結ぶのがどうしてもうまくいかない!という人は、帯枕の紐をしっかり締めれば大丈夫ですから、結ばないで、結び目のような形に見えるようにクロスしてかけた状態で余りを帯の中にしまってしまうという裏技も。
着付の仕上、最後に帯揚がスッキリ決まると気分もいいですよね! 帯周りを上から見るたび「ウムウム」と自己満足の頷きをしてしまいます(阿呆)
ぜひ「ワキの後ろまでぐっとしごく」、この一手間をお試し下さい。5,500円(税込)以上で送料無料
結ぶのがどうしてもうまくいかない!という人は、帯枕の紐をしっかり締めれば大丈夫ですから、結ばないで、結び目のような形に見えるようにクロスしてかけた状態で余りを帯の中にしまってしまうという裏技も。
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盛り盛りもいいけど、普段着のときは、昭和のお母さんっぽいこんな髪型もいいと思いませんか? 耳が隠れるだけでなく、こめかみの気になる白髪も多隠れるので、普段には楽な髪型です。
アレンジは簡単! 耳を出さないように後ろで一つに結んで、夜会巻きの巻き込みを、横にするだけです!(と言ってもワカラン!といつも言われるので図解しました)
コツはたっぷりムースやヘアワックスなどをつけて、まとまりやすくしておくこと。私は最近男性用のヘアワックスのハードタイプを使っています。ちょっと洗うのが大変ですが(笑)もんのすごいキープ力です! ○トメージュもびっくりです。
夜会巻きコームだけではちょっと心もとない場合は、Uピンなどで補助してとめてくださいね。結構髪の毛は重いので、先日は、Uピンだけでまとめたら、髪の重さで崩壊しました(恐怖)夜会巻きコームやかんざしなどでしっかりと留めることをおすすめします(^^;)
巻き込んだ部分は少しグシャッとなってしまうので、上手くヘアアクセサリーで隠して。
それから後頭部に逆毛をたてておくと、ペッタンコにならず、コームやUピンのとまりがよくなると、美容師さんのキモトモに教えていただきました(多謝)
私がやると、昭和なおかーさん風味になってしまいますが、若い方がしたらレトロで素敵です。
ちょっと余裕を持って一つにしばれる髪の長さがあればカンタンにできますので、一度お試し下さい(^^)v
まずは、作業する部屋の掃除機&お掃除ワイパー(笑)。猫がいる我が家では必須作業です。(毎度ながら基本猫禁止作業(笑))
普段着の浴衣や麻、洗える絽の着物、帯などは押入れケースにいれて、「夏物」とラベルを貼って来年の夏物シーズンまで押入れでお休みです。夏しか使わない季節ものの小物(帯締、帯揚など)も、小さな箱におさめて一緒に置いておきます。
押入れケースを使う場合は、半透明のものは日常的に明るい場所には決して出しておかないこと。光で色が焼けてしまうことがあるので注意です。
正絹の絽などは、箪笥の取り出しやすい位置から、取り出しにくい上のお盆や引出しへ移動します。なぜ上かというと、箪笥の中でも下にいくほど湿気がたまりやすいので、普段使う物を入れておいて開け閉めしたほうがよいから。
滅多に出さない礼装類や季節外れのものは、上のほうに収納するようにすると、カビなどの被害を防げます。
仕舞う前にもう一度シミや汚れがないか畳み直してチェックして、発見したらお手入れに。夏着たものでまだお手入れに出していないものがあれば、汚れていないようでも汗を吸っている場合がありますので、正絹のものは一度着用しただけでも、お手入れに出すことをおすすめします。
いわゆる「丸洗い」は、ドライクリーニング。汗は水溶性の汚れなので丸洗いではすっきりしないそうです。丸洗いに出したからと油断していると、次の年以降に取り出したら汗染みが! なんていうこともあるそうなので、心配な場合は「汗抜き」も一緒にお願いします。
衣替えの季節は、クリーニングの料金もお安くなっているところも多いです。そういうサービスも上手く利用したいところ。
いち利モールさんのお手入れ料金も9月末までお得になってます! いち利モールの着物クリーニングは、丸洗いプラス着物のチェックがしっかりしていて、自分で気がつかなかったシミなどの状態や必要なお手入れがあれば、お手入れ前に提案してくれるのが有難いです。
お手入れ先は、キモトモに聞いて情報収集したり、自分でもいくつかトライして、サービスや料金など納得のいくところを見つけたいですね。「対面で話を聞きたい」「時間がないので宅配で」など、こだわりポイントも違うし相性もあるので、自分が気持ちよくお願いできるところが一番です。
仕舞う前に畳み直すときは、いつにも増して丁寧に。空気を抜きながら、折り目に気をつけて。来年の夏がやってくるまで基本そのままですから、へんなシワがついてしまうと、自分が泣けます(;;)<やらかしたことがあるらしい。
たとう紙も、衣替えのときが入れ替えのチャンスです。
単衣はまだ10月中で番がやってくるかもしれませんからそのままで。
さて、そして夏物に替わって登場してくるのが袷です。軽やかな夏物のあとに、しっとり、どっしりとした袷を手に取ると秋の訪れをしみじみ感じますね。
普段着の袷も、押入れから出して、余裕があったらたたみなおして箪笥に収納。このときが、また楽しい。
「これもあった」「こんなのあったんだ~」というタイムカプセルのような発見の連続! たくさん持っているから、というのではなく、そう、前のシーズンのことはもういろいろと忘れてるんですねえ~怖いですね~(笑)
さあ、着物の季節本番です。やっぱり絹をたくさん纏えるシーズンは盛り上がりますよね。夏物をきちんと仕舞って、袷の準備を整えましょう!
http://bit.ly/1wo9Z15
帯はたしかに猫だけど、これのどこが猫コーデなの?とお思いでしょうが、今、一番ホットな猫をイメージしたコーデなんです。
その猫とは、「妖怪ウオッチ」の「ジバニャン」。今子どもたちが夢中のアレです。うちの坊も例外なく夢中。口を開けば妖怪の話です(^^;)。
ジバニャンは赤猫。地縛霊の猫なのでジバニャン(爆)。でもとっても可愛いんです~! ほんとはもっと赤っぽいオレンジだけど、そこはそれ。水色のしっぽは帯締で。
誰にもわからなくても、自分でそう命名すればヨシ(笑)密かなオトナ(?)の楽しみにゃん!
そしてもうひとつ! こちらはあの国民的猫型ロボットをイメージ! どんなもんだい。
http://bit.ly/1woaKar
なかなかドンピシャな色というわけにはいきませんが(あの色の着物は勇気がいりそう(笑))赤い首輪に黄色い鈴帯留などいかがでしょう。帯は白いポケット。四次元につながるかもしれません!
今日は、ちょっと変な方向から(え、いつもですか?)の妄想コーデのお時間でございました。モチーフだけでなく、好きなキャラクターのカラーコーデをしてみるのも楽しいですよ!
皆様も、ぜひいろいろ試して、コーディネート大会に投稿してみてくださいね~~~!
それから、帯と一緒に、伊達締め、腰紐、帯枕、帯揚、帯締めも吊るして干しておきます。着付の小物類もかなりの汗を吸っているので、しまう前に汗をとばしておきたいものです。吊るしておくことでシワもなんとなくとれるので、片付ける時も気持ちがいい!
帯締めは汗を吸うわけでもないし、すぐに片付けてもいいかもしれません。特に猫を飼っている人は、帯締めだけは吊るしておかないほうが吉! ぶらぶらとぶら下がる房は、猫のハートにジャストミート! いつのまにかハンガーから消え、房がボサボサになった帯締めの残骸を見つけたときは涙でございました‥‥。
話は逸れましたが、そんな帯と小物をまとめて干すのに重宝しているのが、縦型で何本もかけられるタイプののスラックスハンガーです。私はIKEAのものを使っていますががっしりとしているので、重い帯でもゆがんだりせず、横幅もピッタリ気持ちよくかけておけます。
またこのハンガーに、着る前に一式ひっかけておけば、探したり、着る時に動いて着崩れてしまうことも防げます。
あまりに使いやすいのでもしかして和装用!?と思うくらいです! こういう便利グッズを見つけると本当に嬉しいので、お店にいくと何を観ても「これ着物に使えないかな~」と考えている自分がいます(笑)
また着物や長襦袢は、礼装などは着物ハンガーを使いますが、普段に着るものだったら100円ショップのバスタオルハンガーにかけてしまいます。ちょっと袖は長さが足りなくて落ちますが、着物ハンガーを引っ張って延ばして‥‥というストレスがなく、さくっと干せるのでお気に入り。
いずれもあまり長い時間かけっぱなしにしておくと、着物が袋になってしまったりしますので、長くても1日できちんと畳んでしまいます。
畳むときも、綺麗な場所で。我が家は特に、猫毛注意なので畳む場所の事前コロコロが欠かせません。衣裳敷やたとう紙の上などで畳んでも。
脱いだ後の始末の一手間で、着物も喜んで次の登場を待ってくれるような気がします。お気に入りのお片づけ&収納グッズを揃えて、楽しくお手入れしましょう。
よく、着物は先取り!といいますが、春先などとは逆に、秋に暑いのに先取りで袷の小物を持ってくるのは体感的にも見た目的にも結構厳しいですよね。色目などで秋を感じさせながら、残暑でも暑苦しくない装いが理想ですね。ご自分のお洒落ゴコロとじっくり相談してみてください。
普段着は、気温にあわせてあまり細かいことは気にしなくてよいと思います! 絶対正しいとか間違ってるなんていうことはないけれど、衣替えの季節の知識があると自分が選んだものに自信がもてるかと思いますので、ちょっと頭の隅に「着物の季節表」を入れておくと便利です。
いずれにせよ、9月は夏から袷の季節に移り変わっていく過渡期となりますので、中旬とか前半とか後半とか、区切りが結構曖昧です。温暖化の昨今、10月までこの曖昧時期が続くと思います。
これは個人的な目安なのですが、27度くらいが絽と単衣の境目、22度くらいが単衣と袷の境目で(いずれも後者の上限温度感覚)暦とにらめっこしつつ、着分けています。下に着るものでも結構調整はききますので、皆さんも、自分なりの目安を見つけてみてください。
1年十二ヶ月、移り変わる四季も二十四節気や七十二節気に分けるほど、日本人は季節に敏感でした。着物のお洒落は、そんな季節にとても関わりが深いもの。ほんの短い期間でも、その時期だけしかできないお洒落を楽しみたいですねっ。
暦
その水色が、生っぽいというか、レアというか、なんともいえない瑞々しく、鮮やかな空色なのです!!
用意した帯揚やシルクのスカーフに輪ゴムでしぼりの模様を入れたり、一部分だけ液につけてグラデーションにしたり。素敵な作品がいっぱいできました!
ず~っと欲しかった、空色の絽の帯揚が染められて大満足でした。
この生藍染めでは、絹や羊毛はよく染まるのですが、木綿は残念ながらあまり上手く染まりませんでした。呉汁(大豆の汁)につけたり、助剤を使ったりと研究の余地がありそうです。
あとは、「たたき染め」という、葉っぱを布で挟んで石などでたたき、葉の汁を布に移すというのもやりました。こちらは青ではなくて、綺麗な緑色の葉っぱそのままが布に染まって、これも綺麗でしたよ!
私は、葉っぱをワニの形に切って、たたき染めしてみました(^^)v 葉脈も、美しく写ります。
そして、今年はいわゆる「藍染め」を、小金井の麻生工房さんで体験させていただきました。タデ藍を発酵させて作った「藍瓶」に布を漬けて染めるものです。
こちらは生藍と違い、藍の葉を発酵させ、長い時間と手間をかけて建てられた染液なので、木綿もしっかりと染まります。
わたしは大きめの風呂敷を染めることに。ワンポイントでワニの形の「縫い絞り」とあとは染めない部分をビニールでくるんで絞って止める「帽子絞り」で水玉模様にチャレンジ。一緒にいったキモトモは「巻き絞り(軍隊絞り)」にチャレンジしていましたよ。
藍瓶の藍液の表面は、濃い紺に緑、紫や茶が混じった金属的な光沢があり、写真には映っていませんが、ふわふわと泡立った部分は「藍の花」と呼ばれているそう。
絞った布を藍液の中に漬け、ひきあげると最初は茶色っぽい色が、空気にふれると酸化して最初は濃い緑に変化し、それが段々と青くなっていきます。
水でさっと洗って脱水すると、馴染みのある「藍色」に。江戸時代から盛んになり、明治時代に来日した外国人が「ジャパンブルー」と呼んだ、この藍染めの色は、もしかしたら日本人が一番好きな色なのかもしれませんね。私も大好きです!!
絞りの部分をはずすと、白く残った部分が模様になります。ワニさん、なかなか可愛いでしょう?(自画自賛ですみません)
藍で染めた布は、アク抜きのため一晩水につけた後、70度くらいのお湯でさっと洗うと、お湯が少し黄色くなります。それが「アク」なんだそう。その後、晴れた日に万遍なく天日干しをすると、アクが抜けてより藍の色がクリアになるそうです。
ご指導くださった麻生先生、渡辺さんありがとうございました。
大好きな色の染めを体験できて、大満足の夏でした\(^O^)/
様々な染色の体験をすると、着物や帯を作られる職人さんたちのご苦労がよくわかり、持っている着物や布への愛着もアップする気がします。機会があったら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
http://bit.ly/1pRRorR
9月と言えば、月に兎! 波に兎の帯でコーデを考えてみました。すっかり秋の色ですね~。鏨錦(たがねにしき)の技法を用いて織り上げられた西陣袋帯だそうです。袋帯ですが、紬にあわせてドレスダウンしてみます。
大好きな塩沢紬、生地に「しぼ」があるのでポコポコしていて肌に張り付かず、しっかりした厚みもあるので、秋の単衣にピッタリです。濃紺で秋の夜空をイメージしてみました。
そこに大きめの満月のようなまあるい帯留はいかがでしょう。秋のお月見としゃれてみたいものです。お遊びで背中に、洒落紋のように押し絵のお月様アップリケも楽しいかも!
半襟は気になっている「ミヤコレ」を。レースの半襟って、フォーマル以外のシーンでちょっとアクセントが欲しい時、気軽にできていいですよね。
今年の中秋の名月は9月8日とちょっと早めなので、この帯は暑くて締められないかな‥‥。ヒグラシが泣き始め、虫の声も聞こえ始めていますが、まだまだじわ~っと暑い毎日……。早く秋がきて、おキモノ生活ベストシーズンに入らないかな~!などと天気予報を眺める毎日です。
でもまだなにかやり残したことがあるような、ちょっと寂しいような夏の終わりの妄想タイムでした。
保冷剤の中味は水を凍らせただけのもの、ジェル状のもの、いろいろあります。なかには、お子さんやペットが口にすると危険なものもあるそうですので、おうちに小さな家族がいる方は、一寸注意してくださいね。
そして、もうひとつ夏のおでかけに必須アイテムなのが保冷のできるマグタイプの水筒。あまり大きな容量のものは持ち歩くのに大変なので、250m~300mlくらいで十分。水や麦茶などに氷を多めにいれておき、外で一口補給するだけで、ずいぶん涼しくなります!
真夏の着物で外出するときは、まずは日傘と扇子、そして保冷剤と水分補給を忘れずに。楽しいおでかけにして下さいね\(^O^)/
紋紗とは紗組織を応用して文様をあらわした織物。選んだのは裏地だけに柄が出るように織り上げられた珍しい紋紗で、微妙なモワレ感や透け感がとても綺麗です。
裏の赤い縞がうっすらと透けて見えますね。見えるのか、見えんのか、どっちやねん!というこのもどかしさが、セクシーです。
羽織や塵よけなどにも素敵ですが、サラッとしていて、裾さばきがとてもよいので夏着物にも。
透け感とモワレのある美しい着物の袖口や裾に、裏の赤がこぼれると、はっと目を引くこと間違いなし。
http://bit.ly/1kOjrnB
裏地は見せて歩くものではありませんが、こういうところに凝っていると、自分の気持ちが浮き立ちます。
帯は素材感が涼しさを呼ぶ麻。全体的に色数を押さえて、紋紗の透け感勝負です。
実際はなかなかこういう、パキっと粋で大人なコーデは似合わないので、憧れなんですね~。年齢だけ上がっても、大人っぽさとは無縁で悲しいです(;;)
せめて妄想の中だけでも、オトナな夏着物で。
妄想は人類に許された特権である!
こんな着姿の人が、日傘で強い日差しの中歩いてきたら、忘れられなくなりそうです。
夏着物って、暑いとか汗をかくからとかお手入れがとか言っていたら着られない、贅沢なお洒落。だからこそ、素敵に着こなしている人に心底憧れます。夏着物こそ、着物のお洒落の醍醐味かもしれません。
気軽に浴衣もいいけれど、たまには気の抜けない夏着物にもチャレンジするのもまた気分が上がってオススメです!