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成人式ヘアスタイルは水引&金箔&ドライフラワー流行中の巻

星わにこ
2022/01/12 00:00
成人を迎えられた皆様、そしてご家族の皆様本当におめでとうございます! オミクロン株の脅威の中,今年の成人式はなんとか開催された自治体が多かったのではないでしょうか。 そんな中、今年は4人のお嬢さんのお支度を手伝わせていただきました。二日連続で振袖のお嬢さんもいて、若さってすごいなと感服です。 さてさて振袖についてはママ振袖あり、レンタルあり、お誂えありといろいろですが、今年の髪型はポニー&編みおろしスタイルのお嬢さんが多かったですね。あと、編み込みでボリュームを下めにもってくる方が流行のようです。 盛り盛りの時代、お団子の時代、いろいろありましたが今年はポニーに飾り紐やレースで編み込みをして、金銀の飾り、ドライフラワーに、水引と金箔をあしらったものが見られました。 金箔と水引とか金沢発信なの!?と思ったのですが、実は海外の「gold leaf hair」という金箔を髪にあしらうアレンジが発祥で、2019年ごろからウエディングに取り入れられはじめ、成人式にも流行が始まったよう。 水引とあわせて、とても和風で、着物にも合いますよね。後ろから見た時もとても華やかです。後ろ姿で指で「20」のポーズをとってインスタにアップするときも帯結びとあわせて、実に映えます! SNSなどにはあまり顔出しせずでも華やかに装ったところを見せたい!という今の時代必要とされている髪型なのかも~! 着付けさせていただいたお嬢さんたちも4人中2人がこの髪型でした。前撮りでもリクエストが多かったです。水引や金箔、ヘアアクセサリーはメルカリや100均などで調達するんだとか。若いお嬢さんたち、堅実ですね。 こぼれ話ですが、金箔はジェルで貼り付ける形式だと万一剥がれて落ちて着物につくととれなくなってしまうということで、使わないでくださいというレンタル会社さんもあったのだとか。ジェルに混ぜ込んでつけるほうが安心のようです。 水引もいろんなアレンジがあって、見ているだけでも楽しいです。美容師さんの技術も素晴らしいですよね。カラーリングもいろいろで黒髪だけでなく、ピンクや紫なども振袖にあうんですよね~! みんなネイルも凝っています。ネイリストの方たちも成人式用のネイルで成人式前は忙しいと伺いました。支える裏方さんたちも力が入ると思います。だって若い子たちがさらにキラキラになるお手伝いですもんね。 この晴れの日のためにみんなわくわくと準備しているのだな~と思うと、じんときちゃいます。振袖で楽しい1日を過ごしてもらえるように、最終仕上げの着付けも美しく、苦しくならないよう、崩れないよう細心の注意を払わねばと気持ちが引き締まります。 着付けをさせてもらう側の私は、だいたい年末ぐらいから、成人式の当日のスケジューリングや準備や、着付けの復習や練習、イメージトレーニングといつも頭の片隅に振袖のことがあって、当日まで緊張しつつ過ごしています。無事に終わると本当にホッとします。。。 手首は痛くなるし、立ったりしゃがんだりで太ももはぱんぱんになるし、爪が割れてしまうのでジェルネイルをしているのですが、そうすると爪は大丈夫だけど指と爪の間が割れちゃってアルコール消毒をすると飛び上がるくらい痛い‥‥。次の日は使い物になりません(笑)。 でも、眩しいばかりのお嬢さんたちの笑顔をみると疲れも吹き飛びますね! このお仕事が大好き!と1年で一番思う日かもしれません。もっともっときれいに手早く素敵に楽な着付けができるよう、精進精進! また、来年度からは18歳成人となるということで、成人式が混乱しそうですね。多くの自治体が「20歳を祝う会」という形で継続するようですが、中には18歳での成人式を敢行するところも。高校3年生での成人式となれば受験真っ最中の人も多いでしょうし、振袖を着る余裕もなかなかないかもしれませんね。 高校を卒業して、学業をしながらまたお仕事をしながら、20歳で同窓会も兼ねて晴れ着でみんなと会える日を楽しみに準備をする、今の成人式がちょうどいい気がするのですけれど、令和の成人式はどうなっていくのでしょうか。 願わくば、この先も振袖を着てお祝いすることが続くとよいなあと思います。だって本当に、振袖って気分があがりますもん!!! 日本女性の第一礼装のパワーは半端じゃない! 男子も羽織袴、いいですよ! 礼装着物で人生の節目を祝う喜びをこれからも経験してほしいなあと願う2022年の成人の日でした。

男子の袴もかっこいいぞ!2021成人式所感の巻

星わにこ
2021/01/13 00:00
11日は、成人の日でしたね。新成人の皆様、ご家族の皆様、心よりおめでとうございます。 緊急事態宣言、大雪などなど成人式の開催がこんなに揺れた年はないのではないでしょうか。東京では結局成人式を開催したのは23区中2区だけ。結局、私が着付けをさせていただく予定だった新宿区・中野区の新成人も、直前に成人式が中止・延期となりキャンセルに。着付けのお仕事をさせていただくようになってから初めて、なにも予定がない日となりました。仕方のないことですが、残念です。 そんな中で、直前に写真スタジオでの撮影をご希望の新成人が。なんと友人同士の男子3人でとのこと。お支度の時間をずらしたり、スタジオ撮影は短時間で、集合の撮影は屋外でなど、工夫して撮影をさせていただきました。 自分たちで好きな袴を選んでレンタルしてお持ち込み。白や黒の柄に紋のところに西洋の紋章っぽいのが入っていたり、華やかなスタイル。幸い晴天に恵まれて、キラキラのロケ撮影が出来ました。袴姿がとっても気に入ったみたいで、成人式はないけど当日もやっぱり着たい、ということで急遽2日連続着付けもさせてもらいました。嬉しかった(^^) 振袖の着付けがなくて残念‥‥なんて思っていましたが、男子の袴もこれまたかっこいいもので。いつも黒紋付の着付けばかりをしているのですが、きらびやかな羽織袴もいいもんだなあと思いました。なにより、自分たちが気に入って選んだものなので、テンションが高い! ポーズも決まってとてもかっこ良かったです。成人式の装いは礼装であるとともに、祭の衣装のような意味もあるのだなーと。なんかもうアイドル撮影みたいでした! 3人組といえばシブがき隊とか少年隊とか思うので年が丸ばれなわたしです。 同時にお母様方の着付けもさせていただきました。色留袖、色無地(ご自分の成人式の振袖の袖を留めたものだそうです)、訪問着。それぞれとっても美しかった! またこれキャンディーズ的な?(例えが昭和で申し訳ない)。子どもの成人式は、新成人となったお祝いでもあるけど、育て上げた親御さんのお祝いでもありますよね。男子母の私としては、20歳となった男の子を、目を細めて見守るお母様たちの気持ちが痛いほどわかります!!!よくぞここまで(涙)です。 一人の男子が「お姫様抱っこしたとこ、撮ってください。決まりなんで」って、なんとママをお姫様だっこして写真を撮影。白い羽織だったこともあって、どこの王子様かと思いました!! 母の夢ではないですか? おんぶでもいいわ、って友達に言ったら「それ介護でしょ」と突っ込まれてしまいました(笑)笹川良一が頭をよぎった私は昭和な女です。。。(昭和ネタばっかりですみません) とにかく、あっという間の、私たちスタッフにとっても思い出深い撮影となりました。このようなお祝いごとに関わらせていただけるのは本当に有り難くまた身が引き締まる思いがします。 たくさんのお友達と会ってワーっと楽しむことは今は難しいけれど、どんな形でも20歳の想い出は残していただきたいなと思います。コロナのせいで、時期がずれるのは仕方ないこと。今は、健康に留意して生活しなくてはならないし、いたしかたのないこの経験もきっと糧になるはず。 本当に当日は、いろんな過ごし方をされたことと思います。成人式があってもなくても。行っても行かなくても。成人したことに変わりはなく。もちろん着物を着ても着なくても。生きてこの日を迎えて、大人の第一歩を踏み出した新成人の皆さんに、心からのエールを送りたいです。 そして、成長を見守った大人たちにも! 笑顔で上を向いていきたいなと改めて思う令和三年の成人の日でした。おめでとうございます!

振袖はいつでも着れるけど、20歳の振袖はまた特別の巻

星わにこ
2021/01/06 00:00
あけましておめでとうございます。早いものでこのコラムもなんと8回目のお正月のご挨拶です。毎回目を通してくださる方、いらっしゃるのかなあ?と思いつつ、続けさせていただいていることに感謝です。昨年末、コラムのアクセスが多かった年間ランキングというのをイケメンの担当さんに教えていただいたんですが、ダントツでさらしマスクの記事でした。コロナで大変だったんだなあとしみじみです。あとは、うそつき衿長襦袢の衿のたたみ方など、過去の実用記事にアクセスが多かったです。 Youtube全盛時代で、こういうハウツーものも動画で発信する人も見る人も多いと思うのですが、やっぱり文字や図で見るのが落ち着くわというお声もいただくので今年も頑張って余計な戯言込で書かせていただこうと思っておりますので、どうぞ変わらずよろしくお願い申し上げます。 さて、また緊急事態宣言が出そうな一都三県。予断を許さない状況だと思うのですが、まさに成人式直前の発表で、新成人の皆さん、ご家族の皆さんは本当に振り回されてしまった(ている)のではないでしょうか。各自治体も対応本当に大変だと思います。私も当日は着付けのお仕事があるのでドキドキしているのですが、キャンセルもあり、様子見もありで、どのようになっても対応できるようにしておくしかない状況です。このコラムを読んでくださっている着物好きな皆様も気になるところではないでしょうか? でも感染が増えてしまうとそれどころではなくなってしまうので、ここは耐えていくしかないですね。式がなくても、新成人となったお祝いの日には違いないですし、友達と会えなくても、自分をお祝いして、また成人になったと自覚してほしいと思います。ご家族と過ごせる方はご家族と、会えなかったらオンラインや写真で、今までお世話になった方に連絡をとってみてはいかがでしょうか?  成人式がなかったら、振袖や羽織袴を着ないというのもちょっと寂しいお話なので、前撮りをしそこねた方はぜひ折をみて後撮りしてみてもいいのではないでしょうか。20歳のときの写真はそのときしか撮れないもの。 そして自分のためにもそうですけれど、「この子が成人したんだ」というおじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さんの喜びのためにも(笑)ぜひ成人の記念写真を撮っておかれるといいと思います。 振袖じゃなくてもいいけれど、振袖は日本の未婚女子の第一礼装。日本のプリンセスドレスです。ぜひ着て、装う喜びを味わっていただきたいなと思います。マジ、テンションあがるから!! 袖が長いだけだけど! すごいから!! 振袖を着るときは頭もメイクもがっつり盛らないと、振袖に負けちゃいますので、ばっちりと決めて着ていただきたいです。 そして振袖は、成人式だけじゃなくて、機会があったら着るとよいですよ。振袖ってほんとに美しい衣装ですから。私なんて、用がなくても着ちゃいます(それもどうかと)。 礼装を着る。普段着でないものを身につけるというのは、やはり人生において、ここでひとつ区切りですよというけじめや区切りを表す様式美のひとつでもあると思います。礼装でそれを表したり、また礼装を着ることで自覚が芽生えることもある。 わたしも成人式当日は振袖ではなかったけど、別の日に母が誂えてくれた鮫小紋を伯母に着付けてもらって写真を撮りました。当時はメイクを大失敗して写真が気に入らなかったし、後も封印したい(笑)とか思っていたけど、母も伯母ももう亡くなった今、かけがえのない想い出になっています。なによりその写真を母が喜んでくれていたのが、撮っておいてよかったなあと思う一番です。 着なくても成人には変わりはないけれど、それを経験しないのは、ちょっともったいないことかなとも思うのです。成人式を諦めた新成人の皆さんも、もし機会があったら振袖や羽織袴を着てみてほしいなあと思うおせっかいなおばちゃんの、新年のはじめなのでした。

成人おめでとうございます!振袖雑感2020☆の巻

星わにこ
2020/01/15 00:00
 連休は、全国で成人式が行われましたね。街のあちこちで振袖姿や初々しいスーツ姿ときには羽織袴姿を見つけると、おめでとう!と心の中で声をかけていたあやしいおばちゃん、わにこです。  今年は振袖着付のお支度のあとに、近くの中野区の成人式会場まで散歩して、振袖ウオッチングをしてきました。会場の前に、たくさんの振袖姿が華やかに集っていて、テンションマックス! 色、柄、帯結び、帯揚帯締めなどなど、友人と二人で「いいねえ」「いいねえ」と言いながら、拝見してまいりました。  色は、赤が多いかなと思いますが、ママ振も増えたせいかバラエティに富んでいる印象でした。私達が若い頃は、大正ロマン的なシブい色が流行していたけど、やはり明るい色のほうが若さがあっていいですね。シブい色でも本人が若ければ華やぐので問題ないのですが。  帯結びは三重紐を使った変わり結び全盛で、昔からのふくら雀や文庫はほぼ見かけませんでした。帯に飾りをつけている結び方もあり、それがとっても華やかだったので要研究課題になりました。  髪型は三つ編みアレンジで、髪飾りも以前ほど盛り盛りではないものが多いです。サイドに髪を一束たらすアレンジも多かったです。  正統派の着付が多い中、アナ雪のような髪型にブルーの振袖や、黒に黄色でヘアも同じ色に染め分けているアゲハ系、ポップなデザイン系振袖をちょっと短めに着て厚底ブーツのお嬢さんなどなど、個性豊かな着こなしも。男子もスーツだけでなく、日章旗を持ったお揃いの羽織袴の男子集団もいましたよ。  きっと、地域によってもいろいろなのでしょうね。でも服装に関わらず、本当に、みんな表情がキラキラしていて素敵でした。20歳の輝きですね~。  あと、昔から変わらないのがあの白いモフモフ。羽毛やファーのショールなのですが、これまた成人式でしかほぼ使われないですよね。首元もあまり暖かくはならないし、実用的にはうーむと思ったりもしますが、振袖の華やかさを引き立てて、白で顔も明るくする、振袖の強化装備だと思えばよいかと思います。あれをつけると、お嬢さんたちのテンションがぶわっと上がりますし(笑)そういう、なんか、20歳のときにだけ生える特別な羽根みたいな、そんなものかと理解しています(笑)。  ニュースにもなっていましたが、レンタル業者の倒産事件以来、ママ振(お母さんが着た振袖)を着る割合が増えているとのこと。そう思ってみると、確かにママ世代の振袖が多かったかも。でも、帯や小物で印象も変わりますし、なにしろ着ている本人がピチピチなので(笑)決して古いという感じはしませんでした。それぞれに、とっても素敵ですよね。  無論、新しく用意して、自分の好きなものを選ぶのもいいですし、まあなんなら振袖じゃなくてもいいわけです。とにもかくにもその日を無事に迎えられたことに、心からお祝いをしたいです。  それと同時に、この振袖の数だけ、着付をがんばった着付師さんがいるのだなと身が引き締まる思いがしました。わたしもまた当日まではかなり緊張していました。責任もあるから、体調も崩せない。年末も前撮りでたくさんの振袖着付けをし、帯結びの練習もしていたので指紋がつるつるです。時々スマホも反応しません。去年は爪が割れたため、今年はジェルネイルで補強して臨みました。  昨年は美容室に入りましたが、今年は昭和な家スタジオで前撮りしてくれたお嬢さんがたを、本番に送り出すお支度。お二人とも、お母様の振袖を小物を変えてコーディネートしての出席でした。受け継いで着るお嬢さんも、それを見るお母様も、本当に嬉しそう。それを用意したお母様のご両親もまた喜び一入ではないかと思います。  着付の仕事は、いつも緊張するものですが、振袖はやっぱりちょっと特別な思い入れがあります。特に成人式は、ついつい保護者目線になってしまうせいでしょうか。自分の成人式のときなんて、大人になる自覚もなければ友達に久しぶりにあえるな~くらいの、軽い考えでしかいませんでしたし、自治体の方針もあって振袖も着ることもありませんでした。  でも、その5年後、弟が20歳になりたてで交通事故で他界。成人式に出席は叶いませんでした。母はことあるごとに、成人式のスーツを着せたかった、着せたかったと亡くなるまで言い続けていました。若いころは、その言葉の重みをあまり感じませんでしたが、母親となった今となっては、子どもが無事成人し、晴れ姿を見ることがどんなに尊いことか、ひしひしと感じます。  周りの友達が、子どもが成人してほっとする、というのを聞くたび、よかったなあと思うと同時に私もその日を無事迎えられるよう祈るばかりです。成人のお祝いの着付は、私にとって祈りのようなものでもあるのかもしれません。  ともあれ、成人を迎えた皆様、そしてご家族の皆様、本当におめでとうございます。これからの人生に幸多からんことを祈ります。  そして、その日を支えた美容師、着付師はじめスタッフの皆様お疲れさまでした! また来年も、幸せのお手伝いができるよう、日々精進していきたいなと気持ちを新たにする、成人式の夜なのでした。