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因(ちな)み柄と推し着物というジャンルの巻

星わにこ
2021/12/08 00:00
やっとおでかけも普通にできはじめた昨今ですが、先日友人に誘ってもらって東京宝塚劇場にいってまいりました。一体何年ぶり!?という宝塚観劇でしたが、お芝居もさながらショーの魅力にどっぷり浸かって、キラキラパワーチャージしてきました。 トップさんたちの歌やダンスももちろん楽しみなのですが、一番ぐっとくるのはロケットというラインダンス。主に春に宝塚音楽学校を卒業したばかりの下級生が踊るのですが、初々しくて本当にきゅんとします。「ヤァ!」という掛け声を聞くと、涙と元気が湧いてくるのです。 私のようにたま~にしか見に行かないものでも、いつも変わらず安定のキラキラで初見でも序列がわかる親切設計が素晴らしく、感動します。 仕事帰りにそのまま観劇に行ったので洋服だったのですが、着物姿の方もちらほらいらしていました。友人に紹介いただいた方は、お芝居の舞台が会津ということで、会津木綿コーデで。シルクウールのドット柄の羽織は、星組の星のよう。 今まで因みコーデといえば、因み柄の言葉通りモチーフばかりを気にしていましたが、素材や産地もありなんだなと目から鱗でした。 着物での観劇は、この因(ちな)みコーデが醍醐味なのですよね~! 会津木綿も教えていただくまで気づかないというさりげなさ。でもたとえ誰も気がつかなくても、自分が満足できていればいい。それが因み柄とか、因みコーデの楽しみです。 気がついて「素敵!」と言ってくれる人がいたらなお嬉しい。 因むのは、なんでもいいのです。着物でも帯でも、帯留めや半襟、足袋や草履でも。演目に因む場合もありますし、応援している役者さんに因む場合もあります。江戸時代からあった、着物の楽しみのひとつですね。 最近はこの、因みコーデは「推し着物」という名称のほうが親しみやすいかも。 まさに「推し」に因んだコーディネートの総称が推し着物。色や柄を取り入れるだけでなく、もっと積極的に着物や帯にそのものズバリの絵を描いてしまったりすることも。 私ただいまゴールデンカムイという漫画にはまっているのですが、Twitterで尾形上等兵というキャラの推し着物コーデをされてる方を発見。軍服モチーフの着物はもちろん、長襦袢も刺青人皮柄。帯も尾形の絵だらけです。しかも!帯は自作のゴールデン色の帯に油性ペンで絵を描いちゃうという大胆さ! 他にも自作のセーラームーンなどの推しコーデも紹介されていて、感動してしまいました。限界突破感半端ない。 他にもこの推しコーデの表現として、「Tシャツかぶせ帯」というものもあると知りました。半幅帯を結んだ上にバンドTシャツなど、好きなTシャツを銀座結びのような形にかぶせてとりつけるという荒業です。バンドネームや、好きなTシャツの柄がそのまま帯の柄になるという画期的な方法。 以前「布を挟む、貼付けるだけで帯が因み柄に変身!の巻」というコラムで、帯に布地を挟んだり貼ったりする方法をご紹介しましたが、それより簡単です。すごい。 いやあ~因み柄も時代にあわせて進化を遂げているんですね! ちなみに(笑)私のゴールデンカムイでの推しは鯉登少尉なのですが、クリスマスイブイブがお誕生日だそう。私も推しコーデデビューを目論んでいます! 完成したらお披露目しますね! お楽しみに! えっ誰も楽しみにしてない? いいのいいの、因み柄は自分が楽しければいい、密やかな楽しみなのです(開き直り? 書いた時点で密やかでもなんでもないですが(笑)推しと着物、大好きな組み合わせを考えるだけでも楽しいものですよね。皆様もぜひ推し着物、さりげないものから全開まで、お楽しみくださいませ!

クリスマスは着物も和洋ミックスコーデで?の巻

星わにこ
2021/12/01 00:00
え!うそ!もう年末!? 焦る気持ちもありつつも、楽しいこともいろいろある12月。今年のクリスマスもまだおうちクリスマスなのかなとは思いますが、おしゃれは楽しみたいですよね。 クリスマスはもともとキリスト教の行事ですし、和洋ミックスコーデはいかがでしょうか。自分が楽しむおしゃれなら、決まりに囚われずいろんなミックスができますよね。西洋の文化が流れ込んできた明治時代から、着物の下にシャツを着るなどいろんな組み合わせが行われていきました。 若い方たちもとっても自由に楽しんでいますよね! むしろ着物について先入観がなかったりするほうが頭が柔らかくていいのかもしれません。今日はいろんなミックスコーデの中から取り入れやすそうなものをご紹介します。 <長襦袢チェンジタイプ> ・スタンドカラーのシャツを着る 明治時代の書生さんスタイルが思い浮かびますね。女性だとフリルタイプのシャツをよく見かけます。スタンドカラーに限らず、シャツを襦袢がわりにするもの。 ・パーカー(フーディ)を着る パーカーの前が、衿にいいかんじにフィットします。後ろから見ても可愛い! 最近はパーカーって言わないんですって? フーディだと子どもに教えてもらいました。。 ・ハイネックのセーターを着る 冬の普段着には最高のあったかさ。着物の欠点、首が寒い!を解決してくれる神コーデです。 <スカートにチェンジタイプ> ・スカートイン 裾除け代わりにロングスカートを履いて、着丈をちょっと短くして裾フリルみたいに見せちゃいます。これだと身丈が短い着物も着られるし、高身長さんにおすすめ。 ・スカートオン 袴がわりにスカートを着物の上に着ます。楽。自由。 <帯をベルトに> 帯をしないで、サコッシュベルトのようなものにしたり、腰紐だけ結んであえて上はカシュクールスタイルのワンピース風に着物を着ます。 <洋服メインの場合> ・ワンピースに半幅帯 先日、「この冬は帯揚げスカーフ&帯締めベルトで決まり!?の巻」でご紹介した和洋ミックスの達人さんが教えてくれた技です。大きなリボンみたいで可愛い! ・道行をワンピース風に 最初見た時は目からウロコでした。はあ~。やわらか頭がほしい。 などなど、もうほんと、いくらでも自由に組み合わせて楽しめます!  冬は、着物の上に洋服用のコートを着るのもいいですよ。袖はどうするの?とよく言われますが。お袖は体にくっつけて、腕だけコートの袖に入れればいいんです。 あまりジャストフィットのアウターは難しいですが、ちょっと余裕のあるサイズなら大丈夫です!(ゴールデンカムイの杉元スタイル) あとは自分のセンスと美意識とのすりあわせ。年齢や決まりにとらわれず、楽しむ心を忘れずに、きものの可能性を探ってみませんか?

七五三の三歳の着物を二歳から五歳まで着る方法の巻

星わにこ
2021/11/24 00:00
今年も七五三のシーズンがやってきましたね。11月15日、江戸時代に徳川家が「袴着の儀」を行ったことに習い、その日に子供の成長を祝うようになったもの。現代では、日にちが前後してもだいたい11月の都合のよい日に氏神様にご挨拶にいく慣習となっています。 三歳女子は「髪削ぎの儀」、五歳男子は「着袴の儀」、七歳女子は「帯解きの儀」という平安時代の通過儀礼をもとにしていて、それぞれ三歳は着物と被布で、五歳は羽織袴で、七歳は振袖に大人と同じように帯を結んでお祝いします。 子供の着物は「揚げ」といって、肩や腰の部分をつまんで縫って裄や身丈を調整しておはしょりをとったりしなくても、羽織って紐を結べば着られるようになっています。 この「揚げ」を大きくつまめば丈が短くなるので小さいうちはたっぷりとって、育ったら揚げを小さくすればよいという、着物を買い替えなくてもすくすく育つお子さんのサイズに合わせられるという大変優れたシステムになっています。 子どもはどんどん大きくなるから洋服なんてすぐサイズアウトしてしまうし買い替えないといけないけど、その点この「揚げ」で調整できる着物はよくできているなあと思います。 七五三は毎年撮影スタジオで着付けをするのですが、いろんな身長のお子さんがいるので、レンタルのものは衣装合わせにきていただき裄や身丈を測らせていただいて、肩上げと腰上げを調整して着ていただきます。今年多かったのは、七五三のお祝いをされるお子さんの妹さんも着物が着たいというリクエスト。 一歳違うとかなり身長も違うのですが、二歳のお子さんも五歳のお子さんも、三歳のお着物の肩と腰の揚げを調整してお召しいただけました。帯は体の負担にならない兵児帯で。ひらひらと帯が揺れて、なんとも可愛らしかったです。特に小さいお子さんが大きく揚げをした着物を着ているのはえもいわれぬ可愛らしさで、魂が洗われました。 お祝いの着物はレンタルでもいいのですが、三歳の被布セットは洗える素材のものならお手頃な価格から揃っています。ネットに入れて洗濯機で洗えば綺麗になりますし、子供が汚しても気になりません。三歳の時に1回だけ着ると思うとなんだかもったいない気がしますが、二歳の頃から五歳までお正月やひな祭りに着物を兵児帯で簡単に着せてあげられる着物だと思うと、購入して楽しんでもいいのではないでしょうか? 被布はお祝いのときだけ使用して、長襦袢と着物があればOK。セットには兵児帯がついてこないことがほとんどなので、帯は別に購入されるとよいでしょう。洗える素材のものならお手頃価格です。 セットに入っている状態では三歳の平均身長にあわせて揚げがしてありますので、ここを調整すればいいのです。 コツは、もともとしてあった揚げを取らずに、その横に並行して縫うこと。元の揚げより大きくとるときは元の揚げはそのままにして(本当は取るのですが、ご自分でなさる分にはよいと思います)、お子さんが大きくなったら新しくした揚げを取ればいいのでらくちんです(ズボラ案ですみません)。 もっと大きくなって揚げを小さくするときは、もともとの縫い目は外します。 もともと揚げをしてない場合は、肩の場合は肩裄の真ん中をつまんで短くしたい分だけ縫えばOKです。あまり表に大きく縫い目が出ないよう二目落とし(一目落としでもOK)で縫っていきます。 腰の場合は、身丈を測ってその真ん中をつまんで短くしたい分だけつまんで縫います。こちらは帯で隠れる部分なので、落ちてこないようにざくざく縫えば大丈夫。 ものすごく乱暴な説明をしてしまいましたが、昔は自宅でだれでもやっていたこと。直線で縫えばいいだけなのでハードルも低いです。私も男の子でしたが、四歳のときに五歳の祝い着を買って、七五三はもちろん六歳までお正月やらなんやらと着せまくりました。転がりまくられても、食べているものをこぼしちゃっても、洗えるものなら心が穏やかです(笑)。 もちろんお祝いに正絹でよいものを、というのもまた素晴らしいことです。どんな風に着せたいか、ご自分が納得できるほうを選ばれるとよいと思います。 もし、小さなお子様お孫様がいらっしゃる方がいらしたらちょこちょこ着せられるように早めに七五三用の三歳着物・五歳着物を手にいれられるのもいいのではないでしょうか?

袋が入った着物の裾を直す方法★応急処置編の巻

星わにこ
2021/11/17 00:00
着物の裾が袋になったとか袋が入ったとかいうことがあります。表地と裏地のつりあいがとれず、どちらかがたるんでしまうことを言いますが、裏地が弛んでいるのはともかく表地が弛んでいると、裾がぶよぶよでがっかりしてしまいますよね。 畳んである状態で気がつくことはあまりなく、前日にハンガーにかけたらあれ?とか、実際着てみたら裾が‥‥ということがほとんどではないでしょうか。 表地の弛みは、着付けでも少しはカバーでき、腰紐を締めたときに表地だけを上に引き上げて弛みをとってしまえば気にならなくなります。でも、結構技術を要しますし、自分で着るときは上前はともかく、下前や後ろまでこのテクニックを使うのは至難の技です。 それに、たとえなんとかなったとしても、着て動いているうちにやはり弛みは出てきてしまいがち。 胴裏と八掛の縫い合わせている部分でたるみの釣り合いをとって縫い直せば袋はなおることもありますが、程度によっては仕立て直しをしなくてはいけないことも。そしてお直しとなればやはりそれなりにお値段もします。自分で誂えたものならともかく、リサイクルショップで買ったものとか古いものとかにそれだけお金をかけるかというとちょっと悩ましいところ。 裾を解いて表と裏の釣り合いを取り直すという裏技もネットでみかけたことがありますが、なかなか縫う部分も長いし、うまくできるか自信もなく、トライをあきらめていました。 袋になってしまったものは基本諦めるというスタンスをとってきた私ですが、でも諦めてしまうくらいならなにか方策はないものかとずっと考えてきて先日、弛んだ分をひきあげてつまんで縫ってしまえばいいのでは?と思いつきました。 早速表地のほうが袋になってしまっていた着物で試してみることに。 結果は……ジャーン! ご覧くださいこのビフォーアフター。 一体どうしたのかというと 1)床に平らにして置いて、弛みを上に撫で上げる 2)浮いた表地をつまむ 3)ざくざくと縫って止める これだけです! 縫う場所は、だいたい腰紐が通るあたり、着れば見えない部分になります。これ以上上までたるみを持っていくのは結構難しかったので、ウエストあたりが妥当かと思います。ご自分の腰紐の位置を確かめて目安にしてください。 びっくりするほどたるみがあって、余った生地がつまめました。 あくまでも応急処置で、縫ったままにしておくとまたいろいろ問題も起きそうですから、脱いだら糸は外して仕舞ってくださいね。 このところずっと七五三の着付けなどで肩揚げや腰揚げをしていたので、もしかして縫ってしまってもいいのでは!?と思いつき、やってみたらうまくいったのでご報告です!! あくまでも和裁素人の思いつきですが、結果よければすべてよし。 「あ、袋になっちゃった(><)」という着物で、ご自分で針目を通してもいいと思うものがあったら試してみてください。 久々にテンションがあがった、裏技発見でした!

落語を聞きに着物でGO!の巻

星わにこ
2021/11/10 00:00
先日10月29日に深川江戸資料館に落語を聞きにいきました。九代林家正蔵師匠と入船亭扇辰師匠の二人会です。 落語といえば寄席、と言うイメージですが、コンサートのように独演会や二人、一門会などもいろんなところで行われています。チケットを買ってお芝居を見に行くような感覚で行けますから、初心者にもおすすめなのです。 この日は、前座が正蔵師匠の息子さんのぽん平(ぽんぺい)さんで「子ほめ」。正蔵師匠は「孝行糖」扇辰師匠「甲府ぃ」中入り後「千早ふる」トリは正蔵師匠「一文笛」。 いずれも先日亡くなった小三治師匠との思い出がある演目とのこと。正蔵師匠がかつてあった真打ち試験で小三治師匠がいいんじゃないかと言ってくれて合格できたと、試験の日の様子を枕で語った後の本題「孝行糖」。次に扇辰師匠が実は「孝行糖」は真打ち試験で正蔵師匠(当時はこぶ平)がかけたものと種明かしをされ、試験の日のかつての大師匠たちがこの会場にも座っているかのような感覚になり、わあーと鳥肌が立ちました。 扇辰師匠の時事問題絡めつつ攻めた枕も大笑い。こういう笑いはやっぱりライブでないとなかなか楽しめないかも。張りのある豆腐売りの声にも惚れ惚れです。 そして正蔵師匠ですが、やはり私の世代にとってはタレントとしての若い頃のちょっとウッカリのこぶ平のイメージがとっても強かったのですけど、いやはや全くそのイメージが覆されました。古典落語本当に素晴らしかったです。 滑舌もよくて、渋い、でも滲み出るお人柄の明るさのある芸風。そんなに落語に詳しいわけでもない私ですが、感動しました。ここまでくるのに、どれだけの努力をされたのでしょうか? 胸熱です。正蔵?ああこぶ平ね、なんて思ってる方にぜひ聞いていただきたい。とっても良い時間を過ごしました。 落語は話芸で笑わせてもらうのはもちろんですが、噺家さんの着物姿も楽しみのひとつ。ものすごーくこなれた着姿で、所作もかっこいい。先日、米津玄師さんのPVで落語家さんを演じている様子をコラムに書いたところ大きな反響をいただいたんですが、高座で枕(本題に入る前にするちょっとした小噺や世間話のこと)が終わると、さっと羽織を脱いで長着姿になり、本題に入る様子が本当にかっこいいのです。 これを見に落語に通う人もいるくらいよ、と銀座いち利の女将さんもおっしゃっていましたが、流れるように羽織紐を解き、スルッと羽織をぬぐ様子はなんともいえず粋だったり、色気があったり。普段なかなか男性の着物姿を見ることもありませんから、落語を聞くことに加えて、着物好きには目の保養ですよ。 前座は着流しですが、二ツ目に昇進すると羽織や袴が着けられるようになります。お侍さんが出てくる噺では袴をつけたり、演目によって着分けるそうです。 この日正蔵師匠は落ち着いた濃い目の色合い、扇辰師匠は白髪に映えるきれいな薄い色目の羽織と着物でとても素敵でした。扇子や手ぬぐいを見立てで様々な小道具に見立てるのですが、それも見所です。 小学生の頃、柳亭燕路師匠の『こども寄席』が愛読書だった私。好きすぎて部員一人の落研を作り、「猫の名前」を文化祭で披露しようとして当日高熱を出して休んだ過去があります(ダメじゃないか)。でも、本の中の古典落語のネタは今でも忘れないし、熊さんはっつぁん御隠居さんは私の心の隣人です。ぽん平さんの「子ほめ」もこども寄席で一生懸命覚えたので懐かしかったです。 古典落語は時代劇を見るようなものですから、これまたきもの好きには楽しい世界ですよね。噺家さんによって細かい演出や落ちも変わったりもしますし、知っているネタならいっそう楽しめます。自分も着物で行ったら一層楽しい。きもので落語、また行きたくなっちゃいました。 芸に触れ、動画もいいけどやはりライブに勝るものはない。そして文化は人間に必要なものだとしみじみ思いました。さて着物を着てどこに行こう?と思ってる方には落語、おすすめです!

お役にたった!?着付小物収納のプチネタの巻

星わにこ
2021/11/03 18:00
皆様着付け道具をどんな風に持ち運んでいますか? 毎回「腰紐と~伊達締めと~」とやっていると忘れてしまうので、私はトラベルポーチにまとめていて、そのまま持ち運んでいます。家でも、そのままにしておいてたんすにひっかけて使っています。 すぐあれがないこれがないになる私には必需品です。 関連記事:これは使える!トラベルポーチで着付小物の整理の巻 そんなコラムを書いてから気がついたらもう5年の歳月が経っていました(驚)。時々「真似してます」なんてお声かけいただくこともあったんですが、先日着付けのレッスンに来てくださった方が実物を持ってきてくれました! ひっかける式のポーチではないのですが、コンパクトにまとめて着付け道具が入っています。フルオープンタイプなので、とっても使いやすそう。 腰紐、きものベルト、伊達締め、コーリンベルト、仮紐、ゴムなどが手に取りやすく入っていて、外側に着付けピンチも。 そして、えり芯収納は綿棒の空き容器に入っていました。この切れ込みはもともと入っていたものだそうで、とっても出し入れしやすそう。えり芯収納についてもコラムを参考にしてくださったそうです。ポーチにシンデレラフィットしていますね! 関連記事:えり芯の収納☆空き缶を使うと便利でしたの巻 このえり芯収納も反響があって、ガムテープの芯は幅もぴったりでいいというお声もいただきました。このコラムも書いてからもう3年! 時の経つのが早すぎる~! ポーチのお写真も撮らせてくださったH様、本当にありがとうございました。   YouTube全盛の時代、いつもコラムを書きながら「これは読んでくださる方はいるのだろうか? 参考にしていただけたりすることはあるのだろうか?」とよく思うのですが、読んでますよ~とおっしゃっていただけるのがなにより嬉しく。そしてさらに、こうやって実際に「やってますよ~」と見せていただけて、なんだか涙が出そうに嬉しかったです。 皆様のお声が励みで続けております。今後も読んでいただけるようがんばります。またやってみたらよかった、ここがだめだったというようなご感想、いつでもお待ちしております! あと、ネタの提供も常時受け付けております! 気軽にお声かけいただけると嬉しいです(^^)よろしければいいねボタンぽちもよろしくお願いいたします。(どんどん欲がw 拙いコラム&イラストではありますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

きものでアフタヌーンティを楽しむ。の巻

星わにこ
2021/10/27 00:00
緊急事態宣言が解除されて、ちょっとおでかけしてもいいかな?と思っていたところに、キモトモ(着物友達)から「ちょっと気分の上がる着物を着てアフタヌーンティでもいかが?」というお誘いが。 自分の楽しみのために着物を着ておでかけ、なんていつ以来でしょう。二つ返事で行くことにして、椿山荘のマロンアフタヌーンティーに。予約をして、指折り数えて楽しみに。まだ締めたことのない紅葉の染め帯をしようとまず決めて、そこからコーディネート。大好きな色無地ででかけることにしました。 普段、仕事で晴れ着の着付けなどもさせていただいているけれど、自分でやわらかものを着るのはひさしぶり。いつもはうそつき衿でちゃちゃっと着てしまいますが、ひさしぶりに絹の長襦袢を着ました。 とろんとした絹の重みが肌寒くなってきた気温に心地よく、まさに「纏う」という言葉がぴったり。歩くときに足に感じるなんともいえない柔らかい衣擦れの感触も懐かしく、気分があがります。 きものは、この贅沢な感触が魅力なんだな~とうっとりしました。 お袖の振りが長襦袢と着物とコートでぴったりと合って3重になっているのを、揃えて楽しんだり。自分だけの小さな満足がいっぱい。 そして、一緒におでかけしてくれたキモトモさんたちのおしゃれもまた眼福で。切嵌め刺繍の訪問着、初お披露目の帯、おばあさまの形見の黒猫の帯留、刺繍半襟、苧環の帯締、エトセトラエトセトラ。思い思いの「とっておき」を、お互いに素敵ね、と褒め合うのもくすぐったくて嬉しくて。 栗尽くしの美味しいアフタヌーンティは、目にも口にも美味しくて大満足。 アフタヌーンティといえば、英国発祥の喫茶習慣。まず最初に3段重ねのティースタンドが思い浮かびますよね。一番下がサンドイッチなど軽食、中段がミートパイやスコーンなど温料理、上段がデザートになっていて、下からいただくものだそう。お茶はおかわり自由で、いろんな種類のお茶が選べます。一杯目はストレートで、二杯目はミルクティーでなど味の変化も楽しめて、日常ではなかなか叶わない、まさにお味の宝石箱、テーマパークやあ(彦摩呂) ちょっとずつ味わう「栗」がテーマなお料理とお菓子はとっても贅沢気分。ホテルのサーブはとってもスマートで、とても優雅な時間を過ごせました。 やわらかものとアフタヌーンティという、ちょっと非日常の楽しみがこんなに嬉しく、気分が上がるとは。 また元の生活に戻っていけるのか、まだ波があるのか。おそるおそる出かけてみた久々の「おでかけ」でしたが、とても心が満たされました。家で美味しいものを食べるのもいいけれど、やっぱり友達に会って笑顔でご馳走を楽しむことって必要なことなんだとしみじみ。 まだまだ医療従事者の皆様への負担も大きく、すぐに元通りにはなれないけれど、ちょっとずつ。 コロナ禍以前にはなんでもなかったことが、できなくなって初めてこんなにも大切なことだったのだなと思い知らされることがたくさんあります。 同時にあれもできないこれもできないと思うより、これもできる、あれもできると、今可能な喜びや楽しみを大事にできたら楽しいですよね。 この1年半ほどでずいぶんと考え方や常識も変わったけれど、変わらないものもある。着物もなんだか着る気がなくなっていたけど、袖を通してみたらまた着たくなったわ、なんて声も。 あとやっぱりね、出かけてみるといかに普段「どうせどこに行くわけでもないし」ってオシャレに気持ちが向いていなかったかに気がつきますね。撮ってもらった写真を見て、コロナ太りの現実を目の当たりに! わーん! 自分のことを考え直すいい機会にもなりました。 少しづつ、失われた時間をそれぞれに取り戻して行けたらありがたいなあと感じたおでかけでした。

この冬は帯揚げスカーフ&帯締めベルトで決まり!?の巻

星わにこ
2021/10/20 00:00
緊急事態宣言も解除されて、やっと少し着物でおでかけしてもいいなあと思われている方も多いのではないでしょうか。きょうから大阪でキモノEXPOですね。先週は銀座で、私も会場にお邪魔しておりました。 初日は暑いくらいだったのに途中から急に気温が下がって羽織ものが欲しくなり、ああ、いよいよ袷のシーズンなんだなと皆様の着物姿を見ながらわくわくしていました。ワークショップや講演も盛況で楽しそうでしたよ! さて、そんな中洋服のお客様が「今日は着物で来られなかったから、和を取り入れてきました」とおっしゃってウエストを指さされるのでよく見るとなんと、帯締めをベルト代わりにされていました。あまりにさりげなくて、気づかなかったほど! サイドに垂れている撚房もおしゃれ! 「初日にゲットした帯締め帯揚げのセットなんです」とおっしゃるので「え?」と見直すと、なんと首に絞りの帯揚げをスカーフ代わりに巻いていらっしゃったんです。 ベースのツーピースとカラーコーディネートもばっちりすぎて、言われるまでそれが帯揚げとわかりませんでした。帯締めと帯揚げと洋服のコーディネートが本当に素敵で、トシちゃん感激!(古いネタすぎてわからない) ふわふわっと巻いていらしたらもしかしたら気づいたかもしれませんが、垂らすだけのシンプルさがまたすごくかっこよかったんです。お願いしてお写真とらせていただいたのでご紹介しますね! 考えてみたら、帯揚げってシルクだしスカーフとして使うのも素敵ですよね。スカーフを帯揚げに使うのはよくしているのに、なぜ逆はおもいつかなかったんだろう? コロンブスの卵か!?と目から鱗が100枚くらい落ちました。 好みのものはもちろん、なんだか色が派手でつかいにくいとかいう帯揚げももしかしたらスカーフにしたら有効活用できるかも!? 早速ちりめんの帯揚げをクビにくるくる巻いてみたら、収まりもいいしあったかい!! シルク100%ですからね、贅沢ですね。 いろいろ巻いてみたんですが、綾子系のつるんとしたものはまさにスカーフのようですし、ちりめんや絞りの入ったものは少し伸縮性もあるし空気も含むのでまきつけやすく、暖かいです。首に巻いて形が作りやすいのは後者ですね。先の部分を見えないように巻き込んでしまうとプチスヌードみたいでいいかんじです。 久々に大コーフンしてしまいました。まあこういうものは、多分にセンスに左右されるものでありますけれども、リメイクでもなく、あるものそのまま活かせるとなるとトライの価値はある!と思います。 帯締めもブラウスとかちょっとウエストマークしたいときに素敵かも。 帯揚げとかね、本当何枚もってるの? しかも可愛い模様とか入っててもしちゃうとほぼ見えなくて残念、なーんて思っていたものが活きるとくればやってみたさ倍増です。 今年の冬はご一緒に帯揚げスカーフ、帯揚げマフラーデビューしませんか?

羽裏がかっこいい!男羽織をマニッシュに着こなせ!の巻

星わにこ
2021/10/13 00:00
やっと着物を着ても暑くないかな?と思える気温になった東京です。とはいえまだまだ単衣でもいいぐらいですが、外に出るとちょっと肌寒かったり。そんなときの調節に便利なのが羽織です。 羽織もやはり着物と同様、薄羽織、単衣、袷とあって着用時期も決まっています。 関連記事:羽織の着用時期の目安って? よく「楓(紅葉)が色づく頃から、桜が散る頃まで」といいますが、これは袷の羽織を着る時期の目安です。2014年のコラムでは10月くらいからと書いていますが、温暖化が進んで11月くらいから、に変更してもいいくらいではないかと思いますね。 一方暖かくなって活躍期間が伸びるのが薄羽織やレース、単衣などの羽織です。特にレースの羽織は半襟などと同じようにカジュアルシーンであれば、衣替えのルールに縛られないで使うことができるので、「今日はレースの気分だわ」というときいつでも使えるのがいいですね。 羽織のいいところは 1、オシャレをより楽しめる 2、ちりよけになる 3、脱ぎ着自在で体温調節ができる 4、着付けのあらかくしもできる(笑) でしょうか。 気に入った羽織を着ればテンションも上がりますし、着物とのコーディネートでよりおしゃれも楽しめます。 また、着物や特に帯をちりほこり、汚れから守ってくれますので外出時も安心です。 羽織は、道行やコートと違って室内で脱ぐ必要がないので、着たままでもいいし脱いでもいいので体温調節に役立ちます。オンオフ自在は嬉しいですよね。 レースは透けてしまいますが、透けない単衣の羽織なら、多少帯結びがまずくても隠してしまえるので、ちょっと気持ちが楽です(笑)。お太鼓が隠れてしまうので最初からしない!という荒技も。昔は普段着用に前帯だけマジックテープで止める「前だけ帯」があって、それを羽織を羽織って使ったりもしたそうです。普段に着物を着ていた時代の知恵ですね。自由な発想で着たらいいのですよね。 ちょっとおすすめしたいのは、男性用の羽織を着ること。 私は裄が67センチなのでリサイクルの着物で安価に十分な大きさの羽織やコートを入手するのは難しいのですが、男性用なら簡単に裄ピッタリのものが見つけられます。多少袖丈が長くても、袖は人形仕立てといって振りの部分が縫われてしまっているので、着物と袖の長さがあっていなくても見えません。いい。 それから、男羽織は羽裏がかっこいいものが多いのです。龍虎に鯉、富士山などの風景画、茶道具やちょっと艶っぽい美人画などなど、粋なものがたくさん。羽裏が凝ったものを探し始めるとキリがありません(笑) 男羽織はちょっと重くて、ちょっとマニッシュなジャケットを羽織っているようなテイストになります。紋付だと決まりすぎ(というか主水スタイル@必殺仕事人になりがち)になるので、私は髭紬の男羽織を着たりしています。丈も長いものが多いので、かっこいいスタイルになりますよ。 クールなコーデに合わせてもいいし、派手な着物に合わせてもまたよし。 いつもの羽織スタイルとちょっと変わった楽しみかたはいかがでしょうか。

名残の月の着物雑感の巻

星わにこ
2021/10/06 00:00
10月になりましたね。10月1日は衣替えの日であり、着物も単衣から袷に切り替わる日ではあるのですが、すっかり夏が戻ってきたような気温でまだまだ袷などとんでもない、単衣でも暑いくらいの東京です。もう本当に衣替えの時期も見直す時代に入ってきているのではと感じますね。 お茶の世界では、10月を名残月と呼ぶそうです。11月は炉を開き、新しいお茶の口切りをするいわば「お茶のお正月」。10月は1年かけて味わってきたお茶をいただくのも、また半年間慣れ親しんだ風炉でのお点前もお終いの月というわけです。これが最後と名残を惜しみつつ、来る新しい季節への思いを巡らす月なのですね。 また季節は巡ってくると言っても、コロナ禍を体験して毎年同じことが繰り返せるわけではないとしみじみと感じました。自分も年齢を重ねて、まさに今青春時代!の息子を見ていると、なるほどもう春は私には巡ってこないのだなあと実感します。 まだ暑いけれども本当に暑くて大変だった夏も終わってしまったのだなんてちょっとおセンチになるのは、やっぱり暑いといいつつ日も短くなった秋だからでしょうか。確実に冬は近づいてきているし、やっぱりちゃんと準備をしなければいけないのですよね。 天気のよい休日に、やっと夏ものの帯、帯揚げ、帯締めをやっと仕舞いました。うそつき衿やじゅばんの半襟もぐずぐずしていましたが、まだそのままにしていた絽を塩瀬やレースやらに付け替えて準備完了です。 老年期が冬とするならば、派手さはないけれどゆっくりと上質に、寒さの備えをしっかりとして落ち着いて静かに暮らせたらいいなあと夢想しつつ。譲っていただいた着物で、今は地味だなあと思っているものも、きっと似合うようになってくるのでしょう。 現実には、相変わらず目の前のことでいっぱいいっぱいで「うわー!」と場当たりとその場凌ぎとかになってしまうことが容易に想像できますが‥‥。ほんと成長がなくてとほほですけれども。もうめちゃくちゃ突っ走れる体力もないので、無理せず少しづつ。とはいえ、後回しにしてしまうと二度とできないこともあると身に染みて感じることもあり‥‥。 この頃電子書籍で新しい漫画をちょこちょこ読んでいるのですが(紙派でしたが、老眼に伴い拡大して見られる電子書籍の虜にw)、転生ものやタイムリープものが多くて驚いています。現実には、そんなことは起こらないので、失敗を糧になんとか今持ってるカードでやるしかないんですよね。 あとは、電子書籍もそうですが、今までの思い込みに囚われず新しいものにチャレンジするのは大事だなということも感じています。 コロナ禍では、着物の処分の相談もよくされました。きっと家にいて自分と向き合って、いろいろ思われた方も多いのでは。私も、箪笥の中身を大幅に見直すべきだな~と思っています。着物や帯はもちろんのこと、着付け小物や肌着もついあれも使えるこれも使えるとひきだしにつっこんでいますが、自分がいつかいなくなり箪笥の中身を処分してくれる人が見た時に「ああ始末のよい人だったな」と思ってもらいたいと思います。今のままでは確実に「なんじゃこりゃ。ひでえ‥‥」となること請け合い!(うわーん!)とりあえず着古した和装ブラと虫食いのあるモスリンの腰紐を買い替えよう(あわわ)。 今からでも遅くはない。まだ名残の月のうちに‥‥。体が動くうちに、身辺整えて豊かな老後を迎えたいと思う秋でございました。まずは着物の箪笥、がんばります。