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スッキリ!年末年始に断捨離に取り組んだ話の巻

星わにこ
2024/01/10 00:00
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 今年のお正月はこれといって予定を入れず、家で過ごしました。年末風邪で寝込んだ以外は家にいる時間があまりなかったので、荒れ放題の我が家‥‥。さすがに見てみぬフリもできず、片付けをはじめました。 最初は大掃除のつもりで換気扇と洗濯機を綺麗にしたら、掃除と片付けの神様が降りてきて、そこから怒涛の掃除と断捨離が始まりました。リビング、押し入れ、台所、洗面所など、見直したらかなりの不用品が出ました。 自分の洋服やバッグ、趣味のものなど箪笥や引き出しから出してみると「なぜこれを大事にとっているのか」というもののオンパレード。汚れていたり壊れていたりというものは思い切って処分。可愛かったり思い出があったりというものも、今後必要なさそうなものは写真にとって処分。 服も1年着ていないものは処分。なのですが、昨年は筋トレをはじめてなんだかんだで5キロほど痩せることができたので、ぶかぶかになったボトムスを処分して、意地汚く取っておいた「痩せたら着る」やつを復活させました。太ったら着る、は考えないで捨てることにしました(汗)。 庭の掃除もしたので、全部合わせてゴミ袋45リットル20袋くらいは捨てましたね‥‥。粗大ゴミも5点。家具も減らしました。 着物については普段着ゾーンはなんだかんだで出し入れしているのですが、フォーマル着物やおでかけ用をしまっている桐箪笥の盆エリアは普段ほとんど触ることがありません。 大事にしているものばかり(と自分で思っている)ので、捨てることはないだろうと思っていたのですが、全部出して1枚1枚みてみると結構シミがあったり袋になっていたり、嫁入り着物で持たされたけど今まで一度も着ていないし、今後も着ることはないだろうというものも流石にもう手放す時だと思えました。 それから、結婚記念日に作った「家内安全」の江戸小紋も、元夫の7回忌が済んだ今非常に重い思い出の品となっており(笑)、これも手放すことにしました。親にあつらえてもらったもの、自分であつらえたものも、今までは手放すなんてとんでもないという気持ちでしたが、これからは自分の着たいものだけ残そう、と思い切ったら、気持ちがすご~~~く軽くなりました。めちゃめちゃ爽快!! 友達に声をかけてもらってもらったり、寄付に出したり。今までありがとう! という気持ちで送り出しました。 もったいない気持ちや、いただきものだから悪いな、とか、せっかくお金をかけたのにとか、そういう未練でものを決めるのではなく、これから着るか着ないか!という基準で決めたら、本当にスッキリ。 あと、あれっ!私こんな着物もってたっけ(おお~い)というものも発掘され、これは着なければ!と思ったり。 いままで「いつかなんとかしなければ」という大事だからこそちょっと気が重かったブラックボックス(箪笥)が、お気に入りだけを残したら、非常にスッキリと軽く明るく見えてきました。「人生最後に桐箪笥ひとつだけ残したい」に向けて、一歩前進です。 50代も後半、着物を着ているときによく言われる「今のうちにたくさん着ておきなさい、年をとると着られなくなる」という人生の先輩方からの言葉の意味が、なんとなくわかるようになってきました。 お正月も、あと何回迎えることができて何回晴れ着を着ることができるのか?と思ったら気に入らないけどもったいないし、なんて理由で着物を着ている場合じゃないですよね。 大好きな着物だからこそ、着て楽しいものを着たい! 今年はばんばん袖を通して、今後残していくのか手放すのかを考える年にしたいと思っております。 といいつつ着物の煩悩はなかなか捨てきれませんが(笑)今年はスッキリ!着物生活を目指してまいります! という年頭所感でございました。