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いち利モール 着物の着こなし・コーデコラム

2021/03/31

これで安心!着物の収納方法

テキスト : (株)NATURE代表取締役 キムラサオリ
商品・イラスト : いち利モール

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目次

今年は全国的に桜の開花が早く、平年と比較しても記録的な早さでした。
このコラムを読んでいただく頃には桜も散ってしまっているでしょうか。
気温の上昇とともに気持ちも明るくなり、この春何かを始めよう!と思っている方も多いはず!
寒い時期はつい億劫に感じてしまうことも、暖かさに誘われて、やる気が起きるもの。
そんな今の時期におすすめなのが着物の収納です。

お子様の卒業・入学式などで着物を着た方やお正月に着物を着た方、
逆に着物がしまいっぱなしの方もいるのではないでしょうか?
今回は「着物の収納」にフォーカスして初心者さんでもわかりやすくお届けしていきます!

着物収納でよくある悩み

着物の収納は洋服と比べると敷居が高く「何か難しそう…」と思う方が多いようです。
ではなぜそう感じてしまうのでしょうか?
着物の収納の悩みで多いのは

  • ・収納する手順がわからない
  • ・収納場所がわからない
  • ・どんな風に収納したら良いかわからない

などが挙げられます。
そこで、手順を追って着物収納をご紹介していきますね。

まずは収納の手順を紹介

  1. 着物を着用後は虫干しをする。
    また少なくても年に一度は、しまってある着物を出して虫干しすることをおすすめします。
    これは湿気を取り除くことが目的です。
    *虫干しの説明は下記に紹介しています!

  2. 着物はたとう紙(着物を保存する際に包む和紙)に包んで収納しましょう。
    和紙は通気性に優れていて除湿効果も高いのでカビ発生の予防になります。

  3. 着物は平置きにして重ねすぎないことがポイントです。
    重ねすぎは折りジワの原因になります。

  4. 防虫剤・防湿剤を活用しましょう。

この流れで着物を収納していきましょう。
初心者のあなたもこれでバッチリです!

着物を収納する前に虫干しを

着物の保管で気を付けたいのは、湿気です。
ご存知の通り、日本の気候は高温多湿。湿気が原因で着物にカビやシミが付着してしまう可能性があります。
そのためカビやシミを防ぐ意味でも、着物に風を通すことが必要です。
収納する前にまずは湿気を取り除きましょう。
この一手間がとっても重要!
さらに付け加えるならば長い間、箪笥の中に着物や帯をしまったままの状態も好ましくありません。
定期的に虫干しすることをおすすめします。

では虫干しに適した季節はあるのでしょうか?
これはお住まいの地域によっても異なります。
東京の場合は11月から5月が平均的に湿度が低め(60%前後:2018年気象庁データより)です。
湿気の少ない時期つまり空気が乾燥している時期を狙って虫干しすることをおすすめします。

虫干しのポイントは

  1. 1、日光にあてない
    → 絹の素材は紫外線で黄変してしまうため(人間の肌と一緒ですね)

  2. 2、西日に注意する
    → 直射日光は気をつけるが、西日は意外と盲点である

  3. 3、風通しをよくする
    → 窓を開けて風の通り道を作る、もしくは扇風機で風を送る

  4. 4、適した時間帯は午前10時から午後3時頃
    → 早朝や夕方は空気中の湿気が多いため

  5. 5、時間は1時間から2時間程度で大丈夫
    → あまり長い時間、虫干しをしていると埃が付着したり、日焼けしたりしてしまう可能性があるため

  6. 6、前日に雨が降った翌日は避けましょう
    → 空気中に湿気を多く含んでいるため

着物はどんな場所で収納したら良いの?

桐箱や桐の箪笥がおすすめです。理由は「桐」という木材が湿気に強く、抗菌作用があり軽いという特徴があります。
湿気を嫌う着物を守るにはふさわしい木材です。
かつての日本では女の子が生まれると桐の木を植えて結婚の際にその桐を伐採し、箪笥を作って嫁入り道具にする風習もあったそうです。
まさに日本の文化に根付いていますね。
和装文化と桐の箪笥は切り離すことができない関係だということがわかります。

たとう紙に包んで収納しましょう

たとう紙、聞き慣れない単語かと思います。
畳紙(たとうし)の歴史は古くて610年頃には大陸から製紙製法がもたらされたようです。
平安時代の貴族たちが大切な道具や服を紙に包んで相手に渡したり、保管などに使ったりしたことでさらに技術が発展したとも言われています。
それが脈々と受け継がれて今に至ります。

たとう紙の素材は様々ですが、上質な和紙は着物の水分を吸収し、湿気の予防になります。
着物を収納際は、これに包んで保管することをおすすめします。

重ねすぎない

洋服も同じことが言えますが、重ねすぎる収納はNGです。着物は平置きにして、重ねすぎない。
また絹以外の浴衣や肌襦袢、帯枕などは別の場所に収納することをおすすめします。
それをすることにより、空間ができて着物の折シワを防ぐこともできます。

防虫剤・防湿剤について

着物を収納する際には、合わせて防虫剤・防湿剤を使うことをおすすめします。
また直接着物や帯に触れないように箪笥の四隅に入れましょう。
これらは効果の持続期間があるので、それを確認することも忘れずに。
いずれにしても年に1度は箪笥を開けて着物や帯の状態を確認することをおすすめします。
絹の素材はデリケートです。
折角の着物・帯がカビや虫食いになってしまっては悔やまれますね。
着る機会がなくても、虫干しは行い、カビ・虫食い・シミの点検日を設けましょう。

さいごに

着物初心者の方へ着物の“収納”についてお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
昔の人は年間を通して虫干し・土用干し・寒干しを行い大切な着物を湿気から守る工夫をしてきました。
またこれをすることにより、着物に対してより愛着が湧き、母から子供へと代々受け継がれるスタイルも確立されたように思います。
現代の私たちの生活に置き換えて考えてみると、気軽に洋服が手に入り、
流行に合わなくなってしまったからといって洋服を処分することが当たり前になっています。
日本人が昔から大切にしてきた着物との付き合い方、これを振り返り私たちは洋服との付き合い方を見直す時代になってきていると思います。
私たちも先人たちの文化を継承していきたいものですね!
日々のファッションがより楽しめる日が来ることを願ってこれからも初心者の方に向けてお届けして参ります。
次回をお楽しみに、またお会いしましょう。

テキスト :(株)NATURE代表取締役 キムラサオリ
商品・イラスト : いち利モール

プロフィール

キムラサオリ

株式会社NATURE 代表取締役CEO キムラサオリ 一般顧客様30000人のスタイリング実績とお客様の声からサービス構築し事業をスタート。
長年自分の外見コンプレックスと自信が持てず好きになれなかったがファッションをきっかけに『ワタシらしく』いることの大切さを発見。 ファッションで人生が変わり、ファッションの本来の効果とファッションが与える影響を多くの方に届ける活動をしている。 夢はサスティナブルファッションの普及。
TBSあさチャン放送、ユニクロとコラボイベント開催、講演会、研修講師など幅広く活躍

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