香、満ちました♪雅な香りの世界を体験の巻
星わにこ
2019/01/23 00:00
先日、お香の会にお誘いいただき参加してきました。
以前、いち利モールのおでかけの会で銀座・香十さんでのお香を楽しむ会に参加させていただいたり、何度か体験をさせていただいている香席ですが、貴重なお香を聴かせていただくというのは本当に心が鎮まります。
今回はお正月の香席開きということで「萬歳香(ばんざいこう)」という、5種の香りを聞き比べる大変贅沢な組香を体験させていただきました。
香道では「聞香(もんこう)」と言って、香りを「聞く」と表現します。実際に、香炉を手にとって目を瞑り、心を鎮めて香りを味わうとき「聞く」という表現は、ぴったりくる気がします。
お香は香木を細かく刻んだものを、香炉であたため、ふわりと香りをたてます。香木は、長い時間をかけて樹木の成分が固まり芳香をまとった自然の産出物で、現在ではほぼ産出されない貴重なもの。東南アジアが産地で、地名が名前となっているものもあります。非常に高価なものなのだそうです。
組香は「香りを当てる」ゲームのようなもの。まず、証歌(しょうが)という、その香席のテーマともなる和歌を詠み、香元(主催者)が連衆(客)に香炉を回します。連衆は、香を聞いて、答えを書き、香元に渡します。香元はそれを奉書に記録し、正解した人は奉書をいただくことができます。複数正解者がいた場合は、正客に近い人がいただきます。
この日は、5種の香を聞き、その後にそのうちの1種の香を聞いてどの香がをあてる、というものでした。私は残念ながら外れ‥‥。2種で迷って、選ばなかった方が正解でした。他の連衆の皆様もその2つで迷われたよう。答えは2つに割れ、8人の連衆のうち、3人が正解でした。すごい!
香りは、聞くタイミングでも微妙に変わったり、非常に繊細なものなのだそうです。五味といって、香りは辛・甘・酸・苦・鹹で味わうのだそう。五感をフルに活用して、全身で感じる。目を瞑り、時も空間も超えるような、なかなか普段の生活では使わない脳や感覚と向き合う貴重な経験をさせていただきました。
香席が終わるとき、香元から「香、満ちました」という声がかかります。とっても気持ちが豊かになる、素敵な言葉ですね。
代官山のサロン・ドゥ・コロナで毎月開催されている、香道研究家の林先生による「和の香りと親しむ会」は初心者でもお香を楽しめる素敵な会です。お作法なども、教えていただけるので、ご興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。
普段、バタバタと慌ただしい日々を送る中で、久しぶりにゆったりと自分の内側を意識したような気がします。
また、お正月のおめでたい席ということで、琵琶に房模様の付け下げと、大牡丹の袋帯で張り切ってお洒落をしていきました。やはり柔らかモノは気分が上がりますね~。おでかけでもお呼ばれの席でも着物で参加すると、席が華やぎます、と喜んでいただけるのも嬉しいです。
相変わらずあたふたしているうちに時間が過ぎていきますが、そんな中でも今年は少し余裕をもって、お洒落してでかけたりしてみたいなあと思う、新春でありました。
祝!成人の日☆着付で参加してきましたヨ!の巻
星わにこ
2019/01/16 00:00
平成最後の成人式が終わりましたね。新成人の皆様、おめでとうございます!
今年も、振袖コーデの相談や前撮り、後撮りで沢山のお祝いに関わらせていただきました。振袖はもちろん、男子の羽織袴も本当にステキです。輝くような20歳の本人はもちろん、ご家族の笑顔が見られるのも嬉しいお仕事です。ほんとに、着付ができるようになってよかったなーと思う瞬間です。
毎年成人式当日はお一人かお二人の着付しかしたことがなかったのですが、今年は声をかけてもらって、美容室での着付に入りました。
8人の着付を2人で、一人のお着付けの時間は20分という条件。一生に一度の成人式、快適に美しくお支度しなくては! ということで、当日を迎えるまでに自主練の毎日。撮影のときは、予めどんなお嬢さんがいらっしゃるかわかっているので気持ち的にも余裕があるのですが、当日どんなお嬢さんがくるかわからない。前日まで結構緊張しておりました。
そして、朝は4時起きで会場へ。知り合いの着付師さんにお話を伺っていると、早朝から着付なので前乗りや、0時から会場設営をしたりというお話もあり。まさに成人のみんなやご家族も大変やけど、この晴れの日のためにスタッフもがんばっとるんやでー!
会場につくとまだ暗いうちからお店にあかりが灯っていて、ヘアメイクは始まっており。最初のお持ち込みの振袖がシワがきつく、アイロンをかけている先輩が! はわはわ言いつつ、お持ち込みの小物を並べて着付けがスムーズにいくよう準備。
普段は一人で着付けていますが、当日は二人で前と後ろにわかれて、着付をしました。この二人着付けなのですが、二人の息があわないとほんとに難しいのです。自分のパートだけでなく、次に、なにをするのかを察して、相手が作業しやすいようにサポートしなくてはいけません。ここで大事なのが、タイミング。たとえば相手が今、これがしてほしい、と思ったところで、さっとモノを渡したり、受け取ったりする。早かったり遅かったりすると、テンポがずれたり、あおってるみたいになったり(笑)息が合う相手じゃないと、うまくいかないんですね~。
今は前撮りをする人が多いのですが、振袖を初めて着る場合もあるし、撮影と違って当日は移動するし着ている時間も長いし、途中で苦しくならないよう気をつけて紐をあてたり、緊張しないよう説明しながら着付けていきます。本人が不安になるのが一番いけないので、私達はどーんと!構えてニコニコと、褒めまくるのも仕事。可愛い可愛い煩いかもしれませんが、ほんとに可愛いのでそれは許していただきたい(笑)。
帯結びだけじゃなく、帯揚や帯締めの結び方のアレンジでも結構雰囲気がかわるので、クラシックなかんじがいいか、可愛いのがいいかなどお話しながら決めていきます。
全部決まってるのじゃなくて、ちょっとアレンジを入れたりすると可愛い~って喜んでくれたり、やばいやばいめっちゃあがる、なんて言ってくれたりするとおばちゃんほんとに嬉しくなります。
途中で、あれが足りない!これがない! なんてことも乗り越えつつ、だんだん何人着付をしたかわからなくなってきたり(汗)でも二人なので、一人がおっ!となってももう一人がフォローできるのが心強い。なんとか、時間内に全員を無事送り出すことができて、いやあ、ほんとに終わった瞬間、座り込みました(笑)。ペアを組んでくれた友人に感謝!
ひたすら着付をしながら思ったことは、着付の作業は、祈りに似ているなと。包む、折る、結ぶ。子供が一人、成人するということは、当たり前のようで当たり前じゃなく、ここにくるまでにはいろんなことがあり、沢山の人の愛や力で成長してきたんだなあと。そんな宝物のような、成人の姿を、第一礼装の振袖で美しく着付けていく。これからの人生に幸あれと、胸がいっぱいになりながら、お支度させていただきました。
毎年成人式までは振袖で頭がいっぱいで(笑)トルソー着付や雑誌をみて流行を研究したり、YouTubeで動画を見てイメトレしたり、楽しみでもあり、緊張もする日々を過ごし、終わった途端に緊張がとけて寝込んだりするのですが、今年は子供がインフルにー! 伝染しないよう気をつけなくてはっ!
といいつつ、また来年にむけて、振袖のことを考えていたりもしますが(どんだけ好きやねん)18歳成人になると、また成人式の様子も変わってくるのかもしれませんが、第一礼装に身を包んでお祝いする風習は残ったらいいなあと思います。
新成人に幸あれ~! そして着付師&美容師の皆さんもお疲れさま~! ツルツルの指先にクリーム塗って、労ってあげてくださ~い!
国王陛下謁見は訪問着で!?の巻
星わにこ
2018/12/19 00:00
今年の流行語大賞や漢字も発表され、1年を振り返る時期になりましたね。皆さんはどんな1年でしたか? 私は、6月に友人に「絶対大画面で見なくてはいけない映画があるので、一緒に見よう」と、その映画がなにかもよくわからないまま連れていかれて観たインド映画「バーフバリ」にはまってしまい、気がつくとハニャハニャとサントラを口ずさんでしまう日々を過ごしました、というか過ごしております。
「バーフバリ」は、ざっくり言うと古代のマヒシュマティという架空の王国の王位継承争いのお話なんですが、とにもかくにも最初から最後まで超スペクタクル。ありえない級の見せ場決め絵の連続でこれでもかとぐいぐいに継ぐぐいぐいでこられる二時間半。見終わった時には頭が飽和状態で、バーフバリ!バーフバリ!という感想しか出てこない映画です(なんだそれ)。
なにかあっても、バーフバリ!バーフバリ!とかけ声をかけると、やる気がわいてきます! 倒れかけた黄金像も立て直せます!(観てないと意味不明)
世間ではクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」で盛り上がっていますが、バーフバリも、絶叫上映などのイベントがあり、ファンが紙吹雪をまいたり鈴やタンバリンを鳴らしたり、すごい盛り上がりなんですよ。おばちゃんは応年の「ロッキー・ホラー・ショウ」を思い出してムネアツ。もしまだ未見の方がいらしたら、ぜひ見ていただきたい映画ナンバーワンです!!
この12月にはなんと、その映画の主人公バーフバリの兄役で、マヒシュマティ王国の国王陛下役のラーナー・ダッグバーティさんが来日! という一大事があり、わたくしもバーフバリ仲間と大盛り上がり。
「国王陛下に謁見なんだから、訪問着だよな!」という女子ながら漢らしい友人の一言で、それぞれがこんなのいつ着るんだよ、っていう派手な訪問着を引っ張り出してイベントに行くことにしたのでした(笑)。
コミコンのゲストと、映画の舞台挨拶に登場ということで、コミコンはなんと2ショット撮影もあるとのことでしたが、仕事で参加を断念。舞台挨拶のチケットを友人と手分けして申しこみ、なんと最前列をゲット!!!! これは国王陛下の視界に入るかもしれないし、もう訪問着しかない。
ラーナーさん推しの友人には、バラー陛下のイメージカラーの赤い伊達衿に赤い帯揚・帯締でコーディネート。私は命の河をイメージした水色の辻が花に金の帯。とにかく、なんだか笑っちゃうくらいハデになっちゃいましたが、敬意を表してのめいっぱいの民としての盛装でございます(阿呆)。
舞台挨拶は30分ほどでしたが、映画のセリフを生で聞けたり、ステキエピソードを聞けたり、なにより超絶かっこいい実物が目の前にいるというのがもうこれ、夢!?夢ですか!?と、すっかり盛り上がりきって燃え尽きてしまった我々でございました。途中、目が合った!目が合ったよねえええええ!!(ええ、思い込みでもいいんですよ!)とか、久々に若々しい気持ちになれたのでございます。
コミコンに行った友人(訪問着だよな!と言った張本人)も、これまたどういうことになっとんねんというくらい派手な訪問着で謁見&記念撮影をしてきたということで、私達の国王陛下訪問着謁見プロジェクトは終わったのでした。
それにしても、やっぱり訪問着って気分が上がる!! 久々に袖を通したキラッキラの銀通しの生地で、私の気持ちも上がりっ放しでした!
いくつになっても、萌え活動って、ほんとに楽しいものですね。ファンの集いなどにも着物で行くと、結構楽しいですよ! 目立つからかもしれませんが、目が合う回数が多い!という報告も受けます! 私は、ライブでピックをもらったこともありますよ~~。これを着物効果と呼んでおります。
また、推しにちなんだ着物を選ぶのも楽しいものです。今まで聞いたことがある中で、一番すごいなと思ったのは、レスリー・チャン(張國榮)のファンの方が、一つ紋のところに「張」と入れていたというお話。でもわかるな~。だってだって楽しいもの!!
ほんとにほんとに楽しくて、二次元でも三次元でも、萌えがあるというのはいくつになってもいいことだな!と実感しております。わたしのバーフバリブームはいつまで続くのでしょうか(笑)。そしてなんでも着物に寄せて来る病気というのも、なかなか治らないようです(笑)。いいか! 楽しいから!
バーフバリ役のプラバースさんの来日はないものか!などと夢見ながら、ハニャニャホンニャニャと鼻歌を歌う年末。もしそんなことになったら、象の帯とか買っちゃいそうな勢いです(笑)。スタートはもう、人生どうなることかと思うくらいハードだった今年ですが、こんな風に平和な(?)気持ちで後半過ごせたことに感謝して‥‥。
来年も、楽しいことがいっぱいありますように! あれっまだ気が早いですか(笑)。バーフバリ!バーフバリ!
紅葉狩りと野点を楽しむ☆の巻
星わにこ
2018/11/21 00:00
朝晩冷え込むようになりましたね。紅葉も気になる季節になりました。先日、お誘いいただいて着物友達と成田山の紅葉祭りに行ってきました。
今年の紅葉は夏が暑すぎたり、先日の台風での塩害で葉がやられてしまったものも多いということで、美しく紅葉している姿をあまり見ることはできなかったのですが、とてもよいお天気で、遠足気分の楽しい一日となりました。
まずは車で移動して「春夏秋冬わき田」さんでランチ。みそ味のビーフシチュー美味しかった\(^o^)/ 腹ごしらえのあとは、駅から成田山新勝寺まで参道をぶらぶら。軒を連ねる鰻屋さんの、鰻を捌いていたり焼いていたりするのを目を丸くして見たり、ゆるキャラグランプリのうなりくんに癒されたり、古道具やさんにふらりと入っていろいろ買い込んじゃったり(笑)
実はわたくし、初!成田山新勝寺。成田屋さん所縁ということや賑やかな初詣の様子などはテレビで見たことがあったけど、ここが有名な!とテンションがあがってしまいました。お不動様がご本尊とのことで、母がよく「頑張らなければいけないときは、お不動様の御真言を唱えるといい」と言っていたので覚えていた御真言を唱えて、強い気持ちで頑張れるようお祈りしてきましたよー。
着物で散策すると、なんだかそれだけでも楽しい。しかもお友達も一緒だとなお楽しい。お互いのコーデを褒めっこしたり、写真の撮りっこをしたり、観光客の方に一緒に撮ってと言われて写真に収まったり、テンションもまさにうなぎ登り(笑)。
ワクワク庭園のほうまで歩いていくと、なんと、お抹茶を点てるセットを籠に詰めて持って来てくれた方が。お湯もお茶碗も重かったでしょうに、とっても嬉しいサプライズ! おもてなしの心に感動しました。
まさに野点。成田名物ピーナッツ饅頭&もなかを食べ、外でいただく一服の美味しかったこと。習っている流派で点てかたが違ったり、織部流の方もいらして、茶筅の持ち方も違うと教えてもらって感心したり、おしゃべりは尽きなくて楽しい時間を過ごしました。
コーヒーや紅茶も外で飲むとまた美味しいように、お抹茶も外でいただくのもまた格別。お天気のよい日にうらうらと、外でお茶。自分でもやってみようかな~と思う、素敵な発見でした。
小春日和に好きなお茶のセットを持って、着物でお散歩にでかけてみませんか?
疲れない足袋選びは「足幅」がキメ手☆の巻
星わにこ
2018/11/14 00:00
皆様、足袋ってどんな基準で選んでますか? 私は外反母趾で足首がむくみやすいという、ピッタリ合う足袋がなかなかないお悩み足で、足首に合わせてぶかぶかのキャラコかゆるいストレッチ足袋を履いたりしていました。
一度老舗足袋屋さんで足をみてもらったこともあるのですが、足袋は小さめをキュッとシワなくピン!と履くのが粋、と選んでもらったキャラコの足袋は痛くて履き続けることができず、断念。誂えるのも大変だし、私の足にはピッタリの足袋はないからもうタビックスでもいいや、なんて思っていたのですが‥‥。
先日きものEXPOにもいらしていたゑびす足袋本舗さんで採寸をしてもらい、選んでもらったキャラコの足袋を履いてみたら、痛くなかったんです! そしてストレッチ足袋より断然足が綺麗に見えるのです。下を見たとき、足袋が目に入ると嬉しくなってしまうくらい。
何が違うのか!? 採寸をしてくださった創業158年という大阪の老舗、ゑびす足袋本舗五代目の白記澄子さんに足袋選びのポイントについて伺ってみました。
まず、足の長さについては小さめは選ばないこと。足が痛くなってしまう原因はつま先が圧迫され続けることだからです。
次に足の幅(指の付け根のあたり)は、少し足の裏がアーチ型になるくらい、キュッとホールドされるものを選ぶこと。足の幅に余裕があると、足の裏がぺったりと地面に着いてしまうので却って足が痛くなったり疲れてしまうのだとか。
程よくホールドされて足の裏がアーチになることによって、足が着地するたびにクッションになって衝撃も吸収され、またその部分がポンプのように動くことで、血液の循環が良くなり、足が疲れにくくなるのだそうです。
てっきり、余裕のあるサイズを選んだほうがラクだと思っていたのでこれは目からウロコなお話でした! ゑびす足袋の三代目のご当主が大学教授の指導のもと人間工学に基づいて戦後の日本人の足形の研究を行い、たどり着いた足袋の形。足裏の筋肉をサポートして、長時間歩いても疲れにくい構造になっているそう。
実際、ゑびす足袋を履くと、決して窮屈ではないのに足が一回り小さく見えるのはその足の幅や足袋の縫い目など細部にこだわった作りのせいなのですね。
そしてやはりきちんと足のサイズにあった足袋を選ぶことが最大のポイント。なので、ゑびす足袋さんでは「採寸」をとても大事にしています。誂えなくても、長年の積み重ねから生まれた豊富な足形の既製品から自分にあったものを選ぶことができます。ホームページにも詳しい足のサイズの測りかたが書いてありますが、自分ではなかなか正確には測れないので、採寸してもらうチャンスがあったらぜひ出向いてみてください。お近くのお店で足袋の採寸をリクエストするのもアリ!ですよ。
http://www.ebisutabi.co.jp/
足袋のメーカーさんもいろいろあってそれぞれ特色があります。もし自分が今ピッタリだなと思う足袋があったら、どこのメーカーのものかちゃんと覚えておくのも大事なこと。なにかあったら問い合わせや相談もできます。
おしゃれは足元から。白足袋がキリリと決まった足元は本当に美しいものです。色柄足袋、レース、いろいろありますが、まずはサイズ選びから足袋のキホン、見直してみませんか。
母と着物と家族写真と☆の巻
星わにこ
2018/11/07 00:00
成人式の前撮りシーズン真っ盛り。私もお着付やコーディネート相談をさせていただき、幸せのおすそわけそしていただいております。
断然母目線でのお支度のお手伝いになるのですが、ほんとうにお嬢さんがたが可愛くて可愛くて仕方ありません。それもそのはず、私が20歳を迎えた時には、私の母は今の私より若かったわけですから。
私の田舎では当時「新生活運動」が盛んで、冠婚葬祭の虚礼を少なくしようということから成人式の振袖も着用禁止だったのです。いつの時代だよ、と言われますけど、平成最初の頃のお話です。
それで振袖は作らなかったけれど、代わりに少しだけ袖の長いピンクの鮫小紋を誂えてくれて、それで記念写真を撮りました。
その時、色違いで自分のために紫の鮫小紋を誂えていたのは後になって知ったことですが(笑)今となると、子供の成人記念にいい自分へのご褒美だなと思います。大学の卒業式では、私はその鮫小紋に袴をあわせ、母もお揃いの鮫小紋で列席してくれました。とってもよい思い出です。
母の鮫小紋はいつか私がもらおうと密かに狙っていたのですが(笑)、私もそろそろ紫が似合う年頃になって母に聞いてみると、伯母の家が火事で焼けてしまい着物もなくなってしまったからと、伯母にもらってもらったそう。
そんな風に、母のあのときの着物、このときの着物、なんていうものは結構覚えていたりするものですが、なにしろ母とは身長が18センチも違うので、よっぽどな手入れをしてからでないと着ることはできません。
唯一、黒羽織だけは引き返しがたくさんあったので、肩に接ぎを入れて仕立て直して着ています。
母の黒羽織をリメイクしてみましたの巻
そんな中、お母様を早く亡くされた友人が、自分の振袖をお嬢さんに着せたいと相談に来てくれました。着物のことはよくわからないけど、もってきてみた!と見せてもらったのですが、きちんと手入れされて小物もわかりやすく仕舞ってあったのだろうなと拝察されて、母の想いに涙が出そうになりました。51歳で亡くなられたというお母さん。今のワタシとほぼ同じで、末っ子はまだ小学生。どんな想いだったのだろうと胸が詰まります。
孫娘が、自分が娘のために用意した振袖を着た姿を見たら、本当に嬉しいものだろうなと。実際に見ることは敵わなくても、想いは残って、受け継がれていくのだと思うと、人間はその想いを受け取ってくれている人がいる限り、そこにいるのだなと思うのです。
また、別の日の撮影ではご両親の双方のお母様、つまり成人したお嬢さんの二人のおばあちゃまが、一緒に写真を撮りにきてくれたり。目を細めながら可愛い孫の晴れ姿を見るお二人の姿に、ほっこり。
私自身は、弟が成人式を迎える前に亡くなり、母が弟の成人式の姿を見たかった、見たかったと何度も言うのを聞いていたので、子が無事に成人の日を迎え、晴れの姿で写真を撮るというのは本当に幸せなことだと、撮影のたびにじーんとしてしまいます。自分は記念撮影してもらったけれど、両親と弟の家族4人揃って撮ったまともな写真がないので、それも心残りが。いつでも撮れると思っていると、意外とそうでもないのです。明日は何が起こるかわからないし、人生の節目に思い切ってちゃんと写真を残しておけばよかったとしみじみ思うのです。
成人式の前撮りの、ご本人とご家族の笑顔を見ていると様々な想いで胸がいっぱいになり、これからの幸せを心から願わずにはいられません。私にとって、家族写真を撮影する仕事は、特別な気持ちがあり、勝手ながらライフワークのひとつだと思ってお手伝いさせてもらっています。
人には寿命があり、叶うこと叶わないこと様々ですが、あれがないこれがないと嘆くよりも、今あるものに感謝をして、どんな状況でもそのときのベストを尽くして生きていけばよい。そして、そのときの笑顔を忘れないよう、一枚の写真があったらなおよくて。やがてそれを次の世代が見て「これがおばあちゃんか、ひいばあちゃんか」なんて思ってくれたらとてもとても素敵じゃないかなと。家族写真にはそんなロマンがある。
今日は立冬。母の命日に、そんなことをつらつらと思ってみました。
ママ振袖で成人式!準備のチェックポイントは?☆の巻
星わにこ
2018/10/31 00:00
あっという間に10月も終わりっ! 今年もあと2ヵ月になってしまいました。来年、再来年の成人式の用意が気になっている方、そしてご家族も多いのではないでしょうか。
購入やレンタルもありますが、最近「ママ振袖」という言葉を耳にすることが増えてきました。オトナ振袖を提唱しておる身といたしましては、最初は「なにっ!ついにママも振袖を着る時代に!?」(私の時代がきた!!<間違)と思ったのですが、「ママの振袖を娘が着る」ということ。
着物は受け継いで行く文化。お母様やおばあさまが着た振袖を着るというのはとってもとっても素敵ですよね~。ただ、そのままのコーデで着てしまうとママの年齢によっては「ザ☆昭和」なコーデで周りから浮いてしまうかもしれません。
そこで今回は、ママ振袖をイマ風に着こなすための方法と準備のチェックポイントを紹介します!
大前提として、着ようと思っている振袖が「着られる状態か」ということをまずチェックする必要があります。
汚れやシミがないか。サイズはあっているか。
着るのに支障があるような汚れがないかまずチェック。もしあったら、お手入れに出しましょう。
ママと10センチ以上身長が違うなら、サイズが合わないかもしれません。その場合、仕立て直しや裄直しなどサイズ直しもできるかもしれないので、専門家に相談してみましょう。
どちらも費用がかかるので、まずは見積もりしてもらってその金額を払ってもいいかどうかで決めてもいいと思います。
汚れに関しては、多少のことであればそんなに気にすることはないと思いますが、例えば襟元や胸元、上前など目立つところにあると気になりますよね。
一番いいのは、洗い張りに出してマイサイズに仕立て直してもらうことですが、費用もかかるし、作り替えたいサイズに仕立て直しが可能かどうかなどもありますので、着物に詳しくない時は、一度知っている人に見てもらうのが近道だと思います。
さて、着られそう!となったらば、次はコーディネート。ママとそっくり同じでもいいけれど、自分らしさも入れたいですよね。
まずは帯が別のものがあれば、替えてみる。新しいものを探してもいいし、おばあちゃんの若い頃の帯とかだって使えるのが着物のいいところ!
帯が変わらなくても、小物類と髪型、バッグを替える。
親子といえども、似合う色や好きな色は意外と違うもの。半衿や、伊達衿、帯揚帯締めを変えると、かなり雰囲気が変わります。髪型や髪飾りも、自分好みにアレンジするとぐっと今風に。
小物類も買おうと思うと意外とお金がかかりますが、振袖を買うことを考えるとなんのその。リサイクルもありますし、可愛いものを探すのもいいですよ。前撮りをすると、撮影スタジオで貸してくれるプランも。
振袖と帯以外で特に気をつけたいチェックポイントとしては、長襦袢の半衿、足袋、草履。半衿は古くてダメになっていることもあるので、新しいものにつけかえたほうがいいことが多いです。半衿としても売っていますが、自分の好きな布やレースをつけてもいいかも!
足袋や草履はサイズもありますし、特におふるの草履は劣化していたりすることも。長時間出歩く場合は、足が痛くないかなども事前に履いてみるなどしてチェックして、だめそうだったら新調をおすすめします。
それから、肌着もいろいろなものがあります。お胸の大きい人は和装ブラがあると安心ですよ。生理のときも安心の防水タイプの肌着もあります。意外と快適な肌着かそうでないかは着心地を左右します。
一言で振袖といっても、一体準備するものは何アイテムあるんだという煩雑さ! そしてキリがない選択肢! ですが、それでも振袖は着ると嬉しいもの。人生の節目を飾る改まった装いです。めんどくさーといわず、一度は着て欲しいもの。そして、できたら、何度も着てほしいものです。ほんとにほんとに、振袖って、普段着とは違って、いつも着られるってわけじゃない、スペシャルなプリンセスドレスなのですから。
ママ振袖がある方は、ぜひ、ママと一緒に晴れの日の装いを考えて、お支度してみて下さい。ママにとっても嬉しいことだし、なによりもそれは、きっと、あなたの一生の思い出になるはずです。
姿勢と所作で着物姿がキマるのだ!の巻
星わにこ
2018/10/17 00:00
やっと袷に袖を通してもいいな~と思える気温になってきましたね。やっぱり袷の心地好い重みといいましょうか、を感じると、「着物を着ているな~」という喜びというかワクワク感が沸き上がります。
先週補整をすると着付がラクですよ~と言いましたがもうひとつ。姿勢と所作で着物姿がぐんとかわります!というお話です。着物にあった動作をすると、着崩れ方も違ってくるなと日々実感しております。
中学生のころお茶を習い始めたときに、何故こんな動作をするのか?というのがよくわかりませんでした。畳を何歩で歩くとか、建水をひくとか、肘を張るとか、そういった動作が、着物を着た時にはじめてピタッとはまって「あっ」と思ったものです。着物を着ている前提での動きだから、洋服での動きとは違うのですよね。
でも、実際着物で動いてみないとわからないこともいっぱい。洋服のときは一度も邪魔に思ったことのないドアノブが、着物を着ると袖にひっかかってものすごく邪魔になるとか。腕をバーンと上にあげるとテキメンに着崩れちゃうとか。
着物だからってそんなに楚々とばかり動くわけにもいかないし、なんだってできることはできるんですが、洋服の時とはちょっと違う動きを意識すると、いいのだと思います。
そうはいっても、日本人の体型もかわってきているし‥‥と思っていたのですが、着物をきこなすのは体型じゃなくて姿勢と所作だ!と思い知ったのはアメリカ人の俳優さんのポスター撮影を行ったときのことです。
写真撮影のお手伝いしたのは、10月21日に行われる国際京都学シンポジウム「テレビドラマの外国語~京都育ちアメリカ人の役者人生~」。
大河ドラマ「西郷どん」や正露丸CMにも出演されている京都育ちのバイリンガル俳優ブレイク・クロフォードさんは日本語ペラペラ。だけど見た目は完全にアメリカ人なので、ドラマ出演の際にはわざとヘタクソな日本語をしゃべることもある? ドラマの台詞や演出を通して考える、英語と日本語のコミュニケーションについてのお話です。そんなシンポジウム用のポスター用にスーツと浴衣姿で撮影をしたのですが‥‥。
背が高くて足が長くて胸板も厚い西洋人体型ですから、もちろんスーツの似合うことこの上なし。やっぱり日本人のスーツ姿と全然違うわ~なんて思っていたのですが、浴衣に着替えていただいたら、あれっ!これまた似合うのなんのって。イケメンに限る、っていうだけじゃなくて、浴衣のときの所作とポーズが、スーツのときと違って重心が低いというか、腰が決まってるんですよね。
うかがってみると、クロフォードさんは若い頃歌舞伎をされていて、京都南座でも働いていらしたんだとか。そんじょそこらの日本人よりずっとずっと着物姿が板についているのも納得でした。もちろん着替えもご自分で「ずいぶん久しぶりに着るから~」とおっしゃってましたがササッと着られて、これまたかっこいい~!
着物が板についてるかついてないかって、どこの国の人だからじゃなくて、着た回数なんだなと。民族衣裳だから、わたしたち日本人に似合うけれども、それと「着こなし」は別ものなんだなと。
スーツの時とスイッチを切り替えて、つぎつぎと着物姿がカッコよく見えるポージングをカメラのまえで繰り出すクロフォードさんに、仕事を忘れかけてキャーキャー言ってしまったワタシたちでした(笑)。シンポジウムは当日参加もOKだそうなので、興味のある方はぜひおでかけ下さい!
着物を着たら背筋を伸ばして、そういわれると胸を張る人が多いのですが、私はむしろ「腰を立てる」ではないかと思っています。帯を締めると洋服のように腰を曲げて猫背で座るようなことはできません。クっと腰を立てると背筋もしゃんとします。あとはスマホを見るような前肩をストン、と後ろに流すとムリに胸を張らなくても流れるような綺麗な姿勢になります。胸を張ると肩もいかってしまうので、ちょっと違う気がするのですよね。
まあ、急に着物が板についたり、着こなしがアップするということはないわけで、私もまだまだ全然なんですが、着物を着る回数を重ねるのと同時に「こう動いたらキレイ」とか「こう動いたらラク」ということを意識するとよいのだろうなと思います。
立ち方座り方‥‥時代劇や日本舞踊など、写真だけではわからない、実際動いている着物姿の動画を見てイメトレをするのもひとつです。なんでも型を真似することから。洋服のときとはちょっと違った「着物の所作」を意識してスイッチを切り替えれば、着姿もぐんとアップすること間違いなしですよ~!
補整がうまくいくと着付はとってもラクになる!の巻
星わにこ
2018/10/10 00:00
着物を着始めた頃、言われるがままにタオルを2本縫い付けてウエストに巻いていました。胸を押さえたり、ベストのようなものを着たり。
太って見えるだけじゃない?とずっと思っていたけど、良く着るようになって補整がうまくいくと着付が楽だということに気がつきました。着崩れも断然しないし、体もラク。どうしてなのでしょうか?
なぜ補整をするのか。その大前提は着物が平面でできている衣類だからです。洋服のように体の凹凸にあわせて型紙ができているわけではなく、平らな布を凸凹のある体に巻き付けていくわけですから、どうしてもシワになったりギャザーが寄ったり。体と布の間に空間ができると、そこから着崩れもします。
なので、土台になるボディをなるべく凹凸がなく整えてあげると、着物は断然着やすくなるというわけです。でも、ただ凹んでいるところを埋めて行くとどんどん太ってしまう! スッキリと、しかもゆるやかで女性らしいラインは残しつつ、着付のしやすいボディにはならないものか?
そんなとき、たかはしきもの工房の補整グッズに出会いました。胸はつぶすのではなく、寄せてアップする。ウエストはちょい足しで、お腹はひきしめる。
さらしやタオルなどでも補整はできるのですが、テクニックが必要。簡単にラクにできるグッズに目からウロコでした。補整さえきちんとできれば、着付の8割は上手くいったようなものと言われましたが、なるほど~の目からウロコの連続でした。
5年前にいち利モールさんのイベントで女将の髙橋和江さんにお話をきいて肌着や補整への関心がぐっと深まったのですが、さらに工房の補整は進化しつづけています。
先日そんな髙橋女将の補整術の本がついに出ました。手ほどき七緒永久保存版『「たかはしきもの工房」髙橋和江さんの十人十色の「補整」術』です(タイトルが長い!)。タイトル通り、いろんな体型の方に「どういう補整が必要か。そしてそれはどうしてなのか」という理論も教えてくれる本です。
今まで補整なんて必要ないわ!と思っていた方にも、補整のよさをよく御存知の方にもぜひ手に取っていただきたい一冊です。私自身は、キレイに着付ができるということももちろんですが、補整をすると自分の体がラクなので続けています。
体に食い込む腰紐、胸元をしめつける伊達締め‥‥キレイに着るにはきつく締めないとだめよと言われ、本当に嫌でした。でも、動くと崩れてしまうし‥‥。そんな悩みも、ウエストにしっかり補整を入れることで紐を締めても苦しくないし、胸元をきつく締めなくても、着物が体に添ってくれるので着崩れしにくくなりました。
そして気になる下腹、ヒップ。年齢とともに気になる部分もキュっと引き締めることでスッキリ。ちょっと待って、引き締めたら苦しいんじゃないの!?と思ったアナタ、骨盤周りは引き締めても苦しくないどころか、腰骨が立ってすごくキモチいいんですよ! 裾よけを正しくつけると、姿勢もよくなって一石二鳥なんです。
ゆるめるところと引き締めるところを間違えずに体にぴったり着物を添わせて布地で体を支えれば、楽で着崩れない着姿の完成です。補整入れる派入れない派はあると思うのですが、ちょい補整、一度入れてみては。または入れすぎ補整を抜いてみてはいかがでしょうか。
来週から開催の「キモノEXPO」でも、補整講座があります。わにこも16日~20日、たかはしきもの工房のブースでお手伝いしておりますよ。なぜ補整をするのか。補整のメリットを知って、自分の体型にあう補整を探しにいらしてください。
キモノEXPOは他にもいろんな着物周りの「知りたい」に応える講座や、手作り小物の講座もたくさんありますよ。やっと過ごしやすい気候になってきた10月半ば。おキモノまわりの楽しみを見つけにきてね!
▼キモノEXPOはコチラから▼
https://www.ichiri.ne.jp/lp/1810_expo/
夏の小物をいっきに仕舞う☆衣替えの巻
星わにこ
2018/09/26 00:00
秋の長雨,急に肌寒くなりましたね。もう絶対袷なんか着られる日がくる気がしないと思っていましたが、やっぱり季節は巡るのだなあと感心。
こうなったら諦めて(何を)天気予報とにらめっこして、天気のよい日に帯締めと帯揚の入れ替えをしなくては~~と思っているわにこです(思ってるだけかよ!)。
まだ少し暑い日もありそうですが、絽や麻の帯揚はもうおしまい。縮緬を使いたくなるまで、綸子などのすっきりとした帯揚で過ごします。
インナーや着物は気温にあわせてまだまだ夏仕様だったり、単衣だったり‥‥ですが、小物から季節先取りのお洒落を楽しみましょう。逆に、夏に向かう5月後半からは小物に夏物を取り入れて、先取りを楽しみます。
昨日にしがみつかないで、さらりと次の季節に進めたら、かっこいいですもんね。まあ現実は、なかなか衣替えもおっくうだったりするわけですが。。。
浴衣や絽、紗など完全な夏の着物は、普段のものは6つに畳んで(イラスト参照)風呂敷につつんで、夏物と書いた押入れケースに入れてしまいます。
帯締め帯揚も、夏のものは全部集めて、また使う季節まで風呂敷にくるんで同じケースに入れます。
帯揚は、すごく汗をかいたときにしたものなど、おしゃれ着用の洗剤で洗います。夏物は汗じみができやすいので、薄い色のものは特に気を使います。そうでないものも、さっとアイロンをかけてから仕舞っておくと次に出したときにとても気持ちがいい!
私は帯揚を箪笥の引き出しに入れているので、そこに入れる大きさにたたんで風呂敷に包んでおいて、入れ替えの季節にそのままズボっと冬物と入れ替えます。これ結構快感。
一度、この帯締めと帯揚をまとめて箱に入れておいたんですが、箱に入れたこととどこにおいたかを引越し騒動でわからなくなってしまい、季節の小物が全部ない~~~! と真っ青になったことが(笑)<あんまり笑い事じゃないという。。。
それ以来、季節が終わったものは全部一カ所にまとめておくことを心がけています。小物がないと、本当に困るんだ!!と身に染みた出来事でした(そんなことばっかり)。今も、あーおちよ(妄想のお手伝いさん)が全部虫干しして箪笥の入れ替えしてくれないかな~と積み上がった夏物とにらめっこしているわけですが‥‥。仕方ないので自分がお手伝いさんに変身してがんばりたいと思います。まあ~わにこ奥様ったら、こんなところに染みをつけて! キレイにしておかなくては!! 来年の夏に見つかったら叱られちゃう! な~んて(どんなプレイ)。
A型のサガなのか、やるとなったらとことんやらないと気がすまないので、とりかかるまでに時間がかかるのが難点‥‥。日々の積み重ねがあるとらくちんなのはわかっているんですが。
さあ、ため息をついてないで、雨があがったら衣替え。がんばれワタシ! がんばれみんな!(えっ!もう終わってる? 私だけですかっっ!