5,500円(税込)以上で送料無料

着物
着物
一覧を見る
小紋
一覧を見る
無地系 無地系
とび柄/水玉 とび柄/水玉
ぼかし ぼかし
更紗/唐草 更紗/唐草
縞
プレタ プレタ
格子/市松 格子/市松
その他 その他
一覧を見る
大島紬 大島紬
結城紬 結城紬
米沢織 米沢織
琉球 琉球紬
十日町 十日町紬
浜松紬 浜松紬
牛首紬 牛首紬
上田紬/伊那紬 上田紬/伊那紬
小千谷紬 小千谷紬
塩沢 塩沢
その他 その他
色無地
一覧を見る
紋意匠縮緬 紋意匠縮緬
御召
一覧を見る
御召 御召
撥水加工済み 撥水加工済み
羽織・コート
一覧を見る
羽織 羽織
雨用 雨用
コート コート
夏物
一覧を見る
紬
麻
絽
紋紗/御召 紋紗/御召
洗える着物 洗える着物
浴衣 浴衣
プレタ浴衣 プレタ浴衣
木綿
一覧を見る
阿波しじら 阿波しじら
遠州木綿 遠州木綿
久留米絣 久留米絣
綿麻 綿麻
伊勢木綿 伊勢木綿
その他 その他
一覧を見る
袋帯
一覧を見る
西陣 西陣
プレタ プレタ
十日町 十日町
夏物 夏物
その他 その他
九寸名古屋
一覧を見る
西陣 西陣
琉球 琉球
京友禅 京友禅
江戸紅型 江戸紅型
大島 大島
京紅型 京紅型
プレタ プレタ
夏物 夏物
その他 その他
八寸名古屋
一覧を見る
米沢 米沢
博多 博多
西陣 西陣
琉球 琉球
夏物 夏物
その他 その他
夏物
一覧を見る
八寸 八寸
九寸 九寸
袋帯 袋帯
プレタ プレタ
半巾帯
一覧を見る
プレタ プレタ
博多 博多
米沢 米沢
西陣 西陣
その他 その他
帯小物
帯小物
一覧を見る
帯〆
一覧を見る
平組 平組
三分紐 三分紐
丸組 丸組
ゆるぎ組 ゆるぎ組
二分紐 二分紐
夏物 夏物
帯揚
一覧を見る
無地/ぼかし 無地/ぼかし
絞り 絞り
友禅 友禅
刺繍 刺繍
夏物 夏物
その他 その他
根付
一覧を見る
懐中時計 懐中時計
ガラス製 ガラス製
その他 その他
帯留
一覧を見る
ガラス製 ガラス製
真鍮/合金製 真鍮/合金製
陶器製 陶器製
貝殻製 貝殻製
アンティーク アンティーク
天然石 天然石
その他 その他
大原商店 大原商店
馬籠静 馬籠静
スタジオサカミ スタジオサカミ
数-SUU- 数-SUU-
オリジナル オリジナル
小物
小物
一覧を見る
半衿
一覧を見る
刺繍 刺繍
無地/ぼかし 無地/ぼかし
レース レース
夏物 夏物
その他 その他
履物
一覧を見る
草履 草履
足袋 足袋
草履バッグ 草履バッグ
雨草履 雨草履
下駄 下駄
その他
一覧を見る
バッグ バッグ
羽織紐 羽織紐
ピアス ピアス
かんざし かんざし
風呂敷 風呂敷
傘
ショール ショール
手袋/アームカバー 手袋/アームカバー
収納 収納
扇子 扇子
裏物 裏物
衣装敷 衣装敷
割烹着/エプロン 割烹着/エプロン
ハンガー ハンガー
財布 財布
ブローチ ブローチ
ペット用品 ペット用品
その他 その他
着付小物
着付小物
一覧を見る
腰紐 腰紐
クリップ クリップ
伊達締 伊達締
帯枕 帯枕
帯板(前板) 帯板(前板)
その他 その他
肌着
肌着
一覧を見る
インナー
一覧を見る
肌着 肌着
ステテコ ステテコ
裾よけ 裾よけ
半襦袢 半襦袢
補正着
一覧を見る
ブラジャー ブラジャー
パッド パッド
うそつき
一覧を見る
替え袖 替え袖
替え衿 替え衿
その他 その他
長襦袢
長襦袢
一覧を見る
洗える長襦袢 洗える長襦袢
正絹 正絹
き楽っく用 き楽っく用
麻/綿 麻/綿
紋紗 紋紗
お悩み別で商品を探す
補正をキレイにしたい 補正をキレイにしたい
汗かきさんにオススメ 汗かきさんにオススメ
冬のあったかアイテム 冬のあったかアイテム
着崩れ防止で美しく 着崩れ防止で美しく
帯結をカンタンに 帯結をカンタンに
お手軽♪うそつき お手軽♪うそつき
着物を楽しむコンテンツ
ブログ
きもの知恵袋 オトナの着物生活
動画
女将ちゃんねる 着付け実践動画
コラム
着物の基本!着こなし・コーデコラム

新着記事

アーカイブ

メールマガジン・会員登録はこちらから

総絞りの帯揚げをアイロンで伸ばして大人の帯揚げに☆の巻

星わにこ
2021/09/22 00:00
総絞りの帯揚げは買うととても高いものですが、やはり七五三や振袖など子供や若いお嬢さんの礼装に使うイメージが強いですね。 若い時には帯揚げはボリュームたっぷりに結びますし、年齢が上がってくると控えめにしますから、総絞りは似合わなくなってきます。 大人が使って悪いというわけではありませんが、若い頃のものをそのまま使っているなあ、という感じになってしまいがちです。もう使わない(使えない)なあ、とたんすの肥やしになっているものをお持ちの方もあるのではないでしょうか。 譲ったり、小物を作ったりするのもよいですが、色など気に入ったものであればアイロンで伸ばして自分で使うというのもおすすめです。 スチームアイロンをしっかりと生地をひっぱりながらかけると、絞りの山が平らになります。まったく平らにはなりませんが、これだけでちょっとふんわりした使いやすい帯揚げの出来上がりです。 絞りを伸ばすと、糸をくくって染まっていない白い部分がよく見えるようになるので、絞ってある状態より少し色が薄く見えます。それもまた大人っぽく使いやすいのではないでしょうか。 総絞りではありませんが、よくある見える部分だけ絞ってある帯揚げにアイロンをかけて伸ばしてみました。 左側がビフォーで右側がアフターです。幅もぐんとひろがりますね。色もやさしくなってよい感じです。 優しい雰囲気のかわいい帯揚げになりました。これなら50代の私でも使えます! ふんわりしていて、ちりめんに近い感じで伸縮性も少し残っているので、とても扱いやすいです。ちょっとドレッシーな装いの時に。 ただし、一度伸ばしてしまうと元には戻りませんのでご注意を! 絞りが伸びてしまった時は 今回は、絞りの帯揚げに関する情報をもうひとつ。総絞りに限らず、飛び絞りやりんだしなど、一部の絞りの帯揚げは、ちょっと絞りが伸びてしまったなと思ったら、やかんの湯気や、スチームアイロンの湯気(押し当てないで、蒸気だけをあてる)ことで、もとの絞りの高さが戻ります。 この方法は、自然にのびてしまった場合は元に戻りますが、今回のようにアイロンで強く引き伸ばしてしまったものはもどりませんので悪しからずです。 絞りの帯揚げ豆知識でした。

ほんのり色付きレース半襟で秋色コーデの巻

星わにこ
2021/09/15 00:00
単衣がしっくりくる気温になりましたね。単衣は夏物と袷のシーズンの間、初夏と秋に活躍します。初夏と違って、秋はすこしシックに装いたいですね。 帯や帯揚げ帯締めなどの小物を秋らしくするのはもちろんですが、半襟のトーンを真っ白から少し落とすだけでぐっと秋の装いになります。 おすすめしたいのは、色付きレース半襟。レース半襟はカジュアルシーンなら衣替えを気にせず使うことができますし、そろそろ半襟の切り替えどうしようかなと悩むようなときに本当に便利。 ちょうど今頃9月の半ばは、あー半襟変えないと!と思うクライマックス(笑) 関連記事:夏から秋への半衿、帯揚は? 組み合わせおさらいの巻 毎年うーん、合ってるかな?と一応確認したりする衣替えルールですが、レースの半襟なら、ここを気にしなくてもいいと思うと本当に便利なんです。 黒や葡萄色など秋らしい濃い色もいいのですが、アイボリーやベージュ、薄茶など真っ白じゃないものに変えるだけで温かみが加わり秋らしさがアップします。あと、レースの質感もちょっとドレッシーでいいですよね。 レースと一言で言っても、綿レース、光沢のあるレースなどの素材感や柄でも雰囲気が変わりますから、選ぶ楽しみがいっぱいありますよ! レースはちょっと、という方でも、オフホワイトやアイボリーなどほんの少し色の入ったペールトーンの半襟にするのであればあまり抵抗はないのではないでしょうか。 それだけで、同じ単衣でも初夏と秋を着分けることができますので、色付きレース半襟での秋の演出、まだやったことないかもという方、ぜひお試しください。

パソコン&スマホ試着室で憧れの牛首紬コーデ!小物使いで印象チェンジの巻

星わにこ
2021/09/08 00:00
気がついたらすっかり季節は秋に。今年はなんだか夏が短かったような? 暑いと嫌なくせに、涼しくなると寂しいのはどうしてでしょうか。 でも、涼しくなると途端に着物を着る気もアップしてきますね。そんな気持ちを久々に妄想コーデにぶつけてみました。 いち利モールの試着室がパソコンもリニューアルして、ただいま第10回コーディネート大会開催中。9月23日まで3コーディネート投稿できます。大賞に選ばれると一式プレゼントとのこと。太っ腹企画ですよね。そして最近離せばわかるお年頃の、ローガンズのわたくしとしては、パソコンの大きい画面で新コーディネート画面が確認できるようになったのが嬉しい限りです。 さて早速! ここは思いっきり夢をぶつけようと、1度は着てみたい憧れの牛首紬をベースにコーディネート開始。白山工房の横段ぼかしはしゃっきりしすぎずとっても着やすそうです。 牛首紬は石川県の重要無形文化財。大島、結城と並んで日本三大紬のひとつです。流通量が少ないので、なかなか見る機会が少ないものです。二匹の蚕が偶然に作る玉繭から挽かれた特殊な糸で織られており、釘に掛けて引っ張っても破れないという丈夫さから、別名「釘抜き紬」とも呼ばれています。紬ですが、白生地で織ってから染める染め織両方の魅力があります。私にとっては郡上紬と並んで、憧れの紬です。 帯はちょっと力を抜いて、光沢のある細かい市松地紋にヤツデなどの大きな葉模様がデザインされた9寸名古屋帯。着物と同じトーンの色合いで、秋色の落ち着いたコーディネートにしてみました。 着物と帯の色を合わせると、ワンピース感覚になって洋服の中でも浮きません。でも、全体がのっぺりとしがちなので、帯揚げと帯締めでキリッと締めます。反対色を持ってきてもいいのですが、あえて同系色のちょっと濃い色目で強弱をつける方向にしてみました。こういうはんなりコーデが好きなんですよね~。 同じ着物と帯でも、小物を黒で揃えるとかなりキリッとした趣になります。帯揚げも帯締めも半衿も、面積としては全体の10%に満たないのに、全く違う印象になるから不思議なものです。おしゃれ着、カジュアルシーンでは好みと個性で自分の好きなように決めてよいと思います。 実際手元にあるもので、あれこれ色を取り替えようとおもうとなかなか骨がおれますが、試着室ならすいすい。先入観に囚われないでばんばんいろんなものを合わせることができます。色の感覚を磨くのにももってこいですね。同系色よし、反対色よし。好みのパターンも探れます。 基本は、帯や着物の中にある色を拾うと馴染みがよいのですが、思い切って離れた色を持ってきても「わお!」となる場合もあるので、時間を忘れてカチカチしてしまいます。 実際には実物を合わせてみるのが一番ですが、こうやってイメトレしておくと柔軟に楽しめるようになりますよ。 着物と帯はもちろんだけど、小物合わせも可能性無限大! 秋の夜長をスマホ&パソコン試着室で楽しんでみませんか。

汚れ防止に。衣装敷の表はどっち? 定期的に買い替えようの巻

星わにこ
2021/09/01 00:00
衣装敷、皆様使ってらっしゃいますか? だいたい畳一畳弱くらいのサイズで着物を着る時に下に敷く和紙などでできた敷物で、着付師さんには必須アイテムですよね。「たとう紙」とも言われることもあります。 でも着付け教室では使ったけど、自分で着る時にはあまり使わないという方も多いのではないでしょうか。 昔は畳の上で生活していたので、畳のささくれや細かなゴミなどが着物につかないよう衣装敷を使ったものです。絨毯やフローリングでも、同じことですね。 衣装敷には三角のポケットがついているものが多いですが、このポケットがついている方がオモテ面になります。着付けの勉強をしているときに、このポケットに余分な糸くずなどが出たときに中に隠して集めておくよう教わりました。 ポケットがついていないものでも、汚れ防止が主目的ですから表と裏を区別できるように模様などがつけられています。きれいな面が常に表になるように、ということですね。 また出先で着替える必要があるときなどは、どんな場所かもわかりませんから、これが1枚あると安心です。 私は自分で着物を普段に着るときには滅多に使いませんが、訪問着などちょっとよそ行きのものを着るときには使います。 汚れがつかないという実用面が一番の仕様理由ですが、なんとなく「正式感」があるからです。よそ行きの着物を着るということは、身なりをきちんと整えるということ。衣装敷を使って、普段よりちょっと丁寧に着付けをすることで、「今日はちゃんとしました」という気持ちになれます。 またその衣装敷を敷いているスペースの中に、準備をして着付けを完結させるのも、始末がよく美しい所作ですよね。ゴミや汚れ、普段の雑さから離れて、ちょっとオーバーかもしれませんが、清浄な空間を作る結界のようなものかもしれません。 これは本当に自己満足や自己暗示でもありますが、実はこういう「手順をきちんと踏みました」というようなことは、着付けにおいては大事な部分だと思います。 着物や帯だけでなく、着付けに使う道具にもいろいろな意味や想いが込められていると私は感じています。面倒なことは全部やらなくていい、気にしなくていい、ただ着ればいいというのであれば、着物に対してこんなに思い入れもなかったのではと思います。 もちろんこだわりすぎて「こうでなくてはならない!」と決めつけたり押し付けたりというのはまた違いますが、着物にまつわるエトセトラな知識をインプットして、私は今日こうしたいから、これを選んで身につけていますというアウトプットをしたいなといつも心がけています。 私の場合、衣装敷を敷くときは「今日はよそ行きの着物を、きちんと着るぞ!」という気合いの現れみたいなものでもあります。また、猫を飼っているので、着物をたたんだり広げたりするときにも使います。風呂敷なんかを代用もできますが、やはりパリッとした衣装敷を敷くと気持ちがいいし、盛り上がります。 この衣装敷、紙製のものが多いので使っていると結構破れたり汚れたりしてしまいます。高級和紙製はちょっといいお値段ですが、消耗品なので基本お手頃なお値段ですし、不織布やビニール製のものあります。私はセールの時期などにストック買いをしておいて、ちょっとくたびれてきたなと感じたら取り替えるようにしています。着付け教室用のがそろそろ替え時かな(^^;) そういえば衣装敷もってないな、とかくたびれているかも?と思われたら、セールのときが狙い目です(^^)新しいものはやっぱり気持ちがいいですよ。

胸のシワも解消★着物を着たら背筋を伸ばして!の巻

星わにこ
2021/08/25 00:00
あ、鼻がむずむずする(><)と思ったら、秋だなと思うブタクサアレルギーのわにこです。とはいえまだまだ着物を着ると暑いですね。 さてさて今回は「姿勢」の話です。先日着物ででかけたときに、鏡に映った自分に衝撃を受けたんです。背中を丸めていてすっごくおばあちゃんぽい!! しかも肩から胸にかけて大きなシワが‥‥。 あわてて背筋をのばして、袖口をひっぱって胸のシワを取りましたが、いやいや、気を抜くとこんな姿になっているのかとショックでした。着付けのときは姿勢にも気をつけているのでそこまででもないですが、無防備に歩いていたりするとかなりしょぼしょぼ。。。 家の中にいると、あまり動かないしスマホやパソコンを見ている時間が長くなるので気づいたら猫背の巻き肩ポーズになりがち。それでなくても年齢を重ねてくると背中が丸くなってきています。 鏡を見ながら再確認してみると、背筋を伸ばしているつもりでも歳をとってくるとそこまで背筋を伸ばしているように見えないことがわかりました。肩甲骨をぐーっと寄せて、「そんな!?」と思うくらい胸をはってやっと「背筋が伸びてるな」というかんじです。 胸のシワはよく「補整を入れて」と言われますが、姿勢の要因も大きいと思います。 補整も大事なのですが、ちょっと姿勢を見直してみるといろんなシワや着崩れが解消されます。お腹のぽっこりも、ちょっとお腹をひっこめる意識をすると変わりますよね。補整をしているけどいまいちという方は、姿勢を意識してみてください。 なんでもひとつだけで解決するということはあまりなく、小さなことの積み重ねでトータルで素敵に見えたりキレイに見えたりするんだと思います。 もちろん年齢なりの素敵さもありますが、やっぱり着物を着ておでかけしたときは少しでもキレイ見えしたいですよね~。 最近、高口里純先生の『グランマの憂鬱』という漫画を読んだんですが、めっちゃ素敵な着物グランマ(おばあちゃん)が登場します。若い方はもちろん年齢を重ねても背筋を伸ばして。姿勢を正して生きていこう!なーんて思っている今日このごろでした。

目の錯覚を利用して!お腹すっきりに見えるおはしょりラインの巻

星わにこ
2021/08/18 00:00
気がつくと暦の上ではもう秋。夏も終わってしまいますね去年からコロナ禍でなかなか着物を着る機会も減ってしまっていますけれども、去年も着そびれた夏着物だらけで心残り。なにもないけど絽の着物を着てみました。それだけでもちょっとテンション上がりますね。 夏は麻や綿麻など、普段ふんわりしたものを着ることが多いのであまり気にしていなかったんですが、絽のぴったり感、体型がもろに出るのでたるんだ気持ちに喝が入りました(涙)。 中でもお腹のこのぽっこり感が。。。痩せろという話はさておきですね、そんなぽっこり感を少しでも解消する技をご紹介します。 まずはちゃんと裾除けを効果的につける。 関連記事:おはしょりぽっこりお腹は裾除けで持ち上げろ!の巻 私はたかはしきもの工房の「ガードル裾除け」を細見えしたいときにはつけています。これマジで痩せ見えしますのでおすすめです(当社比ですが)。 なんですが~~!!ですね。夏は涼しさ優先で裾除けではなくステテコにしちゃう、ちょっと(いえかなり)お腹が気になります。寒いときでも、やっぱり楽がいいなあ、となるとスリップ型の肌着でゆるりと着ますし、このあたりは、どっちをとるかで毎度せめぎあいですね。繰り返しますが、痩せろという話はまた別で(笑)。 で、今日ご紹介するのはおはしょりの線を「まんなかちょい下げ」の緩やかな弓なりのラインにするという目の錯覚を利用した技です。 おはしょりの量も実は大きなポイントで、たっぷり出ているとお腹ぽっこりに見えるので、すっきり整っていることも重要。おはしょりの整え方はいろいろありますが、私はあとから着崩れを直せるように、帯を締めてから帯の中にしまって長さを整える派です。ここはそれぞれ自分のやり方でおはしょりを整えてください。まっすぐなラインになっていることが望ましいです。 そのおはしょりの真ん中を持って少し下に引き下げて、緩やかなまんなか下げラインにするだけ。ほんのちょっとです。お皿の底のようなかんじ。帯のラインからこのラインを意識するとかなりすっきり見えますよ! 「そんだけ!?」と言われるかもしれませんし、確かにこれだけでは解決にならないこともあります(笑)。でも着付けって、自分の理想の形になるための積み重ねだといつも思うのですよね。洋服でも同じだけど、「こういう風になりたい」という理想型にちょっとでも近づけていくために、アイテムを選んだり、着方に気をつけたり。上手く行ったときには、嬉しいものです。私も日々修行中です。 よく夢みがちな、お悩みがワンアイテムで全部解決!みたいなことには正直ならないわけです。すべては積み重ね。そのために、いろんな小技をインプットしておいて、たとえばダブルで使えば効果アップ!みたいな楽しみ方もある。あ、今日はこれ忘れた、とかもあるし、着付は頭の体操ですね。例えば痩せたとしても、着付や姿勢が悪ければNGですし。(痩せない言い訳を探しているわけではないです‥‥へへ) 面倒なんだけど、楽しい。忘れないように着物、時々取り出して着てみてくださいね!

東京オリンピック着物の話題ベスト3!金メダルは伊調馨!?の巻

星わにこ
2021/08/11 00:00
1年遅れの2020東京オリンピックが終わりましたね。オリンピックに関してはいろんな思いがあると思いますし、プレゼンターの衣装や開会式の様子含め着物マニア的にはあまり盛り上がる部分もなかったのですが、最後にきて着物好きが盛り上がる話題が出ましたね! まずはレスリング女子の表彰式でプレゼンターをつとめた、五輪4連覇の伊調馨さんの振袖姿。これがまた華やかな色柄ではなく、なんと色無地で5つ紋という第一礼装。色は勿忘草色か浅縹か、明るく美しい水色で、控えめですが立場に相応しい姿。映像で見ただけなのではっきりとはわかりませんが、季節にあわせ単衣仕立てのようです。 そこに金の伊達襟をさして、華やかに。帯揚げは桜色の絽、帯締めは夏のレース組。帯は、国民栄誉賞のときに贈られた西陣織・龍村美術織物の袋帯「光吉装華文」でしたね。長身に立て矢結びの斜めのラインがとても映えていました。 そして紋が銀杏=伊調だったのにお気づきでしょうか。二つ違い銀杏は伊調家の家紋でしょうか。銀杏が違い違いに配置されている意匠はレスリングを彷彿とさせますね。直径1・9cmというほんの小さな紋の中に想いや意味がぎゅっと込められているようです。この色無地振袖、今は単衣の振袖ですがこの先仕立て直してお袖を短くして袷の訪問着にもできますし、いろいろな意味であー着物って一生を通じて着られるよいものだなあと思いました。 式典には着物で出席されることが多い伊調馨さん、ご自分が主役のときの華やかな振袖姿との使い分け、さすがのTPOで素晴らしいお姿を見せていただきました。開催事情も季節も違う60年前とは比べるべくもなく、諦めつつも心のどこかで振袖姿のトレイベアラーを夢見ていた人々の溜飲を下げてくれたような気がします。 そして、閉会式のタカラジェンヌ20名! あでやかな着物に緑の袴、宝塚音楽学校の正装での国歌斉唱。佇まいの美しさにこちらの背筋も伸びました。今公演真っ最中の雪組・月組以外の、各組トップさんと生徒さんがずらり。卒業式などでの式典は黒の5つ紋付に緑の袴姿ですが、それ以外はこのように思い思いの晴れ着に袴をあわせるのだそう。着物の衿は詰めて、帯は黒、袴は緑では少し短めの丈に着付けるのが宝塚流です。 この姿は5月の「すみれ募金」という行事でも見ることができます。袖丈が普通の1尺3寸よりも若干長いように感じられ、またその長さが揃っています。入学時に採寸して制服と着物を作るそうですから、その時の指定があるのではないでしょうか。ほんの少し長い袖に若さ、華やかさと気品が感じられてうっとりです。長身も多くスタイルのよいタカラジェンヌにバランスのよい袖丈なのでしょうね。 宙組の真風涼帆さんは紺地に秋草、星組の礼真琴さんは水色地に乱菊、花組の柚香光さんは白地に牡丹?金の箔が華やかな訪問着。皆様本当にお似合いで華やかで、中継映像を見ながら「頼む!一人一人アップで映してええええ!!」と悶えておりました。 そして、小池百合子都知事。リオデジャネイロ五輪の閉会式に雨をも気にせずどどーんと色留袖で登場した勇姿は忘れられないところですが、今回はきっと真夏のオリンピックにあわせて誂えたのであろう、白藍でしょうか瓶覗でしょうか。美しい淡い水色の絽の色留袖で登場でしたね。 文様は扇。扇は末広ともいい開運という意味や、邪悪を払うという意味もあります。すそ模様は扇面にそれぞれ宝尽くしやメダルを連想させるような丸紋などおめでたい古典柄尽くし。帯も桝屋高尾の鏡裏文様の『手織ねん金綴錦』とのことで、ゴージャス。留袖用の白い帯揚げ、金糸の入った帯締めをあわせて末広もさし、礼装として文句のつけどころがありません。 都民としては一言では言い表せない感情もありますが、着物好きとしてはこの姿でオリンピック旗のリレーをしてくれてありがとうという気持ちです。 実は閉会式も忘れていて、テレビもつけずにごろごろしていたのですが、着物友達からの「緑の袴!!色留袖!!」というメッセージで飛び起きて、テレビをつけた次第です(現金だなあ)。見られてよかった。最初見逃した国歌斉唱もすぐにネットで見られて、ほんといい時代ですね。 番外ですが、オリンピックと着物の話題としては、世界の国々をモチーフに振袖を製作したイマジンワールドの「KIMONOプロジェクト」が、まったく日の目を見ることなく終わってしまったのも残念なところ。職人さんたちの技術の結晶である作品がどこかで生かされるといいなあと願っております。 個人的には、存在は知っていてもなかなか実際に見ることがない(しかも単衣!)色無地の5つ紋付振袖で、オリンピックでの伝統的な着物姿の先陣を切ってくれた伊調馨さんに金メダルをさしあげたいです。本当に素敵でした。 「多様性と調和」というテーマということですし、何に関してもみんな違ってみんないいと思うのですが、やっぱり私はトラディショナルな着物が好きで、それも多様性のひとつにいれといてほしいですし、民族衣装にこめられた意味の素晴らしさが継承されていく世の中だとよいなと思ったオリンピック雑感でした。

夏の着付は衿元を抜いて浮かせると涼しいデスの巻

星わにこ
2021/08/04 00:00
暑中お見舞い申し上げます。もう何をしても暑い! 着物なんか着てられるかよう!と言いたくなりますが、やっぱり着たいんですよね。これなんの病気でしょうか。自分でも物好きとしかいいようがないなと思いますが、いいの!着たいから! それと、着物(特に浴衣)は、着てしまえば意外と大丈夫なもの。着るときは冷房が効いた部屋で着付けないと、着るまでに嫌になってしまうのでそこだけ注意。そこをクリアすればまああとは移動で暑くなったりしても適宜冷房もきいていますし、洋服と同じ感覚でいけます。 冬によく「三首(首、手首、足首)を温めろ」といいますが、夏は逆にここを涼しくしてあげればいいわけです。手首、足首はそもそも着物は解放されている部分なので無問題。あとは首ですね。 ここは、着付を変えます。少し衣紋をいつもより抜きぎみにし、耳の下の部分の衿を寄せて着ないで、5ミリでもいいので離します。浮かせる、というほうがぴったりくるでしょうか。 衣紋も抜きすぎるとセクシーが過ぎてしまうことがありますし、耳下の衿も浮かせすぎるとだらしなく見えてしまうことも。このあたりは自分のキャラクターや好みとの相談になりますが、いつもより気持ちだけでもいいので、抜いて浮かせて。 そうすると、首元を風が抜けるのです。冬はタートルネックなど衿が詰まっているものを着ると暖かい。その逆です。ほんのちょっとのことですが、体感温度が変わります。逆に冷房が効きすぎている室内に長時間いると、首もとが寒すぎると感じることも。そんなときは手を首にあてて温めたりします。 よく時代劇や昔の映画で「ああ~暑い!」と着物や浴衣の衿元を浮かせてぱたぱたとうちわを扇いで中に風を送っているシーンがありますが、あれです。人前ではなんですが、あれ、ほんとに涼しくなります。洋服と同じです(笑)。保冷剤をあててもgood。首の太い血管、頸動脈にあてると効果的です。 あとは、夏の着付は私はいつもより気持ちゆるりとします。これも好みですが、そもそも袷と同じテンションで着ると夏物は薄いので肌着などのラインも目立ちますし、縫い目にも負担がかかりそうだと思うからです。いつも同じ着方ではなく、季節によって、コンディションによって、素材によって、など、自分の快適な方向を探っていくのも大事なこと。 着付を工夫したら、夏のおでかけ必須アイテム、日傘、扇子、水分、保冷剤を忘れずに。上手に活用して、夏をのりきりましょう! 関連記事:オススメは帯下保冷剤!夏着物もW保冷剤で快適にの巻 形も手順もたいして変えられるわけではないけれど、着付って、自分の体と相談することでもあるなと思います。体調がいい、悪い。暑い、寒い。太った、痩せた。ちょっとした変化で今日はいけたなという日もあれば、いまいちだなあと思う日も。 着付も気温にあわせて、見直してみませんか。

浴衣の衿をクリアファイルでキレイなラインに!の巻

星わにこ
2021/07/28 00:00
東京オリンピックもはじまりましたね。しかし、夏祭りも中止のお知らせが続々‥‥。残念ですがもう少しの我慢でしょうか。 せめて浴衣でも着て、夏気分を味わいたいところ。浴衣はワンマイルウエアでもあり、ゆったりくつろいで着るのもよいのですが、ちょっとおでかけに着るときには、衣紋がキレイに抜けていると素敵です。また、涼しさもアップします! 以前も裏技で衿芯を入れるとキレイなラインになる!というおはなしを書きました。こちらもよかったら参考にしてください。 関連記事:浴衣のうなじ、衿芯インでキレイ見せ☆の巻 おすすめはちょっとやわらかめのメッシュor薄めの衿芯ですが、急に着ることになった! 衿芯は持ってない、どうしよう?という場合の裏技をご紹介します。 それはずばりクリアファイルで自作!です。 用意するものはA4のクリアファイル(ちょっと固めがよい)とセロテープとはさみ、以上です。 クリアファイルを4~4.5センチ幅に縦に切ります。これを2つ作ったら、接合部分を切り取り、4つの長方形にします。それを1センチくらい重ねてセロテープでしっかりと止めて行きます。これで長さが1メートル弱の衿芯もどきができます。だいたい80センチくらいの長さがあれば大丈夫です。 片方を差し込みやすくU字型に切ってととのえ、浴衣のかけ衿の裏側に通します。かけ衿はそもそも衿芯を通すためのものではないので、縫い目をすこし解いて差し込みます。 反対側の縫いどまりまで通したら、余った分のクリアファイルを切り取れば、はりのある美しい衿が完成です。こうすると衿がくしゃっとなりません。 もちろん、衿が自然にふにゃっとしているのも風情があるものですが、やっぱりしゃっきりしているとうなじがすっきり見えて美人度アップです。 このクリアファイルの即席衿芯、普通の着物のときにも襦袢に使えます。あー!衿芯が手元にない!というときに使える裏技ですので覚えておいてください。厚紙で代用したりもしますが、クリアファイルはマジ便利です。1枚で心もとなければ2枚重ねても。長さも自由自在です! でもあくまで即席ですし衿芯自体そんなに高価なものでもないので、時間のあるときは普通の衿芯を用意されるが吉ですが、クリアファイル自作えり芯、なかなか使えますよ。もしもの時の裏技に、ぜひ!

真夏に必須!麻のステテコがめちゃめちゃ涼しいの巻

星わにこ
2021/07/21 00:00
梅雨も明けていよいよ夏本番ですね! 逃げ場がなく暑いわけですが、暑ければ暑いで覚悟が決まるというか、「よしやったるで!」と着物を着る季節になりました(私だけですか?) もうこの時期はなにを着ても暑いわけなので、着物も着てしまえばさほどでもないわけですが、実は着る時に一番暑いんですよね。だからエアコンをガンガンに効かせた部屋で汗をかかずに着付けてしまえば、あとは気合いでいけます。 保冷剤を持ったり、暑さ対策はいろいろありますが、夏はとにかく汗をかくのが一番の大問題。いろいろな考え方があって、着るものを極力減らして涼しくしようと思う派と、下に汗とりの肌着をしっかり着て、肌着に汗を吸わせる派があるかと思います。 私は肌着に汗を吸わせる派です。肌着で汗をとめれば、自分も快適だし着物にも汗が移らず、安心です。洗える着物の場合でも、帯は洗えないものが多いですから、帯を守るためにも補整などに汗を吸わせるという考え方で、肌着はしっかり着ます。 特に! ゆかたなどを着る場合には足の間の汗をとってくれて、足のラインがすけすけになるのも防いでくれるステテコ! を、声を大にしておすすめしたいです。オジサンの肌着、というイメージから脱却し、レディースも増えてすっかり市民権を得たステテコ。愛用者の方も多いでしょう。私も1年中着物のインナーでステテコを履いています。そんなわたくし、昨年麻のステテコデビューをしました。 それまではずっと綿揚柳だったのですが、麻の涼しさにびっくり!! 私が購入したのはたかはしきもの工房の「麻テコ」。ローライズなので帯にももぐらず、さらに、おパンツなしで1枚ではくこともできます。最初は、ショーツなしってどうなの?と思っていたのですが、やってみたら快適すぎて夏はやめられなくなってしまいました。この快適さ、ぜひ一度体験してみていただきたいです。 あまりの快適さに、洋服のときもワイドパンツやロングスカートの下履きとして履いてみたらもうこれがやめられなーい! はいたほうが、はかないより涼しい!! いつか、オジサマが「夏はステテコ!ジーンズの下にもステテコですよ!」と言っていて、えー、2枚になったほうが絶対暑いじゃん、と思っていたのですがそれは間違いだと知りました。 麻は天然素材の中で最も涼しいといわれ、接触冷感もあり、吸水性、通気性、発散性に優れた夏に最強の素材ともいえます。じゅばんや着物で愛用されている方も多いと思いますが、ステテコ、ほんとによかったです。ちなみに冬にはいてみたら、ちょっと寒かった(笑)。それくらい、涼しい素材なのです。 コシが強く肌にはりつかないのが涼しさの一因なのですが、その繊維のコシの強さがお肌の弱い方には向かないこともあります。なので、麻を素肌に着るときにはご自分の肌との相性も大切です。 麻だけでなく綿揚柳もシボがありますのでお肌の弱い方にはNGな場合も。お肌にやさしいものは、なめらかなシルク素材のもの、ベンベルク、エアリズムなどがあります。これも合繊はあわない、などいろいろとお肌にあうあわないで選んでくださいね。 あとは、丈も大事なポイントです。私はすそよけがわりにも着るので長めが好みですが、短い方が涼しいです。これもご自分の好みで。 清少納言が生きていたら、夏はステテコ。というのではないかというくらい(言わない)、夏の着物のインナーの必須アイテムステテコ。愛用者の皆様も、ぜひ一度素材や形の見直しをされてみてはいかがでしょうか。