成人式のときは、着物なんか着たことないからとちょっと恥ずかしそうでしたが、今回の卒業式での堂々とした着こなしぶりには驚きました。一度着たことがあるというのは、こんなにも違うものかというくらい板についていました。
撮影のときに「胸を張ってね」「手はこう」「羽織紐の房は上を向いてるものだよ」とうるさかったおばちゃんたちの指導をちゃんと覚えていて、ポーズも所作もばっちりでした。
卒業式では、男子で袴なのは一人だったとか。でも、着ていたらとても好評だったそうで、「自分も着たかったけど、スーツにしちゃった」と声をかけてくれた人もいたとのこと。礼装の選択肢の一つとしてもっと羽織袴が一般的になって、着る人が増えればいいのに~と思います。
男子の羽織袴は、七五三でしょとか、成人式でもヤンキーしか着ないとか、目立つからとか、敬遠されがちですが、黒の紋付姿はどっしりとかっこいい、日本男子の第一礼装。卒業式にピッタリですよね。
きっと「男子が卒業式で袴」という発想がそもそもみんなになかったのではないかなと思うのです。知っていたら、女子の袴人口が増えたように着る人増えるんじゃないかな?
もちろん、スーツも素敵です。和装洋装に関わらず、礼を持った服装であればよい。なにを選ぶか、選択肢があってもいいですよね。日本人なら、和装も選択肢に入ればいいなあと思います。
友人とやっているスタジオでの家族写真撮影のとき、羽織袴を選ばれるお父様が増えてきました。これがまた似合う。似合うのです。やはり民族衣裳なだけあるなと思います。
男性諸君! もっと羽織袴着ようぜ! と思った今年の卒業式シーズンの出来事でした。あっ、無論ママもぜひ着物で!
卒業式は女子も男子も袴でGO!の巻
成人式のときは、着物なんか着たことないからとちょっと恥ずかしそうでしたが、今回の卒業式での堂々とした着こなしぶりには驚きました。一度着たことがあるというのは、こんなにも違うものかというくらい板についていました。
撮影のときに「胸を張ってね」「手はこう」「羽織紐の房は上を向いてるものだよ」とうるさかったおばちゃんたちの指導をちゃんと覚えていて、ポーズも所作もばっちりでした。
卒業式では、男子で袴なのは一人だったとか。でも、着ていたらとても好評だったそうで、「自分も着たかったけど、スーツにしちゃった」と声をかけてくれた人もいたとのこと。礼装の選択肢の一つとしてもっと羽織袴が一般的になって、着る人が増えればいいのに~と思います。
男子の羽織袴は、七五三でしょとか、成人式でもヤンキーしか着ないとか、目立つからとか、敬遠されがちですが、黒の紋付姿はどっしりとかっこいい、日本男子の第一礼装。卒業式にピッタリですよね。
きっと「男子が卒業式で袴」という発想がそもそもみんなになかったのではないかなと思うのです。知っていたら、女子の袴人口が増えたように着る人増えるんじゃないかな?
もちろん、スーツも素敵です。和装洋装に関わらず、礼を持った服装であればよい。なにを選ぶか、選択肢があってもいいですよね。日本人なら、和装も選択肢に入ればいいなあと思います。
友人とやっているスタジオでの家族写真撮影のとき、羽織袴を選ばれるお父様が増えてきました。これがまた似合う。似合うのです。やはり民族衣裳なだけあるなと思います。
男性諸君! もっと羽織袴着ようぜ! と思った今年の卒業式シーズンの出来事でした。あっ、無論ママもぜひ着物で!
古本屋さんでゲット☆昔の着物雑誌が面白かったの巻
ストーリー仕立ての細川俊之・小川真由美夫妻のデートグラビアとか俳優さんの家族紹介ページなどのワイドショーっぽいページの一方、博多織の人間国宝のお話など着物に関しての読み応えのあるページもたくさん。
男性の着姿写真や着付も結構なページをとっています。サザエさんの波平さんのように、男性が家で着物で寛いでいた時代なのでしょうね。そういえばドラマ「太陽にほえろ」の再放送を見ていたら、ヤマさんも家に帰ると着流しでした。まだまだ着物が日常生活に息づいていた時代ですね。
「きもの姿 男のいき」という白黒のグラビアもあり、仲代達矢さんや萬屋錦之介さんの着物姿にまざって、髪がフワフワっとカールして目がくりっとしたちょっとイマ風で一瞬「斉藤工かしら?」と思うようなかっこいい男子がいて、これは誰?と思ったら、石立鉄男さんでした! お義母さんが小唄のお師匠さんとのことで着物は着慣れている‥‥という記事。えええええええ~~~~!! おまえはどこのワカメじゃ~~! ワーカメすきすき♪という姿からは想像もできない、若き日のあんちゃん。びっくり!
他にも、懐かしい女優・男優さんがとても若い姿で掲載されていて、着物を見るのも面白いんですが、なんだか懐かしいアルバムを開くようなそんな気持ちにもなってしまいました。髪型とかも、ああ、母や叔母がこんな髪型だったな、なんて思い出したり。今とは流行も違うし、帯揚や帯締めの処理も、えっ、これもいいんだ、って思うくらいにいろいろ。きものって別に決まりがどうこうじゃなく、もっと自由に着ていいんだな~という気持ちになるはず。
コートやうわっぱりの作り方ページや、「太ったミセスのきこなし12のポイント」(いや~ん参考になるわ~ん(涙))など実用ページも読み応えあり。広告や肌着の紹介なども今はないものがいっぱいで、隅から隅までフムフムニヤニヤ読んでしまいました。
他の昔の着物雑誌も読んでみたい気持ちムクムクです。もし古本屋さんに立寄ることがあったら、古い着物雑誌を探してみてはいかがでしょうか?
神田明神に芸者衆の踊りと幇間芸を観に行って来たよの巻
その後、芸者遊び体験ということで希望者がステージにあがって芸者さんと「こんぴらふねふね」をする、というコーナーが。
こんぴらふねふねとは、とっくりをのせる「おハカマ」を使って、こんぴらふねふねの歌を歌いながら、交互に手を出し、ハカマが台の上にあるときはパーを、ハカマを持ち上げられたときはグーを出し、先に間違えた方が負け。という単純なものなのですが、かなり盛り上がります!
やってみたい人~~!という声に、キモトモのいけいけ~というかけ声にのって「ハ~~イ!!」と調子良く手をあげたわたし(えええ)。みんな手をあげるかと思ったら一人だった(爆)。で、一番にステージにあがらせてもらうことに。
芸者さんのやさしい説明と白い手にうっとりしながら、うまいとかやりますねなんて声をかけてもらいつつ、三味線と小唄に乗せて手を動かしますが‥‥ちーん!間違えた~~~! というわけで終了(笑)。記念品をいただいてしまいました。
その後も、スペインからの観光客の方がステージにあがっていましたが、誰も芸者さんには勝てませんでした(当たり前か)。その後は、芸者さんと記念写真タイムののち、解散。とても近くで芸者さんが見られて満足。お座敷で芸者遊びはなかなか敷居が高すぎますが、椅子に座って気軽に雰囲気を味わうことができました。
(写真:渡部瑞穂)
写真もOKなので、インバウンドの方を連れて行ったりするといいかも。あとはもう少し、わかりやすい説明やパンフレットがあるとよかったかな~なんて欲張りなことを思ったりしました。
EDOCCO STUDIOではオープン記念でちょっとお得にイベントが見られたりします。私はティータイムにいきましたが、食事を楽しみながらショーが見られたり、様々な「江戸の粋」に触れられるイベントが企画されています。お手頃なお土産もいっぱい。着物で遊びに行くのにピッタリな場所でした(^^)着物のレンタルもあったりしますし、お友達とワイワイ行くと楽しいですよ!
https://cocoro-k.co.jp/
和菓子で感じる春☆練切教室に行ってきたよの巻
3つ、連続で作ることで手も慣れて、形が綺麗になっていきます。これを全て同じ形で作る職人さんってすごい!
次にウグイスにチャレンジ。ウグイス色と白の練り切りをあわせて、雫型に整えて、布巾でしぼって羽根の模様をつけます。これが難しい!!! 力を入れすぎると形が崩れるし、そっとやるとあとがつかないし‥‥。インチキして、竹串で羽根を描いたのは内緒です(内緒じゃないし
黄色いくちばしをつけて、ゴマで目をつけるのですが、みんなが作ったウグイスちゃん、それぞれ表情が豊か~~! 中には、ウグイスというより、クジラにしか見えなかったりするアート作品も。小器用なワタシはわりと無難なウグイスちゃんに落ち着いて、ちょっとつまらなかったです(ええ、こう見えてもA型です)。
そして、作ったその場でお抹茶を点ててもらい、できたてをいただく幸せ!! 以前、茶席でその場で職人さんが作った練り切りをいただくという超贅沢体験をしたのですが、形は不細工でもおなじできたて。愛おしくて、いっぱい写真を撮ってしまいました。
あんこが超フレッシュで、とにかくめっちゃ美味しかったです!! ザクザクしたチョコも、新食感。あう。あんこにチョコ、あう!
買ってくるものはもっと固い感じがします、というと、練り切りとあんこの水分量が違うので、時間が経つと平均化して、こういうあんこのフレッシュさは失われてしまうのだとか。めったにできない贅沢な体験でした。先生ありがとうございました~!
練切体験教室については、をかしやさんのフェイスブックページまたはツイッターからチェックしてみてくださいね。めっちゃ楽しくて美味しい体験ができますよ。お茶やお酒と楽しむのもオススメですっ。
https://www.facebook.com/kimagre.ekbo.wagashi/
もったいないはもったいない!どんどん着物を着ようの巻
その日のコーディネートは、その結城紬にキモトモとの思い出のあるものをチョイス。一緒に浴衣写真を撮影して賞品でいただいた帯や、一緒に桜染め体験で染めた帯揚げなど。思えば、長く一緒にいろいろ遊んでもらっているなあ~としみじみありがたく。
普段は、仕事で着やすく動きやすいものばかりを選んでしまいますが、たまにはこうして会う人のことを考えて、うきうきと小物を選ぶ時間もまた楽しいものだなあと改めて。
今年は、たんすに眠っている着物をどんどん出してどんどん外に連れ出そう。もったいないと、眠らせておくのがもったいない。そんな楽しい着物でおでかけを増やせたらいいなあ~と思う春の一日でした。
前だけじゃない!帯揚の見せポイント☆の巻
帯揚のデザインをみてみると、ちょうどこの部分(枕の両サイドにくるところ、真ん中から15センチから25センチのあたりに模様やポイントがきているものが。絞りの帯揚なども、枕の部分が絞ってなくて、サイドの見え始めるあたりから絞ってあるものがあったりしますよね。
第二の帯揚の露出ポイント(?)、脇の部分にも気を配ってみましょう。
腕を上げてみてみると、鏡では自分でも見える位置なので、着物を着る時にちょっと気をつけてみてください。模様がなくても、この部分が綺麗だと、前に回した時に余計なシワが入らないので帯揚も綺麗に整いますよ。
写真の部分です。帯が柔らかくてちょっといろいろフニャフニャしてますが……(^^;)こんな風に、ちょっと腕を前にやったりすると、ふと見える部分になります。お茶のお点前をしている人を真横から見ていると、結構見えたりします。
帯枕の両サイド、気にし始めると意外と気になるポイント。つい他の人のサイドも気になったりして……あっでも、くれぐれも、他の人の脇の下をじっと見すぎる怪しい人にならないようにしてくださいね!(お前だよ)大人ピンクのバレンタイン妄想コーデの巻
少し落ち着いた、無地の結城紬の珊瑚色。真綿紬はマットなので、光りすぎず、ピンクでも派手にならずにオトナ向け。板締め絞りの帯は板チョコのイメージで。着物がストロベリーなので、帯締めはミントで。チョコレート色に梅の花の絞りが入った帯揚と、チョコストライプの半衿をあわせて、大人バレンタインコーデの出来上がり。
こんなしっとり感ならお嬢ちゃんと呼ばれない!はず!
今年は大人ピンクや明るい色に、どんどん挑戦していきたいなと思う、春でした。だってー、今が一番若いんだもの!(爆)
遺影用の写真は、ありますか?の巻
お客様も、どんどん表情が柔らかくなって、今の年齢にふさわしい、本当に素敵なポートレートが撮れました。
ヘアメイクさんによると、こういったエンディングフォトは、毎年撮る人も多いのだそう。そのとき綺麗な写真を撮るために、スキンケアをしたり、ダイエットしたり、あと、段々衣裳が華やかになったり(笑)。1年間、どんな風に過ごして、いい顔ができるか。それを楽しみに、日々努力して、イキイキしてくる方がほとんどなんだそう。前の年よりも若返ってる感じがする人もいるとか!
お客様が「こんなにほめてもらってキレイにしてもらって、シンデレラ気分。 なんか自己肯定感が上がった気がする‥‥。私も毎年撮りたい! 一里塚として、それを支えにやっていけそう!(笑)」とおっしゃってましたが、ウンウン、わかる気がする~! 私も俄然撮りたくなってきた!
私だったら着物で残したいな。どの着物にしようかな。ああっマジで悩む!!! あの訪問着? いや留袖でも……うーん暗いかな、色無地は地味? なんて、まだ撮る前からこの悩みよう‥‥。「ポートレートを撮る」と心の中で思ったなら、その時スデに行動は終わってるんダッ!というくらいの勢いで妄想してしまいましたッ。心の中ですっかり撮った気になってしまいましたが、いやいや実際に撮れ、私(笑)
キレイにヘアメイクした写真が1枚あれば、これが私!と思うと、ほんとキレイになれる気がします。自己像のイメトレになりますよね!! 遺影といわず、プロフィール写真としても使えるし、免許やパスポート用にもついでに正面写真を撮っておけばいいわけで。
遺影というと、ドキッとしますが、今現在の自分の姿をリアルタイムでキレイに更新するって、いいことですよね~。いつまでも若い頃とは同じじゃないし、何年も前の奇跡の1枚をずっと使い回してるのも、今の自分に自信がないみたいだし。
堂々と、今の自分が一番いい!と思えるような写真が1枚あれば、ほんとうにそうなれるような気がする‥‥。今日の撮影を見ていて思いました。
さあ、早速自分に予約を入れよう。手帳に書こう。人生は短く、いつまでも続かない。先延ばしにしないで、やれることやりたいことをどんどんやろう! ちょっと着物の話とは離れてしまったかもしれませんが、着物もワタシの人生の一部なんだと思い。どんどん着れるときに着なくては!
前向きな気持ちをもらった出来事でした。
香、満ちました♪雅な香りの世界を体験の巻
組香は「香りを当てる」ゲームのようなもの。まず、証歌(しょうが)という、その香席のテーマともなる和歌を詠み、香元(主催者)が連衆(客)に香炉を回します。連衆は、香を聞いて、答えを書き、香元に渡します。香元はそれを奉書に記録し、正解した人は奉書をいただくことができます。複数正解者がいた場合は、正客に近い人がいただきます。
この日は、5種の香を聞き、その後にそのうちの1種の香を聞いてどの香がをあてる、というものでした。私は残念ながら外れ‥‥。2種で迷って、選ばなかった方が正解でした。他の連衆の皆様もその2つで迷われたよう。答えは2つに割れ、8人の連衆のうち、3人が正解でした。すごい!
香りは、聞くタイミングでも微妙に変わったり、非常に繊細なものなのだそうです。五味といって、香りは辛・甘・酸・苦・鹹で味わうのだそう。五感をフルに活用して、全身で感じる。目を瞑り、時も空間も超えるような、なかなか普段の生活では使わない脳や感覚と向き合う貴重な経験をさせていただきました。
香席が終わるとき、香元から「香、満ちました」という声がかかります。とっても気持ちが豊かになる、素敵な言葉ですね。
代官山のサロン・ドゥ・コロナで毎月開催されている、香道研究家の林先生による「和の香りと親しむ会」は初心者でもお香を楽しめる素敵な会です。お作法なども、教えていただけるので、ご興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。
普段、バタバタと慌ただしい日々を送る中で、久しぶりにゆったりと自分の内側を意識したような気がします。
また、お正月のおめでたい席ということで、琵琶に房模様の付け下げと、大牡丹の袋帯で張り切ってお洒落をしていきました。やはり柔らかモノは気分が上がりますね~。おでかけでもお呼ばれの席でも着物で参加すると、席が華やぎます、と喜んでいただけるのも嬉しいです。
相変わらずあたふたしているうちに時間が過ぎていきますが、そんな中でも今年は少し余裕をもって、お洒落してでかけたりしてみたいなあと思う、新春でありました。
祝!成人の日☆着付で参加してきましたヨ!の巻
途中で、あれが足りない!これがない! なんてことも乗り越えつつ、だんだん何人着付をしたかわからなくなってきたり(汗)でも二人なので、一人がおっ!となってももう一人がフォローできるのが心強い。なんとか、時間内に全員を無事送り出すことができて、いやあ、ほんとに終わった瞬間、座り込みました(笑)。ペアを組んでくれた友人に感謝!
ひたすら着付をしながら思ったことは、着付の作業は、祈りに似ているなと。包む、折る、結ぶ。子供が一人、成人するということは、当たり前のようで当たり前じゃなく、ここにくるまでにはいろんなことがあり、沢山の人の愛や力で成長してきたんだなあと。そんな宝物のような、成人の姿を、第一礼装の振袖で美しく着付けていく。これからの人生に幸あれと、胸がいっぱいになりながら、お支度させていただきました。
毎年成人式までは振袖で頭がいっぱいで(笑)トルソー着付や雑誌をみて流行を研究したり、YouTubeで動画を見てイメトレしたり、楽しみでもあり、緊張もする日々を過ごし、終わった途端に緊張がとけて寝込んだりするのですが、今年は子供がインフルにー! 伝染しないよう気をつけなくてはっ!
といいつつ、また来年にむけて、振袖のことを考えていたりもしますが(どんだけ好きやねん)18歳成人になると、また成人式の様子も変わってくるのかもしれませんが、第一礼装に身を包んでお祝いする風習は残ったらいいなあと思います。
新成人に幸あれ~! そして着付師&美容師の皆さんもお疲れさま~! ツルツルの指先にクリーム塗って、労ってあげてくださ~い!
若い頃の華やか着物で新春コーデ☆の巻
普段は着ない若い頃の着物も、お正月の免罪符(?)で着てしまうのもアリですよ! 明るい色、華やかな色を着るとやはり気持ちも若やぎます。「かわい~い!」と言われると、それが例え着物を指していてもですよ、女子としては嬉しいものですよね~
自分の10代20代の頃の洋服はとても着られないけれど、着物は着られるって、すごいことですよね。たとえ身幅がちょっと足りなくなっていてもです、それでもです。あの頃から相当増量しているにも関わらず、着られるフレキシブルさにおどろきです。
ちょっと派手になっちゃったかな~,もう可愛すぎて年齢的にムリかもなんて思っている着物があったら、ぜひ!試してみてください。意外といけちゃうものですよ~!
七日には、7にちなんで真っ赤な七福神の江戸小紋を選びました。これも普段はちょっと恥ずかしいなと思ってしまうもの。江戸小紋は七福神、と文字が散りばめられている目出度いものなので、思い切って。これまた20代のころに初めて自分で誂えた名古屋帯をあわせました(拙著「おキモノ生活のすすめ」にも出てくるボロアパートの家賃3ヵ月分だった、というやつです(笑))。帯揚もそのとき一緒に買ったもの。帯締めは、以前いち利モールで買ったもので紅白のグラデーションがお祝い気分のもの。
ポイントは、若い頃とは違う、少しおとなしめ、大人な色柄の帯や小物をあわせること。
それから「堂々と恥ずかしがらないで着ること」! これにつきます。モジモジしてると余計恥ずかしくなっちゃうので(笑)。
松の内があけても、まだ1月中は十分お正月気分。新春に晴れやかな着物でおでかけしてみませんか?
初詣には何を着る? 妄想の大人のお正月コーデの巻
光沢のあるちりめん生地に蛍暈しが入っています。蛍暈しとは、その名前のとおり、蛍が光りながら飛んでいる様を現したぼかし文様ですが、それを雪に見立てて。
帯は変わり七宝の、大げさすぎず、でも改まった袋帯で。やっぱりちょっと可愛らしいピンクは、いくつになっても嬉しいものです。
絞りの帯揚に、お目出度い染め分けの渡敬さんの帯締めで、新春気分。着物と帯が控えめな分、帯まわりの小物で色を差してみました。半衿も、正絹のふくれ織で贅沢に。
お正月には、こんなちょっと改まった、しっとりとしたお正月コーデはいかがでしょうか。普段はなかなか着物なんて‥‥という方も、晴れやかな気分になってよいものですよ。
実際おでかけの際には道行きやコート、ショールなどで防寒をしっかりしてくださいね!!
<参考>着物の寒さ対策は首・手首・足首を守れ!の巻
さて来年はどんな年になるのか。30年続いた平成の御代も終わりを告げようとしています。自分自身もここ数年来悩み続けたことにやっとけりがついた気持ちがしています。人生後半に向かって、ちょっと背筋を伸ばして向かっていきたいと思えるようになったこの年末。
江戸時代から、日本では「着衣始(きそはじめ)」といって、お正月に新しい衣類に袖を通す習慣がありました。子どものころ(昭和ですね昭和)新しく買ってもらった服を大晦日に枕元に置いて寝て、お正月は新しい服で迎えた記憶が。
着物を新調とまではいきませんが、新年にむけて肌着や身につけるものを新しくして迎えようと準備しています。なにかひとつでも、お正月に新しいものを使い始めると気分がよいものですよね。
気持ちよく平成最後のお正月を迎えられるよう‥‥大掃除も
がんばれワタシ(まだ何もしてないらしい)
国王陛下謁見は訪問着で!?の巻
舞台挨拶は30分ほどでしたが、映画のセリフを生で聞けたり、ステキエピソードを聞けたり、なにより超絶かっこいい実物が目の前にいるというのがもうこれ、夢!?夢ですか!?と、すっかり盛り上がりきって燃え尽きてしまった我々でございました。途中、目が合った!目が合ったよねえええええ!!(ええ、思い込みでもいいんですよ!)とか、久々に若々しい気持ちになれたのでございます。
コミコンに行った友人(訪問着だよな!と言った張本人)も、これまたどういうことになっとんねんというくらい派手な訪問着で謁見&記念撮影をしてきたということで、私達の国王陛下訪問着謁見プロジェクトは終わったのでした。
それにしても、やっぱり訪問着って気分が上がる!! 久々に袖を通したキラッキラの銀通しの生地で、私の気持ちも上がりっ放しでした!
いくつになっても、萌え活動って、ほんとに楽しいものですね。ファンの集いなどにも着物で行くと、結構楽しいですよ! 目立つからかもしれませんが、目が合う回数が多い!という報告も受けます! 私は、ライブでピックをもらったこともありますよ~~。これを着物効果と呼んでおります。
また、推しにちなんだ着物を選ぶのも楽しいものです。今まで聞いたことがある中で、一番すごいなと思ったのは、レスリー・チャン(張國榮)のファンの方が、一つ紋のところに「張」と入れていたというお話。でもわかるな~。だってだって楽しいもの!!
ほんとにほんとに楽しくて、二次元でも三次元でも、萌えがあるというのはいくつになってもいいことだな!と実感しております。わたしのバーフバリブームはいつまで続くのでしょうか(笑)。そしてなんでも着物に寄せて来る病気というのも、なかなか治らないようです(笑)。いいか! 楽しいから!
バーフバリ役のプラバースさんの来日はないものか!などと夢見ながら、ハニャニャホンニャニャと鼻歌を歌う年末。もしそんなことになったら、象の帯とか買っちゃいそうな勢いです(笑)。スタートはもう、人生どうなることかと思うくらいハードだった今年ですが、こんな風に平和な(?)気持ちで後半過ごせたことに感謝して‥‥。
来年も、楽しいことがいっぱいありますように! あれっまだ気が早いですか(笑)。バーフバリ!バーフバリ!
着物を着ると自分が好きになる?☆の巻
面白かったのは、忙しくて自分のことはどんどん後回しにしていたり、チャラチャラするのなんて、とおしゃれをすることに否定的な感情を持っている人は、「見た目が全てではない」というような意味の言い回しを引用して、どうしてそういう倫理観に陥りがちなのか解きほぐしていく部分。とにかくお洒落しろというのではなく、思い込みを外してちょっと自分を大事にして気を使うだけで、見える世界が変わるという本です。ライブラリアンだけじゃなく、他の業界の方にも参考になる本だと思います。
着物にも全く同じことが言えると思うのですね。自分を大事にしてあげる、自分をより綺麗にみせてくれるように着物を着ればいいと思うのです。ドレスコードはあるにしても、そこは自分が気持ちいいように着られるのが一番いいし、素敵だと思ってもらえるように努力すると、人からも大切にしてもらえます。
私自身は着物を着るようになってから、美人だねと言ってもらえるようになりました。たとえお世辞でも、それまではそんなことは言われたことすらなかったので、びっくりしました。それまではジーンズによれよれのシャツ、家からもロクに出ないでいたので、まあそれではお世辞すらも言ってもらえないよなと、今では思います(笑)。そういってもらえると不思議なもので、ちょっとは自信を持っていいのかも!なんて思って、笑顔も増えて明るくなれるというものです(単純)。
常々「美人とは目鼻だちではなく、姿勢と振る舞いだ」と思っているのですが、服装もそれに含まれますよね。
まあ、なかなかそうは言っても現状パジャマ姿で原稿を書いている自分がいたりするわけですが(すみません)意識を変えていくだけでも、随分変わることができるのではないでしょうか。
着物を着るのって、ほんとに面倒です。用意するものも多いし、洋服より着るのだって時間がかかる。それでも着るのは、着たときの自分が好きだし、自分を大事にしたいという気持ちがあるから。自分はそれだけの手間をかけて装う価値のある人間だという確認作業でもあるような。
着物も洋服も、大切に気を使って着ることが、自分を大切にして、認めてあげていることに繋がる気がします。身なりを整えると、自分も好きになるし、人にも好きになってもらえます。
でも、なかなか自分でそこをブレイクスルーするのは難しいので、本を読んだり、専門家に話を聞いたりすることも大事。変わりたいと思った時が変わり時。どーせわたしなんて、と思わずに、自分を好きになれるように、楽しく装うことを心がけたいなと感じた本でした。
オマケ:これがご自慢のワニの帯です!
クリスマスカラーとモチーフで妄想コーデ☆の巻
http://bit.ly/2QqNb3W
半衿にはちらりとクリスマスツリー。コートとショールをはずしたら、帯にはさりげな~くリースやヒイラギ、ツリーなど可愛いクリスマスモチーフが並んで。季節のモチーフはその時だけしか使えないけど、クリスマスモチーフは街にツリーが飾られている間、12月の当日まで意外と長く使えるものです。小物もいいけれど、思い切ってクリスマスの帯を持つのもいいものですよ。
着物の大小の水玉は、雪のようでもあり、街に浮かぶ灯りのようでもあり。黒ベースなので、洋服の中にいてもあまり浮かないのではないでしょうか。
帯揚は同じく水玉モチーフで。帯締めは常緑樹カラーのエバーグリーンでキリっと締めて。
クリスマスコーデのキモはなんといっても「色」。モチーフはもちろんなのですが、赤・緑・白・金を組み合わせると、クリスマスっぽくなります。
それぞれの色には意味があります。クリスマスはキリストの誕生を祝うキリスト教のお祭り。赤はキリストが流した血の色で、人々を救う愛の力を。緑はキリストがつけていたヒイラギの冠、常緑樹の色で永遠を。白はクリスマスに降る雪の色で純潔を。金はキリストの誕生に立ち会う東方の三博士を導いた星の色をそれぞれ現しているとされています。
これらの色を取り入れるだけでも、クリスマスっぽくなるため、12月はコーティネートを決めるとき、赤や緑に手が伸びますよね。
ザ!クリスマスという模様はちょっと恥ずかしいなと思うときには、この4色を意識して取り入れるだけでも「ぽく」なりますね。全部その色にするのはちょっと、と思ったら、今回の妄想コーデのように、黒に挿し色という形ででまとめてしまうのもテです。
若かったらこんなコーデでデートしてみたいなあ~。若い子にこんなコーデを着せてみたいなあ~なんて、クリスマスがちょっと遠くにいっちゃったみたいな気持ちはどうしてかしら。同じ気持ちの人はいるかしら。これが年をとったってことなのかしら。なんて、ついぼやいてしまうお年頃のワタクシですが‥‥あ~わたしのところにも着物や帯をプレゼントしてくれるサンタさんがやってこないかしら!
紅葉狩りと野点を楽しむ☆の巻
まさに野点。成田名物ピーナッツ饅頭&もなかを食べ、外でいただく一服の美味しかったこと。習っている流派で点てかたが違ったり、織部流の方もいらして、茶筅の持ち方も違うと教えてもらって感心したり、おしゃべりは尽きなくて楽しい時間を過ごしました。
コーヒーや紅茶も外で飲むとまた美味しいように、お抹茶も外でいただくのもまた格別。お天気のよい日にうらうらと、外でお茶。自分でもやってみようかな~と思う、素敵な発見でした。
小春日和に好きなお茶のセットを持って、着物でお散歩にでかけてみませんか?
疲れない足袋選びは「足幅」がキメ手☆の巻
てっきり、余裕のあるサイズを選んだほうがラクだと思っていたのでこれは目からウロコなお話でした! ゑびす足袋の三代目のご当主が大学教授の指導のもと人間工学に基づいて戦後の日本人の足形の研究を行い、たどり着いた足袋の形。足裏の筋肉をサポートして、長時間歩いても疲れにくい構造になっているそう。
実際、ゑびす足袋を履くと、決して窮屈ではないのに足が一回り小さく見えるのはその足の幅や足袋の縫い目など細部にこだわった作りのせいなのですね。
そしてやはりきちんと足のサイズにあった足袋を選ぶことが最大のポイント。なので、ゑびす足袋さんでは「採寸」をとても大事にしています。誂えなくても、長年の積み重ねから生まれた豊富な足形の既製品から自分にあったものを選ぶことができます。ホームページにも詳しい足のサイズの測りかたが書いてありますが、自分ではなかなか正確には測れないので、採寸してもらうチャンスがあったらぜひ出向いてみてください。お近くのお店で足袋の採寸をリクエストするのもアリ!ですよ。
http://www.ebisutabi.co.jp/
足袋のメーカーさんもいろいろあってそれぞれ特色があります。もし自分が今ピッタリだなと思う足袋があったら、どこのメーカーのものかちゃんと覚えておくのも大事なこと。なにかあったら問い合わせや相談もできます。
おしゃれは足元から。白足袋がキリリと決まった足元は本当に美しいものです。色柄足袋、レース、いろいろありますが、まずはサイズ選びから足袋のキホン、見直してみませんか。
母と着物と家族写真と☆の巻
成人式の前撮りの、ご本人とご家族の笑顔を見ていると様々な想いで胸がいっぱいになり、これからの幸せを心から願わずにはいられません。私にとって、家族写真を撮影する仕事は、特別な気持ちがあり、勝手ながらライフワークのひとつだと思ってお手伝いさせてもらっています。
人には寿命があり、叶うこと叶わないこと様々ですが、あれがないこれがないと嘆くよりも、今あるものに感謝をして、どんな状況でもそのときのベストを尽くして生きていけばよい。そして、そのときの笑顔を忘れないよう、一枚の写真があったらなおよくて。やがてそれを次の世代が見て「これがおばあちゃんか、ひいばあちゃんか」なんて思ってくれたらとてもとても素敵じゃないかなと。家族写真にはそんなロマンがある。
今日は立冬。母の命日に、そんなことをつらつらと思ってみました。
ママ振袖で成人式!準備のチェックポイントは?☆の巻
大前提として、着ようと思っている振袖が「着られる状態か」ということをまずチェックする必要があります。
汚れやシミがないか。サイズはあっているか。
着るのに支障があるような汚れがないかまずチェック。もしあったら、お手入れに出しましょう。
ママと10センチ以上身長が違うなら、サイズが合わないかもしれません。その場合、仕立て直しや裄直しなどサイズ直しもできるかもしれないので、専門家に相談してみましょう。
どちらも費用がかかるので、まずは見積もりしてもらってその金額を払ってもいいかどうかで決めてもいいと思います。
汚れに関しては、多少のことであればそんなに気にすることはないと思いますが、例えば襟元や胸元、上前など目立つところにあると気になりますよね。
一番いいのは、洗い張りに出してマイサイズに仕立て直してもらうことですが、費用もかかるし、作り替えたいサイズに仕立て直しが可能かどうかなどもありますので、着物に詳しくない時は、一度知っている人に見てもらうのが近道だと思います。
さて、着られそう!となったらば、次はコーディネート。ママとそっくり同じでもいいけれど、自分らしさも入れたいですよね。
まずは帯が別のものがあれば、替えてみる。新しいものを探してもいいし、おばあちゃんの若い頃の帯とかだって使えるのが着物のいいところ!
帯が変わらなくても、小物類と髪型、バッグを替える。
親子といえども、似合う色や好きな色は意外と違うもの。半衿や、伊達衿、帯揚帯締めを変えると、かなり雰囲気が変わります。髪型や髪飾りも、自分好みにアレンジするとぐっと今風に。
小物類も買おうと思うと意外とお金がかかりますが、振袖を買うことを考えるとなんのその。リサイクルもありますし、可愛いものを探すのもいいですよ。前撮りをすると、撮影スタジオで貸してくれるプランも。
振袖と帯以外で特に気をつけたいチェックポイントとしては、長襦袢の半衿、足袋、草履。半衿は古くてダメになっていることもあるので、新しいものにつけかえたほうがいいことが多いです。半衿としても売っていますが、自分の好きな布やレースをつけてもいいかも!
足袋や草履はサイズもありますし、特におふるの草履は劣化していたりすることも。長時間出歩く場合は、足が痛くないかなども事前に履いてみるなどしてチェックして、だめそうだったら新調をおすすめします。
それから、肌着もいろいろなものがあります。お胸の大きい人は和装ブラがあると安心ですよ。生理のときも安心の防水タイプの肌着もあります。意外と快適な肌着かそうでないかは着心地を左右します。
一言で振袖といっても、一体準備するものは何アイテムあるんだという煩雑さ! そしてキリがない選択肢! ですが、それでも振袖は着ると嬉しいもの。人生の節目を飾る改まった装いです。めんどくさーといわず、一度は着て欲しいもの。そして、できたら、何度も着てほしいものです。ほんとにほんとに、振袖って、普段着とは違って、いつも着られるってわけじゃない、スペシャルなプリンセスドレスなのですから。
ママ振袖がある方は、ぜひ、ママと一緒に晴れの日の装いを考えて、お支度してみて下さい。ママにとっても嬉しいことだし、なによりもそれは、きっと、あなたの一生の思い出になるはずです。
金唐ねん金の帯でクリムト風妄想コーデの巻
クリムトの絵画といえば平面的な構成と金箔が特徴的。1873年にオーストリアで開催された万博で尾形光琳の屏風絵を見たクリムトは、強い影響をうけて後の画風を確立したそう。
ヨーロッパの金唐革という、革に模様を打ち出して金箔や金泥で装飾を施したものを、和紙で再現した「金唐華紙」を織物で表現したこの帯。日本から影響をうけたクリムトを、ヨーロッパから影響を受けた金唐華紙をイメージした帯で連想する‥‥。「金」を使った美の表現を通じて、東西で影響しあったとい共通点が、そうさせるのでしょうか。なんだかワクワクしてしまいました。
最初はコーディネートも全身クリムト風で、と思ったのですが、着物は尾形光琳の紅白梅図屏風の流水部分を連想させる文様の京友禅小紋にしてみたら、これがまたしっくりあうのが不思議。
金箔を連想させる帯締めや帯揚、半衿でアクセントをつけてクリムト風コーデのできあがり。こんな風に、なにかをテーマにして自分なりにコーデするのも楽しいもの。そしてクリムトの絵画を観に行ったりしたらまた楽しそう!
今年はクリムトの没後100年。日本でも来年2019年の春に過去最大級のクリムトはじめエゴン・シーレなど世紀末ウイーンの画家たちの展覧会が開かれます。
写真や映像で見るよりも、やはりアートは実物を見るとまたその作品の持つ力がダイレクトに感じられるのでは。絵や立体作品の前に立って、その作品と対話をする。とても贅沢なこと。
自分の中に、余裕や知識がないときには、作品のメッセージも受け取れない気がします。忙しく日々に追われて、そんな時間をすっかり忘れていたみたい。1本の帯を見て始まった妄想から、アート鑑賞にでかけたくなってしまいました。着物にも、そんなところがありますね。ちょっと余裕がないと、やっぱり着物も着られない。いつかそのうちと言っていると、あっという間に着る機会を逃してしまいます。
芸術の秋。ちょっとムリにでも。時間を作って、好きな着物で好きなアートに会いにいってみませんか。

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