半衿と帯締めをして、幹の茶色の帯揚だけに桜吹雪を散らしてみました。  花の模様がなくても、桜コーデの出来上がり♪ まさに自分が桜の木になった気分で!(どんだけ妄想)  桜色のタッセルの帯飾りなどしても気分が盛り上がりそうです! 桜コーデでお花見、楽しんでくださいね!

袴について考えた。もっと袴を楽しもう の巻

星わにこ
2015/03/11 00:00
 卒業シーズン! ご卒業の皆様、本当におめでとうございます。思えば4年前は、大震災の影響で卒業式が中止になったり、延期になったり……。何事もなく、平穏に卒業式が行えることは改めて有難いことだなあと感じております。  こういった式典で着物を着るのは気持ちが改まってまたよいものですね。卒業する方も、見送る方も、また保護者も。  卒業式での和装の定番といえば「袴」。今年は、友人のお嬢さんの卒業式の袴の着付を頼まれてドキドキワクワクしています。  先日は母校の生協に立寄ったら卒業式を前に、たくさんのレンタル袴のパンフレットが積まれていました。レンタル、着付、記念写真つきでいくら、というようなパックが主流なんですね。利用すればラクラク便利そうです。そして、掲載されている着物と袴がキラッキラなのに、改めてびっくり!!  自分のときは成人式の時に誂えた鮫小紋に、母が用意してくれた紫の無地の袴でした。周りもだいたいそんなかんじだったので、パンフレットの大柄の華やかな二尺袖小紋もしくは振袖に、刺繍&グラデーションの袴に目がチカチカ。盛り盛りすぎて、せっかくの若いお嬢さんの美しさが埋もれてしまいそうでもったいないわ~とおばちゃんは思ったりするのでした。  でも、こういう盛り盛りとキラキラが似合うのも若さならではなんですけどね。礼装の範囲を外れなければ、いいんだと思います‥‥が!! こういうレンタルパックが主流なのだとすると、ニュースで話題になっていた「卒業式での和装禁止」というのも、うっすらと理解できるような気がしました。  せっかくの民族衣装、時代に合わせて変化して行くものとはいえ「着物=華美=贅沢=式典では禁止」みたいな図式になってしまうのは悲しすぎ。昔と違って初めて着物に袖を通す人だっているわけだから、提供する側も、和装の良さを伝えるという役割も少し考えていただきたいな~と成人式に続いて、思ってみるのでありました。  さて。表題のオトナの袴ですが……本来は袴は男性のもの。女性の袴は平安以来宮仕えでしか着用されなくなっていたのが、明治になって宮中の外出着して採用。その後、女学校で女子学生が活動しやすいようにと考案されたのが現代の女袴です。  また、学生だけでなく、先生も着用されていますね。袴には別に年齢制限はないわけです。  袴=女学生という図式にとらわれないで、袴姿がもっと普及してもいいのになぁと思います。  袴をはく時は着物を短く着付けますから、裾さばきが格段に楽になりますし、草履じゃなくてブーツや短靴(パンプスもOK)なんですよ。かなり活動的に動いても大丈夫で便利なものなんです。  でもやっぱり袴で外出するのはためらわれる年齢のアナタ(私のことですね、わはは)。実は卒業式シーズンはオトナの女性が袴をはいて外に出ても「先生かしら」程度でお目こぼし(笑)いただけるので、袴をはいて外出するチャンス! 慣れて来たらその他のシーズンにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。  そんなワタクシですが、昨年より女子袴普及部の活動に参加しております! 実はまだ外出叶っておりませんが、先輩方が袴姿で街を闊歩されている姿は年齢不問でかっこいい。先入観にとらわれて、袴を楽しまないなんてもったいないという気持ちになって参りました。もっと袴を。  式典では着ませんが、普段着としての袴には羽織もとっても似合うんですよ。  この3月は、袴での外出を目論んでいるワタクシです!! 無論、袴は無地でございますが(爆) あとは、袴を仕舞う紐の結び方を覚えなくては(><)何度やっても説明書を見ながらじゃないとできないんです‥‥。美しい紐の始末の形、マスターするぞ!  生きているうちに、やってみたいことは何でもやってみよう! なんて気持ちになっている、春間近でございました。