超簡単。清潔な晒(さらし)でつくる縫わないマスクの巻
星わにこ
2020/03/04 00:00
コロナウイルス感染対策で小中高校が一斉休校になり、世の中の子どもがいるご家庭は阿鼻叫喚なのではないでしょうか。はい、我が家もご多分に漏れず、体力を持て余した中学生男子がおりますが、ごはんは3食山盛りだけど、学校が休みになってしまえばこっちのものよとばかりに、勉強などするわけありませんよね。まあここで頑張れた子がぐんと伸びたりすると思うんですが、そんなことわかる子なんて一体世の中に何人いるんでしょうか? 留守の間も心配すぎます。はあ~といきなり愚痴から失礼します。
先週はマスク不足に続き、トイレットペーパー不足のデマが流れて朝出勤時に薬局に開店1時間以上前から並ぶ高齢者の行列にびっくりしました。あかんて。
とはいえマスクも本当に売り切れ続出で、寒暖差&ハウスダストアレルギー持ちの私は冬は咳とくしゃみが止まらないので本当に外出先でも肩身が狭い日々が続いています。ウイルス対策にはさほど効果はないと言われているマスクですが、自分からの感染を防ぐためには有効。もう誰がウイルスをもっていてもおかしくない状況、やはり精神衛生上もマスクはしておきたいところ。
でもマスクがない! 洗って使えとか中のガーゼを取り替えろとかでガーゼも品薄だとか。手作りマスクの作り方も、縫う本格派からハンカチやキッチンペーパーで代用する簡易マスクの作り方もいっぱい出ています。家にあったストレッチ生地を使って縫うところの少ないのびるマスクを作ったりもしてみましたが、ベロアのラメという怪しい生地だったため、お出かけ用にはちょっと断念(笑)
でも、買い置きの滅菌ガーゼも底をついたのでさあどうしようかと思ったところ、あれだあれ、ガーゼってさ要するにあれよね。お着物好きの方のタンスの中には必ずあるのではないかというあれです。そうです、晒です。晒も同じことですよね!
我が家のタンスの中にも補正とか、手作り品のためにとおもって買った使ってない晒、新品が2反。世の中でまだ晒は品薄担っていない模様。しかも1反8メートルとかあるから、ガーゼより全然お安いよ!
心配だったら一度洗ったり、アイロンをかけると滅菌になりますよね。しかも、横幅が縫わずにできるハンカチマスクの作り方にぴったり。あとは耳にかけるゴムの輪っかがあればオッケー。ゴムがなければ肌当たりのいいヒモとかでもいいみたいですよ。
早速ふむふむいいながら、晒を30センチくらいに切ります。切ってたたんでゴムを挟んで、えっ! 1分もかからずにできました。
しかも、かなりの本物感(なんの本物だ)。清潔感あります!
考えてみればそうですよね! 晒はもともと台所の布巾や調理用具、肌着やおむつやなど衛生用品に使われてきた日本の衛生布なわけですから、納得です。
口のところに同じく晒を切った当て布をすれば、安心感倍増。くしゃみをしてもご迷惑をかけなさそうです。これで! マスクの心配をせずにちょっと心軽くおでかけできるで。1反買えば、20枚以上のマスクができます。ご家族分もまかなえますよ。
私の中でいきなり晒復権! 晒についていろいろ調べていたら、世の中には晒ダイエットというものもあるらしい? しばらく晒の見直しブームが続きそうです。でもこの騒動はマジはやく終わりますように。神経質になりすぎず、淡々と予防と規則正しい生活と、笑って免疫高めていきましょう!
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