組香は「香りを当てる」ゲームのようなもの。まず、証歌(しょうが)という、その香席のテーマともなる和歌を詠み、香元(主催者)が連衆(客)に香炉を回します。連衆は、香を聞いて、答えを書き、香元に渡します。香元はそれを奉書に記録し、正解した人は奉書をいただくことができます。複数正解者がいた場合は、正客に近い人がいただきます。
この日は、5種の香を聞き、その後にそのうちの1種の香を聞いてどの香がをあてる、というものでした。私は残念ながら外れ‥‥。2種で迷って、選ばなかった方が正解でした。他の連衆の皆様もその2つで迷われたよう。答えは2つに割れ、8人の連衆のうち、3人が正解でした。すごい!
香りは、聞くタイミングでも微妙に変わったり、非常に繊細なものなのだそうです。五味といって、香りは辛・甘・酸・苦・鹹で味わうのだそう。五感をフルに活用して、全身で感じる。目を瞑り、時も空間も超えるような、なかなか普段の生活では使わない脳や感覚と向き合う貴重な経験をさせていただきました。
香席が終わるとき、香元から「香、満ちました」という声がかかります。とっても気持ちが豊かになる、素敵な言葉ですね。
代官山のサロン・ドゥ・コロナで毎月開催されている、香道研究家の林先生による「和の香りと親しむ会」は初心者でもお香を楽しめる素敵な会です。お作法なども、教えていただけるので、ご興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。
普段、バタバタと慌ただしい日々を送る中で、久しぶりにゆったりと自分の内側を意識したような気がします。
また、お正月のおめでたい席ということで、琵琶に房模様の付け下げと、大牡丹の袋帯で張り切ってお洒落をしていきました。やはり柔らかモノは気分が上がりますね~。おでかけでもお呼ばれの席でも着物で参加すると、席が華やぎます、と喜んでいただけるのも嬉しいです。
相変わらずあたふたしているうちに時間が過ぎていきますが、そんな中でも今年は少し余裕をもって、お洒落してでかけたりしてみたいなあと思う、新春でありました。
香、満ちました♪雅な香りの世界を体験の巻
組香は「香りを当てる」ゲームのようなもの。まず、証歌(しょうが)という、その香席のテーマともなる和歌を詠み、香元(主催者)が連衆(客)に香炉を回します。連衆は、香を聞いて、答えを書き、香元に渡します。香元はそれを奉書に記録し、正解した人は奉書をいただくことができます。複数正解者がいた場合は、正客に近い人がいただきます。
この日は、5種の香を聞き、その後にそのうちの1種の香を聞いてどの香がをあてる、というものでした。私は残念ながら外れ‥‥。2種で迷って、選ばなかった方が正解でした。他の連衆の皆様もその2つで迷われたよう。答えは2つに割れ、8人の連衆のうち、3人が正解でした。すごい!
香りは、聞くタイミングでも微妙に変わったり、非常に繊細なものなのだそうです。五味といって、香りは辛・甘・酸・苦・鹹で味わうのだそう。五感をフルに活用して、全身で感じる。目を瞑り、時も空間も超えるような、なかなか普段の生活では使わない脳や感覚と向き合う貴重な経験をさせていただきました。
香席が終わるとき、香元から「香、満ちました」という声がかかります。とっても気持ちが豊かになる、素敵な言葉ですね。
代官山のサロン・ドゥ・コロナで毎月開催されている、香道研究家の林先生による「和の香りと親しむ会」は初心者でもお香を楽しめる素敵な会です。お作法なども、教えていただけるので、ご興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。
普段、バタバタと慌ただしい日々を送る中で、久しぶりにゆったりと自分の内側を意識したような気がします。
また、お正月のおめでたい席ということで、琵琶に房模様の付け下げと、大牡丹の袋帯で張り切ってお洒落をしていきました。やはり柔らかモノは気分が上がりますね~。おでかけでもお呼ばれの席でも着物で参加すると、席が華やぎます、と喜んでいただけるのも嬉しいです。
相変わらずあたふたしているうちに時間が過ぎていきますが、そんな中でも今年は少し余裕をもって、お洒落してでかけたりしてみたいなあと思う、新春でありました。
祝!成人の日☆着付で参加してきましたヨ!の巻
途中で、あれが足りない!これがない! なんてことも乗り越えつつ、だんだん何人着付をしたかわからなくなってきたり(汗)でも二人なので、一人がおっ!となってももう一人がフォローできるのが心強い。なんとか、時間内に全員を無事送り出すことができて、いやあ、ほんとに終わった瞬間、座り込みました(笑)。ペアを組んでくれた友人に感謝!
ひたすら着付をしながら思ったことは、着付の作業は、祈りに似ているなと。包む、折る、結ぶ。子供が一人、成人するということは、当たり前のようで当たり前じゃなく、ここにくるまでにはいろんなことがあり、沢山の人の愛や力で成長してきたんだなあと。そんな宝物のような、成人の姿を、第一礼装の振袖で美しく着付けていく。これからの人生に幸あれと、胸がいっぱいになりながら、お支度させていただきました。
毎年成人式までは振袖で頭がいっぱいで(笑)トルソー着付や雑誌をみて流行を研究したり、YouTubeで動画を見てイメトレしたり、楽しみでもあり、緊張もする日々を過ごし、終わった途端に緊張がとけて寝込んだりするのですが、今年は子供がインフルにー! 伝染しないよう気をつけなくてはっ!
といいつつ、また来年にむけて、振袖のことを考えていたりもしますが(どんだけ好きやねん)18歳成人になると、また成人式の様子も変わってくるのかもしれませんが、第一礼装に身を包んでお祝いする風習は残ったらいいなあと思います。
新成人に幸あれ~! そして着付師&美容師の皆さんもお疲れさま~! ツルツルの指先にクリーム塗って、労ってあげてくださ~い!
若い頃の華やか着物で新春コーデ☆の巻
普段は着ない若い頃の着物も、お正月の免罪符(?)で着てしまうのもアリですよ! 明るい色、華やかな色を着るとやはり気持ちも若やぎます。「かわい~い!」と言われると、それが例え着物を指していてもですよ、女子としては嬉しいものですよね~
自分の10代20代の頃の洋服はとても着られないけれど、着物は着られるって、すごいことですよね。たとえ身幅がちょっと足りなくなっていてもです、それでもです。あの頃から相当増量しているにも関わらず、着られるフレキシブルさにおどろきです。
ちょっと派手になっちゃったかな~,もう可愛すぎて年齢的にムリかもなんて思っている着物があったら、ぜひ!試してみてください。意外といけちゃうものですよ~!
七日には、7にちなんで真っ赤な七福神の江戸小紋を選びました。これも普段はちょっと恥ずかしいなと思ってしまうもの。江戸小紋は七福神、と文字が散りばめられている目出度いものなので、思い切って。これまた20代のころに初めて自分で誂えた名古屋帯をあわせました(拙著「おキモノ生活のすすめ」にも出てくるボロアパートの家賃3ヵ月分だった、というやつです(笑))。帯揚もそのとき一緒に買ったもの。帯締めは、以前いち利モールで買ったもので紅白のグラデーションがお祝い気分のもの。
ポイントは、若い頃とは違う、少しおとなしめ、大人な色柄の帯や小物をあわせること。
それから「堂々と恥ずかしがらないで着ること」! これにつきます。モジモジしてると余計恥ずかしくなっちゃうので(笑)。
松の内があけても、まだ1月中は十分お正月気分。新春に晴れやかな着物でおでかけしてみませんか?
初詣には何を着る? 妄想の大人のお正月コーデの巻
光沢のあるちりめん生地に蛍暈しが入っています。蛍暈しとは、その名前のとおり、蛍が光りながら飛んでいる様を現したぼかし文様ですが、それを雪に見立てて。
帯は変わり七宝の、大げさすぎず、でも改まった袋帯で。やっぱりちょっと可愛らしいピンクは、いくつになっても嬉しいものです。
絞りの帯揚に、お目出度い染め分けの渡敬さんの帯締めで、新春気分。着物と帯が控えめな分、帯まわりの小物で色を差してみました。半衿も、正絹のふくれ織で贅沢に。
お正月には、こんなちょっと改まった、しっとりとしたお正月コーデはいかがでしょうか。普段はなかなか着物なんて‥‥という方も、晴れやかな気分になってよいものですよ。
実際おでかけの際には道行きやコート、ショールなどで防寒をしっかりしてくださいね!!
<参考>着物の寒さ対策は首・手首・足首を守れ!の巻
さて来年はどんな年になるのか。30年続いた平成の御代も終わりを告げようとしています。自分自身もここ数年来悩み続けたことにやっとけりがついた気持ちがしています。人生後半に向かって、ちょっと背筋を伸ばして向かっていきたいと思えるようになったこの年末。
江戸時代から、日本では「着衣始(きそはじめ)」といって、お正月に新しい衣類に袖を通す習慣がありました。子どものころ(昭和ですね昭和)新しく買ってもらった服を大晦日に枕元に置いて寝て、お正月は新しい服で迎えた記憶が。
着物を新調とまではいきませんが、新年にむけて肌着や身につけるものを新しくして迎えようと準備しています。なにかひとつでも、お正月に新しいものを使い始めると気分がよいものですよね。
気持ちよく平成最後のお正月を迎えられるよう‥‥大掃除も
がんばれワタシ(まだ何もしてないらしい)
国王陛下謁見は訪問着で!?の巻
舞台挨拶は30分ほどでしたが、映画のセリフを生で聞けたり、ステキエピソードを聞けたり、なにより超絶かっこいい実物が目の前にいるというのがもうこれ、夢!?夢ですか!?と、すっかり盛り上がりきって燃え尽きてしまった我々でございました。途中、目が合った!目が合ったよねえええええ!!(ええ、思い込みでもいいんですよ!)とか、久々に若々しい気持ちになれたのでございます。
コミコンに行った友人(訪問着だよな!と言った張本人)も、これまたどういうことになっとんねんというくらい派手な訪問着で謁見&記念撮影をしてきたということで、私達の国王陛下訪問着謁見プロジェクトは終わったのでした。
それにしても、やっぱり訪問着って気分が上がる!! 久々に袖を通したキラッキラの銀通しの生地で、私の気持ちも上がりっ放しでした!
いくつになっても、萌え活動って、ほんとに楽しいものですね。ファンの集いなどにも着物で行くと、結構楽しいですよ! 目立つからかもしれませんが、目が合う回数が多い!という報告も受けます! 私は、ライブでピックをもらったこともありますよ~~。これを着物効果と呼んでおります。
また、推しにちなんだ着物を選ぶのも楽しいものです。今まで聞いたことがある中で、一番すごいなと思ったのは、レスリー・チャン(張國榮)のファンの方が、一つ紋のところに「張」と入れていたというお話。でもわかるな~。だってだって楽しいもの!!
ほんとにほんとに楽しくて、二次元でも三次元でも、萌えがあるというのはいくつになってもいいことだな!と実感しております。わたしのバーフバリブームはいつまで続くのでしょうか(笑)。そしてなんでも着物に寄せて来る病気というのも、なかなか治らないようです(笑)。いいか! 楽しいから!
バーフバリ役のプラバースさんの来日はないものか!などと夢見ながら、ハニャニャホンニャニャと鼻歌を歌う年末。もしそんなことになったら、象の帯とか買っちゃいそうな勢いです(笑)。スタートはもう、人生どうなることかと思うくらいハードだった今年ですが、こんな風に平和な(?)気持ちで後半過ごせたことに感謝して‥‥。
来年も、楽しいことがいっぱいありますように! あれっまだ気が早いですか(笑)。バーフバリ!バーフバリ!
着物を着ると自分が好きになる?☆の巻
面白かったのは、忙しくて自分のことはどんどん後回しにしていたり、チャラチャラするのなんて、とおしゃれをすることに否定的な感情を持っている人は、「見た目が全てではない」というような意味の言い回しを引用して、どうしてそういう倫理観に陥りがちなのか解きほぐしていく部分。とにかくお洒落しろというのではなく、思い込みを外してちょっと自分を大事にして気を使うだけで、見える世界が変わるという本です。ライブラリアンだけじゃなく、他の業界の方にも参考になる本だと思います。
着物にも全く同じことが言えると思うのですね。自分を大事にしてあげる、自分をより綺麗にみせてくれるように着物を着ればいいと思うのです。ドレスコードはあるにしても、そこは自分が気持ちいいように着られるのが一番いいし、素敵だと思ってもらえるように努力すると、人からも大切にしてもらえます。
私自身は着物を着るようになってから、美人だねと言ってもらえるようになりました。たとえお世辞でも、それまではそんなことは言われたことすらなかったので、びっくりしました。それまではジーンズによれよれのシャツ、家からもロクに出ないでいたので、まあそれではお世辞すらも言ってもらえないよなと、今では思います(笑)。そういってもらえると不思議なもので、ちょっとは自信を持っていいのかも!なんて思って、笑顔も増えて明るくなれるというものです(単純)。
常々「美人とは目鼻だちではなく、姿勢と振る舞いだ」と思っているのですが、服装もそれに含まれますよね。
まあ、なかなかそうは言っても現状パジャマ姿で原稿を書いている自分がいたりするわけですが(すみません)意識を変えていくだけでも、随分変わることができるのではないでしょうか。
着物を着るのって、ほんとに面倒です。用意するものも多いし、洋服より着るのだって時間がかかる。それでも着るのは、着たときの自分が好きだし、自分を大事にしたいという気持ちがあるから。自分はそれだけの手間をかけて装う価値のある人間だという確認作業でもあるような。
着物も洋服も、大切に気を使って着ることが、自分を大切にして、認めてあげていることに繋がる気がします。身なりを整えると、自分も好きになるし、人にも好きになってもらえます。
でも、なかなか自分でそこをブレイクスルーするのは難しいので、本を読んだり、専門家に話を聞いたりすることも大事。変わりたいと思った時が変わり時。どーせわたしなんて、と思わずに、自分を好きになれるように、楽しく装うことを心がけたいなと感じた本でした。
オマケ:これがご自慢のワニの帯です!
クリスマスカラーとモチーフで妄想コーデ☆の巻
http://bit.ly/2QqNb3W
半衿にはちらりとクリスマスツリー。コートとショールをはずしたら、帯にはさりげな~くリースやヒイラギ、ツリーなど可愛いクリスマスモチーフが並んで。季節のモチーフはその時だけしか使えないけど、クリスマスモチーフは街にツリーが飾られている間、12月の当日まで意外と長く使えるものです。小物もいいけれど、思い切ってクリスマスの帯を持つのもいいものですよ。
着物の大小の水玉は、雪のようでもあり、街に浮かぶ灯りのようでもあり。黒ベースなので、洋服の中にいてもあまり浮かないのではないでしょうか。
帯揚は同じく水玉モチーフで。帯締めは常緑樹カラーのエバーグリーンでキリっと締めて。
クリスマスコーデのキモはなんといっても「色」。モチーフはもちろんなのですが、赤・緑・白・金を組み合わせると、クリスマスっぽくなります。
それぞれの色には意味があります。クリスマスはキリストの誕生を祝うキリスト教のお祭り。赤はキリストが流した血の色で、人々を救う愛の力を。緑はキリストがつけていたヒイラギの冠、常緑樹の色で永遠を。白はクリスマスに降る雪の色で純潔を。金はキリストの誕生に立ち会う東方の三博士を導いた星の色をそれぞれ現しているとされています。
これらの色を取り入れるだけでも、クリスマスっぽくなるため、12月はコーティネートを決めるとき、赤や緑に手が伸びますよね。
ザ!クリスマスという模様はちょっと恥ずかしいなと思うときには、この4色を意識して取り入れるだけでも「ぽく」なりますね。全部その色にするのはちょっと、と思ったら、今回の妄想コーデのように、黒に挿し色という形ででまとめてしまうのもテです。
若かったらこんなコーデでデートしてみたいなあ~。若い子にこんなコーデを着せてみたいなあ~なんて、クリスマスがちょっと遠くにいっちゃったみたいな気持ちはどうしてかしら。同じ気持ちの人はいるかしら。これが年をとったってことなのかしら。なんて、ついぼやいてしまうお年頃のワタクシですが‥‥あ~わたしのところにも着物や帯をプレゼントしてくれるサンタさんがやってこないかしら!
紅葉狩りと野点を楽しむ☆の巻
まさに野点。成田名物ピーナッツ饅頭&もなかを食べ、外でいただく一服の美味しかったこと。習っている流派で点てかたが違ったり、織部流の方もいらして、茶筅の持ち方も違うと教えてもらって感心したり、おしゃべりは尽きなくて楽しい時間を過ごしました。
コーヒーや紅茶も外で飲むとまた美味しいように、お抹茶も外でいただくのもまた格別。お天気のよい日にうらうらと、外でお茶。自分でもやってみようかな~と思う、素敵な発見でした。
小春日和に好きなお茶のセットを持って、着物でお散歩にでかけてみませんか?
疲れない足袋選びは「足幅」がキメ手☆の巻
てっきり、余裕のあるサイズを選んだほうがラクだと思っていたのでこれは目からウロコなお話でした! ゑびす足袋の三代目のご当主が大学教授の指導のもと人間工学に基づいて戦後の日本人の足形の研究を行い、たどり着いた足袋の形。足裏の筋肉をサポートして、長時間歩いても疲れにくい構造になっているそう。
実際、ゑびす足袋を履くと、決して窮屈ではないのに足が一回り小さく見えるのはその足の幅や足袋の縫い目など細部にこだわった作りのせいなのですね。
そしてやはりきちんと足のサイズにあった足袋を選ぶことが最大のポイント。なので、ゑびす足袋さんでは「採寸」をとても大事にしています。誂えなくても、長年の積み重ねから生まれた豊富な足形の既製品から自分にあったものを選ぶことができます。ホームページにも詳しい足のサイズの測りかたが書いてありますが、自分ではなかなか正確には測れないので、採寸してもらうチャンスがあったらぜひ出向いてみてください。お近くのお店で足袋の採寸をリクエストするのもアリ!ですよ。
http://www.ebisutabi.co.jp/
足袋のメーカーさんもいろいろあってそれぞれ特色があります。もし自分が今ピッタリだなと思う足袋があったら、どこのメーカーのものかちゃんと覚えておくのも大事なこと。なにかあったら問い合わせや相談もできます。
おしゃれは足元から。白足袋がキリリと決まった足元は本当に美しいものです。色柄足袋、レース、いろいろありますが、まずはサイズ選びから足袋のキホン、見直してみませんか。
母と着物と家族写真と☆の巻
成人式の前撮りの、ご本人とご家族の笑顔を見ていると様々な想いで胸がいっぱいになり、これからの幸せを心から願わずにはいられません。私にとって、家族写真を撮影する仕事は、特別な気持ちがあり、勝手ながらライフワークのひとつだと思ってお手伝いさせてもらっています。
人には寿命があり、叶うこと叶わないこと様々ですが、あれがないこれがないと嘆くよりも、今あるものに感謝をして、どんな状況でもそのときのベストを尽くして生きていけばよい。そして、そのときの笑顔を忘れないよう、一枚の写真があったらなおよくて。やがてそれを次の世代が見て「これがおばあちゃんか、ひいばあちゃんか」なんて思ってくれたらとてもとても素敵じゃないかなと。家族写真にはそんなロマンがある。
今日は立冬。母の命日に、そんなことをつらつらと思ってみました。
ママ振袖で成人式!準備のチェックポイントは?☆の巻
大前提として、着ようと思っている振袖が「着られる状態か」ということをまずチェックする必要があります。
汚れやシミがないか。サイズはあっているか。
着るのに支障があるような汚れがないかまずチェック。もしあったら、お手入れに出しましょう。
ママと10センチ以上身長が違うなら、サイズが合わないかもしれません。その場合、仕立て直しや裄直しなどサイズ直しもできるかもしれないので、専門家に相談してみましょう。
どちらも費用がかかるので、まずは見積もりしてもらってその金額を払ってもいいかどうかで決めてもいいと思います。
汚れに関しては、多少のことであればそんなに気にすることはないと思いますが、例えば襟元や胸元、上前など目立つところにあると気になりますよね。
一番いいのは、洗い張りに出してマイサイズに仕立て直してもらうことですが、費用もかかるし、作り替えたいサイズに仕立て直しが可能かどうかなどもありますので、着物に詳しくない時は、一度知っている人に見てもらうのが近道だと思います。
さて、着られそう!となったらば、次はコーディネート。ママとそっくり同じでもいいけれど、自分らしさも入れたいですよね。
まずは帯が別のものがあれば、替えてみる。新しいものを探してもいいし、おばあちゃんの若い頃の帯とかだって使えるのが着物のいいところ!
帯が変わらなくても、小物類と髪型、バッグを替える。
親子といえども、似合う色や好きな色は意外と違うもの。半衿や、伊達衿、帯揚帯締めを変えると、かなり雰囲気が変わります。髪型や髪飾りも、自分好みにアレンジするとぐっと今風に。
小物類も買おうと思うと意外とお金がかかりますが、振袖を買うことを考えるとなんのその。リサイクルもありますし、可愛いものを探すのもいいですよ。前撮りをすると、撮影スタジオで貸してくれるプランも。
振袖と帯以外で特に気をつけたいチェックポイントとしては、長襦袢の半衿、足袋、草履。半衿は古くてダメになっていることもあるので、新しいものにつけかえたほうがいいことが多いです。半衿としても売っていますが、自分の好きな布やレースをつけてもいいかも!
足袋や草履はサイズもありますし、特におふるの草履は劣化していたりすることも。長時間出歩く場合は、足が痛くないかなども事前に履いてみるなどしてチェックして、だめそうだったら新調をおすすめします。
それから、肌着もいろいろなものがあります。お胸の大きい人は和装ブラがあると安心ですよ。生理のときも安心の防水タイプの肌着もあります。意外と快適な肌着かそうでないかは着心地を左右します。
一言で振袖といっても、一体準備するものは何アイテムあるんだという煩雑さ! そしてキリがない選択肢! ですが、それでも振袖は着ると嬉しいもの。人生の節目を飾る改まった装いです。めんどくさーといわず、一度は着て欲しいもの。そして、できたら、何度も着てほしいものです。ほんとにほんとに、振袖って、普段着とは違って、いつも着られるってわけじゃない、スペシャルなプリンセスドレスなのですから。
ママ振袖がある方は、ぜひ、ママと一緒に晴れの日の装いを考えて、お支度してみて下さい。ママにとっても嬉しいことだし、なによりもそれは、きっと、あなたの一生の思い出になるはずです。
金唐ねん金の帯でクリムト風妄想コーデの巻
クリムトの絵画といえば平面的な構成と金箔が特徴的。1873年にオーストリアで開催された万博で尾形光琳の屏風絵を見たクリムトは、強い影響をうけて後の画風を確立したそう。
ヨーロッパの金唐革という、革に模様を打ち出して金箔や金泥で装飾を施したものを、和紙で再現した「金唐華紙」を織物で表現したこの帯。日本から影響をうけたクリムトを、ヨーロッパから影響を受けた金唐華紙をイメージした帯で連想する‥‥。「金」を使った美の表現を通じて、東西で影響しあったとい共通点が、そうさせるのでしょうか。なんだかワクワクしてしまいました。
最初はコーディネートも全身クリムト風で、と思ったのですが、着物は尾形光琳の紅白梅図屏風の流水部分を連想させる文様の京友禅小紋にしてみたら、これがまたしっくりあうのが不思議。
金箔を連想させる帯締めや帯揚、半衿でアクセントをつけてクリムト風コーデのできあがり。こんな風に、なにかをテーマにして自分なりにコーデするのも楽しいもの。そしてクリムトの絵画を観に行ったりしたらまた楽しそう!
今年はクリムトの没後100年。日本でも来年2019年の春に過去最大級のクリムトはじめエゴン・シーレなど世紀末ウイーンの画家たちの展覧会が開かれます。
写真や映像で見るよりも、やはりアートは実物を見るとまたその作品の持つ力がダイレクトに感じられるのでは。絵や立体作品の前に立って、その作品と対話をする。とても贅沢なこと。
自分の中に、余裕や知識がないときには、作品のメッセージも受け取れない気がします。忙しく日々に追われて、そんな時間をすっかり忘れていたみたい。1本の帯を見て始まった妄想から、アート鑑賞にでかけたくなってしまいました。着物にも、そんなところがありますね。ちょっと余裕がないと、やっぱり着物も着られない。いつかそのうちと言っていると、あっという間に着る機会を逃してしまいます。
芸術の秋。ちょっとムリにでも。時間を作って、好きな着物で好きなアートに会いにいってみませんか。
姿勢と所作で着物姿がキマるのだ!の巻
うかがってみると、クロフォードさんは若い頃歌舞伎をされていて、京都南座でも働いていらしたんだとか。そんじょそこらの日本人よりずっとずっと着物姿が板についているのも納得でした。もちろん着替えもご自分で「ずいぶん久しぶりに着るから~」とおっしゃってましたがササッと着られて、これまたかっこいい~!
着物が板についてるかついてないかって、どこの国の人だからじゃなくて、着た回数なんだなと。民族衣裳だから、わたしたち日本人に似合うけれども、それと「着こなし」は別ものなんだなと。
スーツの時とスイッチを切り替えて、つぎつぎと着物姿がカッコよく見えるポージングをカメラのまえで繰り出すクロフォードさんに、仕事を忘れかけてキャーキャー言ってしまったワタシたちでした(笑)。シンポジウムは当日参加もOKだそうなので、興味のある方はぜひおでかけ下さい!
着物を着たら背筋を伸ばして、そういわれると胸を張る人が多いのですが、私はむしろ「腰を立てる」ではないかと思っています。帯を締めると洋服のように腰を曲げて猫背で座るようなことはできません。クっと腰を立てると背筋もしゃんとします。あとはスマホを見るような前肩をストン、と後ろに流すとムリに胸を張らなくても流れるような綺麗な姿勢になります。胸を張ると肩もいかってしまうので、ちょっと違う気がするのですよね。
まあ、急に着物が板についたり、着こなしがアップするということはないわけで、私もまだまだ全然なんですが、着物を着る回数を重ねるのと同時に「こう動いたらキレイ」とか「こう動いたらラク」ということを意識するとよいのだろうなと思います。
立ち方座り方‥‥時代劇や日本舞踊など、写真だけではわからない、実際動いている着物姿の動画を見てイメトレをするのもひとつです。なんでも型を真似することから。洋服のときとはちょっと違った「着物の所作」を意識してスイッチを切り替えれば、着姿もぐんとアップすること間違いなしですよ~!
補整がうまくいくと着付はとってもラクになる!の巻
5年前にいち利モールさんのイベントで女将の髙橋和江さんにお話をきいて肌着や補整への関心がぐっと深まったのですが、さらに工房の補整は進化しつづけています。
先日そんな髙橋女将の補整術の本がついに出ました。手ほどき七緒永久保存版『「たかはしきもの工房」髙橋和江さんの十人十色の「補整」術』です(タイトルが長い!)。タイトル通り、いろんな体型の方に「どういう補整が必要か。そしてそれはどうしてなのか」という理論も教えてくれる本です。
今まで補整なんて必要ないわ!と思っていた方にも、補整のよさをよく御存知の方にもぜひ手に取っていただきたい一冊です。私自身は、キレイに着付ができるということももちろんですが、補整をすると自分の体がラクなので続けています。
体に食い込む腰紐、胸元をしめつける伊達締め‥‥キレイに着るにはきつく締めないとだめよと言われ、本当に嫌でした。でも、動くと崩れてしまうし‥‥。そんな悩みも、ウエストにしっかり補整を入れることで紐を締めても苦しくないし、胸元をきつく締めなくても、着物が体に添ってくれるので着崩れしにくくなりました。
そして気になる下腹、ヒップ。年齢とともに気になる部分もキュっと引き締めることでスッキリ。ちょっと待って、引き締めたら苦しいんじゃないの!?と思ったアナタ、骨盤周りは引き締めても苦しくないどころか、腰骨が立ってすごくキモチいいんですよ! 裾よけを正しくつけると、姿勢もよくなって一石二鳥なんです。
ゆるめるところと引き締めるところを間違えずに体にぴったり着物を添わせて布地で体を支えれば、楽で着崩れない着姿の完成です。補整入れる派入れない派はあると思うのですが、ちょい補整、一度入れてみては。または入れすぎ補整を抜いてみてはいかがでしょうか。
来週から開催の「キモノEXPO」でも、補整講座があります。わにこも16日~20日、たかはしきもの工房のブースでお手伝いしておりますよ。なぜ補整をするのか。補整のメリットを知って、自分の体型にあう補整を探しにいらしてください。
キモノEXPOは他にもいろんな着物周りの「知りたい」に応える講座や、手作り小物の講座もたくさんありますよ。やっと過ごしやすい気候になってきた10月半ば。おキモノまわりの楽しみを見つけにきてね!
▼キモノEXPOはコチラから▼
https://www.ichiri.ne.jp/lp/1810_expo/
夏の小物をいっきに仕舞う☆衣替えの巻
帯揚は、すごく汗をかいたときにしたものなど、おしゃれ着用の洗剤で洗います。夏物は汗じみができやすいので、薄い色のものは特に気を使います。そうでないものも、さっとアイロンをかけてから仕舞っておくと次に出したときにとても気持ちがいい!
私は帯揚を箪笥の引き出しに入れているので、そこに入れる大きさにたたんで風呂敷に包んでおいて、入れ替えの季節にそのままズボっと冬物と入れ替えます。これ結構快感。
一度、この帯締めと帯揚をまとめて箱に入れておいたんですが、箱に入れたこととどこにおいたかを引越し騒動でわからなくなってしまい、季節の小物が全部ない~~~! と真っ青になったことが(笑)<あんまり笑い事じゃないという。。。
それ以来、季節が終わったものは全部一カ所にまとめておくことを心がけています。小物がないと、本当に困るんだ!!と身に染みた出来事でした(そんなことばっかり)。今も、あーおちよ(妄想のお手伝いさん)が全部虫干しして箪笥の入れ替えしてくれないかな~と積み上がった夏物とにらめっこしているわけですが‥‥。仕方ないので自分がお手伝いさんに変身してがんばりたいと思います。まあ~わにこ奥様ったら、こんなところに染みをつけて! キレイにしておかなくては!! 来年の夏に見つかったら叱られちゃう! な~んて(どんなプレイ)。
A型のサガなのか、やるとなったらとことんやらないと気がすまないので、とりかかるまでに時間がかかるのが難点‥‥。日々の積み重ねがあるとらくちんなのはわかっているんですが。
さあ、ため息をついてないで、雨があがったら衣替え。がんばれワタシ! がんばれみんな!(えっ!もう終わってる? 私だけですかっっ!
憧れの花嫁着物☆白無垢の下はどうなってるの?の巻
だいたいモデルさんはこの段階で一番テンションがあがるような気がします。想像してみてください、裾の長い純白の大振袖。美しい地紋が絹の光沢で浮かび上がります。どんなきらびやかな色や模様のものよりも、美しい気がしてしまうのは私だけでしょうか。
白無垢を着たことがあるという人でも、この掛下姿がどうだったかあんまり覚えてない~と言います。私も覚えてない! 昔すぎるから? いやいや、着せ着けてもらっているときは、自分がどんな姿かあまりわかりませんものね。特に後ろは見えないし。だから、今回勉強して改めて、こうなってたんだ!と知りました。
でも掛下姿は上に白無垢を羽織ってしまうので、ほとんど見えないんですよね~! もったいな~い!! この可愛らしい姿を見られるのは本来は夫となる人だけ、ということなのでしょうね~。ふふふ。
さてこの掛下の上に白無垢を羽織って、懐剣、筥迫、扇子を胸元に差して、花嫁姿のできあがりです。挙式のときは神様の前ということで、綿帽子か角隠しで髪を隠し、披露宴では外します。
先週末、はじめて先生のヘルプの元、婚礼着付をさせていただきました。ドレスでの挙式だったので、和装での写真も残したいというお二人の後撮りです。白無垢と、色打掛2種というお着替えでの撮影。ご家族もいらして一緒に記念写真を撮ったり、サプライズで新婦の後輩たちが駆けつけたり、笑顔が溢れて、本当に幸せいっぱいおすそわけいただく撮影となりました。
外に出て、お寺に御詣りして、公園で少し撮影もしたのですが、通りかかる方たちがニコニコとおめでとうと言ってくださって、いいわね、いいわねと老夫婦がずっと見学(笑)されていたり。なにより主役二人の笑顔が本当に素敵で。
末永くお幸せに~!!!\(^O^)/ 写真:昭和な家スタジオ
いやあ~ほんとうに婚礼衣装って、ものすごくスペシャルだなあ~と改めて感じた一日でした。これからも技術を磨いて、美しくお着付できるようにがんばらなくちゃーと決意。あと、私ももう一度着たいなあ~(えっ)。
着物はファッション、好きなように着ていい、というときと、いろいろな決まりを守って儀式の中で纏うとき。それぞれに、よさがあります。人の手を借りて着る晴れ着は、着る人を主人公にしてくれる特別な装置のようにも感じられます。花嫁衣装の形や結び。それにまつわる理由やいわれがそれぞれあり、幸せになりますようにという祈りが込められています。そしてそれは特別な日の為だけ。だからこそ美しく、心にも残るのでしょうね。
帯締めクロスで帯まわりを遊ぶ☆の巻
普通の帯留に細い帯締めを2本通してみたら、三分紐1本使いよりぐっと表情が出て楽しい!
大きめの帯留はもちろん、普通のものでも帯締めを2本通せるような金具の帯締めやブローチなど、たのしめるものは結構ありました。金具の足が2本あるものは片方づつ違う帯締めを使っても楽しめます。
帯締めはどの色にしようかな~って決めかねる時もあるのですが、そんな時は2本選んじゃえばいいんだ!って欲張りですか?
最近の帯留は、結構大きいものが多くて、へたすると帯締めが迫力負けしてしまうものもあったりするので、どーんとインパクト大にしたいときなど使えるワザです。
無地や大人しい帯も、賑やかに変身できます。コーディネートがちょっと物足りないなと思われたとき、ぜひチャレンジしてみていただきたいテクニックです!
これが、細めの帯締めをクロスさせて遊んでみたときです。そして実は、帯揚はスカーフ、帯はつけ帯、浴衣をうそつき衿で着物風に着ているといういろいろなフェイクコーデでもあります(笑)。
オーソドックスなコーディネートも大好きですが、要素をプラスして盛っていくおしゃれも楽しいものです! あとらくちんに手抜きして着るのも、楽しいです(笑)。以前はとてもルールにこだわったり、そういうものでしょ、という思い込みが私にはありました。でも、こだわりなくファッションとして楽しむキモトモがいっぱいできて、目からウロコがいっぱい落ちてます。まだまだ、弾けきれない中途半端な部分はありますが(笑)。
なんでもそうかもしれませんが、自分で枠にはまってしまうと、楽しくないこといっぱいあります。着物もおしゃれ、絶対こうでなくてはならないという決まりはありません。ちょっと面白いなと思ったり、あら素敵と思ったらどんどん取り入れてみませんか。新しい自分が見えてくるかもですよ。
うさぎさんの単衣でお月見妄想コーデ☆の巻
半衿や帯揚・帯締めは少し抑えた秋の色を選んでみました。単衣の時期は本当に短く、さらに初夏と秋とそれぞれをイメージさせる色柄で、おでかけ予定と気温や天気を見て‥‥となると本当に一年に一度着られるかどうか、ということも少なくありません。とても贅沢ですが、でも、それがまた楽しみでもあるのですよね。
ああ、秋にはこれを着よう。そんな1枚があることが、実際に着る着ないに関わらず、心の潤いなのかもしれません。妄想コーデも、心の潤い。今日もまたああでもないこうでもないと夢を膨らませる秋の夜長なのでした。濃い色の襦袢で夏の着物を秋の風情に☆の巻
着ているものは変わらないのに、秋っぽく見えるこのテクニック、「濃い色の夏の襦袢を入手する」という大きなハードルはありますが、効果抜群です。濃い色って具体的にどんな色よ! ということですが、あまり彩度の高い色よりは、濃いめのグレーなどが万能です。真っ黒も「えっ」と思われるかもしれませんが、カッコイイんですよ~。
でも実際、濃い色の夏の襦袢、あまり見かけませんよね。そんな時はちょっと古くなった襦袢を染めてしまうのもアリなんです。麻の襦袢でしたら、ダイロンなどの化学染料で染めて、色止めをすればOK。絹ものは縮んでしまうので難しいですが、麻は大丈夫! ポリエステルは染まりません。素材と染め上がりについては、どんなものでもうまくいくというわけではありませんので、よく調べてからトライしてみてくださいね!(^^;)。
私も、実家の箪笥で発掘したちょっとシミが浮いていた麻の襦袢を思い切って鈍色(グレー)に染めてみようと計画中。9月に単衣代わりに夏着物+鈍色襦袢でコーディネートしてみたいと今からワクワクです。またご報告しますね~!
ダイロンで染めちゃうといえば、浴衣や麻着物を違う色に染め変えてみたこともあるわたしですが、先日、友人が2、3シーズン着てちょっと衿がスレて白くなったり、焼けが出てきた麻や綿麻の着物はダイロンで染めると新品のように生き返る!と教えてくれました。わたしも、今年着倒した黒の浴衣を染めてみようかと計画中。
カジュアル着物は自分でいろいろトライして楽しみたい! 秋の気配に、おしゃれ心が盛り返してきたきょうこのごろ。ワードローブの見直しもしたいなあとあれこれ妄想膨らむわにこでした。
帯留が動かない☆三分紐の通し方の巻
たったそれだけのことですが、こうすることで、帯留もしっかり止まって動かなくなるし、リバーシブルの三分紐だと、真ん中で色分けして二色使いができてオシャレ!! まさに目からウロコ~!
これであれっ!帯留がない! 後ろに回ってた(^^;)なんてこともなくなります。帯留の金具の幅や大きさによってはできないものもあるかもしれませんが、トライしてみてくださいね。
さらに、結び目を帯留の横にもってきて、リボン結びにしたりくるくるまきつけたり、ハートにしたりしても可愛いですよ。盛り盛りで遊びたいときには試してみて下さい!




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