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小さめ着物をコートワンピ感覚で着てみるの巻

星わにこ
2023/11/08 00:00
和洋ミックスは、今はもうすっかりおなじみになっていますよね。そんな着方をして、なにか言われないかしらと気にしたのも平成まで。令和な今は、「着物はこうあらねばならない」なんてことも、普段着に関してはほぼ言われなくなってきました。 普段着のウールの着物をタートルネックの上に着ちゃう、というのは結構昔からあった着こなしですが、最近は正絹の小紋や紬なんかでもパーカーの上に着たり、ワンピースの上に着たり。自由になってまいりました。 こちらは平成28年の記事。まだパーカーの上に着る発想が自分になかったころです。 関連記事:冬に楽しみたい☆ウールの普段着物の巻 パーカーの上に着物を着るのって、令和になってからよく見るようになりましたが、衿もよごれないし衣紋も気にならないし、頭いい!って目から鱗がおちた記憶が。この頃に比べても、本当に普段着物はどんどん自由になってきています。街でも見かけますし、YoutubeやSNSでも、自由な着こなしをしている人がいっぱいいて、見るだけでもわくわくしてしまいます。 インナーを洋服でいいやと思うと、すごく気楽に着物が着られます。例えば、着物を脱いでも大丈夫なインナーにしておけば、外出中に脱いだりもできる。薄いコートワンピースのような感覚で扱えます。 襦袢が、半衿が‥‥と気にしなくてよければ、ものすごくハードルが下がりますね。しかも、コートワンピ感覚であれば、多少裄が短くてもへっちゃらです。裾も短めに着付けて、靴やブーツも可愛いですよね。 今年の夏は、浴衣にスニーカーの女子が結構いて、おばちゃんはびっくりでした。ワンピースにスニーカーをコーデして履くのが流行っていますから、その延長なんでしょうね。 コートワンピ感覚で着るなら、サイズは小さめの方が扱いやすいです。おばあちゃんやお母さんの着物、譲られ着物や、リサイクルショップで見つけためっちゃ可愛いけど小さな着物。洋服の上にシャツワンピや、コートワンピのように着てみてはいかがでしょうか?  肌に直接触れる部分を減らせば、正絹の着物でもお手入れを頻繁にする必要もないし気にせずどんどんトライしてみましょう。ウールや紬もいいんですが、正絹の柔らか物の小紋なんかを羽織ると、ほんとうに着心地がよくてうっとりします。 身丈が短くても、下にロングスカートやロングワンピを着て、それを見せて着たり、そもそも丈を短く着付けても変じゃありません。それこそ足元はスニーカーを合わせれば今っぽいかも。ワンピースもロング丈が流行っていますから、違和感なくいけちゃいますよ。 帯も、ベルトでもいいし、もちろん半幅や名古屋帯をしたっていいわけです。決まりはないので、自分で「これいいわ」と思ったらなんでもOK。ポイントは「堂々と着る」。です。間違ってるかしらとか変かしら、と気になるようだったら楽しめませんよね。自信を持って、着こなしてください。 私はお出かけする時に和洋ミックスをするというよりは、家でくつろぐときにあったかいし、気分も上がるので洋服仕様の楽なインナーの上に薄いタートルネックを着て羽織って過ごしたりしています。まじで正絹あったかいので、暖房入れなくても平気なくらいです(急にババくさい理由)。 と、私がいうまでもなく皆様もう楽しんでいらっしゃる方もたくさんだと思います。これから寒い季節には、着物が大活躍ですね。いろんな着こなしが見られるのが楽しみです!

七五三は家族全員で着物!の巻

星わにこ
2023/11/01 00:00
七五三のシーズンがやってきました! 休日の神社にお参りすると可愛い七五三の子どもたちの姿を見かけることが増えます。 私も写真スタジオでの撮影はこの季節は七五三がほとんど。3才、5才、7才それぞれの可愛らしさ、りりしさ、美しさがあり、着付けをする側も楽しみです。 事前に一度、衣装合わせにきてもらってサイズを測り、肩あげと腰上げをして調整しておくのですが、これが結構大事な作業。気に入った着物を選ぶのも大事なんですが、サイズ調整をしてピッタリにしておくと当日の着付けもさっとできて、お子さんへの負担も少ないのです。 衣装合わせもほんとうにその子の個性が出て、「これ!」と即決する子もいれば、なかなか決まらない子も。着物は着ないと拒否られる場合もあります(笑)。 でもこうして一度スタジオにきてもらうので、本番では「きたことがある場所!みたことがある人!」と順応してくれるお子さんが多く、楽しく撮影をさせていただいています。着替えから撮影、ロケなどを2~3時間一緒に過ごさせてもらうのですが、さよならするころにはすっかり慣れてくれて、バイバイ!と手をふってくれて、本当に可愛いです。 たまに緊張して、笑顔が出なかったり、もう眠くてぐずってしまったり、パパママに甘えたくなってしまったり‥‥。兄弟がいたりすると、片方が主役だと片方が微妙にすねたりして、そんな姿も本当に可愛い。 自分の子どもが小さいときには、いうことを聞いてくれなかったりするとがっかりいらいらもしたものですが、その子もすっかり大きくなった今は気分はもはや「ばあば」。なにをしても、可愛い。可愛い以外言葉が出てこない(笑)。 そして、七五三の撮影のときは大変で‥‥なんて、そのご家族の想い出になるんだろうなと思うと、そんな1日のお手伝いをさせてもらえることをありがたく思います。 写真スタジオの仕事をはじめてから、もう9年目! おかげさまでリピーターさんもいらしてくださるようになり、ご家族が増えた!とか、あの小さかった子がもうこんなに大きくなった!とか、えっこの間成人式だったのにもう大学の卒業式? とか結婚式? なんていうことも。 お祝いの記念写真を、晴れ着で残すという幸せのお裾分けをしていただいている気分です。このお仕事をしていてよかったな~とつくづく感じる瞬間です。 スタジオを始めた頃は、七五三も成人式も、ママが着物を着ることはあってもパパが着るということはほぼなかったのですが、「全員和装、いいですよ!」とPRしまくり、ぼちぼちと着物をきてくれるパパが増え、その写真をみてまた着てくれるパパがいて‥‥今では2人に1人は着物をきて撮影されます。 そして大体「七五三以来です」とか「はじめてです」とかおっしゃるんですが、これがまた似合うんですよね~! ママは言うに及ばずなんですが、ほんとお祝いのときには日本人は着物だよ!って思います。 それから、たまに「子どもが主役だから、親が派手にすると‥‥」とおっしゃる方もいらっしゃるんですが、大丈夫です!! 子どものかわいさ、キラキラ弾ける若さには全然勝てませんので、安心して晴れ着を着て欲しいと思います(笑) そして、七五三や成人式って、もちろん子どものお祝いなんですが、ここまでがんばって育てた親のお祝いでもあると思うんですよね。 ぜひぜひみんな着物でお祝いしてほしいな、なんて思う晴れ着シーズンでした。

綿帽子は和装花嫁さんのウエディングベールの巻

星わにこ
2023/10/25 00:00
文金高島田、白無垢、黒引、色打掛。昭和な女の子にとって花嫁さんといえば着物。ぬり絵や着せ替え人形で遊んだりしたものです。令和になっても、和装ウエディングはやはり根強い人気がありますよね。 私が着付けを担当しているフォトスタジオでも和装のウエディング撮影を行なっています。白無垢のかわいらしさ美しさはやはり格別で、何度携わっても毎回感動します。 着付けも花嫁着付けはちょっと特別。伊達締めも普通の2倍の長さのものを使いますし、裾引きになるのでおはしょりなどもとりません。補整や帯結びもこの時だけしかやらないぞというのがいっぱいで、毎回婚礼写真のご予約をいただくと気合を入れて練習をします。 この花嫁衣装ですが、挙式のときに「綿帽子」や「角隠し」を頭につけます。綿帽子は顔を隠すため、洋装でのウエディングベールに相当するもので、挙式が終わったら外します。角隠しは髪につけることで角を隠す、鬼嫁にならない(笑)というような意味合いがあり、披露宴のときにつけていてもOKです。 綿帽子も角隠しも日本髪につけるのが前提なので、普通のアップスタイルにはつけられません。でも、挙式は白無垢でして、披露宴ではドレスが着たいなんていうときに簡単に髪もチェンジできるようにカツラを被らないなんてこともあります。 でも、挙式の時には憧れの綿帽子を被りたい‥‥そんなときに秘密兵器があるんです。それが‥‥「綿帽子キーパー」(ドラえもんの声で)! いくつか種類があるのですが、ロボコンのロビンちゃんの頭についてるやつ(昭和)か孔雀みたいな扇形に広がってるものか、綿帽子の形に骨が組まれているものなどがあります。それを頭につければ、カツラの高さが出るので、日本髪に綿帽子をかぶっているような高さとフォルムが出るというもの。 昭和な家スタジオではロビンちゃん形式を使っていますが、これはこれで可愛いんですよね~~。でも、人前で見せるものではないので見たことがある人は少ないのではないでしょうか。 先日ひさびさに婚礼写真の撮影があり、ロビンちゃんも使いつつ可愛らしく美しい花嫁さんのお支度をさせていただきました。 白無垢で綿帽子あり、なし、色打掛とチェンジして撮影したのですが、どれも素敵でしたーー! 色打掛は豪華な金糸の刺繍ががっつり入った鶴のもの。ご縁があって漫画家の佐伯かよの先生がお持ちだったものをお譲りいただいたのですが、実際に着ていただく機会がなかったんですが、今回初めて羽織っていただいたら、めっちゃゴージャスで可愛くて素敵でした(語彙)。着物って、畳んであったりかけてあったりするよりも、人が着た時が一番輝くんですよね~~!  そして婚礼衣装って、本当に特別だなあ~って改めて思いました。スタジオをご利用くださったお二人にも感謝です。末長くお幸せに!!

受け継いだ着物や帯にパワーをもらうの巻

星わにこ
2023/10/18 00:00
いよいよ袷の着物のシーズンがやってきましたね。着物での外出が楽しい季節です! 私はというと着付けのレッスンや、七五三や振袖の着付けの仕事も増えてきてこれまた楽しい時期でもあります。 ここのところ、いただきものの着物や受け継いだ着物について思うことが続けてありました。 お友達の松岡美桔さんが出演する舞台・映像劇団テンアンツ「探偵 かねだはじめたがやすけ『犬噛唐草殺人事件』」を観に行ったのですが、おなじみ犬神家の一族のパロディで、美桔さんも着物で出演。美桔さんのお母様は趣味で着物の染めなどもされていたのですが、そのお母様が刺繍した蝶の絽刺しの帯と、おばあさまの指輪を衣装として使われていました。 絽刺しとは、絽の生地に絽目に沿って刺繍をする手法で、手芸としてとても流行った時期があります。そうしてできた刺繍を切り取り、帯地に縫い付けたものを何度か見たことがあります。とても手がかかるものですから、身内の方が丹精込めて刺したものは、特別ですよね。 私が観に行った回では長女役を演じられていて、その役柄にピッタリというのもありましたが、美桔さんは「舞台のテーマにもなっている親子の情を表現するのに力を借りた」とおっしゃってて、とっても感じ入るものがありました。 縁のあるものを身につけて、お守りのように感じたり、気持ちを支えたり。家族や親しい方から受け継いだものには、そんな力があるような気がします。 また、美桔さんからどちらもお母様が染めたという以前還暦ライブに着た振袖とお姉様の振袖を、家でしまっておいても着ることもないから記念撮影をした後に活用して、と昭和な家スタジオのレンタル衣装としていただいたのですけれど、それもやはり「還暦記念に振袖を着たい」という方が気に入って記念撮影に使ってくれたり。 関連記事:振袖をドレス風に★還暦ライブ衣装の巻 仕舞ってあるときには、ただそこにある着物や帯も、「ここで着たい」という出番があると、それに応えて力を発揮するんですよねー。人が着ると、パーっと輝くように見える。本当に着物って「着てこそ」と思います。 でも、それが日常ではなくて、ここぞ、という時だからこそというのもあるかもしれません。もう着ないから処分しようかな~なんて思ったりもするけれど、パズルのピースがハマるようにドンピシャの活躍場所があったりする(それがたとえ人生に一度でも)と、なんというか、やはり手放せないな‥‥と思ったりもするのですよね(沼)。 箪笥から飛び出して、生き生き輝く着物とそれを着た人の笑顔を見るのが、私は一番好きなのかも。などと思う、秋でした。 <宣伝> 秋田県でのシニア向けオンライン講座に出していただくことになりました。 『着物と気持ちの整理講座』11月1日(水)10:30~ よろしくお願いいたします(ぺこり)

3キロ痩せたら、着付けが変わる?の巻

星わにこ
2023/10/11 00:00
今回もお役立ち情報というよりは、また自分の話で失礼します。今年の5月にダイエットのお話を書いたのですが、以後地道に取り組んでいます。それまではダイエットに取り組んでは挫折し、リバウンドを繰り返していましたが、今回は継続を合言葉に頑張り中。 関連記事:着付けとダイエットは似ているのかも。の巻 食事改善は、いわゆるローファットダイエットというので、1日に摂取する脂質を40~50gにしてみようというもの。PFC(タンパク質、脂質、炭水化物)バランスに気をつけています。それまでは菓子パンやお菓子大好きで、毎日欠かさずたゆまぬ努力(笑)で食べていたのです。 でも、菓子パンや大好きなお菓子のPFC表示を見てみてびっくり。そして、高校生の子どもの好物だからと毎日のように作っていた餃子唐揚げハンバーグの脂質を見て震え上がりました。そりゃあ痩せない。というわけで、まずは菓子パンとおやつをやめてみたら、するっと3キロ落ちました(どんだけ食べていたのか)。あとは、タンパク質をたくさんとることを心がけています。久々にプロテインを購入したら、めちゃくちゃ美味しいものがいっぱいあってびっくり。毎日楽しく飲んでいます(目的が)。 そして途中夏風邪をこじらせたりして夏バテの日々を経て、体力のなさを改善しようと9月から人生初めてのジムに通っています。で、とにかく体力がないので、頑張りすぎて寝込まない範囲で筋トレを地道に続けて1ヶ月とちょっと。なんと、体重は変わらないけど筋肉量が1キロ近く増えたんです。なんという伸びしろだらけの私の体‥‥。 そして、完全だるま体型からくびれが見えてきました。やればやるだけ体の形が変わってくるので、今、めちゃくちゃやる気になっています(あくまでもできる範囲でですが(笑))。 着付けにも影響が出始めました。まず、身幅。もう、これ以上太ったらやばくね、というギリギリラインを攻めていた(汗)のが、巻き込みが深くなってきました。もう座ってもはだけません! 腰回りがすっきりしてきたので(あくまで当社比)、おはしょりを整えるのも楽です。 次いで、補整が楽に。胸はあっちこっちから肉をかき集めたり、お腹を持ち上げるのに苦心しなくてよくなりました(当社比)。 そして、帯。帯の長さが伸びた!(伸びません)。3キロってこんなに体が変わるんだ。。。ちなみにぶっちゃけてお話すると63キロが60キロになりました。依然としてチームふくよかの範疇です。だけど、その3キロが大きかった!! 60キロは臨月のときの最終到達点で、その後18年をかけて地道な増量を続けてきたわけですが、たかが3キロされど3キロ。こんなに体が楽になって、着付けも楽になるとは思いませんでした。 人にはわからないくらいかもしれませんが、自分にしかわからない変化でもとても自己肯定感が上がって、気持ちが明るくなりました。 なぜもっと早く、取り組まなかったのか自分よ。高い洋服を買うより、3キロ痩せろというのは、本当でした。 でも、わかります。わかっててもできない時、取り組めない時ってある。辛くて、しんどくて、食べないと乗り切れない時期もあるし、自分のことを顧みることができない時もあります。そりゃあ運動したほうがいいと思ってはいても、どうしても体を動かすよりも休むことを優先しなければもたない時もある。好きで太ってるわけじゃないんですよね。 私の場合は、元夫が亡くなって7回忌になるんだと思ったら、なんか次に進めるな!って思えて行動できたかんじです。心と体って繋がってて、どちらかがしんどいと、ひっぱられてしまうんだなとしみじみ思いました。でも、えいっと踏み出すことができれば。その一歩を踏み出すことができないときもあるけど、踏み出したら、あとはちょっとづつ、続けていければいい。 着付けレッスンをしていると、みんないろいろある中で「着物を着よう!」とレッスンに来られているだけで、素晴らしいなと感じます。練習できませんでした、とおっしゃる方もいますけど、できる時に、できるだけ。続けていれば、必ずうまくなります。継続がなによりも、大事なんだと思います。 これからどんどん歳をとっていくわけですが、好きなことを細々と、続けていける人生であればいいなあ、なんて、ジムにいる人生の先輩方を見つつ今日も筋トレにはげむわにこでした。あともうちょっと痩せたいです(笑)。

古い草履に気をつけろ!の巻

星わにこ
2023/10/04 00:00
着物って、譲っていただいたりリサイクルで入手したり、古いものに袖を通す機会が結構あるのではないでしょうか。お母さんのもの、おばあちゃまのもの。私なんか、自分の若い頃の着物だって気がついたら30年以上経っているものもあります。 洋服だったら、そんな昔のものを着ようとはなかなか思わないのではないでしょうか。物理的に増量してサイズが合わないということもある(爆)んですが、たとえサイズが合ったとしても流行もあるし、第一処分してしまって手元にはないことも。 でも、着物はたとえ着なくてもずっと大切にしまってあったりして、多少のサイズの融通もきくし、着ることもできるしお直しも可能です。受け継いで着ることができるのは素晴らしいことだなあといつも思います。 一緒に、古い着付け小物や肌着、履物類も残っていて、そのまま使うこともあるのではないでしょうか。肌着や靴のそんな昔のものを身につけるというのは洋服だったら抵抗があるのではと思いますが、不思議と着物だと抵抗がない人が多いですね。 もちろん、未使用だったり新品同様だったりすることもありますし、そのまま使っても悪いことはないのですが、長年の経験から「草履だけは新しいものを買って」と言いたいです。 なぜなら、古い草履はまじ危険だからです。ウレタン草履は、加水分解といって経年劣化でぼろぼろと崩壊することがありますし、合皮はポロポロと剥がれてしまうこともあります。皮の草履でも、接着部分が剥がれてしまったりすることも。スニーカーなどでもみられる現象です。 大切にしまってあったものは、一見すると綺麗でなにも問題がないように見えますが、内部では確実に劣化がきています。中には大丈夫なものもありますが、私も古いウレタン草履の崩壊(履いて歩いているうちに、台がぐしゃり‥‥と潰れた)や、草履の底がベロンと剥がれたという経験がありますし、そういうトラブルは実際まわりでも結構起きています。経験した方や話をきいたことがあるわという方も多いのではないでしょうか。 靴やバッグなどでも、古い合皮のものは触るとベタベタしたり、強めに擦ってみると傷がついたりよれたりするものがありますよね。劣化でちょっとでもそういう傾向が感じられるものは、履くのはやめたほうが無難です。特に雨草履は注意!! また1回しか履いてないのに、とか、全然綺麗に見えるのに、というものでも古いものはやはり劣化の危険があるのです。個人的な目安だと、ウレタン草履は一度でも履いたものは10年は無理(5年くらい)本革は保存さえよければ15~20年ものくらいはいけるかなと思いますが、それ以上古いものは私も手を出しません。それ以下のものでも保存が悪いものだとNGなこともあります。 着物でお出かけ、特に歩き回る場合は高価なものでなくても、自分の足に合った新しいものを購入されるのをおすすめします。。。出先で草履がダメになったときのリカバリーは本当に厳しいです‥‥。昔みたいに角々にはきもの屋さんはありませんし、デパートに駆け込んで高い草履を買う羽目になった人も。大事な日ならなおさらなので、本当に草履だけは古いのはやめておきましょ、とおすすめしています。 見た目はね、痛んでないの。本当に綺麗でもったいないの。でも、基本古い草履は消耗品。履くのはやめとこ、人に譲ったり売ったりするのもやめとこ、大切なものや素敵なものだったら写真をとって思い出に残しとこ、ということをお伝えしたいでございます。

帯揚げの結び目が飛び出してこない方法の巻

星わにこ
2023/09/27 00:00
夏の間は「暑いし面倒臭いし帯揚げいらん」などとほざいていた私ですが、帯揚げはやっぱりあると着姿が締まりますよね。見える部分はほんのちょっと、帯の上に少し色が入っているだけなのに、存在感が大きい帯揚げ。素敵な差し色になって、コーディネートに重要な役目をはたしています。 一方で、着るときになかなか時間をとってくるくせものでもあります。もうね、帯まで結んで力を使い果たしているところに、帯揚げ。着物初心者のころは、綺麗に結びたいとおもいつつ、うまくいかなかった部分でもあります。目を瞑ってエイッと仕上げて、わーもうぐちゃぐちゃだけどゴメン!(自分に)なパートでした。 でも、しゅっと綺麗に決まっている帯揚げは、惚れ惚れしますし、憧れます。これも着付けに慣れてくるにつれて、だんだんと気を使えるようになってくるものではないでしょうか。 着付けのお悩みで「帯揚げの結び目が帯の中から飛び出してきちゃう」というのをよく伺います。今回はそんなお悩み解消のポイントをお伝えします。 まず、ゆるっと結ばないこと。布目を通して畳んで、結ぶ前にしっかり引き締めること。ゆるむと遊びが出て、飛び出しやすくなります。 そしてここからがポイントなのですが、結んだら余りの処理を横に流すのではなく、垂直に帯の中にしまうこと。 もちろんそのまま縦につっこむのは長すぎますから、帯におさまるように端をたたんで、下に向かってぐっと押し込みます。 こうすると、下方向に力が働きますから、結び目が飛び出してきにくくなります。 あとは、帯枕の紐に押し上げられて帯揚げの結び目が飛び出す事案もあります。帯枕の紐もしっかりと帯の中にしまってください。このとき、結び目だけを下に押しても動けば上にあがってきます。脇からしっかりと帯の中に入れ込むようにすると上がってきませんよ。私は、帯の下から手をいれて下にひっぱるときもあります。 いつも帯揚げの結び目がコンニチハしてきてしまう、という方、一度試してみてください。

衣替えは着物の点検とワードローブ見直しのチャンス!の巻

星わにこ
2023/09/20 00:00
暑くて永遠に終わらないように思われた夏も、少し手を緩め始めた感のある今日この頃‥‥といってもまだまだ暑くて9月も下旬になろうというのにとても単衣を着る気になれないわにこです。10月からもこの気温が高めの傾向は続くようで、とても暦通りに袷を着られるようになるとは思えません。1年中単衣で過ごしてもいいのかも? とはいえそろそろ衣替えも視野に入ってきますね。シーズンが終わった着物をお手入れするのはもちろんなんですが、仕舞い込んでいたこれからの季節の着物をもう一度点検してみませんか。 よく着物を着る人は、着物を毎シーズンお手入れに出すというよりは「汚れたら出す」ことにしている人もいらっしゃるのではないでしょうか。私も、着た回数が少なくてそんなに汚れのない普段着などは2,3シーズンに1回お手入れに出すかな、というような感じです。 そういう着物を、いざ着ようとひろげたときに、「あっ!袖付けがほころびてたんだった」とか「裾が擦り切れかけている!」とかいったことに直面したことはありませんか。私はめちゃめちゃあります(え~)。 自分でできるちょっとした修繕や、あとでお手入れに出そうと思ったものをそのままにしてとりあえずしまってしまった前シーズンの自分よ、ちょっとここにきて座れ。 まあ私ほど後回しにする人もいないかもしれませんが(ゴホンゴホン)、なかなか、着物を着た後、すぐお手入れや修繕をしておく時間がなかったり、その時は気がつかなかったりということもあるわけで。 また夏の暑い暑い中、箪笥に仕舞われていた着物は意外と湿気を吸っていることも。秋晴れの日に、箪笥から出して拡げてできたら羽織って、虫干しがてら着物の点検をしてみてはいかがでしょうか。 意外と気づかなかった汚れを発見したりということもありますし、その着物を今後も着るかどうか検討する『箪笥の肥やし自分会議』を開催することもできます。 ほんとに、なんでもかんでも「いつか着るぅ~」「直して着るぅ~」と仕舞い込んでいると、きりがないのですよね。私だけかもしれませんが、好みが偏っていて同じようなものを何枚も何枚も持っているような場合は、お気に入りの優先順位をつけて処分していかないと、増殖の一途(しかも人からみたら同じやんけ、という)を辿ることに。 シーズン終わりにももちろん考えるわけですが、シーズンの初めにもう一度「この着物、今年着る?」ということをぜひ考えてみてください。 昨年そんな着物の保管・メンテ・処分の方法について書いた拙著『その着物、どうする?』(河出書房新社)が発売から1年4ヶ月経って、なんと3刷がかかりました。感謝です!! 同時に皆さん、着物についてはやはりお悩みなのだな、としみじみしております。 表紙をみただけではわからないのですけど、全部書き下ろしの漫画です! お片付けやお手入れ、リメイクなどについてそれぞれ達人の教えをいただいたので、自分でも読み返して役立てております。まだ読んでないわ~という方がいらしたら、よろしければネットショップとかでサンプル読んでくださいね。電子書籍も出てます! なんて、最後宣伝になってしまい大変失礼いたしました。 衣替えのシーズンは、着物の点検とワードローブの見直しのチャンスです。着物を着る機会の多い方は尚更、これを機会に自分の着物を見直ししてみてくださいね!

「お着物で薬膳フレンチ」に行ってきたの巻

星わにこ
2023/09/13 00:00
8月のある日、仲良しのキモ友さんのお誘いで、着物着用が参加条件の「お着物で薬膳フレンチ」にいってきました。東十条にあるオーヴェルニュ地方料理のワイン食堂『La poule au pot ラ プール オ ポ』では、毎月1回、ランチの時間にシェフもお客さんも全員着物の薬膳フレンチの会を開催しています。 カウンターのみの小さなお店で、割烹着を着たシェフの渡邉美由紀さんが、手際良く料理を作って盛り付けていく様子に見惚れつつ、友達とわいわいおしゃべり。私は今回で2回目の参加になるのですが、居心地がいい店内はくつろげて、まるでお友達の家に遊びに来たみたいです。 自分ではなかなか作れない、手の込んだ体にやさしい料理がお皿に盛り付けられて、ちょっとづつ、目も体も癒される滋味深い味わいのたくさんの種類のお料理を食べることができ、とっても幸せな気分に。前菜、メイン、デザートと飲み物、女性にちょうどいいボリュームで、大満足。 フランスで料理修行を積んできた渡邉さんは、お母様が着付の仕事をされていたこともあって、もともと着物が大好き。若い頃は料亭で着物を着てアルバイトをしたこともあり、フランスにも着物を持っていき、ご自分の結婚式でも着たそうです。小紋でしたが、自分で着付けて、とっても好評だったそうです。 日本に戻って要町(池袋の立教通り)にお店をオープンし、さらに東十条に移ってから6年目。着物好きが高じて、ゆったりと体に優しい薬膳を取り入れたフランス料理を着物で楽しんでもらいたいと、この会を始めました。 地元の着付け教室の方たちや、着物好きの人たちにクチコミで広まって人気の企画だそうです。渡邉さんがその日着ている着物について伺ったところ、着物繋がりで仲良くなったお客様から、病気でもう着物が着られないからと生前形見分けだから、といただいた夏着物だそう。「せっかくだから、着ないとと思って」とおっしゃっていましたが、着物も元の持ち主さんも、とても喜んでいるだろうな~と感動。 私も、ご縁があっていただいた着物や帯を、もっと着ないとな~!と改めて思いました。着物の話をして美味しい料理に舌鼓をうっていると、時間もあっという間に過ぎてしまいます。 夏の間は、体調がいまいちだったこともあって着物を着る回数も少なくて、この会も行けるのかな‥‥とちょっと弱気だったのですが、思い切って出かけたら、暑いけれども風も抜けて爽やかで。 夏着物は着るまでが億劫で億劫でやっぱりやめようかと何度も思うのですが、着るとしゃっきり、あら不思議。テンションがあがるせいか、着ている間は苦にならない。 そして、脱いだ時が一番爽快(笑)。 キモ友の有松絞りの浴衣の思い出のお話をきいたり、麻着物コーデや半幅帯のバリエーションを楽しませてもらい。目にも心にも優しいお出かけに。コロナ禍も終わったのだなあ‥‥と会食できる日常が戻ってきてほっと一息ついたような、過ぎた日を思うとなんともいえないような、そんな夏の終わりの1日になりました。 『La poule au pot ラ プール オ ポ』さんでは毎月1回この「お着物で薬膳フレンチの会」を開催されていますので、興味のある方はぜひ。心もお腹も満たされますよ~。夜にゆったり、大人の時間もいつか‥‥。

男物の兵児帯で普段着がマイブーム!の巻

星わにこ
2023/09/06 00:00
昨年から時々男着物を着ることがあるのですが、ずっと帯は角帯を合わせていました。先日思い立って兵児帯を使ってみたら、すっごく楽でした! きゅっと引き締めればしっかり腰をささえてくれますし、総絞りのものならちょっと弾力性があるのがまた気持ちよい。これは家に帰ったら昭和のお父さんたち、着物と兵児帯に着替えるわけです(納得)。 兵児帯は、男物も女物もサイズはあまり変わらず、幅50~75センチ、長さは3メートル50~4メートル。女性用だとポリエステルなどで軽くてふわふわしているものが多いですが、男物は結構しっかりと重さがある正絹のものが多い気がします。 おじいちゃんのものが箪笥にあった、なんていう人もいらっしゃるのでは。持つと結構ずっしりしますよね。 サイズが変わらないのであれば、男物も女物とおなじように結べばいいのでは?と思い、女性着物に合わせて結んでみました。 そのまま結ぶと幅が狭くなってしまうので、帯板を包む様にして前の幅を出します。 結び方は、普通にリボン結びかリボン返しで可愛くできます! 最初は総絞りの兵児帯を結んだのですが、結構伸びるので、あまり引き締めないで結んだら、ボリュームがあるのでお腹がぽっこり見えてお相撲さんか子供みたいなことになってしまい(本当にぽっこりだからなのでは?というツッコミはおいておいて)、しかも、後ろの結び目も重いので落ちてきそうで、仮紐で支えました。 まあなんとか形にはなったのですが、絞りなので空気も含むし、夏には暑い。。。重い。。。とマイナス面を感じてしまいました。 ただ、柔らかいので楽なんです!!! もしかしてふわふわ結んだのが悪かったのでは?と反省し、今度はしっかり引き締めて結んでみました。すると、なんということでしょう。 絞りのゴムのような弾力で引き締めても苦しくないし、体も支えてくれるし、結び目もきちっと高い位置でキープされて下がりません。 あら素敵~~~。(体感的に) というわけで、すっかり普段着兵児帯にハマってしまいました。帯が硬くないって、こんなに楽なんだなと目から鱗でした。男物は色もシックなので、汚れも目立たないし普段に使いやすいですよね。 総絞りのものは豪華だけどやっぱり暑いので、帯の端だけに絞りが入っているいわゆる「端絞り」というタイプのほうが夏には向いているかもしれません。 もしお手元にそういえばあるわ、なんていう方がいたらぜひ一度お試しを! これから秋に向かいますが、兵児帯に下駄、なんて普段着スタイルにしばらくハマっていそうなわにこでした。