実はオトナも振袖を楽しめるというお話の巻
星わにこ
2014/01/15 00:00
先日の成人式の日は、晴天に恵まれてよかったですね。
あちこちでニュースや、成人を迎えた方、そのご家族の声を聞いて気持ちが改まる思いです。
大人も頑張らねば!
午後、用事があって街に出たのですが、真っ青な空の下、成人式帰りの振袖姿をちらほらと見かけました。
新成人の振袖姿、本当にいいですね。若さと振袖のダブルパワーでまさに輝く美しさです。無敵です。
今風の振袖も、お母様の振袖かな?という古典柄の振袖も、歌舞伎町で見かけた金髪に振袖も、皆とてもキラキラしていて、「二十歳の振袖」は特別なのだなあと感慨にふけるおばちゃんでした。
でも! これだけ日本女性を美しく見せる振袖、成人式だけしか着ないのはもったいないです。晴れ着は着るシーンは限られてしまいますが、だからこそ十代から、着る機会があったら逃さず着てほしいな~と思います。
振袖を堂々と着られる時間は、案外短いですから(笑)
あとはもう、「お化け」とかコスプレとかそういう領域に入ってしまうので(笑)
ぜひ、振袖年齢の間にたくさん着ていただきたいです。
実は私は振袖は、中学生のときに叔父の結婚式で一度着ただけなんです。成人式は自治体が振袖での出席を禁止していたので、着ませんでした。あとはさほど自分も興味がなかったので結局それきりに‥‥。
でも、いいだけ大人になってから、働く母たちの忘年会でおしゃれをして出席、ということでキモトモと振袖で出席しよう!と盛り上がって着てみたら、これがなんとも「気分が上がった」のです。すごい。訪問着とか比じゃない晴れ着感覚。ちょっとお袖が長いだけなのに、振袖のパワーってすごい。
つい味をしめて、閉鎖的空間(笑)でしばらく振袖を着るブームが訪れたのですが、これが楽しい。非常に楽しい。まさに非日常。
着物には「儀礼的服装」の側面もありますから、未婚女性の第一礼装という振袖の意味自体は大切にしたいですけれども、こういうお楽しみも、あっていいと思うのです。
今年は、「振袖OK」な新年会にお誘い頂いて、今からとってもとっても楽しみにしております。
二分の一成人式があるなら、二度目の成人式、三度目の成人式があってもいいじゃない!
二度目は過ぎてしまったので(笑)三度目の成人式は真っ赤な振袖とか着てもいいんじゃない? 大人の振袖があってもいいんじゃない? といろいろ妄想するわにこでした。
大人の女性の第一礼装、晴れ着としては留袖(もしくは色留袖)があるわけで(これこそ本来の着用機会が非常に限られる晴れ着ですが)それはまた本当に日本女性を美しく見せる晴れ着ではあるんですが、やっぱり振袖は永遠の憧れです。
大人向けの色柄で、帯結びもおしりが目立たないよう(笑)工夫して……大人の振袖、流行らないですかねえ~。
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