クリスマスコーデはおもいっきり!の巻
星わにこ
2013/11/27 00:00
先日、いち利モールさんのおでかけイベントで、
銀座の上海料理のお店でランチ&わにこのトークショーが無事開催されました。
なにしろ人前でトークなど初めてのことで、なにをしたらいいのかしら?
果たしてお客様は集まってくださるのかしら?とドキドキでしたが、
当日は沢山の着物美人の皆様が集まって下さり、お料理も美味しく、
笑顔いっぱいの楽しい時間を過ごさせていただきました。
ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。
Blogでもご紹介いただきました\(^O^)/
http://ichirimall.ldblog.jp/archives/35165310.html
イベントが終わった後、外に出たらもうすっかり街はクリスマス仕様!
ミキモトのクリスマスツリー、ブルガリやカルティエのビルのラッピングイルミネーションが
華やかに煌めいていました。
こうなってくるとキモノのおでかけも、クリスマスコーデで決めたいですね。
クリスマスカラーを取り入れるのもいいし、ズバリクリスマスツリーやサンタ、リース柄の帯や帯留もいい。
季節柄は贅沢なようですが、クリスマスものは意外と旬が長くて1ヵ月くらいは楽しめるのでオススメです。
今週は、また試着室でクリスマスコーデを妄想してみました
http://bit.ly/1gdMmAs
(コーデの詳細を見ることができます)
雪の結晶柄の米沢紬に、プレゼント帯。赤の帯揚も雪の結晶。
半襟にはジングルベルの刺繍入り。緑の帯締めで、クリスマス気分最高潮。
刺繍半襟は、洗えるタイプでとってもお手頃価格なのも魅力です
しかもベルの刺繍は片側のみなので、クリスマスが終わったら反対側に付け替えると
雪の結晶&キラキラ半襟として、冬のシーズン中楽しめちゃいます。
これはウレシイですね。
もうひとつ、帯留もクリスマスのものが欲しくなりますね。
お手頃価格のものも多いのでついつい揃えたくなってしまいます。
1点ものが多いので、ゲットは急いで!
そうそう、イベントのとき教えていただいたのですが、人気の清水焼・馬籠静さんの帯留はほとんど1点もの。
買い逃して残念な思いをした方も多いのでは。
この絵柄の再販はありませんかとリクエストすると、入荷する場合もあるそうです。
忘れられない絵柄がある方はぜひリクエストを。
おしゃれで気持ちを盛り上げて、年末を乗り切りましょう\(^O^)/
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いち利モールクリスマス特集好評開催中!
http://www.ichiri-mall.jp/
格好よく見せる羽織紐の結び方
星わにこ
2013/11/13 00:00
急に冷え込んできましたね!
我が家でもとうとうこたつを設置しました。
こたつに半纏に猫、最強の布陣を敷いて冬を迎え撃つ所存です。でもここから出られなくなるのが問題で……
という余談はさておき。
先週の羽織のお話の続きなのですが、羽織をエレガントに羽織った後、羽織紐もスマートに結びたいですよね。
羽織紐は、その名の通り結ぶ「紐」だけでなく、「無双」と呼ばれる、組紐にとんぼ玉などを通したり、ビーズや石を連ね、S字カンで「乳(ち)」(羽織紐を通す紐)に留めるタイプのものもあります。
紐をいちいち結んだり解いたりしなくていいので気軽です。
最近は、この無双タイプでS字カンを外さなくていいように、真ん中が磁石でくっついているさらに便利なタイプのものも登場。マグネット羽織紐、という名前で販売されています。
なるほど! 目からウロコのアイデア商品です。
無双タイプはハンドメイドが得意な人ならビーズやとんぼ玉などのパーツでオリジナルなものを手作りしてもいいですよね。マグネット羽織紐のマグネットパーツも、浅草橋で見つけましたよ~。
もちろん飛びついて購入!
……ですが、いまだに「いつか作る箱」に入っています(汗)。
というのも、房大好きなワタクシ、羽織紐もやっぱり房がついてる紐タイプが好きなんですね~。
結び方も、覚えてしまえば簡単です。
無双タイプで硬い石やトンボ玉などがついているタイプだと、帯留に当たって双方傷がついたりすることもありますので、帯留をするときには紐タイプがおすすめです。
「憑神」という作品の舞台で、主演の中村橋之助さんが、長兄よりお城勤めの羽織を譲られて喜んで羽織るシーンがあるのですが、そのとき、するするっと鮮やかに羽織紐が結ばれ、房のぼんぼりがキレイに丸く咲いたのにうっとりでした。
今で言うとシュルシュルっとネクタイを結ぶようなものでしょうか?
女性の場合は男性と違って礼装に羽織は着ませんが、普段にさらっと紐を結ぶというのに憧れてワタクシ練習いたしました(笑)慣れると、手癖でできるようになるものですね。
普段はこま結び(真結び)をしていますが、叶結び(市松結び)もカワイイです。長い紐の場合は蝶結びや藤結び
などの飾り結びもあります。こま結びは本当に簡単なので、覚えてソンはないですよ
上がこま結び、下が叶結びです。
結び方とは関係ありませんが、上の羽織紐は「たこ足房」と言って房の先がたこの足のように編まれていてお気に入りです(^^)
下の叶結びはお守りの紐結びにも使われる縁起のいい結び方ですので、初詣に叶結びをしてみては? 結び方はイラストの通り。
エレガントに羽織をはおり、さらっと羽織紐が結べたら、これまたますます気分がよくなりまする。
でも無双羽織紐に好きなモチーフを潜ませたり、色や光沢を楽しむのも捨てがたい(欲張り)。
本当に羽織の楽しみは尽きません。自分の好きな羽織スタイルで秋を楽しんでくださいね!
関連カテゴリ:羽織|いち利モール
わにこ流「羽織姿を美しく見せるコツ」の巻
星わにこ
2013/11/06 00:00
永遠に夏が終わらないかと思った今年ですが、すっかり秋も深まってきました。
袷の着物が快適に着られるシーズン到来です\(^O^)/
そろそろ帯つき姿では心もとなく、羽織りものが欲しくなりますね。羽織や道行は防寒目的だけではなく、「ちりよけ」とも言って、きものの汚れ防止や帯の保護のためにもよいのです。
それから、初心者には帯結びにちょっと自信がないときなど、脱がなくてもよい羽織は心強い味方です。
着物姿のときも、上着類をついジャケットやコートの感覚で、ぶんっと振り回してばさっと片腕ずつつっこんで羽織りそうになってしまいますが、ちょっと待ってクダサーーイ!
羽織る所作を変えるだけで驚く程エレガントになりますよ~。
まず着るときは、自分のほうに羽織を向けて、襟を揃えて持ちます。(長い雨コートや道行のときは、裾も一緒に持つとひきずりません)
片手で羽織を持ち、腕を上にあげないでそのまますっと背中に回します。(このとき裾から手を離して)
背中側で、両手で襟の部分を持ち、背中をすべらせるように左肩、右肩に羽織をかけます。
右手で左の襟を持ち、左のひじを袖に入れ、左手で着物のたもとを持って羽織の袖に通して手を出します。右手も同様に。(袖の振りで襦袢、長着、羽織が綺麗に揃っているか確認)
襟の後ろを半分に折って、羽織紐を結びます。
逆に脱ぐときは……
羽織の両方の袖口を持って、後方に少しひっぱり、肩から落とします。
右手で両方の袖口を持ってひっぱり、前に回します。
袖口を左手に持ち替えて、右手で襟の中心を持ち、肩山と袖山をまっすぐ揃えて、たたみます。こうしてたためば、腕にかけても椅子にかけてもキレイです。
どちらも、片方ずつの肩を落として、するっとすべらせるように脱ぎ着するのがポイントです!
普段からガサツで、あまり女性らしい仕草などニガテな私、最初はそっとななめに肩にかける仕草が気恥ずかしい気持ちもしたのですが、所作に気をつけて丁寧に脱ぎ着すると、スマートで気持ちもいいし着物も痛まず、よいことづくめ。
ついつい慌てたり、ばさばさしてしまいがちですが、着物姿のときはスイッチを切り換えて、ちょっとだけゆったりていねいに、を心がけています。
着物を着ると、いい意味でも悪い意味でも目立つもの。
周りの人に「あら素敵」なんて思ってもらえたらいいですね
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