我が家の猫たちと着物のおはなしの巻
星わにこ
2024/11/13 00:00
しつこく告知させていただいておりました、この連載をまとめた新刊本『裏ワザ満載、無理なく楽しむオトナの着物生活』
が本日11月13日発売になります! もうドキドキしすぎて真っ白に燃え尽きかけのわにこです。
まだ本の話なの~?という感じですが、もう少しだけお付き合いください。
2013年のこと、私の初めての着物本『おキモノ生活のすすめ 幸せ100倍はじめませんか?』(もはや絶版)を読んでくださったいち利モールの方からWebコラムを書きませんか、とお声掛けいただき始まったこのコラム。
6月連載開始でしたので、もう足掛け12年目に突入。毎週1本のコラムを書くというのは結構大変で、常にネタを探している毎日です。私の周りの方は一度ならずこのネタ探しの犠牲‥‥いえ協力をしてくださっているはず。中には、読者の方からご連絡をいただいてコラムにさせていただいたことも。
1週間てあっという間で、「うわっっ!!もう締め切りじゃん!」(ギリギリ)というのを毎週繰り返しているわけですが(申し訳ありません)、毎度うまく描けない、これでいいのかと煩悶しつつ、今の自分にはこれしかできない!と勇気を振り絞って原稿を提出しています。『オトナの』というタイトルなのに、いつまでも未熟な自分が恥ずかしいです……。
イラストにはほぼ毎回、茶トラとキジトラの猫が登場していますが(やっと本題?)これは我が家の飼い猫で、いわし(茶)とさわら(キジ)という名前です。姉妹猫です。知人のマンションの庭で産まれてミャーミャーいっていた5匹のうち、2匹をひきとってきたのが2013年の5月。
このコラムとほぼ同じ年です。手のひらサイズの子猫だったのが、今や立派なシニア猫。この間には、家族が亡くなったり、引っ越ししたり仕事にも変化があったり、小学生だった子どもも今や大学生。正直しんどいこともたくさんありましたが、子どもと猫を私が守る!という気持ちでがんばってこれたのかなあ~と思います。
どんなにしんどくても、猫がいればそれだけで心がほっとしたものです。いえ猫様のおかげで生きているといってもいいのかもしれないのでございます(猫しもべ)。
着物好きの方には、猫好きの方も結構多いのでは?と思うのですが、猫と着物のあるあるとしては
・大事な着物ほど、上に乗る(絹のほうが好き)
・引き出しをあけると中に入る
・着付けの時、紐にじゃれてくる
・着物をかけておくと、裾の中に入り込んでいる
などなどあると思います。
うちの猫と着物の事件簿としては帯締めの房を食いちぎられたことと、古着の大島紬の上におしっこをされて、うわ~ってなって洗面台でじゃーっと水を流したら、水があふれて床がびしょ濡れになってしまい、フローリングにダメージがでたことですね。どちらもね、私が出しっぱなしにしていたのがいけないという、反省案件です。猫様は悪くないんです‥‥。
で、何の話かというと、コラムイラストにでてくる猫は実在しております、ということを言いたかっただけなのでございます。
本にもこれでもかと登場してツッコミをいれてくれていますので、もしよかったらお手にとっていただけると幸いです!
それから、このコラムも今後とも、変わらぬご愛顧をどうぞよろしくお願いいたします!