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変幻自在!1枚の色無地を着回すテクニック

星わにこ
2014/03/19 00:00
最初に作る着物として、一つ紋付の色無地を勧められたことがある方は多いのではないでしょうか。 略礼装として結婚式にも出席できますし、またお茶をやっていればこれほど便利な着物はありません。大抵のお席でOKです。色が寒色系なら喪帯を締めれば法事などで、略喪服としても使えます。  七五三や入学式・卒業式は子どもが主役ですから、訪問着などより少し控えめな色無地は スーツ感覚でピッタリです。ザ☆お母様着物を妄想してみました!  お祝いの意味も込めて二重太鼓となる袋帯でコーデしましたが、古典柄で金糸・銀糸の重めの名古屋帯もアリかと思います。 http://bit.ly/1qRT715 地域や学校にもよると思いますが、今はとても着物を着るお母様が減っています。 でも、形の流行がなく多少の体型の変化も受け入れてくれる(笑)着物は、本当に重宝! 私も20代のときに作ってもらった色無地を今でも着ています(体重は……か な り 増量していますw)。 20年前のスーツは……いろんな意味で着ることは無理。そう思うと、高い買物ではないと思います。 卒業式と入学式が重なるこのシーズン、母の立場としては、1枚の色無地を「卒業式仕様」「入学式仕様」で着回しを考えてみました。悉皆に出すのも1枚で済んでお財布にも優しい!(主婦の智恵) 昨年の卒業・入学式で、ママ友のコーデと着付けをお手伝いしました。 色無地と袋帯は同じもので、卒業式はお母様から譲られた黒羽織とあわせて、帯揚・帯締めも少し控えめな色のものを。 入学式は、春!お祝いの気持ちで、桜色の伊達衿に明るい色の帯揚・帯締めで、帯付で華やかな袋帯を見せて。 写真は照明で色が違って見えてしまっていますが、同じ着物と帯のコーデ違いです。羽織一枚でも随分違って見えますし、帯を替えればまたガラリと印象が変わります。 また、いち利モールさんの『VIVID COLORs』のシリーズは入学・卒業の主役が、袴などと合わせるととても素敵ですね~! せっかくのお誂えですから、少しお袖を長くするとよりお嬢様らしくて、華やかになります。「まるでドレス」というコピーがついていますが、洋服感覚の鮮やかな色が若い人のお肌をひきたてそうです。 色無地は、模様がない分、色と地模様が勝負です。色は単色ですので、その人に合う合わないがきっぱり分かれます。顔映りのよい色を選びたいですね。また意外と地紋が目立ちますし、生地の光沢も違いますので、実際に見てみたいもの。「触って選べる」サービスがありますから、ぜひ試して下さい。 色無地は模様がなくて物足りない、のではなく、こういう楽しみ方ができる変化自在な着物なので、コーデの楽しみは無限大! 私は大好きです。イロムジニストです(何それ)。 また準礼装の一つ紋の色無地でも、格式張りすぎるかな、というような場所には羽織で隠して行ってしまうこともあります。だって、色無地はどんな派手な羽織とも喧嘩しないですから! 今は、決算セールで色無地もプライスダウン中! この春、お気に入りの色無地を手に入れてみませんか? ========★============★ いち利モール決算SALE好評開催中 http://www.ichiri-mall.jp/ ※色無地コーナーはこちら♪ 12,600円~ http://ichiri-mall.jp/ap/icAC/so4/iq36/page1.html

オリジナルかんざし作りに挑戦の巻

星わにこ
2014/03/12 00:00
東日本大震災から丸3年。昨日3月11日は、日本中の人がいろんな想いを抱えて過ごされたと思います。  私は、クリエイター仲間と開催したチャリティアートマーケットに参加していました。 売り上げの半額を親を亡くした被災地の子どもの就学を支援している「みちのく未来基金」へ寄付するという目的で、女性クリエイターたちが自分の作品を販売したり、作品づくりのワークショップを開いたりしました。  会場のギャラリー&カフェに飾られた桜の前で、その場にいた参加者の皆と黙祷を捧げました。 簡単には治らない。長くかかる、傷が癒える時間。桜を見ると、あの春の気持ちを思い出します。    2011年の春から続けている活動ですが、通販だったり、時にはきものに関する催しだったり、そのときどきできることを、できる人がという形で続いています。 自分のできることをできるだけ、忘れないで長く続けて参加できればと思っています。  こういうイベントでは、作家さんと直接話ができるのも楽しみのひとつ。 今年は、好きなチャームやパーツでアクセサリーを作るオーダー販売があり、シルバークレイパーツや、ビーズ作品、つまみの布花や絹糸のタッセル(房)など、いろんな人が作ったパーツを好きなように組み合わせてアクセサリーを作ってもらえるというので、早速お願いしました。  房大好き!の私は、ビーズボールに房を組み合わせて、優しいさくらのぼんぼりのような飾りにし、かんざしパーツに取り付けてもらいました\(^O^)/  髪に挿すと、房が下がってとても可愛いんです(><)  かんざし以外にも、帯に挟めば素敵な帯飾りに。タッセルはとってもきものと相性がいいので、バッグにつけたりしても気分が上がります。  卒業式シーズン、袴や振袖のお嬢さんの髪飾りに、房をひとつプラスしてあげるだけで、ぐっと華やかさが増しますよ~~~~!! また、かんざしの隣のショッキングピンクの房は、別の日に絹糸と天然石で作るタッセルのワークショップに参加して、作ったものです。好きな糸と石を選んで、タッセルを作って組み合わせました。女子っぽい房を作ろう!と思って作ったのに、何かが違う‥‥なんだろう???  このタッセルのいいところは、カニカンがついていて、いろんなパーツに付け替えしても使えるところ。気分でキーホルダーやイヤホンジャック、バッグチャームなどいろいろつけかえられるというのも楽しいです!! それにしても、タッセルって自分でも作れるんですね~~~。大量生産してしまいそうな自分が怖いです(笑)。  いろんな組み合わせを考えて、オリジナルのかんざしや帯飾り作りにチャレンジしてみませんか?  自分で作れば、季節にあわせたものも、沢山楽しめそう! 使わなくなったイヤリングやピアス、ネックレスなどのパーツも再生できちゃうかも!! 夢が広がってこの春、ちょっとはまってしまいそうなわにこでした。

母の黒羽織をリメイクしてみましたの巻

星わにこ
2014/03/04 00:00
先週末は無事「染の小道」が終了。わにのれんも無事納品でき、土日は生憎の天候ながらお散歩イベントではご参加の皆様と楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました!!!  ただいま、軽い燃え尽き症候群のようになっているわにこです(笑)  さて、3月に入りあちこちで卒業式の話題が出ていますね。私の子どものころ、昭和の時代は和装で式に参加する保護者も多く、黒い羽織姿のお母さん方の姿が印象に残っています。私の母も黒羽織で参列していました。少し丈が短めのその羽織姿を懐かしく思い出します。  この黒羽織、別名「ボロかくし」と言ったんだよと母は笑っていましたが、一つ紋付の黒羽織を着ることで小紋などでも略礼装となり、昭和30~50年代にブームになったものだそう。確かに、着物ばかりか帯結びのボロも隠せちゃいそうで、魅力的なアイテムです(笑)  子どもが生まれて譲ってもらいましたが、なにせ身長が18センチも違う母と私。でも、母の黒羽織は黒い着物だったものを羽織に仕立て直して紋を入れたものだそうで、かなり返しが長かったのです。  もともと着物だったものなら、長羽織に仕立て直せるかも?と悉皆屋さんで相談してみると長さは十分だが、裄を出すのに反物の幅が足りない。そこで、ちりめんの似た生地の黒羽織をリサイクルショップで探して、足し布にすることに。  反物の幅は昔のものは狭いですから、どうしても裄が出せないものが多いです。 話はずれますが、NHKの朝ドラ「ごちそうさん」の主役のお二人は背が高くて裄も長いため、同じ反物を2反使って継いで着物を仕立ててあるそうです。機会があったら、め以子はんの袖の肩のあたりを凝視してみてください。肩にもう1本縫い目が見えることがあります。  それと同じように、袖の布を肩のところで足してもらいました。元々、ストライプ状に織の柄が違っている生地でしたので、肩のところで布をはいでも、まったく気にならない仕上がりになりました。 羽裏は取り替えることにしたのですが、お値段と折り合いがつく範囲ではあまり気に入ったものがなかったので悩んでいると、襦袢地で代用することもできると聞き、子どもの厄よけと七転び八起きの縁起を願って地紋がウロコになっているダルマさんの柄の襦袢地を半分使ってもらうことにしました。 お店では「え~切るの~??もったいないからこれ普通に襦袢にしなよ~」と言われちゃいましたが(笑)、残りの布はうそつきの替え袖にするつもりでとってあります。シルクの布、ということでスカーフなどで作られる方もいるとか。  そんなこんなで出来上がった黒羽織は、無事に子どもの小学校入学式に間にあい、夫の母から譲ってもらった羽織紐をつけて式に出席することができました。遠く離れて暮らしているけど、おばあちゃんたちと一緒にお祝いすることができたようで、ちょっと嬉しかったです。 しかし、この入学式、なんと着物の保護者は私一人だったという衝撃の事実が!! でも着物で出席したおかげで、「本当は私も着たかったんだけどどうしたらいい?」とママ友に声をかけてもらっって、次の春、そのママ友のお子さんの卒業式・入学式の着付けを手伝ったりもしました。卒業式のときは、1人じゃなさそうで、ちょっとホっとしています(^^)  古い生地独特の、とろんとしたやわらかい生地のこの羽織は、着ているとなんだか守ってもらっているような気持ちになります。銀糸で紋が入っていますが、ちょっとしたおでかけにも着ることがあります。大好きな1枚になりました。  子どもの学校行事に黒羽織は「古くさい」という人もいるけれど、黒いスーツ姿の保護者の中でも浮きにくく、結構いいんじゃないかと私は思っています。その学校や地域によって違いますから、一概には言えませんが、まだまだ寒い早春の体育館などでの行事に羽織りものはありがたいです。  お子さんが卒業式のお母様がいらしたら、ぜひ着物でいらしてほしいと思います。お子さんの記憶にも、お母様の着物姿が残ると思いますよ。そして、防寒対策も忘れずに(笑)。春はお別れの季節、そして出会いの季節ですね。すてきな春をお迎えください。 オマケ:染の小道初日に、母の羽織でウナギイヌコーデ(笑)赤が足りなかった(反省)赤塚不二夫プロ前にて。手をつないで写真を撮ってくれたウナギイヌさんありがとう!  ---------------------------------------------- ほしわにこの個展『キモネコワニ展』をGallery&Cafe Warehouse Garden (http://i29352.wix.com/whgdn/)にて開催中です。 いち利モール「オトナの着物生活」で掲載されたイラストも展示しています♪ 3月6日まで。http://www.facebook.com/hoshiwaniko 3月7日からは同ギャラリーで女性クリエイターによるチャリティアートマーケットが開催されます(^^) http://f-ren.com/ わにこもうちわ絵描きに参ります。 ======★======★======★======★

染物ってこうやって作るんだ★染のれん完成までの裏側を大公開!の巻

星わにこ
2014/02/26 00:00
2月は逃げるといいますが、もう月末!! ワタクシにとってこの月末はちょっと特別! なぜならこの月末のために去年から足掛け5ヵ月、ずっと準備していたものがあるからです。  それは「のれん」。新宿落合・中井で2014年2月28日~3月2日に開催される「染の小道」というイベントに出品するために、初めての染色作品づくりにチャレンジしたのです。  川に反物をかける「川のギャラリー」と中井の店舗にクリエイターが作成したのれんをかける「道のギャラリー」で、街全体が染め物のギャラリーに変身するこのイベント。  昨年までは、見にいっていただけでしたが、今年はご縁あって参加させていただけることに。商店を飾る99枚ののれんのうちの1枚を制作しました。  中井の紅型工房「おかめ工房」の山本加代子先生ご指導のもと、紅型に挑戦! 無謀にもデザイン・型紙作りから取り組んでみました。  もちろん(?)染めるのは「わに」!  作家とのれんをかけていただくお店のマッチングは、くじで決まります。デザインもお店の方と相談したりするためです。抽選会に出席し、クリーニング店の店先に飾っていただくことが決まりました。  ドキドキしながら「わにのれん」の提案をしてみると、OKをいただけました! 早速デザインを起こして、柿渋紙をデザインカッターで彫って型紙を作っていきます。  型紙彫りの作業はどきどきしながらはじめたのですが、上手かどうかはさておき、意外とワタクシ、仕事が早かった!! この、デザインカッターでさくさく切っていく作業‥‥どこかで‥‥あっ!! スクリーントーンだ!!  そう、今はパソコン上でやってしまう作業ですが、昔はマンガやイラストのグレー部分の表現は、スクリーントーンを切って原稿に貼っていたのですよね。昔とった杵柄が意外なところで役立ちました(笑) (眉間の模様が千昌夫っぽいと評判(汗)) 型紙が彫れたら次は「紗張り」。絹紗という、網目状の布を型紙に塗料で塗り固め、型紙の強度を増し、また何度も使えるようにします。 (濡らして、紗を貼る準備中!) その型紙を使って、ぬかや餅粉などで作った「のり」を布に塗ります。 のりで防染していない部分に、呉汁(大豆の汁)で染めが定着しやすいよう地入れし、顔料を刷毛で刷り込んで(色挿し)いきます。 紅型の場合は、顔料を2度塗りして、さらに「隈取り」という紅型独特の手法で、濃い色でアクセントをつけて染めに立体感を出して行きます。  最後にみょうばんで色止めをして、水で糊を洗い流せばできあがり!!!  じゃじゃーん! (ニャンだこれー!!(我が家の飼い猫、二代目いわしです)  乾いたら「湯のし」で布目を整えてもらい、縫製。足掛け5ヵ月、やっとわにのれんが完成しました!!(できあがりは、イベントでぜひ!) はじめての制作、色むらはあるわ色は飛ぶわ、もうボロボロな出来上がりではあるのですが、勢いだけはある!(はず) 稚拙な作品ではございますが、他のすばらしいのれんを見るついでに、ぜひわにのれんも見て笑ってやっていただけると幸いです! のれんなどのマップはこちら http://www.somenokomichi.com/news/4010.html  わにのれんは地図32番の共洋クリーニングさん。あの、赤塚不二夫プロの近くです。不二夫プロにはもちろん、バカボンのパパののれんがかかっています! うなぎいぬの着ぐるみも出現するという噂です。  3月2日には、いち利モールさんのきものでおでかけイベント「染の小道をお散歩しよう♪」が開催されます。私もナビゲーターとしてお供しますよ。  たくさんののれんなどについてのインフォメーションは当日、冊子パンフレットも配布されます。わにこもイラストをちょっと描かせていただいています。ぜひ御覧下さい! また58番「おかめ工房」にはわにこの本も置いてありますので、よかったら見てくださいね(宣伝失礼)  イベント中はのれんや反物が飾られるだけでなく、作家さんたちもいろんな作品を販売していたり、限定のお得なランチが食べられるなど商店でもいろんな企画が目白押し。染め体験などもできますよ。  ぜひ着物で歩いて欲しいイベントです!  春のはじめの妙正寺川に、ぜひお散歩にきてくださいね\(^O^)/  染の小道 http://www.somenokomichi.com/ ---------------------------------------------- ただ今 ほしわにこの個展『キモネコワニ展』をGallery&Cafe Warehouse Garden (http://i29352.wix.com/whgdn/)にて開催中です。 いち利モール「オトナの着物生活」で掲載されたイラストも展示しています♪ 3月6日まで。2/27、3/1、3/6在廊しています。開催が被りますがこちらもよろしければ遊びにきてください(宣伝ばっかりすみません(´Д`)) http://www.facebook.com/hoshiwaniko PR========★========★========★ いち利モールのイベント「染めの小道」で 二葉苑さんへ見学に行きます♪ 二葉苑さんってどんなお着物や帯を作っているの? という方はコチラをクリック ▼いち利モール 工房紹介ページ「二葉苑」 http://ichiri-mall.jp/koubou/list/koubou09.php

オトナが楽しむ振袖パーティーに行ってきましたの巻

星わにこ
2014/02/12 00:00
先週末の東京は、なんと45年振りという大雪でした。一日中雪が降り積もり、なんだかワクワクしてしまいました。積もり積もった雪の中、次の日「NPO川越きもの散歩」の新年会へ行ってきました。 いち利モールのイベントがご縁でお誘いをいただいたのです。  毎年、川越の氷川神社の結婚式場で開催されるという新年会。今年はコスプレ的に振袖や留袖などでも参加歓迎とのことで、キモトモと振袖で参戦する気マンマンで準備していたら、この雪!!   当初の予定では、着物で行って会館の更衣室で振袖に着替え、新年会が終わったら普通の着物で川越観光をしようと思っていたのですが、交通機関の不安もあり、諦めて洋服にレインブーツで会場に向かいました。本当は3人で行く予定だったのが、天候のため2人旅に。  お話を伺うと、皆さん着物にレインブーツでいらして、会場で草履に履き替えた方が多かったようです。正絹の晴れ着でも、裾をめくって帯のところでクリップや紐で留め、上から雨コートを着てレインブーツをはけば、雪の中の移動もOKですよね。足下の悪さにも負けず、集まった皆さんの晴れ着姿は圧巻でした!  美味しいお料理をいただきながら、川越きもの散歩さんの活動を伺ったり、同じテーブルの方とお話をしたり。いろんなイベントを通じてお会いした方と再会したり、はじめましての方とも話がはずみ。着物好きだとすぐに打ち解けられるんですよね。 あっと言う間の楽しい時間を過ごしました。そして、なんと漫画家の近藤ようこ先生と同じテーブルで、お話ができて感激でした! 近藤先生の着物本は何度も何度も頷きならが読んだものです。このお天気だから洗える着物にしたの、とおっしゃってましたが、深い緑の紬風の着物に、雲と龍の帯がこなれた着こなしでとてもお似合いでした。  また、参加の皆さんが壇上に立って、お召しになっている着物の説明をするコーナーがあり、これがすっごく楽しかった!! 立った姿で着物が見られるので、全体のコーデが一目でわかり、その着物や帯にまつわるお話も実に興味深い!  私達以外にも振袖の方あり、色留袖の方あり、埼玉ブランド繭の「いろどり」紬、訪問着、色無地、白大島や自作の帯、ハットにブーツのクールな着こなしなどエトセトラエトセトラ……。それぞれがお似合いになっていて、あれも素敵、これも素敵とうっとりでした。 さて私はというと、久々に振袖が着られる!と相当前からワクワクしまくり、まつげエクステまでしてこの日を楽しみにしていました(笑)。のれん染めを教えていただいている中井の「おかめ工房」の山本加代子先生に「今度、振袖を着るんです!!」とお話したところ、なんと「あら、じゃあ私の振袖を着ていきなさい」と、先生の紅型の作品を貸していただけることに。  白地に「籠に牡丹と柳と燕」の中振袖は、裾にフキが入って、とてもとても綺麗で、お借りしたはいいものの、自分に着こなせるのかとしばし煩悶(笑)悩みに悩んで、松皮菱に桐や菊、竹の模様が入った昔の重めの袋帯をあわせてみました。頭はセルフセットで、部分ウイッグをかぶせてでっかい花が咲いています!(頭の中にも咲いています!(笑)) (うくく‥‥‥着ている人ではなく、中振袖の素晴らしい紅型にご注目ください\(^O^)/)  他にも、着物の女王風振袖、ン十年ぶりの振袖ですとおっしゃるベリーショートにピンクのメッシュの方、大人色の振袖の方などなど、見ているだけでもワクワク!  雪のため、振袖を着るのをやめたとおっしゃっていた方もいらっしゃったので、本当だったらもっとたくさん振袖姿が見られたかもと思うとちょっぴり残念でした。振袖って、お袖が長いだけなのに、どうしてこんなに気分が上がるのでしょうか。本当に不思議です。もっと長いお袖が自由に着られたらいいのに! いやでもそうすると、ドキドキ感が減るかしら?(笑)  着物が大好きな人たちのとても楽しい新年会でした。また同時に川越きもの散歩さんの絹文化を守り伝えようとする活動と、その熱意と探究心に感動しました。  帰り際、氷川神社に参拝すると、ちょうど結婚式が行われていて、真っ白な羽織袴の花婿と純白の綿帽子の花嫁が、白い雪と凛とした空気の中、神前に佇む姿は、それはそれは心が洗われるような清冽な美しさでした。  何もしなければ、簡単に消えてしまうかもしれないこの「着物」という民族衣装。この美しい日本の文化を絶やすのはもったいない。それにはやはり、どんな形であれ着物を着て、楽しむ人が増えることが必要です。きまりや伝統も大切ですが、形を変えていかねば残るものも残らない。 全体の幅がなければ王道もない。 柔らかな頭で、着物を楽しむ人とその間口がもっと広がるといいなと思った一日でした。  だから私ももっと振袖を着ようかなっ(そこか?(笑))  NPO川越きもの散歩の皆様、ありがとうございました。 ◆NPO川越きもの散歩 http://kawagoe-kimono.jimdo.com/ ◆ただ今 ほしわにこの個展『キモネコワニ展』をGallery&Cafe Warehouse Garden (http://i29352.wix.com/whgdn/)にて開催中です。 いち利モール「オトナの着物生活」で掲載されたイラストも展示しています♪ 3月6日まで。在廊日などはこちらでチェックしてください。 https://www.facebook.com/hoshiwaniko ★===============★===============★ 紅型のお着物素敵ですよね。 いち利モールは、栗山吉三郎の紅型小紋を取り扱っています♪ ▼栗山吉三郎 京紅型小紋▼ http://ichiri-mall.jp/ap/icAA04/so4/iq54/page1.html

補正の困ったを解決★「さらし補正」はナカナカよろしいの巻

星わにこ
2014/02/04 00:00
補正などほぼ要らない体型のわたくしですが、最近さらし補正にはまっています。上半身はきものブラかあしべ襦袢に胸パットだったんですが、最近ですね~お腹がシャレにならない気になり方。  30代のとき、妊娠4ヵ月で留袖を着る機会があり、着付けの人に「ちょっとお腹がぽっこりなんですが」というと、「ふふ、こんなの出ているうちに入りませんよ、もっと立派なおばさまがいっぱいいますから大丈夫」と笑われて、そんなもんかと思ったのですが、な る ほ ど、「おばさま」になってわかるこのぽっこり(涙)  ずっとさらし補正は胸が豊かな人がするものだと思っていましたが、平ら(涙)でも関係ないし、どうやらお腹の補正にもなる模様。昨年の夏に取材で知った笹島寿美先生の骨格に沿ったさらし補正の方式を試してみました。  まずは胸囲を4~5巻きくらいできるさらしを用意します(1反で十分余りが出ます)。腰の部分に補正が必要な人はタオルをはさみ、反物の半分の幅に二つ折りしたさらしを、肌襦袢の上に下腹から巻いていきます。背中からわきの下に通して、胸を押さえて二巻きします。ウエストの部分はきっちりまかなくてもいいので、ラクに巻いておきます。  ぎゅうぎゅうに巻かないとずれて下に落ちちゃうんじゃないかとどきどきでしたが、ざっくり巻いても骨格に沿って体の動きに対応する巻き方だと、ずれることはありません。上にも襦袢、着物を着て帯で押さえるので一日過ごして脱いだときもそのままです。感動しました。  腰にタオルを入れたときは安全ピンなどでとめるといいそうですが、私はその部分をちょっとだけ色糸で縫って、ポケット風にしています。こうしておくと、入れる位置を迷いません。  お洗濯は私の場合、二つ折りにしたまま適当にくるくるたたんで、洗濯ネットに入れて洗います。干すときも二つ折りのまま、ハンガーで干します。すぐ乾きますし、皺をのばしながら干せばアイロンも不要です。ずぼらですが、ちゃんと綺麗になりますよ~。  バリバリ昭和の田舎で育った私は、当然ながら布おむつ育ち。少し歳の離れた弟の白い布おむつが天気のいい日には竿に並んで青空の下ではためいていたのを覚えています。おひさまの匂いのするそれをたたむのを母に習って手伝ったりもしました。私にとって布おむつは、幸せの記憶。だから子どもは布おむつで育てました。幸いなことにうちの子どもは鉄のお尻で、かぶれ知らずで元気に過ごしました。ありがたかったです。いつも仕事でばたばたしていても、布おむつをたたんでいると、不思議と気持ちが本当に癒されたんですよ。  そんなこともあってか、さらしを干していると、布おむつを思い出してほっこりするんです。洗濯を含めて、さらし補正がすっかり気に入ってしまいました。たためば四角い布になるのも、気持ちいいんですよね。  ちょっと恐ろしいのは、とても融通がきくので少々太ってもまったく気付かないことでしょうか(汗)  体にさらしを巻き付けていくと、だんだん気持ちも着物モードにはいっていきます。姿勢が悪いと、気持ちよく巻けません。背筋をのばして、しゃきっとさらし補正、一度おためしあれ! 出典:「骨格と着つけの関係―着くずれしない着つけ」著・笹島寿美 神無書房

実はオトナも振袖を楽しめるというお話の巻

星わにこ
2014/01/15 00:00
先日の成人式の日は、晴天に恵まれてよかったですね。 あちこちでニュースや、成人を迎えた方、そのご家族の声を聞いて気持ちが改まる思いです。 大人も頑張らねば!  午後、用事があって街に出たのですが、真っ青な空の下、成人式帰りの振袖姿をちらほらと見かけました。 新成人の振袖姿、本当にいいですね。若さと振袖のダブルパワーでまさに輝く美しさです。無敵です。  今風の振袖も、お母様の振袖かな?という古典柄の振袖も、歌舞伎町で見かけた金髪に振袖も、皆とてもキラキラしていて、「二十歳の振袖」は特別なのだなあと感慨にふけるおばちゃんでした。  でも! これだけ日本女性を美しく見せる振袖、成人式だけしか着ないのはもったいないです。晴れ着は着るシーンは限られてしまいますが、だからこそ十代から、着る機会があったら逃さず着てほしいな~と思います。  振袖を堂々と着られる時間は、案外短いですから(笑)  あとはもう、「お化け」とかコスプレとかそういう領域に入ってしまうので(笑) ぜひ、振袖年齢の間にたくさん着ていただきたいです。  実は私は振袖は、中学生のときに叔父の結婚式で一度着ただけなんです。成人式は自治体が振袖での出席を禁止していたので、着ませんでした。あとはさほど自分も興味がなかったので結局それきりに‥‥。  でも、いいだけ大人になってから、働く母たちの忘年会でおしゃれをして出席、ということでキモトモと振袖で出席しよう!と盛り上がって着てみたら、これがなんとも「気分が上がった」のです。すごい。訪問着とか比じゃない晴れ着感覚。ちょっとお袖が長いだけなのに、振袖のパワーってすごい。  つい味をしめて、閉鎖的空間(笑)でしばらく振袖を着るブームが訪れたのですが、これが楽しい。非常に楽しい。まさに非日常。  着物には「儀礼的服装」の側面もありますから、未婚女性の第一礼装という振袖の意味自体は大切にしたいですけれども、こういうお楽しみも、あっていいと思うのです。 今年は、「振袖OK」な新年会にお誘い頂いて、今からとってもとっても楽しみにしております。  二分の一成人式があるなら、二度目の成人式、三度目の成人式があってもいいじゃない!  二度目は過ぎてしまったので(笑)三度目の成人式は真っ赤な振袖とか着てもいいんじゃない? 大人の振袖があってもいいんじゃない? といろいろ妄想するわにこでした。  大人の女性の第一礼装、晴れ着としては留袖(もしくは色留袖)があるわけで(これこそ本来の着用機会が非常に限られる晴れ着ですが)それはまた本当に日本女性を美しく見せる晴れ着ではあるんですが、やっぱり振袖は永遠の憧れです。  大人向けの色柄で、帯結びもおしりが目立たないよう(笑)工夫して……大人の振袖、流行らないですかねえ~。 ==★ いち利モール 新春初売りセール1/20まで!★ == 帯留・三分紐追加入荷しました♪ http://ichiri-mall.jp/lp/newyear2014/ ◆いち利モールのお出かけにも参加してくださっている NPO川越きもの散歩の新年会で 「今年はコスプレ的に振袖や留袖でのご参加も大歓迎 」と 参加者を募集しています♪ http://blog.ap.teacup.com/kimonosanpo/

振袖は日本女子のプリンセスドレス★

星わにこ
2014/01/08 00:00
明けましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくおねがいいたします(^^) お正月、初詣に新春のおでかけに晴れ着を着られた方も多いのでは。 街で華やかなお着物姿を見かけると、とても晴れやかな気持ちになります。  そして1月の晴れ着と言えば、成人式! そして振袖! ですよね~。 年齢的に親目線の話になってしまいますが(笑)、お子さんが成人式を迎える方があれこれと用意されているのを見ると、こちらまで幸せな気持ちになります。  レンタルが全盛の昨今ですが、何年も前から準備して白生地から誂えたり、和裁の腕を活かして自分で仕立てたり、自分の振袖を仕立て直したり、親戚の女の子たちが代々着てお祝いしてきた振袖を借りたり、アンティークショップでお嬢さんと一緒に選んだり……。 そんな話を聞くとワクワクします。  草履やバッグや髪飾りにいたるまで、いろいろと揃える楽しみが無限大で、女子母っていいなあ~としみじみ羨ましく思います。  男子はやはり、黒紋付がビシっと決まりますね~。 うちも随分先にはなりますが、黒紋付を着てくれないかなと思っています(妄想)。 でもやっぱり女子の振袖を揃える楽しみには敵いません!  昔は1月15日が成人式でしたが、今は1月第二月曜日に行うところがほとんど。 地方では、帰省のついでに出席できるようにとお正月に成人式を行うところもありますよね。  先日、美容院で担当してくれた美容師さんが沖永良部島の出身ということで、 成人式の話を聞いたら、女子はもちろん男子も着物姿がとても多く(土地柄、大島紬も多いとか)、 その美容師さんも羽織袴だったそうです(しかも、紅白のシマシマの袴!)元旦に駅伝に出て、 2日は成人式、夜になるとまたそのまま町内を新成人達が夜通し練り歩く行事があるんだそうです。 もうヘロヘロですよ!と言っていましたが、ほんと若くなければこなせないハードさ。 地方によって、いろんな成人式や行事、風習があるのでしょうね。 生まれ育った土地の伝統も大事にしていって欲しいなと思います。  私の成人式は、岐阜の故郷が当時冠婚葬祭を簡素にしようという「生活改善運動」というので、振袖着用禁止だったのです(がーん)。 派手になりすぎるのも考えものですが、当事者としてはかなりがっかりでした。 そのころは、「振袖はいらないから車買って」とか「海外旅行に行きたい」とかいう子もいましたけど、私は振袖が着たかったなあ。その反動で、後日いいだけ大人になってから振袖を着まくったりしてみたりしましたが(笑)まあその話はおいておいて……。  一昨年にわにこが参加しているフラーレンというクリエイター集団有志で行ったお着物チャリティイベント(略してキモチャリ)で、私が成人式の反動(笑)で買い集めたリサイクルの振袖を求めてくださったお嬢さんが2人いらっしゃいました。  そのうちのお一人が、今年成人式ということで、昨年の秋に振袖を着て記念の家族写真を撮影されました。 ちょっとだけ見学にいったのですが、その振袖にあわせてお母様がいろいろと考え抜いたコーディネートが、とてもよくお似合いで、本当に輝くような美しさで。そして隣で微笑むご両親の顔も、本当に誇らしげで、素敵で、おばちゃん思わず涙が(;;)。  親になって初めてわかったことですけれども、子どもが無事に成人を迎えるということは簡単なようで簡単なことではなく。成人となる我が子を祝う親御さんの気持ちを思うと胸がいっぱいになります。心からおめでとうございます、立派に育てられましたねと声をかけたくなります。  そして、前置きが長くなってしまいましたが(長過ぎるわ!)、なにより主役の成人を迎える皆様、本当におめでとうございます。 自分らしい生き方を大切に、成人としての自覚と共に、成長を見守ってくれた周囲の方への感謝も忘れないでね。 振袖を着る時は、洋服の時とはちょっとだけ動きを変えてみてください。お袖は意外と重いので取り扱い注意です。立つときは、足がガニマタにならないように(笑)、椅子に座る時はお袖を膝に置いて踏まないように。帯がつぶれないよう椅子には浅めに腰掛けて。  そして最重要事項は、トイレにいったときの対処法です。着物を着慣れていない人は、着付けてもらったら、その場でトイレでどうしたらいいか聞いて確認を。安心して一日を過ごせますよ。  なにしろ振袖は日本女子のプリンセスドレス。優雅に振る舞ってくださいね。  こんなに気持ちが盛り上がる盛装はちょっと他にはありません。そして、振袖を堂々と着られる時期はあっと言う間に過ぎ去ります! いやもうほんと、うかうかしてると、年齢的に人前では着られなくなりますから(笑)着られる機会があったらどんどん着て下さいね~\(^O^)/  お祝いの日が、晴天に恵まれますように! ┃-----------------------------------------------------------------┃ ┃                                    ┃ ┃===========★===========┃ ┃                                    ┃ ┃-----------------------------------------------------------------┃ 着物通販いち利モール初売りSALE開催中! 着物&小物が最大50%OFF http://ichiri-mall.jp/lp/newyear2014/

二葉苑で染のカレンダー作りに挑戦!の巻

星わにこ
2013/12/25 00:00
メリークリスマス! 皆様素敵なイブを過ごされましたでしょうか?  年末の連休&ビッグイベントも終了、いよいよ今年もカウントダウン。 しかし仕事も、年賀状も、大掃除も‥‥‥まだまだが~んばれ~~ワタシ♪です(´Д`)  来年の準備と言えば、お気に入りのカレンダーは用意されましたか?  わたしは毎年決まったカレンダーを使っているのですが、今年はそれに加えてお気に入りカレンダーをゲットすべく、先日、二葉苑さんの『「カレンダーを染めよう!第二弾」木版染めと型染め』という染色体験へ行ってきました。  あらかじめ半分にカレンダーが染められている布の余白に、好きな木版に顔料をスタンプのように布に押して模様をつけます。そこに、型紙をあてて刷毛で摺って染める「型染め」で色を挿していきます。  木版はインドの方から譲られた貴重なもの。手間がかかるので今ではほどんど行われていない技法だそうです。木版でつけたワク線の中に、何枚もの型紙を使って、色を分けて染めていきます。 空いたところに、自分のワニスタンプ (インドの木版を、染色材料販売店で発見!ワニだからというだけで無目的に購入(爆)しておいたもの)を押してみました。 (基本持ち込みは不可ですが、受講人数が少なかったということもあり、特別に許可していただきました。ありがとうございました) カレンダー部分の自分の記念日にも、色をつけてみたり。 木版も不揃いでガタガタだったりしますが、マイオリジナルということでご愛嬌。 一緒に体験していた方のセレクトと配置も素敵で、同じ木版を使っても全然違ったものが出来上がっていましたよ。  出来上がった布は、持ち帰って裏からアイロンをかけるとより顔料が定着するそう。 布の上下に、これまたオリジナルのインクジェットプリントのシルク生地(猫、鰐、という文字がプリントされています(^^))を縫い付けて、来年のわにこカレンダーができあがりました! 二葉苑の奥さんが「あら、ワニが上を向いて、幸運がいっぱいキャッチできそう!」と言ってくださいましたよ(^^)V お気に入りのカレンダー眺めつつ、よい年にしたいものです。  染色体験には何度か参加していますが、毎回いろんな染色体験ができるので楽しみにしています。 へたくそでも自分だけのオリジナルができるのが嬉しいし、また実際に染めてみることで、ズレもムラもなく長い反物を染めあげていく、職人さんの凄さが改めてわかる機会でもあります。 手をかけて作る着物の魅力がわかるのです。  そんな二葉苑がある新宿区の中井から落合のあたりは、昔から染色産業が盛んです。 毎年春に「染の小道」というイベントが開催されていて、街に沿って流れる川に色とりどりの反物がはためき、商店街には染色作家や学生の染めた暖簾が掛けられて、中井の街全体が染のギャラリーに変身します。  来年の「染の小道」には、わたしも「わにのれん」を制作して参加する予定です。 同じく中井の「おかめ工房」の山本先生にご指導いただいて、紅型の手法でわにを染めるべく、奮闘中です!!   2014年2月28日(金)~3月2日(日)の3日間、着物で染の小道散歩におでかけになりませんか?  2日(日)にはいち利モールさんのおでかけイベントも予定されていますよ!  わにこも参加予定ですのでご一緒しませんか?  来年のカレンダーに、マルをつけていただけたら嬉しいです\(^O^)/ 今年の6月にはじめさせていただいたこのコラムも、皆様のお陰で半年なんとかやってまいりました。 いつも読んでいただき、本当にありがとうございます!  来年もちょっとお役立ちな情報やわにこの笑える失敗などなど、着物周りの楽しい話題を毎週水曜日にお届けして参りたいと思いますので、来年もまた、よろしくお願い申し上げます。  ではでは、皆様どうぞよいお年をお迎え下さいませ。 *+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+**+:。.。 。.。:+* 着物通販 いち利モール 今年もやります!初売りセール(1/1 0時より。サイト予告は12/26~) http://ichiri-mall.jp/ ◆二葉苑工房ページ http://ichiri-mall.jp/koubou/list/koubou09.php ◆3月2日(日)着物でお出かけイベント「染の小道お散歩」募集開始は2014年1月8日予定です♪ <マイワニ木版> ‥‥‥ワニですよね、これ(自信がなくなってきたり(笑)

着衣始(きそはじめ)ご存じでしたか?

星わにこ
2013/12/17 00:00
今年も残すところあとわずか。 あれもこれもまだ終わってなくて、気ばかり焦る年末ですが、お正月は華やかな気分で過ごせるよう、少しでも家の中を綺麗にしたいと思っているわにこです。。。わにこです。。。わにこです。。。(なぜかうつむく)  さて、気持ちを切り換えまして(?)今月の妄想コーデは、そんなお正月に着たい晴れやか小紋です。 ジャーン! http://bit.ly/1bb8RB7 染織工芸 はまやさんの鮮やかなターコイズブルーの小紋を選んでみました。 訪問着や付け下げにも負けない華やかさです。 京都亀岡で親子二代で営む工房で生み出される手仕事の結晶、工房の特集ページを見ながらこだわりの技にうっとり。 http://ichiri-mall.jp/koubou/ 工房紹介で職人さんの顔が見える着物や帯、素敵ですね。 作り手の顔が見えると、大切にする気持ちも倍増します。  そして帯はこれまた憧れの老舗、帯屋捨松さんの名古屋帯。 大胆な図柄にどきっとしますが、なんとも言えず上品で懐が深くて、どんな着物もワンランクアップしてくれる魅力がありますね。 これまたいつかは1本(夢)。 半襟も帯揚も、お正月だから贅沢に刺繍のものを。 半襟の雪持ちの南天模様がお目出度いですね。たっぷり見せて着つけてみたい。 そしてシボの深い地紋にぽってりと桜が刺繍されている、これまたお目出度くて可愛い帯揚で。 源氏組の帯締めは、帯などから色をとって。  お正月だから、普段と違うちょっと贅沢な気分を味わいたい というとき、小物をグレードアップするのもひとつの方法です。  江戸時代から、日本では「着衣始(きそはじめ)」といって、お正月に新しい衣類に袖を通す習慣がありました。私の子どものころも、新しく買ってもらった服を大晦日に枕元に置いて寝て、お正月は新しい服で迎えた記憶があります。  今年もあと二週間。慌ただしい現代では年末年始の行事も省略されがちですけれども、なにかひとつ、新しい着物や小物を身につけて、新たな一年を新たな気持ちで迎えてはいかがでしょうか\(^O^)/ ======== ◆いち利モール http://ichiri-mall.jp/ ◆いち利モールの帯揚 http://ichiri-mall.jp/ap/icCC02/so4/iq54/page1.html ◆いち利モールの帯〆 http://ichiri-mall.jp/ap/icCB04/so4/iq54/page1.html