
胸の補整は真ん中盛りで!の巻
星わにこ
2024/09/25
いつまでも暑いと思っていましたが、急にぐっと秋めいてきましたね。着物を着るのが楽しい季節がもうすぐやってきます! 夏もいいけど、やっぱり本音は暑い(笑)。
先週は、銀座いち利の横浜店さんでたかはしきもの工房の補整講座を担当させてもらいました。ちょこちょこ「ブログ見てますよ~」とお声かけいただき、めっちゃ嬉しはずかしでした。いつも「これ、読んでくれてる方いるのかな」と思いつつ書いているのですが、ちゃんと読んでくださってる方がいらっしゃった!!と気合いが入りました。ありがとうございました。
さて、その補整講座でちょっとお話しさせていただいたことなのですが、よく肩の下に縦にシワが入る場合は、タオルでV字に補整を入れるといいと言われますよね。でも、あまりここに補整で厚みを足してしまうと肩がいかつく見えたり、太って見えてしまうことがあります。
留袖や訪問着など胸にシワを出したくない時は必要かもしれませんが、普段からがっつり補整をするのも大変ですよね。
以前こんなコラム(巻き肩も原因?クリオネポーズで着物の肩のシワなおしの巻)を書いたことがあります。
姿勢の改善、和装ブラで鳩胸づくりで肩のシワはぐんと減らせるというお話でした。もう一つ、体の厚みや胸のボリュームが足りなくて胸に補整を入れる場合も、胸全体に入れるというよりは特に胸の真ん中に鳩胸を作るイメージで入れると、衿もずれにくく綺麗な胸元になります。
胸は潰したり平らにしたりしたほうがいいというわけではなく、衿が重なる下に膨らみがあり、土台になっていると女性らしい綺麗な胸元になります。
洋装用のブラだと、ちょうどこの衿が重なる部分が凹んでしまうので、襟元が崩れやすくなってしまいます。和装用のブラで、寄せて上げる。もしくは胸の中心を高く補整することで綺麗な胸元がメイクできます。
襟元の崩れ、肩のシワで悩んでいらっしゃる方がいたら、真ん中盛りの補整を一度試してみてください!

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