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夏は女子もステテコ!はいた方が暑くない☆の巻

星わにこ
2018/08/15 23:59
 毎日暑いですね。拭いても拭いても汗が出て来るお年頃のわにこです。お年頃はおいといても、やはり夏は暑くて汗をかきます。  着物や浴衣を着ると、足の間に汗をかいて不快なことありませんか? 汗をかかないまでも、足と足がナマでくっつくと熱が伝わって暑く感じるものです(細い方のぞく(涙))。  そんなときおすすめしたいのがステテコ! もうとっくに履いてるわ~という愛用者の方も多いことでしょう。そんな私も熱烈なステテカー(っていうの?)。夏は足の間の汗をとってくれるし、冬は冬で温かいし、暖房の効いてるところで汗をかいても平気。すそよけ代わりに1年中手放せません。  ロングスカートの下にもオススメですよ。私はそのまま部屋着でウロウロしたりパジャマにすることもしばしばです。  でも、ステテコって今でこそユニクロのリラコなどでレディースもおなじみになりましたが、もともとはオジサンの下着というイメージですよね。明治時代に男性の袴や着物の下に履くものとして誕生し、昭和ではスーツのズボンの下に汗とりとし、また家でくつろぐお父さんがルームウエアとして履いていたものです。  このステテコ、実に日本の高温多湿の夏にピッタリな日本独自の肌着というのは御存知でしょうか。足の汗をステテコが吸うことと、ステテコをはくことでできる空気の層が、汗でべたつく衣服のさわやかな着心地を生み出しているんです。  綿クレープなどの素材は凸凹のある生地が肌にはりつかず、快適な履き心地になります。最近では、吸汗速乾の新素材のものも増えていますね。着物を着始めてこんな快適なものを男性に独占させるのはもったいなーい!と思うようになりました。  少しでも着るものを減らしたほうが涼しそうなものなのに、適正なインナーを着たほうが涼しいというこの不思議。「汗とり」を見直すと夏の着物はぐんと快適になります。  私が着物をきはじめたころは、女性用のステテコは入手しづらく、オジサンのステテコを履いたりしてました。とってもリーズナブルで(笑)快適だけどやっぱり前開きの部分が恥ずかしいし(爆)股上の深さが使いにいくかったです。  着物の下にステテコをはく、というのがなんか恥ずかしかったですし、そんな話をしたら、いいわねーという奥さんの隣にいた旦那さんに「ちょっとウチの嫁になにすすめてくれとんねーん」と突っ込まれたこともあります(笑)。  でもいまや「ステテコ」=オジサンではなく、レディースも選択肢が増えていますし、選ぶのも本当に楽しいですよね。  シルクのものや麻のもの、新素材の柄ものなどいろんなステテコを試しましたが、いまはたかはしきもの工房のローライズステテコで落ち着いています。このステテコは、ローライズなので帯にもぐらず上げ下ろしがしやすいのと、丈が長いので、ステテコだけで浴衣等を着たとき、素足が透けないのです。  でも、裾よけ代わりにするときは短めのほうが足さばきもいいし、より涼しくなると思います。防寒として考える時はちょうちんブルマーみたいに裾が絞ってあるものもいいですね。インナーとして着る時は濃い色や柄物は透けるので注意ですヨ。レースがいっぱいついてたりするとやっぱり可愛くて、気持ちが盛り上がります  もし! まだ! ステテコデビューしていない方がいらしたらこの夏ぜひ! そしてステテコの快適さを知っている方は、浴衣デビューの人にぜひ教えてあげてくださいませ(^^)

織兵児帯で大人の浴衣☆の巻

星わにこ
2018/08/01 00:00
 花火大会や夏祭り‥‥。あちこちで浴衣のお嬢さんを見かけるとついつい目で追ってしまう危ないわにこです。それぞれに可愛らしく美しく、微笑ましいものですね。あんまり着付は気にならないのですが、足を開いて座ったり歩いたりしてるのだけは気になる~! 座った時や歩くときちょっと気をつけるだけで、ぐんっとステキ度アップしますよ~! と心の中で叫んでおります。時々、心に直接語りかけてみたりするのですが、宇宙人ではないので、だめみたいです(笑)。それでも、浴衣でお洒落して外出する心意気やよし! 楽しい思い出ができますように。  浴衣の帯は半幅帯が定番ですが、織兵児帯もよいですよ。兵児帯は、子どもが結んでいる絞りなどのやわからい帯のことです。男性も楽に帯結びをするときは使っていたもの。昭和なお父さんの家着ご愛用で、サザエさんの波平さんがよく結んでいます。  大人の女性はあまり結ばないイメージですが、最近は大人の兵児帯も増えています。生地は様々ですが、半幅より気楽に締められます。柔らかいので帯結びもラクですね。  適度な張りがあり、すこしシボが入っているものが扱いやすいです。重めの生地だと帯結びが下がりがちなので、私は軽くて形が作りやすいポリエステル素材の織兵児帯を愛用しています。  リボン結びもしやすいし、三重紐を使った飾り結びもボリュームが出て可愛いんですよ! 落ち着いた色柄を選べば、大人もステキに結べます。座ったときにもたれてペシャンコになっても、ポンポンと下から持ち上げれば元の形に戻ります。  長いサイズのものが多いので、手先をゴムで縛ってお花のようにしたり、いろ~んな飾り結びが楽しめます!  浴衣だけでなく、普段のカジュアル着物にも活躍します。半幅よりも、軽くてボリュームが出るので、おしゃれ感が楽しめます。一年中大活躍ですよ。  一度トライしてみてください。やめられない楽チンさとアレンジの楽しさですよ(^^)v

羅の透け感で涼しさを演出する☆妄想の夏着物コーデの巻

星わにこ
2018/07/25 00:00
 災害レベルの猛暑ってどういうことなんでしょうか‥‥。本当に暑くて着物で外出どころか外出自体ためらわれる今日このごろ。首に保冷剤を巻いて仕事場までたどり着くのがやっと。今週末はすこし気温が下がりそうなのでなんとか生き延びたいと思います。  さて今回は久々の試着室妄想コーデ!(どんどんぱふぱふー)。これならなんとか着られるかも!という涼しさコーデを考えてみました。 http://bit.ly/2uYUK5j  まず着物は麻。麻の代表小千谷縮で! 瀧縞という文様の名前が夏感があっていいですね。独特の張り感で風を通すので涼しい。これくらいの色だと、すごく襦袢が透けたりもしないので、うそつき衿で着てしまうとさらに涼しさアップ。  そして帯は羅で。スケスケの帯なので涼感アップ!ですが、挟み込みの帯板の色が透けて見えることがあります。ベルトタイプのものを最初にしてから帯を結ぶ方式のほうが目立ちません。  挟み込み派の方にはたかはしきもの工房の「スケルトン帯板」という透明の帯板が活躍しますよ! ほんとに透明で、床に落とすと一瞬見失うほどです(視力大丈夫か)。大きめの穴がたくさん開いているのでムレもなく快適です。 https://ichiri-mall.jp/shop/g/g0279865000000/  あとは帯締めもレース組で。帯揚と半衿も麻にしました。平織りではなく適度なシボが、肌にはりつかず快適です。しかも麻は自分で洗えますから最強の夏着物です。  難点としては、肌当たりがちょっと固いことと、膨らんで見えること(爆)。1ミリでも細く見えたい身としては切実です。少し濃いめの色を選んだほうがスッキリ見えるかと思います。  仕上げは日傘と、涼しい顔の女優フェイス。間違っても夏着物のときには「暑いー死ぬー」などと扇子をパタパタしてはイケマセン。水分塩分補給をしながら「涼しい顔」を押し通すのです!  涼しげ~などと声をかけていただければ御の字です。着ている本人は涼しくなくても。。。夏着物は脱いだ時が一番「良かった!」と思える瞬間かもしれませんw  とはいえ保冷剤を持ったり、無理はしないなどこの暑さでは命優先で! 妄想で我慢するのもひとつかもです(えええ)。  まずは皆様健康で、夏を乗り切りましょう!

長3封筒を使って足袋を収納☆の巻

星わにこ
2018/07/18 00:00
 酷暑という言葉がピッタリのうだるような毎日。西日本豪雨の被害の甚大さと後片付けの過酷さを思うと言葉を失います。それどころではないかもしれませんが、もし水に浸かってしまって諦めきれない着物があったら、無料で洗いやお直し相談をされている呉服屋さんや団体もあります。遠慮せずにたくさんの手を借りて乗り切ってください! 命大事に、一刻も早い復旧を祈っております。  そんな折、ちょっと呑気な記事かもしれませんが‥‥。春に自宅と仕事場のダブル引越しをして、モノが積み重ねられたところで生活していた私ですが、やっと少しずつ片付ける気力が湧いてきました。  なにが問題だったかというとやはり「モノが多いこと」。モノが多いとどれが要不要かの判断もつかなくなるし、とにかく動けなくなってしまうのですよね‥‥。思い切って捨て始めてから、ちょっと動けるようになってきました。  着物も随分思い切って処分したのですが、まだまだ‥‥。減ったと思うと頂き物が舞い込んだりして、なぜ減らないの! です。もう自分では無理とあきらめ、またお片づけのプロに助けてもらおうと画策中です。  さてそんな私ですが、できることはちょっとでもやろうと小物類の片づけに手をつけました。私の場合、特に着物を着た時にアワアワするのが足袋。引き出しから出て来る足袋、出て来る足袋、全部右足とかなんでこうなるの! 基本白足袋しか履かないのがまた余計混乱のもとです。  安い時に買い足したり、汚れてしまったり、なくしてしまったりして混迷を極めている足袋の引き出しをなんとかするべと立ち上がりました。  まずは消耗品と割り切ってダメージの大きいもの、相方が見つからないものは思い切って処分(一体かたっぽはどこにいってしまったのか‥‥嘆息)。残った足袋を漂白して丁寧に洗い直し。  石けんプラス漂白剤つけおきで足袋のカンタンお手入れの巻  http://ichirimall.ldblog.jp/archives/49430357.html  真夏の日差しで一瞬で乾くのは、唯一ありがたい点です‥‥。さて、次はどうやってペアをはぐれさせないで収納するか、ですが‥‥。  ネットなどで調べてみると、1足づつ交互にしたり、印をつけたり‥‥とありましたが、実は私の足は外反母趾の幅広な上にむくみ体質という可哀想な象足でして‥‥ストレッチ足袋と幅広の足袋しか履けないのです。ストレッチ足袋って、ふにゃふにゃしてて、ブロードの足袋みたいにピシッと立たないんですよね~(哀)。よそいきの足袋とは別に、普段履きの足袋をなんとかしたい‥‥。  いろいろ考えた末、足袋カバーが紙で巻いて1足をまとめてあるのを参考に、洋3封筒(A4が三つ折りにして入るサイズ)を3つに輪切りにして、そこに足袋を入れてみました。お、なんかいいかんじ!  私は空いていた木箱に入れましたが、これは靴や草履の箱と大体同じ大きさです。空き箱を利用してもいいですね。  ついでにラベリングもして、使ったら戻すように。洗濯をしてもその封筒の輪っかに戻すだけなので、迷子がなくなりました。指定席を作ったことで買い替えのタイミングもわかりやすくなりそう。 (ちなみにストレッチ足袋にLとMが混在しているのは、めちゃむくんだときはLしか履けないからなんです‥‥どんだけ足がむくむねん!)  もし、白足袋ばかりで左右が迷子になっちゃう!という方がいらしたら、試してみて下さいね。もっといい方法あるで!という方がいらしたら、ぜひ教えて下さい!(他力本願か)  いずれにせよ、数を絞って管理することの大切さを痛感中のわにこでした。

スカーフを夏の帯揚に☆の巻

星わにこ
2018/07/11 00:00
 あっという間に梅雨が明け,東京は連日猛暑が続いております。暑い! 熱中症にならないように気をつけて水分補給しているつもりでも、足りないのか? 体調を崩しがちで年齢をひしひしと感じております。  さてさて、実は私、夏の絽の帯揚を結ぶのがちょっとニガテです。薄くて平らなので、形が決めるのが難しい! 結び目をキリっと平らにキープするのもサイドをシワシワにならなようにするのも、ボリュームがないので毎回うーむ。。。と唸っております。  麻の帯揚はわりとよいのですが、きついシワもつきやすい。こんなとき、テクニックいらずのちりめんの帯揚が恋しい! しかしふっくらした生地は暑苦しい!   そんなとき、100均のお店を覗いたら麻っぽい素材の長方形のスカーフが売っていました。好みの色と模様で「もしかしたらコレ帯揚にできるかも!?」とゲット。大きさは約30センチ×120センチ弱。  早速帯揚にしてみるとこれがなかなかポイントになってグッド! 何人かの方に帯揚素敵ね、って声をかけられたので思わずコレ、100均のスカーフなんですよ!っていいふらしてしまいました(笑)  もちろん普通に結ぶには長さが少し足りないので、結ばない方式で。 >たかはし女将直伝☆結ばない帯揚でキレイな結び目を作る方法の巻  帯揚の標準寸法は30センチ×160センチですが、帯揚を結ばない方式だと長いなと感じていたので120~130センチで十分。細身の人だともっと短くてもいいし、多少の前後はあるかと思いますが、目安にしてみてください。  少し透け感のある夏の長方形スカーフは、サイズがあえば帯揚にもなります。先日は逆に帯揚をスカーフにしている人を見かけましたよ~。  スカーフでなくても、そのサイズの布だったらいろいろなものを試してみて。カジュアルシーンだったら、質感や見た目で使ってしまっていいと思います。  絽の反物のはぎれも長さがあれば使えます。ただ、ちょっと幅があるのでその分厚みが出て、暑いなと感じることも。逆にいうと、綺麗には整えやすい利点も。    夏の帯揚は実は冒険しどころかも。小さな面積ですが、ハッと目にとまりやすく、自分からもよく見えるので好きな色柄を使うとテンションもアップします。  この夏、自分だけの帯揚探しをしてみませんか。

衣紋がキレイに抜ける着方☆3つのポイント、プラス1の巻

星わにこ
2018/06/27 00:00
 着付をはじめたころ、一番の悩みは衣紋が詰まってしまうことでした。  抜き過ぎたくはないけど、詰まってしまうとカッコ悪い衣紋。シュっと形よく抜いて着たくて、着始めはかなり抜いているくらいのつもりなのに、着上がってみると、すでに詰まってしまっているのはこれいかに!  衣紋抜きをつけて、一生懸命引っ張っても、すぐ元に戻ってしまう。ドウシテー!! と思っておりました。  今なら原因はこんなことかなと思い当たります。 ・補整をしていないので、長襦袢や長着に余計なシワが入り、布が動いてそこから崩れる ・パパっと羽織ったり、焦って着ているので布目が泳いで落ち着かず、衣紋が動いてしまう ・長襦袢、長着ともに衿をあわせる時に、前に引っ張っている この3点を解消していけば、衣紋はずれにくいはず。  最初に、ウエストのくびれや胸を押さえるなどの補整をすること。これはどれだけきちっと着たいかにもよりますが、最低限腰にタオルを1枚まく、和装ブラなどで胸を押さえるというのはしたいところ。やはり補整がきちんとできていると、その先着るのがめちゃラクになります。  次に気をつけるのは、焦って羽織ったりしないこと。そろりと羽織って丁寧に着るのがポイントです。  ちゃちゃっとやってしまいたくなったり、焦るときもありますが、急がば回れの言葉通り、ゆっくりめに手を動かしていく。布を重ねる時は、空気を抜きながらあわせていくと、あとからズレにくいです。そして布目を整えて体にあてていきましょう。  最後に長襦袢の衿をあわせるときは、抜いた衣紋が戻らないように真横にひきながら、胸を包むようにあわせます。ここで前にひいてしまったり、あわせが浅いと、布地が泳いで襟元の崩れに繋がるのです。  長着も同様に、シワをとって手をゆっくり動かして着ます。  そして、ここからが重要なプラスワン。  長着の腰紐を結んで、おはしょりと襟元を整えた段階で、長襦袢の襟元はちょっと浮いているはずです。なぜなら長着を羽織るとその重さで長襦袢の衿が押されて緩むから。  なのでこの段階で長襦袢の襟元の浮きを押さえておくことが、その後の襟元の崩れと衣紋が詰まることの防止にとっても重要になってきます。長着をはしょって、長襦袢の背中側を引いて浮きを押さえます。  その際も、衣紋抜きがついているからと、衣紋抜きだけをぐいぐい引っ張ったりしないで、じわっと、衣紋抜きを引く(もしくは背縫いを引く)。次に背縫いの両脇10センチくらいのところを持ってじわっと空気を抜くように引いて、全体を後ろに引き下げてください。  そうすると、衣紋が抜けて、前の衿の浮きが収まるはずです。それでもまだ少し浮いていたら、前の衿先を持ってじわっと少しづつ引いてみて下さい。  ここでグイ!と引っ張ってしまうと、左右ずれてしまったり、崩れてしまったりしますので、あくまでもじんわりとすることがポイントです。  それから伊達締めや胸紐で襟元を押さえて帯を結べば、襟元の崩れは断然減りますよ~! とにかくパパっと着ないこと、布目を整えながら着ること。  衣紋がどうしても詰まって来ちゃう、というときには、上記の3点とプラスワンをお試しください。着姿がかわりますよー。浴衣も同様です。すっきりと衣紋を抜いて、素敵な夏の着物姿を楽しんで下さい!

夏の洗える着物が進化してるゾ☆の巻

星わにこ
2018/06/20 00:00
 梅雨寒の日が続き、着物も洗える着物の出番が多い今日このごろです。着心地は正絹が抜群によいのですが、歩く距離が長かったりするとついつい洗える着物に手が伸びます。  普段着だったらもう、浴衣にうそつき衿で着物風に着てしまったり。最近の浴衣はぱっと見着物と区別のつかないような柄ゆきのものも増えていて、素材も綿以外のものなど、浴衣ですというと驚かれるものも。あまりこだわらずにどんどん気温や天気にあわせて着ています。  最近愛用しているのが、竹繊維のものやセオアルファなどのポリエステル素材。レーヨンやポリエステル素材のものは以前に比べると格段に進化していて、「夏用」と言われるものは特に涼しくなってきている気がします。綿麻や麻よりも落ち感がよくて愛用しています。  なにより、いいなと思っているのはシワになりにくいこと。天然の素材に比べて多少手荒に扱ってもヘイキな気がしています(当社比)。そして洗うと乾きが早い&ノーアイロンでオッケー。これが本当にラクチンなんです。昨年購入したいち利オリジナルの洗える夏着物も昨年はヘビロテでした。  丁寧に手入れしたり、ゆったりした時間を持つのも着物の魅力のひとつではありますが、そればかりだと面倒になっちゃって手が伸びなくなるということもあります。着たいときにサっと気負わず着られるものがあるというのは有難いですね。それが私にとってはポリ&うそつき衿でしょうか。  しかも、麻や綿のものよりちょっとだけよそゆき顔なのも気に入っています。色柄も鮮やかでキレイなものが多いですね。逆に、もうちょっと落ち着いたものが増えてもいいかな~と思ったりしています。  むかーし買ったポリ着物などはやっぱり着てみるとゴワゴワ落ち着かなかったり暑かったりするので、もしそんな経験をして「ポリや合繊はだめ!」と思っていらっしゃる方がいらっしゃったら、新しい素材のものにぜひトライしてみていただきたいなと思います。進化してますよ!  肌着もおなじく、夏涼しい素材のものもたくさん出ています。綿は着心地はいいのですが、汗で濡れてしまうとそのままで、かえって体が冷えてしまったり着物に汗ジミを作ってしまうことも。速乾性のあるポリエステルの肌着のほうが、着心地も機能性もよかったりします。  このあたりは、本当にお好みなのでどちらを選ぶかはそれぞれだと思いますが、どちらが絶対いいというわけではなく、それぞれの長所短所を把握して自分で選べばよいのではないでしょうか。  私も、気分やTPOで使い分けをしています。選択肢をたくさん持っておくのは悪いことではないと思います。逆に、自分はこれ、と決めてしまってそれでシンプルに着るのもアリ。  でも、気がつくと進化してグンっとラクになったり便利になったりしているものもあります。世の中だけじゃなく、一見変わらないように見える着物も同じこと。いろんな素材を面白がってトライしてみるのもいいものですよ!

着物を着る回数をこなすと見えてくること☆巻

星わにこ
2018/06/13 00:00
 東京は梅雨入り、雨の日と天気の日の気温差と低気圧に翻弄されているわにこです。  書類を整理していたら、8年くらい前に着物好きとして、新聞に取材された記事の切り抜きが出て来たんですが、その着姿を見てものすごいショックをうけたんです。  なにがって、衿は詰まってるのに広衿が開いてるわ、おはしょりはぶわぶわだわ、髪型もボサボサで、全体的になんじゃこりゃ! でも、当時は「自分は着物が着られる。エヘン!」くらいに思ってたし、着姿に問題があるとか思ったこともなかったんですよね。いやこれは、取材してくれた記者さんも着物を着る方だったのに、ちょっと手直ししてくれなかったものかと逆恨み(?)しそうになったり。  その頃は、いわゆる「着物警察」のおばさまに「ちょっとアナタ」と直されることもあったけど、そりゃ声もかけたくなるわなあ、と思ってしまう姿でありました(苦笑)。  思い返してみると、その頃は本当に自己流で、ちょっとだけ習ったりしたことはあるけどあとは本で独学。当時はyoutubeなんかで動画が見られる時代でもなかったし、だいたい毎回着付に2時間とか平気でかかっていました。  そもそも着る回数自体も少なかったですし、毎回悪戦苦闘というかんじでした。大体、着物で力を使い果たして、作り帯のお世話になることばかり。それでも「自分で着られる」と、いろんなところにお出かけしていたのは我ながら偉いなあと。  だって、下手だから着ない、と諦めてしまっていたら、そこで試合終了。下手でもなんでも着てでかけて、着崩れたりうまくいかなかったりもして、気をつけるようになったり、所作も身に付いたりしたことで、今があるわけですから。  いや、今があると言っても、まだまだ修行中なれど、人様に教えることも増え、着る時間も15分20分あれば着られるようになり。やはり着た回数に、着姿は比例するんだろうなと思います。  でも漫然と着ると、やはり上達はしないし、自分がそれでいいと思うと変わらない。常にこうしたらああしたらと、自分にあったやり方を探す人は、どんどん綺麗になる気がします。  回数をこなして、ある程度着られるようになってくると、達人の言っていることが理解できるようになってもきます。レベルに応じて理解力が上がるというか‥‥。なんでもそうかと思いますが。  同じ日に、久々に着付のDVDを見たら、以前は着る方法を追って見ていたのが、どうしてそこでそうするのかということや手さばきの大切さが初めて理解できた気がしました。先生のすごさも。  新聞に載っている自分が、その着姿に疑問を持たなかったように、とにかく順番を守って着るだけが精一杯のときは、その先に神経がいかないよなあ~としみじみ。  その人なりの着姿でいい。好みもあるし、みんな同じじゃつまらない。もっと綺麗に着たいとか、こんな風に着たいと思ったときには、教わったり研究したり、そして回数をこなして、所作も身に付けば着姿もこなれてくる。  あと、どんなに「これがいいわよ」と言われても、それのなにがいいか理解できるところまで自分がいっていなければ、馬の耳に念仏ですよね。おばちゃんになった今になって「ああ若い時もっと勉強すればよかった」と思うけど、若い時は遊びたかったみたいな(笑)。ちょっと違うか。  着物の着方の正解はひとそれぞれ。洋服と同じように構えずに自分がいいと思うように着られたらいいんだよな、と思います。  幸い、私の周りにはその着姿についてけなしたりする人もいなかったため、私も着物を着ることが嫌いにはなりませんでした。  とはいえなあ‥‥‥記事になってたくさんの人の目に触れる時はそれなりにちゃんとしたほうがいいし、知ってる人はちょっと直してあげるといいよね‥‥なんて、写真を見ながら思うわにこでした。

できたての和菓子でお抹茶をいただく贅沢☆巻

星わにこ
2018/05/30 00:00
西荻窪の一欅庵という昭和8年に建てられた登録有形文化財の素敵な建物で、「和のくらし展」というイベントがありました。  もう6年ほど続いている、素敵な出展者さんの着物や和のモノコトに触れられる素敵なイベントです。折りにふれてはお邪魔しているのですが、このところばたばたで2年ほどご無沙汰していました。久々に伺う一欅庵は、門の脇に立つ大ケヤキも懐かしく、中に入るとふうわりと迎えてくれるような優しい雰囲気に満ちていて、思わずただいまーと言いそうになりました。  この建物は、宮大工さんによる素晴らしい細工がここかしこに残っていて、とても凝った作りになっています。お庭も緑に溢れていて、今は作られていない板ガラスの建具に色が揺らいで映って、本当に美しい空間です。  そんな建物の一角にお茶室があり、今回はそこで催された「歌舞伎茶会」に参加してきました。和三盆恵菓さんが和菓子を目の前で作ってくださるのをいただき、それを鳴海彩詠さんのお点前でお抹茶でいただくという贅沢な茶会。和三盆恵菓さんが松本幸四郎さん襲名の記念の和菓子にあうコーヒー「煎」にあう「勧進帳」の世界を映す和菓子コンテストの受賞作「瀧の水」を作り、できたてをいただきます。  鳴るは滝の水、鳴るは滝の水、日は照るとも絶えずとうたり‥‥義経を逃がすため、富樫の前で弁慶が「延年の舞」を舞う場面に因んだもの。  美しい手さばきでスッスッと色の違う餡があわせられ、包まれ、形づくられ‥‥‥あっという間に美しい、舞扇を模した紅白の練切が出来上がります。  餡の材料や、どうしてその形に作るのかなど、説明しながらよどみなく動く職人さんの手。無駄が一切なくて素晴らしいの一言。それはそれは美しくて、さながらお点前を拝見しているよう。見惚れてしまいました。製糖会社で和三盆作りに携わり、その後和菓子職人への道に飛び込んだ和三盆恵菓のご主人、頼富さん。虎屋で10年修行され、越谷でお店を構えられました。昨年オープンしたばかりですが、贅沢に和三盆を使ったとびっきりの和菓子で今注目を集めています!  できたてで水分が飛んでいない練切は、やわらかくほどけてなんとも言えない美味しさ。そして優しく、でも豊かな風味。こんな美味しい練切を食べたことがあるだろうか? いやない!と断言しちゃうほどの美味しさでした。  お干菓子の和三盆も、えっ?というほど優しく口の中でほどけていきます。こんな食感初めてかも。  お茶は茶箱でのお点前で、あえて白拍子のような髪型の彩詠さんが「舞の白」というこれまた舞に因んだ名のお薄を点ててくださいました。ほうっと口の中に広がる風味がたまりません。  お道具立ても素敵で、茶室の開け放った窓から入る心地好い緑の風とともに、ザアッと弁慶の舞のシーンが浮かぶような。逃げてー義経逃げちゃってー!そしてこの後六方飛びだな~なんて想像して、ちょっとワクワク。  本当に贅沢で、素敵なひとときでした。 私も、「瀧の水」というお題にあわせて、帯まわりは瀧をイメージしたコーデで。こういうところは本当に自己満足の世界なのですが、参加する楽しみのひとつ。他のお客様のお着物コーデを拝見するのもこれまた楽しみなのですよね~。  あまり時間がなくてゆっくりできなかったのが残念でしたが、また秋にもイベントがあるそうなので参加したいな~と思っております。  個人的なことですが、この2、3年、なんだかいろいろありすぎて、お茶をゆっくり楽しむなんて余裕も忘れていた気がします。引越しも一段落してちょっと心に余裕ができてきたのかも? なんて、懐かしい場所と変わらぬ笑顔に会えて、リラックスできた週末でした。  一欅庵は、イベント開催時は中に入って見学することもできます。今週末は西荻窪のチャサンポーというイベントで開放されていますよ。本当に素敵な場所なので、教えたくないくらい(ええ~)ですが、機会がありましたらぜひ足を運んでみてください! >一欅庵和のくらし展 >一欅庵

憧れの白大島の単衣で初夏の妄想コーデ巻

星わにこ
2018/05/23 00:00
 もう5月から単衣でいいよねーと言いつつ、気温が上がったり下がったりでまだまだ袷も仕舞いきれない今日このごろ。この時期よく袖を通すのが大島紬です。ツルリと滑るような光沢のある南の織物は、触ると少しひやりとして、少し暑い日にも涼感を呼んでくれます。  単衣といえば憧れなのが白大島。大島紬には大きく分けて4種類の染色方法があります。 藍大島:藍染めの糸で織られたもの 泥大島:テーチ木泥染で染めた黒い糸で織られたもの 色大島:染料で様々な色に染めた糸で織られたもの 白大島:白い糸に絣模様を入れて織られたもの  大島紬と聞いてぱっと思い浮かべるのは泥大島かもしれません。独特の艶のある黒さが美しい。それに対して、白い地色に淡く華やかな模様が織り出されている白大島は、これまた独特の光沢と張りがありとても美しいもの。さわやかで、単衣に理想的ではないでしょうか。  色が薄いだけに、普段着とはいかないところがまた今日はお洒落するぞ!という日にピッタリ。日傘をさして、おすましして出かけたくなるような着物です。  今回の妄想コーデは美術品のように精緻な織で有名な「都喜ヱ門」の白大島を選んでみました。なにしろゴージャス感漂う着物ですから、洒落袋帯でどーんと重厚感漂うパーティコーデもできますが、今回はあえてさらりと、マチネの観劇に行くようなイメージで軽めのワンピース風コーデを目指してみました。 http://bit.ly/2khShxM  帯はさわやかな色あいの米沢の八寸で、緯糸に和紙を織り込んだざっくりとした地風で、単衣の季節にもピッタリです。帯締めはメノウの石を組み込んであり、帯留をしているようにも見えますね。  衿には青い小花のレース、帯揚もブルーでさわやかにまとめてみました。せっかく白大島で決めるので、小物も懲りたいところ。レースのハンカチや山葡萄の籠バッグ、日傘や扇子で夏を意識してみました。  ふう~こんなコーデが似合うようになりたいわ~。夏の着物は薄手なので思ったよりも体のラインが響きやすいです。冬の間に大事に貯めた脂肪を今のうちになんとかしなければ‥‥えっ、遅いですかっ!  さわやかな新緑の風を感じたい妄想コーデでした。