帯締めクロスで帯まわりを遊ぶ☆の巻
星わにこ
2018/09/12 00:00
台風や地震で落ち着かない秋の始まり‥‥被害にあわれている皆様に心よりお見舞い申し上げます。小さなことですが私の田舎でも台風21号で敷地で倒木があり、道路の邪魔になっていると連絡がありました。片付けも終わらぬうちに次の台風の予報にやきもきしたり、心が休まりませんが、災害への備えを改めて考えさせられます。
永遠に続きそうだった暑さも一段落で、そろそろ衣替え。着物が楽しい季節がやってきますね。このごろ気になっているのが帯締めのクロス使い。大きめのベルトのバックルのような帯留に帯締めをクロスさせているキモトモがいて、素敵だったので早速マネしてみました。
普通の帯留に細い帯締めを2本通してみたら、三分紐1本使いよりぐっと表情が出て楽しい!
大きめの帯留はもちろん、普通のものでも帯締めを2本通せるような金具の帯締めやブローチなど、たのしめるものは結構ありました。金具の足が2本あるものは片方づつ違う帯締めを使っても楽しめます。
帯締めはどの色にしようかな~って決めかねる時もあるのですが、そんな時は2本選んじゃえばいいんだ!って欲張りですか?
最近の帯留は、結構大きいものが多くて、へたすると帯締めが迫力負けしてしまうものもあったりするので、どーんとインパクト大にしたいときなど使えるワザです。
無地や大人しい帯も、賑やかに変身できます。コーディネートがちょっと物足りないなと思われたとき、ぜひチャレンジしてみていただきたいテクニックです!
これが、細めの帯締めをクロスさせて遊んでみたときです。そして実は、帯揚はスカーフ、帯はつけ帯、浴衣をうそつき衿で着物風に着ているといういろいろなフェイクコーデでもあります(笑)。
オーソドックスなコーディネートも大好きですが、要素をプラスして盛っていくおしゃれも楽しいものです! あとらくちんに手抜きして着るのも、楽しいです(笑)。以前はとてもルールにこだわったり、そういうものでしょ、という思い込みが私にはありました。でも、こだわりなくファッションとして楽しむキモトモがいっぱいできて、目からウロコがいっぱい落ちてます。まだまだ、弾けきれない中途半端な部分はありますが(笑)。
なんでもそうかもしれませんが、自分で枠にはまってしまうと、楽しくないこといっぱいあります。着物もおしゃれ、絶対こうでなくてはならないという決まりはありません。ちょっと面白いなと思ったり、あら素敵と思ったらどんどん取り入れてみませんか。新しい自分が見えてくるかもですよ。